1. 邦訳アメコミ雨あられ【毎週土曜深夜更新】
  2. #161 スパイダーマン:クローン..
2023-07-29 51:31

#161 スパイダーマン:クローン・サーガ

~ ほら、このコスチュームが目に入るかい?僕は…
~ …スパイダーマンなのさ!
~
~ 番組への感想やリクエストなどがあれば「#邦訳雨あられ」をつけてTwitterに投稿するか、amecomiamearare@gmail.comまでお願いします。
~ これが、ほしい物リストです(小声)→https://www.amazon.co.jp/hz/wishlist/ls/1TJIISOS4BR3B?ref_=wl_share
~ Amazonギフトカードは15円から送れます。宛先をamecomiamearare@gmail.comにしてください。
00:04
こんばんは、邦訳アメコミ雨あられです。
こんばんは。
今週のアメコミニュース!
久々ですね。
はい。ご存知でしょうか?
8月1日はですね、スパイダーマンの日なんですよ。
はぁー。あ、わかった。
はい。
足が8本。
うん。え、違います。
単純にですね、8月1日デビュー日。
あ、そうなんだ。足の数じゃないんだ。
もしかしたら足の数に合わせて、
あら。
8月1日にデビューさせたのかもしれませんね。
まあ、わからんけれど。
まあ、そういうことでですね、
小学館中英社プロダクションさんがですね、
8月の4日まで電子書籍のセールをやってまして、
スパイダーマン関連の電子書籍が最大50%オフということでね。
ありがたいですね。
ぜひぜひ、皆さん買ってみたらいかがでしょうか。
やっぱ電子出てても、
寝下げまで待っちゃうってパターンあるよね。
いい?大丈夫?そんなこと言って。そんなことないよ。やっぱり。
一般論です。一般論です。
あの、アメコミに限らずさ、
あ、この本欲しいなって思っても、
まあ、いずれでもセール来るんじゃねえかっていう期待があったりしてさ。
え、ほんと?
思いついた時にパッと買っちゃう。
うーん。基本的にはやっぱあんまり本は寝下がりしないもんだっていう。
ほうほうほうほう。
ね、ほら。あの、出版制度でさ。
紙の本は寝下がりしないじゃないですか。
だからなんとなく本ってあんまり寝下がり待たないかな。
ほう。
最近さ、結構出版社のセールとかやること増えてない。
あ、紙の本でも。
紙の本とかでも。
あ、まあ電子かあれは。
まあ電子。
Kindleとかなんだけど。
つい最近も、8月のほんと最近まで、
あれですよね。新調者の本のセールやってたよね。
えー、あ、そう。
電子書籍はすごい寝下がりするっていうのがあって。
まあそういう機会最近結構増えてる印象があって。
早川とかよくやってるよね。
あ、SF系のやつとかね、やってるよね。
あ、待っちゃう?
うーん、なんか最近待ってもいいのかなっていうスケベ心が出てきて。
でもよくないな。やっぱ思いついたときに買うのが大事。
まあアメコミに関しては、あのー、
映画の公開が近いとちょっと待とうかなって思ったり。
まとめて同じキャラ出るやつ安くなるんじゃねえかって思っちゃうよね。
思っちゃうかもね。
最近ね、逆に今セールやってるよって言われると買っちゃうってパターンあるな。
そのセールを待つんじゃなくて。
あー、なるほど。
セールがあるから、特にその時めっちゃ欲しいやつじゃなかったけど、
この機会に買っちゃおうとかそういうこと。
あー、ある。めっちゃある。
つい最近、ガイバーっていうさ。
ガイバー?
漫画。
わかる?
全然知りません。
あの、33巻まで、
ほうほうほう。
1冊、ん?33巻まで1冊33円みたいな。
へー。
全部買っても2千円しねえなと思って買っちゃいましたね。
えー、どんな漫画なんですか?
えーっとですね。
変身秘装物ですかね。
へー。
03:01
SFというか。
ほうほうほう。
まだ未刊なんですけど、最後の刊が出てからもう6年くらいになっちゃってるっていう。
へー。
完結しないのではないかとね、ファンからやきもきされている漫画ですね。
心配ですね。
まあ、そういうわけで、電子書籍のセールやっておりまして、
スパイダーマン関連のやつが安くなってて、
この前紹介したマーベルミャオ。
あー、猫のあれ。
なんかも対象になってますね。
マーベルミャオはね、個人的には紙で買ってほしい。
紙質、てか想定含めてのいい本だもんね。
あとおすすめは、
そうですね、スパイダーマンライフストーリーなんかいいんじゃないですか。
あー、あれよかったね。
あれ電子あったんだ。
あるあるある。
紙で買っちゃった。
あれ電子では手にもとに置いといてもいい気がしますね。
この電子がね、紙よりもちょっとだけ発売のタイミングが遅かったんだよ。
あー。
で、我々待ちきれず紙で買っちゃった。
なるほどなるほど。
あとなんだ。
この番組で紹介したやつだと、スパイダーアイランド。
あー、あれは面白かったですね。
あれは面白かったですね。
世界一のスパイダーマンオタク、ダンスロットが描いたスパイダーマンですね。
あー、スパイダーマンも入ってるんだ。
1、2共に入ってますね。
あー、いいですね。
スパイダーマンは私結構好きでしたね。
個人的にはスーペアフォーズオブスパイダーマンも最後まで読んでほしいですね。
1巻、2巻が今回セール対象でしたね。
全3巻ですね。
ぜひぜひ気になるところは読んでもらえるといいんじゃないでしょうか。
はい。
グウェンステーシーの悲劇とか、
それからワンモアデーなんていうスパイダーマン史上の重要エピソードなんかも結構入ってますんで、
スパイダーマンファンは要チェックやでと。
これを機会に長い夏休みのお供として。
そうだね。
夏休みだからね、読書感想文とか宿題で出されてる人もいるかもしれないし、
そういう人はスパイダーマン一冊読んで感想文にして先生に出すと。
マンガは認められるんですか?
