1. 邦訳アメコミ雨あられ【毎週土曜深夜更新】
  2. #233 映画『クレイブン・ザ・..
2024-12-21 1:00:55

#233 映画『クレイブン・ザ・ハンター』公開記念!『クレイヴンズ・ラストハント』/「ウルトラヒーローズEXPO 2025 ニューイヤーフェスティバル」@ダイバーシティ東京/本橋信宏『東京最後の異界 鶯谷』

~ 「ダメだ、これ以上は」

~

~ 番組への感想やリクエストなどがあれば「#邦訳雨あられ」をつけてXに投稿するか、amecomiamearare@gmail.comまでお願いします。

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サマリー

今回のエピソードでは、ウルトラヒーローズEXPO 2025ニューイヤーフェスティバルにおけるウルトラマンブレイザーとのイベントの様子をお話しします。ブレイザーのキャラクターや体操アクティビティを通じて、ファンとの交流やウルトラマンの魅力が再確認されます。また、映画『クレイヴン・ザ・ハンター』に関連する作品『クレイヴンズ・ラストハント』の紹介があり、本橋信宏の著書『東京最後の異界 鶯谷』についても語られています。特に、うぐい津谷という町の歴史や特徴、その成り立ちが詳しく説明されます。 映画『クレイヴン・ザ・ハンター』に関連して、クレイブンのキャラクターの背景や家族関係が詳しく語られています。映画のストーリーは、親子の愛と葛藤を通じて描かれ、現代に合った形で再解釈されています。ポッドキャストでは、映画『クレイヴン・ザ・ハンター』の公開を記念し、作品の魅力や関連するアメコミ『クレイヴンズ・ラストハント』について深堀りしています。特に、スパイダーマンとの関係性やキャラクターの内面的な葛藤が考察されています。 映画『クレイヴン・ザ・ハンター』公開を祝し、物語の深いテーマとキャラクターの内面的葛藤について議論しています。特に、スパイダーマンの闇やクレイヴンの苦悩が交差し、彼らの最終的な選択が物語にどのように影響するかが探られます。『クレイブンズ・ラストハント』では、スパイダーマンの強さや暴力の描写が暗い時代においても明るさや希望を示す要素が描かれています。また、アメコミの人気や年末のアメズナー賞についての話題にも触れられています。

ウルトラヒーローズEXPOの紹介
編集で終わっていこうと思っているんです。
あ、そう。
OK。
じゃあ、やりますか。
こんばんは、邦訳アメコミ雨あられです。
こんばんは。
今週何喋ったのコーナー。
よっ。
今週一週間で面白かったエンタメをお互いに報告するコーナーです。
はい。
最初はグー、じゃんけんぽい。
お願いします。
じゃあ、私ですね。
はい。
えーと、ウルトラヒーローズEXPOっていう。
はいはいはいはい。
毎冬?
毎年行ってるよね。
毎年冬にやってるニューイヤーズフェスティバルっていうのもあるんですけど、
それの開催記念イベントがですね、
ダイバーシティ東京プラザでありまして。
あー、お台場の。
はい。ありまして、それに行ってきたんですけど、
ウルトラマンブレイザーがやってくるっていうイベントだったんですよ。
うーん。
やってくるっていうを冠にしてる、冠してるイベントって、
いわゆるヒーローショーではなくて、
ほうほうほうほう。
ウルトラマンが来て、クイズ大会とか。
へー、なるほど。
一緒に遊んで、最後握手したりとか、
撮影会とかしたりするっていう。
グリーティングしてくれるみたいな。
そうそうそうそう。
へー、そういう杉明あるんだ。
そういうタイプのイベントで、
なので、単価が少し安い。
なるほど、なるほど。
ウルトラマンブレイザーのイベント
必要な人数少ないしさ。
うんうんうん。
音とかさ、ちゃんと用意しなくていいし。
あー、確かに戦いの音とかね、いらないよね。
っていうね、イベントがあってですね。
で、ウルトラマンブレイザーがやってきたって言うけど、
ウルトラマンブレイザーってちょっとは知ってるよね。
兄弟のやつ。
違う違う。
ウルトラマンブレイザーの時一緒に行ったじゃん。
ウルフェクト行ったじゃん。
あれが喋れなくてやたら暴力的な。
そうそうそうそう。
はいはいはいはい。
結構野生みあふれるキャラクターで、
ビルとかその辺とか登って、
ウワーって吠えてっていうキャラクター。
あったあった、覚えてる覚えてる。
彼が来てくれるというイベントだったんだけど、
今回クイズ大会とかの代わりに、
スカード体操っていう防衛隊の体操を。
その体操はブレイザーの登場シーンとか、
構えとか必殺技とか、
そういうのを取り組んだ体操なんだけど、
ブレイザーって結局、
前編通して半年くらいテレビやったわけなんだけど、
最後まで言葉によるコミュニケーションは、
1回くらいしかなかったんですよ。
急遽に何考えてるか分かんないやつとして、
ずっとやってたんだよ。
なんで今回もお姉さんが出てきて、
ブレイザーも来てくれたね。
じゃあみんなでスカード体操踊ってみようか。
子供たちに体操を教えて、
一緒にやるんだけど、
ブレイザーは一切体操やらないんですよ。
よくないな。
分かってないんで。
なるほど。
子供たちがブレイザーの構えとか取り始めると、
そういうもんかと思って、
ブレイザーもやってくれたり、
やったりやらなかったりするっていう感じで。
喋れないだけじゃなくて、
人間の言葉もよく分からないってこと?
そう。
あんまり喋れないし、
コミュニケーションは無理。
だって宇宙人だよ。
確かに。
そんな奴に地球守ってもらってたの?
どっかで誤解症してたなっていう。
でもお互い命を救うみたいな。
そういうところはあれなのかな。
ある程度の共通の価値観はあるけど、
コミュニケーションはできない。
半年くらいで、
宇宙人の言葉全部覚えられるかってことですよ。
確かにね。
半年しかいないのに、
よく地球の生物を守ろうと思ったよね。
そうそう。
もともとそういうあれだったよね。
そういう人なんだ。
でもそういう体操でやってくれたりするんだ。
そう。
素敵。
でね、
何人かの子供は前に出てきてやってみて、
ステージに挙げられてやって、
すごいよくできたねって最後、
じゃあブレイダーと握手して帰ろうかって握手して帰るんだけど、
ブレイダーは握手っていうのをよく分かってなくて、
そうだ、そうだ、確かに。
お姉さんが無理やり握手をさせるんだけど、
それが何だか分かってないから、
終わった後、自分の手をじっと見つめて、
今の何だったのかなみたいな。
よかったね、
握手が攻撃の際みたいな文化じゃなくて。
ほんとね。
そんな感じでね、
ブレイザーのブレイザーラスターみたいな感じが出ててよかったなって。
よくない?
