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2024-12-09 00:00

#37 受講生が満足できる研修スタイルは、難しい

人数が多いとこうなるんだと実感した話

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TaeとKumikoのえいようカフェ。
このラジオは、私たちが日常生活で、これって興味深いなぁと感じたテーマについて、10分ほどでお届けします。
では、くみちゃん、今日のテーマは?
はい、受講生が満足できる研修スタイルは、難しいなぁというお話をしたいと思います。
あー、満足できる研修スタイル、それがくみちゃんの一番、何ていうか、研修するときに考えてることですもんね。
結構大事に考えてるんです。
なぜかというと、自分が受講する側の立場だったときに、
ここをしてくれたことがすごい良かったなって思うこともあれば、逆に感じることもあって、
それが、話の内容じゃなくて、その周辺情報だったりすることってありません?
そうですね。
例えば、マイクが聞きにくいとか、資料の文字が小さすぎて読めないとか、
なんか両面ずりで写されたときに、裏が印刷全部写って読まれへんとか、
そういう、このその場のしゃべるではないところって、結構参加者さんの満足度に与える影響って、
もしかしたら、内容以上に大きいんじゃないかな。
例えば、部屋が寒いとかね、風潮が寒すぎてとか、結構書かれたりするから、
なんか色々、周りを考えるんです。
内容は事前に自分がやるべき、それが仕事、専門家としての仕事なので、そこはいいんですけど、
今回、今週あったのがね、オンラインでのセミナーを90分やるっていうものがあったんです。
ウェビナー形式じゃなくて、双方向の画面でやるんですけど、Zoomでね、参加者が400人やったんです。
400人。
Zoomの相手が画面上に現れる状態で、相手が400人いるっていう90分の講義だったんですね。
昨年も350人ぐらいの同じのをやった時に、研修の位置を位置づけとして、
可能であれば双方向のやり取りも入れてくださいという、受託側のそういう要望があったので、
昨年はコメント欄に1人1回でいいので、質問とか感想を書いてくださいと、
全部は当然終えないけれども、そうやってもらうことで自主的に参加してますみたいなことは、
相手側はね、受講者側はできるから、そういうことでちょっとやってみましょうかって言って、昨年やったんです。
そしたら、芸能人になったように、インスタライブみたいにコメントがブワーって流れていくんですよ、横。
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読まれへん。
この内容取り上げてあげたら、他の人にもシェアできるかなと思って、最初に書いてくれる人ってやっぱり少ないから、最初の方は読めるんですけど、
だんだんと1人が書いたら違う人も書いていいなって思えるのか、ブワーって書き出したら、もうなんかコメント流れていって戻ることもできなくなって、みたいなことになってね。
そうなんか。
やばい、300何人で双方向でやれって難しいし、それこそ少人数のグループに分けてやるのあるじゃないですか、そういうこともまあ難しいと。
350人グループに分けて戻ってきたら、戻ってきえへん人がいるほうが研修としてはまずいから、それもできないということで、去年はなんとかできたらいいなと思いながら、また同じ研修が今年あったんですね。
で、他の方もその同じようなスタイルで講義をされていて、その次が私だったんで、前の方のを見てたらですね、なんとGoogleフォームのQRコードを貼って画面に。
画面に。
事前にやったんかな。
で、そのQRコードを読み取って、アンケートに答えてもらったGoogleフォームの結果を共有してたんですよ、画面で。
すごいと思って。
で、こうするとコメントは流れないけど、何パーセントの人がAの回答したか、みたいな。
そういうのは画面上に一定期間ずっと現れてるのでね、これいいなと思ったんですけど、私はもうその時はそのまま用意してなかったので、これはちょっと真似できるかなと思いながら、今回はやられずにね。
で、前回は1人1回コメントを書いてくださいと言ったら、それは書かなあかんと言われたら書くじゃないですか。
で、今回はそのことも私の中で踏まえて、参加者の方がたくさん多いので、コメントを書いていただいたとしても全部拾うことはできないので、
ここは質問したいなって思うことが、もしあった方はコメント書いていただいたら、それも拾いながらお話をしていきますねって最初に話をしてやってみたんですよ。
結果どうやったと思います?
えー、あんまり関わらへんのちゃうかなって思いましたけど、どうですか?
そうですよね、ゼロだったんですよ。
振り切りましたね。
それで、主催してくれた人とね、後でいろいろ話をしたんですけど、
研修なので絶対コメントを書いてくださいって言ったらみんな書いてくれると、そうすると収集はつかなくなるんだけれども、
どっちでもいいですよっていうふうに相手に選択権を与えたときに、参加者が少なければ多分書いてくれる人はいたんだろうなって思うんだけど、
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400参加してるってなると、自分が書かなあかんとか書いた方がいいって、やっぱり力学的にならへんねんなと思って。
そうですね。
思いません?
たとえば10人ぐらいだったら、なんか質問あったら書いてくださいって言われたら、私も書きやすいけど、
400いたら、どんな人が受けてるかわかれへん中で、自分の質問って、やっぱりなんかちょっと気が引けるかなって思ってね、
誰でも書かんでもいいって言ったら、ゼロになるんやって。
この違いがすごい新鮮で、でも自分が逆の立場だったら、私も400人いたら書かへんなと思うしね。
その参加者さんたちがすごく消極的な人じゃないんですよ、積極的に受けてくれてはる人やっていうのは知ってるのでね、でもなんか人数が集まるとこういうことが起こるんだなっていうのが、なんか私にはいい学びで、
じゃあ何が満足してもらえるんだろうって考えると、これまたやっぱり難しくて、当然100パーの満足度は得られないとしても、
そうそう、400いるとね、回線がパンクするから、画面もオフじゃないとダメなんですよ、画面オンにするとフリーズしちゃうから、
そう、画面オフで参加してくださいっていうのが一応決まり、なので、私は受講してる方の表情は何もわからない、
画面上には名前が400人並んでるだけ、それでコメントもない、90分ただ喋るって、これは大丈夫かなっていうのが、正直喋る内容とか、
私は人が見えなくても喋れるのでね、そこの難しさはないんだけど、そのフィードバックがないだけに、
起動修正ができないとか、ここを盛り上げてもっと喋ってほしいっていう声が読み取れないと、決まったシナリオ通りになっちゃうっていうところが、
何回話しても難しいな、対面とオンラインと人の数と人前で話すって、いくら経験を積んでいっても、
常に水物というか生物というか、答えはないんやなっていう経験をしたという、そういうお話でした。
いろんな人の検証を受けてますけど、それだけプロとして講師でやっている人の思考錯誤とか、悩みとか、受講生のためにどうすればいいかっていう考えを知れて、すごく面白かったです。
ああ、そんなことを考えてくれてはったんや、とか思いました。
そうか。
なんか私は考えてしまう方の講師やと思うんですけど、全く考えない人もいますよね。
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そうか、そらそやろうな。
いますね。
どっちが良い悪いではないとは思うんだけれども、でもせめて1時間とか1時間半、せっかくお会いできたからには、
やっぱプロとしては何か良いものをフィードバックしないとって、やっぱりそこはすごい思いますね。
プロ意識、すごいな。
めっちゃありますよ。ドキドキですけどね、毎回ね。
たやさんも前に行くときは、ぜひ他の方もね、なんかそういうちょっと周辺情報もいろいろ考えてみると、より良いものは届けられる可能性は結構潜んでたりしますよ。
講師としてね、プロとして活躍してる久美ちゃんの話を聞いて、プロはそんな風に考えるのかっていうのがとても勉強になりました。
ではまた。
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