コスト削減の重要性
おはようございます、あさひです。
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さて、今日のオモテじゃ語れないトークは、コスト削減で浮いた経費の使い方、この話でいこうと思います。
よく農薬、肥料、その他諸々でコスト削減に成功することがあると思います。
例えば、肥料を一体減らすことができれば、それだけでこのご時世2、3000円の経費が浮くかなと思います。
一旦10アルあたり経費を浮かすことができれば、もう面積掛け算なので、1町で1ヘクタールで2、3万円という経費が浮くかなと思います。
この浮いた経費をいかに使うかが農業経営では非常に重要です。
これ、家計で言ったらすごく分かりやすいんですけど、例えば格安支部にすることで、大手キャリアから格安支部に乗り換えることで、3000円の経費が浮いたとします。月々3000円ですね。
この3000円をどうするかがすごく大事だと思いませんか。できるビジネスパーソンであれば、この3000円を自分に投資するなんてことがあるかなと思います。
例えばジムに通う、その他にも、Kindle Unlimitedに登録して読書をしまくるだとか、ポッドキャストとか、それからオーディオブック、これらの有料課金して、より有益な情報を得ることで、より仕事のパフォーマンスを上げる。
それによって年収を上げるみたいな感じで、いい感じにサイクルを回していけば、どんどんどんどん自分は成長できるし、それによって得られる富が増えたり、生活が豊かになるわけですね。
こういうことを農業系でも考えていかなければならないなと私は思っています。
そこで私の提案は2つあります。
いろんなことが考えられるんですが、今日はこの2つに絞って提案します。
あえて機械だとか、こういう設備に投資するっていうことは今回は話しません。
設備同士はかなり莫大なコストがかかるんで、ちょっとお金が浮いたから、コストが浮いたからできるっていうものでもないと思うんですよね。
なので、短期的にこの3000円だとかが浮いたときに、浮いたお金を翌年どう使うか、こういう考え、こういう思考でお話しします。
土壌改良の提案
まず1つ目の提案は土壌改良です。
皆さんいろんな資産を持っていると思うんですが、その中の最も重要な資産の1つは畑です。
田んぼです。
この土、これは皆さんの非常に重要な資産です。
よく資産っていうと、設備ですね。機械だとか倉庫だとか、こういうところを想像しがちなんですが、一番重要な生産資材は畑です。
田んぼです。
ここに投資しないで、どこに投資するんだっていうのがまず私の一番重要な考え方です。
土壌改良といってもたくさんありますね。
いろんなことができると思います。
例えば物理性を改善するっていう目的で暗記を売れるなんていうことも考えられます。
ただ今回は土壌意図という私の立場から資材を提案しようと思います。
1つは石灰です。
もう1つが有機物です。
この2つは非常に非常に重要です。
2つともすでに入れてるよっていう方は、それをぜひ継続してください。
やってない方は必ず入れるようにしてください。
どっちもかけると非常に痛い目にあります。
石灰については言うまでもないですが、これは肥料の効率を上げるもので、
飛行を上げるものであり、作物の生育そのものにもダイレクトに影響するものです。
なんとか肥料をたくさん入れて、生育を良くしよう、収入を上げようっていう方もいるかと思いますが、
実はきちんと石灰を投入して、平波を改善して、カルチウムもふんだんにあれば、
勝手に生育は良くなることがたくさんあります。
対比しなくても、肥料を過剰に入れなくても、石灰さえきちんと入れていれば適正な肥料で足りるんです。
こっちの方がかえってコスト削減になっている。
安い、低いコストでうまく生産できているということがたくさんあるんです。
なので石灰は絶対におろそかにしてはいけない資材です。
そして次に有機物です。
主に対比っていうところが想像できるかなと思うんですけど、
牛糞対比でもいいです。豚糞ペレットでもいいです。
藁を持ち出すのではなく、突き込むでもいいです。
その時に分解資材、窒素分、酵素とか微生物資材を入れることです。
すごく大事なので、ここはぜひやってもらいたいなと思います。
そもそもここ数年異常気象が続いていますね。
そうでなくても年々収量が落ちてきたという話はよく聞きます。