ちゃんとキャラを守ってさ。
これで出てきてさ、
ハキハキ体操してさ。
そうだね。
手中で喋りだした日にはもうね。
幻滅じゃん。
確かに。
ウルトラマンって結構、
昔のキャラクターをイベントとかで出すこと多くて、
同じ日に、
ウルトラヒーローサンタがやってくるっていうイベントもあって、
これ同じように、
グリーティング系のイベントなんだけど、
ウルトラマンの多様なイベント
ウルトラマンがサンタコスをしてるっていうイベントなんだけど、
で、ウルトラマンメビウスがサンタの格好して出てくるっていう。
メビウスってもう20年くらい前のキャラクターだから、
そうやって結構ね、ちゃんとキャラクター大事にしてるなって思って、
いいなって思いましたね。
その日は素晴らしいイベントだったんで、
ウルトラマンブレイザーがやってくるをやった後に、
ウルトラマンアークスペシャルショーもあって。
ウルトラマンアークスペシャルショーは、
ブレイザー出てこないんですけど、
ウルトラマンアークと、
ウルトラマン銀河、
ウルトラマンタイガ、
ウルトラマンゼロが出てくる。
ウルトラマン銀河って、テレビでは、
ウルトラマンタロウとバディというか、
一緒に戦ってた。
ウルトラマンタイガって、
ウルトラマンタロウの息子なのね。
ウルトラマン銀河とウルトラマンタイガは、
テレビではそんなに接点ないんだけど、
今回すごく2人仲良く出てきて、
コンビ技みたいなのを決めて、
タイガがピンチになったら銀河が身を挺して守るとか、
そういうのがあったりして。
世界の広がりを感じるね。
最高だなと思った。
ウルトラマンはですね、
もちろん本編、テレビ見てても面白いんだけど、
イベントは面白くて、
ウルトラマンザライブっていう、
ヒーローショー自体を一つ大きなコンテンツにして、
やってたりとかもするんで、
もしウルトラマン好きで、
あんまりショーとか見に行ってないっていう人がいたら、
見に行くと結構昔のキャラクターとか出てきたりするし、
キャラクターを大事にしてくれるし。
本編になかった絡みを見たりとかもできたりするんだ。
よくできた構造というか、スキームというか。
テレビで世界観を示して、
ショーとかでそれをさらに広げていくみたいな。
リアルイベントでもファンを大事にというか、
ファンの興味を引くようになってて。
ちょっと話したかもしれないけど、
ウルトラマンガイアがさ、
放送終了して20年とか経って、
パワーアップしたり、ストーリーが進んだりとかってこともあるから。
あと結構海外展開とかもするしね。
結構つぶらやは他の特撮ヒーロー、
仮面ライダーとか戦隊とかに比べると、
リアルイベントの比重結構高めだと思うんで。
そういうあたりもね、面白いなと思いますね。
やっぱ1年で会えなくなっちゃうじゃないですか。
テレビがヒーロー。
ウルトラマンは比較的会うチャンス多くて。
ストーリーがね、今さら紡がれたりするんで。
確かに1年スパンって、
昔は結構長いなって思ったけど、
今こんだけコンテンツある時代だと、
ちょっと短いぐらいだよね。
シーズン1、シーズン2、シーズン3とか
繋いでいっても全然いいはずなのに、
1年でクッキリ終わらせるって。
じゃあその世界の広がりは後のリアルショーでやってるんだ。
やってくれたりするから。
面白い。
ちょっとアメコミっぽくもある。
ずっと続いていくっていう。
昔のキャラがまた登場したり、絡みを出したり。
キャラクター同士の人間性っていうのがどんどん繋がっていく。
急に息子が出てきたりするから。
確かに息子が出てきてそれが本編に登場したり、映画に登場したり。
同じ星出身のやつが増えたり。
後輩。
なるほど。
面白いですよ。
面白いね。
本編というか、マルチバース性ではないんですか?
このヒーローショーはこのヒーローショーだけの世界でした。
というわけでもないんじゃない?
その辺曖昧で、
テレビがやっぱりアースゼロですよね。
なるほど。あれが本編なんだ。
そこで会った者同士は会ったことになってるけど、
ショーで何回も初めましてを見たことがある。
なるほどね。
全てのショーが。
でも、例えば、よみうりランドとかのウルトラマンショーって、
結構続いてる時があって。
過去のウルトラヒーロー、先輩ヒーローが助けに来る回があったりする。
そういった時にさ、俺もここでずいぶん助かった。
去年はたくさん戦ったみたいな。
なるほどね。
繋がりがあるんだ。
そこで地球人たちとの絆の大切さを知ったよみたいな。
その辺は緩やかにマルチバースだったり、
繋がってたりする。
なんかよくできてるね。
めっちゃオタクに刺さりそうだね。
オタクハイコンテクスト好きだしね。
全通したくなるもんね。
痛くなっちゃうね。
会えるっていうのもまたいいよね。
確かに。
アイドルファンとはまたちょっと違う文脈がある気がするよね。
アイドルは生物だけど、
側というか本人というかあれさえあれば、
どこでも同心に存在できるっていうところも強いんだよね。
そうそう。
面白いな。
ライダーショーではあんまりないんだ。
ライダーショーももちろん過去のライダーが結構出てきたりするんだけど、
ウルトラマンほどじゃないんで、
戦隊になると過去の戦隊はほとんど。
赤以外は特に。
よくヒーロー戦隊大集合映画とかあるイメージあるけど、
ショーだとあんまり。
ニーズ増えすぎちゃうのか。
基本で5,6人いるもんね。
名古屋の住宅展示場がたまに土地狂ったよね。
10年前のヒーローとか呼んできたりする。
うそ!?
そういうのもあるんだね。
それはほんとにレアケース。
ウルトラマンはやっぱり結構過去の。
それこそ昭和のね。
ウルトラ6兄弟とか会おうと思えば。
なるほど。
年一ぐらいで会えるんでしょ。
確かに。
面白いね。
面白いです。
ウルトラマンのリアルイベントぜひ。
ということで今週はウルトラマンブレイザーがやってくる。
今週なんかありました?
東京最後の異界 鶯谷の紹介
今週ですね、本位を見まして。
建築とか結構好きでさ。
建築見に行ったりとかしてたんですけど。
町巡りにも結構好きなんですよ。
町の歴史みたいなのが好きで。
あんなに真剣なというか真面目なやつじゃないんですけど。
私が今回読んだのがですね、
本橋信博さんの東京最後の遺会、うぐい津谷。
うぐい津谷って遺会なんだ。
そう。
現代でも山手線にあるうぐい津谷駅ですよね。
あの近辺の町の歴史とか町の人間を紹介している本。
ルポルポタージュなんですけど、
これ面白かったですね。
本橋信博さんは代表作はあれですね。
ゼルナ監督、グラディッシュ・トールデンの原作というか、
原作?
を書いた方ですね。
ルポライターなの?