マンガはダメなのかな?
自分が子供の頃ってマンガはダメ?みたいな感じじゃなかった?
今のご時世そういうこと言う先生ツイッターとかにあげられそうじゃないですか。炎上しちゃいそう。
そう?別にいいと思うけど。
もちろんマンガに文学性がないとかって言ったら確かにそれはどうかなって思うけど、
読書感想文は文字の本も読んでほしいっていう気持ちは全く炎上する要素ないと思うけどね。
みんなも先生の指示に従って読書感想文を書きましょう。
紙の本読めや。そこで何ひねくれとんだよ。まっすぐ行け。
本日のテーマはスパイダーマンクローンサーガーでございます。
06:04
これも先日電子版が出たばかりですね。お話としては90年代に行われた大型イベントをまとめた一冊という感じですかね。
日本オリジナル編集版でございますね。
どうやら本来このクローンサーガーは2年間にわたる壮絶な物語で、
しかもスパイダーマンが登場する4種ぐらいあったんでね。
全部合わせると5000ページぐらいになるらしいですね。
2年間の連載で5000ページになる漫画っておかしいよね。
おかしいか。
どういう連載ペースだよって思うよね。
そうか。やっぱすごいんだな。
20冊分ぐらい漫画の単行本で。200ページぐらいだもんね。
いわゆるジャンプコミックスのあるところ。
すごいペースで大量生産された。
それをいい具合に400ページ超ぐらいでまとめてもらっているのが今回のこのクローンサーガーでございます。
出版半録限定。紙の本は小プロ直販化限定的な店舗でしか出てないんですけど、
クローンサーガーオリジナルっていうのも同時に出ておりまして、
今回このクローンが出てくるお話なんだけど、最初のクローン登場回をまとめてくれたやつもあるんで、
続けて読むとクローンサーガーへの理解がより深まるんじゃないかと。
より深まるクローンについて知ることができるということでございますね。
我々はいわゆるクローンサーガーを扱っていきたいと思っているんですが、
このクローンサーガーに関してはね、今までもたびたび言及してきましたよね。
そうですね。主に解説書で言及されているのを読んで、
こういう話あるんだ、あんまり評判よくないよねっていうことだけ知識としてあったんですが、
実際読む機会もなかったし、読めるような本もなかったんでね。
どんなものなのかなって思ってたんですが、いよいよ今回初めて読みまして、
私結構面白かったかな。
面白いところと面白くないところがありますね。
今回再編集版だから、かなりいろいろピックアップされた。
5000ページ中の500ページくらいかな、今回。
なので、ギュッと面白いポイントをおそらく濃厚化された一冊になっているんですが、
それでもやっぱり、めっちゃ面白いな、名作だなってエピソードと、
うーんっていう感じの、うーんっていうところもあって、面白かったですね、そういう意味では。
ようやくでもこのクローンサーガーに触れられたなって嬉しさは。
09:02
噂だけ聞いてて、会ったことない先輩にようやく会えた。
それこそセールにもなっているね、ライフストーリーでもクローンネタはこすられていましたし、
スパイダーアイランドなんかでもクローンの話出てきたし、
それこそスパイダーバース、スパイダーゲドン読んでもね、クローンチームが出てくる。
だからスパイダーマンにすごく大きな影響を与えたエピソードであることは間違いない。
そしてまあ、いじられるエピソードであることも間違いないわけですね。
このさ、クローンサーガー翻訳に際してさ、ツイッター?
あ、じゃない、エックスですね、エックス。
エックスでね。
エックスことツイッターでね。
スペースって機能あるのわかります?
あーなんか配信するやつね。
あの音声を配信する機能あるじゃないですか。
あれで今回の翻訳を担当した大池さんと、あとオリジナルの方の翻訳を担当した方と、
小プロの編集者さんでスペース配信やってたんですよ。
クローンサーガーを語るみたいな。
めっちゃ面白くて、それを聞けばいいんじゃないか?
クローンサーガーについてはもうそれを聞けば十分。
あとは本編も。
このラジオの存在意義とはってなってくるんで。
じゃあ今日はここまで。
また来週。
さよならって終わったりして。
まあでも本当に面白くて。
でもその中で言ってたんだけど、
我々編集、編集じゃない、翻訳とか解説書いてる人もちょっと言い過ぎたなって。
悪名高きとか面白くない的なことを言ったし、
マーベルコミックの中でもいじられる展開が結構あるんだと。
お前らはバカだからどっちがどっちだかわからなくなるかもしれないけど、
そのせいで2年間も無駄になるんだぞみたいなことを作中で擦られたりするし。
デッドプールなんかもたまにいじるでしょ?
