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2024-10-07 00:00

#28 国民健康・栄養調査の最新結果が出ました!新型コロナに影響は?!

コロナという大きなイベントがあっても、自分の行動次第で生活習慣が良い方向にも悪い方向にもなった、ということ

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TaeとKumikoの栄養カフェ。このラジオは、私たちが日常生活で、これって興味深いなぁと感じたテーマについて、10分ほどでお届けします。
では、くみちゃん、今日のテーマは? はい、国民健康・栄養調査の最新の結果が出たので、ちょっとそれについて話をしてみたいと思います。
はい、国民健康・栄養調査の結果ですね。教科書に載っていた以来は、自分でそんなに追いかけてこなかったんですけれども。
ですよね。あんまり、これを中心で仕事にしている人以外は、教科書に出た調査結果の一つだと思うんですけれども、
私は仕事でこれを教えることをやっているために、ずっと見てるんですね。国民健康・栄養調査って毎年11月ぐらいにされていて、
国民の中の今回だと、調査した人数も出てるんですけど、調査実施世帯が2910世帯。
全国の中から無作為でピックアップされたおうちの世帯が調べられるんですね。どんなことを調査されるかというと、
身体状況の調査票が配られて、身体調査を調査する。身長、体重、腹位、血圧、そして二十歳以上は血液検査。
あとは問診もあるんですよ。お薬、血圧の薬を使ってますか、トレステロールを下げる薬を使ってますか、みたいな一般的な問診票があるんです。
あとは、栄養摂取状況調査といって、丸1日食べたものを全部はかりに乗せて、何を食べたかというのを調査する。
というのと、あとは生活習慣を調査されるんです。食習慣とか生活、身体活動、何時間寝てるか、お酒どうか、タバコどうか、歯の健康はどうか、みたいなね。
そういう全般的な生活習慣も、これは令和元年からはオンラインで調査されるように。昔は紙ベースやってたんですけどね。
そういう様々な調査を1歳以上の人にされた結果が、毎年11月に調査されて翌年に出るんですけれども、令和4年のデータがようやく出たんです。
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令和2年と3年はコロナだったので調査自体できなくて、令和元年、そして今回出た4年の間にいわゆる新型コロナが入って、人の健康状態が変わったのかどうか、みたいなことは私もすごく興味があって、発表されると言ってから半年間伸びたんですよ。
まだ調査に時間がかかっています。ようやく先週、数日前に出たんですけどね。それによるとね、コロナの前後の変化っていうのもあるんですけども、もっと長い期間で見たら直近10年ぐらい、この10年ぐらいの変化でね、すごく興味深いのは、20歳以上の男性の肥満の割合、何パーセントぐらいだと思いますか?
今の。
今の?
耳前で言うと25以上。
25以上の男性。
男性20歳以上の肥満の割合。
肥満の割合。肥満の割合。肥満の割合。
10パーセントぐらい。
病院にいるとあまりね、そんなに見ることはないですけどね。
10パーセントぐらい?
30パーです。
そんなに増えてるの?増えてるっていうか多いの?
多いです。
そんなに太ったあるかな?
20歳以上の男性の中の25のBMI以上の人は31.7パーセント。
そんなにいるんや。
そうなんですよ。
そういう調査が出ていたり。
それは、前はもっと低かったですよね。
そうですね。ちょっとデータ見てみますね。
10何パーセントとか。
平成22年の時点で30.4パーセント。
そんなにいたんや、もともと。
ほとんどね、男性はここ10年30をベースにそこら辺をうろうろしてる感じです。
ちなみに女性はね、BMI25以上の肥満以外とする人は21パーセント。
それでもそれだけあるよね。
逆の調査もあって、65歳以上の高齢者の方の低栄養の傾向というのを調査して、
この低栄養の定義はBMIが20未満。
ちょい痩せぐらい、痩せまで言ってないけど、
20未満の定義上は一応低栄養傾向のあるものっていう風にしてるんですけどね。
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65歳以上で見ると男性の12.9パーセント、そして女性はなんと22パーセントが痩せ、低栄養状態。
でもこれはここ10年ではあんまり有意な変化はないらしくてずっとそうなんだけれども、
85歳以上見るとやっぱりその割合は非常に高い。
そういう結果が見つけてますね。
そしてそういう事あるとかね。
あと、糖尿病を強く疑われる者の割合。
男性が18.1パーセント、女性が9.1パーセント。
これも有意な10年間の変化はないみたいですけれども、
そのぐらい国民病って言われるのはまさにね。
トピック的に、栄養士的には興味深いのは血中コレステロールの値、
総コレステロールの値が240以上の男性は13.4パーセントで、女性が24.8パーセント。
これは10年で男女とも有意に増加してるんです。
コレステロールは。
生活習慣病っぽい傾向のところですよね。
しゃべりだすと全部になっちゃうんだけど、そういうものがあったり。
歩いてる歩数、男性は平均6465歩、女性は5,525歩。
少ないね。
これは有意に男女とも減少してる。
減少してるんか、そうか。
少ないな。
うん、少ない。
睡眠が十分、睡眠で十分に休息が取れてない、この1ヶ月で感じる人は20.6パーセント。
これは有意に男女とも増加している。
