会話の始まり
おはようございます、あさひです。
このチャンネルでは、ADHD当事者でうつ病診断も受けている僕が、
営業職としてのリアルな日常や日々の試行錯誤を通じて、
発達障害でも人生を生き抜くスキルやマインドを発信しています。
今日のテーマは、僕が実践している会話術ですね。
具体的には、共通点がなかなか見つけられない相手との会話を盛り上げる技、
これについてお話ししようかなと思います。
僕は元々、すごくね、コミュ障って言ったらちょっと極端ですけど、
雑談とか、何を喋っていいのかなっていう状況がすごく多い人間だったんで、
どうやったら会話をうまくつなげられるのか、盛り上げることができるのかっていうのをすごく悩んで、
そういう10代、20代前半を過ごしてきたかなっていうふうに思っています。
そういう人間でした。
なので、そんな僕がこういう発信をできるっていうことに、
自分自身の成長もちょっと感じるところはあるんですけど、
誰でもこれね、慣れたらいけると僕は思っています。
なぜなら、僕が後天的に自分で身につけたスキルなので、
僕ができるんだから、多分誰でもできるだろうなっていうふうに思っています。
もっと手っ取り早く言うなら、すごく人見知りだったんですね。
人見知りだった僕がこれをできるようになったっていうところに、すごく希望があるかなと思いますので、
今こんな話をしたら、お前のどこが人見知りなんだって周りの人にみんなに言われるんですけど、
それは僕が頑張ったからです。他でもない、僕の努力の賜物です。
なので、やろうと思ったら、時間はそんな1日2日でできないかもしれませんけど、
僕は営業職としていろんな人と毎日会わなきゃいけない、そういう環境に身を置いてしまったので、
やらざるを得なかったんですね。
そしたら、1年、2年もすれば、もう全然できるようになってきて、
今となっては必勝パターンじゃないですけど、
とりあえずこれをやっとけば会話は続くよねっていうのはできるようになったので、
これはすごく使える技かなと思いますので、ぜひ耳を傾けてくれたら嬉しいです。
共通点がない場合のアプローチ
まず、端的に結論から言うと、相手との共通点がないのであれば、相手との相位点で盛り上げる、深掘りするということです。
これを聞いて、なるほどって思う方はあまりいないかもしれません。
共通点がないのに、相位点しかないのに、ここで盛り上げるって一体どういうこと?ってなるかもしれませんね。
これについては、具体例を挙げた方がいいかなと思うので、
例えば、僕が取引先を訪問したときに、あまり仲が良くないわけじゃないですけど、
あまり気心知れてるような感じではない、お互いのことをよく理解しているわけではない、
そういう関係の相手と対峙したときに、最初雑談から入りたいんですよね。
いきなり雑談入るんじゃなくて、今日もいい天気ですね。
てんてんてんてんって終わっちゃうことがよくあるじゃないですか。
ありますよね。
でも、僕はこういう時に、こういう風に喋るんですよ。
今日もいい天気ですね。30度超えですもんね。暑いですねって言って。
夏ってどういうことしてるんですか?とか、
こういう暑い日ってビール飲みたくなりますよね。
帰っていっぱい仕事して、家帰ってからプシュッと開けて、プワーって言ったら最高じゃないですか。
ビール飲みますか?みたいな話で、
ビールをまず持っていくんですね。
お酒飲むんですか?みたいな感じで、
ちょっと自分の気持ちというか、自分の趣味を挟みつつ、
僕はビール大好きなんですよっていうのを挟みつつ、
相手はビール好きかなっていう風にね、
先にちょっと自己開示をしてからやった方がいいかもしれませんね。
自分はこうなんですけど、あなたはどうですか?みたいな感じで、
まず話を振ってみましょう。
そうすると、2つのパターンが想定できます。
僕もビール大好きなんだよね。君もそうなの?
ビールはどこのお会社が好きなの?
どんなビール飲んでるの?缶ビールとかね。
安いビールでおいしいの?というアイデアとか聞かれるかもしれませんね。
そうなったら、自分の好きな話題なんで、
ガンガンここから盛り上がりますよね。
これは楽なパターンですね。
今日お話ししたいのは、あなたビール飲むんですか?
僕ね、全然ビール飲まないし、むしろお酒全然飲めないんだよね。
ってなった時に、はい。チーンという風になるかもしれません。
そうなんですね。って話が終わってしまうと思います。
なので、ここからどうするかが本題なんですけど、
僕はビール好きなんで、お酒好きなんですけど、
〇〇さんは普段何飲むんですか?
お酒飲まない代わりに試行品とかってあるんですか?
