2025-05-01 11:43

ADHDの特権


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サマリー

このエピソードでは、ADHDを持つ方の視点から、忘れ物がもたらすポジティブな側面を探ります。営業職での経験を交えながら、周囲とのコミュニケーションや子育てにおいて忘れ物にどう接するかについて考察します。また、ADHDの特権に関しては、理解と対話の重要性が語られ、失敗やミスを許容する姿勢が強調されます。さらに、ポジティブな視点でADHDを捉えることが、自己肯定感や他者理解を深める手助けになると述べられています。

ADHDと忘れ物の特権
おはようございます、あさひです。
このチャンネルでは、ADHD当事者でうつ病診断も受けている僕が、
営業職としてのリアルな日常や日々の試行錯誤を通じて、
発達障害でも人生を生き抜くスキルやマインドを発信しています。
今日のテーマは、ADHDの特権ということで、
かなりちょっと抽象的なテーマを設けてみたんですけど、
もう少しこれを解像度を上げていくと、
昨日、前回の配信で僕がお話しした
ヒアレスミスについてですね。
僕が忘れ物をしたっていうテーマで取り上げたんですけど、
何の生産性もない、ただ僕が忘れ物をした話なんですけど、
自分が忘れ物をすることによって、どんな良いことがあるのかな、
良いことはないんですけど、自分がそういうキャラクターというかね、
そういう特性を持った人間として、何か良いこと、できることというか、
何かないのかなってプラスに捉える方法はないのかなって考えたんですよね。
忘れ物をすることはすごく良くないことだし、周りにも迷惑をかけるし、
恥ずかしい思いもすると思うし、ダメレッテルで働く可能性もあると思うし、
あんまり良い意味合いではないと思うんですけど、
使われることはないと思うんですけどね、忘れ物って。
だけどこれを無理やりポジティブに捉えるとしたら、
ネガティブではなくて前向きに捉えるとしたら、
何ができるのかっていうところを考えたところ、
それはもうこれ一択しかないかな、これしか思いつかないかなっていうふうに思います。
それはちょっと前回も触れたんですけど、
やっぱり自分が忘れ物をする、ケアレスミスをする人間であるっていうのが
子供への対応
プラスに働くことがあると思うんですよ。
特に自分より若い人たち、自分が例えば30歳だとしたら、
20歳代の20代の後輩からは、
あの先輩またやってるよってバカにされるかもしれませんけど、
身近に感じるというか、
人としての話しかけやすさが変わってくるかなと思うんですよね。
それは周りからその人を見た印象だと思うんですけど、
逆に周りの人がミスをした時とか、
やっちまった時に自分がミスに対して、
とにかく言う立場だった時、先輩だったり、
それで迷惑をこむった側の人間だったとして、
もし完璧なパーフェクトヒューマンだったら、
お前何やってんのよってキレると思うんですよね。
自分がそれなりにちゃんと仕事やってて、
お前のせいで迷惑をこむっていう状況だったら、
何してくれてるんだってなると思うんですけど、
僕自身は自分もやらかすから、
やっちゃったんだね、分かるよ俺もやるから、
っていうコメント、言葉をかけられるんですよね。
実際僕の子供が、娘が小学校、小学生なんですけど、
結構忘れ物をしてくるんですよ。
給食エプロンを忘れていったりとか、
学校に必要な何かその時持っていかなきゃいけないものを
忘れていっちゃったりとかして、
妻がまた忘れてる…みたいなラインが入ってくるんですけど、
これ普通のちゃんとした定型発達の人だったら、
たぶんそろそろこんだけ忘れ物をしてたら、
どっかでガツンと一発叱っとかなきゃダメかなって思うかもしれません。
思う人の方が多いんじゃないかなって思うんですけど、
僕自身はここで切れることに何の生産性もないかな、
建設的な何かが生まれるかなっていうことは、
全く考えつかないんですよね。
ここで一発しめといたら緊張感が生まれて、
もしかしたら翌日からちゃんと持ち物チェックをするかもしれませんけど、
