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2025-06-10 18:01

消費者がAIコンテンツを作る時代にクリエイターは何を生み出すべきか?(第824回)

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生成AIにより自分で作って自分だけで消費するコンテンツが生まれるようになる中で、 クリエイターは何を生み出すべきかを考えてみました。
=== 目次 ===
オープニング
AI作のコンテンツを発信するのはダサい?
自分で作って自分だけで消費するコンテンツ
AIで作る二次創作とアダルトコンテンツ
ストックイラスト作家の危機感
クリエイターは何を生み出すべきか
エンディング
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サマリー

消費者がAIコンテンツを作り出す時代に、クリエイターはどのように戦略を立てるべきかが議論されています。ここでは、IPや体験の提供、素材の戦略などを通じて、クリエイターが自分たちの価値を高める方法に焦点が当てられています。

AIコンテンツの時代の到来
こんにちは、アシカガコウジです。 生成AIで画像や文章や音楽が作れるようになっていますが、
それは、発信者側に回る人が増えるとか、 クリエイターの作るものを強化する、手助けするという面だけではないでしょう。
消費者側の人が世の中に発表はしない、自分だけのためのコンテンツを作るというニーズもあるということだと思います。
で、実はこっちの方の変換に目を向けないとダメなんじゃないかと最近考えています。
そんな中で、私のようにこういう情報発信をしている人、 何かを作って発表しているクリエイターの人はどういう戦略を考えていくべきなのか、
そういったことを考えてみたいと思います。 というわけで、今回は消費者がAIコンテンツを作る時代に
クリエイターは何を生み出すべきかというテーマで話をしたいと思います。 この番組は、あなたのクリエイティブの背中をちょっと押すをテーマに、
デジタル活用のヒントをわかりやすくお届けすることを目指しています。 今回取り上げるテーマは、消費者がAIコンテンツを作る時代に
クリエイターは何を生み出すべきかです。 生成AIを使ってコンテンツを作って人儲けみたいな話は多いですが、
そうじゃなくて誰もが自分のためのコンテンツを作る方に シフトしていくんだよなということを強く感じたのは
GoogleのノートブックLMの音声概要を使った時でした。 ウェブサイトやpdfなどの情報をもとに
2人しゃべりのポッドキャスト形式で音声解説してくれる機能なんですが、 これを音声コンテンツとして情報発信に使えますという
切り口で紹介している人が結構いました。 でも私は結局のところ一人一人が自分の興味のあることについて
音声解説を作って聞く方が楽しいじゃんと思ったんですね。 一方で発信する側として
AIで作ったコンテンツを 自分の名義で発信するというのはちょっとダサいんじゃないかと
古いんじゃないかとも思ったんですね。 他にも調べ物は最近もっぱら対話型AIでやってるんですが
調べた結果をそのまままとめ記事的なものとして 発表できそうだなと感じることが多々あります
例えばメールアドレスをウェブサイトに載せるときにそのまま載っけると ボットで自動的に収集されてそのメールアドレスに
スパムメールが届くからその対策で簡単な例だとアットマークのところを 星の記号とかにしておいてアットマークに変えてくださいみたいに書いてる
サイトとかあると思うんですがメールアドレスのところだけ JavaScript で書き出すとかいろんな対策法があるんですね
で先日最近のトレンドみたいなものもあるのかなと思って Perplexity に聞いてみたら見事にいろいろまとめてくれたんですね
でこれそのままブログ記事とかになるなぁと 考えたんですがやっぱりAIが作ったコンテンツを発信するのはダサい
アンド古いと感じたんですね なのでPerplexity のそのやりとりの
リンクを 共有するというやり方はありなのかなぁと
実際最近人にPerplexity のリンクを送ったりしています Perplexity にログインしなくても開けますし
追加で質問したりもできますからね あとPerplexity にはページズという
ページを作るキュレーション機能があるんですね でこれを使って作ったページを自分の情報発信に使えないかとも考えているんですが
これPerplexity の有料ユーザーじゃないと作れないんですね あとその人の作ったページズを一覧で見るみたいな機能とかもなくて
ちょっと自分の情報発信とするには今一つだなと感じたので今のところはそれは まだ試していません
これが今はなきネーバーまとめみたいになったら面白いんじゃないかなとも感じています で結局
ネット検索して誰かが作ったコンテンツを見つける時代から 自分で ai に聞けば解決する時代にもなってきているわけですね
その人だけに向けたコンテンツを ai が作ってくれる 時代だと
なので世の中に発信されない 共有されない
ai で作られたコンテンツというものがどんどん増えていくんじゃないかと考えています で仕事に役立つ情報みたいなものに限らず
消費者の人がその日の気分によって自分の欲しいコンテンツを作れるような そういう時代がやってくるんじゃないかと
特に音楽についてはイメージしやすいと思います 例えば毎朝の自分の気分に合わせて作る今日の通勤ソング
それを電車の中で聞くとか仕事の bgm とかもそうですよね 子供の寝かしつけ用に
ai で作ったうちの子専用の子守唄とか 歌詞にその子の名前とか入れられますもんね好きなものとか
誕生日とか記念日に合わせた曲であったり スポーツチームの応援歌とか
クリエイターの戦略