確かにデッドプールいじりそうですよね。
そういう周りのあーだこうだがあるせいで、
クローンサーガっていうのはやっぱり一種の偏見を持ってみられる。
じゃあ実際読んだことがあるやつはどこからいるのかっていうと、
これ確かスパイダーマンの翻訳してほしいエピソードランキングで堂々と1位を取ったから翻訳されたんだよね。
だからそれだけ読みたいっていう人は多かったけど、あんまり読んだ人はいなかったのかもしれない。
擦られてる割には5,000ページもあったらなかなか手は出ないよね。
というわけなんで、やっぱり読まずには語れないだろうということもあるので、
スパイダーマンが気になっている人はぜひ読んでほしいですね。
確かに。
あと、2年間かけて読んだ人と、5,000ページ読んだ人と、この500ページぐらいで読んだ人で印象違えるだろうなっていうのはわかる。
12:11
確かに。2年間追い続けてきた人は確かにいるわけだもんね。
確かに。これ2年間読んでてこれだったら確かに切れるかもっていう。
ワッて思うのはわかる気もするわ。
あと5,000ページ読んで、オチこれかよってなった時のワッていうのもわかる気がするわ。
そうね。いや何だろうこれ難しいと思う。オチがそんなに悪かったかって言われると。
いや別に特別悪いとは思わなかったんですよね。
ただそれは私が500ページで楽しめたから許せるというか面白かったで終わったのかもしれないが、
10倍読んで難しいな。
あともう2年もやってたらイベントとかじゃないよな。
そうね確かに。
よくそれをクローンサーガっていう人送りにしたな。
確かに2年も続いてるからもうイベントとかじゃないよね。
だって主人公は変わるしキャラのコスチュームとかもいる場所とか立場とかもめっちゃ変わるから。
はいはいはい。
これ一つの物語っていうよりはもうすごくない?
すごい。独特な迫力がありますよね。
というわけで今日はクローンサーガの迫力の一端をご紹介できたらなと思います。
本作の代表的な人物、中心的な人物としてはまずスパイラーマン。
我らがよく知る。
ピーター・パーカーですね。これが主人公で。
そしてそのクローン、ベン・ライリー。
この2人の関係が軸となるストーリーですね。
ベン・ライリーに関してはスカーレット・スパイダーっていうスパイダーマンとは別ヒーローになる展開がこの後あって、
それがこの前のアクロス・ザ・スパイダーバースでも登場してましたよね。
ありましたね。
やたら影があって、なんか深刻なというかシリアスなことばかり言う。
ちょっとネガティブ・ナルシスト・イケメン・マッチョみたいな。
そんな位置づけでしたね。
キャラクターになってましたけど。
まあ今回もね、雨に打たれますわベン・ライリー。
そうね。生まれの不運を背負ってるから影ありますよね。
影あるねー。だってこのお話の最初のページでも滝のような雨に打たれてるシーンからスタートですからね。
ニューヨーク大変だな生きるのは。すげー雨降ってるよニューヨーク。
またこのいいんですよベン・ライリーというキャラクターが。
自分がピーター・パーカーのクローンだという事実を知るところからスタートなんですけど。
15:04
記憶もね、植え付けられたものだったんだよということで。
じゃあ俺は何なんだということでね、非常に悩むわけですね。
これね、彼が葛藤しながらニューヨークを後にするくだり良かったなあ。
やっぱピーター・パーカー、不幸キャラでパーカーズ・ラックでしたっけ。よく言われてましたけど。
これはその存在そのものが由来でしまうという意味では究極の不幸の一つではありますよね。
自分が何者でもないということが分かってしまって、じゃあどうするというところからお話し始まりますもんね。
自分の愛した名おばさんとかっていうのが、自分にとってはおばさんでもなんでもない他人なんだっていうことを俺に悩むわけですね。
本当に荒れちゃって、街でというか、お酒飲んでちょっと荒れてバーテンさんに喧嘩を打ったりするんですけど。
迷惑のやっちゃらー。
その後のね、一人語りがまたいいですね。
なぜ僕は酒に弱い男から複製されたんだ。なぜ僕は誰かを傷つけるたび心から恥じるような男のクローンなんだ。
良くない?
人の良さは変わらずだから。
そうなんだよ。倫理観とか性格的なものはピーター・パーカーそのものなんだよね。
なんだけど、なんでそんな性格になったかって言ったら、植え付けられたからだってこの二重の苦しみってあるわけなんだけど。
その旅の途中でね、自殺しようとする男性を助けることで、希望を見出すというか、もうそこから一から人生を築いていくしかないんだっていう話になるわけですね。
より良い人生を築いていくんだと。この切り替えの速さもピーター・パーカーらしさなのではないでしょうか。
最後、名前を聞かれて、僕はベン。ベン・ライリー。ベンおじさんのベンとメイおばさんの旧姓から取ってベン・ライリー。
良いエピソードじゃないですか。
メイエピソードですよ。クローンスターが最高ですね。
メイエピソードでした。
というベン・ライリーのオリジンというか、ベン・ライリーがベン・ライリーになるところから今回のお話が始まっていきますね。
5000ページを端緒ってやってるから、結構間間は文字で。
これ解説充実してて良かったですよね。
良かった良かった。
この間にどんな展開があったのかってのが全部書いてあるんで。
大体こういうことがあったんだなーってね。
というわけで、次出てくる時にはベンはオリジナルのコスチュームをまとってスカーレット・スパイダーという、またスパイダーマンとはちょっと違うスパイダーマンと同じ能力を持ったキャラクターとしてね。
18:07
この時期はちょうどスパイダーマンとふとした誤解をきっかけにお互い戦うライバルみたいな関係になってるんですよね。
クローンだからピーター・パーカーのことをお互いのことを知ってるというのは知ってるわけで。
こういうキャラクター同士が戦うことになるっていうのは面白いよね。
同キャラ対戦の良さがありますよね。
またこの時期がさ、ピーター・パーカーと離れて過ごした5年間だったっけな、がベン・ライリーをベン・ライリーにするんですよね。
スタート時点では全く同一の遺伝情報、同一の記憶を持ってたのが、クローンによって磨かれるわけですよね、ベン・ライリーがね。
ベン・ライリーのオリジナリティが生まれて。
でもスカーレット・スパイダーはやっぱ服だっせー。
本当?ピーター・パーカー・パーカー、青いパーカーを着たスパイダーマン。
真っ赤な全身タイツに青いノースリーブのパーカー。
かっこいいじゃん。
そう?
