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2024-11-13 21:36

#6 建設テックスタートアップの事例~人手不足・モジュラー建築・DAC・進捗管理~

■トピック
日本国内建設スタートアップの資金状況/人手不足解消としてのモジュラー建築/アメリカのモジュラー建築/モジュラー建築の日本ならではのハードル(道路サイズ、災害etc.)/モジュールの工場生産を行う上での周辺産業/Direct Air Capture/360°データを活用した進捗管理/ロボットvs人間/
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■パーソナリティ
平田 拓己(⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠@internet_boy53⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠)
waypoint venture partners 代表取締役 Founding Partner
甲南大学卒業後、独立系VCに新卒入社しファンドレイズやPreSeed~Seedステージを軸に12社のスタートアップに投資。2023年にwaypoint venture partner(独立系VC)を設立し、「新しい街づくり」「産業の持続的成長」「個人のエンパワーメント」を軸にPreSeed~Seedスタートアップへ投資
 斎藤寛彰(⁠@HiroakiSait⁠)
戸田建設(株)ビジネスイノベーション部課長 一般社団法人建設テック協会事務局長 / 早稲田大学招聘研究員 東京工業大学大学院修了後、2012年に戸田建設に入社。建築施工管理、エンジニアリング等を経験後、経営企画、ICT戦略部門等を経て、現在は国内外の優れたスタートアップ企業への投資とオープン・イノベーションに取り組む。国内外の建設関連スタートアップ企業4社でEvangelist / Executive Fellow / アドバイザー 等を務める。建設DXや建設×イノベーション領域での研究活動にも取り組む。

サマリー

建設テックスタートアップの現状や事例が解説されています。特に人手不足の問題やモジュラー建築の可能性に焦点が当てられ、新たなビジネスモデルが求められていることが強調されています。日本の建設業界が抱える人手不足に対し、モジュラー建築やDAC(ダイレクトエアキャプチャー)が新たな解決策となる可能性について議論が展開されています。また、進捗管理に最新のテクノロジーを取り入れることで効率化が期待されていることも強調されています。建設業界における人手不足やモジュラー建築の可能性、さらにはロボット技術の導入について議論し、テクノロジーと人の役割のバランスについて考察されています。

建設スタートアップの現状
皆さん、こんにちは。ウェイポイントベンチャーパートナーズの平塚です。
福田建設の斉藤です。
建設テックLABでは、これから企業を目指す方や、建設業の建設領域で事業に取り組むスタートアップの方に向けて、初歩から明るい建設領域の解説と、建設関連のニュースやテクノロジー、スタートアップについてお問い合わせしています。
今回は、国内外の建設スタートアップの企業の事例についてお伺いしていきます。
話題を少し変えて、実際に今建設テックのスタートアップ、そもそも建設テックは何なのかであったりとか、建設テック領域で事業を考えるみたいな話になった時に、どういう観点を抑えるかみたいな話をしてきたと思うんですけど、
ここからは国内外の建設スタートアップの事例って、そもそもどんなのがあるんだっけとか、あとはどういうところにそれぞれ着目しているのかみたいなところをお話ししていけると面白いのかなと思ってまして、
ちょっとその前に大前提としてみたいなところではあるんですけど、そもそも建設スタートアップって今どういう状況なのかみたいな、ちょっと軽く調べてまいりまして、
一応24年の上半期のイニシャルさんが出しているジャパンスタートアップファイナンスのデータをちらっと見てきまして、その中で建設領域って資金調達の状況だったりスタートアップってどれぐらい出てきているのかみたいな話なんですけど、
24年の上半期で言うと資金調達の者数は17社で44億円を総額資金調達をしている。これは観測されている数字なので、当然ステルスでやっていてどこにもデータを出してませんみたいなものは含まれていないというような数字です。
17社が多いか少ないか、これだけ聞くとよくわからないというところがあると思うので、同じように産業軸でいくつか出ていたところを切り取ってみると、例えばコンテンツ業界って呼ばれるような業界の場合、半年間で127社で148億円の調達、ヘルスケアの領域で言うと83社で91億円みたいな形で出ておりまして、この辺は多かった業界っていうような感じです。
なのでそれで言うと一見あんまり多くないなっていう印象はあるかなと思いますし、これ1回目か2回目あたりでもあんまりまだまだ多くはないよねっていう話が出ていたかなと思います。
ただ一方でいわゆるレガシー産業というふうにくくられるような製造だったりとかあとは物流だったりみたいなのも合わせて見てみると、製造業の場合同じ17社なんですね。
で54億円ぐらい。で物流の場合23社で23億円ぐらいみたいな形なんで、同じそのレガシー産業って呼ばれるような課題をなかなか捉えにくかったりとかっていうような業界の場合だと比較的同じような数字になっているなというような状態だったりもするので、
まだまだこれから注目されていく産業なんだろうなっていうのが現状足元の数字というような形になります。
人手不足とモジュラー建築
数値に関してはやっぱ少ないんですね。印象通りでした。業界が抱えている課題がもっと巨大なのでやっぱりそこに対して一緒に解決してくださるマスターアップさんは数だけじゃないとは思うんですが、
やっぱりより仲間となっていただけるような会社さんが多い方が建設業界としてもありがたいと思うので、引き続きそちらはできる範囲の応援させていただきたいなというふうに思いました。
でそれを踏まえてなんですが、具体的にその建設スタートアップの領域で斎藤さん気になっている領域だったりとか、なんかウォッチしているところって国内外問わずで言うとどういうところが上がれたりするんですか?
