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2025-03-08 30:32

Vol.03-2 『文学とは、人と人との文脈を繋ぐもの』改めて”文学とは?”について考える作品でした。|「夕暮れに夜明けの歌を 文学を探しにロシアに行く」奈倉 有里さん著

『文学とは、人と人との文脈を繋ぐもの』改めて"文学とは?"について考える作品でした。

Vol.3の2週目は、参加者からの質問を投げかけるコーナーです。 出版や語学に精通した参加者の多い今回のトークは、「文学とは?」にまで話が及ぶほど、専門的な会話が繰り広げられています。 話を聴けば聴くほど、手にとって読んでみたくなる作品です。 ぜひ、最後までお聴きください🎧

番組へのお便りは以下のフォームより受け付けております。 または、直接encounter@lifebloom.funまでメールにてお寄せください。 ※お便りをいただいた方の中から毎月抽選で1名の方に番組で紹介している本をプレゼントしています。

✏️ 番組にお便りを送る。

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📗長澤文庫Encounterとは?

長澤文庫支配人の長澤紀子に縁のある方々から寄贈された「人生を変えた一冊」を集めた文庫です。

2016年、ロンドンから帰国した支配人は、人脈ゼロの状態からビジネスをスタート。 「偶然ではなく必然の出会い」を大切にしながら信頼を築き、2024年には経営者を中心とした88名のゲストが集まる「還暦の大感謝祭」を開催しました。 その特別な場で贈られた一冊一冊が、この文庫の原点です。

全ての出会いには意味がある、「偶然ではなく必然の出会い」をテーマに、人生を豊かにするきっかけを提供します。

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💁2025年3月のご紹介している本:奈倉 有里さん著「夕暮れに夜明けの歌を 文学を探しにロシアに行く」

📕奈倉 有里さん著「夕暮れに夜明けの歌を 文学を探しにロシアに行く」の概要はコチラ

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今、ロシアはどうなっているのか。高校卒業後、単身ロシアに渡り、日本人として初めてロシア国立ゴーリキー文学大学を卒業した筆者が、テロ・貧富・宗教により分断が進み、状況が激変していくロシアのリアルを活写する。 私は無力だった。(中略)目の前で起きていく犯罪や民族間の争いに対して、(中略)いま思い返してもなにもかもすべてに対して「なにもできなかった」という無念な思いに押しつぶされそうになる。(中略)けれども私が無力でなかった唯一の時間がある。彼らとともに歌をうたい詩を読み、小説の引用や文体模倣をして、笑ったり泣いたりしていたその瞬間──それは文学を学ぶことなしには得られなかった心の交流であり、魂の出会いだった。教科書に書かれるような大きな話題に対していかに無力でも、それぞれの瞬間に私たちをつなぐちいさな言葉はいつも文学のなかに溢れていた。(本文より)

引用:Amazon ➡️ https://amzn.to/4gYiICN

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👤奈倉 有里さん著「夕暮れに夜明けの歌を 文学を探しにロシアに行く」をご紹介いただいたのは?👤

今月の本、奈倉 有里さん著「夕暮れに夜明けの歌を 文学を探しにロシアに行く」をご紹介いただいたのは、"あまやん"こと天田 幸宏さんです。 天田 幸宏さんについては、以下の経営者インタビューページをご参照ください。

▶️経営者インタビュー:天田 幸宏さん(あまやん)

🎧今月は、奈倉 有里さん著「夕暮れに夜明けの歌を 文学を探しにロシアに行く」をご紹介🎧

Vol.3 奈倉 有里さん著「夕暮れに夜明けの歌を 文学を探しにロシアに行く」。

【注目のトピック】
  • 文学がある理由とは?最後の章に書いてある?
  • 昔、翻訳とか通訳の仕事をしていたのですが…
  • 言語は奥が深い。
  • 短いものがいいとされる時代。真意じゃない部分が切り取られてしまうと?
  • 「本を読まないとバカになると言われた事ないですか?」
  • 孤独に本を読んだ暗い青年時代。
  • 心と心の距離を縮める文脈の理解度。
  • ハイコンテクスト文化とローコンテクスト文化。
  • この作品を手に取ったきっかけは?
  • 売れる作品or売れない作品。売れない作品にも良さがある。
  • 本を通して想像を超える出会いが!!

