2025-10-20 09:00

秘密主義

秘密に関して、これもコミュニケーションの技術という視点から見ることによって使うも使わないもあなたが選択できることですよという話です。


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サマリー

今回は秘密主義について、秘密を共有することのメリットとデメリットが語られています。秘密は特定の人との距離を縮める一方で、関係を悪化させる可能性もあるため、使い方を考える必要があります。

秘密のメリットとデメリット
はい、どうも。丸山のコミュニケーションです。
まずは、おめでとうございます。
ということで今回は、秘密主義という話をしていきます。
はい、秘密主義ですね。
ちょっと前回にも通じるところもあるんですけれども、知らなくていいこともあるというところに通じるところもあるんですけれども、
誰かと秘密を共有したり、もしくは共有されたり、
秘密の発信者であるのか、もしくは共有者なのか、いずれの経験もあなたもあるかと思います。
当然私もあります。
こうした秘密主義、秘密というものですね、
使い方によっては有効的なコミュニケーションの技術となり得る、
一方で、むやみやたらに何でも秘密にすると、
それはかえってあなた自身の人間関係を悪化させる原因にもなるというようなことなんですね。
メリット、デメリットありますから、それぞれ話していこうかと思います。
まずメリットからですね。
この秘密というものは、使い方によっては特定の人とお近づきになることもできる。
距離を縮めるためにあえて秘密を使うということ。
なぜ秘密を使うと距離が縮まるのかといったら、
人はですね、自分と特定の人、一人でも二人でも三人でも、
その中でしか知らないというようなこと、情報であれ何であれ、
自分たちしか知らないというような状況を作り出すと、
ある種の仲間意識が芽生えるわけですね。
私とあなた、あなた方しか知らない。
その他の人には共有されていない。
限られたメンバーの中で共有していますよね。
ということは、私とあなた、あなた方は仲間ですよねというふうに、
枠組みを作ることができるわけです。
これをすることによって、その他、秘密を共有していない人たちと秘密を共有している人たちとの
線引きがなされるわけです。
私たちは仲間、そうではない人たちは仲間ではない。
いわゆる心理的距離ですね。
これを近づけることができるわけです。
聞けばなんとなくわかりますよね。
それはそうだなというふうに思っていただけるかと思います。
ですから、発信者なのか共有者なのかというところでいうと、
発信者である場合にこうした使い方をすることもできるというわけですね。
共有される側は基本的に受け身ですから、
あまりこういう言い方はあれですけれども、
その発信をする人にもしかしたら利用されているかもしれないというふうに、
そういった穿った見方ですけれども、
あなたが仮に共有者側の立ち位置で誰かに秘密を打ち明けられたりしたときに、
ある種の防衛策といいますか、
この人秘密を使ってきたなというふうにですね、
そういう見方もできるわけです。
誰かに構わず疑っていったほうがいいとか、
そういう話ではなくて、
あなたが共有者とされることによって、
あなた自身が何かしらの被害をこむる場合がありますから、
それに対しての防衛策としてこうした考え方もあるということを知っておくのもいいと思います。
秘密を持つことの影響
そしてもう一方ですね、
さっきのは秘密を有効活用する方法、
主にはあなたが発信者となる場合に、
そうした使い方がありますよというようなことですけれども、
次はデメリットですね。
あまりにこうした秘密というものを多用しすぎると、
秘密を秘密でなくしておけなくなってしまうんですね。
秘密を守れなくなるということですね。
抱えたものは吐き出したくなるわけですよ。
誰かに言いたくなる。
たとえ秘密を共有している人たち同士でなくても、
言いたくなってしまう。
特に何の目的も理由もなしに、
やたらと秘密を話したがる。
先ほどのメリットである部分を理解をせずに、
あえて秘密を使うというようなことをせずに、
本能的に自然と秘密をしてしまうような場合には、
それは秘密を秘密として取っておけなくなるんですよ。
誰にでも言ってしまう。
そこかしこでひそひそやってたり、
こそこそやってたり、
そういうことがですね、
いずれ露呈してしまうわけです。
やりすぎると。
そうなると、
仮にあなたが誰かしらと秘密を共有していたとしても、
あの人は口が軽い。
約束が守れない。
そうしたレッテルがですね、
張られてしまうような場合もあるわけです。
ですから秘密を持つことはいいんですけれども、
それをやたら意識もせずに使っていると、
いずれ墓穴を掘ることになりかねませんというようなことですね。
この秘密というものは、
使い方によっては人間関係を肯定することもできれば、
悪化させることもできるというようなことなので、
使いどころは選んで、
理由や目的を持って使いましょうということですね。
つまり何が言いたいのかというと、
秘密主義。
秘密というものはですね、
何でも一つや二つあると思います。
それを周囲と共有したり、
自分で一人で抱え込んでいたり、
一つもないという人の方が珍しいと思います。
これも人間関係というところで、
秘密に関しては発信者であるのか、
もしくは共有者なのか、
共有される人なのか、
いずれかの立場が発生するわけですね。
いずれの立場においても、
メリットとデメリットがありますと。
メリットは特定の人と、
心理的な距離を近づけることができる。
同じ秘密を共有している仲間、
我々は身内ですよねというような空間を
作り出すことができるからです。
ですから秘密を発信する側としては、
そのような空間を作りたい場合に
あえて使うということもあります。
反面、仮にあなたが秘密を共有された側であってならば、
その場面、状況によっては、
相手が自分のことを利用しようとしているのかもしれないというふうに。
常にではないですが、
相手を疑って見てみることによって、
何かしらの被害を被るということを避けられる。
ですからそうした秘密を共有されたときに、
メリットとしては身内としての空間を作れるんだけれども、
自分はどちらの立ち位置にあるんだろうということを思える。
そうした考え方を持てるということですね。
もう一つデメリットは、
抱えたものは吐き出したくなるわけで、
誰かに言いたくなってしまう。
何の目的も理由もなしに、
むやみやたらと秘密を増やしてしまうと、
それはあなたが抱えきれなくなってしまいますね。
秘密を共有している、
身内とくくっている人たち以外にも話してしまうことによって、
約束を守れない、秘密を守れない、
口が軽い、誰にでも言う、
そうした人になってしまう。
そうした人だというような印象を受けてしまう。
すると当然、人間関係は崩壊していきますよね。
これがデメリットですね。
目的を持った秘密の使い方
ですから、抱えすぎは良くない。
あまりに秘密を多用しすぎるのは良くない。
特に何の理由もないのに。
目的もないのに。
ということです。
これも良い悪いではなくて、
使って有効であれば使えば良いんですよ。
それは意識をして、良いと思って使う。
そして悪いことに使ってはダメです。
良いことに使う。
それは当然そうですね。
使ってきたなというようなことが分かるようにもなるわけですよ。
この考え方を知っていると。
この人今、自分に対して秘密を使ってきたなという風に、
そういう見方ができるわけです。
一つの俯瞰の視点を手に入れるというような点でも、
こうした考え方を持っておくことによって、
自分を守ることにも繋がるわけです。
ですからこうした秘密主義ですね。
共有者なのか、共有者なのか。
それはメリット、デメリットをよく考えて使うときには使う。
使わないときには使わない。
目的や理由を持って秘密というものに向き合ってみてくださいということですね。
ありがとうございました。
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