数値に関してはやっぱ少ないんですね。印象通りでした。業界が抱えている課題がもっと巨大なのでやっぱりそこに対して一緒に解決してくださるマスターアップさんは数だけじゃないとは思うんですが、
やっぱりより仲間となっていただけるような会社さんが多い方が建設業界としてもありがたいと思うので、引き続きそちらはできる範囲の応援させていただきたいなというふうに思いました。
でそれを踏まえてなんですが、具体的にその建設スタートアップの領域で斎藤さん気になっている領域だったりとか、なんかウォッチしているところって国内外問わずで言うとどういうところが上がれたりするんですか?
なかなかこう署名だとか出しづらかったりするんですか?
こういう領域みたいなのもいいですし、逆に海外とかであれば多分比較的まだ名前出しやすいかと思う
まあまあそういう意味で、怒られない会社というと、クラフトバンクさんは昔から気になっているというか一緒にお付き合いさせていただいていて、やっぱり人手不足で
専門工事会社さんの供給量が足りない、人手が不足しているというところに対して行き渡られているので、本当に産業のレベルアップのために必要なサービスを提供されていらっしゃいますよね。
助田さんとかも確かそういったことをされているんじゃないかなというふうに思います。
前話しましたっけ、モジュラー建築の話って前出しましたっけ?
はい、まさに前回その話が出ていて、実は僕もその話をしたいなと思いながら思ったんですけど、いかがですか?
ありがとうございます。やっぱりそういったところに興味が集中しているので、人手不足に対して抜本的なイノベーションのプロセスで解決していくというところで期待を集めているのがモジュラー建築事業者。
ただ、やっぱり日本でそれをやるって非常に難しいとは思っていまして、海外のスタートアップ企業に投資の金額っていうのは1桁あるいは2桁くらい違ったりするので、そういったアセットが必要になっていくビジネスって日本よりはやりやすいんですけど、
日本ってやっぱりスタートアップさんがそういったいきなりアセットに投資できるような大型の調達するのって非常に難しいと思うんですね。事例はなくはないと思うんです。何社か他の領域でそれぐらいの金額、大きな規模でハードの投資ができるような調達を集めてらっしゃる会社さんがいらっしゃるので、全く無理ではないんですけど、非常にパワードが高いんじゃないかなと思うんです。
でもやっぱり気になる領域がそこです。日本流だと何ができるのかなっていうのをもう少し。アメリカのモジラっていうのはホテルの一室をそのまま箱にして、ベッドとかトイレとか内装工事も全部もう仕上がったキッチンもできた状態で工場で作ってそれを箱のまま持って行って組み立てていく。
トレーラーで運んで行ったりしますよね。
そうです。そういうやり方なんですけど、それは多分日本だといろんな理由、スタートアップがやるにもちょっと無理だろうというところもあるんですけど、じゃあでもそれ日本流にやると何かできないのかなっていうのを少し思っています。
ハードになるのですかね、そう思うと。ハードウェアの投資かもしれませんが、そういった領域はすごく気になっております。
いやそうですね、個人的にも建設の在り方というかを抜本的に変える系はすごく気になっていて、なので実はこのテーマでお話しする前に斉藤さんにはいくつか海外のスタートアップをお送りさせていただいていて、
海外のそういう建設の抜本的に変えちゃいますみたいなところのすごいところだなぁと個人的に思っているのは、いわゆるこだて系で工場で作ったものをとんでもなくでかいトレーラーにそのままの形で乗っけて持っていきますみたいなものも当然ありますし、
それだけではなくてなんかそのユニットを大量に作って現場で集合住宅作りますみたいな、何言ってんだと思うようなサイズのものまでできてしまうっていうところがなんか凄まじいなぁと思いますし、でそのうちの一社でこれ今現状どうなんだろうなぁと個人的に思う部分もありながら見ているのがJunoという集合住宅のスタートアップで多分直近で一番最後の資金調達がシリーズAなのかなと思うんですけど、
資金調達をしてコスラとかが多分投資をしてたところだと思います。
コスラがすごいんですよね。
そうですね。で実際にテキサスに一頭目やりますっていうプロジェクトのリリースみたいなのが見たんですけど、なんかできましたっていうリリースは見なかったんで住所に入れてGoogle Earthで見てみたら立ってたんですけど、そういうのができてたりするぐらいにはすごいなぁと思いますし、やっぱり設計から観光まで後期だったりとかコスト削減を目指しますみたいなスタートアップが出てくるっていうのはすごい面白いなぁと思いますし、
あとここですごく気になるのは、日本の場合は当然道路のサイズも全然違ったりとかっていうのはなかなか作ったものをトレーラーに乗っけて持っていくって厳しいよねみたいなところ思うところもあるんですけど、なんか同時に日本の場合って結構地震も多かったりするじゃないですか。
なんかそういう災害のことを考えた時に、こだてであればもしかすると可能性あるのかなと思いつつも、集合住宅でユニットベースでくっつけるとかってなると結構地震対策難しかったりもするのかなと思ったりしたんですけど、なんかそういう意味での実現可能性とかってどうなんですかね。
おっしゃる通りですね。やっぱり地震の話は当然あって、どこまで詳しい話をするかというのがあるんですが、そういったモジュラー建築って壁が構造体なんですよね。アメリカとかで見ると壁で支えてるんです。
あと、そうですね、注目というか最近増えてきているっていうのは、定員だとか360度カメラとかを使って現場をキャプチャーしていくっていうようなアプローチのスタートアップさん。前から以前、もう数年前から増えてはきているんですけど、最近になってまだどんどん私の知らない会社がこんなにあったんだっていうぐらい、特にアメリカを中心に増えてきているのは実情です。
なんでそういうトレンドがあるかっていうと、LIMっていう3次元の情報まで含めた図面ができたのに、正解の立体のデータがあると、そこに対して天群で取ると当然3次元のデータで、どこまで工事が進んでいてどこまでできていないかみたいな、そういった差分の検証ができるっていうところで、工事の進捗管理に使えるんじゃないかっていうアプローチがありまして、非常に会社としては増えている。
事例として増えているかっていうのはちょっと私のレベルでは観測できてないんですけど、一つのトレンドになるんじゃないかなというふうに思います。
一ユーザーとして1個、ライダーで空間を取るみたいなのを、建築とか建設領域で使われる前提で作られたサービスを取れたことがあって、実際に自分のオフィスの中を全部取ったことがあるんですけど、それをやったら実際たぶんズレが、そもそも1センチは全然ないぐらいのズレで、自分で取った後にメジャーで測ったんですけど。
確かにミリ単位の精度を求められるようなところだと、もしかするとまだ使えないのかもしれないけど、1センチとかであれば使えるようになるところって全然あるだろうなと思いますし、さっきおっしゃられていたような施工管理とかであれば、別に極論言うとその1ミリとかっていうズレではなく、現状どうなっているのかっていうところの計測なのかなと思ったんですけど、そういうところであれば使えてくるみたいなそんなイメージですか?