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番組の説明

毎月一度、日本のとある場所で開催される長澤文庫主催の「暗闇の読書会」。 異なる職業や年齢層、バックグラウンドを持つゲストをお迎えし、人生を変えた一冊との「偶然ではなく、必然の出会い」を語り合います。

参加者はわずか6名。 その場に求められるのは、ただ一つ、【心理的安全性】だけ。 はじめましての方とも、ニックネームで呼び合いながら、ざっくばらんに本音で語り合う時間。 暗闇という特別な空間の中、一冊の本を中心にした対話が、人と人を繋ぎ、深い共感と新たな発見を生み出します。

あなたは、この本から何を感じ、どんな出会いを見つけるでしょうか?静かな暗闇の中で、一緒に探してみませんか。

WEB➡️https://encounter.lifebloom.fun

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🙍‍♀️長澤 紀子プロフィール🙍‍♀️

元公立小学校教諭として10年間勤務後、夫の海外赴任でロンドンへ。

自分軸を持つ友人たちに影響を受け、「他人軸で息苦しい自分」に気づき、自分を見つめ直す旅が始まりました。帰国後、5年間カウンセリングを学び、認定カウンセラー資格を取得。潜在意識にアプローチするフォーカシングや、2度目のロンドン時代に出会ったキネシオロジーを習得し、独自の手法で経営者や女性起業家をサポートしています。

2024年、自身の生前葬「還暦の大感謝祭」を開催。 帰国当時、人脈ゼロからスタートした中、経営者を中心に88名が集結。この時贈られた一冊が「長澤文庫」の原点です。

「出会いは偶然ではなく必然」を信じ、本を通じて新たな発見と繋がりを提案します。累計クライアント数は2000名以上。

WEB➡️ https://kinesiology-dandelion.com

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今週も最後までお聴きいただきありがとうございました。 この番組は、人生に花を咲かせるPODCAST番組をお届けするLifebloom.funの制作でお送りいたしました。

サマリー

このエピソードでは、長澤文庫で行われる暗闇の読書会について、文学がどのように人とのつながりを形成するかが考察されています。背景や文脈の理解が重要であることが強調され、文学や言語の深層を探求する過程が描かれています。また、文学の多様性や作品の価値について語られ、読者と著者のつながりの重要性も強調されています。文学は人とのつながりを繋ぎ、理解を深めるために重要な役割を果たしています。参与者たちは、文学を通じてのコミュニケーションや想像力の重要性について考えています。

