1. あのさ、
  2. #8 夜を待っていると思ってい..
2022-07-26 53:09

#8 夜を待っていると思っていたのにやってきたのは朝だった

第8回目はお互いの本棚に座っている積読紹介


積読紹介しよう / 図書館で借りて少し読んだ本、続きを読みたい / りょうこ#1『眠りの航路』 / むぎほ#1『私たちはどうつながっているのか』 / りょうこ#2『ベイルート961時間(とそれに伴う321皿の料理)』 / エッセイってパッと開いて読めるからいいよね / むぎほ#2『The Friends』 / 小説って読むエネルギーが必要だよね / りょうこ#3『血を分けた子ども』 / りょうちゃん、SF好きだよね〜 / 著者のエッセイとか後書きが好き / むぎほ#3『Exhalation』/ りょうこ#4 『引き出しに夕方をしまっておいた 』/ 詩の翻訳って難しいよね / 詩の読書会、朗読会したいね / オーシャン・ヴォンの詩がすごいよ / むぎほ#4『Time is a Mother』/ りょうこ#5『COCOON』/ この漫画、今度舞台で上映されるのを観に行く / どんなふうに再現されるんだろう / お便りフォームを始めたよ 


質問や感想はこちらへ。ありがとう、大切に読みます。 


紹介した本たち: 『眠りの航路』呉明益/著 倉本 知明/訳 

 『私たちはどうつながっているのか―ネットワークの科学を応用する』増田 直紀 /著 

『ベイルート961時間(とそれに伴う321皿の料理)』関口 涼子/著

 『The Friend』Sigrid Nunez (『友だち』シーグリッド・ヌーネス/著 村松 潔/訳)

 『血を分けた子ども』オクタヴィア・E・バトラー/著 藤井光/訳

 『キンドレッド』オクタヴィア・E・バトラー/著 風呂本 惇子/訳 岡地 尚弘 /訳  

『Exhalation』Ted Chiang/著(『息吹』テッド・チャン/著) 

