学校の新しい取り組み
みなさんこんにちは、ちょっと変わった造形教室あそびやさんをやってます。ばばさくらです。
これで今日で5回目の配信になるんですけども、やっとやっとこのスタンドFMの使い方に慣れてきたなーって感じです。
最初実はこれをYouTubeでやろうかなーって思って撮り始めたんですけども、
YouTubeって画面の中に自分も映らなきゃいけないので、
どこでもいいって訳にもいかないし、寝癖も直さなきゃいけないし、結構大変だなーって思ってなかなか進まなかったんですよね。
だけどこのスタンドFMは音声だけなので、隙間時間でどこでもできて、それこそキッチンでも外でもどこでも配信できるのでいいなーって思います。
ということで、今日も本題に入りたいと思うんですけども、今日は学校に新しい風を吹き込む先生っていうタイトルでお話ししたいと思います。
前回4回目の配信の時に、世の中ってものすごい勢いで進化していて、人々の価値観なんかもどんどん変化しているのに、
久々に学校の中で過ごしてみたら、自分の子供時代と全然変わってなかった。昔のままなんだなーって思ったっていうお話をしました。
でもそれって学校全体を通した、その学校全体の根底にある価値観みたいなものであって、
そういう中でも子供たちの環境を良くしていこうっていう思いで、新しいチャレンジをされる先生っていうのが、どの学校にも必ずいらっしゃるなーって思います。
その新しい動きは、先生個人のものであったり、学年としての動きであったり、学校全体としての動きのこともいろいろあると思うんですけれども、
例えば算数とか数学の授業の時に、従来だったら先生が黒板の前に立って一斉授業をするっていうことが多いと思うんですけれども、
その時にものすごく理解の早い子にとっては退屈だったり、ものすごく理解の遅い子にとっては難しいっていう子供たちの負担があって、
それを解決するために先生が教える時間もあるけれども、子供たち同士で話し合う時間もたくさん設ける。
そうすると子供たちって、そうじゃなくても先生の話を聞きながら細かい疑問がものすごい溢れ出すんですよね。
それを一斉授業だと聞けずに行っちゃうところが、子供たち同士で話し合うことでいろんなことが解決していく。
それはそういうことなんだ、そういう意味ねみたいな感じで、たくさんのことが解決されていくっていうやり方だったりとか、
中学校であれば中間期末っていう定期テストがありますけれども、従来であれば前期、後期、それぞれ中間と期末があって、年4回の試験で評価していくっていうことだと思うんですけれども、
それだと1回のテストに5強化、9強化、一気に振り返らなきゃいけなくて子供たちが諦めちゃったりするっていうところを改善する、子供の負担を減らすために、
もう少し細かく単元ごとに、強化ごとに振り返りをしていく単元テストっていう形にすることで、
子供たちが習ったことを覚えているうちに振り返る機会を作っていく、そのことで実際定着していく、習ったこと、学力が定着していくっていう形を取ってくださったりとか、
あとは着るもの、何月何日からブレジャー着用とか、何月何日からは半袖とかそういうことではなくて、今はもう季節問わず暑い日があったり寒い日があったり色々な日があるので、
その季節に合わせたものを着てきていいよっていう、その日の気温に合わせたものを着てきていいよっていう対応をしてくださったり、その制服を基本に指定じゃないものも取り入れていいよっていうことをしてくださったり、いろんなことがあります。
だけど、こういう新しいことが始まるとき、保護者ってあまり喜ばないんですよね。
それは何でかっていうと、自分の小学校中学校時代のルールと違ったりとか、見たことがない、経験してないやり方だったり、見たことないやり方が目の前で始まると急に不安になっちゃうんだと思うんですよね。
だから、何が始まるんだろうとか、先生たち何をしようとしているんだろうっていう興味よりも、それ見たことないけど大丈夫なのっていう不安の方が前に来ちゃうのかなって思います。
なので、例えば制服のことが自由になったときに、何着せていいか悩むからやめてほしいなとか、週刊期末テストが単元テストに切り替わるときに、じゃあ年に何回子供が勉強するか見張ってなきゃいけないのとか、そんな声が聞こえてきたりするんですよね。
それとか、さっきお話しした算数や数学の授業のやり方なんかは、授業参観なんかでパッと教室見たときに、ちょうどその話し合っている時間だったりすると、みんな子供たちは自由に席を離れて出歩いて、いろんなことをめちゃくちゃお話をしているような感じなので、休み時間みたいな雰囲気もあって、そこだけ見た保護者が、
先生、教えないの?あの先生は教えないの?何もしないの?とか言っちゃったりするんですよね。
多分、その一個一個の保護者のコメントは、先生のそういう新しいやり方を阻止するとか止めてやろうとか、そこまでの意識って全くなくて、ただ自分の中にある不安をつぶやいているだけだと思うんですけども、
だけどせっかく新しいことチャレンジされている先生がいても、そういうコメントが集まると、やっぱりなかなかそれをやりにくくなってしまうということがあって、もったいないなあって思います。
保護者の意識の重要性
なので、今日お話したいことはもう本当にたった一つのことで、もし先生もしくは学校が新しいことを始めようとしたときに、保護者は何が始まるのかな?何をしようとしているのかな?ってまず知ること、聞いてみることっていうことがものすごく大事だしした方がいいと思います。