スパイダーマンのゲームがあったじゃないですか。
あったね。
ゲーム中コスチューム変えられるんですよ。
私ずっとこのスカーレット・スパイダーのコスチュームでゲームしてましたよ。
本当に?
青パーカー良くないですか?
フィギュアになるときパーカーの部分だけ布製だったりしますね。
なるほどね。ありそう。
途中の展開でスカーレット・スパイダーじゃなくてスパイダーマンになるんですよね、ベン・ライリー。
その時にコスチュームを一新するんだけど、肩まで蜘蛛の足が伸びてるようなスタイルで。
そっちの方がかっこいいと思うな。
確かにスカーレット・スパイダーパーカーバージョンだとポーチとかいっぱい付いてるんですよね。
90年代のポーチとか。
腰回りのポーチとか足首のポーチとか。
足首にポーチ付いてますね。
なかなか尖ってますよね。
このキャラクターにポーチ付けまくるっていうのは90年代の流行りとしてよくいじられてますよね。
やっぱオシャレなのかな。便利か、足首にポーチあったらね。
なんだろうね。
コスチュームってポケット少なそうだもんね。
あと、このエピソードの中だとベン・ライリーがマーハッタンのブルックリン橋から落ちてる女の人を助けるシーンがあって。
このシーン良かったですね。
この橋から落ちる女の人を助けたことでようやくグウェン・ステーシーのお墓参りができるようになるというエピソードなんですけど。
21:02
良くない?
いいね、確かに。
やっぱベン・ライリーもピーターと同じような心の痛みを抱えてるんだなって。
彼なりの方法でそれと向き合えて良かったですよね。
クローン差が面白いですね。
面白いと思いますね。クローンが多いんですよね。
この後の展開はクローンがだんだん増えてくるという方向に舵を切り始めるじゃないですか。
この辺からちょっとヤバそうな匂いを感じ始めましたね。
棚でさえアイデンティティに悩んでいるベン・ライリーというキャラを出したので、同じような属性のキャラをいっぱい出してどうするんだとは確かに。
ベン・ライリーの物語の落としどころがなくなっちゃいますよね。
俺はベン・ライリーとして生きていくんだっていう風にもうできなくなりますもんね。クローンが何にも出てきちゃうと。
みんなそれぞれ生きていくんだっていうことになって。
それはそうでしょうねって終わっちゃうから。すごい展開ですよね。
確かに同じ境遇のやつ5人いたらかわいそうじゃなくなってくるもんな。
あんまり気の毒さを感じなくなっちゃうんですよね。
一人が最初に作られたピーター・パーカーの不完全なクローン、ケインですね。
あれもたびたびスパイダーマンで出てくるキャラですよね。
そうですね。スパイダーアイランドでも出てきましたし、スパイダーバースでもかなり重要な役目を持ってましたね。
彼自身もスカーレット・スパイダーを名乗ってヒーロー活動をしてたこともありますし、
よくある暴力キャラですよね。人殺せるスパイダーマン。
闇バージョンのスパイダーマンですね。
設定は私結構好きですね。ピーター・パーカーとかMJが不幸になることが許せない。だから悪い奴らは殺す。
なんかわかんないけど、オリジナルに対してめちゃくちゃ愛情が深いっていう。
逆にクローンに対してはすげー憎しみをみんな抱いてるっていうのも面白いところでしたね。
ピーター・パーカーの幸せを脅かそうとする奴を裏で次々殺していくっていう。
めっちゃいいキャラしてるんだけどさ、これとベン・ライリー同時に登場させると話の収集がつかなくなってくると思うんですよね。
一人一人出ていればまた違ったと思うんですよね。ベン・ライリー編とケイン編みたいな感じだったら。
同時に出てくるから読んでる方も大変ですよね。
あとケインは結構平気で人殺すせいで、逆にピーター困るっていうこの感じとかは可愛くて好きですね。
あとこれ解説書にあったんですけど、このお話が始まったのは1995年でしたっけ?
24:00
95年か94年かそれぐらいだね。
どういう時期かっていうと、DCコミックスがデス・オブ・スパイダーマン、それからバットマン・ナイトホールをやった時期なんだと。
デス・オブ・スパイダーマンはご存知の通り、
デス・オブ・スーパーマン?
