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おはようございます、あさひです。このチャンネルでは、ADHD当事者でうつ病診断も受けている僕が、営業職としてどのように働いているかを発信しています。
さあ、今日は、ADHD注意・欠乗・多動性というこの名前にもなっている多動性、それから衝動性についてテーマにして取り上げていこうと思います。
この多動・衝動に日々悩まされているというか、これ実は自分だけだったんだという衝撃の事実を受けた記憶があります。
ADHD診断を受けたときに、というかADHDをしたときに、これは自分だけの性質だったんだということにびっくりしましたね。
次から次へと思考が移り変わって、脳内マジカルバナナと表現されることもありますが、
これと言ったらこれで、これと言ったらこれで、そうなったらこうだよねというようなのを意図せずに、次から次に頭の中に浮かんできては消えていくというね、
そういうのがびっくりするほどあるんですけど、それがまさか自分だけとは思わなかったのでこれは衝撃でしたね。
これとどう向き合っていくかという、そういう話をしたいなと思っています。
分かる人にとっては分かるので、説明不要かもしれませんけど、当事者じゃない人がこれを聞いたら何のこっちゃ分からないと思うので、
あえて具体例を挙げるとすると、僕で言うと会社員としてメールをよく使うんですけどね、メール。
社内の人に何かメールを送ろうとしていた、書き始めたその時、そういえば共有事項として全然関係ないけど、
これもみんなに共有するために部署の人にメールを送らなきゃいけなかったという、別のメールを作らなきゃいけないというのがふと浮かび上がるんですね。
そうすると共有つながりで、そういえばこっちはお客さんにこの情報を共有してあげたら喜ぶな、
もしかしたら自分の存在価値が高まるんじゃないかな、お客さんの満足度が上がるんじゃないかなっていうふうにふと思いついて、
同時に3つのタスクがパンパンパンと降りかかってくるわけですね。
それは実際どういう順番でこなしていけばいいのか、優先順位はどうなのかっていうのを考えたときに、
こっちが優先だからこれは今日までに、今日までにって何かあったな、
あ、そういえば楽天スーパーセール今日までだったな、今日注文しなきゃいけないものって何かあったなっていうふうな感じで、
同時多発的にいろんなことが頭の中に思い浮かび上がり、どこから手をつけていいかわからない上に、
いっぱい浮かび上がりすぎるんで、どれかを考えているうちにさっき思い浮かんだどれかが消えてなくなり、
こぼれていくみたいなね、そういう感覚です。
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わかんない人にとってはマジでわかんないと思いますが、わかる人は共感してくれるはずと信じています。
そして冒頭言ったようにこれは僕は普通のことだと思っていたら、どうやら発達障害だということにびっくりしたというところですね。
これに対してどう向き合っていくかっていうところ、結構僕も悩みましたね。
これをどうやってコントロールしていくのかっていうところにすごく頭を使い時間を割いたりもしましたが、
結論、僕は二つに尽きると思っています。
一つはマインド的なこと、一つはどう行動するかっていう対応方法、行動をどうするかっていうところですね。
マインド的なところでいくと、もうこれは諦めるっていう開き直りが必要かなっていうふうに僕は捉えています。
脳の構造上もはやしょうがないっていう感じですね。
身長低い人が高くなりたいと思ってもそれは無理であるように、子供だったら別ですけどね。
大人になって身長180センチ欲しかったなって思っても身長170センチの人はもはや無理ですよね。
そういう感じでもうこれはないもどねだりにしかならないので、この多動性・小動性をどうしたらいいかっていうのはもうどうにもならない。
そういえばちょっと小動性について触れなかったような気もしますけど、さっきの例でいくと楽天スーパーセールで何か注文しなきゃいけなかった。
あれだった、思い出したって言って注文し始めるのが小動性ですね。
多動プラス小動性はかなり関連性が高いと思いますね。
業務中なんですよ。仕事中なんですけど買い物リストをチェックし始める。
その後注文確定までいってしまうみたいなね。
そういうのをこれは今やるべきかどうかっていうその判断をする間もなくやってしまうっていうのが小動性ですね。
なのでこれは一定もしかしたら制御できるかもしれないですけど、9割方無理じゃないかなと思うので、
これはそういう持って生まれた毛の構造だと思って諦めるっていうのが大事というかね。
もうそれぐらいの開き直りが必要かなと思います。
そうは言ってもこれによって行きづらさというかやっぱり事件を起こすんで何かが漏れたとかそういうのが必ず起こり得るんでね。
じゃあどうするかっていうところなんですけどやっぱりこれは僕はもう一つやってるのは何か取り組んでるとき、
デスクワークであれば自分のキーボードの横に紙を置いておく。
すぐかき殴れるようにペンと紙を置いておく。
そこに思いついたそばから余計なこと、今取り組んでることと全く関係ないことが思いついたらそれをかき殴っていく。
これしか回避方法というか逃がす方法はないんじゃないかなって思いますね。
いろいろやっぱり湧き出てくるんですよ。
あれもやりたい、これもやりたい、やりたいことじゃないけどやらなきゃないこと、やるべきことってありますよね。
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そういうのがどんどん溢れ出てくるんでこれを可能な限りかき止めていく。