暗闇の読書会の紹介
長澤文庫Encounter
暗闇の読書会
異なる職業、年齢、出身のゲストが集い 人生を変えた一冊を読み解く
暗闇の読書会
そこにエンカウンターしたゲストは その本から自分に必要な何かを持ち帰れる
偶然ではなく必然の出会いがある場所
そんなエンカウンターの世界へあなたを誘います
長澤文庫、支配人の長澤成子です。
師匠見習いのトーマス・J・トーマスです。
ここ長澤文庫には、あらゆるバックグラウンドの 方々の人生を書いた一冊が所蔵されております。
今お聞きいただいているあなたとの出会いも 偶然ではなく必然の出会いです。
ぜひ最後までお楽しみくださいね。
文学の意義とは
この番組では、心理的安全性を担保していくことを 大前提に発信しております。
毎回くどいようにお伝えしている心理的安全性。
これはですね、本当に皆さんがオープンに語れる というところができたら嬉しいなという風に考えている
そんな暗闇の読書会だということなんですね。
感性が違う、違っていい、それを受け取る。
みんなでオープンに語れれば、そんなことを目指しております。
トーマスも支配人のことをノリちゃんと呼ばせていただいております。
はい、私もトーマスと呼ばせていただいております。
どうもどうもよろしくお願いします。
私たちはですね、暗闇の読書会を月に一度開催させていただいています。
その模様をこちらのポッドキャストではご紹介してまいります。
今月はですね、4週にかけて配信していく会の 登場人物をご紹介させていただきます。
まず本をご紹介いただいているのがアマヤンです。
その場に集まったメンバーとしてはユッカ、ヨウさん、カオさん、
そして支配人のノリちゃんと私トーマスが集っております。
ではここから今月の本のご紹介です。
これを読めばニュースの向こうにいる生身の人、
その人が大切にしているものが実感を持って伝わってくる。
今こそ読んでほしい本です。
同志少女よ、敵を討て削く者 愛坂トーマ
それでは先日開催された読書会の様子をお聞きいただきます。
どうぞ。
ここからは本当にちょっと双方向でっていう感じで、
ユッカはさっきの文脈のところにウンウンってうらずいてたよね。
アマヤンに質問でも何か。
とても貴重なお話をありがとうございました。
後でぜひ読んでみたいなと思いましたし、
本当にもう解説、
多分本で説明するより解説の方が分かりやすくて、
素敵かもしれないと思ったぐらいですけど。
でも今一番気になっているのは、
なぜ文学が必要なのかっていう答えがあったということで、
答えはズバリ何だったのかなと思って、
私がこの疑問を最初に聞いたときは、
私は自分の答えとしては、
他の人の人生を生きることができる。
っていうのが文学がある理由かなっていうのを思っていて、
私は実は本よりは映画とかの方がすごい好きなんですけど、
映画見るのもやっぱりその2時間で、
全然違う人の人生を生きられるので、
それが本当に楽しくて、
その2時間は全部自分の現実を忘れて、
その人の全然違う人生を生きられるっていうのは、
本当にいいなと思ってて、
それが文学もそうかなと思ったんですけど、
ズバリこの本にはどんなことが書いてあったのかなっていう。
ありがとうございます。
一番最後のページに書いてあるんですけど、
それご紹介しようかなと思ったんですけど、
やめました。
どこがハイライトかはその人によるとは思うんですけど、
今日は僕のあくまでも一例ですんでね、
多分全く違う感想を持たれる方の方が多いかもしれないですよね。
場合によってはふーんで終わっちゃうかもしれませんし、
私はたまたま刺さったというだけであって、
ですので本当に文字通りいろんな読み方ができる本かなとは思いましたね。
よろしいですか。
文脈なしに言葉は使えないっていう趣旨の2つ目かなのところがあったと思うんですけど、
そこはやっぱり本当にすごく感銘を受けて、
私は昔、翻訳とか通訳の端くれをしていて、
いわゆるスーパー国際人教育っていって、
0歳から10歳くらいのお子さんを持ちの親御さん向けに、
お子さんを国際人に育てるにはどうすればいいのかっていう講座をやっているんですけど、
その前会社員だったときは翻訳とか通訳をやってたんですけど、
本当にやっぱり文脈なしで、
よく聞かれるのが、この単語英語ってなんていうの?って言われて、
そんな単語1個ボーンって言われても、
どの文脈で使ったのかまで全部言ってくれないと答えられないよっていうのがすごく多くて、
でも翻訳なんかしてても、本当にもう単語の単語の置き換えではないので、
もう全部、背景まで全部理解して読めなければ、
到底訳せないっていうところなので、
背景の知識とか、本当に言語って奥が深いものなんですよね。
文化の違いと理解