なぜ落ちるのか。それは土壌中の腐食が消耗するからです。
これがなくなるおかげで地力がどんどん低くなって
痩せた土になってしまって、地力窒素の発現が乏しくなってしまう。
他にもこの異常気象で高温干ばつ、極端な雨、
こういった異常気象が最近異常ではなくなってきています。
通常運行になってしまっています。
こういう状況でどうやって良い生育を維持しようとするか、考えるか。
ここがすごく大事なんですが、基本的に基本中の基本ですが、
粘りが良ければ良いほど作物は異常気象に耐え得る生育になります。
有機物を売れることで、まず物理性の改善が期待できます。
暖流構造が形成されて、ここに空気の層ができれば水持ち、水はけが改善されます。
ここができていないと、もう科学性だとか生物性を語る前に
何をどんな資材を売れてもダメになってしまいます。
なので物理性の改善が胃の一番に重要で、有機物はここに寄与します。
次に有機物を入れると、微生物層も改善することができます。
微生物層、目には見えないし、なかなか微生物分析なんてすることもないと思うので
非常にこれはおろそかにしがちなんですが、微生物層をおろそかにすると
病原菌の炭化となってしまいます。温床になってしまいます。
要はコロナか、このコロナウイルスがたくさん蔓延しているところに
マスクなしでいくようなものですね。基本的に作物はマスクなんてありませんので
コロナウイルスをいかに抑え込んでおくか、ここが重要なんですが
ゼロにすることはできません。なので例えばこのコロナでいえば
それに対抗する菌、コロナは菌ではなくてウイルスでしたけど
強豪する菌を、逆行する菌を入れておくと活動を抑制することができます。
そういう意味で腫瘍菌主に、病原菌と言われている腫瘍菌に対抗する
抗生菌なんかを増やしておくと、良好な生物層が形成することができます。
麦わらや稲わらも非常に重要な有機物です。
これを持ち出すのは私はちょっともったいないかなと考えています。
その畑や田んぼから持ち出すメリットももちろんあるんですけど
それをやってしまうと結局どんどん地力が落ちてしまうなという風に思いますので
これはぜひ畑、田んぼに戻してほしいと思います。
そこで分解資材を入れるとうまく鎖が進んで
物理世代とか、それから地力なんかに戻ってきますので
ぜひここはうまく活用してほしいなと思います。
そのための分解資材として、ぜひさっき言ったコストをかけてほしいなと思います。
そうすることで翌年さらに収量が上がる、もしくは収量が安定する
周りの人たちはちょっと取り不足で会えているのに
自分だけは平年と同じくらい取れている。これが一番理想的ですよね。
そういう結果を求めるのであれば土壌改良を軽視してはいけないということです。
ちなみにこの2つ、石灰資材と有機物、これは相乗効果があります。
平波を高めておくと、土壌中の微生物の活動が活発になります。
つまり有機物を腐らせる効果が上がってくるんです。
なので石灰を投入して有機物を投入すると、お互いにお互いを良くする効果があるんですね。
有機物を腐らせるのに石灰窒素が使われる理由がわかるかなと思います。
今や高級資材の石灰窒素、20キロあたり5000円くらいするでしょうか。
ちょっと高くて使いにくいかもしれませんが、
もし担当3000円とか削減することができたら、手出し2000円で済むわけです。
全面積に使う必要もありません。部分的でもいいので、ローテーションでぜひ使用してみてください。
土壌改良は絶対に裏切らないと思います。
土壌改良は人間に言ったら食事・睡眠・運動・生活の基盤となる大事な要素です。
これをおろそかにして、体調が悪い中でいくら栄養ドリンクを飲んでも、それは効果が限られますよね。
まずちゃんと寝ようよ、まずちゃんと栄養をとろうよっていうところが、
ここがまず改善されないと何もかもうまくいくわけがないんです。
どれだけお金を投資してもお金を積んでもいい生育期待した修了には結びつきません。
まずは土壌改良、基礎中の基礎ですけど、ここをまず整えることが大事です。
次回の提案予告
ちょっと長くなってきましたので、2つ目の提案。
コスト削減がうまくいった時の浮いたお金の使い道・投資先。
これの2つ目の提案については明日の配信でお話しします。
ぜひ引き続き一緒に農業経営の勝ち筋を考えていきましょう。
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