そうそう。
結構いろんな町の紹介とか取材して、
記事というかルポにしている方なんですが、
今回私が読んだのがうぐい津谷をテーマにした本。
行ったことないな、うぐい津谷って。
なんかあれだよね、色増し。
そう。
風俗街ですね。
吉原の玄関口だし、
ラブホテル街もたくさんあるという町ですね。
そもそもうぐい津谷という町はないんだというところから本が始まってて。
うぐい津谷というのは地名として実はない。
そうなの?
というところからうぐい津谷に関する地域の歴史の話、
なんでこういうふうに今の状態になったのかという話だとか、
あとうぐい津谷といえば有名人、
マサオカ四季。
四季庵があるのがうぐい津谷の方だらしくて。
うぐい津谷にちなんだマサオカ四季の話ももちろん載っているし、
あるいはうぐい津谷といえば、
品の寺。
西村健太が通っている店として有名で、
24時間営業のめちゃ安い居酒屋なんですけど、
その話ももちろん載っているし。
そしてもちろん風俗に関する取材ですよね。
風俗場だったりだとか、
あとはお客さんに対する取材とかもしていて。
なんていうか、画の、画と俗って言ったらいいのか。
なるほどね。
すごい俗な部分も取材しつつ、
文学的な部分も取材しつつ。
林谷三平の出身地でもあるらしい。
あの人ね。どうもすみませんの人。
がうぐい津谷出身で、
それに関する話もあったりとかして。
うぐい津谷っていう町を全然知らなかった。
ほとんど行ったことなくて。
こういう成り立ちでできた町で、
こういう人がいて、こういう生活してるんだっていうのが書かれた本。
で、面白いのがっていうか特徴がですね、
もちろんループをそんなに読んだことないんですけど、
取材の過程もこの本の中では紹介されてるんですよね。
取材した結果こういうことが分かりましたっていう話じゃなくて、
例えばこの本橋さんと一緒に取材してる半ば何人かで、
例えば品の字で飲みながら、
誰に取材しようかとか、
どんな企画でやっていこうかっていう話から書かれてる。
あるいはお客さんの取材しましょうって言った時に、
お客さんに声かけて、
駅前のドトールに行ってこんな話をしましたみたいな。
取材対象を見つけるところから、
あるいは取材の企画を考えるところから、
取材の結果どんな話を聞いたのかっていうところまで全部書いてるので、
なんていうかすごい臨場感がある。
一緒に取材してるかのようなことに味わえるんですね。
この本自体が、確か2013年かなんかに書かれた本なのかな。
もちろん鶯谷に関するそれまでの歴史。
歴史ってちょっとあれなんですけど、
歴史とするには多分こぼれ落ちてしまうような情報がいっぱい持ってるんですよね。
それこそ風俗上のインタビューは多分歴史には残らないので。
あるいはお客さんのインタビューももちろん残らないわけで。
そういう話とかもたくさん載ってるし、
取材の過程が細かく書かれることで、
2013年、14年ぐらいの空気感というか。
この本が作られた時代の空気みたいなものを感じ取れるので、
今から10年経ってかなり色々変わってるなっていうところが分かったりするので、
そういう面白さもありましたね。
その本そのものがある時代を切り取ってるし、
ウグイス谷の歴史っていう一つのテーマでも読み通すこともできる。
結構読みやすくて面白い本でしたね。
ウグイス谷のこと全然知らなかったんですが、
ちょっと行ってみてもいいのかなって思いました。
色々ウグイス谷に思い浮かばなしありましたよ。
例えば、ラブホテルには噴水がやたら作られていると。
水音が聞こえる。
なんでだろうっていうと、取材した不動産業の社長によれば、
ウグイス谷のやはり噴水っていうのは、
良くないものを流す噴水的な役割があると。
そういう呪術的な役割があるから、
噴水があるんだよみたいな話があって。
本当か嘘か分かんないんだけど、
分かんないことは分かんないなりにぼんやりと書かれてるのが面白い。
こういうレポルタージュって、
真実が分からなくても面白さはあるじゃないですか。
実際どうなのかじゃなくて、
その時代その地域に住んでたこの人はこう思っていたんだ。
っていうところが一つの情報として価値があると思っていて。
そういうのも楽しめる。
楽しめるというか勉強になる本になっております。
機会あればぜひ。
ちょっと面白そうだな。
やっぱその街の成り立ちとか知るの面白いもんね。
ウグイス谷同行じゃなくて。
そうね。
ちなみにウグイス谷にラブホテルがめちゃくちゃあるのは、
戦後全部焼けた後に、
上野とかの復興で働く労働者の宿を、
すどまりできる宿を作ってたんですって。
復興がある程度終わった後に、
残った宿みたいなところが連れ込み旅館みたいになっていって、
今のラブホテルになっていった。
なるほどね。
だから成り立ちがそうなんで、
ラブホテル街の中にも民家がいっぱい建ってるんですよね。
もともとはすどまり用の宿と民家が一緒に並んでたんですが、
宿だけがラブホテルに変わっていって、
民家は民家で残る。
なるほど。
上京してきて、そこで働く人のために安い。
安いやきちん宿みたいなのがあったのが、
復興が終わって需要がなくなって、
ラブホテルになっていったんだ。
上野の隣だもんね。
そうそう。
そういう街の成り立ちみたいな面白さもありましたね。
なるほどね。
アースダイバー的な。
そこまでいかねえかって。
地の歴史を掘り下げていくという本でした。
これ以外にも渋谷とか上野も確か書いてたのかな。
結構いろんな街の歴史を。
シリーズがあるんだね。
そうそう。取り扱っていて。
ちょっとシリーズ他のも読んでみようかなと思う一冊でした。
でも縄文自体は海だったとか書いてあるじゃん。
アースダイバー。
アースダイバーか。
なるほどね。
なんでね。
もとはしのぶひろさん。
東京最後の異界。
ウグイス谷。
文庫化されてるんで。
練詞もあるのかな。
お時間あればぜひ読んでみてください。
はい。
さてさて。
映画『クレイブン・ザ・ハンター』について
この番組では毎週一冊の公約アメコミを紹介しております。
今週のテーマは
アメイジングスパイダーマンクレイブンズラストハントですね。
映画も公開されたクレイブンとちなんで
合わせて今回取り上げました。
アシェットで出されていた
マーベルグラフィックノベルコレクション
Vol.13。
結構前だな。
結構前でしたね。
Vol.13ですね。
買えると思うので
確か、たぶん。
もし興味ある人いたらぜひ買って読んでいただいて
映画も見ていただいて
続きを聞いていただければと思います。
なんか今回この映画クレイブンに合わせてさ
小プロとかから出るかなって
そうね。
思ったけど出なかったですね。
出ませんでしたね。
クレイブンがやるぞっていうの発表された時からね
我々買ってたんですけど
なんか延期したんでしたっけ?
延期したよね。
延期に伸びて
延期に伸びて今公開されましたね。
映画見ました?
