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  2. 人に頼るスキル
2023-04-03 12:51

人に頼るスキル

#ADHD
#営業
#うつ病
#コミニケーション術


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どうも、あさひです。このチャンネルでは、ADHD当事者でうつ病診断も受けている僕が、営業職としてどのように働いているかを発信しています。
今日は、人に頼るスキルという話をしていきます。
皆さん、人に頼るのは得意でしょうか?僕はかなり苦手です。
僕がうつ病になった理由の一つに、これがあるんじゃないかなと今でも思っています。
だから、人に頼るのが上手になれたらなと今でも思っていますが、
それでも以前よりは頼れるようになってきたんじゃないかなと思っています。
そもそも論なんですけど、人に頼らずとも自分一人で完結できれば、そっちの方がいいじゃんっていう風に思っていたところがあります。
今でもできることは可能な限り自分でやっちゃうっていうのは結構あるんですけど、
それもメリット・デメリットがあるということにあるとき気づきました。
メリットとしては、自分でやっちゃえば周りの手を煩わせずとも自分だけでできる。
そして自分でやった方が早い。自分なりのこだわりが出せるっていうのがメリットです。
デメリットとしては、自分が多くの仕事を抱えすぎてしまう。
そして周りの人が育たない。
このメリット・デメリットをきちんと把握せず全てを抱え込むと、できることがかなり限られてしまいますし、
気持ち的にも余裕がなくなってしまいます。
なので、入ったばかりの新人だとか、まだ若い後輩などに可能な限り仕事を投げてみる。
そして彼らの成長を促してあげるように助言してみたり、課題をプラスしてあげたりっていうことができると、
職場全体のパワーアップ、底上げになります。
周りのみんながレベルアップすると、もっと多くの仕事を彼らに投げることもできますし、
彼らが成長してくると自分自身も負けないようにもっとスキルアップせねばというプレッシャーにもなるので、
最終的にウインウイン、周り全体と自分が一緒に成長できる組織の力がつくという好循環も生まれてくる。
そんなことにあるとき気づきました。
そして自分一人が100%、120%、150%の仕事を成し遂げるよりも、
仮に自分が80%だったとしても、60%でくすぶっている後輩が80%まで仕事ができるようになるだとか、
8割の人が9割までできるようになるだとか、
そうやって組織全体で100%のものが101%でも102%になったほうが分母が大きいだけに、
そっちのほうがより成果が大きくなります。
自分自身も目の前の仕事に追われていたことから、目の前の仕事を仲間が手分けしてやってくれる状況になり、
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自分は空いた時間でさらに大きな挑戦ができると思えば仕事も毎日楽しくなります。
この好循環が今はとっても生きているんじゃないかなと自分で実感しているので、
毎日仕事が楽しくなってきました。
こう思えるのがすごく久しぶりです。
うつ病の時は本当に目の前のことに追われて、目の前のことをいかにミスなくこなすか、いかに失敗しないようにこなすかで、
目の前がいっぱいで、ろくにそれもできずに苦しんでいた、そんな状態でしたけど、
今は周りのみんなと協力して仕事が進められるので、
毎日今日は何をしようかと、どんなチャレンジをしようかと、そんな風に考えられています。
ADHDにとっては新しいチャレンジ、挑戦という方がはるかに分があるかなという風に思います。
何せ衝動性だとか多動性が人よりも頭一つ突き抜けて大きいと思うので、
新しいことに対する、新しいものに対する抵抗感が結構低いんじゃないでしょうか。
むしろ新しいものを見るとワクワクするというか触ってみたいというか、
マーケティング用語でいうところのアーリーアダプターというか、
とにかく早く触って早く適応する、
そういう長所がADHDには比較的多くあるんじゃないかなと思います。
ワクワクしながら挑戦できるので、
周りのいつもと同じでいたい、今までのやり方でこれからもやっていきたいという人たちよりは、
新しく時代の流れに対応するために、
我々みたいな新しいものに興味・関心がある人の方が向いていると思うので、
本来ADHDがやるべきことは、
密なく仕事をこなすことではなく、
穏便に済ますことではなく、
何かに挑戦して、失敗した、成功した、それを踏まえてまた挑戦する。
そういうことで、僕らの強さが生きてくるんじゃないかなというふうに思っています。
だから、新しいことをワクワクしながら挑戦しましょう。
そのための余裕を持つためにも、
いろんな仕事、いろんな役割を、
周りの人に振って、
彼らの成長を促し、
僕ら自身も成長してきるように、
アドバイスや助言をしたり、されたりしながら、
ブラッシュアップしていきましょう。
最近はそういうふうに考えながら仕事を進めています。
余裕は安く、行うはがたしなので、
どれくらい周りとコミュニケーションが取れているかというのは、
まだかなり課題が残るところではあるんですけど、
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そういうふうに、
思えたことというのは、
