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2025-05-26 17:51

なぜ商業イラストレーターがイラストレーターですと名乗りにくくなっているのか?(第819回)

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アマチュアの絵を描く人もイラストレーターを名乗り始めたので、「商業イラストレーターです」と言い始めたという投稿を見かけたことからの話です。イラストレーターという言葉の使われる範囲が広くなっていると、わたしも感じています。
=== 目次 ===
オープニング
個人間で依頼を受けるイラストレーター
ネットで見つけてもらうのが今の主流なの?
Threadsでコメントしたくなるけれど…
クリエイターという言葉も範囲が広い
イラストレーターの仕事の幅もいろいろ
エンディング
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サマリー

商業イラストレーターが名乗りにくくなった背景について考察されています。特に、アマチュアがイラストレーターと名乗ることで、プロとの境界が曖昧になっていることが議論されています。商業イラストレーターが名乗りにくくなっている背景には、職業の曖昧さと名乗ることの難しさがあります。多様な活動を行うクリエイターが増える中で、イラストレーターの呼称が持つ意味合いも変化しています。

イラストレーターの定義の変化
こんにちは、アシカガコウジです。 今回は、イラストレーターという言葉の定義が変わってきているんじゃないかといった話をします。
職業としてのイラストレーターですね。 アマチュアで絵を描く人もイラストレーターと名乗り始めたので、商業イラストレーターですと
言い始めたという人の話をスレッツで見かけたので、そこから話を広げていきたいと思います。 というわけで、今回のテーマは
なぜ商業イラストレーターがイラストレーターですと名乗りにくくなっているのかです。 この番組
アシカガキャストは、あなたのクリエイティブの背中をちょっと押すをテーマにデジタル活用のヒントをわかりやすくお届けすることを目指しています。
今回取り上げるテーマは、なぜ商業イラストレーターがイラストレーターですと名乗りにくくなっているのかです。
先ほど言ったようにスレッツで見かけた投稿で、商業イラストレーターですとわざわざ言うように、名乗るようにしたという人の話です。
いちいちそう言わないといけないのは、ある時期からイラストレーターの定義が変わってしまったからだと書いていたんですね。
でその人曰く、プロのイラストレーターという言葉はおかしいと。 イラストレーターと言ったらもうプロというのが前提ということなんでしょうね。
でもアマチュアを含め絵を描く人がイラストレーターと名乗り始めたので商業イラストレーターですという必要性が出てきたと書いていました。
その投稿へのコメントで、カメラマンの人がカメラマンも同じ状況だとコメントしていました。
画像生成AIが登場してすぐくらいの時に、画像生成AIがイラストレーターの仕事を奪うのかみたいなことが話題になっていた時に、
私が知っているイラストレーターとは違うイラストレーターが存在していることに気づいたんですね。
私が思っているイラストレーターは、さっきのスレッジに投稿した人みたいなプロの商業イラストレーターと呼ばれる人たちだと思うんですけども、
そういうクライアントから仕事を受けてイラストを納品する。
書籍のカットであったり、表紙であったり、チラシとかポスターとか、印刷物をどうしてもイメージしますが、今だとウェブメディアみたいなもののイラストもあるでしょうね。
ともかくクライアントイコール企業のB2B的な仕事と言えると思います。
それが私の知ってたイラストレーターなんですが、そうではなく、
個人間のやりとりで依頼をもとにイラストを書いているイラストレーターという人たちが存在しているんですね。
B2Cということですね。個人、エンドユーザー相手に直接仕事をしているイラストレーターと。
スケーブ、スキマ、ココナラみたいな絵を依頼できるプラットフォームを介して、イラストを書く人と個人が繋がるわけです。
