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2019-04-22 06:10

第38回「ピンタレストが上場しました&ピンタレストの今」

日本では昔話題になったけどあまり流行らなかったという印象のあるPinterestですが、世界での月間利用者数は2億5千万人を越え、上場して時価総額は128億3400万ドル(約1兆4245億円)になりました。ということで、あらためて現在のPinterestの特徴や機能を紹介しました。
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第38回アシカガキャスト。インターレストが上場しました。堅実なデビューを果たし、評価額は128億3400万ドル日本円にして1兆4245億円ということです。
日本ではこのインターレスト、昔にちょっとこれからフェイスブックの次に流行るSNSみたいに言われてたんですが、さほどブレイクすることなく、そんなサービスもあったねーぐらいに思われてる人も多いかもしれないんですが、
世界的には月間利用者数が25000万人を超えて、アメリカではインターネットユーザーの約43%が利用しているなど非常に浸透したサービスとして成功を収めているもののようです。
ちなみに私が話題の画像共有サービスインターレストの紹介という勉強会をやったのが2012年の3月でした。その時は私と同じおじさんが参加者多かったんですが、結構受けが良くて面白いしわかりやすいサービスだといった評価だったんですが、
多分その後使い続けたのは私しかいないと思います。
当時はツイッター、フェイスブックに次ぐSNSみたいな感じで、画像を共有するSNSといった印象が強かったんですが、今のインターレストはインターレスト自体がビジュアルディスカバリーエンジンと名乗っていて、画像検索エンジン的な位置付けのツールになっています。
2017年には、いいねが廃止されてコメントも奥の方に引っ込んで、いいねやコメントをもらって承認欲求を満たすといったSNS的な要素を弱くしたんですね。
最近インスタグラムも、いいねの数が他のユーザーには見えないようにすることを検討しているといったニュースがあったんですが、いいねをもらうことを目的としてしまうと過激なものが増えたりですとか、悪い要素も出てくるので、全体としての投稿のクオリティを上げたいという狙いなんでしょう。
Googleの画像検索は、ネット上にある画像をとにかく収集して、検索で探せるようになっているんですが、インターレストの場合は、人が人の手によって画像を投稿して、それに対してタグ付けしたりカテゴライズしたり、人の手を経て整理されたデータなので、
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その時点で機械が収集してきたものに比べて価値がありますし、なおかつそういったデータをもとに誰に何を進めていくかといった検索エンジン、ディスカバリーエンジンのテクノロジーの部分もすごく優れているというところがインターレストの売りにしている部分ですね。
インターレストはウェブサイトもアプリもすごくインターフェースとか機能がよくできていて、やっぱりテクノロジーがすごいなぁと感じますね。
最近のインターレストですごいなというのは、やっぱりズームイン検索ですね。
一つの写真にはいろんな要素が入っているケースが多いんですが、一部分をクローズアップしてその画像に似たものを探してくれるというのがズームイン検索です。
インターフェースもよくできていて、写真の中の一部を選ぶようにするとすぐに検索結果として横にずらーっと並んで、ズームしている部分を移動させたり大きさ変えたりすると、それに合わせて検索結果がどんどんリアルタイムに変わっていきます。
ファッションを見る目的でインターレストを使っている人も多いんですが、写真の中で気になる要素があったら、例えばバックだけにズームすると、そのバックと似たものあるいは同じものが検索されてきますし、アメリカだとそこからすぐ購入できたりするんですね。
モバイルアプリからだと、ズームイン検索はカメラと連動して使うことができて、写真を撮ったらすぐにそれに近いものが検索されてきますし、撮った写真の一部分にズームしてそのものに近いものを検索するといった画像検索ができます。
2019年1月に書かれた記事で20代前半くらいの人が書いてるんですが、インターレストのことを最近よく耳にするインターレストとか国内でもじわじわと人気が高まっておりとか書いているので、
昔話題になったけど流行らなかったみたいな印象を持ってない若い世代がもう出てきてるのかなということで、今後インターレストが日本でも人気になっていく、浸透していくということもあるのかなと思っています。
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