申し訳ない。
今週忙しくて見れませんでしたね。
なんか評判良くて
本当見たかったなと思うんですけどね。
こんなこと言ったらだけど
Venomの3よりは面白かったです。
てか結構面白くて
なんかこういう感じで
ずっとやってくれてたら楽しそうな
そのスパイダーマンユニバースが
ソニースパイダーマンユニバース
いいのになって思っちゃったから
なんかソニースパイダーマンユニバース
終わるとか終わらないとかいう
噂も出てるじゃないですか。
ありますね。
なんかもったいないなと思いますね。
もしこれが売れたら
また計画変わったりするのかな?
きっとそうですよね。
なんだっけ?エルムエルトだっけ?
エルサントだっけ?
プロレスラーの話でしたっけ?
映画も全然白紙なのかな?
俺は結構楽しみにしてたんだけどね。
出たらね、見たいですけどね。
意外と私ソニースパイダーマンユニバース好きですけどね。
あ、ほんと?
一作一作見てて。
そうね。
そんなに変な作品というか
面白かったと思うんだけどな。
私モービウス結構楽しめたし。
あ、モービウスよかったね。
私マダムウェブ結構好きでしたね。
マダムウェブさ、主演だっけ?
出演した人がさ
あれは失敗作だったみたいなこと言ってたけど
そうでもない?
そうでもないよ。
確かに軽いところあったし
いつまで盗んだタクシー乗ってたかは思ったけど
そうね、まあそうね。
良くないところもあるけど
普通に良くできたというか面白かったんですけどね。
そういう埋葬案というか風潮を一掃するような
名作だったんですね。
面白かったと思う。
ベロムワンズ面白かったし。
アクションも良かったし、ストーリーも良かったんですよ。
ちょっとじゃあネタバレしてもいいですか?
私はもう後で見に行くんで
全然ネタバレしていただいて大丈夫です。
ということで
アメージングスパイダーマン
このクレイブンズ・ラストハント自体は
クラシックというか名作?
歴史的に名作という評判だけは聞いたことがありましたが
ちょっと日本語で読めるのは何かあるのかな?
とりあえずこのアセットの
マーベルグラフィックノベルコネクションなのかな?
とにかくクレイブンズ・ラストハントの話も
映画クレイブンの話
クレイブン・ザ・ハンターの話も
ネタバレ気にせずしちゃいますので
ぜひ見てから、読んでから
続きを聞いていただければと思います。
じゃあちょっと先、映画の話してもいいかな?
お願いします。
今回このアセットの
マーベルグラフィックノベルコレクションの
クレイブンの背景
刊末にさ
クレイブンのキャラクターの解説みたいなのが
ありましたね。
載ってましたね。
クレイブンファミリーみたいなやつですかね。
クレイブンとカメレオンって
異母兄弟だったのね。
私も全然知らなかったですね。
前どっかで読んだことがある気もするし
っていう感じですね。
お父さんが一緒で
お母さんが違ったということで。
あと今回のクレイブンズ・ラストハントでも
結構大きく取り上げられてたんだけど
もともとロシア出身
帝政ロシアですよね。
ソビエトになる前のロシアの貴族
没落貴族の息子
っていう設定でしたね。
だったんだよね。
私このクレイブンズ・ラストハントを読んでから
映画見に行ったんだけど
そうして良かったなと思いましたね。
この兄弟の設定とか
そういうのよく結構参照されてた。
そうなんだ。
じゃあ映画どうなんだったかっていうと
クレイブンで映画作れるのかと思ってましたね。
クレイブンで映画作れるのかと思ったけど
まず
没落貴族の息子っていう設定だったんだけど
そこはもうバシッと切り替えて
ギャングの息子っていう設定になりました。
なるほどね。
貴族もギャングも家族性というか
血縁とかそういう繋がり大事にするイメージだった。
今回ラッセル・クロウが
お父さん役をやったんですけど
ラッセル・クロウって意外とアメコミ俳優だよね。
そうなの?あんまり私俳優よく知らないけど。
マン・オブ・スティールの女王エル役だったし
あとあれだよ。
ラブ・アンド・サンダーで
ゼウス。ヘラクレスのお父さん。
そうだっけ。
ラッセル・クロウといえば。
そうだね。確かに言われてみれば。
グラディエーターですね。
バチカンのエクソシストですね。
あれもラッセル・クロウか。
結構いろんな役やってるなと思うんだよ。
ラッセル・クロウがギャングはファミリービジネスなんだっていうシーンありましたね。
うーん、なるほどね。
貴族とギャング両方とも
ファミリービジネスだもんね。
そういう意味ではいい読み替えだよね。
確かに。
もうさ、ロシア革命って
1920年とか100年以上経ってるよね。
100年以上経ってるよね。
だからさすがにもう
ロシアのポツラック貴族って設定は
現代劇場はちょっと使えない。
確かに特殊な設定を
加えないといけないもんね。
この本編でさえ
これ1980何年かの作品だったと思うんだけど
本編時点でさえ
もう60年経ってるってことだよね。
そうですね。
ラストハンドだとクレームが実はめちゃくちゃ老人なんだって話があって
本当の年寄りだれは定世ロシアの時代を知っていた
ぐらいの時代感覚だよね。
だから
言ってたよね。
見た目よりも全然実は本当は年を取ってるんだって。
あったあった。
80歳とか90歳とかそういうレベルなのかもね。もしかしたら。
だからもうこのクレームズラストハンドの時点で
ロシア貴族の息子っていうのは
ギリギリの
ギリギリアウトぐらいの設定ですよね。
映画のストーリー
ギャングっていう風に読み換えられてて
このギャング同士の構想を軸にして
男たちの愛と憎しみの物語になってましたね。
まず最初オリジンが描かれるんですよ。
若い頃の
クレイブンがですね
親父に
通過儀礼としてライオン狩りをさせられるんですよ。
ライオンっていうのが
伝説のライオンで
ものすごい人を襲ったりとかしてるし。
比喩的なライオンじゃなくて本当のライオン狩り?
