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2025-08-20 18:23

#41 GoogleのAIモードによる検索ユーザの行動変容はあるのか?対応できないメディアの将来は。

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サマリー

GoogleのAIモードが日本でも年内に提供されることが発表され、メディアはその影響に対して警戒を強めています。この新機能により、対話式での検索結果提示が可能となり、従来のトラフィックに変化をもたらす可能性があります。GoogleのAIモードが検索ユーザーの行動に与える影響が考察され、トラフィックと収益の関連性が指摘されています。特に、NO、GO、DO、BUYという検索の目的がメディアの運営に与える影響についても語られています。

イベント告知
おはようございます。2025年8月20日、水曜日、ayohataです。
この番組Catalyst by Publidiaは、国内外のメディア出版に関するニュースについてゆるく解説する番組です。
ということで、最初にちょっと告知をできればと思うんですけど、
9月にちょっとイベントの登壇がありまして、ちょっとその告知をさせてください。
先日、私新聞さんのグループにジョインした、ザ・レターの主催のイベントになるんですけど、
街の本屋を追い詰めるのは誰か、出版業界のプロと本屋が本音事情を議議論という
3名、私含めて3名出るんですけど、出版ジャーナリストの飯田さんと、双子のライオン堂の竹田さんで、私、ayohataが出るという形で
一応アーカイブがないっぽい話は言ってたので、ご興味ある方は
9月の2日20時からオンラインで開催しますので
この飯田さんは書籍
結構売れてる書籍のですね
街の本屋はいかにして潰れてきたかという本が結構面白くて、私も今読んでいるとこなんですけど
そこの新書を出された方でもあり、出版系のジャーナリストとしてはすごい有名な方なので、なんかちょっと恐れ多いんですけど
そういった本屋を実際にやられている竹田さん
私は立場的にはメディアのビジネスに関わっている人間というのもあるんですけど、立場上一応出版社の
デジタルメディアの方にも関わっているので、そこから見えているところみたいなのも
ちょっと話ができればなぁとは思ってますので、よかったらご参加ください
GoogleのAIモードの導入
今日のトピックはですね、GoogleのAIとか検索周りのところを
ちょっと雑多にお話をできればと思うんですけど、少し前のニュースになるんですけど8月9日に日本経済新聞で
Google検索AIモード日本で年内にも提供という記事が出てまして
アメリカとインドでGoogleのAIモードという対話式の検索のものに関して
すでに使える状態にはなっているんですけど、それが日本でも年内に提供されるという話らしいんですよね
でまぁ いよいよかという、思ったよりも早いなという印象としてはあるんですけど
以前このCatalyst by Publidiaのシャープ36でも
アメリカのニュース出版社団体がGoogleAIモードに対して非難というのでちょっと言及させてもらったんですけど
メディアとしてはトラフィックを奪われる可能性があるっていうので結構戦前恐々としている機能ではあるんですよね
この機能自体は、何でしょうね、わかりやすく言うとGoogleの検索面で
チャットGPTのように会話をしながら検索結果とかを出してくれるという
自然言語での会話をすることで結果が出るという形になっているんですよね
でまぁこれ自体がどうしていったらいいのかって話はすごい
業界では言われているんですけど
まあ 結構あの
何でしょうね SEOの業界ではAIの影響によってGoogleの検索結果
まあプラス
あれですねGoogleのディスカバー、いわゆるGoogleからのトラフィックの検索と
ディスカバーのセットでのトラフィック自体は落ちてないという論と
メディア寄りの人たちからで言うと落ちているという
なんだかそういう攻防あるのかなっていうのはウェブメディアに関わる立場としては
メディアへの影響
まあ感じるとこではあるんですよね で実際に実は私もあのいくつか
関わっているサイトのデータを
まあ見てみたんですよねでどう見たかっていうのが まあGA4でのちょっと具体的なアレなのでちょっとわからない人は聞き流して
