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2024-06-10 34:21

#150 海外(JICAのODA)と国内のプロジェクトの違いと共通点、建コンと開発コンサルタントの違いと共通点

海外と国内のプロジェクトの違いを説明しながら、建設コンサルタントと開発コンサルタントの違いと共通点を話してみました。 質問フォーム : https://forms.gle/yUKLPb8LbUm67qNAA
00:05
建コンのあれこれの建コンのアレです。こんにちは。 このポッドキャストは
建設コンサルタントという分かりにくく、つかみにくい業界について、 業界16年目の私、建コンのあれが、あれこれお話をする番組です。
Spotify、Apple Podcastなどのポッドキャストアプリのほか、 YouTube でも視聴ができます。
本日は、 建設コンサルタントと開発コンサルタントの違いについて
お話ししたいと思います。 私は今ですね、インドネシアのジャカルタというところに来ておりまして、
海外のプロジェクトに携わっているわけなんですけれども、
たぶんこれの一つ前か二つ前ぐらいにアップしようと思っているエピソードで、
私の自分語りのですね、あれのあれこれという話をしようと思っています。
昨日、それは録音したんですけど、私は建コンという業界に入社するその就職活動の時に、
本当はですね、ジャイ科の仕事がやりたかったんです。ジャイ科の仕事というのは海外のプロジェクトがやりたかったんです。
海外のプロジェクトというのは、ODAと言って、日本の外務省の予算によって発展途上国の開発を助けるような、
そういうプロジェクトというか、事業があって、そこに携わるために建設コンサルタントに入ろうとしたのがきっかけなんですけど、
ちょっと詳しくは過去の回を聞いていただければと思うんですが、
せっかくですね、そういうジャイ科のプロジェクトでちょっとこっちに来ているので、改めてジャイ科がやっている海外プロジェクトって何なのかっていう話と、
そこでよく出てくる質問として、建設コンサルタントと開発コンサルタントって何が違うんですかっていう話を出発点としてお話ししていきたいと思います。
ということで参りたいと思います。まずですね、建設コンサルタントというものと開発コンサルタントというものは、
ものすごく雑に言うと同じです。 雑に言うとですね。細かい違いがありますけれども、雑に言うと同じです。
何が同じで何が違うかをちょっと話していきたいと思います。 まず、国土交通省が
建設コンサルタントって言葉を使っていて、外務省が開発コンサルタントっていう言葉を使っています。
建設コンサルタントと開発コンサルタントっていうのは共通点としてね、
まずこれ一旦国内の話と思って聞いてみていただきたいんですけど、社会的な課題があります。
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世の中には課題があります。その課題が解決されるにあたっては、 解決策が社会実装される必要がありますね。
この解決策が社会実装されるの、解決策っていうのは、例えば新しい道路を通すとか、
そのに伴ってトンネルや橋梁を建設するとかですね、あるいは河川の堤防を直すとか、回収するとか、
嵩上げするとか、新しい水門を建設するとか、そういうのが解決策で、それを工事として建設することが社会実装ということですね。
日本の場合は、私が今言ったみたいなような、いろんな公共インフラは国や自治体、都道府県市町村がこれに取り組んでいて、
国が主体となったり、自治体が主体となって、そういった公共インフラを建設するというか、社会実装するプロセスの過程に、
我々健康の仕事があったり、その健康の仕事に基づいてというか、その次のフェーズとして建設というフェーズはゼネコンさんが担っていたりとかするわけですね。
転検というフェーズは転検業者さんが担っていたりとかするわけなんですね。
これが今の日本の話で、この大きな流れ、世の中に課題があって、その課題に対する解決策を社会実装するんだよと、