ごめん間違えた。デス・オブ・スーパーマン。もう一回やりましょうね。
DCコミックスではデス・オブ・スーパーマン、それからバットマン・ナイトホールをやった時期ですね。
ご存知の通り、デス・オブ・スーパーマンはドゥームズ・デイとスーパーマンが戦って、スーパーマンが死んじゃう。
後継ぎが4人ぐらい生えてくる。誰が一体何なんだみたいな。
そこからスーパーマンの復活を描いた一連の流れですよね。エラディケーターとかが出てくるやつですね。
読んでないんだ。私魅力なんだスーパーマン。あらすじだけ聞いて読んだ気になっちゃった。
翻訳されてたっけ?確かされてたとしても結構前だから簡単にはできないんだなと思うけど。
バットマンの方はベインに背骨を折られて、その後アズライルっていうキャラがバットマンの衣装を引き継ぐんだけど、
だんだんおかしなことになっていってバットマン復活。この展開が結構受けたから、
似たようなことをやろうっていうマーベル編集部の意向があったらしいですね。
編集者としては正しいと思う。素晴らしい。
これもTwitterのスペースの話であったんだけど、マーベル当時そういうところは結構強めにあったらしくて。
どっちかって言ったらDCの方がちゃんと企画立てていって。
マーベルの方は面白いけどどんどん行け行け。ライブ感重視。
だからこのお話もクローンサーガーと言いつつ、本当の主題はピーター・パーカーの引退ってところにあったのかなって思わせるところはあるよね。
いろんなエピソードが入ってるんですけど、一番きれいに落ちがつくところはやっぱりそこですよね。
まずMJとピーターの間に子供ができるというところからあって、だんだん家庭と両立するのは…
家族に対する責任ってやつを感じ始めるんですよね。スパイダーマンとしての責任よりも父としての責任っていうのを果たすべきなんじゃないか。
これは面白かったですね。
新しい責任に目覚めていくっていうところと、新しいスパイダーマン・ベン・ライリーとの関係性ですよね。
最初は殴り合うライバルだったけど、少しずつベン・ライリーを認めていって。
ベン・ライリー自身も最初のすごい暗くて憂鬱な感じから少しずつ明るくなって、最終的に軽口とか叩きながら戦えるようになってくるっていう展開良かったですね。
27:00
途中、ダブルスパイダーマンに戦うシーンがあるじゃないですか。スパイダーマン2人で悪の組織に乗り込むぞ!ってなった時に、この関係性が逆転してて、ピーター・パーカーの方が逆に憂鬱で軽口とか叩けなくなって、ベン・ライリーの方がご機嫌な感じで戦うようになってて、この関係性の変化みたいなのはすごく面白かったですね。
なるほどね。だからちょうどいい具合にピーター・パーカーが普通の幸せっていうものを目指して、ベン・ライリーがスパイダーマンを引き継ぐ。美しい展開なんだけどね。
スパイダーマンとしてのアイデンティティをベン・ライリーが獲得していくっていう意味では美しい時代ですね。
でも実際にはそうならなかったところが、評価を下げてしまっている一面なのかな。
ここで終わっておけば!って思わなくなかったですね。
ただやっぱこれもスペースで話してたことなんだけど、ピーター・パーカーの物語はビルディングスロマン。成長端なんだと。
だからピーター・パーカーは家庭を持って安定しちゃった時点で、ピーター・パーカーとしての求められている役割を果たせなくなっちゃう。
大人になっちゃうから、それじゃスパイダーマンとしての物語は作れなくなっちゃうから。
スーパーマンは逆に完全無欠のヒーローで、ヒーローの凄さとかヒーローの前世を見せていくような作品だから、子供ができても大丈夫なんだと。
はー、なるほど。面白い。
そうかな?そうか。
あー、でもそんな気するな。
するか。
スーパーマンなら別に結婚して子供ができても、スーパーマンやってても違和感あんまりないですね。
確かにね、成長していくキャラクターではないっていうのはわかるかな。
もちろん悩みを抱えたりとかもスーパーマンしてたけど、悩みそのものが主眼になるっていうイメージあんまりない気がするな。
わかるような、わからないようなな。
まあでもそういう確かにスーパーマンと同じことはできないっていうのはあるのかな。
じゃあこのピーター・パーカー引退労働の一環だと思うんだけど。
名おばさんの死ね。
あー、名エピソードでしたね。
いいエピソードでしたよね。
この、まあ名おばさんも既得状態なんでね。
で、そのことを知ったベン・ライリーは帰ってきちゃう。
ここもまた葛藤があっていいんですよね。
これほんとね、その名おばさんの死っていうエピソードと並行したベン・ライリーが本来行っちゃいけないんだけど、
名おばさんと会うために会いに来てましたっていう話が挟まるんですけど。
この時のベン・ライリーの気持ちね。
顔は合わせられないんですよね。
そう、またね雨降ってるところでね。
雨に打たれてるんですよベン・ライリー。
雨に打たれたり雪に降られたりね。
窓から覗いてるのをピーターに見られてね。
30:02
このバカって何をしてるんだって言われちゃうんだけど。
まあでもやっぱり一目見たいわけだね。
いやー言いに行きたいよね。
だけど違うんだと。
ここのこのベン・ライリーの内面の苦悩はたまらんかったね。
もちろんピーター・パーカーと同じ記憶を持ってるんで。
名おばさんのこと大好きなんだけど。
でもこの名おばさんっていうのは自分のおばさんじゃないっていうところがあるし。
あとこの町もね。
自分の生まれ育った町ではない。
ではないというか。
記憶はあるんだけど自分の町ではないし。
この町に戻り通りの隅々に満ちた思い出を想起し、
そこに己の居場所がないと自覚することは甘美な拷問であった。
