今回は、サンフランシスコで企業の研究者としてだけでなく、NPO法人「FLAT・ふらっと」(https://www.flatjp.org/ , @Flatjp)で活躍されている清水さんをお迎えして、闘病経験やアメリカの医療制度について伺いました!
🗽トピック🗽
NPO団体「FLAT・ふらっと」について/清水さんの闘病経験/人生観の変化/アメリカの医療制度の特徴
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#アメリカ医療 #アメリカ生活 #アメリカで病気 #癌サバイバー
本配信は個人的な見解であり、所属する組織とは全く関係ありません。
★番組のX @ANG_2024
★パーソナリティ NAKAMURA
★雑務 おニューのわら人形
★オープニング
★エンディング
Night trip(Make a field Music様)
★ジングル
サマリー
このエピソードでは、清水さんがアメリカでのがん闘病経験や、それに基づいて立ち上げたNPO団体FLATについて語ります。アメリカの医療制度における健康診断や治療の実際、がんを克服した後の人生観の変化についても触れています。また、がんサバイバーの闘病経験を通じて、アメリカの医療制度を深く掘り下げ、NPO法人フラットの活動やがん患者が必要とする正しい情報の重要性についても述べています。さらに、清水さんはアメリカにおける医療制度や予防医療の重要性について話し、大腸がん検診やピロリ菌検査など、健康診断の違いについても詳しく解説します。
アメリカでの健康診断
アメリカンナイトGOLD
ハロー、こんばんは、NAKAMURAです。
このポテキャストは、アメリカ研究留学3年目を迎えた私、NAKAMURAが日常についてだったり、アメリカ生活を経験した、また今楽しんでいる方を招きして、その方のアメリカ留学を掘り下げていきます。
今回清水さんをゲストにまたお迎えするんですけども、この回で話す内容でもあるんですけど、健康診断って、僕もそろそろ健康診断を毎年行った方がいいなと思って、
アメリカで健康診断ってどうやって行くんだろうっていうのを、今回後々出てくるんですけど、よくわかんないんで、
1回プライマリードクターっていう関わりつけ医みたいな人がいるんですけど、その人に何かアニュアルテストしてくれないかって言ったら、今日の4時だったら空いてるから来いって言われて、
せっかくだしってよくないなと思って言ったんですよね。
普通に大学でやるみたいな、身長、体重、脈、血、血圧、みたいな、知力なかったですけど、普通のやつをやって、その後血液検査しましょう、
犬尿糖血液検査って言って、それをやって、血液検査の結果、半年前くらいかな、肝臓の数値がめっちゃ悪かったんですけど、それは正常に戻ったんですよ。
やっと、ただ、爆弾コレストロールがバカみたいに高くて、確実にどうなってたんだろう、確実に絶対どうなってたんですよね。
異常値をさらに超える異常値みたいな。
で、お医者さんに、何食ってんのって言われて、ドーナツ結構食ってますって言ったら、とりあえずやめようか。
1ヶ月くらいは、しばらくオイリーなものを控えようかなっていうふうに思っています。
僕の生命線がダイエットコークなんですよね。果たしてダイエットコークが、爆弾コレストロールに影響を与えるのかっていう論文を探してみたんですけど、
それを決定づけるものがなかったので、ダイエットコーラは飲み続けようかなというふうには思っています。
あれなんですよね、前回話したクロワッサンの話。あれが食べた後に結果が出たんで、あれが最後の僕のオイリー生活でしたね。
ドーナツとかピザとか、そういうのを食べるのを控えてくださいっていう感じで。
今すぐ、どうこうっていう問題じゃないですけど、10年後とか20年後に、心臓血管系の病気、まさしく僕が研究している分野なんですけど、
そういう病気にかかるリスクが上がるっていう、ちょっと調子こいたので、今後は野菜とか、あと魚ですね。
魚はなかなかサンフランシスコに手に結構入りやすいかな、他の都市に比べて。
なので魚とか、今日トーストコ行ってサーモン4キロ買ってましたけど、そういうので徐々に直していこうかなというふうに思っていますけど、
健康診断は言ったらいいですよ。この前も1000ドルの請求が来ましたけど、全部保険会社に電話したら払ってくれたので、少なくともUCSFの保険は強いですね。