それって多分短期的には効果あるかもしれませんけど、
一旦締めるっていうのは長期的にはあんまり効果がないと僕は思ってるんですね。
その緊張感が果たして適切な緊張感なのかどうかもわからないし、
それが一時的にちょっと響いたかもしれません。
ちょっとやべって思って次の日から頑張るかもしれませんが、
それって持って1週間とかじゃないかなって思うんですよね。
そんなにその緊張感が長続きすることって多分なくて、
だとしたら定期的にこっちが激しめのお叱りを与えないと緊張感が続かないし、
下手したら慣れちゃう可能性があるんですよね。
また怒られた、また怒られたよ。
このちょっと怒られてる時間をしのげば、
この嫌な時間帯は過ぎるからいいかなってなっちゃう可能性もあるわけですよ。
だからあんまりきつく叱る、怒り飛ばす、ブチ切れるっていうのは、
あんまり効果がないと僕は思ってるし、
過去に自分がそういう指導を上司からされた時にも苦痛でしかなかったんで、
それが鬱の原因の一つだったとも言えるんで、
あまりこういう対処方法、手段は取りたくないなって思ってますね、僕は。
じゃあ僕らADHDみたいにたまにやらかすとか欠点がある人間が、
後輩、部下、それから自分の子供とかがやっちゃった時に、
どんな声かけができるかっていうと、
僕は忘れ物をしちゃったんだよね、忘れ物をしちゃったよね、するよね、
パパもするよ、俺もするよってちょっちゅうね。
だからやっちゃうもんしょうがないよね。
だからやっちゃったものをとにかく言ってもしょうがないから、
次からどうするっていうね、これしかないと思うんですよね。
だから本人もどれくらい反省してるかわかんないですけど、
やっちゃった自覚は多分持ってくれてるっていう前提でね、
反省してるっていう前提でちょっとこれの話は進めようと思いますけど、
やっちゃったんなら次からどうする?
失敗から学ぶ
次同じ失敗をしないためにどうする?っていうのを考えていかなきゃないかなっていう風にね、
なんか目をね、視線を前に向けたいですよね。
過去に目を向けてぶち切れたところで別にね、
なんかプラスになるような気がやっぱりしないんですよね。
なので前に目を向けてどうする?
例えば娘、僕の娘がこう忘れ物をしちゃうんだったら、
どうする?下から忘れ物をしないためになったら、
じゃあちょっと忘れ物をしないように毎日に必ず準備して、
翌日はチェックするだけにするとかね。
もしくはチェックリストを作るとかね、
いうかもしれませんね。
なんていうかわかんないですけど、
基本的には僕が答えを出さないで、
本人に考えさせるような言葉掛けにしたいなっていう風に思ってるし、
その方法でずっと僕は子育て、子供に向き合っています。
だからなんかね、自分で考えてもいいんですけど、
本人がどうしたらいいかっていう策を考えてもらって、
それがいいか悪いかそこは置いておいて、
いい作戦が出たかそれほど効果的なものじゃないかは置いておいて、
どっちにしてもじゃあそれでやってみようかっていうように僕はしてますね。
その改善策じゃ多分あんまり効果ないんじゃないって思う時もありますけど、
じゃあそれでいいと思うなら一回それでやってみようかっていうね、
という感じで僕は一旦、わざと失敗させる場面もあったりします。
それでいいかなと思っていて、
あんまり全部親がやってしまうと失敗の経験っていうのも必要だと思うし、
けがとか危険がリスクある、そういうやり方はよくないですけど、
忘れ物をしたところで別に周りにはちょっともしかしたら迷惑かけるかもしれませんけど、
小学生のうちの学校に持って行くものの忘れ物なんて別に知れているじゃないですか、
何かあったとしてもね。
だからそれぐらいは別に全然いいかなと。
ADHDとコーチングの重要性
失敗させる領域としてはまだ認められるかなというふうに僕は思っているんですね。
だから話をちょっと戻すと、
じゃあ月からこうしてみるっていうのを考えてくれたら、
じゃあそれで一回やってみようっていう感じで、
そういう次への改善策を練ってもらって、
それを一緒に進めていくような感じ。
これがいわゆるコーチングのスキルかなというふうに思ったりしてるんで、