絵師と言われることが多いですが、イラストレーターを名乗ってる人もいます。
娘から教えてもらったんですが、夢絵というのがあって、自分の推しのキャラクターと自分との絵を描いてもらう。
自分も別に自分の写真から似顔絵を描いてもらうのではなくて、自分のキャラクターをコテキャというらしいんですけども、
コテキャはコテキャでまた人に頼んで作ってもらったりとかするらしいんですが、
まあともかく、発注者側が書いて欲しいキャラクターとシチュエーションがあって、それを実現した絵を書いてもらうためにイラストレーターの人を探すということなんですね。
で、もちろん絵柄が気に入った人を探すわけですが、その人の絵のファンだから頼んでるというわけではないんですね。
もっと言えばその人の作家性みたいなものが認められているわけではないと。
なのでそういう自分の妄想を実現するために絵を描いてもらうという需要の場合、AIに置き換えられますよねみたいな話になってくるんですね。
ネットでの存在感とつながり
で、やっぱり実際そういう夢絵を描くみたいな。スケブ、スキマ、ココナラで受注を受けて絵を描くイラストレーターに関してはAIの影響をかなり受けて仕事が減っている。
もうからなくなっているという実情があるようです。 ちょっと話変わるんですが、別なスレッツの投稿で
ドリルに載ってる絵がいい絵だなぁと思って イラストレーターの名前が書いてあったので検索して調べてみたら
SNSはほとんどやっていなくて ホームページにも10点くらいしかイラストが載ってなかったと
でそんな風にネット上に情報がほとんどないのに ちゃんと仕事につながってる人もいるんだと
原文のまま引用すると いくらうまくてもどうやって認知してもらうんだろう
って書いてたんですね でそれについてたコメントが
え、すごいです。全職からのツテとかですかね とか他の人が
コネ 全てコンペにしてほしい
さらに他の人が会社に所属している方か もしくは何かしら大きなつながりなどがあるのでしょうか
うらやましい とか書いてたんですね
でスレッツはインスタグラムとつながってる sns なので
インスタグラムの裏垢的に使ってる人が多いんですが ここに出てきた
投稿主もコメントしている人もインスタグラムに自分のイラストを載せてる 頭に商業がつくのかどうかはわからないですが
イラストレーターの人たちなんですね で見てみるとこの投稿した人自体はちゃんと企業からの仕事もしているような
イラストレーターだったんですね なので
今のイラストレーターの人はネットに作品を載せて 見つけてもらうのを待つというのが主流なのかなと思って
軽くカルチャーショックを受けました 最初の話に出てきた商業イラストレーターと名乗るようにしました
みたいなイラストレーターの人は多分 出版社とかデザイン事務所とかそういうところとつながりをもって仕事をもらう
そういう仕事のスタイルだと多分思うんですね まあ言ってみれば
ツテとかコネということですけども これ全然裏取引みたいな悪い話ではないですよね
つながりから仕事をもらうのはある意味当たり前だと思います 私も本業のウェブサイト制作の仕事は
ネットで見ましたみたいな話は全くなくて ひとづて知り合いの知り合いみたいなところから来る話が100%です
イラストレーターだったら イラストレーター年間みたいな本があるので
そういうところに載せてもらうとか あとクリエイターエクスポっていうのがあってそれに出展するとか
これ出展料20万円くらいからかかるみたいなんですが そうやってクライアントとなる企業の人たちとつながる努力を
した方がいいんじゃないかなと余計なお世話かもしれないですが思いました
スレッツって私にとっては最近ネタの方向的な感じがあって 前も言ったんですけども私のタイムラインは
Q&Aサイトみたいになっていていろんな質問が飛び交ってるんですけども 見てるとついつい答えたくなっちゃうんですが
イラストレーターの呼称の難しさ
そこはグッと抑えています先ほどの投稿にも いや出版社とかデザイン事務所とかとつながって仕事をもらう方が主流でしょうみたいな
コメントはしません ちょっと老害っぽくなっちゃうかもしれないですもんね
iPadで絵を描くのにどのアプリがおすすめですか みたいな自分の