【佐藤】病院からの請求に対してどう対処するかみたいな話もこの後、清水さんとしていくと思いますので。
まだちょっとこの後聞いてもらって、内容を楽しんでもらえたらなというふうに思います。
FLATの設立と活動
というわけで今回のゲストも清水さんです。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
今回は清水さんが今活動されているNPO団体のFLATについてお聞きしていきたいなと思うんですけども、FLATに関してはまず簡単にご説明いただいてもいいですか。
【清水】FLATはアメリカで立ち上げたNPO団体で、非営利団体ですね。
英語で言うとNonprofit OrganizationなのでNPOと呼んでいるんですけども、
アメリカに住んでいる日本人のために作った団体で、
この日本人の人たちがアメリカで病気になった時とか、
あとは持病があって病院にかかっているけどアメリカに留学したいとか、
そういう日本語スピーカーの人たちの健康と医療を助けるために立ち上げた団体です。
最初立ち上げた時が、私はカルフォルニアなんですけども、他の人たちが仲間たちが皆さんニューヨーク州の人たちだったので、
一応設立はニューヨーク州でニューヨーク州のNPO団体なんですけども、活動自体は場所にとらわれず、アメリカ全土を対象にしてやっています。
それは清水さん自身も昔ご病気をされたのがきっかけという話ですか?
そうですね。私は今の会社に入ってからアメリカでがんになってしまったわけですね。
これがまた自覚症状等もなく、突然がんになってしまって、
それはどういう経緯で見つかるものなんですか?
年も年出すし、アメリカの保険制度で家庭医ですか、プライマリードクターを設定するじゃないですか。
私の保険はカイザーだったんですけど、当時プライマリードクターともう一人婦人科のドクターが2人、
プライマリードクターとして設定できる保険だったので、婦人科の方は割と定期的に行ってたんですね。
何もなくても。その時に、じゃあちょっと検査するっていう風に検査してて、
いやでもなんかまだおかしいね、おかしいね、年だからかね、みたいな高年期が始まったのかね、みたいな話をしてて、
で、ある時にちょっと原因がわからなかったので、バイオプシーしましょうと言ってバイオプシーをしたんですけども、
その時にも実に自分はそんなにお腹痛いとかなんかがあるわけでもなく、バイオプシーして心配もせずに、
何かあったら電話かかってくるかなぐらいしか思ってなかったんですけど、やっぱり後で電話かかってきて、
電話で、I'm sorry you have a cancerって言われて、おっと電話で言われる?みたいな感じでしたね。
で、それがちょうど2020年の2月で、2020年の2月っていうのはちょうどコロナが出てきた時だったんですね。
日本ではもう結構出てきてて、なので、そういうふうに言われた時に、日本に帰る?アメリカに残る?みたいな、結構窃盗際で、
で、私の場合はちょっと不正出血があったので、先生はすぐに手術した方がいいというサジェスションだったので、
迷う間もなく、もう告知を受けて、私1週間後にはオペって言われて、
で、その時に、私ちょっと家族は日本にいるので、え、日本から呼ぶ?みたいな感じだったんですよ、コロナだったので、
いや、まだ来れたかもしれないけど、これって帰れなくなっても困るし、ちょっと家族を呼ぶことを躊躇したんですね。
で、その話をロサンゼルスにいる日本語が話せる日本人の親友たちに相談したら、すぐ行くって言ってくれて、
彼女たちがオペもつき添ってくれたし、オペ後のその回復までの間、もうずっとつき添ってくれたんですね。
で、これも本当にフラッと立ち上げるきっかけになったんですけども、私はこういう風に病気ですぐ、
手術だって言われても、頼れる親友たちがいたので、安心して手術を受けられた、安心して治療を受けられたけども、
そうじゃない人たちもいるし、もしかしたらアメリカに来てすぐそういうことになってしまうかもしれないし、
っていうので、一つはフラッと立ち上げるきっかけになりました。
がん闘病からの学び
でも、2月にオペして、皆さん噂で聞いてるかもしれないけど、アメリカすぐ退院させられるんですよね。
退院したはいいが、やっぱりそんな動けるわけでもなく、
ここからまたがんなので、抗がん剤という治療が来るんで、どうしよう、みたいな。
仕事もあるし、コロナも迫ってるし、私は何をどうしたらいいんだろう、みたいな。