ギャング話題だな。
ライオン狩りをさせるんだけど。
その時にやっぱ
お父、そうだね。死にかけちゃうんですよ。
で、死にかけるんだけど
カリプソっていうですね。
今回この緩末の
人間関係のところにも出てくるんだけど。
カリプソっていう
ミックではブードゥ教の
猫みたいな人。
ジュジュツーシーですね。
この人が
飛躍薬をくれてですね。
それで復活して
それと同時にスーパーパワーを得る。
ライオンの血がそこの時に混ざるんですよ。
クレイブンで。
超人的な。
スーパーパワーっていうのがあんまりはっきりしないんだよね。
強靭な肉体、身体能力と
動物を操れるんだが
動物と意思疎通できるんだが
ふんわっとした感じで
能力を手に入れて
この力を得たことでですね
クレイブンは父親の元から離れて
家出して
密漁をしてるやつがいるんですけど
そいつを捕まえて
その過程でですね、悪人のリストみたいなのを
人参売買やってるやつとか
麻薬流してるやつとかのリストをもらうんで
そのリストをひたすら消していく。
悪人狩りを始める。
だから親元、親父はね
ギャングになるんだと。
人に弱みを見せるんだ。
狩り、狩る側になると。
伝説を倒して伝説になるんだと。
こういうことをガンガン言ってくる
すごいマッチョな司会員がいて
そこから反発して出てくるんだけど
弟がいて
いぼ兄弟で
カメレオンなんですけど
このカメレオンは家に置いてきちゃうんですね
それがクレイブンにとっては
引っかかってる部分
だから弟の誕生日には必ず会いに行く。
良いとこあるね。
成長した弟は
父親に出資してもらった店なんだな
ピアニストになって
歌いながらピアノを弾く。
声真似がめちゃくちゃ上手くて。
聞いたことあるな。
誰の歌声でも完璧に再現できる。
良い読み替えですね。
良いな。
本編、コミックスでも
クレイブンを楽しませるために
モノマネを覚えたみたいなことが書いてあってね。
お兄さんを喜ばせようと
変装しモノマネを披露していた。
クレイブンからカメラマンをいじめられていたみたいだよね。
コミックだと。
そんな感じはぼんやりするね。
映画では仲良し兄弟で
ワイルドなセルゲイ。
クレイブンと
文化系な
ディミトリーという
関係になっていて
そこも会って良かったですね。
だからお父さんは強くなれ
すごい言うわけなんだけど
そういう家にディミトリーを置いて
自分に入れちゃったっていうね。
長男は出て行くし、弟は文化系で。
だからそういう大変な状況なんだけど。
そんなこんなしてる間に
弟が誘拐されちゃうんですよ。
敵対するギャングに。
敵対するギャングが、なんとライノ。
動物同士ということなんですか。
スパイダーマンのビラン同士。
あとコミックでも
ライノは
アメリカ出身なんだね。
全然知りませんでした。
アレクセイだっけ。
ロシアっぽい名前なのか。
ロシア人。
このライノは
昔クレイブンの
お父さんに
軽んじられてというか
お前頑丈にない。
何者でもないんだお前は。
それで
憎んでる。
マイルスウォーレン博士に
改造されて
サイ人間に。
マイルスウォーレン博士。
ジャッカル。
名前だけそこで登場して。
やっぱりユニバース広げる気あったんだな。
確かに。
そこまでやってるわね。
ライノ結構よくて
ライノっつったら
サイっぽい格好した
パワーキャラのイメージ。
サイコっぽい感じのギャング。
ビジュアル的に言うと
スティーブ・ジョブズみたいな感じ。
どこにでも
愛犬を連れてってて
薬の入ったリュックを背負って
ずっと透析してるの。
その薬を止めると
激痛とともに
サイになる。
めっちゃいい設定もらってるね。
悪役として
いいキャラとして。
これが弟を誘拐するんだけど
クレイヴンを追跡するために
ちょっとした
殺し屋みたいなやつを雇うんだけど
ザ・フォーリナーっていう
キャラクターで
コミックにいるらしいんだけど
マーベル百科見ても思ってなかった。
あそこから持ってきたか
ってぐらいマイナーなキャラだった。
私程度のアメコミ好きだと
フォーリナーだとはならないよね。
このフォーリナーってのは
自分の師匠
兄のように仕立てた自分の師匠
ヒットマンっていうのを
クレイヴンにやられて
復讐のためにクレイヴンを追ってるっていう設定だったんですけど
ここもやっぱ
男たちの友情とリクエスト
関係性の物語だね。
フォーリナー知らねえんだけど
3数えてる間、催眠かけるみたいな能力
かっこいいな
アクションよかったんですよ
超人バトルアクション
スタンド使いみたいだな
すごくいい作品だったな
と思うんですけど
フォーリナーと対決して
カリプソの
物語の結末
ヒロインの力を借りつつ
フォーリナーを倒し
ライノとも決着をつけ
ライノを倒す時
ワイヤーを使ってライノを拘束して
バファローの群れに投げて倒すんだけど
ちょっとスパイダーマンっぽいな
あら
スパイダーマンいないのに
スパイダーマンみを出して
良くできた映画だね
ライノってパワーキャラじゃん
近接攻撃で倒すの
やっぱちょっと
違うよね
盛り上がりに欠けるよね
リジュアルとして倒そうと思ったら
スパイダーマンっぽく倒すことになってくる
ファンが見たい姿でもあるもんね
面白い
面白かったね
最後父殺しを果たし
弟をこれでようやく
父親の呪縛から
解き放つことができた
最後会いに来るんだけど
弟は父親の残した
ギャングのネットワークを
自分のものにして
兄ちゃんは
弱い俺を
俺が弱いことで
自分手を
立てたんだ
俺は違う
俺は何者にでもなれるんだ
最後弟と決別して
しっかりカメレオンの設定を出して
そういうちょっとビターな
悲しい終わり方をして
その時に
父親が
お兄ちゃんに贈り物を用意してるから
家に行ったら
昔飼ったライオンが
ライオンの首が
トロフィーになったんだけど
トロフィーになってて
代わりにジャケットが用意されてて
クレイヴンが着てるライオンジャケット
クレイヴンといえばライオンジャケットじゃないですか
確かに
最後クレイヴンがライオンジャケット着て
物語が終わりました
めっちゃ面白くない?
すげー面白かった
すごいね
要素要素が
原作知ってると
こういう風に読み換えたんだなとか
そういう
父と子の関係
映画『クレイブン・ザ・ハンター』の魅力
弟と兄の関係
そういう男同士の戦いで
ギャングに読み換えたのもうめえな
ラストの星まで素晴らしい
綺麗に決まってる
めっちゃ完全に
この映画の話話しちゃったけど
見に行ってほしいですね
アクションも良かったんで
これは口じゃ伝えられない
映像の良さアクションの良さは
見なきゃわからない
なんかね
壁とか登れるんですよ
えっ
クレイヴンさん
バキの
囚人みたいな
ちょっとでも取っ掛かりがあれば登れる
あれこれ
スパイダーマンを映画化するときの
練習してるかなっていうくらい
壁登ってますね
スパイダーマンいなくてもちゃんとスパイダーマンは作れる
でもやっぱり
モービウスとか
クレイヴンとか
動物系の
ヴィラン
バルチャーわざわざMCUから連れてきて
ライノとか
カメレオンとか
ジャッカルまで用意した
MCUとは違って
動物系のやつ
面白い
スパイダーマンといえば
トーテムパワーの
動物のトーテムの力を利用して
ってあるもんね
なんか
ここでスパイダーマンユニバース
終わるのやだな
スパイダーマン出てこないことが不満だったけど
でも普通に面白そうだね
クレイヴンは面白かった
これ全集合映画になったらもっと面白いの
いいなって
続いてほしいね
お客さん結構入ってた?
そうそう
私初日に行ったんだけど結構入ってて
いい評判を広めて
ヒットさせたいんで
確かにみんなが見れば
続きがね
いずれソニースパイダーマンユニバースに
スパイダーマンが出てくるかもしれない
『クレイヴンズ・ラストハント』の深い内容
このまま終わったらだって
マジでなんだったんだってなる可能性あるもんね
みんなで作ろう
エルムエルト
スパイダーマンを生み出すためには
エルムエルトがその前に待ってるからね
それもヒットさせないといけない
これは険しい道のりだ
盛り上げていこうぜ
ペックの方の話ですけど
どうでした?