バックボーンとか やりたい用途とか細かいことを書かない漠然質問が多いんですがそれに
いやいやいやといろんなコメントが入っていて もちろん参考になるためになるものもあるんですが
多分そういうところに私が出ていくと こういうケースはこうですこういうケースはこうですこうはこうですみたいに
なんかすごい人来たぞみたいになっちゃう恐れがあるので 控えているという面もあります
多分そうじゃなくて緩いところのなんとなくの コミュニケーションで楽しんでるという
場を乱さない方がいいのかなみたいに思うんですね イラストレーターではないですが
クリエイターという言葉も範囲が広いし 言葉の定義が曖昧ですよね
ハイパーメディアクリエイターという名称が昔流行ったことがあるんですが まあその人一人だけなんですが
クリエイターに何か言葉がくっついているケースが多いですね 映像クリエイターとかゲームクリエイター
はよく聞きますが web クリエイターという言葉は多分ないというか聞かないですよね
くっつけてしっくりくる言葉とそうじゃない言葉があります で私はここ数年くらいで
発信している何かを発信している人はみんなクリエイターだと思っています ポッドキャスト番組を作っている人も
料理動画を作っている人もみんなクリエイターだと デザインフェスタなどのクリエイターイベントに出展して
オリジナルグッズを販売しているような クリエイターの呼び名があるのかなと思って調べてみたんですけどもないっぽいんですね
でデザインフェスタデザフェスのサイトを改めて見てみたら デザインフェスタはアートイベントと呼んでいて
出展者のことをアーティストという呼び方をしていました ハンドメイド系の人はハンドメイド作家っていう言葉があるんですけども
イラスト中心の人にはイラストレーター以外の呼び名がないんですよね でそういうデザインフェスタに出展したり
個展をやったりしている作家活動をしているイラスト中心の人は sns のプロフィールとかを見ても
イラストレーターみたいな肩書きを入れずに こういう絵を描いていますみたいなことを描いてるんですね
書いてる人が多いんですね そういう作家活動をしているイラストを書く人もイラストレーターと
考えるとやっぱりイラストレーターって言葉の幅がすごく広いですよね イラストレーターの人の仕事の幅
ということで考えるとこれもまたいろいろあって デザインまでできる人もいればそうじゃない人もいます
イラストを書いてそのイラストが入った名刺のデザインぐらい 作れちゃって
印刷業者に納品できるファイルまで作れるような人はいますよね 一方でそういうことは全くできない人もいますし
そもそもアナログだけという人も今でもいるわけですよね 逆にデザイナーでイラストを描ける人もいますけども
意外とデザイナーで絵が下手だという人も多いです なんとなくデザイナーだったら絵も上手いだろうと思ってる人も多いと思うんですが
そこは全く別で絵が下手な人も多いです その辺のことが分からずにデザイナーの人にちょっとイラストも書いてよみたいに頼む人も
いますし イラストレーターの人にロゴ作ってよみたいに頼む人もいがちだと思います
今回の話は特に結論みたいなことはないんですが まあ昔から言われているように
クリエイターとしての多様性
イラストレーターとかデザイナーみたいな職業は 名乗っちゃえば一応その職業にはなれますよね
で 名乗り問題としては
イラストレーターですと名乗って その後
こういうことやってみますみたいな プロでやってますみたいに
言えばいいんじゃないかなと思います で自分がどう名乗るかと
世間からどう見られるかがぴったり合うのは 難しいと思います
イラストレーターですとか商業イラストレーターですという一言だけで 相手がその人のやってる仕事の範囲をぴったり当てるというのは無理ですよね
そんなわけでこのイラストレーターの 名乗り問題についてご意見ご感想があればぜひ教えてください
ハッシュタグアシカがキャストをつけて x に投稿してくださいあるいはお便りのフォームとメールアドレスもありますので
そこからメッセージを送っていただけると嬉しいです それではまた次回お会いしましょうアシカガコウジでした
17:51

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