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2023-04-16 13:45

ADHDは営業職になるべき理由

#ADHD
#ケアレスミス
#営業職
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おはようございます、あさひです。
このチャンネルでは、ADHD当事者でうつ病診断も受けている僕が、営業職としてどのように働いているかを発信しています。
いやー、事務処理に比べると、営業って、接客って、こんなに面白いのかっていう、そんな話をちょっとしていこうと思います。
事務処理は本当は、本当は簡単だと思うんですけど、
簡単に言うと、事務処理、事務職の方に失礼なんですけど、
情報入力だとか、経理だとか、そういうことって結構煩雑な仕事をしている性格性を求められるので、難しいとは思うんですけど、
僕らはそれが非常に不得意なので、それを頑張ることに比べたら、どれだけ営業が楽しいか、
自分が、そっちの方が自分の長所を生かせるかっていうところ、そこをすごく日々実感しているので、
やっぱり事務処理ではなく、デスクワークではなく、自分は人と触れ合いながら、
その人に何ができるのかっていうのを考えながら仕事をする方が圧倒的に自分が生きるなっていうふうに僕は感じています。
特に物を売るっていう場面、これはもちろん簡単なことではないんですけど、
言い方一つで、同じ商品でも売れたり売れなかったり、そこまで至らずとも興味を持ってもらえたり、
全く無関心だったりっていうことがかなりあります。
どんな人にどんなふうに伝えるかで、白と黒をはっきり分かれるので、ここがすごく面白いです。
例えば、白のTシャツと黒のTシャツがあったとします。
それを1枚3000円くらいで、そんなに高くもなく安くもなくっていうものをいかに売るかっていうのを考えたとき、
いろんな方法が考えられます。
一番いいのは、今年の夏新しいTシャツを買いたいなっていう人にその話を持っていくこと。
Tシャツを買おうとしている人にTシャツを勧めるんだから、これはかなり角度が高い商談です。
あとはデザイン性だとか機能性だとかっていう話になってきます。
一方でTシャツは今のところ買う予定がないっていう人に話を持っていく場合、
一工夫しないとなかなか売れません。
例えば数量限定であることを伝える、アピールする。
先着順で、例えば100名様しか1人1枚購入できないってなると、
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それだけで希少性がアップして、その商品自体の魅力が増します。
他にも機能性を訴える。ユニクロのエアリズムのようにすごい風通しがいいだとか、
汗が乾きやすいだとかっていう機能を特にアピールするだとかっていうことを行うと、
汗ばむ季節、汗かきの人にはかなり興味を持ってもらいやすい、そんなPRもできます。
白と黒2つのシャツがあった場合、どちらを勧めるかっていうところを1つ取り上げてもかなり面白いです。
特定の対象人物が人気のものに価値を見出す人であれば、
この商品は白の方が人気です。圧倒的に人気です。
そうか、みんな白を買ってるのか、じゃあ自分も白を買おうっていう風になるケースもあります。
逆にマイノリティを重視する人も世の中にはいます。
みんなと同じものは持っていたくない、自分はみんなが持っていないものを持ちたいっていう
所有に関する主義、ポリシーを持つ人もいます。
そういう人には人気の白を押すと、かえって反発されます。
俺はみんなと違うのがいいんだよねって言って、その場で商談が終わることもしばしばあります。
そういう特徴をつかんでいるのであれば、みんな白を選ぶけど黒を選ぶ人は少ないんだよっていうのが
逆に黒が売れる一つの理由になったりします。
今言ったような一通りの話をどういう順番で、どういう風に伝えるかで、売れたり売れなかったりします。
この辺が営業職としては非常に面白い、興味深いところで、
こういう風に言えば売れたかもしれないなって思う時もあれば、
たまたま当てずっぽうに言った、プレゼンした順番で買ってもらえることもあります。
ちょうどTシャツ欲しかったんだよねって言われる場面で、タイミング良く運良く訪問しちゃう場面も結構あります。
そういうラッキーパンチが当たるかもしれないので、
まずは訪問頻度だとかフットワークの軽さっていうのが営業職や、
販売の場合はテンポに構えていることがほとんどなので難しいかもしれませんけど、
まずは足しげく通うだとかっていうのが営業職としては結構大事になってきます。
なので相手の特徴、どういう人間なのかっていうのを踏まえて、
どういう順番でプレゼンすると興味を持ってもらいやすい、買ってもらいやすい、
そういうのを試行錯誤しながら戦略を練って、
またその時どんな切り返しを受けるのかっていうのも考えながら事前準備することはもちろん、
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実際には想定しないような質問を受けることもあるので、そこは臨機応変に対応しなければいけません。
この辺でうまく受け答えができたり、逆に相手のリズムに合わせてしゃべれないと、
ちょっと今調べますねって言ってる間に買う気がなくなってしまったりっていう場面も結構あるので、
この辺はアドリブもある程度聞かせないと物は売れなくなってしまいます。
こういったことを楽しみながらやっていくと数字はどんどん伸びるし、
いいものを本当にいいと言って商品を売る場合、その営業マンの価値は高まりますので、
お客さんにとってもあの人はいい商品を紹介してくれる、いい営業マンだというふうに捉えてもらえます。