うわーって思ったんですけど、パニックってたんですけども、結局もコロナが投資をしてくれたというか、
いやもう日本帰ろうと。
ちょうどオペをするときには、4週間病院の方から会社を休みなさいっていう書類を書いてくれるんですね。
その書類を会社に提出すると、会社の方、HR Human Resourcesから教えてもらったのは、
この後ずっと休む、4週間だけじゃなくて、とりあえずは4週間だけど、4週間後にまた休むってなっても、
国が守ってくれるというか、法律で君のことを退職させるってことはできない。
病気だから仕事を辞めてくださいっていうのはできません。できないから安心して休んでと会社の人が言ってくれて、
それもあって、じゃあ治療はコロナもあるし、日本で受けますと言って、日本に帰りました。
どのくらい日本に帰られたんですか。
結局、日本に帰って治療自体は、6ヶ月、7ヶ月ぐらいだったんですけども、
その後、ちょっとそんなに、抗がん剤ってやっぱり回数を重ねていくと、最初の頃は全然元気なんですよ。
けど、回数重ねていくと、もうぐったり、本当に何もできなくなっちゃうんですね。
なんでそこから、ちょっと日常生活ができるようになるまで回復するのもあって、
私の場合はその後、維持療法って言って、抗がん剤でちゃんとがんは全部なくなって、
一応コンプリートリミッションって言って、完全完回っていう形になったんですけども、
また再発するかもしれないからっていうので、そこからまた2年間お薬を今度は飲むんですね。
そのお薬が結構副作用が強いから、ちょっと飲んで様子を見てから、
アメリカに帰ったらどうですかっていう、その主治医の勧めもあって、
結局、3月に日本に帰って、12月いっぱいまで日本にいました。
もちろんそのまま日本にいるっていう選択肢もあったんですけども、
自分はやっぱりちょっと仕事をしたかったし、
その会社も1年間はショートタームリーブって言って、一応短期のお休みみたいな形なんですけど、
1年以上になると今度ロングタームに切り替えなきゃいけなくて、
その切り替えたりする書類が結構めんどくさかったんですね。
なんで、だったらもうショートタームで終わらせようと。
なんで、2月から休んでたから2月までには帰ろうと言って、
結局12月の終わりに帰って、1月から復帰っていう形になりました。
すごいな。やっぱガンって精子に関わる病気じゃないですか。
どうでしたっていうのはあれですけど、どうだったんですか?
私はバタバタすぎたんです。だから全く時刻症状がなく、
これはガンかもしれないって言われたわけでもなかったので、
モヤモヤ気がなく、まったくのある日突然電話がかかってきてガンだって言われて、
えーってなって、まだえーってなってる最中に、
じゃあちょっと検査してね、検査してね、明日オペみたいな形だったので、
もうバタバタで頭は全然考えてなかった。
頭は多分機能してなかったと思います。
で、オペが終わった後ですね、ちょっと時間ができてくると、
まあいろいろ調べたりするじゃないですか。
そこでやっと、おーみたいな感じになりましたね。
まあけど感慨されてよかったです。
そうですね、はい。
やっぱ糖病ってまあ1年短いと、短いというか結構短期で終われるのが。
私はラッキーだったのが、その再発してなかった、
その抗がん剤を打ってもちょっと完全感慨だよって言われた次の月に再発したりとかいう人たちも多いので、
私は本当にラッキーだったの一言で、抗がん剤がよく効いたので、
本当に自分でももうラッキーとしか言えないですね、はい。
その糖病を経て何か考えが変わったこととかってありましたか?
ああ、もちろんです。
そのやっぱり、私もそんなに早期のがんではなかったので、
人生観というのはすごく変わりましたね。
もしかしたら、まあ明日死んでしまうかもってなったら、
やり残したことを考えるじゃないですか。
で、いろいろなんであれやらなかったんだろう、
治療したかったのになんでこういうことを伝えてなかったんだろうとか思ったことは、
もう本当にがんが治った後は全部後回しにせずにやろうと思って、
まずはホノルルマラソンをまだ走ってなかったと私は思ったので、
ホノルルマラソンのトレーニングを、1月にアメリカ、12月の終わりにアメリカに帰ってきて、
1月からホノルルマラソンのトレーニングを始めて、その年の12月のホノルルを走りました。
すげえな。
交換剤を飲みながらですよね?