ねえ。
なんて詩的なんだって。
確かにちょっとスパイダーバースデー描かれたような
独り語に多めのキャラにされちゃうのもわからなくはないが。
でも彼の人生を考えるとね。
それぐらい許してやれよと思うし。
時代的なものだから黒のベタというかさ。
影がすごく多めなんだよね。
顔が半分ぐらい黒ベタの時あるもんね。
この陰影のきつさ。
アクロス・ザ・スパイダーバースデーも反映されてましたよね。
ありましたね。
やっぱりニューヨークは離れなきゃいけないっていうキャラじゃないですか。
だから自分が守ってきた町から離れるっていうところの苦悩も描かれたりとか。
あるいはベンおじさんとキャッチボールした時のグローブを持って思い出に浸るシーンとかあって。
やっぱり家族と離れなきゃいけない。
町と離れなきゃいけない。
だからこそ逆にピーター・バーカー以上に家族の存在を強く意識しているキャラになっているのが魅力ですよね。
いやーそうね。
あと名おばさんの死のしわさ。
実はピーターがスパイダーマンだってことを気づいてたんだっていうね。
ここもね。
普通にいい話ですよね。
めっちゃいい話だったなー。
感動したわ。
例えばピーター・パンのセリフを引用する人たちが。
そうそうそうそう。
実は1回ピーターが死に瀕した時に、同じく帰宅状態だった名おばさんと精神世界みたいなところで交流して助けてもらうんだけど。
お別れをちゃんと言うために最後家に帰ってこれたんだみたいな話をしてね。
ピーターはそれを受け入れられなくてさ。
戻ってきてみたいなことを言うんだよね。ピーター・パンのセリフを引用してね。
MJとかピーターとかが亡くなった名おばさんのベッドの傍らで泣いているところで、ベン・ライリーは窓の外に張り付いてその姿を受け止めて屋根の上で泣くっていう。
33:08
これは美しいシーンですよ。
素晴らしいお話ですよね。
このベン・ライリーのもどかしさというか。
あれの苦悩を考えると、クロンサーが読まずに批判するのは良くないですね。こんな素晴らしいエピソードもあるわけですから。
そうね。ベン・ライリーのことをどんどん好きになっていった。
キャラとしての魅力みたいなのをすごく感じましたね。
面白いキャラクターしてるよね。ピーターがある程度、確かに奥さんがいて子供が生まれてってどんどん落ち着いてきちゃう一方で。
いろんなものを得ていくわけですもんね。
確かにその面白さはありましたね。
何も持っていないベン・ライリーっていう存在は、ピーター・パーカーが落ち着けば落ち着くほど魅力は強まっていきますよね。
そのベン・ライリーが最後の最後、ないがらしろにされちゃうってところも、クロンサーが悪い評判になっちゃうのかもしれないね。
こんなに好きになったのにって思っちゃうかもしれないね。
この後、ピーターは能力を失って、完全にベン・ライリーが2代目スパイダーマンというか、スパイダーマンを受け継ぐんですけど。
このダブルスパイダーマン展開の時に戦う相手が、スパイダーサイド、ピーター・パーカーのクローン。
またクローンが出てくる。
どうですか?
ちゃんと差別化しようとして、変身すると筋肉がムキムキになるっていう。
身体操作系のスパイダーマンになってるんですけど。
他のクローンにはない能力を持ってたりするんだけど。
どうなんだろうな。
クローン、そんなに擦んなくても良かったんじゃないかなって思っちゃいますけどね。
うーん。
スパイダーマン代替わりに合わせて、多分敵役も世代交代させていこうっていうのはちょっとありましたよね。
ドクター・オクトパスなんかも途中で2代目に世代交代して。
スパイダーマンのピーター・パーカーの引退同時に、おそらく敵役も新しくしていこうっていうことだったのかな。
なるほどね。確かにドクター・オクトパスはね、ケインが殺しちゃうんで。
この時のドクター・オクトパスも結構良かったですね。
スパイダー・ピーター・パーカーの病気を治すためにピーター・パーカーを拉致してくるっていう展開ですね。
そうですね。私が信じられないのかってね。
そりゃあな。
何を言うとるんだ、君はって感じですけど。
でも結果としてマジでただ助けてくれただけだっていう。
病気のお前に勝っても仕方がないし、お前がいないと俺は張り合いがないんだってね。
治療してやる。
そういうキャラだったんですね。
そういう関係だったらこいつらは。
36:00
確かにドクター・オクトパスはピーター・パーカーの正体とかは全然知っててね。
トムとジェリー的な戦いに見出すっていう。なんかジョーカーとかみたいな。
一生追いかけっこしていたかった。
っていう展開ですよね。
このピーター・パーカー引退のところはアートも含めてすごく良かったと思うな。
立派な引退試合を行いましたね。
最後コスチュームを渡すんだけど、ダサいから自分で作るよって言われちゃうんだけどね。
でもいいよね。
スパイダーマンがでっけえ岩に潰されそうになってこれを持ち上げるっていうスパイダーマンあるあるの名シーンですよね。
このシーンでベン・ライリーが助けに来ることで世代交代を印象付けるっていうオチの付け方もね。
これからは新しいスパイダーマンが活躍してくれるんでしょう。
良かった良かった。
そしてメリージェンとピーターは夕焼けの中へと旅立って幸せに暮らしましたとさ。
いいよね。これで良かったんですよ。
僕の親愛なるスーパーヒーロースパイダーマンの歴史は終わった。未来はベン・ライリーのものだ。
これで良かったよな。
これでクローンサーガ終了。新しいスパイダーマンの活躍にご期待ください。
良かったと思うんですが、ところがそうはならなかったんですね。
ここからがすごいよな。
もちろんベン・ライリー編のスパイダーマンは面白くなかった?