これしかないと。
目の前のことが終わったら次どれに取り組むかっていうところですね。
ただ取り組むにしてもこれはですね、なかなかここも衝動性が邪魔をしてしまうというか、
自分の思いとは裏腹に別なことをやってしまうところがあったりするんですけど、
例えばどうでもいいこの書類のフォント、装飾、ここで開業した方がいいんじゃないか。
ここの空白、スペース、もうちょっと増やした方がいいんじゃないか。
逆に決めた方がいいんじゃないかっていうこういうすぐできそうな作業、
これに飛びついてしまうのがやっぱり衝動性ですね。
僕は営業職としていろんなお客さん取引先に提案をする上で、
提案書を作ったり見積もりを作成したり、
必要な資料を集めたりして提案をこういうふうにまとめるっていう、
そういうことをいっぱいやるんですけど、
これって結構時間かかるんですよね。
今この取引先のデータをまず洗い出して、
こういうニーズがあるんじゃないかっていうのを事前に調べて、
それにマッチするサービス、商品をぶつける。
そこで必要なプラスアルファの資料、情報なんかを集めて、
ようやく一つの提案ができるわけですけど、
これはいろんな工程が入っているんで、
一筋縄ではいかない、簡単にはできない。
でもフォントをいじるとか、装飾をやるとか、空白をあけるとか、
これは簡単に取り組めることなので、
すぐ衝動的にやってしまいますね。
ということで取り組みやすい順に取り組んでしまうので、
優先順位がもはややりやすい順番になってしまう。
そうなると本当は最重要な案件なのに、
なんとなく時間がかかりそうだからということで先延ばしにする。
ということで期日遅れということが発生してしまうんですね。
これ。今でもこれだけ分析できているのにやってしまうっていうのが
未だにあります。
反省。
反省ですけど、100%制御することは僕もできないので、
先に今日やるべきことはこれとこれであると。
いかに他にやりたいことがあっても、
まずこれからやらないとまた誰かに迷惑をかける。
もしくは自分の業績が上がらない。
自分の成果が上がらないということは間接的に上司や会社に迷惑をかけることになるので、
それを避けるためにこっちをやりたいけど、
衝動的にこっちをやりたくなるけど、
でも今日はこれをやると決めているというガチガチの
自分のTo-Doリスト、今日の予定を組んでおかないと
どこに放送するか分からない。
そういう状態です。
こんなことで悩んでいるのは自分ぐらいなんだなという
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ちょっと残念さがありますけども。
でもこの多動性がたくさんあるからこそ
いろんなアイディアとか自分がこれもやったらいいんじゃないか
あれもやったらいいんじゃないかという考えから
新たな、僕であれば受注売上が上がってきたりとか
とっさにやったこの行動がすごく喜ばれたということも多々あるので
諸刃の剣かもしれませんけど
他の人が繰り出せない技を繰り出すという
そういう良い面もあるので
悪いところばっかりではないという認識を持っておくと
自己肯定感を避けずに済むかなと思います。
とにかく短所と長所は表裏一体であるというところを
常に心に刻んでおかないと
マジで自己肯定感を避けて
どんどん負のスパイラルに陥っていくので
それを避けるためにとにかくポジティブに
良い面だけを見ていこう。
良い面だけを見るというのはちょっと語弊がありますけど
プラスに考えるようにしていく努力をしないと
どんどん自分の悪い面ばっかり
自分自身がフォーカスしてしまうので
これはうつの始まりですから
これは避けていくように注意したいですね。
なのでまとめますと
多動小動は持って生まれたものなので
これはもはやどうにもならない
これとうまく付き合って生きていくというこのマインド
それからいっぱい出てくるので
それを全部覚えておくのは不可能で
メモっても無理ですけど
極力メモるというのは
唯一僕らにできる抵抗ではないかなというふうに思います。
じゃあ何にメモるのっていうのはね
この辺はいっぱい色んな相性もあると思うんで
デジタルかアナログかっていうのはいっぱいありますけど
デスクワークしてるんなら
紙とペンすぐ使えると思うんで
ここはアナログがいいかなとは思います。
かといってきっつもメモ帳とペンを
持ち歩いてるわけでもないと思うんで
そういう時に関してはスマホでもいいんじゃないかなと思いますね。
ということでとにかくメモって記録を残していきましょう。
開き直りつつもできることを最大限やる
それが僕らの生きる道ではないかなということで
今日の話を締めたいと思います。
10分越えの放送にも関わらず
最後まで聞いていただきましてありがとうございます。
ここまで聞いてもらったからには
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それが僕のモチベーションとなっておりますんで
よろしくお願いします。
それからコメントとかしてくれるともっと嬉しいです。
ADHDですけどこういうのってどうしてるんですか
的なものがあったらぜひぜひ質問してください。
僕で可能な範囲は答えます。
それからぜひスタイフ一緒にやっていきましょう。
一緒に頑張る仲間がいると楽しいですね。
コミュニティなんかできたらもっともっと
面白いなと思うのでぜひやっていきましょう。
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やってくれたらフォローしに行きますんで
声かけてください。
ではまた明日。