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2025-08-27 17:43

AIイラストが非難されるかどうかは文脈にもよる(第836回)

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ルール・モラルと心情的な部分で考えると、AIイラストの使用が批判されるかどうかはコンテキストにもよるという考え方を紹介しました。ある俳優のファンミーティングの来場者特典が、AIイラストだったことがこの話のきっかけとなりました。
=== 目次 ===
オープニング
ChatGPTの絵は画風/絵柄でわかる
AIイラストが批判されるかどうかは文脈にもよる
楽しく無邪気に画像生成AIを使う人たち
アンチと推進派の戦いとは離れた場所で
エンディング
同じテーマのnoteの記事です。 画像も入ってます。
■楽しく無邪気に画像生成AIを使う人たちも非難されるべきか?|アシカガコウジ
https://note.com/ashikagacast/n/n4b5bd77032e4
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サマリー

最近、ファンミーティングの特典として配布されたAIイラストについての議論が盛んです。文脈によってAIイラストに対する批判が変わることや、生成AIの利用が持つ影響について考察されています。AIイラストの評価は、その利用される文脈によって異なることが述べられています。特に、ルールやモラルの範囲内で楽しむユーザーを非難することが適切かどうかという問題が提起されています。

ファンミーティングの特典とAIイラスト
こんにちは、アシカガコウジです。
ある俳優さんのファンミーティングの来場者特典がAIイラストだったというのが、ちょっと前に話題になっていました。
で、その話題を知った後、その日だけでテレビで2回AIイラストを見かけたんですね。
で、その2つは、ほのぼのする使い方というか、こういう使われ方は許されるんじゃないかなというものでした。
そこで、そのファンミーティングの来場者特典についても、売り物じゃなくて特典ということもありますし、
文脈、コンテキストによって受け取られ方は変わってくるんじゃないかなと考えたんですね。
で、そういうことについて考えをまとめておこうと思って、ノートに記事を書きました。
その記事のタイトルは、「楽しく無邪気に画像生成AIを使う人たちも非難されるべきか?」としました。
今回はその記事の内容をベースに、ちょっとプラスアルファの部分も含めて話したいと思います。
というわけで、今回のテーマは、AIイラストが非難されるかどうかは文脈にもよるです。
この番組は、あなたのクリエイティブの背中をちょっと押すをテーマに、デジタル活用のヒントをわかりやすくお届けすることを目指しています。
今回取り上げるテーマは、AIイラストが非難されるかどうかは文脈にもよるです。
ある俳優さんのファンミーティングの来場者特典がAIイラストだったというのは、娘から教えてもらったんですけども、ファンミーティングに行った人がXにAIイラストだったと投稿していたんですね。
それがかなり拡散されたので、結局その人はその元投稿を消していました。
批判するつもりはそんなになかったようです。
で、これを見た時、まず興味深いなと思ったのは、これがAIイラストだと判断するにおいて、
生成AI独特の特徴というか、あらの部分、指の本数が違うとか、髪の毛が交わっている部分がなんか溶けてるみたいで変になってるみたいな、そういうところでAIだと言ってるわけではなくて、
もう見た感じチャットGPTの画風というか、チャットGPTの絵柄なので、AIだとみんなが納得していたところですね。そこが面白いなと思いました。
別にその投稿をしていた人も、その投稿を話題にしていた人も、絵柄がチャットGPTだとか言ってたわけではないんですが、私も娘もそれを見て、あ、チャットGPTだよねと思ったので、
今すでにもうそういう共通認識が、世の中である程度のAIに詳しい人にはできているので、AIかどうか論争にはなってなかったんですね。