そういう関係性が築くとこちらも訪問しやすくなるし、向こうも今度はどんないいものを紹介してくれるんだろうと、
みんながテレビショッピングを見るかのように、今度はどんな商品が出てくるんだろうというふうに楽しみにしてもらえます。
こうなると決して売りつけてるんじゃなくて、いいものを純粋にいいと伝えてるだけのいい人になります。
ですからこちらがプレゼンもしやすくなるし、向こうも広く受け入れてくれるような関係性になってきます。
ここまで来ると営業に行くというよりも仲のいい友人を訪問するような感覚で営業ができるようになってきます。
堅苦しく取引先に行くというよりも、気心知れた仲のいいお客さんのところを訪問するというような関係性です。
これに比べてもしオフィスワーカーだったとしたら、ずっとデスクの前に座っていて事務処理をすることになる。
これはつまりパソコンと対峙していたり、紙に書類を記入していたりという、僕らが非常に苦手とする仕事。
これと真っ向からぶつかり合うと、僕らはもう完全に敗北をすることになります。
片っ端から間違っている、抜けや漏れが発生している。
何度チェックしてもミスに気づかず、最終的には上司やその先の人から怒られる。
そして周りにも迷惑をかける。
後輩よりもできていない。
新人よりも出来が悪いということになっちゃいますので、ここで勝負するのは完全に間違い。
自分の良さを発揮できていない。
コミュニケーションであれば、まだまだ苦手だった僕もかなりスキルアップできたと今では思っているので、
さすがに10年以上やると、新人の頃よりは明らかに引き出しが増えたなと。
情報の引き出しが増えたし、それをいかに伝えるかもいろいろ考えながら話すことができるようになった。
武器が増えたので、いろんな戦法で目の前の人とコミュニケーションが取れます。
こっちの方が格段に面白いし、ミスに怖がることなく仕事を進められるというか、
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自分の良さを発揮できるので、明らかに事務処理よりもこっちの方が向いているなと僕は自分自身で感じています。
自分の身の置く場所、環境を変えただけでこれほど変わるのかということが結構ありますので、
仕事と得意不得意の差はかなり激しいというのがADHDじゃないかなと思います。
皆さんももしこれをお聞きの方、どうしても仕事がうまくいかないというふうに悩んでいるんだとしたら、
もしかしたら苦手とするところに自ら突き進んでいるかもしれません。
僕は事務処理がすごく苦手で、営業職である以上はある程度の事務処理を自分でやらなければならないので、
それに取り組むときどうしても憂鬱になったり億劫になったりしますが、
そこもかなり気をつけて今は取り組んでいて、自分のフィールドはそこではなく得意な部分はこっちだ。
こっちでいっぱい成果を上げて会社に貢献して、そしてお客さんにも貢献して喜んでもらえるようになろう。
そのために苦手な事務処理は誰かにチェックをお願いしたり、誰かに助けてもらったりしながら、
ミスを最小限に食い止めてこっちで恩返ししよう、そういうふうに切り替えることが今はできています。
営業は商談の前にまず初めましての挨拶から、いろんな雑談やその業界の情報交換などを通して商談に至るわけですが、
初めのコミュニケーションから商談、そして注文書や契約書の作成、事務所に帰ってからの後処理、そしてアフターケア、アフターサービスというような一通りの仕事を網羅的に体験というか実践、実施できます。
その中で自分がどこが得意で、どこが苦手で、どこをどう頑張ったらどうなるのかというのを、かなりの幅広い職種というかところに通じるいろんな仕事作業ができるので、
そういう意味では一旦営業をやってみて、自分の適性を見極めるというのも一つのやり方なんじゃないかなというふうに今は思っています。
僕はたまたま営業職として就職しましたが、このルートで良かったかなと今はすごく思っています。
最初から事務職として一般職として仕事をしていたら、こんなに自分が営業として生き生きする場面というのは想定できなかったので、
逆に事務処理がこんな苦手だったんだというのも最初はそんなに気づいていませんでしたから、一通りいろんな仕事ができる営業職として入ってみてすごく良かったなと今は思っています。
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営業はノルマがあって大変だなって一般的には思われているかもしれませんが、それは逆に目標が明確にあるということですので、
そこに向かって一心不乱に努力できる一つのことに全力で集中して取り組めるということの裏返しなので、
結果や自分の実績というのも客観的に数値で判断することができるので、頑張ったら頑張った分だけ評価されやすいというシステムでもあります。
中途半端に数値では測定できない仕事なんかに入ると、ミスをやらかして自分の悪い部分ばかりが目立ってしまうというケースにもなるので、
そういう意味ではADHD、営業職に合っているんじゃないかなというふうに僕は思っていますので、これからもこの職種でまだまだ頑張っていこうと思いますし、
まだまだやれることがいっぱいあると思うし、コミュニケーションになってもっともっと磨かないといけない、逆にもっともっと自分自身に伸びし度があると思っているので、
まだまだこれに満足せず日々スキルアップを目指して仕事に当たっていこうと思います。
もし今回の話が誰かのお役に立てば幸いです。
ちょっとでも良かったな、参考になったなと思ってもらえたら、いいねとかフォローしてもらえたら嬉しいです。
これからもよろしくお願いします。ではまた。
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