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TaeとKumikoの栄養カフェ。
このラジオは、私たちが日常生活で、これって興味深いなと感じたテーマについて、10分ほどでお届けします。
では、くみちゃん、今日のテーマは?
はい、今どきのZ世代の価値観って感じですかね。
今どきのZ世代の価値観ですね。今、Z世代の人たちと関わってるっていうこと。
そうなんです。大学でね、教えていて、ちょうど前期の授業が終わって、ようやく試験が終わってっていう今段階なんです。
今年のね、春に入学してきた学生さんと半年間授業をして、そこでいろんなやりとりをして、自分の20何年前の大学生だったときといろいろと比べると、やっぱりなんか価値観とかすごく違うなっていうのを感じることがあったんで、ちょっとそれを話してみようかなって思います。
お願いします。
その子たちは管理栄養士になるコースにいる子たちなんで、若干やっぱり健康に対する意識の高さっていうバイアスはあるという前提はあるんだけれども、
どんなことに健康が寄与しているかとか、どんな不適切な生活習慣が病気、疾患につながるかとか、そういう話をしてるんだけれども、
タバコとアルコールがもうあと1年したら自分で選択できる年齢に差し掛かっている今の子たちに、どっちもできるじゃないですか。
それを取り入れることも、たしなむこともできるし、入れないということもできる、そのもう本当にギリギリの段階でリアルな話をね、してあげるんですよ。
そうするとアルコールに関しては、体を壊さない程度に楽しみたいっていう意見がやっぱり一番多い。
だけれども、タバコはね、60人ぐらい生徒もったんだけども、誰一人として吸いたいと思っている子がいなかったんですよ。
で、そこは男子もいる学校なんだけれども、見た目、大学デビューしてるような、青春ウォーカーしてるようなね、いわゆる楽しんでる系というか、
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チャラく見えるようなね、髪染めてみたいな、見た目、なんかそういうの好きそうよね、みたいに見える子たちですら、嫌だとか言うんですよ。
俺は絶対、僕は絶対しません、みたいなね。
で、自分が大学生だった時を考えると、同じ栄養士のコースじゃないけれども、周りの子たち、男の子って普通になんか興味本位で吸い出して、みたいな子がほとんど多かったから、
違うなーってね、見た目はその当時のそういう子たちとよく似てる感じ、真面目なタイプではないような子たちも、
なんか、いや、すいません、そんな病気になるのに、どこがいいのかわからないとか書く子もいれば、受動喫煙、なんかもうやめてほしいみたいなね、そういう、嫌だっていう意見も結構多くて。
そうなのか。
なので、自分が大学時代って、モラトリアムの4年間で、社会に出る前に猶予を与えられた4年の自由に過ごしながら人生を考えるみたいなね、なんとも言えないこの学生と社会人の合間、みたいな感じではなくて、
なんか、もっと現実見てシビア、リアルな感覚は、やっぱりコロナだったり、景気があんまり良くなかったりする中で、中高育ってくると、あんまりハメ外したいとか、今をそうやって、昔の大学生のように、なんかちょっとやってみようかな、どうせおもろそうやし、みたいではない子は、
非常に多いなって感じたんですよ。
だから授業も真面目に出るしね、みんな。
へー。
ちゃんと言われたことはやるし、だからそういうのを見ると逆に、自由が少なくて、大学とはいえ、なんか管理されてる感じは、もっとなんか自由に考えて、みたいなことができない、そういう選択肢を奪われてるのかなという気は、なんかしたりもしますけどね。
そうなんか。
そうなんですよ。
なんかその、私が聞いたのは、あんまりそのリアクションがなくって、タイパー重視で、コミュニケーション力が低くってっていう風に聞いて、
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なんでかっていうと、コロナとか、そういうので、あんまりコミュニケーション取る機会が少なかったりとか、遊ぶって言っても、なんか小さな頃は、みんなで知らない人と公園で遊ぶとかはなくって、ずっとゲームで家で遊ぶっていう感じだったからっていう風に聞いたんだけど、
そんな雰囲気もあります?