『あなたの人生の物語』テッド・チャン/著   

『引き出しに夕方をしまっておいた 』ハン・ガン/著 きむ ふな/訳 斎藤真理子 /訳  

『少年が来る』ハン・ガン /著 井手 俊作/訳  

『菜食主義者』ハン・ガン /著 川口恵子 /編集 きむ ふな/訳  

『地上で僕らはつかの間きらめく』オーシャン・ヴオン /著 木原善彦 /訳 

『Night Sky with Exit Wounds』Ocean Vuong 

『Time is a Mother』Ocean Vuong 

『COCOON』今日 マチ子 /著 


タイトルはハン・ガンの『引き出しに夕方をしまっておいた』の「夜の葉」という詩の一節から引用

00:07
あのさ、そう言って語り始める無数の私たちの話。
取るに足りないとされるかもしれないけど、それは私たちにとっては大切な話。
たとえ分かり合えなくても、言葉を紡いでいくことで見えてくる地平があるのかもしれない。
そんな可能性にかけてまとまらない話を、結論のない話を、解決策のない話をひたすらに重ねていく。
寸読紹介する?
ああ、いいよ。
ちょっと本棚行ってくるわ。
うん、私も本棚行ってくる。
りょうちゃんいっぱいです。私全然日本語の本がなかったか。
とりあえず本の中持ってきた。
いいよ、さっきりょうちゃんの評価して。
さっき来た、りょうちゃんの寸読。
でも寸読だから中身はまだ分からないっていうのが、全部ではないけど、でもほとんど分からないっていう。
それも楽しい。
あと寸読なんかでも上げきれないほどマジでいろいろあるんだけど、
今回今持ってきたのは、自分の研究に関するものもマジで寸読が結構多いんだけど、
ではなく普通に空いてる時間とか楽しみとして読みたいなと思って買った寸読を紹介しようかなと思って。
作品の読んでないので作品の説明はできないからあらすじを読むことになると思うんだけど。
1冊目はこれ。
これは台湾の作家で、台湾での読み方は分からないけど、
日本語ではゴメイキさんっていう人の眠りの航路っていう小説。
これは4分の1ぐらいを図書館で借りて読んでて、
途中まで読んで、間着期限が来ちゃったから返さなくちゃいけなくて、
なんか延長しようかと思ってたんだけど、後に予約してる人がいたから延長できなくて、
それで結局返しちゃったから続きが読みたいと思って買ったんだけど、
結局その読んでからちょっと期間が空いちゃったから、また読むなら最初から読まなきゃいけないと思うんだけど。
03:03
あらすじを読むと、台北で暮らすフリーライターの僕は、数十年に一度と言われる竹の開花を見るために、
陽明山でいいのかな、太陽のように明るい山、陽明山に登るが、
その際に自身の睡眠のリズムに異常が起きていることに気づく。
その睡眠の異常に悩む僕の意識は、やがて太平洋戦争末期に神奈川県の高座?高い座席の座?高座か高座かわからないけど、海軍に少年校として13歳で渡った父サブローの人生を追憶していく。
戦後のサブローは海軍で働いた影響から南朝を患いながらも、台北に建設された中華商場で修理工として寡黙に生活を送っていた。
僕は中華商場での思い出やそこでの父の姿を振り返りながら、睡眠の異常の原因を探るために日本へ行くことを決意するが、そこで沈黙の下で生まれた父サブローの過去を掘り起こしていく。
サブローが暮らした海軍宿舎には勤労動員された平岡くん、西真由紀夫を置いて、サブローたちにキリシャ神話や自作の物語を話して聞かせるなど、兄のように慕われていたが、やがて彼らは曲員放送を聞くことになるのだった。
中華商場での思い出やそこで生まれた父サブローの過去を掘り起こしていく。
単純に疑問とか気になって、面白そうだなと思ってちょっと読み、続きも4分の1まですごい面白かった。
設定について理解するまでが4分の1っていう感じだった。
いろんなそのこの前半の4分の1だけでもこの父親のサブローについての話と、
息子の僕の話が交互に出てくるから、それを理解するっていうところまでが4分の1で。
06:03
この睡眠の異常っていうのも、とにかく自分が良いとしようがしまいが、いきなり眠くなっていきなり寝てしまうっていう異常ない。
自分で眠くても眠そう我慢するとかっていうことができないっていう異常な睡眠のリズムがあって。
でもそれがそのずっと戦後沈黙していた父親の記憶につながっていくっていう多分設定だと思うんです。
すごい面白そうだなっていうのが。
すごい面白そう。
じゃあ、むーちゃんも1冊どうぞ。
私はフィクションかな。なんかずっとこれ読もうと思ってて。
前も紹介したかな?わかんないけど。
私もこれ5分の1くらい読んでるんだけど、私たちはどうつながっているのかっていうので。