そこに対する関わり方が建設コンサルタントと開発コンサルタントとは非常に似ています。
日本の外務省というのは、あまり海外のプロジェクトのことを知らない人もいるかもしれないので、
日本の外務省というのは、海外の特に発展途上国と言われるような国々、国とか地域ですね、に対して資金提供を行って発展に寄与しています。
資金協力ってお金を出すみたいな言葉ですけども、ただお金を渡すだけじゃなくて、
ただお金をポンって渡すだけだったら、そのお金を何に使うかわからなくなっちゃうわけなんで、
こういう目的でこういうものを作るためのお金ですって言って資金協力をするんですよ。
名前としては資金協力って言うんですけど、結局提供した資金を使って橋を作るとか、提供した資金を作って病院を作るとかですね、
その目的が非常に迷惑覚になっているので、一般人の、我々の普通の感覚からすると、
日本が橋を作ってあげましたとか、日本が病院を作ってあげましたって感じに見える。
でも実態としてそう言っていいと思う。
後でちゃんと説明しますけど、無償資金協力みたいな場合はそう言っていいと思う。
06:05
だけど言葉として資金協力資金協力っていう言い方をするんですね。
ただ実態としてはそれによって何を作るかは確定している状態で資金協力をするんで、
結論まで行ってみれば橋を作ってあげたんだね、病院作ってあげたんだねってことになるわけなんですけど、
そういうことを日本は発展途上国に対してやっていて、それは外務省が主幹となってやっていて、
そして外務省のJAICAっていう国際協力機構かな、JAICAっていう機関が行っているんですね。
そういう事業を行っているわけなんですね。
今私は何となく作ってあげるっていう言い方をしたんですけども、
そのスキームのもう一つとしては有償資金協力っていうものがあって、
作ってあげるってただで作ってあげるんじゃなくて、お金を貸して、しかもその使徒が明確なお金を貸して、
その貸したお金と自国の予算を組み合わせて橋を作る。
言った時には、例えばインドネシアに新しい橋ができるわけなんだけど、
その橋を作る資金の一部は日本が貸し付けているっていう形になったりするんですね。
そうするとちょっと橋を作ってあげましたっていうのとは言うほどの単純な出来事ではなくて、
橋を作るためのお金を貸したっていうことになるわけなんだけど、
でもそのお金を貸すっていうプロセスの中で、
どんな技術を使ってどんな風に橋を作るかっていういわゆる設計みたいなところまでも、
日本がサービスとしてやってあげたりするパターンなんかもあったりするんで、
細かく話すと非常に厄介なんですけど、
今ここで言いたかったのは、発展図書国の国々に対して、
事前活動のように無償で、ただでやってあげてるっていうことなのかなっていう誤解がないように、
そうだけじゃなくて、利子をつけて貸し付けてるっていうパターンもあるっていうことです。
この貸し付けるっていう意味は、受け取る側の図書国の気持ちになってみれば、
自国の予算では作れないような、例えば大きな橋とか、あるいは一本の橋だけじゃなくて、
大規模な交通網を日本の資金提供によって構築することができたら、
自国の資金だけだったら20年後にやっとできるような大規模なインフラかもしれないけど、
それを20年前倒しで資金協力を受けて、自分の国に実装することができるわけですよね。
そうすると、そのできたインフラによって経済発展をすることができるようになるから、
お金を借りてでもインフラを早期に早く整えたいっていう気持ちがあるわけなんですよね。
今道路の話したけど、例えば水道がないとか電気が来てないとか、
09:00
日本に新しい道路を作るプロジェクトがあるけど、
ここには水道が来てないから水道を通しましょうっていう事業はあんまりないわけで、
そのフェーズは日本は通り過ぎているわけなんですよね。
だけど、発展途上国ではまだそのフェーズにいる場合があったりするから、
そういうのだったら、水を通して、川を収めて、
街がもっと発展するとか、人口の流入に対応できるようにするとか、
