そういったことをもう一回待てよって思って、とどまるようなことができるようになってほしいなと。
そのためのプログラムというものを作れないかなというようなことを思ったというのがきっかけなんですね。
当然その息子は病気ということがきっかけで、そういうふうな辛い思いをする可能性はあるということもあるんですが、
当然子どもたちの環境の中にはLGBTQの問題であったりとか、身体的ハンディキャップであったり、
片親であったり、最近であればヤングケアラーみたいなことも言われたりとか、
他国籍になってくると国籍とか文化の違いであったりとか、
経済格差みたいなことを言われると経済的な環境の違いというようなこと、
いろんなイシューをもとに苦悩している仲間がいるということだと思うんですよね。
そういった人たちと一緒に新しい価値を作っていくということを、
それがどういうことなのか、どうやったらできるのかということを学べるような授業を作りたいというようなことを思ったのがきっかけで、
まさにこの伝通の中に広告小学校というフレームがあったので、
考え方の考え方でしたかな。
まさにそういった新しい多様性というようなところに関する新しい考え方の考え方みたいなことを、
学べる授業を一緒に作れませんかというようなことをドアノックしたというのがきっかけで、
今回のプログラムに至ったといったところですね。
ありがとうございます。
やっぱり多様性が今かなり重視されている社会ですね。
私もかなり多様性という言葉を聞くんですけど、
どうやったらその多様の価値観というかを自分の中に取り入れることができるかというのって、
授業というかそういうのをやってもらえることってすごくいいことだなというふうに思いました。
多様性的と倫理的な問題だとか、
差別問題を解決するみたいなことに最初はどうしても考えがちなんですけど、
やっぱり自分とは違う価値観を認めて、
一緒に歩んで価値を作るということが多様性なんだということであったり、
その多様性というのは様々な社会にはいろんな存在、
社会課題というのがあると思うんですけども、
多様性を自分の力にするということは、
社会のそういった課題を解決する力にもなり得るんだというようなことを思っていて、
それを小さいうちから学ぶみたいなことの機会を提供できるというのは、
社会のためにもとてもいいことなんだろうなというようなことを思っていたというところですね。
ありがとうございます。
多様性を認めたときに何があるのかというと、そういうお伺いが必要ですよね。
では簡単に坂中さんの方から、どんなプログラムかというお話をいただくのがいいですかね。
そうですね。もともと今、田中の方からも話が出た広告小学校というプログラムを
高学年以上、中学生、高校生の、もちろん子どもというカテゴリーの方にも来ていただきたいんですけど、
今お話ししたようなことって、実は大人にもすごく必要なことなので、
全ての新しい決めつけた見方とか思い込みから脱して、新しい未来を見出していきたいという方に来てほしいです。
田中さんも。
そうですね。このプログラムを開発する中で、皆さんそれぞれいろんな自分が経験したことをお話しされていたんですけども、
その中で大熊先生がおっしゃってた一つが、エスカレーターに乗るときに、
今、片側に立たないようでってなってはいるんですけども、一般的な皆さんの価値観として片方に立って歩く人を通ってもらうみたいな状況なんですけども、
ある時、エスカレーターに乗ったときに、みんな右側に立っているのに、ある人だけおじちゃんだったかな、
左側にずっと立ってて、なんであいつはっていうふうに思ってしまったらしいですね。
よくよく見てみると、その方、足を悪くされていて、左側に立たないとまっすぐ立っていられないような方だったらしいですね。
そういうふうな、どうしてもそこにも決めつけが存在していて、あいつなんかすごく嫌なやつだっていうふうに思ってしまうんだけども、
よくよくその人の視点に立ってみると、違った視点でそこに立たざるを得なかったっていうことも存在するよねとか、
あともう一つは、つい最近も車を運転するんですけども、やっぱり荒い運転をしたり、すごいスピードを出して急に前に入ってきたりする人がいるんですけども、
なんであいつって人を思って口になんだよとかって言ったんですね。
そうすると妻が、いやきっと母危篤なんだよっていうふうなことを言ったんですね。
もし本当にそうだとすると、そうやってスピードを出して走る人もいるし、そういう状況だったらいいかなっていうふうに思えたっていう人もあったり、
でも今日はすごい母危篤な人が多い日だなみたいなことを思う人の時もあったんですけど、
いずれにしても、ちょっとした視点を変えたりすることで、自分のストレスがリリースされたり、新しい視点を持って新しい発見が生まれることっていうのはあると思うので、
そういったことの日々の生活の中にでも学びとして活かしていけることがきっと存在するだろうな、このプログラムから得ていただけることはあるだろうなと思うので、
小学生だったり学生をメインのターゲットにプログラムを作っているんですが、趣旨自体は大学生であっても社会人であっても、
十分に学びを得ていただけるものになっていると思うので、ぜひ興味を持っていただければ参加いただければ嬉しいなと思います。