いやいやいや、アメリカに帰ってきてから、維持療法をしてました。
あの維持療法は本当に大変つらかったんですけど、
こっちでナースの人たちにも、
あの薬を飲みながら1マイル以上走るなんて信じられないみたいな感じで言われたんです。
ほぼ歩いてますけど、歩いてるけどホノルルマラソンに出ると決めて、
今でもそれはあります。
やりたいことはすぐやる。できないかもしれないから。
いつまた再発するかもわからないし、後回しにしない。
闘病の思いと帰国
今日僕らもそうです。今、僕らは多分何も病気ないことを祈ってますけども、
明日はピストルで打たれて死ぬかもしれないですもんね。
うん。だけどやっぱりその過程が重さが違う。
私の場合はほぼほぼ多分再発は必ずするであろうと。
再発はいつかはする。それが1年後なのか10年後なのか20年後なのかわからないけれども、
再発はする時になった時に、じゃあ今どうしよう。
自分の中での優先順位っていうのも決めて。
その中でもやっぱり仕事がしたいっていう選択肢だったんですか?
仕事したい、そうです。楽しかったからね。仕事したかったし。
アメリカに戻りたかったです。
やっぱりいくら日本で出身とは言えども、アメリカで自分の生活ができてしまって、
長年いて帰りたいと思っちゃうんですよね。
自分の世界に帰りたいというか、ホームが。
なんで真っ先に帰ってきて、親友たちに会って、ゴールデンゲートプリチームを見に行って、
LAにも行って、帰ってきたって。
最初の数ヶ月は自分で帰ってきたことをお祝いしようと思って、
そういう自分が好きだった景色とかを見に、
あと好きだった人たち、助けてくれた人たちに会いに、ありがとうとお礼もいいに行きましたね。
結構、もう人生の半分以上アメリカで過ごしているとアメリカホームになりますよね。
ありがとう、そう言ってくれて。全然半分じゃないけど。
なんか濃い、自分の人生が進んでいく時代に、時期に結構アメリカにいるっていう。
アメリカンナイトGOLD。
具体的にそのNPOのフラットっていうのは、何を実際にはどういう活動をされているんですか?
フラットの活動
結局、自分が先生に癌だって言われた後に、
アメリカ、日本の先生たちは、私が経験した感じではそうじゃなかったんですけど、
アメリカの先生たちはまず、私のことをすごい知ろうとするんですね。
お仕事何してるの?どこに住んでるの?どういうことが好きなの?っていう話をして、
そこで私は、分子生物学の研究者だっていうのを言ってあるので、
先生たちは、あなたは研究者だから、
癌のことをよく分かっているかもしれない。
普通だったら、あなたは何とか癌ですよって言った後、
グーグルしないでねって言うんだけれども、
それはあなたには言わないと。
しちゃいますね。
しちゃうけどね。でも私たちってやっぱりちゃんと鍛えられているので、
そのグーグルで変な情報に騙されることもないし、
やっぱりそういう教育をされているので、必ず出典元を探したり、
元論文は何?って言ったり、パブメイドの使い方は分かっているし、
サイエンスの英語にも慣れているというので、
やっぱりちょっと、お得だったって言い方変だな。
なんていうの?ラッキーに他の人たちよりは正しい情報を手に入れられる。
それがすごくあったので、フラットを立ち上げるとなった時に、
同じことをしてあげたいというか、
私はサイエンティストだからこういうことができたけど、
そうじゃない人たちにもちゃんと共有したいと。
正しい情報っていうのを共有したいと。
親友たちが助けてくれた。
これも私はラッキーだったからこうだったから、
アメリカに来て、そういった助けてくれる家族、友達がいないっていう人たちには、
フラットが代わりにお手伝いしますよって言ってあげたいし、
アメリカでがんになったって言われた時に、
フラットが正しい信頼のできる情報を、
アメリカの情報を提供しますよというふうに言ってあげたい。
そういう思いで作った団体です。
フラットはNPO法人なんで無料というか、
無償でサポートをしてくださるっていう。
そうですね。
結構そういう困っちゃったなと思ったら、
気軽な感じでお願いしてもいいって感じなんですかね。
そういうことです。
お手伝いしてくださる先生方、
お医者さん、アメリカで医師をしている先生方、
日本で医師をしている先生方にも無料でお手伝いいただいてるし、
また、もちろん全て無料でできない。
どっかしら必ずお金がかかってしまうじゃないですか。