そういういろんな課題に対して、日本が資金を協力するというのはそういう意味です。
私が就活をしていた16年前までは、
日本の円借管事業っていうんですけど、
日本の海外協力の中でもお金を貸し付けるタイプのプロジェクトっていうかスキームっていうのは、
結構うまくいってるって言われてて、
それはちょうどアジア地域の発展が目まぐるしい時期で、
当時で言って30年前だったと思うけど、
戦後の日本が発展しながら貸してたお金がどんどん返還されてきて、
返還っていうか借金が返ってきて、
ごめんなさいね、いい言葉が出てこないんだけど、
召喚されるっていうのかな、
とにかく貸し付けたお金が戻ってきて、利子を付けて戻ってきて、
また戻ってきたお金をさらに再投資するっていうサイクルがうまく回ってきて、
日本は発展途上国への協力においては一つ成功事例としてうまくいってます、
っていうことを言われてました、16年ぐらい前は。
ただその後16年の間に、
これ聞いてる中でジャイカン絡みに関わってる方いるかどうかわからないですけど、
その間ずっとうまくいってたかというと、
ちょっとそうでもないような出来事も起こったり起こってなかったりしてるみたいですけれども、
ちょっと今ここのパートで私が説明したかったのは、
日本が発展途上国に貢献するっていった時に、
無償でやってる場合と利子付きで貸すっていう形でやってる場合とあるんだよっていうことで、
その外務省及びジャイカっていうのはその有償のパターンと無償のパターンを上手に使い分けて、
単なる事前事業じゃなくて日本の国のメリットにもなるように、
ウィンウィンになる形を模索しながらいろんな事業企画をしてるっていうことなんですね。
そういうことをやってるのがジャイカだよっていう感じなんですね。
なので日本のためにもなる。
例えば岸田首相がインドに訪問をしましたとか言って、
何兆円の協力を約束したというか、申し出てきましたとかってニュースになってる時があるわけなんですけど、
なんでただで発展途上国に協力してあげるのかっていうのは、
12:02
有償の話は今説明したから、最終的に利子が付いて戻ってくるんだったら日本としてもいいよねって話なんですけど、
無償は何なのかっていうと、一種の外交上のカードっていう言い方はちょっと失礼なのかな、
でもそういう要素はあると思ってるんですよ。
パートナーシップをいろんな国ととっていく上で無償の資金協力をこんな風にやると、
その代わりに例えばこういう部分はこうしてくださいっていうディスカッションの過程の中でやるっていう、
だからただかわいそうだからただやってあげてるってだけのことではないっていうふうに私は理解をしていて、
日本の外交上の利益も考えた上でいろんなことが決まっていってるんだっていうふうに私は思ってるんですけど、
その海外事業って何なのかっていうのはそういう話です。
建設コンサルタント、国内の仕事で建設コンサルタントって言ったときには、
課題があって社会実装をする、その社会実装っていうのは建設工事のことだと一旦しちゃっていいと思うっていうか、
この話ではそのようにしたいと思ってて、
その社会実装というのは道路を作るとか橋を作るとかトンネルを掘るとかいうような建設工事です。
その建設工事そのものは施工業者さんが、ゼネコンさんとかが担うわけなんですけど、
この社会海外についてこんな解決策を実装するんだっていう建設工事の手前のいろんなことに対して、
技術的なエンジニアリングサービスを提供しているのが建設コンサルタントであると言えると思ってて、
代表的な例が設計ですよね。
計画もそうだしね。
調査もそうですね。
こんな課題があります。
例えば大きな地震があったらここは地滑りしちゃいそうです。
この地滑りしちゃいそうっていうのが社会課題としたときに、
これに対する解決策を実装するって言ったら、
じゃあ砂防塩底を作りましょうというのが実装なわけですけど、
はいじゃあ作りましょうよろしくとはならなくて、
その地質がどんな風になってて、
地滑りというか土砂災害が起こった場合にはどんな規模が想定されて、
そのためにはどんな塩底、砂防ダムを作る必要があって、