って話を振ってもいいですよね。
もしかしたら、僕ビールは飲まないんですけど、
ワインは飲んでっていう風に、
お酒は飲むんだけどビールじゃないんだよね。
っていう話に展開するかもしれないし、
実は紅茶に最近ハマってて、
紅茶を結構自分で入れて飲んだりするんだよね。
っていう風になるかもしれませんね。
何でもいいんですけど、
相手がちょっと自分のことを開示してくれたら、
それについてどんどん深掘りしていけばいいんですよ。
例えば、紅茶だったパターンですね。
紅茶についてこの人は結構興味を持っていて、
ちょっと知ってそうだけど、
自分はあまり紅茶について知らない。
だとしたら、その知識の差異、
これを活用すればいいんですね。
相手の方が知識が深くて自分の方が浅い。
だとしたらそれについて、
ぜひ教えてくださいっていうスタンスで、
いろいろ聞けばいいんですよ。
僕全然紅茶わかんないんですけど、
紅茶ってどっから入っていけばいいんですかね?
とか、今どんな紅茶を飲んでるんですか?
とか、紅茶をもし買うとしたら
おすすめのお店ってあるんですかね?
とか、そういうことをちょっと自分も
紅茶試してみようかなっていうような感じで、
この人が紅茶好きっていうことは、
なんか紅茶って面白いのかなっていう風に
ちょっと興味を持って、
紅茶について学ばせてくださいっていう感覚で、
いろいろ聞いていけば、
こっちから何でも質問できるんですよ。
何でも質問できます。
それについて、
どれくらいお金かかるんですか?とか、
周りでも紅茶好きな人いて、
紅茶仲間とかもいるんですか?とか、
そこからコミュニティーとか入れるんですか?とか、
何でもいいですよね。
そういうのをいろいろ聞いていけば、
相手が興味を持っていること、
相手がたぶん話したい話題に
もう切り替わっているんですよ、これ。
なので、相手がたぶん喜んで、
たくさん口数多く喋ってくれるかなと思います。
このテクニックさえあれば、
自分と相手の共通点なんて
そう簡単に見当たらないのが
普通なんですけど、
フォローアップ質問の重要性
相位点だけでも十分に話を展開することができます。
ここでポイントなのは、
一つの話題から別の話題に
振り返るのではなくて、
その話題についてどんどん
質問を掘り下げていくということですね。
だから話題としては
紅茶の話ばっかりしているんですよ。
紅茶の話、紅茶のジャンルの中で
どうやって入っていったらいいのかな?
どういうところ、どういう紅茶がお勧めなのかな?
どこで買ったらいいのかな?
予算はどれくらい持ったらいいのかな?
っていうその紅茶っていう
その一つの話題の中で
いろいろ自分が情報をください、
学ばせてくださいっていうね、
このスタンスを貫き続けること。
これを別の言い方、
ちょっと専門用語で言うならば
フォローアップ質問とか言ったりしますね。
一つのことについてどんどん
フォローアップの質問をし続けるっていうこと。
これをやっていくと、相手はね、
たぶん気持ちよく話をしてくれるんじゃないかな
というふうに思います。
これはもう営業職としての
僕の必須パターンですね。
この日の天気から、
最近のニュースから、
何でもこれで喋ることができますね。
何でもいいんですけど、
お昼ご飯食べた後だったとしたら、
お昼明けだったら、
いやちょっとさっき食べ過ぎちゃって、
お米が高いから外食行ったら
ついつい食べ過ぎちゃうんですよねっていう話とかね。
お米好きですか?
いや僕あんまりお米食べないんだよね、
パンなんだよねっていう話になるかもしれませんよね。
いやー米高いからね、
本当困ってるよねっていう話になるかもしれませんね。
でも米って、
いろんな話に展開できるかなと思うんで、
これ感覚さえ身につけてしまえば、
ADHDの得意ジャンルだと
僕は思っているんですよ。
なぜかというと、
これほとんどマジカルバナナ現象なんですよ。
何々と言ったら何々ですよね、
っていうことなんですよね。
さっきの最初の話題で言ったら、
いや今日は暑いですね。
暑いと言ったら、
やっぱり喉乾くから、
お酒飲みたくなるんですよね。
お酒と言ったらやっぱりビールがスカッとしていいですよね。
ビール飲むんですか?
みたいな感じで、
ビールは飲まないんだけどワインなんだよね。
ワインと言ったらこうだよね。
あとはワインは飲まないんだけど、
お酒は飲まないんだけど紅茶なんだよね。
紅茶と言ったら僕は飲んだことないんですけど、
どうなんですか?みたいなね。
もう全部、
マジカルバナナの活用
マジカルバナナじゃないけど、
もう繋がりなんですよ。
○○と言ったら○○ですよね。
これさえできれば、
もうほぼほぼ無限に話し続けられるかなって
思うんですよ、僕は。
このマジカルバナナ、
例えば営業先でお客さんからわからないことを問われて、
次行くまでに調べておきますねっていう話をして、
宿題をもらったとしますね。
そしたら頭の中で、
今日事務所帰ったらこれ調べなきゃな。
でも事務所帰ったらそういえばあれもやってなかったな。
あれいつまでに期限守らなきゃいけなかったんだっけ?
いつまで期限だったっけ?
期限といえばそういえば本返してなかったな都市間に。
あれ本も返さないと。
みたいな感じで、
次々にやりたいことやらなきゃいけないことが
脳内に溢れ出てくるんですよ。
本といったらそういえば
最近欲しかった本があるんだよな。
あれって今Amazonで買えるのかな?