なので、そこが本当にさっきの本はその通りだなっていうのを思いました。
なので最近のメディアなんかもよく、長い喋ったっていうのは、
ほんの一言だけを切り取って、テレビで誰々さんがこう言ったとかって言うじゃないですか。
とにかく今、短いものが良いとされる時代なので、
TikTokとかもね、すごい短いもので、
本当に真意じゃない部分が切り取られて、
答えられていくっていうのが、本当に危険な世の中だなっていうふうに思いました。
特にいつも思うんじゃなかったんですけど。
その辺り、文章のご専門家としては、文脈なしに言葉が使えないっていうようなところを、
もうちょっとお伺いしたいなと思いました。
これは僕自身の考えに近いのかもしれないんですけど、
幼い頃、本読まないとバカになるよみたいなことって、
親に言われたことなかったんですかね。
読みなさいって多分皆さん言われてきたと思うんですよ。
なぜ読みなさい、でも漫画の方が面白いし、テレビで十分だよとか言われたわけですよね。
僕はたまたま本好きだったので、読んではきましたけれども、
多くの子はそうではなかったわけですよね。
だから本をきっかけに友達とつながるとかっていう体験は実はしてないんですよ、僕自身ほとんど。
孤独に一人で読んでいるっていうね、暗い青年時代の方なので、どちらかというと。
ですけど、今の話を伺ってわかったことは、文脈を理解するっていうことが、
大人になって生きていく上で、特に仕事をしたりとか、
そういう子と初対面ですぐに何かを理解し合って、仕事で成果を出すっていう時は、
背景とか文脈の理解度がないと、成果に直結するじゃないですか。
なので、あいつちょっと言ってもわかんないよねっていうやつは、
なかなかその文脈の理解度っていうのが低いわけですよね。
それをいかにサポートしても限界って多分あって、時間のかけ目がまずあるので、
2年も3年もかければ多分分かち合えるんでしょうけど、
でもこの限られた期間の中でそれをやることはできないですから、
なかなか難しいなっていうふうに思いますよね。
まずはだから、理解しなくちゃいけないっていうことと、
しようとして何かを努力本人がしない限り、
それこそ心と心の距離だって縮まらないじゃないですか。
そういう意味でも、文脈を理解するっていうのは、
とても重要な力の一つなんだなっていうのはね、感じる今日この頃かな。
それがよくね、空気を読まないとか、いろんな言葉に置き換わるわけですけども。
日本人は特にあれですね、もうご存知だと思いますけど、
ハイコンテキストですね、民族ですから、指してよみたいなね、
いうことじゃないですか、でも言わなきゃわかんないよね。
おっしゃる通りで、それ私の講演会の時にいつも言ってるんですけど、
ハイコンテキスト文化とローコンテキスト文化になって、
日本はハイコンテキスト文化なので、もう共通のものをたくさん持ってるよね。
だからあまり言葉にしなくてもいいよねっていうところで生きているので、
もともと、なので日本人はよくね、シャイですねとかね、
イエスかどうかはっきり言わないよねとか怒られちゃいますよね。
でも海外の、海外というか欧米家の方たちはローコンテキスト文化って言って、
全部言葉にしないと通じ合えないよねっていう文化なので、
なので、ディベートとか交渉とかね、そういうのがより発達しているっていう。
そうなんですよ。
なんか今回の特徴がレベルが…
めちゃくちゃ評価値高いもんね。
うん、うん、うん、そんな気がする。
今まではほぼほぼなんかこんな感じ、うん、こんな感じみたいなところですけど、
今はものすごく…
トバスいく?次。
ありがとうございます。
何聞いたらいいかも、ちょっとドキドキしちゃったことなんですけど。
まず、この本に出会われたきっかけとして、
ネット界隈でわりと記憶が集まるみたいなお話でしたけど、
どういうにぎわいで、どういうところでこれ読んでみたいなって最初思ったんですか?
誰か忘れちゃったのは、ジャーナリストの方が確か推薦してたんですよね。
じゃあちょっとこういう類の本はあんまり最近読んでなかったから、
読んでみようかなって思ったのがきっかけでしたね。
そこではどんなふうに紹介されてたとか覚えてます?
いや、あのね、深い紹介されてなくて、
あ、そうなんですか。
良かったよぐらいな感じ。
とにかくいいよってあれは。
なんかこのタイトル的にも何の本なのかよくわかんないし、
そうですよね。
しかもエッセイって結構読みづらいじゃないですか。
はい、そうです。
これを選ばれて読まれた、第1本目がすごいなと思った。
ああ、なるほど。
でも僕はどっちかというと、エッセイ風なものって結構好きで。
そうなんですか。
はい。ただこの方の場合ね、名前も知らなかったわけですよ。
ファンでもなかったり。