その大きさのダムを作ろうと思ったときにはどんな形式が考えられて、
一個一個の形式にはどんな施工方法があってということを一個一個考えていく。
よし、こういう理由で、こういう理由で、これが最適で、これが妥当で、こうなんだ。
だからこれを作りましょうっていう、
その作りましょうの中身を詳しく詰めて、
15:03
それを図面にしたりとかするのが建設コンサルタントの設計というプロセスだし、
じゃあ地質がどうなっているのかだったら地質調査というプロセスだし、
現地の測量図がなければ測量というのが、測量というプロセスなんですけど、
そういうことをやっているのが建設コンサルタントで、
そうやって決まったものを作るというフェーズを担っているのが、
施工業者さんというか工事というフェーズなわけなんですけど、
その手前のいろんなことをやっているのが建設コンサルタントであって、
同じように開発コンサルタントの課題があって、
社会実装するためのいろんなことをやっているのが開発コンサルタントなんですね。
だからやっぱり建設コンサルタントにしても、開発コンサルタントにしても、
何をやっているんですかといろんなことをやっているので、
説明が難しいし、理解されにくいし、理解しにくい。
説明もしにくいし 理解もしにくいんで
なので こういうポッドキャストを 私 やってるわけなんですけども
今日もいっぱい すでに喋ってきてますけど
ちょっと伝わりにくかったらすみません
でも このエピソードがないのとあるのとだったら
ある方が世の中のね オンライン上の情報が増えますんで
いいんじゃないかと思って 喋ってるわけなんですけれども
というところで
今のが建設コンサルタントと 開発コンサルタントの共通点
社会課題と解決策の実装
問題と工事
簡単に言っちゃえば 問題があって工事があると
その間に必要なことをやってるのは
建設コンサルタントでも 開発コンサルタントでも同じなんです
ここから違いの話をしていきます
ポイントはね
建設コンサルタントと開発コンサルタントが
根本的に違うのか 何が違うのかっていうことの前に
ポイントは課題が違うんです
日本と世界とでは課題が違うんです
建設コンサルタントは国土交通省とか
それから自治体さんが担っている
日本という国に存在する課題に対して取り組んでいる
それに対してJICAが行っている世界の課題っていうと
日本はね 世界地図で見たらこれぐらいですけど
世界はこれぐらいなんで
その世界のほとんどのエリアは
ほとんどのエリアは開発途上国ですから
世界地図見たときの面積で言ったら
ほとんどのエリアが開発途上国ですから
その途上国に存在する課題っていうのは
その広さ分と言ったら
ちょっと雑な表現かもしれませんけど
多様なんですよ
例えば国の一部にしか水道が通ってないとか
あるいはそれ以上に下水がないとか
18:01
電気が来てないとか通信手段がないとか
あと学校がないとか病院がないとか
今言ったような話っていうのは
日本には今すでに現時点ではほとんど存在しない
非常にもう過ぎ去った課題と言ったらちょっと大げさだけど
でも日本のね
例えば山陰地方っていうのは水道が通ってないみたいな
そういうレベルである課題では当然ないんですよね
北海道には下水道がないなんてことはないじゃないですか
日本中に水道も下水も電気も来ていて通信手段もある
義務教育といって学校もあるし病院もある
というのが現在の日本の状態
かつては違ったんですけどね
かつて違ったからね
日本もね
IMFとか国際的な資金協力を受けて発展してきた
課程があるんですよ
ご存知かもしれませんけど
だから愛知洋水とか
皆さんの好きな黒ヨンダムですね
黒米ダムとかも海外の資金協力で作ったという課程があるんでね
助けられていた時代っていうのが日本にもあるわけなんですけど
今は基本的には助けるというかね
資金協力をする側のフェーズになってますけども
そういうふうに現在の日本にはないような課題っていうのが
海外プロジェクトの場合は出てくる
ここが建設コンサルタントと開発コンサルタントの違い
つまり国内を担う建設コンサルタントと
海外を担う開発コンサルタントの違いになってくるわけなんですね