面白かった面白かった。
ベン・ライリーは戸籍とかないんで、生活の基盤を整えるところからして難しいんですよ。
しかもピーター・パーカーみたいな子供時代からじゃなくてもうおじさんになってるからもう不老者なんですよね。
もう再チャレンジがこんなにきついのかと。
定食を得るのってこんなに大変なんだなっていうところから始まるから。
このクローンのコーヒーショップ行ってちょっとだけお金が足りなくて、足りないわって情けをかけてもらうところとかさ。
情けなくて辛くてね。
こういう路線のスパイダーマンも良かったですよね。
良かったと思うよ。
もちろんちゃんと人助けとかもして。
ベン・おじさんを殺したさ。
強盗の娘とのエピソードとか。
こんな美味しいキャラいたんですね。
しかもベン・ライリーといい仲になったんですよね。
ヒロインの一人みたいな感じになってて。
こんないくらでも物語作れそうな面白いのが美味しいキャラなのに。
なのに。
その一方でね、ピーター・パーカーがニューヨークに帰ってきたり。
ピーター・パーカーを必ずしも切り捨てきれてないんですよね。
ピーター・パーカーの影がチラホラとだんだん見え始めるっていうところから。
ニューヨークに帰ってきたり、うっかり力込めすぎちゃってグラスを割ったりで、
39:06
あれ?パワー戻って?
あれ?っていうくだりね。
だんだんピーター・パーカーの影が濃くなり始めるっていうのはちょっと怖い話ですよね。
怖いですね。
せっかくスパイダーマンになれたのに、またオリジナルによって自分が奪われそうになってしまう。
あと、MJの妊娠がめっちゃ長い。
これはさっきのスペースでもやってたんだけど、
やっぱとつき十日っていうじゃないですか。
もう余裕で2年くらいずっと妊娠してるわけですね。
マーベルの別の大型イベント、オンスロートっていう大型イベントとかが重なっちゃって、
あんまり派手な動きせんでくれみたいな話があったらしいですね。
編集部内のゴタゴタとかもあって、ストーリーがスピーディーにいかなかったんですね。
そこをするうちにだんだんピーター・パーカーの登場回が増えてきて、
ゴブリン・ゴブリンが復活し、因縁のある奴が集められ、
なんやかんやあってベン・ライリーは死にっていう。
ここだよね。
いいのかこれで。
良くないだろ。
だってやっぱ普通に、
実際ベン・ライリーが、実はピーター・パーカーというかオリジナルで、
ピーター・パーカーの方がクローンだったんだっていう話があって、
だからベン・ライリーがこれからスパイダーマンとしてやっていくんだけど、
それは本物のスパイダーマンなんだよみたいな話があったんだけど、
それすら陰謀だったんだよね。
最終的にベン・ライリーは灰になってしまって、
あ、こっちがクローンだったのかってなる。
ピーター・パーカーがやっぱりオリジナルでしたっていう。
いや、いいよ。どんでん返しはね。
面白くするかハラハラするか。
どんでん返しってさ、ひっくり返ったら予想外のものが出てくるのがいいと思うんですけど。
たったらひっくり返しても。
同じものがもう一回出てきたので、それはそうだよなっていう逆の驚きしかないですよね。
そうですね。
これはアメコミにおいては一個なしなのかもしれないですけど、
結局名おばさんも死んでなかったし。
あ、そうね。ワンモアデーで生きてたもんね。
ワンモアデーで名おばさんが死んでしまったっていうのが大きな話になって、
あれここで死んでるじゃんって思ったよね。
あの名おばさん何だったんだって思ったけど、死んでなかったのか。
偽物だったらしいですね。今回死んだ名おばさんは。
あとベンライリンも灰から復活しますね。
おーすごいね。
まあこれは一個なしよ。それで面白くなれば別に構わないわけだからね。
42:02
ということでいかがでしたかクローンさんが。
後半ちょっとね個人的には。
あ、わかったよ。後半だってもうピーター・パーカーの物語になってるもん。
あ、そうね。ベンライリンが自分を獲得していくっていう前半部分の面白さに比べて、
それをピーター・パーカーが奪っていく話なので、なんかあんまり乗れなかった。
誰も好きになれないんだよね。
結局ノーマン・オズボーンがベンライリンが偽物で、
お前だよピーター・パーカーみたいなこと言ってピーターを追い詰めていくんだよね。
そこだよね。
ダメか。やっぱピーター・パーカーじゃなきゃダメだったのか。
やっぱり人気ダメなかったのかな。ピーター・パーカーをみんな見たかったのかな。
そうか。そうかなベンライリンの物語も十分。
ベンライリンでもいい気するけどね。
面白かったと思うんだけどな。
わかんないね。なんでこうなってしまったのか。
いろんな人の思惑が合わせ合わさって、こうなってしまったのかな。
ピーター・パーカー復活までが既定路線だったのか。
ああそういうことだ。確かにバットマンも結局復活まで含めてのストーリーだもんね。
じゃあ逆にあれか。ベンライリンが魅力的すぎたのか。
そうだね。アズライルみたいなちょっと一線超えるようなヒーローでないとやっぱり乗り切れないのかもね。
じゃあケインにやらせておけばよかったなこれな。
やっぱクローンが多すぎると役割がぶれちゃうね。
でもベンライリンがそういうさ、やみ落ちしたキャラだとやっぱメイオバさんのことを遠くから思ってる辺りの悲しさみたいなの出ないもんな。
そうね。難しいな。
難しいな。難しいよ。
5000ページあったらきつかったかもしれない。
5000ページ読んでこれだったらもしかしたら怒っちゃう人もいるかもね。
まあでも確かに。
面白いエピソードは面白いからな。ベンライリンの活躍をもう少し見たいというのは結構あったし、かなりベンライリン好きになりましたね。
クローンチームの活躍はもっと見たかったですね。全体的に。
魅力はある。
はい、というわけでスパイダーマンクローンサーガーでした。
やっぱ長さというかベンライリー編をやりすぎた?