なかなかこう署名だとか出しづらかったりするんですか?
こういう領域みたいなのもいいですし、逆に海外とかであれば多分比較的まだ名前出しやすいかと思う
まあまあそういう意味で、怒られない会社というと、クラフトバンクさんは昔から気になっているというか一緒にお付き合いさせていただいていて、やっぱり人手不足で
専門工事会社さんの供給量が足りない、人手が不足しているというところに対して行き渡られているので、本当に産業のレベルアップのために必要なサービスを提供されていらっしゃいますよね。
助田さんとかも確かそういったことをされているんじゃないかなというふうに思います。
前話しましたっけ、モジュラー建築の話って前出しましたっけ?
はい、まさに前回その話が出ていて、実は僕もその話をしたいなと思いながら思ったんですけど、いかがですか?
ありがとうございます。やっぱりそういったところに興味が集中しているので、人手不足に対して抜本的なイノベーションのプロセスで解決していくというところで期待を集めているのがモジュラー建築事業者。
ただ、やっぱり日本でそれをやるって非常に難しいとは思っていまして、海外のスタートアップ企業に投資の金額っていうのは1桁あるいは2桁くらい違ったりするので、そういったアセットが必要になっていくビジネスって日本よりはやりやすいんですけど、
日本ってやっぱりスタートアップさんがそういったいきなりアセットに投資できるような大型の調達するのって非常に難しいと思うんですね。事例はなくはないと思うんです。何社か他の領域でそれぐらいの金額、大きな規模でハードの投資ができるような調達を集めてらっしゃる会社さんがいらっしゃるので、全く無理ではないんですけど、非常にパワードが高いんじゃないかなと思うんです。
でもやっぱり気になる領域がそこです。日本流だと何ができるのかなっていうのをもう少し。アメリカのモジラっていうのはホテルの一室をそのまま箱にして、ベッドとかトイレとか内装工事も全部もう仕上がったキッチンもできた状態で工場で作ってそれを箱のまま持って行って組み立てていく。
トレーラーで運んで行ったりしますよね。
そうです。そういうやり方なんですけど、それは多分日本だといろんな理由、スタートアップがやるにもちょっと無理だろうというところもあるんですけど、じゃあでもそれ日本流にやると何かできないのかなっていうのを少し思っています。
ハードになるのですかね、そう思うと。ハードウェアの投資かもしれませんが、そういった領域はすごく気になっております。
いやそうですね、個人的にも建設の在り方というかを抜本的に変える系はすごく気になっていて、なので実はこのテーマでお話しする前に斉藤さんにはいくつか海外のスタートアップをお送りさせていただいていて、
海外のそういう建設の抜本的に変えちゃいますみたいなところのすごいところだなぁと個人的に思っているのは、いわゆるこだて系で工場で作ったものをとんでもなくでかいトレーラーにそのままの形で乗っけて持っていきますみたいなものも当然ありますし、
それだけではなくてなんかそのユニットを大量に作って現場で集合住宅作りますみたいな、何言ってんだと思うようなサイズのものまでできてしまうっていうところがなんか凄まじいなぁと思いますし、でそのうちの一社でこれ今現状どうなんだろうなぁと個人的に思う部分もありながら見ているのがJunoという集合住宅のスタートアップで多分直近で一番最後の資金調達がシリーズAなのかなと思うんですけど、
資金調達をしてコスラとかが多分投資をしてたところだと思います。
コスラがすごいんですよね。
そうですね。で実際にテキサスに一頭目やりますっていうプロジェクトのリリースみたいなのが見たんですけど、なんかできましたっていうリリースは見なかったんで住所に入れてGoogle Earthで見てみたら立ってたんですけど、そういうのができてたりするぐらいにはすごいなぁと思いますし、やっぱり設計から観光まで後期だったりとかコスト削減を目指しますみたいなスタートアップが出てくるっていうのはすごい面白いなぁと思いますし、
あとここですごく気になるのは、日本の場合は当然道路のサイズも全然違ったりとかっていうのはなかなか作ったものをトレーラーに乗っけて持っていくって厳しいよねみたいなところ思うところもあるんですけど、なんか同時に日本の場合って結構地震も多かったりするじゃないですか。
なんかそういう災害のことを考えた時に、こだてであればもしかすると可能性あるのかなと思いつつも、集合住宅でユニットベースでくっつけるとかってなると結構地震対策難しかったりもするのかなと思ったりしたんですけど、なんかそういう意味での実現可能性とかってどうなんですかね。