最初は正直
よくわかんねえなって
思ったのが第一印象でしたね
クレイヴンの
設定というかね
どんな人なのかってのはぼんやり
これまで読んできたコミックスで知ってたんだけど
クレイヴンズラストハンターがどういうストーリーだったのか
全然知らなかったし
スパイダーマン狩りの話をする
ぐらいの知識で
読み始めたんですが
単なるスパイダーマン狩りの話では
収まらなかったというか
かなり
内省的なというか
哲学的な内容でしたね
逆に私は
最初読んだ時に
これは名作の匂いすげえな
雰囲気あるなって
思ったんですけど
振り返ってみると
なぜ
どういう気持ちというか
なんでこんな選択をしたのかみたいなところが
結構あったりしたんで
多分名作と言われるのもわかる気がするんですよね
なんか
不思議な作品だし
いろんなことを考えさせられる作品でもあるんで
これだからさ
読んで感想話し合ったら楽しいタイプの
作品なのかなって
本当にいわゆる
アメコミいろいろこれまで読んできたけど
その中でもかなり異色というか
変わった作品でしたね
あとやっぱり
最初の前書きみたいなところにも書いてあるんだけど
80年代後半から
の時期に書かれた作品
つまりいわゆるダークエイジと呼ばれる
時期に書かれた作品だって
書いてありましたけども
ダークナイトリターンズや
ウォッチメンなんかが
ヒットして
全体的に暴力的な
コミックが
暴力残酷流血
増えた時期だっていう話だったよね
ダークナイトリターンズや
ウォッチメンの表面をなぞったような
みたいなことを
揶揄される
良くない時代だったとも言われるが
今回やっぱ
暴力的な部分は確かにあるなっていう
そうね
暴力描写多めだったし
スパイダーマンもあんまり明るくないですよね
そうね
暗くて
暴力的な部分があるっていうような
作品だったけど
これはそんな
悪いものじゃないっていうか
そんな時期の中でも
キャラクター間の関係性
名作と呼ばれる作品なんだろうなとは思いましたね
本当になかなか公約読めない
作品ではあるんですけど
ぜひ皆さん買って読んでいただければ
という感じでしたね
あらすじとしては
どう言ったらいいんですかね
自分の死を意識するようになった
クレイヴンが
最後の獲物として
スパイダーマンの
命を狙うといったところですかね
ストーリー自体はすごくシンプルなんですよね
そうだね
スパイダーマンが利用する中で
もう一人の重要なキャラクター
バーミンですよね
人間と動物の完璧な融合体と
言われてますが
ネズミと融合させられてしまった
人間、怪物
バーミン
スパイダーマン、クレイヴン、バーミン
この3者の関係で
果たしてどうなるのかといったところですかね
今言われて気づいたけど
クレイヴンが自分の死が
死っていうものを意識するようになったの
そういうふうに
冒頭でね
街のチンピラみたいなやつが
死ぬんですよね
ジョー・フェイスが死んだ
ジョー・フェイス
この死から始まるんだけど
スパイダーマンが葬式に
行くっていうところがあって
スパイダーマン自身も死をすごく意識するようになった
ネットも死んだんでしたっけ
ちょっと前に
ネットも死んで
ジョーも死んで
人は死ぬんだってことは当たり前のことなんですが
そういうことを意識するようになって
自分が生きているのはただの偶然なんじゃないか
いつかヨーバーさんも
MJも死ぬんじゃないか
っていうのを考えるようになってきた
だからスパイダーマン自身も
いろいろ
暗いですよね
常に死を意識して
自分が死ぬこと
誰かが殺されてしまうことを意識しながら
クレイヴンとの戦いに臨んでいくと
早々に
クレイヴンに負けちゃうんですよね
ネタバレを言ってしまうと
自分の死を意識しながら
クレイヴンとの戦いに臨んだ結果
手も足も出ず
スパイダーマンは殺され
墓の中に埋葬されてしまうと
これびっくりしましたけどね
クレイヴン
今までかなりスパイダーマンに
勝ちにいった結果
勝ちましたね
圧倒的に力でねじ伏せて
その結果
スパイダーマン埋葬されてしまう
これ
もう第1話でここまでいっちゃうんだ
ってのはやっぱりありましたね
1話でスパイダーマン死んでますね
墓に埋められちゃいますからね
じゃあどうなるんじゃいっていうと
第2話から
スパイダーマンに完全に勝利するためには
ただ倒すだけじゃダメだと
まだ道半ばであると
俺自身が寄りすぎると
スパイダーマンになるんだと
クレイヴンが
スパイダーマンになり変わるっていう話になってくるんですよね
これさ
映画で
スパイダーマン的なムーブをしたって話あったけど
これ全く一緒ですよ
クレイヴンってスパイダーマンだった時代
あるんだっていうのは
かなり衝撃でしたね
なんか
蜘蛛を食べたりして
本当にスパイダーマンになりきりますもんね
内面からなり変わるためには
蜘蛛を食べて
蜘蛛を食べることによって
蜘蛛の精神を宿すんだ
そういうもんかって感じもするけど
クレイヴンはハンターですからね
獲物の気持ちをわからなきゃいけないんですかね
ってことで
スパイダーマンになり変わって
スパイダーマンよりも過激な
より暴力的な
スパイダーマンとして
激光仮面かなんかにそういうシーンあったよね
ハンターはさ
獲物と同じものを食って
臭いを
あーなるほど
獲物に似ていく
クレイヴンは
最高のハンターだから
獲物に似せていった結果
獲物そのものになっていく
じゃあどうやって
スパイダーマンを超える
スパイダーマンになったことを
証明するのかっていう時に
ネズミ男バーミン
バーミンはかつて
スパイダーマンと戦った敵ではあるんですが
スパイダーマンとキャプテンアメリカが
協力して戦っても
取り逃してしまった
ある種スパイダーマンが完全に敗北した相手であると
このネズミ男を捕らえることができれば
クレイヴンはスパイダーマンより
優れた存在であると証明できる
クレイヴンは
バーミン狩りに乗り出すと
これもね
バーミンっていうキャラがさ
すごい良かったっていうか
バーミンがいることによって
このストーリーの複雑さというかさ
そうね
一個上のレベルに上がってる気がしますよね
単にクレイヴンと
スパイダーマンの対立だけでも物語作れるんですが
あえてこのバーミン
っていう存在を入れることによって
かなり解釈の幅というか
広がってる気がしますよね
確かにな
バーミンっていうのはまた
絶妙に人食ったりするんで
全然悪いやつなんだけど
でも楽しいやつでもあるんでね
無理やり改造手術に
実験内にされてしまって
ネズミと融合させられて
人間性を奪われてしまった
っていうキャラクターですね
キャプテンアメリカとスパイダーマンが
いじめるから
暗いところに引き守ってるんですよね
汚くて暗い場所が大好きだ
良いキャラしてますよね
バーミン本当に
スパイダーマン、クレイヴン、バーミンって
3者並べた時に
一番共感できるやつね
そうなんですよ
