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  2. 69.授業を修正できる自分
2025-02-13 12:08

69.授業を修正できる自分

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うまくいかなかったなぁ、そんな授業ありますよね

サマリー

このエピソードでは、授業の修正の重要性について語られ、実際の教育現場での体験を通じて生徒の反応を見ながら授業をデザインすることの重要さが強調されています。国語科教員のなんばが、授業の準備や反省点、そして効果的な授業展開の方法を考察しています。

授業の重要性
第69回、高校国語について話すラジオの時間となりました。
この番組では、高校の国語科教員であるなんばが、
普段の授業の話や研究の話などをして、
国語科の先生のみならず、いろんな先生に授業や教育について
考えてもらうことを目的としたラジオです。
みなさん、こんにちは。パーソナリティを進めます。
なんばむっとです。よろしくお願いします。
ちょっと回数怪しいんですけど、
事故の修正ってすごく大切だなって思った今日でしたね。
今日は今、2月の12日なんですけど、
ちょうど前回のところで、授業準備。
最初ネガティブに入っちゃったんですけど、
ポジティブに変わったような話ができていたかなと思います。
実際に今日の午前中は、授業準備。
パワポ使ってるので、パワポ関係とか、
配布するプリント関係とか準備をして、
午後に実際に2つのクラスで、
大学入学教通テスト型の問題の解説を
現代文で1コマ分やらせてもらったわけなんです。
簡単に言うと、授業の枠としては、
生徒たちの本文の読み取りに課題感が、論理展開とか、
たぶん言葉を細かく見てないなっていうふうなものが、
生徒の課題感とか、いろんなところで読み取れてたので、
どういうことを本文を読む意識してほしいかっていうものを、
現代レトリック辞典のものを出しながらとか、
現代文読解の基礎講座のものとか、
現代文とか書籍のものとかを用いながら、
レトリック辞典で話を進めて、
その後に実際にマーキングする方法ってね、
マーキングするとこういうことは良いことがあるよ、
みたいなことを示しながらやったのが前半のパート。
後半は、実際に回答してもらったものの中でも、
第一問型論理的な文章のところの正答率が良くなかったので、
そこに正解を合わせながら授業をした、みたいな感じだったんです。
同じ内容を5時間目と6時間目に違うクラスでやったんですが、
1クラス目の時には、前半のパートは割と良かったかな、
生徒の反応も5時間目にしては、よく顔を上げて意欲的にやってたかな、
後半の説明パートになった時に、
どうしても離脱というか意識が飛んでしまう生徒が多かった。
僕としても結構準備をして、
生徒の課題から授業がデザインできていたので、
期待値が高かったわけじゃないですけれども、
自分でも準備してて面白いな、自分がこれを受けたらいいな、
みたいなことを実際に授業で展開したんですよ。
ただ、そういうような反応があって、
そうすると生徒の思考がアクティブじゃなかったというところが、
一番のところだったのかな、
だから授業のところで意識が飛んでしまったっていう。
僕の中では何でそうなってしまったのかの課題も見えていて、
途中の活動がちょっと長くなってしまった。
予想していた時間で集中が途切れてしまったのかなとか、
あとは解説の前に質問を見返す時間がなかったなとか、
あとは周囲の人と共有するような時間が取れてなかったなとか、
というのがたくさんあって、前向きな言葉をかけられていたかな、
生徒の手元を見て、ちゃんと個別で言えていたかなとかって、
10個くらいの課題がすぐ終わった10分休みで感じて、
終わった後すぐに、これ反省必要だわみたいな、
思うくらい自分の中では、周りから見たら別にそんなことないと思うんですけど、
自分的にはなかなか納得がいかないような授業だったんです。
その10分間の中で終わった瞬間に10個くらいの課題が見えたので、
ちょっとこういうように時間とかも全部直そうとか、
授業の反省と修正
あとはこの展開の前にこれを入れてみようとかっていう風に、
自分の中で意図的に修正をして、
それから授業の振る舞い的なところも、
僕初めてじゃないですけど、なかなか生徒の前でギャグとか言わないんですけど、
わざとちょっと行って、フフッて笑うような時間を作ったりだとか、
っていう風にそんなような、
授業自体の内容とか展開もそうだし、
振る舞いのところも修正したら、
次の6時間目とかは、
生徒がすごく意欲的にずっと寝る生徒が一人もいなかったんですけど、
っていうような授業展開に変えられたんですよね。
かなり寝てないって思ってますけど、見取り不足かもしれませんね。
ただそういう風にクラスが違うので、
それを見取り不足して、
あくまで相関関係だと思うんですが、
そういう風に授業を修正して効果が出たっていうことが、
今日すごく自分の中では良かったことだなと思います。
逆に言ったら、最初のクラスの方は、
とても退屈な学びが薄い時間になってしまった、
っていうのもすごく反省で、
もう一回やり直しなきゃいけない、
というふうに思いました。
久々に授業をして感じたことというか、