だから初めはちょっと、全部で20いくつかの物語があって、
これで読んでたんですけどね、電子書籍で。
お風呂の中で1日1話みたいな感じで。
文学の魅力と読書体験
だから読み切るまでには結構な時間がかかってるんですよ。
1ヶ月ぐらい。
だからよくあるのが、読み始めたらもう中毒性があって、
気がついたら夜が明けてましたっていうのがよくあるじゃないですか。
それとは対極に一致するものですね。
読み始めたら没頭するとかではなくて。
全然しないです。
淡々と。
初めの方は特に。
当時のロシアに留学して、
インターネットはまだない時代から、今から20年ちょっと前の時代でね。
ですから本当にもう辞書を片手にずっと勉強してるわけですよ。
どうやったなっていう、そこに関心しちゃったりとか。
その中で友達とかとの交流があったりとか、
先生との交流があったりとか。
そういうことをどこまでこの人は記憶力がいいんだぐらいに、
昨日のことのように書いてるんですよ。
なるほど。
すっごいなと思うよな。
時よりさっきご紹介したような一文が縮まめられたりするわけですよ。
なるほど。
あれ、なんかこの人ただもんじゃねえなとか思うよね。
へえ。
それでどんどんどんどん。
じわじわとハマっていく。
そういう感じですね。
それが終わって打ちのめされて、そこからさらに2回ぐらい読みましたね。
すごーい。
そうですか。
やっぱりここで紹介しよう。
文学と人とのつながり
まずのりこさんの会にね、今年5月の一冊ルールがあったじゃないですか。
何しようかなって思って、パッと思いついたんですけど。
まあでも推薦する以上、え、これなんで?って突っ込まれた時のために、
1回ちゃんと2回しようと思って、まず1回、前に1回読んだよな。
2回ぐらい読んだよ。
それで今回も、ねえ、先月こんな感じで次読むよって言われて、
え、そうかじゃあこれちょっと紹介しなきゃと思って。
で、また1回読んで。
もう1回読んで。
すごい。
本当に今日の話聞いてめちゃくちゃ読んでみたくなったんで、
Amazonでポチっちゃおうかなと思っております。
じゃあ続いて陽さんはいかが?
選挙の話もちょっと出てきたりとかして、理解って全部基本的にできないんだよ。
だけど、その断面断面を聞いとって理解したつもりになっている、
今の日本人とか現代人がいるじゃないですか。
それに対して、なんか全く違うんだぞと。
すみません、盗み見しちゃったんですけど、文学って人と人との文脈をつなぐっていうあたりなのかなと思ったんですけど、
それって、本っていっぱい作品があるじゃないですか。
もうなんかこれ以上売れる本出てこないんじゃないかっていう人も中にはいるんですけど、
売れる作品とか出てこないんじゃないかと。
人と人と文脈をつなぐのが文学だったとすると、無数にあるんですよね。
それどれも一つ一つが面白いはずなんですよね。
それって、とってもそこに表現のダイナミズムとかを感じていらっしゃるのかなってちょっと思ったりして。
同じ題材でも、書き方とか打ち出し方とかによって全く違うものになっていくし、
っていう単なる感想でした。
そうですね、やっぱり人と人とつなぐものが文学っていうのはまさにその通りだなと思っていて、
そういう読み方を私は、あるいは私たちはしていたのかっていう問いは、私にとってはノーだったような気がするんですよね。
それこそ小説って面白いか面白くないかみたいなところがすごく問われるじゃないですか。
でも、やっぱり売れる本、売れない本ってある中で、
僕も本作りしてきてよく言われてたのは、どんなに売れない本でもゼロ札っていう本はやっぱりないと。
必ず誰かが買うんだと。
だから、それを信じて作るんだ、みたいなね、よく笑い話があるんですけども。
よくわかります。
ですから、売れない本に売れない本なりの良さっていうのもあったりとか、
もしそれがきっかけに、それこそ人と人とつながって、
よくあるのはだから、著者と読者がつながるというのがよくあるわけですよね。
この体験はですね、本当にパワフルなもので、
要は想像がつかないわけですよ。計算ができないので、その本を出す前っていうのはね。
すべて後になって、結果論として語れないんですけども、
でも経験すると、「おお!」っていうことがあるわけですよ。
だから私も我が家に2冊書かせてもらって、
想像を超えるような経験っていうのは、実はさせてもらってるんですよね。
なんでだろうって思うと、いろんな答えを探そうと思ってるんですけどね。
でも真剣に私に連絡してくださる方とかと話をしてみると、
何かをつながりだけではないと思うんですけど、
でもわざわざ連絡してくるってよっぽどのことじゃないですか。
本当に尊いことだなっていうのを感じる今日この頃ですよね。
