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2022-11-30 11:20

デジタル化の影響を一番受けてる職業はカメラマンじゃないか(第604回)

カメラマンはデジタル化の影響を一番受けてるとわたしは思ってます。デジタル化に続き、AI画像生成、3Dモデルをベースにしたバーチャルフォトなど、今カメラマンに新たな変化のときが来ていることについて話しました。

=== 目次 ===
カメラマンはデジタル化の影響を一番受けてると思う
カメラがデジタル化してパソコンも必須に
AI画像生成の影響
3Dをベースに写真撮影を行わないバーチャルフォト
バーチャルモデルを使ったアパレル写真
カメラマンが活躍できる余地はありそう
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アシカルキャスト デジタル化の影響を一番受けている職業はカメラマンじゃないかと私は思っています
以前もこのポッドキャストでそういう話をしたことがあるんですが その時はフィルムカメラからデジタルカメラに変わってデジタルになって変わった話をしました
そして最近またカメラマンに関わるような デジタルの大きな変化の時が来ていると感じています
一つは AIによる画像生成ですね 写真撮影しなくても言葉で指示するだけで写真が生成されるようになりますよと
カメラマンにとっては多かれ少なかれ影響を与えそうな技術ですよね そしてもう一つは3Dグラフィックスを元にしたバーチャルな写真撮影ですね
商品を紹介するために写真撮影をせずに 3Dデータと背景写真の合成で写真を作る
バーチャルフォトと呼ばれる分野の技術ですね これもカメラマンに大きな影響を与えてくると思います
デジタルカメラを使うことが一般的になってカメラがデジタル化しただけではなく パソコンを使うことも必須になりましたよね
カメラマンにとっては フィルムカメラだと現像という処理があったわけですがそこがパソコンに置き換えられることにより
よりいろんなことができるようになったんですが その代わりに写真を処理する加工する
フォトショップなどのソフトウェアを使いこなす知識が必要になりました デザイナーが写真を加工するケースもありますが
色調整から写真のレタッチまでがカメラマンの仕事となっているケースが多いと思います レタッチというのはモデルの人の肌を綺麗にするとか
出来物とかホクロを消すとか 商品写真に写り込んだゴミとかホコリとか余計なものを消すとか
そういう処理ですね 昔聞いたことがあるんですが昔のモーニング娘。の某メンバーの写真をレタッチする時に
ここのホクロは残してここのホクロは消すみたいなルールがあったらしいです で消しちゃいけないホクロを消してしまった人がいてすごく怒られたという話を聞いたことがあります
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まあカメラマンの仕事がデジタル化されてソフトウェアの知識もハードウェアもどんどんアップデートしていく必要があるのは大変ですけども
フィルムなど消耗品にかかるコストは減ったはずですし 撮影する枚数をそれほど気にしないで良くなったと思いますし
画像の加工レタッチでこれまでできなかったようなことがいろいろできるようになって デジタル化でのプラスの面の方が大きいとより楽しくなったんじゃないかなと
勝手に思っています そしてそこからさらに新しい変化が訪れてきているという話です
ai による画像生成の影響ですがこれは多分イラストレーターと同じだと思います 画像生成 ai に仕事を奪われる人もいれば
影響がない人もいれば仕事にうまく生かす人もいるだろうと思います 撮影した写真をベースに一部を変更するとか
写真をベースに違うテイストでの似た写真を作るなど ai をうまく活用して表現の幅を広げる人が出てくるはずです
カメラマンに個別で頼むのではなく写真素材でいいやというケースでの 素材写真的なものは ai が生成する画像に置き換わっていくということはあるでしょう
ね 企業が広告や ec サイトなどで使う商品写真については
ai で自動生成はできませんが今実際に写真撮影をせずに 3 d のデータをもとに作るケースが増えてきているようです
実際に商品を撮影するには場所も必要ですし人もたくさん必要なので この中というのも後押しになって
バーチャルフォトが注目されているようです 場所代セットにかかる費用
人件費 かなりコストダウンできそうですよね
デジタルカメラなのでその場で撮影した写真がすぐ確認できるのは利点ですが じゃあもっとこうしたいみたいなクライアントの横槍が入った時にセットを組み直すとか
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ライティングを変えるとか途中で変更するのはやっぱり困難ですよね 実際の撮影だと
その辺3 d で作った製品をもとに バーチャルフォトであれば
いくらでも直しや試行錯誤がしやすいという利点もあります ec で使う商品写真は一つの商品に対し
8点以上あればいいらしく 8枚以上画像を用意することで勾配確率を76%
向上できると言われているらしいです バーチャルフォトだと写真点数も増やしやすいですね
あと商品を3 d で用意しておけば ar などにも展開できます
自分の部屋に家具を置いたらどう見えるかを ar で確認できたり ar でスニーカーを自分の足で履いているように合成するアプリを出しているところもあります
ikea の商品写真の75%は写真撮影していなくてデジタルで作られているそうです 家具とか工業製品とかは3 d でいけるけど
人物はさすがに3 d のバーチャルフォトでは無理だよねと思うかもしれないんですが
ai が生成したバーチャルモデルを使う技術がもう出てきています アパレル分野の ec サイトでモデルが服を着ている写真がありますがこれを
ai が生成したバーチャルモデルに別途撮影した服を合成して作るというサービスを提供しているところがありました
日本の企業が提供しているサービスなんですが アパレルのモデル撮影コストを最大70%削減と歌っていました
バーチャルフォトバーチャルモデルなどが普及してきてカメラマンの仕事が減る部分もあると思うんですが カメラマンが活躍できる余地はあると思います
バーチャルフォトの場合商品は3 d でも背景などはすべて3 d で作るよりも 写真を使って合成するケースが多いようなのでそういった写真を撮影する
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ニーズはあると思います またバーチャルフォトの絵作りにおいても
商品をどういう角度でどこに配置してライティングはどうする 背景はどういう感じにするかなどもカメラマンが得意な分野だと思うので
カメラマンの人がその経験と知識を生かしてバーチャルフォトのディレクションをするみたいな バーチャルフォトを作る側に回るというのもありかと思います
あと商品を3 d で作るときに今は 3 d のモデリングのソフトウェアでデータを作っていくことがほとんどだと思いますが
今後技術が進んでいけば写真をもとに3 d を生成するケースも増えると思うんですね ナーフとかフォトグラメトリーとかいう
いろいろな角度から撮った写真をもとに ai が補正を加えて3 d データを作る技術もどんどん進んでいます
でそういった技術で3 d にするための商品の元の写真を撮るのもカメラマンの方が当然 うまく綺麗に撮れると思うので
あと大量の商品の写真を効率よく撮るとかそういう技術もあると思うので 3 d データを作るための写真撮影というのもカメラマンの技術が生きる仕事かなと思います
同じようにバーチャルモデルと合成するための服の撮影とか バーチャルモデルを使った広告写真のディレクションとか
そういう仕事もあるのかなと思います カメラマンの仕事を奪いそうな技術がどんどん出てきてはいるけど
うまく仕事に取り入れたりそれらにより新しい仕事が生まれることもあるはずだと思います 今回は以上です
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