おっしゃる通りですね。やっぱり地震の話は当然あって、どこまで詳しい話をするかというのがあるんですが、そういったモジュラー建築って壁が構造体なんですよね。アメリカとかで見ると壁で支えてるんです。
日本における建設の実現可能性
日本の建築って、みなさん壁式構造っていうんですか、壁で支えてる建物も当然低層建築だとあるんですけど、おおむね柱と梁とか、みなさん見れると思うんですけど、柱梁の構造でできてるんですね。
なので、ということでいうと、アメリカでやってる方式はそのまま日本で提供できないんじゃないかっていうのは、すみません、私の素人的な感覚ではあってですね、ただ日本の技術者の方で非常に優秀な方が多いので、それを全く別のアプローチで実現するっていう、それがどうやってっていうのはちょっと私のレベルでは言えないんですけど、そういったアプローチがあって、それをスタートアップさんでやるのかやらないのかっていうのはあるんですが、
会ってもいいんじゃないかなというふうには思います。大変な話だと思うんですけど。
なんかめちゃめちゃハードだし、さっきのJunoに関しても直近でファイナンスしたときは20ミリオンぐらい調達していて、で、たぶんシリーズAに至るまで31ミリオンぐらい調達しているので。
とんでもない。31ミリオンで言うと日本円の4、50億ぐらいの扱いなので言うと、たぶん。 とんでもないですね。
はい、なんでやっぱり桁が違うというか、うーんっていう感じはしてしまうんですけど、同時にすごくVCが言っていい言葉かどうかわかんないですけど、なんか夢はあるなというか。
夢はありますね。
そこをなんとか日本流にチャレンジできないんだろうかとか、災害に対するみたいなところの考え方もすごく強い国だと思うので、逆に日本流でうまくいくみたいなところができるようになると、
実は同じように災害の多い国でも使えるようなものができちゃったりするんじゃないかと思ったりするので、ここはもし自分も関われるチャンスがあるんだったらぜひ関わってみたいなと思うところがあるなと思います。
そうですね、モジュラー建築ビジネス自体をスタートアップさんがやるかやらないかというのを置いといて、そういったトレンドはおそらく何かしらの形で日本にも、今皆さん考えてらっしゃると思うんですけど、来ると思うんですね。
それをサポートできるようなビジネスって何なのかっていう話も当然出てきて欲しいかなと思ってますので、例えば先週までアメリカに行ってたんですけど、壁のペンキを塗るロボットとか、結構単純な作業。
果てしない面積がある場合があるんですね。工場とか倉庫とか。そういった単純繰り返し作業を一人でやると結構大変なんですけど、それをロボットでやりますよみたいな話。
で、それを現場でやると結構大変だと思うんですけど、でもモジュラーだと工場で連続生産するという話においてもしかしたらフィットするのかなとか思ったりとか。
なかなかロボットの建設現場ではなかなか定着しづらいのは、やっぱり場所が移動するし、物がぐちゃぐちゃ。
綺麗な中でもやっぱり作家の方がいろいろするので、運用が難しかったりする。あるいは誰かオペレーションするんだみたいな話になって、運用が難しいという点があるので。
ただ工場でそれを安定的に連続で運用していくって話になると、一気に広がる可能性もあるなと思って。逆に言うとそのトレンドに対してフィットする。
DACの可能性と建設業界の変化
これまで建設現場でフィットしなかったけど、工場生産ならいけるかもしれないみたいな、そういうアプローチもあるかもしれないですね。
それこそ海外のスタートアップを調べているときに、まさに同じように壁を塗るか、何だったかな。
何かを吹き付けるみたいなのをロボットアーム使ってやるみたいな。
いやいや、同じ建設かもしれないですね。
そういうのを見たときに、日本ではないけど海外は確かにありそうだなみたいな。そもそも規模感も全然違うものを作ってたりするし。
確かになぁと思いながら見てたことがあったんで。
なんかあり方が変わるとやっぱりその周辺産業も変わってくるみたいなのは確かにありそうですよ。
そうですね。ロボットも本当に建設現場で運用は難しかったんですけど、工場になると一気に入る可能性があるので、今逆に言うと時代の流れとしてはいいんじゃないかなというふうに思ったりします。
確かに。工場になるとある程度この場所でこれを作るとか、ここにはこういうものが置いてあるみたいなのが確立かというか決まってきたりもしますしね。
例えばの話ですね。
モジュラー建築以外の領域でここは実は注目しているとかっていうのってあったりされますか?また海外まさに行かれたお話があったと思うんで、海外行ったときにこれめっちゃ面白かったみたいなのってあったりしますか?