1冊目の本を書いたのは5年前で、
語学と表現の挑戦
次の本が3年前なんですけど、
最近は名刺交換とか、
あとは誰かから紹介されて、「どうも、はじめまして。」とかってやると、
僕のZoomの横には自分の本の章絵があるんですけど、
あれ?この本、俺持ってますよ!みたいな人が、
結構今、毎週1人ぐらい会ってる感じがする。
こんなことって奇跡に近くて、別にベストセラー作家でもないですから。
でも目の前に現れるんですよね。
この間、一番すごい体験が、
前の本を読んで、この5年間でめちゃくちゃ稼いだんだよね。
いくら稼いだの?って言ったら、去年が2億で、
今年が3億っていうわけですよ。
マジか!って思って、俺たちはそんなの無理だよ!みたいな。
教えてくれ!って言って。
っていうのが、想像を超える出会いなんですよ。
すごい!
前の本も読みたくなってきた。
読みたい!
じゃあ、かおちゃんのこと。
私はね、やっぱりちょっと違うところで、
この表紙もすごい惹かれるし、
本屋さんにあったら、ちょっと手に取ってみる。
表紙から。
で、ロシア系だし、
読む前に、なんかいい言葉がありそうだなっていうのを感じるかな。
で、私は絵描きなので、
言葉から結構インスパイアされて、
出てくるものがある。
なんかこれはね、出てきそうな気がするなってちょっと思って。
ちょっとそういう興味ある本で、
私もぜひ読んでみようと思ってます。
あとロシアって、今私デンマークにちょっと縁があって住み始めたんだけど、
やっぱり北の国で、
ロシアと近いし、
彼女はロシア語を学んでっていうのと、
レベルは違いますけど、
私もデンマークに暮らさせてもらってるから、
やっぱりある程度、
ほとんど英語で全部住む世界なんだけど、
やっぱり申し訳ないかなと思うんで、
義務をちょっと感じて、
で、勉強してるんだけど、
本当にもうビックリ業点の難しい言語で、
英語とも全然違うから読めないし、
そこに到達するまでがまずすごいハードル高くて、
だから頭の中ですごい新しい回路ができてるような気がして、
そういう意味で新しい言語を学ぶっていうのは面白いなって、
難しいけど面白いなっていうことを感じた。
ちょっとさっきの感覚がわかりました。
ありがとうございます。
うちの奥さんの話をしたいと思うんですけど、
うちの妻はめちゃくちゃ変わった人で、
一言で言うと、言葉には敏感な人なのか、
国際協力の仕事をしているので、
英語とか普通しゃべれるんですけど、
時折聞いたこともない言語を学び始めるときがあって、
今から20年くらい前に、
インドネシア語を学び始めたんですよね、彼女は。
仕事で使うんだか使わないんだかわからないんですけど、
現地に行って学校に入っているわけですよ。
じゃああんたも行くみたいな感じで、
夏休みとか僕は一緒に1週間くらい行って、
彼女はインドネシア語コースを学び、
僕は英語コースを学んで、
お互い昼は別れて勉強して、
夜は普通に会ってご飯食べてみたいな、
1週間くらい何年か行ったことがあるんですよ。
よくやったなって思うんですけど、
最近だとフランス語を家庭教室につけて
ズームレッスンをやってるんですよね。
それも仕事で使うからっていうのもあるんですけど、
語学を学ぶのが好きみたいなんですよね、
その根底にあるのが。
僕はちょっと理解なかなかできなかったんですけど、
でも今日自分でも喋っていて、
なるほど、そういうことなのかっていうのは
なんとなく感じたような気がしますね。
彼女は仕事から世界中いろんなところに行ってるんで、
やっぱり言葉の重要性っていうのは
多分僕以上に知ってるんですよね。
ということで、やっぱり現地の言葉、
ちょっとでも喋れた方が有利ですし、
すぐ仲良くなれますからね。
ある時ね、面白いこと言ってるんですよ。
こういう仕事やってるけど、私は
でも人と人とってね、なかなか分かり合えないのよと。
特にビジネスでは無理よ、みたいなこと。
割り切ってやってるな、この人は。
そのドライさみたいなところも、
面白い人だなーって思って、
横から見てるんですけどね。
よしやんの友達いたんだって思い出したんですよ。
それこそ語学のエクスチェンジで、
マリーナっていう先生だったんだけど、
なんかね、これ読んでた時に、
なんかマリーナの感じ、みたいな。
現風景。
別にエピソードが重なるとかそうじゃないんだけれども、
空気感みたいな感じとかが、
そうだ、マリーナだ、みたいなのとか。
あと逆に、さっきのね、ほら。
ちょっと文脈ちゃんとわかってないと、言語ちゃんと理解できないよって。
本当は語学のエクスチェンジだから、
私が英語を教わって、マリーナが日本語が上手になるっていう。
本当はそういう程だったのに、
文学と文脈の重要性
私と出会った時よりも下手になったのよ。
