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Taeと Kumikoの栄養カフェ。
このラジオは、私たちが日常生活で、これって興味深いなぁと感じたテーマについて、10分ほどでお届けします。
では、Taeさん、今日のテーマは?
はい、今日のテーマは、いつもと違う環境においてみたら、っていう話をしてみたいと思います。
いつもと違うこと、なんかどっか行ってきたんですか?
そうなんでしょう。珍しく。毎日仕事と家とっていう感じだったんですけど、頑張ってみたんです。チャレンジしてみました。
何をチャレンジしてみたんですか?
職場の関係の栄養士で、わりと仲良くしてくれている人がいて、年齢がだいぶ上なんで、私の方が。
何歳ぐらい?20歳ぐらい?20歳近く離れてるから、だいぶ上なので、なんですけど、すごく尊敬する人がいて、
その人と研修の後に、ちょっと喋ろうねって言って喋ってたんですけど、じゃあ、一回やりましょうってなった時に、
友達のお店に今から行くんでって言われたんですよ。
で、そこでもうちょっと話をしたいなと思ったので、私もついて行っていいですかって言って、まるで独身の時みたいな感じで、
お友達のところに喋りに行かれるのについて行ったら嫌かなとか思ったんですけど、でも、ぜひ来てくださいって言ってくれはったんですよ。
だからのこのことついて行って、そしたらお友達のお店なんだよ。
20歳下の人たちが集まるお店あって、入ったらお客さんも20歳ですとか、そういう若い人ばかりやったんで、だいぶアウェイ感があって、
ちょっとこれはここで長くお客さんでいるのは辛いかもしれへんって思って、どうしようかなって思ってたら、
いっぱい喋りかけてくれはって、お店の人とかお客さんとかが、すごく親切で、なんか楽しめたんですよ。
どんなお店なんですか?
居酒屋さん。なんかこういうのを初めて体験してみたなと思って、
そんなお店に入っていろんなお客さんと喋るっていう体験はなかったんですけど、
お店のお客さんたちが知り合い同士ばっかりっていうのもあったと思うけど、なんか若い人たちはSNSとか学校とかでつながって、
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オンラインでつながってる人たちが多くて、わざわざお店に行って会うっていうことは、やっぱりそれだけもう関係が出来上がっている人同士が集まるから、
もうそれぞれが本当に親しいような感じで、関係性が出来ている世代なんかなと思って、ちょっと自分とは違う人たちですごく興味深かったんです。
なるほど。そういう経験が日常の人もいるけど、たえさんにとってはこう、めちゃくちゃ非日常なこのエピソードですよね。こういうこと自体がね。
具体的になんかこんなことを言われて、なんかすごい話しかけられてくれたことで、なんか嬉しかったとか、なんかそこが初めはもう長くいれないかなっていうぐらいアウトローな感じだったけど、
具体的にどんな言葉とか、どんな雰囲気がいいなみたいに思われました?20歳下の世代の人たちの、SNS世代ともね、違う私たちがみたいな感じだと思うんですけど。
こっちが聞かれて嫌やなっていうことは絶対に聞かれなくて、例えば年齢とか、なんか不快なことは一切聞かれなくて、
連れて行ってくれた栄養士の人が、まあそのお店の人の友達なわけやけれども、そのお店の人が二人の関係はどういう関係なんですかとか、
仕事では友達はどんな感じに見えるんですかとか、答えやすい質問をしてくれるんだけど、
質問がすごく笑顔で、嬉しそうに喋ってくれたりとか、隣に座らせてもらっていいですかとか、関わるのを楽しんでくれるっていうのがすごくあって、
まあプロなんやと思うんだけど、接客業やからね。
それだけじゃなくて、お店に来た別のお客さんが、珍しい方ですねみたいな感じで、喋りかけてくれて、このお酒美味しいんでどうですかとか言って、
なんか奢ってくれたりとかして、そんな体験したことないなとか思って、その話聞いた人もだいぶ若い、20歳ぐらい若い人で、面白くって、
喋るのもみんなやっぱり大阪の人やしかな、普通に喋っててもめっちゃ面白くって。
近所のお店とか行っても、そんな楽しく喋ってるお店あるかなっていう感じなんですけどね。
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なんかすごく楽しかったんです、昨日。
へえ、すごい感じですね。なんか今話聞いて、いろいろと私も感じたことがあるんですけど、まず20歳下、いわゆるZ世代ぐらいになりますよね。
