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2021-07-12 07:40

#150 3世代受け継がれたおにぎりが家父長制の呪いを解くのかとしれない

性別による役割を知らずのうちにぼくらは固定してさせてしまっている。そんな呪いを解くことができるのは、日常の中のささいな出来事の連続なのかもしれない。少なくとも、ぼくは今日その光景に立ち会うことができた。質問箱➡︎ https://peing.net/5a2fc6bdc1d35b 夫婦関係カウンセリング➡︎ https://note.com/atsuatsu/circle
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アツの夫婦関係学ラジオです。このラジオでは、妻との関係の悩みを男性向けに夫婦関係改善のヒントになる発信をしています。
今日お話したいことは、皆さんは息子、自分の息子に家事や育児、何だかのそういったことを教える機会があったことってありますか?
僕はつい今日あったんですね。それは、僕が自分の母から受け継いだおにぎりの握り方っていうのがありまして、それも今日息子に教える機会があったんですね。
今日ちょっとそこから思ったことについてお話をしたいなと思います。よろしくお願いします。
僕の母はですね、多分30年くらい前なんですけど、僕がまだ小学生の時に、おにぎりをね、こうすっごい器用に三角形に結ぶんですよ。
おにぎりの握る時って、右手でキュッキュッキュッと押しながら平べったくして、左手で三角形の頂点を形作ってキュッキュッと押さえるんですね。
それをクルクル、他の面も同じようにやりながらクルクル回しながら作っていくんですけど、僕の母はすごい器用に作ってたんですよ、おにぎりを。
で、なんでこんな綺麗にできんだろう?僕が作ったらまんまるとかね、デコボコになっちゃうのになんでこんなにできんだろう?教えてって言って教えてもらったんですよ。
で、多分それ30年前なんですけど、だけど僕その母がおにぎりの握り方を教えてくれた時のその瞬間を今でも覚えてるんですね。
僕まだ背が低かったので、僕の左上の方に母の顔があって、僕は多分何かの台に乗っていて、母が僕に手を下ろしておにぎりを渡してくれて、こうやってやるんだよって言って見せてくれながら教えてくれたんですね。
で、その日から僕、おにぎり作るのが大好きになって、機会があるたびに僕が握ってたんですよ。
そしたらね、どんどんどんどん上手になっていって、どんどん母が褒めてくれるんですよね。
その褒めてくれるのが嬉しくて、僕は何度も何度もおにぎりを作ったんです。
その後、大きくなって結婚して、妻におにぎりを作る機会があったんですけど、僕がすごく綺麗に作るので驚いてたんですよね。
なんでそんなによくできるんだってことを。
思い出したのは、30年前に母がおにぎりの握り方を教えてくれた日のことを思い出したんですよ。
その時の光景は未だによく覚えてて。
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今日の朝ごはんは、おにぎりを作ったんですけど、いつものようにボウルにお米を入れて、
今日は鰹節と醤油とごまを入れて混ぜたものを作ったんですけど、
長男がね、やりたいって言って来たんですよ。
一緒にじゃあやろうかと言ったんですけど、長男が自分でやりたいというので、
僕は皿のナップを出して、長男にご飯を乗せて握ったんですけど、
上手くいかないわけですね。小学校1年生なんで。
丸い凸凹したものが出来上がって、上手くいかないと。
なんでそんなに三角形パパができるんだみたいな話になって、
その時教えてあげたんですね。
右手でおにぎりを持って、右にぎってやって平べったくして、
左手で三角形の頂点を作るんだと。
それを抑え込みすぎないようにくるくる回しながら、
他の面も同じように作っていくんだということを教えてあげて、
そしたら綺麗にできたんですよ、長男。
すごく嬉しそうにしてて。
多分今日のことは、僕にとっては30年前と全く同じ光景だったんですよね。
僕の父からそういった料理の作り方とかを教えてもらったことはなくて、
母からいろいろ教わったんですけど、
多分今日僕が長男におにぎりの作り方を教えてあげたいとか、
あと長男はスクランブルエッグも作れるんですけどね、
それも長男がどうしてもやりたいというのを教えてあげたんですけど、
多分こういった何気ない日常の中の一つ一つに対して、
僕の親の世代は男はやらなかったようなこと、
それを僕が長男に、もしくは次男や三男もいるんですけど、
男の子や子供たちに受け継いでいくことによって、
それが次の世代へと脈々と受け継がれていくんだろうなと思ったんですよね。
僕の母が教えてくれたおにぎりの作り方というのは、
今日まさに僕の長男に受け継がれたんですよね。
きっと彼がまた次の世代へと受け継いでいってくれるんだろうなと思うんです。
こういった日常の中の本当に小さい出来事の積み重ねが、
家父長生の呪い、男性が家庭の中で一番偉いんだという家父長生というのが明治時代に作られたんですけど、
この家父長生の呪いを解いてくれるのは、
日常の中のこうしたちょっとした出来事の連続なんだろうなと思うんですよね。
なので、そういったちょっとした出来事、
子供がやりたいとかっていう時があって、
僕も忙しかったりとか疲れていたら、
もうパパがやるからいいとか言っちゃうんですけど、
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そうではなくて、子供がやりたいといった時に、
それをどんどんと受け継がせていくことが大事なんだろうなと。
その積み重ねが、次の世代、また次の世代の常識を変えていくことになるんだなって、
今日思ったんですよね。
ということで、今日はちょっと簡単なお話なんですけど、
僕が30年前に母から教わったおにぎりの握り方というのを、
今日は6歳の長男に無事に受け継ぐことができまして、
こういった日常の中の些細な出来事の積み重ねが、
過不調性の呪いというのを解いていって、
次の世代の、今の世界の常識というのをどんどん変えていくことになっていくんだろうなという
気づきがあったという教諭でした。
夫婦関係というか、親子関係とか、夫婦関係とか、
そういったところでお悩みの方の参考になれば幸いです。
質問箱の方で男女問わずご相談受け付けておりますので、ぜひそちらご利用ください。
妻との関係のない男性向けに、
夫婦関係オンラインカウンセリング松明という名前で、
妻との関係のない男性向けに、夫婦関係改善のためのアドバイスをさせていただいています。
ぜひこちらもご利用ください。
今回も最後までありがとうございました。
また明日お会いしましょう。さようなら。
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