完璧になっちゃって。
どうしてでしょ。どうしてなのよね。
もちろんちゃんと言葉っていうのを変えたないと通じないっていうのは、
もちろん、皆さんは語学がとても上手なので、
私は何回も一生懸命やってるけど、全然ダメだわ、みたいな感じで。
だけど何かに通ずるのよね。
もうその時は、パソコンじゃなくて、
iPadだったんだけど、
iPadで1週間あった写真とかをバンッと撮って、
一生懸命説明すると、全然説明になってないんだけど、
通ずる、みたいな。
わかってくれる、みたいな。
それってさ、さっき、
この言葉は英語で言うと何て言うのっていう、
そんな単純なもんじゃなくて、
文脈があったから初めて言葉が出てくるとかいう話もあったけど、
真逆で、言葉なくても通じることがあるんだよね。
そういう特殊能力を持った人っていう。
子供ソースね。
そういう関係性だったんですよ、マリン。
っていう感じに、とっても、
全く自分では選ばないであろう本に出会わせていただけたおかげで、
すっごいそういう、いつもとは全然違う、
なんか時間とか空間に、
連れて行ってもらえたなっていうのがすごくありがたかった。
はい、というわけでお聞きいただきました。
今日は質問会ということで、
参加者が紹介してくれた甘えんに対して投げかける会でしたけれども、
なかなか、なかなかなんか深い話が繰り広げられましたね。
本当ですね。
皆さん本読んでるなって感じがしますね。
読書会でしたね。
本当ですよ。
最近メディア、長いところを切り取って、
短く、もちろんTikTokとかも人気なんですけれども、
ちょっと真意じゃないかなっていうところを切り取られて、
危険だよねっていうのが、ゆうかの話からあったんですけど。
話ありましたね。
トーマスそのあたりどうです?
本当にでもその通りで、
編集者次第でどうにでもなるじゃないですか。
だってこの番組トーマス編集してるんですけど、
編集者次第で本当にどうにでもなっちゃうので、
極力リアルな音声をお届けしたいなと思って頑張ってますけどね。
本当にそうですよね。
特にこの部分を甘えんが受け取って、
理解するには文脈とか背景っていうのを、
分からないと心と心の距離が埋まらないよねって、
素敵な言葉を言ってくれていたんですけれどもね。
本当その通りだなと思って、
やっぱり相手の方を理解するためって、
本当に想像力の力が必要だなって感じるんですよね。
そうですよね。
想像力を働かせないで、
言葉のまま受け取っちゃうとまた誤解が生まれちゃったりとか、
ありますよね。
業間を読むとかね。
だからもちろん言葉っていうことの部分っていうのが大切だよ。
それを本当に大切にしているのが文学だったりっていうようなお話もあるんですけど、
後半私の話になったじゃないですか。
そうですね。
マリーナという友人と、せっかく語学、
言葉というのを大切にしようとしている2人だったのにもかかわらず、
最終的には言葉じゃなくても通じるやんっていうね。
面白いもんですね。
でもここで本当に今回のこの読書会の様子をもう1回自分で聞いたときに、
すごくわかったことがあったんですよ。
理解するために本当に想像力っていうのがいかに大切か。
それが言葉っていうのはもちろん大切なんだけれども、
もしかしたら言葉じゃない私みたいなのもありなのかもって、
これ受け取ってもらえている感じがすごく嬉しかったんですよね。
なるほど。
ここが本当に暗闇の読書会の狙っているところ。
オープンに語れれば違っていいってやつですね。
確かになるほどね。
想像力の力
いいですね。いい会話が繰り広げられましたね、今回も。
本当ありがとうございますでした。
ありがとうございますでした。
素敵なメンバーが集い、このエンカウンター、出会いが生まれたわけですからね。
というところで、最後までお聞きいただきありがとうございました。
ありがとうございました。
あなたはこの本から何を感じましたか。
長澤文庫では、あなたからの質問や感想を募集しています。
概要欄にお便りフォームをご用意しております。
番組へのご意見やご感想をどしどしお送りください。
いただいたお便りの中から、毎月抽選で1名の方に、
ご紹介している本を1冊プレゼントさせていただきます。
偶然ではなく、必然の出会い。
あなたにもきっと起こるはず。
それではまた来週。
バイバイ。
バイバイ。
最後までお聞きいただきありがとうございました。
ナレーションは高橋洋介洋さんがお送りいたしました。
それでは、Thank you for your listening and see you again soon.
バイバイ。
30:32

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