Zoomにしても、ウェブサイトにしても。
そういうのは個人の寄付をいただいて、
それこそフラットに助けていただきまして、
ありがとう、あの時はありがとうっていう形で寄付してくださる患者さんたちもいらっしゃいますし、
自分は健康だけれども、こういう団体があるっていうだけでとても安心できるから、
頑張ってくださいと言って寄付してくださる方たちもたくさんいて、
基本的には寄付で運営してます。
医療情報の提供
なるほど、すごいですね。
例えばなんですけど、
僕ちょっと右腹が痛いんですけど、
その程度でいいですかね。
お腹痛いんだけど、病院に行くのにどうしていいかわからないって言った場合は、もちろん言ってください。
ERに行ったらいいのかとか、病院の選び方がわからない、保険の使い方がわからないって言った時にはもちろん相談してほしいし、
もちろんそうじゃなくて、もう診断された後、
もう私みたいに日本に帰りかアメリカに帰るかって迷ってるって言った時にも相談してほしいし、
いや、アメリカで病院に行きました。
診察受けました。
なんか医療費が後から請求書が来たのがすごい違うんですけど、みたいな時にも相談してほしい。
自分でそういうことができないのであれば相談してほしいし。
きっとこのアメリカンナイトGOLDはポスドクになりたいとかいう方たち、留学したいって言ってる人たち聞いてることが多いと思うのでいますけど、
例えば日本にいる今も持病があると、病院に関わってる。
そのためにアメリカ留学を躊躇してるっていう人がいるんであれば、
そういう躊躇をなくせるように、アメリカでも治療受けれるから留学を諦めないでっていうお手伝いもしたいと思ってます。
めっちゃ心強いですね。すごいですね。
だって正直、僕も病院として行ってもらったら何もなかったんですけど、
それでバカデカい請求が来たんですよ。数千ドルの。
100万も払えんよって。
それは自分で電話とかして、おかしくねって解決したんですけど、
自分で解決できればいいんですけど、結構戸惑ったんで。
保険会社に行って、違うところに行って、棚絵回しにされて、
結局保険会社に、どこに行っても棚絵回しにされるんだから、お前のところで何とかしろよって言って、
そこで落ち着いたんですけど、それ多分、そういうやり方を知らないっていう。
そう、やっぱりこの日本で生まれ育って、日本の保険システムっていうのを知ってる人からしたら、
病院から請求書来たら、それをそのまま払わないといけないって思い込むんだよね。
だって、特にアメリカは一発デカいじゃないですか。
そう、なんで、いやいやアメリカの常識は、来たまま払うんじゃなくて、確認するとか、
病院に電話してディスカウントを頼むとか、それが常識なわけで、
それがやっぱり知らない人たちも多いから、
そういう人たちにはやっぱりそういった情報を提供したい。
フラットではそういう場合ってどういう案内をするんですか。
やっぱりケースバイケースだとは思うんですけど、
基本的にやっぱり保険会社とのディスカッションから始まっていくものなんですか。
最初はやっぱり病院です。
病院の経理みたいな支払い担当の人に言う。
そうすると一応支払いするときに、
例えば予防で請求するのかとか治療で請求するのかとか、
いろんな隠し技があるので、ちょっと高いんだけど、
これっていうのはまず保険が聞いててこの値段なのかとか、
聞いてなくてこの値段なのかとか、相談をする。
相談してくれるんですか。
そうそう。もし払えないんだよ、それが本当なのに払えないんだよって
向こうが言うんであれば、
基本的に個人情報になるので、私たちが代わりにやるっていうことは
あんまり表だってできないのね。
だけど一緒に三者通話するとか、
私たちの助言としては、もし英語が不安であれば
病院の方に日本語のトランスレーターを入れろと請求しなさいと。
それは無料で絶対病院は用意しなきゃいけないので、
日本語で話せるから。
いろいろやったけどこの値段で、でも払えない、どうしようっていうお話の場合は
それをそのまま病院の方に言ってくださいとしたら
絶対ディスカウントしてくれるから。
いや、俺ディスカウント知らなかったな。
ボストクなんで保険が強いんですけど。
病院がディスカウントしてくれるなんて普通に思わないじゃないですか。
日本だったら点数とかで決まってるから。
だけど全然ありありなので。
そういうのすごいな。
ウェブページとかなんかないんですか?