僕にとっては大きな一歩でした。
そしてもう一つ、
大きなマインドチェンジだったのが、
今回のタイトルの
人に頼るはスキル。
この概念です。
人に頼るというのは、
持って生まれた得意不得意なのかなというふうに、
もともと思っていたので、
俺は人に頼るのは得意じゃない。
苦手じゃない。
というふうに、
先入観で思っていたんですけど、
あるとき、
ある人から、
人に頼るというのはスキルだよねという話があって、
そこでちょっと、
ズドンと、
叩かれたような衝撃があって、
そうか、スキルなのかと。
じゃあ、磨けばできるようになるんじゃないかな、
そんなふうに思ったんですよね。
いろんな資格だとか、
手に触だとか、
得意不得意って世の中ありますけど、
人に頼るっていうのも、
練習すれば上達するし、
自分は練習しなかったから、
できなかったんだと。
だからもっと磨いていこうと、
人に頼るスキルを。
そうすれば、
人に頼ることが、
もっとできるようになるし、
もっと自分のスキルを
頼ることが、
もっとできるようになるし、
うまくいけば、
もっと頼られる存在になる。
要は、ギブアンドテイクの関係ができあがると、
その相手との仲はもっと深くなるし、
もっと職場での環境も良くなるし、
いろんな面で、
もっと仕事が円滑に進むようになる。
いろんなことがスムーズに運ぶようになる。
そんなふうにも思いました。
人に頼るはスキル。
これをどう磨いていくのか。
ここはかなり難しいところですね。
まずは、
頼ってみるというのが、
僕の中での第一歩。
意外と、
自分に置き換えてみると、
人に頼るのは苦手だけど、
頼られるのは嫌いじゃないというケースないですかね。
皆さんどうでしょう。
僕は結構頼るのは苦手だくせに、
頼られるのは嬉しいというところもあって。
意外と、
何か頼み事とか相談事をされると、
ちょっと嬉しいというか、
自尊心が高まるというか、
自分の存在価値を感じられる機会になっているんですよね。
というのがあるのに、
どうして自分は頼らないんだろうというふうに考えたら、
もっと気軽に周りの人に頼ってもいいんじゃないかな、
というふうに思いました。
だから、
両手が塞がっていたら、
ちょっと扉を開けてとか、
膝に太ももに挟んで一生懸命落としそうになって、
扉を開けるくらいだったら、
09:00
誰かに開けてもらうとか、
そんな些細なことでも、
誰かに頼ってやってもらう。
そしてやってくれたら、
感謝をすればいいことですし、
逆にそういう簡単なお願い事をしておくと、
相手も気軽にこっちに頼られる、
頼りやすい状態を作っておける。
要は向こうにとっては貸しがあるので、
一つ仮になるべきお願い事をしておいても、
それでプラマイゼロなので、
相手も頼みやすい環境になるんじゃないかなと。
それでプラマイゼロになったら、
またこっちからお願い事をしてもいいし、
さらに貸しを作ってもいいし、
そういうふうにやっていけば、
貸し借り、結局プラマイゼロかマイナスかプラスか、
分からなくなってきますけど、
それが本来あるべき姿というか、
別にプラマイゼロにしなくてもいいし、
常にお互い世話になっているなと思えば、
いつでも手を差し伸べ合える環境に至れるのかなと。
それがもう最高ですよね、ベストな環境かなと思います。
この関係性を会社の中でも、会社の外でも、
対顧客でも、これを構築できれば、
毎日楽しいんじゃないかなと。
実際僕は以前よりも働きやすい、
そんな状態にありますので、
ぜひ頼み事がしにくい人は、
そんなマインドも身につけてみてはいいんじゃないでしょうか。
先に手助けするも良し、先に頼み事をするも良し、
どっちでもいいですね。
とりあえずはそこからコミュニケーションが始まります。
営業をもう10年以上やっていますが、
コミュニケーションは奥が深い。
深すぎて、毎日常に何かしら自分の欠点が見つかり、
何かしら成長の改善の余地が見つかる。
これは多分一生しない。
これは多分一生死ぬまでこれが続くんだろうなと思います。
逆に営業じゃなかったらこんな経験もできなかったんだろうと、
こんなに人と接することもなかったんだろうと思うと、
営業で本当に良かったなというふうに思います。
毎日パソコンに向かっているだけだったら、
こんな気づきもなかったでしょうし、
人と関わらずに生きていくというのは本当に無理だと思うので、
人とちょっとでも嫌でも営業だと相手に会いに行かなきゃいけないので、
嫌がおうにもコミュニケーションを取らなきゃいけない。
明らかに相性が悪いと思っている人ですら会わなきゃいけない。
かなり苦しい場面もありますけど、
それでも会わない人とどうやってやっていったらいいのかというところも、
また自分の成長の余地があると思うので、
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嫌でも一回は営業を経験しておいたらいいと思いますよ。
嫌な人は本当に嫌でしょうけど。
家だったら辞めればいい話なんで、
耐えられなかったら得意不得意やると思うので、
そこは様々ですけどね。
そんなこんなで人に頼るというのを、
毎日僕自身もこれからも意識してやっていこうと思います。
皆さんもぜひ心がけてみてはどうでしょうか。
これからもコミュニケーションに関するところを発信していきます。
よかったらまた聞いてください。
ではまた。
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