もう一個はね
計画がないっていうのも言えることだと思います
日本にはまだ工事にも至ってないし
詳細設計にも基本設計にも至ってないけど
計画はあるみたいな道路とかトンネルってありますよね
地下鉄の計画もありますよね
神奈川の下をメトロセブンとかなんとかって言って
地下鉄通す計画とかねあるけど
計画はいっぱいあるわけなんですけどね
でも途上国の場合は計画がないっていう状況もしばしばにしてあって
開発コンサルタントのジャイアントプロジェクトの中では
マスタープランを作りましょうっていうのは結構たくさんある話ですね
だから日本だったらないような
例えばだから日本の名古屋と東京を結ぶ
その広域の交通網を考えましょうっていうようなマスタープランとかね
ちょっと私が言ったような規模でのプロジェクトが本当にあるかどうかちょっと分かりませんけども
環状線のプロジェクトとかもあるんじゃないかな
都市というか首都ばっかりがねバーンって発展したけど
交通渋滞が位置づるしみたいな時に
その環状線を作って中心地の渋滞を緩和しようっていうのもあると思うし
やっぱりあるよね
リリジョンをまたいだ
高速道路の計画とかマスタープランとかそういうのもあると思ってるんだけど
そういう感じで計画がないものに対して計画を作るっていう話も
結構建設コンサルタントと開発コンサルタントの違いと言っていいか分からないけど
21:05
日本に存在する課題と海外に存在する課題の違いの一つと言えるんじゃないかと思います
ここでJICAのグローバルアジェンダっていうのがあって
JICAとして世界に存在するこんな課題にコミットしていきますっていう
アジェンダがあってですね
それに20ぐらい項目があって
分かりやすいやつは交通手段とか水資源開発とか
あと教育とか医療福祉とかってあるんだけど
日本の特に建設コンサルタントがあんまり関わらない話も
そこには海外の国際的な課題なんでいっぱい書いてあって
面白そうなものをちょっと見つけてみたんで話してみますと
JICAグローバルアジェンダの中にはデジタル化の促進とかっていうのもあったりします
私もしばしば耳にするんですけど
開発コンサルタントって土木屋さんばっかりじゃなくて
IT屋さんも結構いるんですよ
土壌国のIT開発を支援するっていうITコンサルタントとかね
IT屋さんとかもJICAプロジェクトに参入をしていて
そのデジタル的なDX的な部分を専門にしている開発コンサルタント会社とかも
多分あると思います
少なくとも私が会ったことがあるのは
個人事業主でそのプロジェクトに参加している一人の技術者に会ったことがありますけど
そんなこともあったりしますね
あと民間セクター開発とか農業開発
農業開発も実際に用水路とかを作ろうってことになったら
日本の建設コンサルタントの農水商圏の仕事をやっている業界とか業者さんとか
あるので健康に関わってくるんですけど
本当に畑を開発するとかね
それから種の開発とかね
インフラを整えるっていうだけじゃなくて
農業を開発するっていうようなこともJICAとしてやっていたりするので
そこまでのソフト的な話を含めて考えると
日本の建設コンサルタントとは結構違ってくるなとかって思ったり私はしています
あと面白かったのはガバナンスっていうカテゴリーがあって
これは行政および司法メディアによる制度構築改善
およびこれを担う人材の育成を行うって書いてあって
これはもう完全にソフトですね
何かハードウェアとしてのインフラを作ってあげるとかいうレベルの話じゃなくて
その行政とか司法の制度を作ってあげて
それが運用できるように人を教育するっていうことも
JICAの支援の一つとしてやってるんだそうです
24:02
すごいですよね
結構これが国の行政なのかね
県とかのレベルなのかってどっちもきっとあるんだと思うんですけど
司法って書いてあるからね
司法のガバナンスに対してまで協力やってるっていうのはすごいなと思いますけど
そういう種類の専門家も海外に行ったりして
この現状の要は行政がうまくいってないっていう時に
こんな制度でやりましょうってことを
