こんにちは、アシカガコウジです。
ペライチというホームページ作成サービスがあります。
で、このペライチが最近、プラン変更を発表したんですね。
で、その発表によると、無料プランを使ってる人は、ページを公開できなくなる。
つまり、実質無料プランが廃止ということらしいんですね。
そこで、ペライチのフリープランが廃止という話と、
その乗り換え先として、無料でホームページを作れる他のサービスの紹介をしたいと思います。
この番組、アシカガCASTは、あなたのクリエイティブの背中をちょっと押すおテーマに、
デジタル活用のヒントをわかりやすくお届けすることを目指しています。
今回取り上げるテーマは、「フリープランが廃止されるペライチの乗り換え先は?」です。
ペライチは、無料で使えるホームページ作成サービスとして、
日本ではかなりの知名度があると思います。
日本のサービスなので、日本の会社が作っている、提供しているサービスなので、
それも日本で人気の理由の一つなのかと思います。
ペライチという名前くらいなので、
ペラ1枚、1ページもののランディングページといわれるLPと略されますけども、
1ページでスクロールしてみていく、1ページ完結のページを作るツールという印象を私は持っていました。
実際のところ複数ページを今は作れたりするようです。
ペライチという言葉なんですけども、
改めて調べてみたんですけども、
印刷業界の用語ではなくて、ビジネス用語らしいです。
資料や企画書を1ページに1枚に完結にまとめるということを意味するそうで、
ペラッと1枚にまとめろよというような感じのニュアンスなんでしょうね。
折りたたんだりとか閉じたりとかしていない紙をペラと。
で、ペラッと1枚だからペライチという言葉ということでした。
関係ないですけど、最近生成AIでプロンプトを支持して生成したそのままですという意味で、
ポン出しという言い方を目にすることが結構あります。
ポンと出しただけという意味なんでしょうけども、
ペライチとかポン出しとか、そういう用語ってなんか面白いですよね。
で、ペライチ、紙1枚のことですけども、
webページも1ページで、縦に長いですけど1枚だけという意味でペライチなんですね。
なお、私はペライチは使ったことはないです。
結構前に知り合いの人が起用してホームページができたと言って、
facebookに載せていたのを見に行ったら、ペライチで作られてるものだったなということがあって、
それが印象に残っています。
素人っぽい作りではあるんですが、これで十分だよねと思えるようなページでした。
で、久しぶりにその会社のwebサイトを見に行ったら、すごく立派なサイトになっていました。
で、ペライチの認定パートナーになっていました。
ペライチでサイトを作ってあげる側になっていたということですね。
そしてペライチのプラン変更の話ですが、
フリープランで公開できるページ数が10月1日から1から0に変更とあります。
今までも無料プランだと1ページしか公開できなかったのが0になると。
有料プランに移行しないと公開できなくなっちゃうということです。
なお一番安いライトプランというのが月額税込み1465円です。
1年契約と書いてあるので、毎月払うという契約がないみたいです。
1465円×12ヶ月で17,580円ですね。
これを高いと見るか安いと見るかはいろんな状況次第だとは思いますが、
無料だからこそ使っていたという人にとっては1円でも払いたくないので、
別サービスで無料で使えるものがあるんだったら乗り換えたいという人も多いでしょうね。
ウェブサイト制作をやっている側、私もそうなんですが、
ウェブサイトを作りますよという仕事をしている人にとってはここで生まれる需要がありそうですよね。
ペラ1需要があるんじゃないでしょうか。
すでにノートにはペラ1の無料プラン廃止で乗り換えるんだったらこのサービスみたいな記事がたくさんできていました。
ただ乗り換えるかどうかで一つ重要な点があります。
ペラ1では独自ドメインでサイトを公開するには有料プランしか選択肢がないんですね。
なので今まで無料プランを使っていたということは独自ドメインではなくてペラ1のドメインを使ってホームページを公開しているということになります。
ということは別サービスでホームページを今後公開しますという時にサイトのURL、アドレスを引き継ぐことができないということになります。
なんたらかんたらペラ1.comみたいなホームページのアドレスURLが新しく別なサービスを使った場合には引き継げないということです。