いただければと思うんですけど実際にはGA4の
参照メディアントラフィックのGoogleのオーガニックの数字と
あとはGoogleのディスカバーが出そうなページに絞って
あれですねダイレクトの
データセッション数とかを取るでそれを合算したものを12ヶ月なり16ヶ月ぐらいのデータでプロットしてそれが傾向として落ちているかどうかっていうのを
見るというのをちょっとやってみたんですよね
ちなみにあのGoogleディスカバーの数字ってあの サーチコンソールでもセッション数ですかねまあユーザー数っていうのは
見れるんですけど一応全部のデータではないというとこもあるので基本的にはGA4の中で数字を足し込む形にはしてみました
で まあ
基本的には落ちてないところが12ヶ月ぐらいのスパンで見たときに落ちてないところも多いんですけど
落ちているところも当然ありましたというとこですね で当然こうサイト自体のパワーなり記事の更新数の変動もあるので
検索 まあGoogleからのトラフィックというのはそこに左右もされはするんですけど
とはいえやっぱり落ちているところはいくつかはあったんですよね
やっぱりそのGoogleの動向なりディスカバーの対策なりいろいろとこう
試行錯誤しているところに関しては落ちてない印象でそういうところと関係なく
まあ そうですねユーザーニーズとかを捉えずに
記事を更新していたり そうですねユーザーの行動自体とかニーズを捉えずに
やっているところは落ちてるなっていうのが正直な感想ではあるんですよね だからまあそうした中でAIモードが出るというところに関して
まあいろいろと戦線恐竜としているのはわかるんですけど
もしかしたらそこに対してキャッチできている人に メディアに関しては対策を
意識した形で取り合うのでもしかしたら
その人材の影響はなくやり過ごせるのかなーって気も少しはしてます
これに加えて先日ちょっと発表があったんですけど
Googleのメディアだとトップニュース
っていう枠があると思うんですけど そこが
ユーザーが選択したメディアを優先的に表示するっていう機能が プリファードソースという機能が米国とインドで
一般公開されたっていうので これが8月の15日ぐらいかな
ネタタイミングがちょっとわかんないですけど 18日ではもう確認できたっていう記事を見ているんですけど
実際私もあのちょっといろんな方法を使って 確認をしてみたんですけど
影響的にはそんなになんかユーザーが積極的にそのトップニュース あの米国とかではトップストーリーズって枠らしいんですけど
そこを押してメディアの名前を入れて選択するかどうかっていうと 若干怪しいなぁとは思うんですよね
ここに関しては専門家の人とかでも こうしたユーザーの操作で何かさせるっていうのが過去失敗してる
そうですね なんか自発的に検索結果に関与させ 検索体験向上させようとした試みは
全部失敗して短期終了してるって言ってるので まぁちょっとどうなるかわかんないんですけど
基本的にはそうですね ちょっと検索に関してはいろいろとまだまだ動きが出てるなぁとは思うんですよね
でそのAIモードなんですけど 結局その対話式の中で例えば
このお笑い芸人は 例えばですね
あのシェアハウスをしていたのかみたいなのを聞いた時に 例えば誰々と誰々は
誰々と誰々はシェアハウスしてました とかなんかエピソードをバーッと返してくれると思うんですよね
でそのエピソード自体の参照元とかがメディアの発言だったりとか
いろんなものを引用しながら構成していくので だからユーザー的に知りたいことっていうのが
そこで答えが出るとその飛び先に関しては そこで満足したら飛ばないんですよね
ここらへんがまあ いろんな業界団体とかがAIモードに関しても言ってるとこだったりはするとこだとは思うんですけど
検索ユーザーの行動と目的
検索の 結局ユーザーが検索する時の検索ワードっていうのが目的が大きく4つありまして
あの NO, GO, DO, BUY まあ4つあって NOが知りたい GOが行きたい DOがしたい BUYが買いたい
でNOが本当に情報として知りたいってもので GOが えーとGOなんだろ
GOクエリはまあ直接かな 直接行くとか
ブランド指名の時だったかな で まあそれはGOは正直あの行かないと見れないものとかだと
まああの AIの回答だけではやっぱりカバーできない
で DOもそうですよね 例えば