フラットのウェブサイトはありますけど、これはまた個人情報で
一応個人相談してくださいと。
個人相談という欄からお問い合わせくださいという書き方はしてます。
フラットのウェブサイト自体は今はどうしてもちょっとやり
ガン患者さんのサポートミーティングというのがメインになっちゃってるんだけど
ガンとあと自己免疫疾患、抗原病とか
ずっと長いお付き合いをしていかなきゃいけない
病気の人たちのサポートグループ。
あとは今はシニアですね。
アメリカその1980年代とか70年代とかに
アメリカにアメリカンドリームで来た人たち
というのがシニアの世代になっていて
そういう人たちが中には保険がないとか
英語が日本人コミュニティの中にずっといたから
英語がそこまで達者ではないという人たちもいらっしゃるので
そういう人たちのサポートグループというのが
今のところメインになってますけれども
これは人数が多いというだけで、その他のことをやってないわけではないので
個人相談という欄があるからそちらからお問い合わせいただければ
できる限り対応します。
例えば持病とかがあって、この薬を日本で飲まないといけない
というやつもアメリカで手に入る手段を
アメリカで手に入るのかとか、どこの病院がいいのかとか
もちろん自分で探すのがいいんだけども
どう探したらいいかわからないとかいうときには相談してもらえれば
もちろん病気にもよりますけど、じゃあこっちで
日本のお医者さんで、こっちでもお医者さんをしている
先生に聞いてみますかとか
サジェクションができる。
一応州には限らず、もちろん保険のシステムとか
州によって全然違うし
また日本人のお医者さんというものがすごく少ないので
全部の州でそれができることはないんですけれども
一度ご相談くださいと
私たちも一緒に調べます
一緒に調べて一緒に勉強していきましょうと
しっかりした研究バックグラウンドだったり
お医者さんだったり、そういうバックグラウンドを持った人たちに
無償で協力してくれるというのはやっぱりでかいですよね
ポスト区で来る人たちは
僕たちみたいな先輩とポスト区に聞くのが一番早いと思いますけど
治病とか病気が懸念で
何か留学に悩みを持っている人たちは
フラットに問い合わせるとみたらいいですね
ポスト区の人たちも来たはいいが、どう保険を使っていいかわからないとか
自分だけじゃなくてお子さんとかパートナーの人たちの
心配事があるのであればぜひ相談してください
もちろん私たちお医者さんで
診断とかは病院ではないので診断とかはできないんですけれども
また特定の病院とかを紹介するということはできないんですけれども
一般的な
この病院には日本人の先生がいらっしゃるそうですよとか
絶対どの病院も日本語のトランスレーターは
つけなきゃいけないので請求していいんですよとか
そういったアドバイスはできます
いや、でかいな。もしかしたらちょっと僕も相談させてください
もちろんです。もちろんそういったことから
アメリカの医療制度の現状
病気、私みたいにガンと言われたんだけどっていうときに
パニックになっちゃう
頭の整理をしたいから話を聞いてくれとか
精神的な落ち着きを取り戻したいから
相談に乗ってくれというのにも全然対応します
いつガンになるか分からない時代ですからね
今ね、30代の人たちでもガンに乳がんなんかは特に多いですし
アメリカの場合はやっぱり大腸がんがとても今多くて
あまりにも多いので大腸がん検診ですね
コロノスコピーの年齢を
45歳に引き下げたんですね
45歳以上の人はコロノスコピーは無料でできますと
だから検査してください
アメリカは基本的に予防医療にはとてもお金がかからないですね
アメリカはガンで死ぬ人が減ってるんですよね
予防医療とか発達してるんで
特に大腸がんが結構死因多いじゃないですか
無料なの知らなかったな
無料なのがすごく多いです
ガンは付き合ってる病気だけどアメリカだと分かんないですもんね
日本だと健康診断のお知らせが来たりとか
会社で人間ドック行ったりとかあるんですけど
アメリカはそういうのが全然ないので
僕らないですよね、健康診断
無料でプライマリードクターのところでできます