なので名刺とかチラシのような印刷物に入れたURLとかQRコードからホームページにアクセスできなくなってしまうということです。
SNSのプロフィールみたいなものに関してはリンクを変えてしまえばいいだけですがQRコードとかリンクそのものを印刷物に載せている場合そこからアクセスできなくなったら困るというケースは多いと思うので
その場合は素直に有料プランにペラ1の有料プランに移行するしかないという判断になるケースも多いかと思います。
対策としてはある程度の移行期間を持たせてペラ1はとりあえず有料プランを契約してページは残しつつこちらの新しいサイトに移転しましたとリンクを貼っておいて
その間に名刺とか印刷物とかのリンクはもちろん新しい方のサイトに変えて頃合いを見てペラ1の方を契約をやめるという方法もあると思います。
ここからやっとで乗り換え先の話です。
ペラ1はウェブサイト制作の知識がない人が自分の会社のためのサイトとか自分のサービスのためのサイトを作るというケースが多いと考えられます。
なのである程度知識が必要になるワードプレスとかスタジオとかは選択肢からは外れるのかなと私は考えています。
じゃあ使い方が簡単だし利用者も多いというところでキャンバーはどうかなと。
キャンバーにもウェブページを作って公開する機能があります。
無料で使えますしデザインツールとかを使った経験のない人でも使いやすいというところは今の人気ユーザー数とかから見て実証されていると思うのでそういう点では候補に上がってくるかと思います。
1ページもののウェブページを作るのに向いていますし実際1ページものしか最近まで作れなかったんですが今は複数ページのあるウェブサイトを作れるようになっています。
ただこれは良いところでもあると思うんですがウェブページを作るのもYouTubeのサムネイルとかSNS用の画像を作るのもプレゼン用のスライドを作るのも同じインターフェースで同じ作り方なんですね。
なのでとっつきやすい一方ウェブページを作るときにはこうした方がいいよというルールとか制約があんまりないんですね。
で自由に作っちゃうと実際ウェブサイトになったときに想定しているサイズで見てるときにはいいんだけどスマホで見たときに見にくいとかウィンドウサイズによっては表示が崩れちゃうみたいなことが起きる可能性が結構あります。
次に私がペラ市からの乗り換え先として一番おすすめと思っているのがストライキングリーというサービスです。
もともと1ページもののまさにペラ市の縦長のランディングページの作成に特化したサービスです。
ペラ市が登場したときにストライキングリーと似た感じのサービスだなと思った記憶があります。
こちらもペラ市と同様今では複数のページのウェブサイトも作れるんですがペラ市を無料プランで使っていたということは1ページだけの公開ということなので
1ページものに特化したストライキングリーがおすすめじゃないかなと思います。
最近使ってはないんですけど昔何度かテスト的に使ったことがあります。
海外のサービスなんですけども日本語化はされています。
サイトが日本語化されていると思っても実際にそのサービスを使ってみたらサービス自体はインターフェースが英語みたいなこともあるんですけども
このストライキングリーは実際の操作画面も日本語化されています。
独自ドメインを使うには有料プランが必要で有料プランは月16ドルからです。
次に日本の企業が提供するサービスでクレヨンというのも紹介したいと思います。
無料で使えるホームページ制作サービスでスマホで編集できるということを売りにしています。
正直なところ昔ながらのサービスという印象である時点から時が止まっちゃってるような感じ。
デザインとかトレンドとかとは無縁な感じのサービスです。
よく言えば牧歌的で親しみやすい感じかなと思いますし
クレヨンで作られたサイトをいくつか見てみたんですが
変にデザインに凝ったりする必要もなく必要な情報がちゃんと入っていればいいよというものであればこれで十分なのかなみたいな
そういうホームページが作れるサービスです。
とにかく簡単に使えて無料で日本のサービスなので色々な面で安心できるという点ではいいのかなと思います。
無料プランでは3ページまで公開できるそうです。
登録できる画像が無料プランだと10枚という制限もあります。
有料プランは月額990円からです。
独自ドメインを使うには別途有料対応ということでした。
最後にもう一個Googleサイトを紹介したいと思います。