1つ目の数字を読むと、人は出会いつながる。会社や友人関係地域社会も個人と個人が結びつき、ネットワークを作ることで成り立っている。
それでは私たちはどのように他人とつながっているだろうか。私たちのネットワークの上では何が起こっているだろうか。
本書はスモールワールドやスケールフリーといった最新のネットワーク科学を毎日の生活に生かそうと提言する。
おのれを知り、他人を知り、そのつながり方を知って。1つ目の自分へ。
どっちかっていうと結構社会科学的な感じがあるかな。
個人がどうつながるっていうよりかは、個人と個人のつながり方、つながりの仕組みみたいなものを
いろんなネットワーク科学という分野があるんだけど、社会学と結構サイエンスの重なるところで、
分野的には1つの分野に限られないから、結構いろんな角度から分析っていうか、いろいろ考えることができて、
結構ずっと面白いなと思ってた分野ではあるんだけど、それのイントロ的な感じの本が結構目次とかも面白くて、
人のネットワーク、世の中はスモールワールド、クラスターを使う、スケールフリーを使う、ネットワークに中心。
ネットワークと教育とか、ネットワークと教育のところには、博物館ネットワーク、ネットワーク展示とか、ネットワークアート、
多様性を認めるとか、自分らしいネットワークの作り方とか、結構コミュニティのあり方とか、コミュニティ、それこそツイッターとかもそうだけど、
09:08
コミュニティみたいなものがどうやって作られていくのかとか、例えば一つのコミュニティに属している人がどうやって、
例えば違うコミュニティに出てつながって、そういうコミュニティ同士をつなげる人になるのかとか、そういうキーパーさんがいたりとか、
そういう人たちの存在によって拡大されていくネットワークのあり方とか、結構すごい科学的ではあるんだけど、
同時にすごい私たちの生活とか、それこそツイッターとか使ってる人だったら多分みんな感覚的にわかると思うけど、
そういうコミュニティのつながり方みたいなのについて書いてて、結構集中して読まないとね、
一章読んで、私一章読んで結構時間空いちゃったから、もう一回読み直さないと全部順番に説明してるスケール的に、
自信から始まってどんどん拡大していくみたいな感じの書き方だから、結構その最初の部分を読んでそこからどんどん進んでいかないと、
ちょっとわからなくなりそうっていうので、もう一回読み直しますっていうので、つんどく。
じゃありょうちゃん次。
次は、なんかいろいろ目次とパラパラ、本屋で買ったんだけど、本屋で中身をパラパラとしてて面白そうだなと思って買った本なんだけど、
菊池涼子さんのベイルート961時間それに伴う321皿の料理っていう。
あらすじというか帯に書いてあるのは、タイトルにもあるようにベイルートに行った時の話なんだけど、帯には、
フランスの傷跡が色濃く残る街で、私は人々に建物の話を聞く。
些細な声と仕草で語られる物語は、万華鏡のように街の肖像を描き出す。
異なる民族、宗教、文化を持つ人々が一堂に会する理想の食卓は可能なのか。
フランスで観光され、高く評価された作品を著者自らが翻訳した待望の書という風に書いてあります。
エッセイかな、あれすごい、何て言うんだろう、一つ一つの文章が結構刻みに区切られて、
だからこの目字もすごい小さいから分からないと思うんだけど、すごい数が、たくさんある。
12:02
そうあって、書く小タイトルみたいなのがすごい面白くて、
例えばあげてみると、コスモポリタンでいる権利とか、
この街は矛盾に満ちているとか、あなたたちの沈黙を私は聞くとか、
口に入れる前にすでに味見をしていることとか、
身体に刻み込まれた音、これ全部でね、321あるの。
このタイトル、さらなりを書いてあるじゃん。
だから321項目があって、あるんだ。
すごい面白そうで、読んではいないけれどもまだ。
なんかパッて読めそうだね。
そうそう、なんか多分ちょっとずつちょっとずつで読めるんだと思う。
なんかこの本は、この著者がベイルートに、
2018年4月6日から5月15日までの計961時間、
発催した時の記録。
960時間って何日?
約1ヶ月半。
あー、1ヶ月半。
そうそうそう。
ちょっと読み上げると、
これはまた私にとって初めての鍵かっこつき料理本でもある。
あるいは料理本とはこのようなものであってほしいと願っている本。
多くの作家が料理を文学に呼び込もうと試みてきた。
私としてはその反対に文学に固有の思考方法や実践を料理本の中に迎え入れてみたかった。
その本の使用法を正確に記すことは難しい。
ただこの本を料理本のように開いてほしいと望むほかはない。
文章があっていいなーって思って。
めっちゃいい。写真とか入ってんの?
なんかほんと文章だけって感じ?
中は文章だけかなパッと見た感じ。