面白いかどうかは人それぞれなんですけど。
今ちょっと社名だとか詳細は言えないですけど、
ラックと言われる空気中の二酸化炭素を吸収してそれを固定化するっていうのは公衆を中心に今トレンドはありますよね。
それをどこに固定するかって結構重要で、地中に埋設するとかもあるんですけど、
建物の建材なんかで固定すると建物なんて50年100年使われるので、二酸化炭素がしばらくはそこに固定されていきますよというところと、建物としての環境性能としてもそれで売ることができたりするっていう側面があったりするので、
そういったダックと言われるダイレクトエアキャプチャーみたいなスタートアップさんも、もしかしたら建設テック、ど真ん中じゃないけど、建設産業に対してインパクトをもたらす可能性があるんじゃないかなというふうに思いました。
去年あたりずっとクランチベースを毎月叩いては新しいスタートアップを見るみたいなやつだったんですけど、
その時もレンガの中に入れちゃうとか、あとはよく高速道路とかの仕切りに使われているコンクリートのでかい箱みたいなやつとか、ああいうのに入れちゃうとか、地中のやつもありましたし、結構いろんなケースが海外だと出てきてるんだなっていうのはすごい勉強になりました。
実は2020年ちょっと先ぐらいにシリコンバリアのVCさんの中心に、次はクライマットテックだっていうコンテンツを作られて非常に投資が盛り上がったことがあったんですけど、まだ市場がついてきていない感じは私の感覚としてはあって、その実力が今試されている状況なんじゃないかなというふうに思います。
進捗管理のための新たな技術
あと、そうですね、注目というか最近増えてきているっていうのは、定員だとか360度カメラとかを使って現場をキャプチャーしていくっていうようなアプローチのスタートアップさん。前から以前、もう数年前から増えてはきているんですけど、最近になってまだどんどん私の知らない会社がこんなにあったんだっていうぐらい、特にアメリカを中心に増えてきているのは実情です。
なんでそういうトレンドがあるかっていうと、LIMっていう3次元の情報まで含めた図面ができたのに、正解の立体のデータがあると、そこに対して天群で取ると当然3次元のデータで、どこまで工事が進んでいてどこまでできていないかみたいな、そういった差分の検証ができるっていうところで、工事の進捗管理に使えるんじゃないかっていうアプローチがありまして、非常に会社としては増えている。
事例として増えているかっていうのはちょっと私のレベルでは観測できてないんですけど、一つのトレンドになるんじゃないかなというふうに思います。
一ユーザーとして1個、ライダーで空間を取るみたいなのを、建築とか建設領域で使われる前提で作られたサービスを取れたことがあって、実際に自分のオフィスの中を全部取ったことがあるんですけど、それをやったら実際たぶんズレが、そもそも1センチは全然ないぐらいのズレで、自分で取った後にメジャーで測ったんですけど。
確かにミリ単位の精度を求められるようなところだと、もしかするとまだ使えないのかもしれないけど、1センチとかであれば使えるようになるところって全然あるだろうなと思いますし、さっきおっしゃられていたような施工管理とかであれば、別に極論言うとその1ミリとかっていうズレではなく、現状どうなっているのかっていうところの計測なのかなと思ったんですけど、そういうところであれば使えてくるみたいなそんなイメージですか?
