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TaeとKumikoの栄養カフェ。
このラジオは、私たちが日常生活でこれって興味深いなと感じたテーマについて、10分ほどでお届けします。
では、Taeさん、今日のテーマは?
今日のテーマは、私の大学院での学び、授業のことについて。
あとは、前回はKumiちゃんの話をしていただいたので、
今日は私が話そうと思います。
Taeさんの大学院に進んだ経緯は、2回前にお話を聞いたんですけど、
もともと、大学の先生と施設で共同研究をした時に、学生がまとめてくれたレベルがめちゃくちゃ高かったと。
で、Taeさんのやってる仕事を学生がそうやってめちゃめちゃレベル高くまとめてくれたことで、
周りのスタッフが、すごい仕事してるんやねって言ってくれて、職場での信頼アップして。
で、私もこれを真剣にまとめたいなと思って、2度目の大学院を目指したっていう、そういう経緯がありましたね。
具体的に大学院はどうでしたか?
大学院はね、Kumiちゃんが前回話してくれたみたいに、授業が面白くて面白くて、
一生一緒や。
初仕事終わらして、自転車でダッシュして行って、
なんか、サンドイッチとかとりあえず詰め込んでお腹なったら嫌やし。
それで授業を受けるっていうのは、週2回、3回ぐらい受けてたんですけど、
2、3回か。
もうね、面白くって授業が本当に。
なんかね、帰り受けた後、帰りの電車とかでも興奮しちゃって、
ノート見返してみたりとかして、
楽しすぎて興奮して夜寝られないみたいなことがあったりとかしてましたね、そう言ったら。
何が全般面白かったですか?面白くて興奮して楽しかったトピックとかありました?
そうですね、Kumiちゃんの大学院と同じようにオムニバスで、
いろんな先生が来てくださるんですけど、
それこそ食事摂取基準っていうね、私たちが使うエネルギーは何カロリーとか、
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タンパク質は何カロリーとか、そういう基準を作っているんですけど、
その厚労省が、厚労省ですね、あれ。
その基準を作るメンバーの研究者の一人が来てくれて、
裏話とか、なんでビタミンDはこの基準になったかみたいな話をしてくれて。
その授業の後すぐシェアしてくれましたよね、その話。
面白すぎて、言いたくてしょうがないって思って、Kumiちゃん。
私も仕事上でそういうのを使ってて、
そこの数字って使用する側は決まっているものでしかないから、
今年からこの数字なのね、だけど、そこの裏にある背景の話、私もシェアしてもらってめちゃくちゃ面白かったですね。
日本人が取れてないから、このぐらいにせざるを得ないとかでしたよね。
そうそう、そういうのとか、あとはもう一個多分Kumiちゃんにシェアしたのは、
農林水産省の果物の研究をしている先生が来てくれて、
その先生が、果物に機能を持った栄養素が入っているっていうので、
その研究をして、そのビタミン、ベータカロチンの一種のベータクリプトキサンチンっていう、
その成分がたくさん入っているみかんの研究をされてて、
そのみかんを使って、その栄養素がたくさん入っているジュースを開発したりとか、
それをたくさん、このみかんを食べている住民の血液とかを調べて、
こんなに健康な人たちだったみたいな研究をされてて、
それを聞いて、Kumiちゃんに話したんですよね。
で、Kumiちゃんが私にお勧めをしてくれたサプリメントに、
バッチリそれが入っていたから、
ベータクリプトキサンチンが入ってましたよね。
これ飲んでるやん、私、入ってるやんって。
で、Kumiちゃんがちょっと説明してくれて、
ビタミンDとベータクリプトキサンチンありましたね。
それをシェアして、なんかもう面白くってね、そういうのが。
あと本当にコンビニで並んでいるお菓子のメーカーの研究者の人が来て、
どんなふうに研究を進めてきたかみたいなのを話してくれたんだけど、
それはそれは楽しそうで、お菓子やしこんなん入ってたら面白いなと思って、みたいな感じでしゃべってくれて、
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研究ってこんな楽しそうに楽しくやるんや、みたいな思ったりとか。
そんな感じで、大変やったけど、
もう家族にもすごい心配かけたし、迷惑かけたし、負担かけたけど、
でもやっぱり楽しかったなっていうのがありますね。
なんかね、今話を聞いててね、これをビタミンDってこんな裏話があって、この数値にしたんだよとか、
果物の中には機能性の成分があって、○○っていう成分をたくさん含んだジュースを開発して、
その○○っていう成分をよく摂ってる住民さんってこんな血中のいいデータがあるんだよとか、
お菓子の話にしてもね、これを全く現場を知らない、
例えば学部生が聞いても、ここまで心って動かないですよねって思いません?