表紙にだけちょっと写真があるけど。
カバー写真が著者って書いてあるから自分で行った時に撮ったやつ。
時に撮った。
なんか美味しそうだよね。
写真のエッセイなのかなと思った。最初りょうちゃんが出した時。
写真が最初にあったから、表紙にあったから。
でも中はね全部字。
中は本。
15:01
そういう本もパッて買いたい。
そういうのってやっぱりさ、本で買わないとっていう感じの本じゃない?
それこそ何も考えてない時にパッて開いて読めるみたいな感じの本だから。
なんかそういうのいいなって思う。
私ないよ本。
本不足で、りょうちゃんみたいに紹介する本がない。
今読んでる本で、The Friendsっていう本。
フィクションなんだけど、小説なんだけど。
日本語の作家名がシークリット・ヌーネスっていう風にカタカナでは書かれてて。
この本は、このブログの人のあらすじを読むと、
男性の友人を自殺で失った女性作家が主人公ってか一人称でこれを語ってて、
基本的に私、女性作家が読者に語りかける一人称進展で進む。
自殺をした男性の友人が犬を飼ってて、
名前出てこないんだけど、男性の友人に3人離婚して結婚してっていうので、
3人妻がいて、そのうちの3人目の人が女性の主人公に
彼の友人だったみたいだけど、犬を飼って、私はもういらないから、
犬を預かってくれないかみたいな流れになって、犬を結局引き取ることになって、
犬を通していろいろ、彼女の嗜好じゃないけど、犬とは何かみたいなのとか、
それこそ犬の世話について一生とか、本当にめちゃくちゃゆるい感じなんだけど、
同時に犬を思い出すこと、犬を語ることによって、犬を通して男性の友人についても
同時に語ってるみたいな感じのところがあって、
彼女自身も自分の中で、まだ彼の自殺についてわからないことがたくさんあって、
それをどう処理するっていうか、どう考えていくかわからないから、
犬がいることで、ワンクッション置けるじゃないけど、
18:01
みたいな感じで、犬と私と過去の記憶、過去のそういう話に、
友人と過ごした過去の記憶みたいなところに戻ったりしながら、っていう話。
結構意外に面白い。最初読み始めた時は、よくある感じの話かな、みたいな感じで思ったんだけど、
語ってる女性の主人公が結構ユニークっていうか、
彼女自身も作家で、友人も作家だったから、
男性作家と女性である、自分の女性作家としての、
執筆業とか、書くっていう世界でのポジションの違いみたいなのについても結構書いてて、
結構面白い。思ったより面白くて、まだ読んでるっていう感じ。
今ちょうど半分ぐらいのところまで来てるんだけど、
だから読み進められたから、たぶん最後まで行くかなっていう感じ。
なんか最近、小説ってやっぱり読むエネルギー使うから、
本当に読みたいって思うものとか、時間もそれこそ限られてるしさ、
ちゃんと最初読んで、自分に合わないなって思っちゃうと、
なかなかそこから先に進めないみたいなのがあるし、
時間も無駄にしたくないっていうのもあるから、
なかなか小説を終わらせることできないんだけど、
これは終わりまで行きそうっていうので、
うん、次リョウちゃん、まだあるわ。
まだね、次のやつ含めて、
何冊あるの?
今のと、あ、次の含めて3冊だ。
めっちゃある。
なんかこれは、一番ちょうちょう最近買ったやつ。
なんか聞いたことある。
なんかこれ短編集で、
あ、そうなんだ。
なんかSFなんだよね。
SFで短編集で、
なんかね、この表題作が血を分けた子供っていう作品で、
この血を分けた子供以外に4つの短編があって、
その中に2つのエッセイが入ってて、
最後に新作の短編かな。
なんかすごい面白い構成だね。
なんか最近SNSとかでちょっと話題なのかな。
21:02
あ、そうなんだ。
それで見て知って、
その前にKindredっていう作品、
なんかこれも表紙だけ見たことあるんだけど、
読んだことはないんだけど、
なんかそれが最近絶版してたのが再版されたのが。
あ、そうなんだ。結構古いね。
だってこの作家自身がさ、
1947年生まれだから。
でなんか小説も普通に面白そうだなって思ったんだけど、
なんかエッセイが気になってて、私は。
なんかそれ中に入ってるの?
小説の間1章みたいな感じで?
エッセイの章みたいな感じで入ってる?
そうだ、多分短編が5個最初に入って、
その後に続いてる感じで、
でそのエッセイが2つ多分入ってて、
タイトルがさ気になって、
1つ目が前向きな脅迫関連。
2つ目が核という激情。
激情はあれね、激。激。激しい。激しい方の情。
情は感情の情。感情の情。
めっちゃ面白そう。探してみる?
読んで読んで。私もこれから読みたいと思って。
結構そんなに熱心にSFを読んだり見たりしてるわけじゃないけど、