そうなんですよ
これが本当物語の妙ですよね
クレイヴンなんか
貴族だし強いし全然共感できないもんな
スパイダーマンなろうと思って
なれるやつなんていないですからね
でもクレイヴンはなれる
スパイダーマンも悩みがあるとはいえ
ゆーてぱっぱ
スーパーパワーを持っているわけだし
他人を失わせる強い心
恐れを知らない心を持っていると
あんまり共感乗りきれないんですよね
クレイヴンの内面闘争
あとMGAと結婚したばかりの時期なんですよね
そうですよね
MGAも結婚、新婚ホヤホヤの時期だったって話でしたね
墓に埋められて
スパイダーマンには
クレイヴンがスパイダーマンになり変わってるんで
MGAとしては凄い心配な
そうだよね
確かに
明らかにこいつはピーター・パーカーではないってことは
MGAには
わかるわけで
じゃあ私のピーター・パーカーは一体どこにいるのか
いいところでMGAの心配というか
悩みも描かれてましたね
MGAが帰ってこないピーターを心配して
街を歩いてたら
チンピラに絡まれるんですよね
ありますね
ニューヨーク治安悪いな
80年代後半ヤバかったって言うけどね
それにしてもって感じしますけど
そんな街歩いちゃダメだよ
雨の中タンパンで歩いてますからね
怖いよこのチンピラ
またアートいいな
アート
アート確かに
80年代的ではあるんですけど
古さを感じないというか
古さを感じるな
80年代の絵だなと思うけど
ずーっと雨降っててさ
なるほどね
この時期のスパイダーマンはね
赤と青じゃなくて
ブラックスーツなんでね
それもすげえわびっくりしては
この時期のスパイダーマンは
それもすげえわびっくりしては
シークレットウォーズでしたっけ
持って帰ってきた
神秘王刀スーツ
もう神秘王刀の下りは終わったけど
単に黒いスーツ
単に黒いスーツ着てる時期だったんじゃないかな
ダークエイジだから黒スーツってことなんですかね
かもね
黒いスパイダーマンはさ
光が当たっている部分をさ
青で塗って表現するじゃないですか
この青がいいんですよね
なるほどね
足の裏青く塗られている
ブラックスーツのスパイダーマンの
フィギュアとか
そういうこだわりがあるんだ
わかんない
後半の展開なんだけど
バーミンを
無事にクレイムは狩ることができて
これで俺が
より優れた
スーペリアスパイダーマン
どっかで聞いたことあるな
それと同時に
実はスパイダーマン
死んでなくて
化身状態で埋められてたんですね
特殊な薬を打ち込まれていたらしい
ということでスパイダーマン復活
土地から這い出てきますね
そうやって復活したスパイダーマンに
自分が上であることを認めさせたい
っていうことなのかな
おそらく
後半その辺が
だんだんわかりにくくなってきましたね
私は
クレイムの目的的には
ネズミ男
バーミンを捕まえて勝利した時点で
もう終わってるはずなんですけど
復活の瞬間
スパイダーマンは結局殺さなかったんですよね
あえて復活させて
自分のところに来させて
いろいろするんですけど
この辺がちょっと何をしたかったのかが
わからなかったですね
この辺が解釈が分かれるところなのかな
と思うんですけど
スパイダーマン
そうですね難しいですね
うまい解釈なかなか思いつかないですけどね
でもスパイダーマンの中にある
カオス
とか
闇の部分を
自覚させたかったんですかね
ってことなのかな
なんかスパイダーマンの
難しいな
スパイダーマン
っていうか化けグモっていう風に確か言われて
化け物グモとか言われてるんですけど
スパイダーマンの心の中にも
化け物グモがいるんだと
いう話が
中に出てくるんですよね
クレイヴンの
親にも化け物グモの
心があったと
化け物グモの心があったから
クモによって
私の両親は殺されたんだ
クレイヴンが言うシーンがあるんですけど
そのたぶん化け物グモっていうのが
闇の力というか
何かがね
言われないんですよね
スパイダーマンが
墓場に入っていて
そこから復活するシーンで
自分がクモの幻覚を見るシーン
っていう話があるんですけど
その中で
スパイダーマンはこんなことを言うんですよね
僕はいつからクモの目を通じて
世界を見るようになったんだろう
クモの言う通り僕を選んだんだろう
だからスパイダーマンが
スパイダーマンって言うと難しいな
ピーターパーカーが
スパイダーマンとして気づいたら
行動するようになっていた
スパイダーマンって言わないのか難しいな
ピーターパーカーが化け物グモとして
気づいたら行動するようになっていたんだ
っていうところがピーターパーカーが死ぬシーン
復活するシーンで
語られるんですよね
復活するタイミングで
自分は化け物グモではなくて
ピーターパーカーなんだ
っていう風に自分を取り戻して
墓場から
復活して
クレームの元に向かうっていうシーンがあるんですが
これが
ピーターパーカーが
捉えていた闇き力
化け物グモ
これは何かって言うとあんまり明確に
言われてないんですが
スパイダーマンが墓場の中で
見る幻覚では
このクモの力
っていうのは力があって恐れを知らなくて
勝利しようと
戦っている
そういう力が
化け物グモの力なんだっていうシーンがあるので
そういう
力を求めて逃走する
戦いに臨む心
こういったところが
今回の化け物グモなのかなって私はちょっと思いましたね
最終決戦と選択
なるほど
でもなんかすごく死に
取り憑かれてるっていう感じは
クレームも
ピーターにもあって
クレームはもちろん自分が
終わりを迎える
ってことを意識してるし
ピーターも死ぬかもしれないっていうのがあって
でも
メリージェーンに会うっていうことで
メリージェーンを愛してるっていうことで
復活していくんだよね
なるほど確かに確かに
でただ
埋められたせいで
めっちゃ暗闇とか怖くなるんだよね
あーありましたね
暗いとこ狭いとこ嫌がるシーンが
ありましたが
なんだろうな
よくわかんねえな
なんでクレイヴン自殺したのかもよくわかんねえんだよな
クレイヴンね
クレイヴンが狩りたかったのは
多分化け物グモの方だったんですよね
スパイダーマン狩りをしたいのではなくて
スパイダーマンを捕らえていた化け物の
グモを殺したいのがあって
後半もスパイダーマンを許すんですよね
ある種の
闇の力っていうとちょっと
自殺しすぎか
戦いを望む戦いで勝とうとする
気持ち残酷さとかなんですかね
そういうのを
打ち破った結果
狩りは終わりだ
自殺することになるんですが
結局自分の両親を殺した現況でもある
そういうものを打ち倒したので
彼の狩りは終わった
っていうことなんですよね
なるほどね
最後さクレイヴンはさ
スパイダーマンの中に
大きな名誉っていうものを
大きな重荷大きな名誉ってものを
見出して
死を決意するんだよね
彼の心には
お前も俺と同じクモを狩っていた
これほど大きな重荷を俺は知らない
っていうシーンがありますが