で、画風、絵柄でAI生成だと、わかるようになったのはチャットGPTの功績じゃないかと私は思っています。チャットGPTを使って写真からイラストにしたとかいう場合、だいたい同じような絵柄になりますよね。
パターンはすごくいっぱいあるんですけども、どれを見ても、これはチャットGPTで生成したものとして、ネットで見かけたことがあるなぁと認識できちゃうんですよね。
そして、いかにもチャットGPTだとわかるからこそ、使う側にも後ろめたさみたいなものがない、あるいは少ないんじゃないかと推測しています。
チャットGPTで生成したイラストをSNSに投稿したりとか、ノートのカバー画像とか写真絵とかに使ってる人たちは、自分が描いた絵ですよと人を騙すつもりは全くなくて、イラスト屋のイラストを使うような感覚で使ってるんだと思います。
いちいち断らなくても、見る側の人も、ああこれチャットGPTだよねとわかるのは、なんか平和な感じが私はします。
で、ファンミーティングの来場者特典にAIイラストで作られたポストカードを配るのは責められることなのかということを考えてみたいと思います。
画像生成AIの学習データが著作権違反なんだから画像生成AIは悪だと、悪いという完全否定の意見が、考え方があることは承知はしています。
でもここでは現状はグレーゾーンながらも、画像生成AIの使用自体は違法ではないという前提で、ルール、モラルと心情的な部分で考えていきます。
で、今回のケースにおいては、非難されるかどうかは、やっぱりコンテキスト、文脈によると考えます。
例えば、予算も時間もない中で、この俳優の人が自らファンのみんなを喜ばせようと考えて、自分で生成AIを使って、自分の写真からAIイラストのポストカードを作ったとして、
で、それをファンのみんなも喜んでくれたというのであれば、無害者がどうこういうのも違うんじゃないかなと思うんですね。
まあ売り物ではなくて、来場者得点だったというところもポイントになると思います。
AIイラストを販売しているとか、ランダム商品で開けてみないと何が入ってるかわかってない商品の中身が全部AIイラストだったとか、だとかなりお叱りの声は上がってくると思います。
そしてその騒動を見かけた日にたまたまテレビで見たAIイラストなんですけども、一つは卓球の張本智一選手がWTTチャンピオンズ横浜っていう大会で優勝したことを伝えるニュース映像の話です。
ファンの人が張本選手を応援するために応援ボードっていうんですかね、イラストの入った応援ボードを掲げているのが一瞬映ったんですけども、そのボードのイラストが明らかにチャットGPTで書いたイラストだったんですね。
張本選手の似顔絵ですね。これ特にx上で話題になったりしてなかったので画像をアップしてる人とかがいなくて再度ちゃんと見れてはいないんですが、これもしSNSで話題になったりしたら下手でも自分で書いた方が張本選手も喜ぶよとかいう人が現れそうだなと思いました。
でもその意見は的外れなんですよね。チャットGPTで多分写真をもとにしてると思うんですけども、そうやって似顔絵にしてある程度の良いクオリティのものができるという手段がなければ写真を使うとか、誰か他の人が書いた似顔絵を使うとか、画像は使わず文字だけにするとか、そういう選択肢になるはずなんですよね。
じゃあ下手でもいいから自分で書くというそんな選択肢はないはずなんですね、そういう人には。で、そういう自分で絵を書くという選択肢を持ってない人が画像生成AIを使って絵を生成できるようになったということは良いことだと私は思っています。
そして2つ目に見かけたのはNHKの激突召し上がれという番組があるんですけども、それの再放送で見ました。
アマチュアの人の料理対決の番組なんですが、その中の出演者の一人の人の家族が応援団として応援として登場したんですが、その家族が着ていたTシャツがTシャツの絵柄が明らかに生成AIで作った、チャットGPTで作ったイラストでした。
その家族の人がその出演する人から写真が送られてきてそれでTシャツを作れと言われて作ったと説明してたんですね。
で、そこで喋ってたけど放送されなかったのかどうかわからないですが、送られてきた写真を元にチャットGPTでイラストにしましたと。