結構SFの小説とか、映画とか好きで。
そうだよね、私思ったりょうちゃん結構SF読んでるよね。
好きな韓国の小説家とかもSF書いてる人が私結構好きで、
それを読んでてSF好きだなぁと思って。
なんかベタな宇宙みたいな感じのSFも好きっちゃ好きだけど、
現実を反転した感じの設定がすごい多分好きなんだなって、
近年思うようになったんだけど。
でもすごい面白そうだよねこれも。
超面白そう。
なんか結構、内容はまだわからないんだけど、
この目次見た時に面白いなって思ったのが、目次っていうか前書かな?
面白いなって思ったのが、各短編とかの間にすぐこの小説1本終わって、
次の作品っていうわけじゃなくて、1本終わったらそこに1個ごとにその著者の後書きが入ってるんだよ。
24:03
短編ごとに?
そう。
それがすごい面白いと思って。
それすごいいい、なんか私なんか作家とか著者のエッセイとか読むのすごい好きなんだよね。
なんか著者の後書きがいつも結構楽しい。
後書きいいよね。楽しいよね。
たまに役者の解説含めとか後書きも結構好きなんだけど、
でもなんかこの1個ごとに後書きっていいなと思って、短編で。
なかなか無いもんね。
買いました。
でもめっちゃいい。
最近買ったやつ。
私の本ではないんだけど、私がプレゼントであげたから私の本っていうことで紹介すると、
前も多分話したけど、テッドちゃんSFで映画だよね?
見た見た。
日本語でメッセージか、メッセージって書いてある。
あれ自体も短編だったんだけど、
テッドちゃんが作家で、新しい短編集で、
いぶきっていうやつ、エクセリエーションっていうやつなんだけど、
これがあって、これも結構りょうちゃんが好きなタイプのSF。
宇宙っていう話もあるんだけど、
今の生活のちょっと延長線上の未来みたいな感じで、
お氷売るとか、想像のできるSFみたいな感じで、
自由意志とか、あと結構倫理的な生命倫理とか、
バーチャルリアリティみたいな仮想の現実のパラレルワールドとか、
自分が一つの短編で、私のパートナーが読んでて、
すごく面白かったっていうのが、
システムかロボットかわからないけど、
自分で何か意思決定をしたときに、
ついとなるもう一個の道、
もう一個の現実みたいなものが同時に作り出されるシステムがあって、
自分が例えばAを選択したときに、
同時にBっていう選択肢も、自分が選ばなかった道みたいなものとして、
同時に並行して存在するんだって。
27:00
自分が例えばAを選択したとしたら、
そのBを選択したもう一つの道の自分と会話ができるんだって。
その自分の選択しなかったもう一人の自分が、
どんな結果とか、どんな道をたどったかみたいなのを、
会って話せるみたいな感じの、
一部しか聞かないけど、
そういうタイプのSFで、
結構新しいのは、
それこそ今の技術の進歩にも応じて結構AIとか、
そういう自由意志とか、
そういうのが割と中心的なテーマとして書かれてるみたいで、
次読み終わったら貸してもらうっていうので、
そうそう。
でもTEDちゃんの前の作品、
それこそメッセージが収録されてる短編集もすごい面白くて、
なんていう名前なんだろう、オリジナル。
もしかしたらタイトル自体がそれだったか。
あ、そうね。
あなたの人生の物語っていうのが、
それこそメッセージがベースになった短編集で、
でも直訳のタイトルなんだ。
なんでメッセージっていうタイトルなのかよくわかんないけど、
映画のタイトルなんだけど、
でも実際のタイトルはあなたの人生の物語っていうので、
他にもすごい短編集が結構5、6個ぐらい入ってて、
あなたの人生の物語の短編集は結構宗教的なテーマが多かった印象かな。
最初の短編集はバビロンの塔を、
あるじゃん。
言葉がみんな、
天まで届く塔を作ろうとして、
みんな違う言語を喋るようになったっていうの。
でもそれとか、
それをテーマにしたSF的な、
違う未来の展開みたいな感じだとか、
もう一個は天使?
天使が現れて、
その人に次に起こる未来を、
5分前ぐらいに現れて、
次のあなたの未来を告知するみたいな現象が世界中で起こるっていうSF。
へー、面白い。
結構すごい宗教色が強かったかなって最初の短編集は。
30:01
でも次のは結構ほんと科学みたいな、
AIとかそういうのが結構テーマらしくて、
面白そう。
なんかりょうちゃん好きそうって思った。
好きそうって思った。
聞いて。
だから今度りょうちゃん読んだ感想聞きたいなって。
おすすめ。
じゃあ次りょうちゃんおすすめ。
つんどく。
おすすめって書いてある。
つんどく。
次は詩です。
不願の引き出しに夕方をしまっておいたっていう。
最近出版されて、
いつ出版されるんだろうって思ってたんだけど、
とうとう本当に先月末に出版されて、