ミレニアム終わってZ世代ぐらいって、いわゆるルッキズムとかあるじゃないですか、そういうものに対する敏感さ、そういうのはいじっちゃいけないよねとか、
人のことを笑う、欠点を笑うなんて、なんでそれを笑いにして楽しもうと思うのみたいな、そういう価値観が多分ね、私たちの子供の頃よりも成長していく中で、
そういう教育を受けてる世代になっちゃうんかなっていうのは一つ思いました。
そういう感じかもしれん。
自分が学生の時って、お前太ってんなとか、そういうのって、例えば男の子とかいじられる、それがまた笑いになるみたいな、特に大阪の文化ってそういうのはあるんだけれども、
今ってそういうの結構どん引きするんですよね、若い子。
そうか。
年齢を聞くとか、私たちの世代だったらおいくつなんですかって言葉は丁寧だけど、コミュニケーションの一つとして、それを手掛かりに話を展開しようとかするけれども、
そこを触れるっていうことにあんまり興味がない。
そうなんやね。
そういうのもなんか一つあるんかなと思うんですよね。
年齢だけじゃなくて、その深いな思いは、自分もされた嫌やから聞かへんみたいな、それがなんか時代の違いなのかなって一つ思って、
当然そこにすごくアンテナが繊細というか、大切にされてる人が多いコミュニティやったんやろうなというより思いますけどね。
なるほどね。
自分より若い子が来て、小学生が来て、あなた何歳って聞くのは別にあれやけど、明らか自分より自分の友達の家をさんが連れてきた人から見て上司やろうなっていう人に向かって年を聞くっていうのは、やらへんのでしょうね、この世代は。
っていうのをなんかすごい一つ思いましたね。
年齢と何年ぐらい働いてんのかとか、得ととか、子供がいるのかとか、子供何歳やとか、そういう年齢に関わることは一切聞かれなかったんですよ。
なるほどね。
気遣ってくれてたのか、それやのにすごい話が盛り上がるっていうか、進むというか、
船に乗ってるんで、よかったら一緒に乗りましょうよみたいなことを言ってくれたりとかして、
すごく優しくて、いい感じやったなって思いました。
多分資格とかキャリアとか職歴とか経歴とか、どんな例えば受賞したことがあるみたいなことを、上の世代、昭和の世代ってそれが自分のなんか人格とかすごさみたいなものだったじゃないですか。
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でも多分一切興味ないやと思うんです。
そういうより、私の友達って、たえさんから見たら、どんな仕事の働き方してるんですか?とかっていう聞き方をするわけじゃないですか。
まさにそこに、何に興味を持ってるか、資格とか、どんな、働き、何をやってきた人ですか?とかっていうよりも、コミュニケーションとか人間関係とか、
そういうのをフラットに見るから、そこに年齢とかは関係なく、私の友達が連れてきたお客さんってどんな人なんだろう?みたいなね、そういう広げ方をするのがやっぱり、年齢差を感じさせなくて、萎縮もされなかった、なんか一つなんかなって聞いてて思いました。
そうですね。
だから、同じように友達に連れて行ってもらった先であっても、年齢層がガラッと変わってたら、たぶん聞かれる内容って、たぶん全然違うよなってことも、なんかイメージすごくできて。
でもそれは世代の差だけじゃなくて、このぐらいの世代の人でもそうなる可能性はあるから、やっぱりそこが居心地よくて集まってる人たちは、よく似た価値観だったり、大事にしてることが似てるから、
その連れてきてくれた二重下の栄養士さんは、ここやったらぜひ一緒に行きましょう、ぜひ来てください、になったんじゃないですか。
そうやと思います。
いや、連れてったら、たぶんたいさん不快な思い支配るやろうなと思ったら、たぶんね、断りたいじゃないですか。
うん。
なかなかこういう経験で日常仕事、成果を求められる場所では体験できないことだったりもするから、
人と人がつながっていくことで、自分の考え方、例えば、そうか年齢聞かれへんかったら、こんなに不快な思いせいへんねんわ、みたいなことが自分の中に溜まっていくと、また自分が逆の立場になった時の自分の表現の仕方っていうのが。
そうそう、勉強になりました、本当に。
勉強になりますよね。
振り返れてよかったです。
ぜひ皆さんも日常のルーティンだけではなくて、こうやってちょっと違うところに行って、まあいいことばっかりじゃなくて、逆にここはダメやなみたいなこともあるかもしれないけど、非日常を味わうことって大事じゃないかなってたいさんの話を聞いて思いました。
ではまた。