AIイラストの利用が議論される
現場では言ってたんじゃないかとちょっと私は想像しました。
2種類Tシャツがあって、1つはドット絵風になっていて、1つはいかにもイラスト、かわいいイラストっていう感じでした。
で、これに関しても下手でも自分で描いた方が理論は違うと思います。
AIを使うことによって写真を元にプロに描いてもらったようないい感じのものが作れるから使ってるわけで、そうでなければ写真をそのまま使うとか別な選択肢になるわけですよね。
で、そういった応援ボードであったり、家族のTシャツであったりに、無邪気に楽しく画像生成AIを使う人に対して他人合体化というのも違うんじゃないかなと私は考えています。
もちろんルールやモラルの範囲内でという前提は必要でしょう。
で、そういう無邪気な人たちが増えることによって、ルールやモラルを破る人が絶対出てくる、増えていくという可能性はもちろん考えられますよね。
著作権法では指摘利用というのがあって、個人の範囲とか家庭内の範囲だと著作物を勝手に複製するとか類似のものを作るみたいなことも許されているわけですね。
で、手描きのイラストであろうが、画像生成AIが作ったものであろうが、この指摘利用というのは認められると私は考えています。
でもやっぱり子供がポケモンの模写をする、真似て絵を描くのと、画像生成AIにポケモンの絵を描かせるのとは、やっぱりちょっとわけが違いますよね。
なので、画像生成AIを使った、行き過ぎた指摘利用とでも言うんですかね。そういうことに対しては何らかの制限を与えるべきじゃないかなとは思っています。
で、そもそも人の著作物をAIに読み込ませてアレンジを作るみたいなことも個人的に楽しむにしてもダメですよとしないといけないと思います。
まあその考え方からいくと、張本選手の写真を読み込ませてチャットGPTでイラストにするというのは、個人の指摘利用の範囲でもやっぱりダメってことにはなるでしょうね。
法律の話というより、ルール、モラル、信条の点でダメじゃないかなと。
ただ画像生成AIに関してはアンチと推進派が激しい戦いを続けているみたいな印象ですが、そことはちょっと離れた場所でこれまでできなかったことがAIの力を借りてできるようになったことを素直に楽しんで
無邪気にルールモラルの範囲内で楽しんでる人を非難するというのは違うんじゃないかなということがひとまず私の考えです。
で、そういう考えをノートに書いたんですね。
で、そのノートの記事が私にしては珍しく18くらいいいねが、いいねじゃないですね、好きがつきました。
で、その好きをしてくれた人のアカウントを見に行くと画像生成AIを使ってる人ばっかりでした。
私は画像生成AIで作られたイラストというよりも写真っぽいものの多くは気持ち悪くて嫌いです。
イラストでも物によっては気持ち悪いなというのもありますよね。
で、その私の記事に好きをしてくれた人のアカウントを見に行くとサムネイルにAI画像が並んでてちょっと気持ち悪いなというものが結構ありました。
画像生成AIで女性のいろんなシーンを画像を写真風な画像を作ってる人がいて
女性にオムツをつけた写真を作ってるのをサムネイルだけ見たんですけども趣味悪いなぁと思いました。
私のノートの記事は楽しく無邪気に画像生成AIを使う人たちも非難されるべきかというタイトルで
非難されなくていいんじゃないのという文脈だったんですが
楽しく無邪気にデリカシーのない画像を生成している人をの話にしておくのもどうかなと思ってしまいました。
というわけでAIイラストが非難されるかどうかは文脈根的下にもよるんじゃないかという話でした。
ユーザーの意見収集と感想
商用利用じゃない画像生成AIの利用についてルール・モラル・心情的な面からどうだろうという話ですね。
皆さんはどう思いますでしょうか。
ご意見・感想などあればハッシュタグアシカガキャストをつけてXに投稿していただくか
お便りのフォームとメールアドレスもありますのでそこからメッセージを送っていただけると嬉しいです。
それではまた次回お会いしましょう。
アシカガコウジでした。
17:43

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