ある程度使えてくると思うんですけど、ただ残念なことにやっぱり建築の現場、道具の現場ではミリでやっぱり管理されていくので、そこの精度っていうのはやっぱり問われてくるかなと思います。いずれにしてもそれは時間だとかが解決してくれる話かなとは思うんですけど、それによって進捗管理をしていくっていう世界観が出てくる可能性は十二分にあるなと思います。
そのケースのうちの一つで、オンサイトIQっていうスタートアップを事前に調べたりしてたんですけど、これとかすごい面白くて、いわゆる同じように360度カメラを使って画像を撮ってきて、その画像をAIで分析をして進捗管理をするみたいなサービスなんですが、これとかの場合だとすごい面白いというか個人的にめちゃめちゃ好感を持ったポイントが、360度カメラを人につけて歩き回ってデータ撮るみたいな話で、
いわゆるそのテックで何でも解決しようみたいな観点でいくと、なんかカメラ大量に置いてみたいな発想になりえそうだなと思いつつ、一方で今回もお話をしていただいてた通りで、現場の形がどんどん変わっていくよね、なんなら広くなっていくよねみたいなところがある中で、やっぱりそのカメラをいろんなところに置いて撮っていくみたいなのは現実的ではない。
であれば人にカメラをつけて人が歩けば良いっていう考え方はすごくいいなと思いますし、かつなんか現場の方が使うタイミングでも、ある意味その導入するときに何かを設置しないといけないっていうこともおそらく多分サイトを見てる限りなくて、360度カメラつけた人が歩くみたいな話で、多分歩く場所をどこ歩くかみたいなのは一定あるんだと思うんですけど、それ以外のところ特に導入コストになるようなものもないんだろうなと思っていて、
やっぱりそうすると現場にも受け入れられやすいサービスなんじゃないかなと思いながら、すごい好感を持ったサービスでした。
オンサイトIQは私、平田さんに教えていただくまで存じ上げなかったんですけど、ただですね、これに類似するサービスが非常に多くなってきている。本当に10いかないかもしれないですけど、それに近いぐらい私の中でこれまで調べてきた。
まだあるかってちょっとびっくりしちゃった。一つやっぱりトレンドとしてあるんだと思います。できることとそれによるメリットっていうのが多分建設業界の中にはあってですね、そこはマッチしている領域なのかもしれないですね。
このオンサイトIQを見た時にすごい、テクって全てハイテクである必要はないというか、カメラを別に置きまくらなくても人というローテクを使えば良いっていうのは、
なんかすごい提供価値を実現するにあたって、必ずしも全てがハイテクじゃないといけないっていうわけじゃないんだなっていうのはすごい思わされた事例でした。
その話に関連して言うとですね、現場内を走行するロボットっていうのに一定ニーズが実は建設業界の中ではあるんですね。現場内をスキャンするとか撮影するとかっていうニーズがあって、それを誰がやるんだという問題があるので、ロボットがやってくれればいいねって話は以前からあります。
一方でですね、ロボットはいくらで導入できるんだっていう話と人件費比べるときに、人の方がいいんじゃないかっていうまだレベルなんですよね。ロボットが効果である人に対して。そこが一つまだブレークスリルとして残っているのと、ロボットは当然完璧に運用できれば本当に手間がかからないんですが、そうでない可能性が十分にある。
現場内で急に通れなくなったりするときにじゃあ迂回できるかとか、あるいは充電ステーションまでちゃんと戻ってきてないじゃないかみたいなことがあると、結局人がそこのケアをしない。やっぱり人ってすごいんだなって思います。
柔軟性と臨機応変さに関しては最強ですよね。
人ほど信用もちゃんとできるし、もうその場で曖昧な判断をしてちゃんと業務を遂行できるっていうのは本当に素晴らしい。一方でその人がいなくなっているので何とかしないといけないというところがあって、人に向いて作業ってやっぱりそういった曖昧なところを処理できるところで、当然当たり前のことですけど、
もう決まりきったことをしっかり答えが100%わかっているものっていうのは今後システムだとかAIだとかロボットとかに置き換わっていくんでしょうけど、そこどっちがいいんだろうなっていうのは少しその事例を見ながら思ってはいます。