1日の平均時間、ピークは6時間以上、7時間。
ここが一番多いです。
日本人寝てないなっていう感じですよね。
寝てないな。
いろいろあったんですけど、タバコはめっちゃ減ってます。
そうなんや、それはよかった。
全体で14.8パーセント、中間的に喫煙してる人ですね。
男性が24.8パーセント、女性が6.2パーセント。
男女ともにこれは有意に減少してる。
やっぱり、今大学で教えてても、タバコに関するネガティブな印象を持ってる子が圧倒的に多いなっていうので、調査結果がリンクしてるなっていう感じでしたね。
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そういうのは、今現在の現状があったんですけども、
タバコに関しては、受動喫煙の機会は圧倒的に減ったと。
家庭、職場、学校、飲食店、遊戯場、行政機関、医療機関、公共交通機関、路上で子供が利用する屋外の空間の受動喫煙の機会を有する者の割合は、平成15年以降、有意に減少してる。
そんな感じがしましたね。
ここは感覚と合ってるなっていう感じですかね。
こういう結果が出ていて、
新型コロナ感染症の感染拡大によって運動の日数にも影響があって、
めっちゃどっちに触れるんやろうなって、家で筋トレする人も増えたし、
逆に通勤しないから減ったみたいなのも多かったと思ってみたら、
コロナ以降体重が増えたって言ってる人は男性13パー、女性16パー。
減ったって言ってる人は男性7パー、女性8パー。
そっちもいるんだろうって感じですね。
この人たちは低栄養になったのか、運動習慣を逆にやらなあかんと思って付け張ったのか、どっちかないかなと思って。
1週間あたりの運動日数がコロナで増えたっていう人は男性も女性も5パー。
減ったっていう人が男性12パー、女性13パー。
私の感覚ではどっちかにグッと偏る結果が出るのかなと思って、体重めっちゃ増えた人がすごい多いとか、運動習慣が減ったのかと思ったら、
やっぱり意識の差によって行動をどっちに変えたかによっては、どっちのフレル回答も出るんやなんていうのが、さらっと見た結果だったんです。
そんな調査結果が出ましたよ。
立って聞かれて、どう感じられましたか?
なんかね、ダイエットってすごいこうね、サプリやとか何やとかエステやとかすごい広告とかもすごいから、そんな痩せたいんかなって思ってたけど、
それは30パーセント男性とかやったらね、30パーセントやったら対象になるから、それはお客さん多いわなって思ってしまった。
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やっぱりそういう人に対して即興のあるようなCMしたり、SNSに広告を出したらポチッとする人は募集団が多いというかね。
そうね。
そういうのはありますね。
あと、YouTubeとかだったら見だすとどんどんね、おすすめで出てくるから、ちょっと筋トレやろうって思ったらどんどんそっち側に行く人と違うことに興味がある人はもうどんどんそっち側に行くっていう、触れるやすいんかなって思ったりします。今の時代は。
まさにそうですよね。だからコロナみたいにステイホームでしたっけ、家にいなさいっていう風になった時に、もうゲームとかになって、
普段会社ではそんなね、仕事しながらお菓子つまむことができないけど、家だとお菓子があるからそういうのを食べてどんどん自分の傾向に行く人もいれば、
今のタイミングだからこそ仕事の合間に家で筋トレとか、ワークアウトできるわってなって、そういうマシーンを買って家でやるみたいな風になる人と、
やっぱり意識の差が人の行動を変えるから、空気な一つのコロナみたいなイベントがあっても、全員が同じ方向に悪くなるとか、全員が良くなるじゃん。
やっぱりそこには、この情報をどう捉えるか、この現状を自分がどっちに転ばしたいかっていう意志力みたいなのが、
やっぱり2年、3年経った結果で現れてるなっていうのが、ある意味すごい栄養士の視点から見ると興味深いというか、
サッと結果を読んだ感じでしたけど、私はそんな風に思いましたね。
病院で見る患者さんとはちょっと違うかもしれないですけど、一般の世の中はそんな感じみたいですよ。
そうなんですね。
なんかこう、チョコザップとかね、安くていっぱい近くにジムがあって、っていうので便利やから、結構ね、口コミでも広がってて、
なんか行っても、私会員なんですけど、行ったら結構たくさん人もやはるし、年齢の高い人も使ってはるんで、
なんか健康への意識高いなとか言って思ったりしてましたけど、
そこに意識ある人はどんどん頑張るけどっていう話ですよね。
チョコザップはすごいですよね。ハードルを下げてくれたっていう。
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体を作って、人に筋肉を見せたい人がマシン使いに行くんじゃなくて、何もできない人が行ったらいいよっていう、この受け様の広さは上手いなって感じですね。
なんかこういうデータを見て、自分たち栄養士もどういうふうにしたら健康になっていけるのか、自分も周りもなっていけるのかっていうのをちょっと考えてみて、
何かいい方法が思いつくといいなって思うんですけどね、家族とかも。
人に話すときの信憑性とかになるだろうし。
そうですね。
私もまた活用してみたいなって思います。
ありがとうございました。
今日は国民健康栄養調査の最新結果について説明とちょっとディスカッションしてみました。
皆様どんなふうに感じられたでしょうか。
ではまた。
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