そうすると、なんとなく不安に思っていたことも先生の話や説明を聞くことで、なるほどそういうことなのか?って納得することもたくさんあるし、そうすると見えてくる景色も全然違ってくるんですよね。
よく日本の文化として、学校に電話なんかして質問なんかしちゃったら、クレーマーに思われるんじゃないかとか、モンスターに思われるんじゃないかっていう感覚あると思うんですよね。
それは私もわからなくはないんですけども、でも子どもたちの環境を良くしようと思って動いていらっしゃる先生って、そういう質問が来たとき、ものすごく喜んで説明してくださいます。
そもそも質問をクレームなんて取らない、マイナスに受け取らないんですよね。
そういう前に進もうっていう先生方っていうのは。
逆にそのときにクレームに受け取られたりとか、マイナスの感じで受け取られたとしたならば、その先生はそういう先生だったっていうことで、それはそれで知れてよかったっていうことになるので、
まずは聞いてみる、自分の中の不安っていうものを横に置いて、純粋な質問として先生にどういう思い出されているのかっていうのを聞いてみるのがものすごく大切だと思います。
それを自分がニュートラルな状態で聞いて知った上で、そこに賛同できるのか、賛同できないのかっていう話になってくると思うんですけども、そこで、なるほど、それは応援したいってなったときには、それをちゃんと先生に伝えるのがいいなって思っています。
そうすると先生もやりやすいし、力になるし、それがめぐりめぐって我が子に帰ってくるっていうことがあると思うので、応援したいときには応援してますって表現するのは本当に大切なことだなって思います。
じゃあ逆に、これは賛同できないなっていうときはどうしましょうってことなんですけども、賛同できないときっていうのは、自分の中の不安がのぐりされないときだと思うんですよね。
それは仕方のないことかもしれないんですけども、だけど、不安をベースに、自分が不安をベースに動いていると、先生の不安だったりとか、子どもの不安だったりとか、周りのいろんな不安を引き寄せて、不安の連鎖というか、負の連鎖に陥ってしまうことがあるんですよね。
そうすると、結果として子どもを良い状況に導けるかっていうと、そんなことはなくて、望んだ形になかなかならないってことが多いと思います。
なので、私はそういうときこそ、先生にありがとうを連発するようにしています。
子どもが学校に行っている限り、何かしらのことで、何かしらの形で、必ず先生にお世話になっていると思うんですよね。
なので、あえてそこにフォーカスをして、先生ありがとう、ありがとう、ありがとう、今日もありがとうって、心の中で、もちろん言葉にして出すときもありますけれども、繰り返しています。
そうすると、あるとき、あ、本当にそうだなって思うときがあって、そうするとなぜか状況も良くなってきたりすることがあります。
なので、私はそんなふうにしています。
先生も同じ人間なので、愛情深い部分もあれば厳しい部分もあるし、不安に思う部分も持っているし、明るさも暗さも持っていて、それは誰でも同じだと思うんですけれども、
一人の人でもいろんな部分を持っているので、私がその人のどんな部分と出会うかっていうのは、私次第だと思うんですよね。
なので、私がその先生の愛情深い部分に最大限出会うことができたら、そしたらさっきの不安の連鎖とは全く逆の愛情の連鎖が起きてくるんですよね。
これ本当なのでやってみてください。
同じ人物でも同じ先生でも、その先生のどの部分に出会うかで全く違うものになるし、それは私たちが選ぶことができる、私たち次第だと思います。
話が脱線してきましたけれども、脱線ついでに言うならば、私が先生と不安でつながっていたとしたら、不安を元に接していたとしたら、その不安は先生を通して我が子の方にも伝わっていく。
先生と我が子の関係も不安なものになるし、もし私が愛情の面で先生とつながっていたら、それは我が子の方にも伝わっていく。
先生と我が子も愛情の面でつながっていくっていうことがあると思います。
学校と保護者の協力
ということで、今日の話をまとめると、どの学校にも新しい時代の風を吹き込む先生がいらっしゃって、子どもたちの環境をより良くしようということで、学校を変えていこうという先生がいらっしゃいます。
そういう時に、保護者はちゃんとそこに興味を持って賛同できるのであれば、学校をちゃんと応援していくことが大事だと思います。
反対に、学校に対して保護者の方が新しい動きを提案していくこともあると思うんですよね。
だけど、学校の方がなかなか動かないということもよくあることなんですけれども、それも保護者が何か提案したときには、学校側がやっぱりそれを聞いてもらったりすることが大事で、逆を言うと、
学校だけが前に進もうと思っても進めない。保護者だけが前に進もうと思っても進めない。それは、両方足並みを揃えて一緒に進まないと、学校って変わっていけないんだなって思います。
逆を言えば、学校と保護者の足並みが揃わないから、今までこんなに長い間、学校が変わってこれなかったのかなって思います。
なので、本当に今、学校は変わっていかないと子どもたちにとっても大変なので、時代に合わせた、時代に合った学校になっていけるように、学校と保護者が理解し合って一つになって進んでいくことが大事だなって思います。
今日はそんなお話でした。最後まで聞いてくださってありがとうございました。バイバイ。