ある程度使えてくると思うんですけど、ただ残念なことにやっぱり建築の現場、道具の現場ではミリでやっぱり管理されていくので、そこの精度っていうのはやっぱり問われてくるかなと思います。いずれにしてもそれは時間だとかが解決してくれる話かなとは思うんですけど、それによって進捗管理をしていくっていう世界観が出てくる可能性は十二分にあるなと思います。
そのケースのうちの一つで、オンサイトIQっていうスタートアップを事前に調べたりしてたんですけど、これとかすごい面白くて、いわゆる同じように360度カメラを使って画像を撮ってきて、その画像をAIで分析をして進捗管理をするみたいなサービスなんですが、これとかの場合だとすごい面白いというか個人的にめちゃめちゃ好感を持ったポイントが、360度カメラを人につけて歩き回ってデータ撮るみたいな話で、
いわゆるそのテックで何でも解決しようみたいな観点でいくと、なんかカメラ大量に置いてみたいな発想になりえそうだなと思いつつ、一方で今回もお話をしていただいてた通りで、現場の形がどんどん変わっていくよね、なんなら広くなっていくよねみたいなところがある中で、やっぱりそのカメラをいろんなところに置いて撮っていくみたいなのは現実的ではない。
であれば人にカメラをつけて人が歩けば良いっていう考え方はすごくいいなと思いますし、かつなんか現場の方が使うタイミングでも、ある意味その導入するときに何かを設置しないといけないっていうこともおそらく多分サイトを見てる限りなくて、360度カメラつけた人が歩くみたいな話で、多分歩く場所をどこ歩くかみたいなのは一定あるんだと思うんですけど、それ以外のところ特に導入コストになるようなものもないんだろうなと思っていて、
やっぱりそうすると現場にも受け入れられやすいサービスなんじゃないかなと思いながら、すごい好感を持ったサービスでした。
オンサイトIQは私、平田さんに教えていただくまで存じ上げなかったんですけど、ただですね、これに類似するサービスが非常に多くなってきている。本当に10いかないかもしれないですけど、それに近いぐらい私の中でこれまで調べてきた。
まだあるかってちょっとびっくりしちゃった。一つやっぱりトレンドとしてあるんだと思います。できることとそれによるメリットっていうのが多分建設業界の中にはあってですね、そこはマッチしている領域なのかもしれないですね。
このオンサイトIQを見た時にすごい、テクって全てハイテクである必要はないというか、カメラを別に置きまくらなくても人というローテクを使えば良いっていうのは、
なんかすごい提供価値を実現するにあたって、必ずしも全てがハイテクじゃないといけないっていうわけじゃないんだなっていうのはすごい思わされた事例でした。
その話に関連して言うとですね、現場内を走行するロボットっていうのに一定ニーズが実は建設業界の中ではあるんですね。現場内をスキャンするとか撮影するとかっていうニーズがあって、それを誰がやるんだという問題があるので、ロボットがやってくれればいいねって話は以前からあります。
一方でですね、ロボットはいくらで導入できるんだっていう話と人件費比べるときに、人の方がいいんじゃないかっていうまだレベルなんですよね。ロボットが効果である人に対して。そこが一つまだブレークスリルとして残っているのと、ロボットは当然完璧に運用できれば本当に手間がかからないんですが、そうでない可能性が十分にある。
現場内で急に通れなくなったりするときにじゃあ迂回できるかとか、あるいは充電ステーションまでちゃんと戻ってきてないじゃないかみたいなことがあると、結局人がそこのケアをしない。やっぱり人ってすごいんだなって思います。
柔軟性と臨機応変さに関しては最強ですよね。
人ほど信用もちゃんとできるし、もうその場で曖昧な判断をしてちゃんと業務を遂行できるっていうのは本当に素晴らしい。一方でその人がいなくなっているので何とかしないといけないというところがあって、人に向いて作業ってやっぱりそういった曖昧なところを処理できるところで、当然当たり前のことですけど、
もう決まりきったことをしっかり答えが100%わかっているものっていうのは今後システムだとかAIだとかロボットとかに置き換わっていくんでしょうけど、そこどっちがいいんだろうなっていうのは少しその事例を見ながら思ってはいます。
人の役割とテクノロジーの関係
本当にロボットはそれすべきなのかな。さっきの人にとってもらった方がいいんじゃないかっていう話があるので、
テクノロジーがまだ完璧にない段階において、人がやるべき、ロボットがやるべき、AIがやるべきとかの判断するポイントってこうつなるかなと思う。
わかりました。ありがとうございます。個人的にめちゃめちゃ面白い話だったんで、めちゃくちゃ勉強になりました。
じゃあ一旦本日はこれにて以上にしようかなと思います。聞いていただきありがとうございました。
ありがとうございました。
概要欄で話してほしいトークテーマであったりとか、質問も受け付けておりますので、もしよろしければぜひご記入ください。
また本日の内容で気になったところがあれば概要欄のXのアカウントのフォローをお願いします。
それではまたお会いしましょう。
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