本当はもっと上手いコーチングスキルがあるかもしれませんけど、
僕の今持っている知識と手段としてできるコーチングはこんなところかなという感じで、
別に叱らずともブチ切れずとも、
これぐらいの指導方法で導いてあげることはできるんじゃないかなって。
それで解決したらお互いに怒らなくてよかったし、
解決する可能性もそっちの方が十分高いと思うし、
怒られる方も怒られるのって結構精神的にストレスだと思うんで、
怒ったことをしなくても怒らなくても状況が良くなるんであれば、
100%そっちの方が良いかなって思いますからね。
逆に怒らなきゃいけないのは短期的な危険が迫ってるとか危ないみたいなね、
そういう場面ではすごいでかい声を出して怒らなきゃいけないかなって思いますけど、
逆にそこで怒ることの効果を絶大に発揮できるのも、
普段怒らない人が怒るからやべって思うんであってね、
その余力というか予知は残しておきたいなって思うんで、
あんまり怒らないようにしてますが、
まぁ怒っちゃうこともありますね、それは人間ですから怒っちゃうこともありますけど、
そうしないようにこれを理想像としてやっていくのは良いかなと思ってるんで、
これができるかどうかっていうのはやっぱり人はミスっちゃうよねっていう、
そこに理解を示せるかどうかっていうのが大きいところだと思うんですよ。
なぜなら一般的な認識として忘れ物はその人の意識が低いからだっていう風に思われますよね。
ちゃんと持ち物を準備してない、ちゃんとチェックしてない、
ちゃんと真面目にやろうとしてない、だから意識が低いから、
注意力が足りないからそういうことが起こってしまうんだという風な認識が
多分一般的なところだと思うんですよね。
でもそういうことじゃないんですよね。
それだったらもう解決しとるわっていうのは僕は思うんで、
どんだけ意識を向けてもやっぱり忘れ物はしちゃうんですよね。
だからそこに特に子供の場合はADHD機質の人が子供の頃は結構多くて、
それが大人になっても治んないと大人のADHDって言われるぐらいですから、
子供の頃はそういうちょっと注意が欠如していたり、
多動的だったり衝動的になんかやっちゃうっていうのも普通にあり得ることだと思うんで、
だから子供に対していちいち忘れ物とかで激怒していてもやっぱり良くないですよね。
僕はそう思うんで、できるだけ対話でお話すればわかると。
自分の子供だからお話すればわかるはずだっていうふうに信じてあげて、
そこで会話で導いてあげれるようなそういうやり取りをしていきたいなって思うし、
そこで経験値を積めば別に子供だけじゃなくて、
自分が上司とか役職を持った時に部下や後輩がいっぱいできた時にも、
いっぱい人たちに対話で導いていけるようなそういう人間になりたいなっていうのが僕の理想ですけど、
なれるかどうかは別として、その理想を持っているだけでもちょっとこっちに寄っていけるかなっていうふうに考えてますんでね。
ポジティブな視点の提案
そういう感じでね、僕はこのADHDいいところ、
いいところっていうかプラスに捉えたらそういう考え方ができるかなっていうふうに思いますね。
無理やりポジティブに捉えたら相手の気持ち、ミスる人の気持ちが理解できる。
これ理解できない人たぶんいっぱいいるんですよ。想像以上にいっぱいいますね。
いないから僕みたいに憂鬱になる人がいるわけですよ。
なので、この辺はね、理解できる貴重な存在っていうふうに捉えたら、
貴重種じゃないですか、ADHDもね。そうかもしれない。
そういうふうにプラスに捉えるのもいいかなっていうのは一つ提案ですね。
プラスに捉えていったらちょっと人生が楽になるかもしれないし、
自分の存在意義が感じ取れるかもしれないんで、
そういう考え方もありようぐらいで認識してもらえたら嬉しいなというふうに思います。
ということで、可能な限りポジティブに捉えて前向きに生きていきましょう。
ということで、いつも通りいいね、コメント、フォローしてもらえるとすごく嬉しいんでよろしくお願いします。
ではまた。
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