Perplexity はもちろんというか海外でも新聞社とか出版社から訴えられています。
アメリカではウォールストリートジャーナルの発行元とかニューヨークポストの親会社とかから2024年10月に訴えられています。
これも著作権侵害ですね。Perplexity のビジネスモデルが新聞社だとか出版社だとかの著作権で保護された素材へのフリーライドに基づいていると主張しているということですね。
ただ乗りしているということですね。最近の話で9月10日にブリタニカ百貨事典とメリアムウェブスターというところからも著作権侵害、商標権侵害で訴訟を起こされています。
ブリタニカは百貨事典として有名なところなんですけどもPerplexity が場合によっては間違っていたり不完全な内容の答えに対して引用元としてブリタニカの名前が入ってくることを商標権侵害だと主張しているということです。
さっきの日本の新聞社の不正競争行為に違反という間違った情報に対して名前を載せられて迷惑というところでは同じ話ですね。Perplexity 側としては無断使用だ、著作権侵害だということに対しては公開されている情報の使用はフェアユースに該当すると主張している
そうです。一方でPerplexity は出版社や新聞社に使用料を払うことで何とかうまくやっていこうという道を考えているようです。
すでにタイムシやロサンゼルスタイムズなどのいくつかのメディア企業が
Perplexity の広告収入分配プログラムというのに参加しているそうです。百科事典のワールドヒストリーエンサイクロペディアというところもそのプログラムに参加していて
9月8日にその百科事典のデータベースにある情報や学術論文などを利用できるAIチャットボットを立ち上げたそうです。
あとコメットプラスというサービスを始めるそうです。これはPerplexity の有料プランの会員やあるいは新たに用意される月額5ドルを払うことでPerplexity が提携する出版社新聞社のコンテンツを
AI検索で利用できるというサービスです。で参加した出版社新聞社は使用料が支払われると。このコメットプラスの利益の80%は参加している出版社新聞社に還元されるということです。
なので日本でもそういう感じで出版社新聞社に使用料を払ってうまくやっていくという道もあるのかなと考えています。新聞社としても紙の新聞が売れなくなっている今デジタルの世界、ネットの世界での生き残りを考えている面はあると思うので
Perplexity のようなAI企業とうまく提携してウインウインな関係を築ければみんなにとってユーザーも含めてみんなにとっていいのかなと思ったりしています。
最後にGoogleの話なんですがチャット形式でAIが回答するAIモードという検索エンジンの一つのモードですねを日本語でも提供を最近始めました。
その前から検索結果の頭にAIによる回答が出たりしてましたけども AIがある程度の答えを出してくれることでそこでユーザーは満足してしまってその情報をもとであるウェブサイトウェブページへ訪問する人が減っているということが問題になっています。
アメリカのニュースサイトなどではAI検索のせいで検索経由での訪問者数が大幅に減少していると言っているようです。
それに対してGoogle側もそんなことはないんだよという反論をしています。その反論の内容としては全体としてのクリック数は減ってはいないとAIが提供した回答に対して興味を持ったユーザーがより
深い詳細な情報を得るたびに情報源のページにアクセスするケースが増えているので訪問するユーザーの質が上がっていると本当に興味を持ったユーザーがちゃんと行くようになっているということですね。
さらに広告面でも利益が増えているとAIを使うことが利用者や広告主にとってプラスになっていると単純に訪問者数が減っているとかいう問題とは違いますよと全体としての質が上がっている精度が上がってますよみたいなことを主張しているということですね。
ということで日本の新聞社がPerplexity を訴えていることについてどういう決着になるんでしょうね。
アメリカの新聞社とかが訴えている裁判の結果とかも影響を与えるでしょうしまだまだちょっと先の話になりそうですね。
朝日新聞と日経新聞がPerplexity を訴えたというニュースが出た時にPerplexity に私が聞いてみたんですがその答えを読みますね。
結末としては裁判所が著作権侵害と不正競争防止法違反を認める可能性が高く損害賠償請求やサービスの差し止め命令が出ることが想定されます。
一方でAIの情報利用と著作権保護のバランスを取るための制度整備や業界ルールの議論も活発化していくでしょう。
とPerplexity はPerplexity が負けるという予想をしていました。
私は何度か話しているようにPerplexity はすごく使っていてしっかりお世話になっています。
なのでPerplexity がなくなるみたいなことになると困るなぁと思うんですが
GoogleのAIモードを試してみたところPerplexity そっくりだったのでPerplexity がなくなってもGoogleのAIモードがあればいいのかもと
ちょっと今までお世話になっていながら薄情なことを考えたりもしています。
今回のこの内容に関してご意見ご感想などあれば
ハッシュタグアシカガCASTをつけてXに投稿していただくか あとお便りのフォームとメールアドレスも概要欄にありますので
そこからメッセージを送っていただけたら嬉しいです それではまた次回お会いしましょう
アシカガコウジでした