出版されたばっかり。
へー。
なんかさっきチラッと、
この一番詩の最後に役者が二人いるんだけど、
あれ二人?
そう、キムフナさんとサイトンマリコさんっていう二人が役してて、
その役者の二人が対談をしてて一番ね。
へーすごい楽しそう。
さっきその対談のところをチラチラって見てたら、
ハンガンが93年に機関詩文学と社会っていうところで主人としてデビューしていて、
今回翻訳されたこの本の詩集は、
デビューから20年間に書いた詩が収められているそうです。
へー。
作品が書かれた順番ではなくて、
順番は構成されているらしい、後から。
合うようにその本っていうフォーマットで。
あ、でもおおむねは年代順らしいけど、
ぴったり出された順っていうわけではない。
ではない。
なんかこの役者の斎藤麻里子さんが、
ハンガンにとっての詩は本当にタイトルにあるみたいに、
引き出しにしまっておいたもの。
大事にしているジャンルなんでしょうねっていう風に思ってるんだけど。
すごいスパンだよね。
結構長い間書き溜めてた。
一気に。
楽しみだなと思って。
全然中は、詩だからあんまりさらさらっと読み流したくないなと思って、
時間があるときにゆっくり味わおうと思って、
買って、
積読してる。
なんかハンガンの、
33:01
私が一番最初に読んだ韓国の小説が、
ハンガンの少年が来るっていう作品だったから、
なんか結構、
ハンガンが一番好きっていうわけではないんだけど、
韓国の作家で、
でもなんか結構印象深くて、
退職主義者も読んだけど、
私は少年が来るの方が結構好きで、
回復する人間っていうのも良かったんだけど、
結構なんか詩も読みたいと思って楽しみにしてたから、
嬉しいなと思って、
そんなに詩はたくさん読む方ではないというか、
全然あえて詩を選んで読むぞっていうことではないんだけど、
なんかたまにこう、詩に触れる機会があった時に、
なんかこう、なんて言うんだろう、
小説とはまた味わい方が違うよなと思って、
なんかすごいじわじわ来るって言ったらすごい感覚的だけど、
小説とかエッセイみたいに長い文章ではないから、
多分これって単価とかもそうだと思うんだけど、
短い文章とか短い言葉にかけた思いみたいなのが、
いろんな解釈ができるし、いろんな読み方ができるから、
それがすごい良いなと思って、
詩ってすごい相性みたいなのがあるなって、
私はすごい個人的に思ってて、
詩を書く人として詩人の詩を読むのと、
例えば作家としてすごい成功っていうかさ、
すごい知られていて、
人の詩を読むっていうのは、
なんかどんな感じなのかなと思って、
すごい不思議っていうか、
なんかりょうちゃんの感想、読んだら感想すごい興味あるなって思ったけど、
また次回言えるように。
でもすごい量だよね。
詩って結構みんなちょっとずつ発表するじゃん。
それこそ詩集とか言っても、
10個とかでいうのが一つの作品として出されて、
それこそ無くなったりしたら最後にまとめて大きいの出たりするけど、
その分厚さがまずすごいなって思った。
そのスケール、時間的にもそれぐらいの長い期間書き溜めていたものを出すって、
すごい決心だなって思った。
すごい決断っていうかさ、
出すぞって決めて出したのかなっていう、
36:00
なんかその辺もすごい気になる。
小説の翻訳とさ、
詩の翻訳って多分全然別物じゃん。
なんか翻訳を勉強したこともないし、
あんまりわからないけれど、
そうね、難しいよね。
小説をこう、例えばなんか、
前に授業で出された課題で英語の論文があったんだけど、
普通に論文の部分は、
普通に意味とかわかんないなとか調べるぐらいで読めるんだけど、
なんか引用で詩があって、
マッチでわからなくって、
特に文脈もわからないからっていうか、
時代的なものだったり、
作家の背景だったりがわからないから、
余計にわからないっていうのもあるんだけど、
詩を自分の、
第一言語ではなかったもので読むとか、
翻訳するって、
すごい難しいだろうなと思って、
この役者2人の対談もすごい読むの楽しみだなと思って。
すごいね、2人で翻訳したってこと。
詩の翻訳ってすごい大変。
同時にそれって翻訳する人にとってもさ、
それこそ読まれてるわけじゃん。
その人は作家自身じゃないから、
その人が書いた感覚とかそういうものはわからないわけで、
でもそれを翻訳するって、
どういうことなんだろうみたいな。
ものすごい時間かかりそうだし、
ものすごい信頼関係っていうか、
ある程度の関係がないと、
作家とか詩人とできないなって思った。
すごい気になる。
感想聞かせて楽しみ。
次読めてるといいんだけど。
読めてるでしょ。
例えば、本当それこそ1つだけ読むとか、
それだけでもだいぶ感覚的には違う、
わかるんじゃないかなと思うけど。