でもこれは本当に基本的なことで基本的な検査しかないので
画像診断、画像とかはないですねCT取ったりとかX線取ったりとか
いうのは含まれないですけど
基本的な血液検査とかはできます
たぶんこの間
ジャスデ・シビンさんのこのフラットの話を聞いたときに
日本帰ったらやっぱり人間ドックだよねっていう話をしてたんですけど
やっぱりそこまでに相当するものは
アメリカにはやっぱりないもんなんですか
日本ってすごく画像撮る国で
アメリカは画像撮るのすごくお金かかるので嫌がられるんですよね
胃がんは特にアメリカでは少ないので
胃カメラとかをやりたいのであればもちろん日本で
日本はお金出せばできるんですよ
もし経済的に許されるのであれば
日本でやるっていうのも私たちラッキーでね
日本に帰る手段があるから日本でやるっていうのもいいと思います
30になったんで僕も
1回やったほうがいいんですかね
自分が精神的にきてるとかであれば
胃がんとかあるんであればもちろん症状があれば
行ったほうがいいと思うしあと家計とかいろいろあるから
人間ドッグもそんなに安くはないので
1回やっとこうか
すでにサンフランシスコいっぱい検査を楽しまれてる
ずっとお腹痛いんだよな
そういう場合日本の方が手っ取り早くできちゃう場合もあるし
どっちでもやるっていうのも手だと思うアメリカでも見て
なんやかんや言ってアメリカは医療最先端なんですよ
私は歯も医療もやっぱアメリカは
すごいなと思う
この前喉ずっと痛かったんでアメリカで見てもらってなんもないって言われて
健康診断と個人の知識
症状めちゃめちゃあるんだけどと思って日本に帰ってもらって
見てもらったらなんもないって言われたんでやるじゃんアメリカ
なんなのこの痛みは
ずっと2年ぐらいずっと痛いんですよね
アメリカのちょっとなんて説明していいのかな
やっぱ日本って単一民族ではないけどほぼほぼ日本人じゃないですか
でもアメリカっていろんな人種がいるから
胃がんにしても日本だと胃がんが多いので
ちゃんとこれは胃がんだねとかポンって出てくるかもしれないけど
胃がんが少ないからなかなか胃がんまでにたどり着かないかもしれない
そういったものを見つけるときにちょっと
戸惑うかもしれない
なので私は医療をちょっと心配したので
私も1年に1回プライマリードクターで検査してもらうんだけども
健康診断してもらうんだけどその時には今はもうやってないんだけど
1回目の時はピロリピロリ菌の検査をしてくれと
日本だとやるのかもしれないけどこっちは全くやらないから
ピロリ菌検査したいって言ってそれはすごくいい先生だったんで
いいよって言って保険でできるからって言って無料だったんですけど
ピロリ菌の検査は言ってしてもらった
やっぱそこの知識も重要ですよね
ピロリ菌が胃がんの原因になるって知らないですもんね
しかも薬飲んだら殺せるってのもわかるんですよね
治療も簡単にできるので
でもピロリはむやみやたらに検査しなくてもいいみたいで
胃に不快感があるとか胃に症状があれば
じゃあピロリも検査しましょうってなるらしいんだけど
全く何も考えてなかったら何も症状がなかったら
やらなくてもいい検査みたいです
知識は自分で調べるのと
ちょっと難しいところはフラウトさんに相談する
経験談は私以外にもいっぱいいるので
その人たちからいろんな経験は聞けると思います
今回アメゴに参加2回にわたってしていただきましたけど
どうでしたでしょうか
自分の人生を振り返ることもそんななかったし
病気の話とかもあまりしてなかったので
いいきっかけになりました
めちゃめちゃプライベートな話までしていただいて
ありがたいですし
フラッドという存在は今まで知らなかったですし
多分今日本で留学したいと思っている人も知らないので
医学的な面が懸念になっている人に届いたらいいなというふうに
思います
NPOのフラッドのイベントもたくさんあるので
年代問わず参加してみてください
皆さんからのコメントをお待ちしています
ここまでのお相手はNAKAMURAと清水でした
また来週
37:50
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