Kindle版もあるのかな?
ていうかそもそもオーディブルで聞けないのかな?
って感じでオーディブルを開いちゃおうとするんですよね。
アプリでね。
アプリを開こうとすると、
そういえばなんか通知が来てたなと。
楽天スーパースウェーデンの通知が来てたなみたいな。
でも楽天であるならAmazonにもあるんじゃない?みたいな。
Amazonもなんかそれでやってんじゃない?みたいな感じで
どんどんどんどん別なことに頭が切り替わっていくんですよ。
最初に考えてたのは
お客さんからもらった宿題を
事務所でやらなきゃいけないことだったのに
なぜかもう僕が開いてるスマホの画面は
Amazonになってるんですね。
こんなことが日常茶飯事なので
これを人の前で同じようにやればいいだけなんですよね。
言ってることはそんなに難しくないはずです。
誰でもできるはずです。
ただ、人を目の前にした時に
これをやろうっていう
その意識がずっと持てるかどうかの問題が
ちょっと違いですね。
そういえば、あいつがこう言ってたなと思って
マジカルバナナをこの人の前で
ちょっと試してみようかなって
もし思うことができたら
もう勝ったかもしれませんね。
そのバナナの会話は勝てるかもしれないです。
多分うまくいかないこともいっぱいあると思うんですけど
もちろん知らないこと
やったことないことをやろうとしてるんで
最初からうまくいくんであれば
それは僕だって営業苦労してないですよ。
最初からできてますよ。
だけど色々苦労しながら試行錯誤しながら
このパターンね
やりやすいのかなとか
それよりも自分がビール好きとか
そういうことを言う前に
やっぱお酒飲むんですかって聞いた方が
喋ってくれるパターンあるのかなとか
この辺はいろいろ試してみるしかない。
試してみるときにもうこれはね
遊び感覚ですね。ゲーム感覚です。
どっちがうまくいくんだろう
この人はこっちのパターンがいいなとか
でも全体的に見たらこっちの方が勝率高いなとか
そういうのを考えながらやってると
だんだんね、これ面白くなってくるんですよ。
要はね、ゲーム感覚をもうね
これは取り入れられるかどうか
こういう一つ一つ
なんかコミュニケーションで
複雑そうな情報というか
やり方をちょっと取り入れていくと
もうこれは無意識のうちに
できるようになるんですよ。
無意識のうちにできるようになる。
そうなったらこれは無意識のうちにできるから
ちょっと別で新しいことやってみようかな
っていうのが生まれるわけですね。
ゲーム感覚での会話
例えて言うなら最初は車を運転することに
一生懸命だったはずなんですよ。
誰でもね、免許取るときは。
でも車の運転に慣れたら
車運転しながらちょっとね
話すこともできますよね。
だし、ちょっと車の運転に慣れたら
誰かと隣の人と喋りながら
運転もできるわけですよ。
なので一つマスターしたら
それはもう無意識のうちに
できることだと思うので
それプラスアルファ何かできるはず。
そうやって一つ一つね
スキルを積み上げていけば
勝手に雑談もできるようになるかなと。
その雑談をしながら
どうやって次の商談を差し込もうかな
っていうのもね
やっぱり考えられるようになるんですよね。
というふうに一年後ね
だいぶ変わった自分になれるかなというふうに思います。
時間をかけていけば
圧倒的な差になるかなと思うので
この積み重ねが
全然違う自分へと導いてくれると思いますので
一個一個試してみてください。
僕も毎日新しいことを取り入れつつ
成長を自分で実感できればなというふうに思っています。
僕みたいなもともとコミュ障が
今もコミュニケーションは
別に得意ではないんですけど
営業マンっていうね
営業職っていう
スイッチが入っているときだからこそ
これはできるんであって
プライベートで不意をつかれたら
全然しゃべれないですよ。
なのでこういうところはね
もともと思って生まれたものなんで
自分がスイッチを入れているか入れていないかで
だいぶ違うんですけど
それでもここまで来れるんで
もともと人見知りだったような
僕みたいな人が発信する
コミュニケーション術っていうのも
もしかしたら面白いかななんて思っているんですけど
面白いですか?
もし需要があれば
やっていけたらいいかなとは思っています。
ぜひいいね、コメントで反応してくれれば
嬉しいなと思います。
こういうのもね
僕自身のゲーム感覚なんですよ。
遊び感覚。
何をやったらみんなからいいねがもらえるかなって
ほぼ遊び感覚ですね。
ここを楽しんで試行錯誤しているんで
一生懸命やってるっていうわけでもなく
いいねがついたら嬉しいんですけど
嬉しいんですけど
別につかなくてもこれは違うんだって
別なパターンを探すだけなので
これ自体が楽しみになっていますね。
これをやってから続けられているのかもしれない
というところもあります。
ということでいいねボタンと
フォローとコメントをもらえると嬉しいです。
よろしくお願いします。
ではまた。