詩の読書会とかも楽しそうだなって思う。
楽しそう。
1人1人どう読んだんだろうとか。
それめっちゃ興味ある。
すごい楽しいよね。
たぶん普通の小説読むよりも、
すごいいろんなオープンにいろんな話ができそう。
私なんか詩の一緒に朗読するとか、
それもすごい楽しそうだなと思う。
いいね。
次そういうの企画しよう。書いておく。
その詩の話ですごい思い出したのが、
名前はオーシャンボングって言って、
アメリカ系のベトナム人の作家なんだけど、
39:08
結構すごい。
もともと最初デビュー作が詩。
すごい詩集みたいのでデビューして、
で、3年くらい前に、
On Earth We Are Briefly Gorgeousっていう、
初めて長編小説みたいのを出して、
結構クイアーノベルみたいな感じで、
それこそ特にアジア人に。
読んだ?
読んでないんだけど。
本当?
翻訳された本。
結構書店で並んでて。
なんていうのに日本語で。
日本語のタイトルが。
日本語のタイトルは、
そこで僕らは束の間きらめくっていう。
そのままだね。
最近それでも新しく、
詩集なのかなんなのかわからないんだけど、
Time is a Motherっていう新作。
多分これはまた詩集なんだよね。
そうそう、2作目。
最初に、一番最初に、
私が初めて彼らの本を読んだのは、
小説じゃなくて詩集だったのね。
Night Sky with Exit Woundsっていう、
2016年の詩集で、
今回出たのがTime is a Motherっていう2作目。
母親の死をきっかけに書かれた詩集なんだけど、
それがすごい最近ずっと読みたいなと思って。
書店とかでも結構並んでるんだけど、
おしゃまの本を読むとすごいエネルギー、
悪い意味ではないんだけど、
すごいエネルギーを持ってかれる。
読むのにすごい集中するし、
ものすごい感情の波みたいに
飲み込まれる感覚が強くて、
初めて詩集を読んだ時も同じような感じだったんだけど、
小説を読んだ時も。
詩集はすごい。
1作目の詩集を読んだ時も、
なんなんだろう、
言葉とかも多分すごい選ばれて使ってるけど、
結構自由主的なところもある。
結構自分で、自分なりのリズム的なものもあるし、
結構自分の背景、難民としてベトナムから渡ってきた
自分のおばあちゃんかな、
42:00
おばあちゃんと母親の
アメリカで暮らしていくみたいな、
アジア人として暮らしていくみたいな感じの感覚、
そういう言葉のもどかしさみたいなのを、
ものすごいうまく詩に収めていって、
そういうのがまず詩から伝わるんだみたいなのが
最初のすごい印象で、
それでオシャモンのインタビューとかも
ポッドキャストとかネットとかでも読んで、
ものすごい言葉の構成とか並びとか、
すごい技術的なの、
これ言葉の選び方みたいな。
でも詩集とか本を読んでるときは、
そういう感じが全然しないよね。
それよりも感情とか感覚の波が先に来るみたいな感じのがあって、
それって技術あってこそなのかな、
みたいなのをすごい思ったりもして、
そうすると彼の新作が、
見えるかわかんないけど、
反射してる?
タイミングが悪いやつ。
ほんと最近だね。
超最近。
今年だったらばっかなんだよね。
出てから超話題でみんな話してて、
自分の中では買うのに勇気がいるっていうか、
やっぱりすごい読むのに、
ちゃんと構えて読まないと自分的に、
スラーって読む感じではないっていう印象が自分の中で結構あるから、
特にしかも今回のは自分の母親の詩、
初めての小説も結構自分の母親との関係について書いてるから、
たぶんものすごい作品ではあると思うんだけど、
そうだからまたもうちょっとしたら買って読んでみようかなっていうので、
読みたい本。
まだ手元にはないけど読みたい本として、
すごいあるかな。
まだある?
あと最後1冊。
いえーい。
びょーちゃんの本つんどく聞くの超楽しい。
めっちゃ楽しい。
でもね最後は厳密にはつんどくではないんだけど、
最後は漫画で、きょうまちこさんのこくんっていう作品で、
かわいい。
なんかもともと大判っていうの?
でかい。
大きい。
大きいやつね。
普通の小説とかよりももうちょい大きい感じの、
大きめの漫画であって、
それを去年借りて読んで、
45:03
なんかこれもともと舞台が、舞台っていうか設定が沖縄線で、
で沖縄の姫より学徒隊の生徒たちが主人公になってる作品なんだけど、
なんか読んで、
これはつんどく、文庫がつんどくなだけで、
作品自体は知っていて、
は知って。
読んだから。
でなんか読んだときに、
なんか漫画ってすごいなって思って、
もともと漫画好きだったから今も漫画読むんだけど、
文章とは違う受け取り方ができるし、
特になんていうんだろう、