コンサルティングしたりしてるっていうのもあるんだろうなというふうに想像します
この部分は健康とは非常に遠いんで
私もちょっとピンときてないですけど
非常に多様だなっていうことは
このJICAグローバルアジェンダってのをさーっと見てみるだけでも
すごく多様性を感じますね
そういう感じで
開発コンサルタント海外の課題の方が多様であるっていう意味で言うと
建設コンサルタントも開発コンサルタントっていうのは
一言で同じとは言えない
建設コンサルタントも建設って名前がついてるように
建設事業に関わっているわけだけど
開発っていった時には
教育制度を提供するとか
司法制度を提供するみたいな
健康がやってないようなことまでやってたりする
携わってたりするっていう部分もあります
という感じですね
ちなみに私が勤めてる会社は
国内の事業も海外の事業もやってるんで
建設コンサルタントでもあるし
開発コンサルタントでもあります
そういうパターンもあります
特に大手の健康数社
10社ぐらいは
海外事業もやってる会社が結構あるんで
そういう風に
一つの会社なんだけど
この会社は健康ですけど開発コンサルタントはありませんとか
同じ会社が2つの側面を持っているパターンも
しばしばあります
ただ開発コンサルタント
海外しかやってないコンサルタント会社も
いっぱいあります
そんな感じで
JICAという機関は
いろんなことやってるんですけど
皆さん聞いたことあるのは
青年海外協力隊とかね
それをやってるのもJICAです
国際緊急支援といって
災害が起こった時に
人を派遣したり物資を提供したりとか
そういうこともやってるわけなんですけど
私たちのような
健康とか開発コンサルタントが
関わる事業としては
主に3つあります
事業スキームの話をして
この話は終わりにしたいと思うんですけど
その3つあるというのが
前半にちょっと出てきましたけど
無償資金協力
優勝資金協力
というものと
技術支援プログラム
27:01
という3つがあります
最初にちょっとしゃべっちゃったんですけど
無償資金協力というのは
資金を贈与して
開発のために必要な
施設の整備とか
資器材を調達してあげたりとか
いうようなスキーム
贈与というのが
優勝資金協力との違いです
最初の説明と
重複しちゃいますけど
資金協力というと
お金をあげるだけって感じしちゃいますけど
ただお金をあげるだけだと
何のために使ったのかというのも分からないし
そもそも何をするために
いくらあげるのかという
日本側の意思決定が必要なんで
当然
どういう決裁プロセスになっているのか
分からないけど
少なくとも外務大臣の
承認とか
全部によっては国会の承認を得て
このお金を
○○国に資金協力しますって
決定されるんで
その決裁において
何を目的として
何を作るために
いくら資金協力をするんだ
っていうことが決まってないと
意思決定ができない
決めるというプロセスどうするかというと
我々開発コンサルタントが
この課題を解決するために
こんなものが必要で
いくらかかるんだって
いわゆる設計とか計画とか
調査ってことを
やらなければいくらかかるか
いくら使うか
どんな効果があるかってことが分からないわけなんですね
なのでそれをやるのが
我々の仕事なわけなんですよ
設計ってね
図面書くことだけじゃないんですよね
図面を書くとかってことは
ほんの一部で
計算をすることもほんの一部で
我々建設コンサルタントの
価値というのは
ある課題に対して
何をすればそれが解決するか
何をするかというのに
どんな選択肢があって
どれを選ぶのが妥当なのか
それを考えて技術的に
コンサルティングさせてあげるのが
我々の仕事
それは国内でも海外でも
私は同じだと思ってるんですね
ちょっと脱線しましたけど
今無償資金協力の説明ですね
有償資金協力は
これも最初の方に言いましたけど
同じような形で無償で増揚するんじゃなくて
貸し付ける
低金利で長期間貸し付ける
というスキームです
その使い道というのは
同じように電力とか郵送とか
通信インフラを整えたり
環境問題を対処したりとか
そういうための資金協力
なんですけど