なんかね、そうやね、タイパー。
タイパー、でもそこまでこう、なんか淡白な感じということもなく、コミュニケーション能力が低いこともない感じはしますよね。
そっか。
それはたまたまのN数やったのかもしれないけれども、なんだろうな、よく目の前のさっきのこと、社会人になったらどうしようとか、なんかそういうのはリアルに考えてるなっていうのはありますね。
さっきのモラトリアムじゃないけども、なんかなるっしょ、4年後とか、そういう子はあんまりいなくて、ちゃんと現実見てる、それがタイパーだったりするのかもしれないけれども、
あとはその健康に関してね、いろいろこう、他方面から話をするんだけど、やっぱね、精神疾患とかに関して、なんか傷つしてくるときの学生の思いがすごい弾けてる、
あふれてるっていうのかな、思いがあふれてるのが精神疾患、目に見えないけど心のつらさを抱えてて、それが自分が好きなアーティストとか芸能人でも多いじゃないですか、そういうね、デビューしたけどしんどくなって、
休みに入るみたいなことがリアルに自分の好きな人たちがそうなってるっていうのを見たりもしてるし、だからそういうことに関する関心度がすごく高いなっていうことと、やっぱり私たちが子供の頃と比べて環境問題をすごくちゃんとというのかな、
その大事さSDGsみたいなことを、やっぱ学んできてる世代の感覚って、やっぱりそこを問題視してることがすごい多いなっていうのはありますね。
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それはどういうところで感じるの?レポートとか。
レポートの中でそうそうレポートをね、毎回書いてもらうんだけれども、さらっと書く、自分もそうだったけど何もあんまり感じなかったらさらっと書くけども、そこに高校時代こうでしたとか、実は自分の周りもこうでとか、自分自身がこうでとかあったら何でもそれって書くじゃないですか、そういうなんか詩的なエピソードが精神疾患の話をしたところにめちゃくちゃ多いっていう感じですね。
だからそういう現実を見たりしてるから、なんかタバコみたいな嗜好品でちょっと楽しんでみたいなみたいな、現実逃避じゃないけど、そういうなんか若者特有の興味関心を持つみたいなこともあんまりないのかなと思ったり。
自分が学生の頃とずいぶん今の子は違うなって感じたっていう。
なるほど。
そんなことがありましたね。
へえ。
ねえ、たいさんが接してるのはもうそんな世代の、もっともっともっとね、上だから、ちょっと違うかもしれないですけどね。
そうですね。
なんでこんなに、なんか例えばタバコの話をしたときに、なんでこんなに体に悪いってわかってるのに吸いたくなったり吸うのかわからんとか書きますよ、みんな。
へえ。
もっと受動喫煙、もっと取り締まってほしいとかね。
ああ、そうなの。
うんうんうん。
私たちは何世代になるんかな。
えっとね、ミレニアムの一個上になりますね、たぶん。
うん。
ダンカイ、ダンカイジュニアがあって。
たぶん私ダンカイジュニアなんちゃうかな。
あ、入りますか。
くみちゃんはギリギリ。
ギリ。
くみちゃんもちょっと。
その下で。
でもミレニアムには入ってないみたいな。
その間、何やったかな。
なんとか世代、隙間世代なのかわかんないけれども。
私たちの価値観とだいぶ違う人たちだけど、
そういう人たちが社会にたくさんね、これからはたくさん。
少子化やから、私らよりも少ないけれども、
どういうふうに付き合っていけばいいんかなとかって思うときがあって。
確かに確かに。
だから出産とか子育てに対しても、中にはやっぱり夢持ってる子もいる。
自分のね、学生の頃と同じような感覚の子もいれば、
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なんか絶望しかない子供の数は減って、高齢者は増えて、
お金は国はなくて、出産子育てにはめっちゃ金がかかってみたいな現実見ると、
なんかあんまりポジティブな印象を持ってない子は多いですね、やっぱり。
そうなんや。
それは悲しいなって思いながら、私もいろいろいい面というかね、
現実はいろいろ話したりは、今の自分がわかることは言うんだけれども、
楽しみみたいに、そりゃ思われへんよな、この社会にいたらっていう。
そっちかな、どっちかっていうと。
そっか。
リアルにね、これだけ保育園に入れないやら、いろんなバッドニュースで取り上げられることの方が多いじゃないですか。
そうですね。
うまくいってる子育て支援とか言わないでしょ、ニュースで。
言わないですもんね。
子育てはだいぶマシになってきてるんちゃうかなと思うんですけどね。
確かにね、いろいろと手当てとか。
妊婦健診も私の時、全学は補助してもらえなかったし、
休み期間、育休中の、何でしたっけ、育休手当てかな。手当てじゃないか。
育休中にもらえるお金も、ちゃんと復帰しないともらえへんかったりしてたけど、
お金が休んでるときにどんどん貯金が減っていくってすごい不安やったけど、そういうのもないし。
確かに、そういうところは。
その過程って知られへん人たちやから、こんなに良くなっていってるっていうのが、ちゃんと伝えてあげなあかんなって、妊婦美ちゃんの話聞いて思ったんですけどね。
変遷がわかるからすごいって思うけれども、そこを知らないと、出産ってめっちゃお金かかるらしいでっていうところだけがね、耳に入ったり目で見る情報だから、そんな無理やんってなっちゃうのは確かにあるかなって思いますね。
そうですよね。
だから、いろいろと自分が知ってることとか、経験したことを次世代の子たちに伝えていくことはすごく大事だなって思うので。
そうですよね。
だからあんまり私は教科書の内容よりも若干脱線したそういう話をよくするんだけれども。
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でも学生にしたらそっちの方が聞きたかったり印象に残ったりしますもんね。
そうしたら起きてくれるかなって思ってね、話したりもするんだけど。
でもね、やっぱりどう捉えるかは本人次第だし。
でも何かせっかくご縁があって教える環境に聞いてもらう環境になったからには、こうしたほうがいいでとか、ちょっと20年30年くらい人生先に歩んでるからこそわかる。
これ大学の時私知りたかったわってことを言ってるような感じがしますけどね。
私も11月だったかな。話す機会があるので、ちょっとそれを意識して。
ぜひぜひ話してみてください。
皆さんは次世代の人たちにどんな自分の経験を伝えたいなって思いましたか?
ではまた。