やっぱり一回で完璧なものができないので、
その中でも修正していくことが大切で、
その修正のところも、
自分が生徒の反応を見て、
こうだこうだって切り替えて分析して、
そのままアクションに起こっていたので、
それが今までの自分のチクショーだったり、
そのままアクションに起こっていたので、
今まで色々考えてやって良かったな、
とは思いましたね。
授業も見に来てくれた同期のウリも見たので、
ウリにも反省をもらいながら、
フィードバックをもらいながら、
良かったなと、今のところは落ち着いています。
ただ今回、連続週に何時間もあるものは、
全ての授業の中で、
全ての授業の中で、
単発的な授業だったので、
準備も今まで以上に、
特に導入だったので、
導入段階で説明が必要なこととか、
情報量が多くなってしまって、
その時にも、
最初だからこそ、
こういう資料を見ると、こういうのが載っているよ、
参照しやすいように、
前で色々な人と話をしていたので、
その時から情報を持ってきたという、
準備に結構時間をかけてしまったんですよね。
だから前回の放送を見たく、
授業の準備というか教材研究って、
本当にそうなのかな、みたいな、
そんな発言になっていくんですが、
でもやっぱりあれだけ授業を自分も考えて、
意図的にやったから、
そのクラスでは授業をしているというか、
担当者の方が2回目とかなんですけど、
2回目の授業をしてくれたのではないかなと思います。
その修正が、
パッて思って、
パッてできた自分も嬉しくなったし、
実際にいい方向に効果が出たというのも、
授業デザインの改善
さらに良かったところだったかなと思いますね。
やっぱり授業の反省としては、
実際に授業をやっている時は、
すごく意識をしているんですけど、
やっぱり午後の時間なのか、
授業が終わっても、
導入とかを変えたりだとか、
途中の展開の時間とかを変えたりしていたんですよ。
でもそれが単発になって、
日常、授業がある種、
この最近非日常になった時に、
そういうところまで意識していたはずのものが、
意識化されていないというところの、
ああ、やっちまったなというところも結構あって、
授業の振り返りとか書いているんですけど、
やっぱり自分の中でうまく内面化というか、
そういう意識することが日常になっていないということは、
まだまだ自分が足りていない場所だし、
それを思い返そうとしなくても、
勝手に意識するような、
自分の周りの環境づくりをしていかなきゃいけないんだな、
ということを思いました。
授業をデザインする時に、もちろん意識することは、
国語化的にもいろいろあるんですけど、
それとはまた別の次元で、
授業は何時間目なのとか、
活動とかで生徒の学びが深まっているのとか、
あえてそういうことをやっているのみたいな、
自分の授業のチェックシート、
教材研究ではなくて、
授業準備のチェックシートみたいなものを、
何かちょっと作ってみると、
面白いのかなみたいに思いましたね。
それが単純なチェックだけではなくて、
ちょっと数値でね、
チェックができていると、
もしかしたら、比較とかができて、
チェックの数が増えていったりとかしていくと、
すごく面白いなって思いますね。
自分で今急な思いつきでしゃべってますけど、
そういうふうにすると、いいな、ありだな、
どうなんですかね、
必要に応じたと思うんですけど、
個人活動、目的に応じるけどな、
どうしてもやっぱり昼後、
一発目で10分間黙々と活動するのは、
厳しい気がするんだけど、
それは動機づけがうまくいってないとか、
学習に対する勝ちづけがうまくなせてないとか、
見通しがないとか、コンテンツの問題とか、
いろいろあると思うので、
一概にダメとも言えないけど、
やっぱりその活動がメインではなくて、
活動をもとに、
どんなことを考えてもらうか、
どんなことを気づいてもらうかが、
やっぱり授業者が考えたいことかなと思うと、
そういうフレキシブルにやれるといいのかなと思うし、
あと自分の悪い傾向として、
盛りだくさんになった時に、
時間的に盛りだくさんにしてしまう傾向があるんですよね。
授業が50分だったら、
50分フルフルでピッタリで考えちゃうので、
余裕を5分くらい持った状態の、
授業デザインを考えてもいいのかなと思いました。
最後に時間が、
うまく調整して必要なことを言う時間もあれば、
セットの振り替えとか、
そういうところに時間を割いてもいいだろうし、
それがやらなきゃいけないものみたいな、
決まったものになっちゃうと気苦しいので、
フレキシブルにできたほうがいいなぁ、
みたいなことを思いましたね。
話しながら、
自分の新たなアイデアが出てきたので、
こういう風に音声で自分で対話するじゃないけど、
自分の言葉で自分を考えるっていう営みは、
続けていくといいのかなって思いました。
誰かに聞いてもらって、
その人の学びとかが気づきになると、
本当は嬉しいですけど、
そんな交渉のものでもないので、
自分の言葉としてちゃんと蓄積して、
と言いましたが、リスナーの皆さま、
あらためウマナーの皆さま、いつもありがとうございます。
では、またよろしくお願いします。
じゃあねー。
12:08

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