学校行事のテーマソングとか ai が誰かの仕事を奪っているというよりも今まではやりたいと思っても できなかったようなことが実現するということで楽しい
ai の使い方じゃないかなと思うんですね 他にも対話型 ai で自分だけに向けた
小説読み物を作るとか 自分の気持ちをもとに詩を作ってもらうとか
カップルが記念日に自分たちのエピソードを入れた小説を作るとか 音声読み上げで
好みの声で自分だけの励ましメッセージを喋ってもらうとか 自分だけに向けられたコンテンツを ai で
自分で作っていくというのがどういうものかというイメージが できたかと思います
そして誰もが自分で何かコンテンツを 画像だったり動画だったり音楽だったり
作れるとなれば多くの人は 二次創作的なものを作りたいと思うんじゃないかと
考えます これ当然元のキャラクターとか作品とかの
著作権的なものが絡んでくるんですが どこにも発表せずに個人で楽しむ範囲と考えた場合に
ai でそういうものを生成するのがどこまで 許されるのかみたいなことは
今後議論になっていくんじゃないかと思います 二次創作に関して私はそれほど詳しくはないんですが
キャラクターとキャラクターのカップリング的なものであったりとか それぞれの人の
妄想 願望を
形にしているのが 二次創作の漫画であったりイラストであったり
小説であったりと 考えると
自分に 一番刺さるものというのはやっぱり自分で
作ると一番 いいんじゃないかと思いますよね
で ai でそれが できるんだったら
やりたいという人は多いはずです なので特に二次創作の分野では
生成 ai の影響というのは大きいんじゃないかと思いますし 実際そういう変化は進行中らしいです
さらに二次創作にはアダルトものもありますが 二次創作に限らず
アダルトコンテンツというものが 生成 ai が普及していく上での
鍵になるかもしれないなぁと思っています 家庭用のビデオデッキの普及もインターネットの普及も
アダルト分野が 牽引したとか言われていますよね
ai を使って自分で画像とか動画とか 創作できるとなると
当然アダルトものに関心を持つ人も多いはずですし それが ai の普及の
起爆剤になる可能性もあるのかなと まあ今のところ大手の
生成 ai の企業はそういうアダルトなコンテンツの作成は禁止しているので 個人利用か発表するものかに限らず作れませんというのが
建前というか実情になっています ただそれでも技術的にできないというわけではないので
オープンソースのものであったり 抜け道みたいなものはもうすでにあるわけですね
で少し話変わりますが ストックイラスト
イラスト素材に作品を提供している イラストレーターの
人たちの中で ストックイラストの将来への
危機感を持っている人が増えている印象です 生成 ai で作られたストックイラストも増えてきているし
生成 ai の機能もどんどん上がってきていることからですね 日本の大手のストックイラストサイトのイラスト ac では
イラストの作成者に対して ai 学習素材の利用許可というのを求めているそうです
そして将来的には 画像生成をすると元の素材の作成者に利益が還元される仕組みを目指して
いるようです その仕組みがどういうものになるかはわかりませんが
例えば今チャット gpt などでイラスト画像をアップロードして このイラストの横を向いているものを作ってとか
手に何か持たせてみたいに指示すると 結構いい感じで作ってくれたりするわけですよね
でそういうのを勝手にやられるぐらいなら ストックイラストのサイト上でそういうことができてちゃんと作者に利益が還元されるという仕組みにしようと
いうことなのかなと思いました 自分で3パターンのイラストを書けば
AIでそれが5パターン10パターンになって報酬が入るのを良しとするのか 自分で書いたものじゃないと認めないと考えるのかは
人によってイラストレーターによって態度が分かれるのかなと思います でその辺を踏まえて
消費者がAIで自分のためのコンテンツを作る時代に クリエイターは何を生み出すべきでしょうかと
考えてみたんですがまず一つは コンテンツの文脈コンテキストや
世界観を作るということができると強いんじゃないかと 結局はIPですよね知的財産
ポケモンとかガンダムとかそういうものを作れれば強いと まあ当たり前ですね
他にも体験を生み出すというのも いいんじゃないかと規模の大きな例で言えばチームラボ
みたいなものもそうですし 普通に来て楽しめる展覧会的なものとか
そこの場所空間体験を提供するものはこれからも残っていくんじゃないかと思います
次に 素材となるものを提供するという戦略もありかと
先ほど話したストックイラストの ベースとなる素材もそうですし
一つ目で話したIP キャラクターや世界観もそれを二次創作してくださいという素材とも言えますね
あとはそれぞれの人間がAIで生成する上での お手本になるようなコンテンツ
そういうものもありかと思いました そして3つ目はサービスを作る側に回るという戦略もあるかと
表現するそのものを作らなくても 作る場を提供するとか
ツールや方法を提供するというのも クリエイターではないかと
誰かが自分の妄想とか快楽とかそういうものを満たすために AIで何かをクリエイトすることを
陰で支える存在になる それもまたクリエイターじゃないかと
読者の意見募集
そんなことを考えたりしました これまで消費者側だった人たちが
AIでコンテンツを作る 自分のためのコンテンツを作る時代に
クリエイターは何を生み出すべきかを 考えてみたんですが皆さんはどう思いますか
ご意見感想などあればぜひ教えてください ハッシュタグアシカガキャストをつけて
Xで投稿していただくか お便りのフォームとメールアドレスもありますので
そこからメッセージを送っていただけたら嬉しいです それではまた次回お会いしましょう
アシカガコウジでした
18:01

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