GoogleサイトはGoogleワークスペースというGoogleが提供するグループウェア的なものですけども
このGoogleワークスペース内のサービスとして生まれ変わって一般向けのサービスとしてはフェードアウトしていくようなそういう計画だったと私は認識していました。
でも今でもGoogleワークスペースのユーザーじゃなくてもGoogleの個人アカウントのユーザーでも利用できるようにサービスは残っているようです。
基本的にはGoogleサイトというサービスはGoogleワークスペースユーザー向けのイントラネットでの社内で社員に見てもらうウェブページ、社内ポータル的なページを作る用途として推奨されているようです。
GoogleドライブとかGoogleドキュメント、Googleカレンダーとかと連携がしやすいので、社内向けのコンテンツを整理して見てもらうという用途に使ってくださいというサービスになっているんですね。
なので一般の人が使うウェブサイト公開用のツールとしてはGoogleとしても力を入れてないとは思うんですが、ともかく無料で使うことができますし、GoogleというブランドもあるのでGoogleサイトもペライジの乗り換え先としては候補に上がるなと思います。
あともちろんWixも候補に上がると思うんですが、ホームページ制作ツールとしてあまりにも有名なので、今回ここでは説明しません。
なおWixはイスラエルの企業が提供しているということもあって、それが理由で利用をやめる、別なサービスに移行するという動きも出てきているようです。
今回のペライジ問題は私には直接関係はありませんでした。
ただ、以前ちょっと似たようなことがあって、アメーバオウンドというホームページ作成的なツールがあるんですが、
2024年の4月にアメーバオウンドが使用変更ということで、無料プランでできることがガクッと減ったということがありました。
私が管理しているお客様のサイトでアメーバオウンドを使っているものが1つあって、
あと私が制作をした後でお渡しはしているんですけども、お手伝いをしているサイトが1つアメーバオウンドで作ったものがあったんですね。
で、その使用変更で無料プランで公開できるページ数がこれまでの10から3に減ったと。
そして独自ドメインを使っている場合、有料プランでないと使えないと。そういう使用変更だったんですね。
で、私が関わっているこの2つのサイトは独自ドメインを使っていたので、もう有料プランにするしかないなということで、
プレミアプランという月960円、1年間で払うと年9600円という有料プランに素直に移行しました。
公開できるページ数が10ページから3ページになったと言ったんですけども、そのページがワードプレスでいうところの固定ページみたいなもので、
それとは別にブログ的な機能があって、そこのページは結構いくらでも増やせるんですね。
で、ブログ的な部分にかなりのコンテンツが溜まっているので、なかなかそこからの別サービスへの移行、移転というのが大変だなということで素直に有料プランにしたという面もあります。
なお、無料プランで3ページ公開できる。独自ドメインを使わないんだったら無料プランで使えるという意味では、
ペライチからの乗り換え先として、アメバオンドも候補にはなるかと思います。
ただ、今でも使っていながらなんですが、あんまりオススメはしません。
運営側がそんなに力を今入れてないサービスで、今後機能強化とかそういうものもあまり期待できないからです。
なお、この仕様変更の時に無料で使えなくなるのでがっかりという面もあったんですが、
このサービスが終了してしまうことが一番心配だったので、そうやって仕様変更をしたということは、まだこのサービスを継続させていくつもりがあるということに安心したという面もありました。
というわけで、ペライチのプランが変更して、実質無料プランがなくなりますよと。
じゃあ代わりになるサービスはどういうのがありますといったことを紹介しました。
無料のサービスを使っていると、今後も同じようなことが起きる可能性はありますよね。
無料で使える範囲が狭くなる。無料では実質使えなくなるみたいなことですね。
今は無料なサービスでもずっと無料で使い続けられるとは限らないと考えた上で、ツールやサービスを選んだ方がいいのかもしれません。
ご意見ご感想などあれば、ハッシュタグアシカガCASTをつけてXに投稿していただくか、お便りのフォームとメールアドレスも概要欄にありますので、そこからメッセージを送っていただけたら嬉しいです。
それではまた次回お会いしましょう。アシカガコウジでした。