ネットフリックスで 面白い名作を見たい
AIでは見れないのでやっぱりそのサイトに見る DOするっていう風にはなると思うんですよ
で BUY まあBUYはもう最たる例ですよね まあオンラインストアとかで購入するっていう風になるので
まあここもなんかAIエージェントができたらそこが勝手に購入してくる
まあ依頼したら買ってくれるんじゃないかみたいな話もあるんですけど
まあ商売上買ってくれれば問題ないので
まあただそうですね 同じ商品扱うストアが競合である場合には
まあそれはそれでまた別の大変さはあるんですけど
メディアに関してはやっぱりNO いや知りたいっていうところの
やっぱりクエリを満たす状況にはなっているので
やっぱりそこは結構 会話の中でその答えがあると
まあそこで終わっちゃうのでトラフィックに関しては逃す可能性はあるのかなという気はしています
だからやっぱりその
AIの回答だけでは満たせないやっぱりその深い
洞察とかまあ そうですねいろんな
AIで満たせないものを提供するっていうのが一つの考え方なのかなって戦略的には
思うんですよね だから知りたいとかノウハウ
だったり他のサイトでも同じを扱ってるっていう メディアに関しては
おそらく淘汰されていくと思うんですよ
かつ結局その トラフィックが落ちるってことはそこの広告収益なりアフィリエイトをもしやってるとしたら
そこも含めてやっぱPVと相関性が高い やっぱり売り上げの出方になるのでトラフィックが減ると売り上げが減ると思うんですよ
そう考えると来てもらう仕掛けっていうのはどうしても考えなきゃいけないっていうところ だとはやっぱり思います
メディアの未来への警告
だからそういう意味ではメディア事業よりその記事だけのメディアっていうのは本当にこれからやっぱり成り立たなくなるのかなっていう
やっぱりコミュニティとかを作ったりとかやっぱりなんかサービスを作ったりとかって言えば来てもらう理由を
作っていくこととか あとはその
そうですね やっぱり一時情報を持つとか
まあそれが今何かそういった仕掛けなり質の部分 AIでは代替りが効かないっていうところを
やっていかなきゃいけないのかなぁとは思うんですよね そうした時にやっぱりその
なんでしょうねこう 記事っていうのが
記事メディアをやってても どれぐらいこうユーザーに向き合って
PVっていうのは量の話だと思うんですけど質ですよね
読者がどれぐらい満足したかとかどういうものを読みたいかっていうところのニーズを把握したり感じた部分の体験という部分を
どれぐらい見ていくかっていうのをしてないと基本的にPVだけ見て物事判断しちゃう
まあ思考になってしまうので そういう意味で今後
やっぱりユーザーのニーズを把握のために 量だけではなく質を見ていく必要があるのかなぁとは
思いますね でなんかこの件に関してなんかあんまり自分も過去やってきてなかったんですけど
AIと壁打ちして話をしていくと ユーザー
世間 まあいわゆる世間ですよね世間のやっぱり
行動の変化というのはどんどん早くなっていってるっていう中でまぁ最近若い世代だとAIを
チャットGPTをなんかチャッピーとか呼んで使ってるみたいな話とか
まあ聞いたりとかこれが メディアが報じてる話だったらまだあれなんですけど結構周りでも聞くので
その非ITの人材とかでも そう考えた時にやっぱりそのAIモードが出るっていうところに関しても
おそらく検索行動も変わっていくとは思うんで
そのAIに言われて結構印象的だったのが まあゆっくりした死
ではなく急速的な淘汰であるだろうって言われて なるほどなぁと思ったんですよね
そういう意味ではなんか来年の今頃っていうのが多分対応できてないとこに関しては
トラフィックはやっぱり結構それなりの被害が出てるんだろうなと思うんで
やっぱりちょっと危機感を持って動かないと メディアに関しては
記事だけのメディアっていうのに関してはやっぱりおそらく厳しい事態になっていくのかなぁとは思っているので
対応を急いだ方がいいと思います
今日のカタリストはいかがだったでしょうか 本日のトピックで触れたニュースなどは概要欄にリンクをしています
この番組では皆様のコメントやご感想をお待ちしています Xでコメントいただけると嬉しいです
それではカタリストバイパブリティは次回の配信でお会いしましょう あよはたでした
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