そうね。やっぱこんだけ長く見せられると好きになっちゃうよねキャラとして。
1年くらいでサッとね。
ベンライリーがスパイダーマンになるまでなった後もサラッとやって、ベンライリーがだんだん闇落ちしていくところをもう少し丁寧に描いたりするともしかしたら印象変わってきたかもしれないよね。
あとピーターパーカーを復帰させるにあたって赤ちゃんがさらわれちゃうんですよね。
MJとピーター自身は亡くなってしまったものだと判断したんだよね。
45:09
この後この2人の子供の話は特に拾われず、ワンモアで2人の結婚事態がなかったことになりましたね。
その辺のなんだったのっていうのがいっぱい残っちゃったのもマイナス要因。
引っ張った割になんだなんだっていうところが残っちゃうのも気になるよね。
ただアメコミはこういったエピソードがあったとしても後で拾ってやれるじゃん。
10年後、20年後、30年後に拾って娘が出てくるかもしれないし。
そうよ。ダミアンだってさ。
何年前の息子だったって話だけどね。
元気にクソガキやってるし、そんな感じで定着するかもしれないですよね。
スパイダーマンがビルディングスを終えて大人のヒーローになる気が来ないとも限らんね。
もしメイディパーかスパイダーマンの娘がスーパーパワーを持ってたらみたいなパットイフでありましたけど、
あれ読んだらベンライリーのコスチューム着てるんだよね。
屋根裏からベンおじさんのコスチュームだよって言われてるシーンがあって、ベンライリーってちょっと思いましたね。
別のアースではな。
ベンライリー今どうやら生きてるらしいんで、肺から復活してるらしいんで、どっかでベンライリーの活躍も見れたらなと思いますし。
今のベンライリー知りたいね。
応援しちゃうな。
あと、ビヨンドザ・スパイダーバースおそらく出てくるでしょうから、出てきたら頑張れって。ちょっとキャラ違っちゃってるけど。
応援したいというふうに思います。
やっぱりスパイダーマン面白いと思うので、最初に言ったセールでもスパイダーマンクローンコンスピラシー、ダンスロットの回でクローンの物語がまだあるようなので、
ちょっとまたスパイダーマンもやっていきましょう。
いいですね。
はい、じゃあいつものお願いします。
はい、番組へのご意見ご感想あれば、ツイッター、ハッシュタグ、方訳あめあられをつけてツイートしていただくか、メールはいつでもお待ちしております。
メールアドレスは、あめこみあめあられ、あっとマーク、gmail.com。あめこみあめあられ、あっとマーク、gmail.com。あめこみのこみはcomiです。
語ってほしいあめこみのリクエスト、スパイダーマンの感想、お待ちしております。
48:00
はい、というわけでね、来週は何でしょう。
来週は、えっと、グリーンランタン。
グリーンランタン。
グリーンランタンリバースですね。
リバース期のグリーンランタン。
違います。
ではないですね。
フラッシュポイントよりも前のお話なんですけど、グリーンランタンが春冗談がリバースの話ですね。
あらー。グリーンランタンもなんかいっぱいいますよね。
グリーンランタンはだってそもそも、宇宙警備隊なんでいっぱいいますよね。地球人のグリーンランタンも4,5人いますよね。パッと思いつくだけでも。
あんまり私グリーンランタンのこと知らないんで、誰がどの顔してるのかとかあんまり理解してないんで楽しみですね。
そうですね。今まで出会ったことがあるグリーンランタンは、ニュー52の最初にいた春冗談、それからリバースよりもさらに後のパーペチュアと戦った時にいた黒人のジョン・スチュアートあたりは知ってるよね。
それぐらいかな。
それぐらいか。あとガイガードナーとかカイルライナーとかいろいろいるんですけど、あとジェシカがいるじゃん。
ジェシカ。
女のグリーンランタン。
そのあたりですかね。ということで、ちょっと古い作品なんで、もしかしたら手に入りにくいかなっていうところもあるかと思いますが、もし手に入ったらぜひ読んでもらえたらと思います。
それではまた例中。さよなら。バイバイ。
自分がさ、クローンだってことさ、そんなに悩むかな?
あーわかる。今自分がクローンだって言われても不運で終わる気がするもん。
マジかーって。
だからあーっつって。
それよりもさ、その家に自分が住めないとかさ、財産がなくなるとかその方が現実的な問題としてさ、きつくない?そのアイデンティティー云々よりも。
どうする?自分のクローンと。自分のクローンを名乗るやつが。
家帰ったらクローンがもういるんでしょ。
いるぞ。どうする?
これもう、どの程度の記憶を共有してるかから始まるけど。
いやもう完全にだよ。今朝まで一緒。
今朝まで一緒か。それはやばいね。お互い同じなこと考えるだろうから。
え、仕事どうする?でも給料で二人暮らすのはきついか?
厳しい気がするな。
一日交代で出勤してもいいんだったら結構いいな。でも引き継ぎがめんどくさいな。
めんどくさいな。あと絶対私仕事しない気がするもん。
明日の自分もどうせ仕事しねえだろうなって思ってやっちゃうかもな。
自分への信頼が全くないから逆に上手くいまわるかもしれない。
だんだんやっぱ人格変わってくるのかな。
そうじゃない?
51:00
ね。
毎週月曜日に行くやつと毎週火曜日から行けばいいやつと。性格変わりそうな気がする。
確かに。そうだね。
いや、だからやっぱさ、クローンであることじゃないよね、悩みで。
社会生活が営めないことの方が問題が大きい気がする。
そうだね。
だめだ、全然ベンライリーに寄り添えてないじゃん。
51:31

コメント

スクロール