これも同じようにお金を貸すだけじゃなくて
その貸したお金で何を作るのか
というところまで
技術的な設計
計画調査を
してあげるというところまで
パッケージになって有償資金協力
ということになっています
それから3つ目の
技術支援プログラム
技プロってよく言うんですけど
っていうのはもう少し
ソフト対策的な話で
30:01
現地の人たちの能力
向上のために
日本の専門家とかがいて
そういうやつですね
これは
日本の健康には
あまりない役割だと思いますけど
でも
JICAのプロジェクトの場合は
開発コンサルタントが
担っている部分でもあります
技術支援プログラムですね
という感じで
ちょっと
私が特に大事だと思っていることは
このエピソードを通して
何度か繰り返してしまったんですけど
資金協力
資金協力って
言いますけど
お金を提供したり協力するだけでは
なくて
何を
作るか
どの課題に対して
どんな解決策を取るか
それには
何が必要どんなことが必要であって
いくらかかるかということを考える
コンサルティングする
ということが開発コンサルタントの
役割であって
この部分は
日本の国内の建設コンサルタントとしての
役割でも
同じことが言えるというふうに思っている
そういう部分も込めて
雑に言っちゃえば
健康と開発コンサルタント
というのは
呼び方が違うだけで同じと言っても
ちょっと言い過ぎじゃないかなというふうに
思っております
ちなみに
建設コンサルタントには
建設コンサルタント協会
建設コンサルタンツ協会というのが
業界団体としてあるんですけど
海外の開発コンサルタントは
ECFAという
開発コンサルタントの協会
業界団体がありますので
より詳しく知りたい場合は
ECFAのホームページも見てみてください
それでECFAさんは
ノートで
ブログもアップされていますので
そっちも見てみても
いいんじゃないかと思います
私が今日話したような
事業の全体像とか
概要の話でいうと
ECFAのホームページに
ノートよりもホームページで
書いてあることのほうが
わかりやすいかもしれないし
JICAさんのホームページにも
書いてあります
ただどっち読んでもわかりにくい
やっぱり複雑なんで
開発コンサルタントが何をしているかを
理解するのは
ちょっと
オンラインの文字とかの情報だけだと
ピンときにくいな
って思ったりしますけども
そういうECFAとか
JICAの
情報も参照してみてください
また個別に
これ知りたいなとか
私健康のアレに解説してほしいなと思う
わかりにくいポイントとかが
あればですね
質問フォームを概要欄に貼っておきますので
そちらにご質問いただければ
私の知っている限りで
33:00
お答えしたいと思います
私も16年ずっと国内の仕事ばっかりやっているので
海外のスキームのこととか
あまり詳しくはない
じゃないんですけど
でも就活の時に調べたことでもあるし
それが今になって実際に
エンジニアとして携わるようになって
改めてわかってきている部分もあるので
少なくとも
例えば学生さんが
どういうことなんだろう
そういうのを知っていれば
何らか解説ができると思っていますので
ご質問いただければという風に
思っております
というところで
長くなりましたね
かなり早口でしゃべったと思いますけど
久しぶりにジャカルタに来てて
土日に自由な時間がありまして
いいことかどうか
本当は日本にいて
家族と一緒にいたい気持ちがあるんですけど
日本にいると
逆に家族と一緒にいるということで
今回もエイクファのホームページとか
ジャイカのホームページ結構調べて原稿作って
今しゃべっているんですけど
こんなじっくりホームページ見ながら原稿作る時間
なかなか日本だとないんですけど
今回はその時間が作れて
せっかくなので
大型のやつ撮ろうかなと思って
大型というか30分コースくらいになりそうだけど
1本撮りたいなと思って
準備して話してきました
最後まで聞いていただきありがとうございました
34:21

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