これはあれですよね
えっと
スパイダーマンが
怒りに囚われてバーミンを
ボコボコにするシーンがあるんですが
途中でスパイダーマンが
止めるんですよね
これ以上いけない
止めるシーンがあって
そこでクレイヴンがスパイダーマンを
許すというか和解するシーンに
繋がっていくんですが
すごい強い力を持っていて
勝利することもできるけど
やっぱそれを止めるっていうところが
主にというか
転めない名誉っていう言い方してるけどね
力があるけどそれを行使しないっていうところが
名誉なんじゃないですか
なるほど
それを知ってクレイヴン
なんで死んじゃったんだろう
なんで死んだんだろうな
満足したのか
それで良かったのか
っていう希望
しちゃうけどね
クレイヴンの自殺の
意味というか
どうしてここでそれを選んだのかっていうところが
完全勝利して死んだら
もうちょっと分かるような気がするんだけど
スパイダーマンを見て
スパイダーマンの大変さを知って
自殺っていうところが
難しいですね
難しいですね
なかなかどういう心情なのかなっていうのは
すごい思いましたね
いろいろ解釈やっぱ成り立つお話だと思うし
そういうのやっぱ面白かったですよね
映画でもね
母親がやっぱり
心を病んで死んだ
っていう設定で
父親がそれを弱かったからだ
っていう
コミックと似たようなこと言うんですけど
弱さ強さみたいなところの
考え方なのかな
弱さ強さっていうのは
あるかもしれないですね
あともう一個は
映画でも
クレイヴンの幻覚を見せられるシーンあるんだけど
雲でしたよ
クレイヴン確かに
今回でもクレイヴン雲の幻覚見てましたね
体中に雲が這い回る
これで見たやつだ
原案の一つには
乗ってんだろうなって
思いましたね
強さ弱さっていう風に考えると
そうかスパイダーマンの強さを
一体どう使っていくのか
ってところで強いけれども
その力を暴力とか
残酷さとして生かすんじゃなくて
許しというか
力はあるけどそれを
公私自重するんだ
っていうところが
強さになっていくっていうことなんですかね
後半さ
クレイヴンが死んだ後の話が
あるじゃないですか
バーミンとスパイダーマンの最後の戦いが
描かれるんですが
バーミンめちゃくちゃ強いんですよね
まさに残酷さの強いというか
パワーでは勝てないんですが
スパイダーマンも
自分の強さですよね
暴力で打ち勝つのではなくて
バーミンを
治療するっていう方向で
終わらせていくっていうのは
作品のテーマと描写
強さ弱さっていう意味では
スパイダーマンの強さが何なのかっていう
描いてくれている作品かなとは思いましたね
やっぱり
ダークエイジでしたっけ
残酷さというか暴力が重視される
時代であってもスパイダーマンの強さというのは
これであると
最後ね雨が上がって
明るい世界でスパイダーマンが
バーミンを警察で引き渡して
MJの音に
帰っていくと
っていうのは結構
ハッピーエンドでしたよね
明るい終わり方で
ダークエイジと呼ばれている時代でも
こういう作品もあるんだとは
ちょっと思いましたね
残酷暴力だけじゃなくて
明るさとか希望みたいなものを最後
示してね
はいというわけで
アメイジングスパイダーマン
クレイブンズラストハントでした
面白い作品でしたね
やっぱすごい好きですね
解釈が分かれるというか
読む人によって
後半のストーリーの考え方って
全然違うと思うので
ぜひいろんな人の感想とか
聞いてみたいですね
もうちょっと
自分なりに読み込もうかな
ちょっと読みが
まだ読み落としている
ところがある気がしますね
クレイブンが母親が
消去しなかったということを繰り返し
気にしている画面とかね
なんかいろいろ解釈ありそうだな
そうね
本当に面白い作品なので
ぜひ皆さん読んでいただいて
感想を教えていただければ幸いです
年末のイベントとアメコミ
やっぱこれが
スパイダーマン
スパイダーマンの中のクラシック
名作の一つとしてあるので
スパイダーマンライフストーリーとか
この前のスパイダーマンレイン
とか
クレイブンが結構いい役というかさ
活躍しましたね
っていう風に出てきたのも
ムベなるかな
わかるなって感じでしたね
めっちゃクレイブンって
薬やるキャラだったんだなっていうのも
改めて思いましたね
めっちゃ薬を使って
自分の精神を操作する
レインでもそうでしたが
これってこんな昔から育ったんだなっていうのは
発見でしたね
まあぜひ
ちょっとね
読んだ感想なんかまた聞かせてもらえたら
そうですね最後の解釈
あるいはクレイブンの動機
彼は一体なぜ自殺したのかっていうところとかは
ぜひ皆さんのいろんな感想
解釈教えていただければ嬉しいです
はいということで
いつものお願いします
はい番組へのご意見ご感想あれば
ハッシュタグ
をつけてツイートしていただくか
メールはいつでもお待ちしております
メールアドレスは
アメコミ
アメコミのコミは
COMIです
クレイブンの感想
クレイブンズラストハントの感想
何でもお待ちしております
さあいよいよ
クリスマス
年の瀬が迫ってまいりました
ということで来週は
アメズナー賞2024
やりますか
毎年ね
その年読んだアメコミの
一番面白かったものを決める
長寿結成ですね
みんなやっぱり正月はね
あんまりラジオ聞かないので
なかなかねみなさんお忙しいですから
ラジオなんか聞いてる人はないですから
みなさんね
全然伸びないことで有名なアメズナー賞をやりましょう
もし
ジャッジというかですね
我々の
アメコミプレゼンを
さばいてくれる人が
いなかった場合は
ヒーローズリボンをやります
そうですね
我々二人では勝敗決められないので
審査員役を一人
どっかで呼ぶんですが
来てくれなかったら
ヒーローズリボンを読みましょう
最悪その辺歩いてる人捕まえるので
おそらくそうなるかなと思いますので
みなさんもぜひね
今年一番面白かったアメコミ
聞かせていただければと
ぜひメールで教えてください
それではまた来週さよならバイバイ
マーベルグラフィックノベルコレクション
逆に独特の味があるじゃないですか
正直今回
クレイブンズラストハントは全然違和感なく
読めたんですけど
一箇所だけどうしても気になるところが
スパイダーマンが自分の死を自覚するシーンで
身近な人はどんどん死んだと
グウェンも死んだし
ネットも死んだし
キャプテンステイシーも死んだんだ
という台詞があって
キャプテンステイシーって言うかなと思って
これステイシー警府って呼ぶ?
そう
お父さん
グウェンのお父さん
キャプテンステイシーだけはちょっと
ムムって思ったから
作品世界の知識がないと
こうなっちゃうんだよね
こういうキャラがいるのかもしれません
我々が知らないだけで
01:00:55

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