やっぱりこう言葉で言うとすごい単純だけど、
状況がすごく悲惨だから、
それをいくら文字としてこういう状況でこれは悲惨でっていう風に言うなって、
やっぱりそれを知らないとか、
自分もね見たことないっていう人にとって、
なんかあそうなんだって思うだけで終わってしまうこともあるんだけど、
漫画って絵だからさ、
なんか絵で見せてくるというか、
一切セリフがないシーンとかが結構多いんだけど、
でなんかそこでのなんか衝撃とか、
匂いとか、匂いは実際には匂わないんだけど、
それを想像できてしまうような描き方をしていたり、
あとはその漫画ってこの1ページのコマを作るけど、
そうではなくて、
見開きでパッて一面で見せてくるみたいな、
へーすごー
特にやっぱりその、
すごいたくさんの詩が描かれるんだけど、
なんかその詩っていうのが、
なんかこれをまた言葉で説明してしまう、
なんかすごく単純化してしまう感じがして、
あれなんだけど、
なんかその無誤さとか、
がなんかすごい絵に出ていて、
なんかこれって多分絵だから描ける、
絵だからね、
ことなのかもしれないなと思ったり、
展開とかコマのその時々バーって見開きで見せてくるところとか、
なんかすごい見せ方がやっぱりすごい上手で、
なんかすごいすごい作品だなって、
去年初めて読んだ時に思って、
なんとこれ、
48:00
今年あの舞台でやるのね、
へー
なんかバックの文庫で買おうって思ったのも、
なんかこの舞台、
京都でもやるから、
それを見に行く前にもう一回読みたいなと思って、
貸してくれた人に、
このでかいやつ借りるのもよかったんだけど、
やっぱ手元に置いとくのもいいなと思って、
とりあえず文庫を買ったっていう、
しかも今月見に行く、今月末見に行くから、
これをどう舞台化するんだろうっていうのがちょっと気になってて、
舞台って私見たことないからわかんないんだけど、
なんかやっぱその絵が絵だから見せられるものを、
生身の人間によってどういう風に、
なんか再現したり、
あるいはそこから着想を得た演出っていうのができるんだろうっていうのが、
結構気になってて、
それはすごい楽しみ、直近で楽しみなこと。
ねー、すごい。
それをなんかね、この文庫版化って思ったけど、
やっぱでかい方がいいなって思った。
やっぱあのでかさで見るのがいいんだなって思った。
そうね、だいぶ違うよね。
しかも最初にそれ読んでるじゃない?
だから余計にわかるっていうか、その違いが。
そっかー、えー舞台か。
それじゃあ漫画から舞台になるってこと?
そうそうそうそう。
へー、面白いね。
どんな感じなんだろう、全然想像できない。
なんか小説から舞台とかあったら結構自由にいろいろ、
舞台を描く人が想像した通りにってなるけどさ、
漫画だとある程度絵があるじゃない?
感覚とか雰囲気みたいなものが。
それをどう、そのまんま舞台にするべきなのかどうなのかわからないけど、
どう表現するのかみたいな、すごい。
へー、なんかりょうちゃんの感想めっちゃ気になる。
その回みたいになりたい。
なんかりょうちゃんの感想をシェアする。
舞台見てきた回。
エピソード、りょうちゃんの舞台感想みたいな。
そしたらなんかなるべく見て直後ぐらいに、
感想をシェアできたらいいな。
ねー、こんな感じかなー。
そうだね、今日もこんな感じパッシーだ。
おすすめ、おすすめっていうかツンド君の教会もこんな感じだし。
あ、そうだ。今回からお便りフォームを作ったから、
あ、そうだ。告知。
聴いてる人とかに感想とか話してほしいこととか、
51:02
おすすめしたいものとかを自由に書いて送ってほしいなと。
送ってほしい。
思ってます。
なんかそのエピソードをリリースした時に同時にあれするっていうのと書きやすいかも。
でもお便りフォームは随時いつでもっていう感じ。
そうね、あそこのツイッターのリンクに貼ってあるからね。
いつでも感想でもいいしリクエストでもいいし、
それこそ雑談的な元気ですかでもいいし。
なんか最近あった視聴者というか聴いてる方の最近の出来事とか何あったのかっていう話でもいいし、
聞きたい。めっちゃ聞きたい。
聞きたいよね。他の人がどんな日常を送ってるんだろうっていう話も聞きたいから、
そういう話を日記代わりに書いて送ってもいいし。
楽しそう。聞く方もめちゃくちゃ楽しいよね。
私がめっちゃ楽しみだよっていう感じ。
っていう感じでいつでも送ってほしいです。
待ってます。
はい。
っていう感じで今日はじゃあ終わりかな。
そうだね。今日もまたありがとう。
ありがとう。
じゃあまた次話しましょう。
はい。
また次会いましょう。
はい。
53:09

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