それはそうかもしれん。
なんかそこが社会人になってからのリスキリングのすごい良さやなって。
そうですよね。
だって現場で食事生殖基準を使ってて、根立てたてでここがDがどうしようかなとかなるのをやってるから、
そんな裏話があるからなるけど、なんか食事生殖基準はこうこうですって学んでる段階で、
でもDっていうのは足りてないからって聞くのと、
日常の現場の根立てを知って動かしてる身で感じるこのインパクトって全然違いますよね。
違いますよね。
それが多分帰りの電車で興奮しすぎて夜眠れないとかにつながる。
そうなんよ。
そうそう、なんかビタミンDが増え、基準が増えてしまったらどうするんやろうな、どうやったらいいんやろうなっていう、
多分そういう悩みが多分その前にあったんやろうなと思うんですよね。
そういうのとね。
増やされたら今の根立て何をどう動かしたらいいんやろうみたいな。
魚、もうタコなってきたしなみたいな。
そう、それが何だろう、神ベースで考えるのか、
明日の患者さんの根立てに胴内反映しなあかんねん、予算もかかるし、こんなもん食べてくれへんやし、
演芸困らへんかなみたいな、いっぱい考えるから余計に残るし、面白いわ、興味深い。
でも確かに取られへんから基準を下げてるのも現実よくわかるって感じやもんね。
そうそう。
1個また思い出したんだけど、コロナの時やって授業が、
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オンラインやったんですけど、
オンラインで話してくださった先生が、それこそめっちゃ有名な栄養士が誰でも知ってるみたいな先生だったんですけど、
私その時に、施設で医療の方の逆流をどうやって防ぐかっていうのをすごい悩んでいて、
本当にその瞬間にその先生、いろいろ栄養剤の研究をしたりして、
開発に協力したりとかしてはる先生で、その先生の話を聞いたら、
逆流予防に開発したんですっていう紹介をしてくれはって、栄養剤を。
早速、次の日にサンプル取り寄せてみて、ちょっと勉強して、
直接それは採用にはならなかったんですけど、
それに学んだことを活かして、ちょっと栄養剤を変えて、
他職種にこういう理由で、この例に変えたらこういう理由で、
逆流が抑えられるし、これを採用して使いたいんですけど、とか言って、
そんなのをやってみたこともあったし。
すごいな。
そうそう。で、糖尿病の専門のバリバリやってる専門医のたくさん患者を見ている先生の授業の後には、
その授業のその週に委員会があって、学んだことをすぐその週の委員会で偉そうにしゃべってみたりとかして、
そうやったんか、それは気をつけなあかんなとか言って、みんなに言ってもらって、
すごい現場ですごい利用したなっていうのはありますね。
やっぱりすごいね。
メンバーがあるからこそ、なんか学ぶことが単なる学びにならないっていうのはすごいありますよね。
なんとなく大学院に進む、そこで研究するとかって聞くと、
なんかものすごい高度なことを学ぶためにそっちの道に行くみたいに、
なんか一般的には思われることが多いと思うんですけど、
私のことにしても、たいさんの話にしても、やっぱりそこで学んだことを現場ですぐに生かせるとか、
現場で悩んでることが大学院に行って、たまたまであったある日の先生の話で、
ピカーンと光って、それが解決につながったり、
多職種のスタッフに、より患者さんのケアをするためにこうしたらいいよみたいな、
実践学びが生き生きするような、こういう学びこそ生きた学びですよね。
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ですよね。
自分の宝物を取っておこうではなくて、
そうですよね。
私も実際に500円玉ぐらいあるフォースの結果を見てからの方がいいよ、指導するときの話ってリアル感を持ってしゃべれるようになったし、
そこが詰まったときの怖さみたいなのも、
そりゃこんな細い血管が詰まっても、よくわかんないけど、あんなもん詰まったらそりゃ生命の危機になるわなと思うようなことがわかると、
リアリティを持って患者さんに話もできるようになるし、
やっぱり学ぶってただ単に、疑心とか知的欲求が高い人がやるだけではなくて、
そういう日常にはない風穴をぶわーっと通してくれることが、結局今の悩みを解決してくれることにつながったりもしますよね。
結果的に行くと、行ったことで私はすごい良かったなって、
1週しかって2年進んだことは自分の人生の中では宝物やなって思いますけど、
タイさんはどうでした?
そうですね。
多分ね、行かなかったら一生後悔してたやろなって思うので、
行っとけば良かったみたいなね。
子育てもあんのに、授業料も子供のために食べなあかんのに、なんで自分が使うかっていうのもありましたけど、
良かったかな。
私は20代で大学に行ったけど、タイさんはね、もともとキャリア積んで、現場バリバリやりながら子育てしながらやから、
置かれたね、バックグラウンドは当然違うけれども、
でも人生のどこかのタイミングで自分がこれをやりたいなって思ったことを諦める必要はなくて、
そのタイミングで今はできなくても、またいつかできるタイミングが来たりするかもしれないので、
自分の夢を諦めるっていうのはもったいないなって思うので、
皆さんも何かこんなやりたいなっていうのがあれば、その道も可能ではないと思って考えると、
いろいろ見えてくる未来はあるんじゃないでしょうか。
3回、4回にわたって終始勝手に私たちのお話をさせてもらいました。
ではまた。