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この番組では、毎週一冊の邦訳アメコミを取り上げて、その内容を紹介しております。
さて、先週から宿題あったバットマン映画、ご覧になりましたか?
先週はすみませんでした。収録にちょっと見に行くのが間に合わなかったんですけど、
マジであの後、その足で行ってきました。
結構夜遅い時間に。
そうですね、一番最後の回、見てきましたよ。
賞味どうでしたか?
めっちゃ面白かったですね。
よかったよかった。
正直ちょっと疲れてたし、週末だったしね。
寝ちゃうかなっていう心配。
3時間って聞いて思ってたんですけど。
面白さと寝ちゃうって必ずしも関連しないからね。
でも、結構ずっとちゃんと起きて見てましたし、
あの時、なんとなくネタバレしないように話してくれたこと?
しつつも後半テンション上がってベラベラ喋りまくってしまったけど。
ほうほうほうと思いながら見てましたね。
いやー、超よかったっす。
バットマンの登場シーンいいよって言ってたじゃないですか。
暗闇を怖がる犯罪者たち。
あれ最高。本当にバットマン映画の史上に残る名シーンじゃないですか。
暗闇を怖がる犯罪者たち。
足音だけがやたら聞こえて、全然出てこないバットマンね。
足音だけ聞こえる。
最高でしたね。
今回のバットマン、めっちゃ小見性でしたね。
そうだね。喋れなかったね。
喋れなかったですね。上流階級ムーブ、金持ちムーブあるの?質問を練習したんだけど。
全然社交的じゃないね。
そうだね。会計師に会うのも嫌だって思ったもんね。
仕事をやった話なんですけどね。
ノーラン版のバットマンとかさ、その辺のイケてる女の子とさ、お店の池みたいな噴水みたいに飛び込むくらいの茶目っ気みたいなミスってたけどさ。
今回すごかったね。猫が擦り寄ってきてさ、いっぱいいるなって。
家に初めて行った時だね。
なかなか。正直ちょっと小見性っぷりには共感するものもあったし、キャットウーマンの前でどうしていいかわからないってモジモジしてる感じとかは少し気持ち悪くもあった。
確かにキャットウーマンとのコミュニケーションは若干ある種のキモさは感じたね。
わかんないけど、俺が必要に感情移入しちゃってたのかもしれないけど、今キスしていいのかダメなのかって思ってるように見えちゃった。
正直直前の躊躇いみたいなのも感じちゃったよね。
行くか行かないかみたいなモジモジ感とか感じちゃったけど。
まあ人との接し方がわかんないんでしょうね。
そうだね、確かにその部分。まあ確かに生まれを考えればね。
生い立ちを考えればコミュニケーション能力も高くならないのもまあ仕方がないのかな。
03:03
アルフレッドがさ、ちょっとお怪我を負っちゃってさ、目覚めた次の瞬間攻め始めるじゃん。
そうだね。
知ってたのかみたいな。
いやほら、一旦さまずは無事でよかったとかさ。
一言ね、あってもいいと思うんですけどね。
思っちゃったりしましたけど。
あと先週ね、見てないからこそさ、展開の予想みたいなのができたと思うんだけど、
最後、なんか謎の奴が貯水池に毒を撒いて、ハッハッハッハって笑って終わるって言おうと思ってたの。
言えばよかったなあ。
まあ近いオチではあったよね。
なんか最後にさ、URLがバッて出てきてさ、あれ実際にアクセスできたんだって。
そうすると謎解きみたいなのが始まって、謎を解くとアルファベットが表示されるようになるのかな。
JAの文字だけ出てこないっていう仕掛けがあったらしくて。
かっこいい。
もう続編ですよね。JAが。
ついにJA登場。
Mr.JAが登場するんじゃないですかね。
そんな仕込みもあったんだ。
これちょっと続編どう作るのかってやっぱ気になるとこですよね。
そうね。あ、でもここから何でもできると思うけどね。
あーなるほどね。ヒーロー誕生の話でもあったもんね。
多分今回のノリとは全然違う感じになってくるのかな。
まあさ、街の希望になるじゃん。
これはもうあれですね。フクロウの法廷がいいと思います。
ゴッサムを結構昔から牛耳ってた裏の支配者たちの組織、フクロウの法廷。
New 52の最初のお話ね。
あれなんかちょうど合うんじゃない?
バットマン、多分この展開でいうと、この先はゴッサムはバットマンの街だみたいになるでしょ。
そうだね。バットマンイェーっていうのに銅像を作るでしょうね。
バットマンを称える像を。
顎がちょっと気持ち強調されたバットマンの像が立てられると思うんで。
ってなると、やっぱバットマンの街の影の支配者っていう対立構造で。
あーなるほどね。確かに今回親父の話とかも出てきたから、
親父の代からの因縁とか、再開発に絡めてのお話とか、確かに作りやすそう。
バットマンのお父さん、トーマスが実は悪人だったかもしれないっていう展開とかあって、
なんかやっぱコミックスを。
コミックス見たことあるような展開でしたよね。
なんかさ、ジェットコースターっていうか、脚本が面白くてグイグイ引き付けるような本で終わり方が綺麗だったりするとさ、
映画を一本見たみたいな一冊だなって思うことあるけど、
逆に今回はブラックレーベルのコミックス一冊。
確かにブラックレーベルっぽさあったよね。
読んだ感じあったね。
確かにコミュ障のバットマンなんかもブラックレーベルでありそうだなっていう気もしたしね。
06:00
あの弱いじゃないですかバットマン。
ああいう感じとかも、なんかちょっとブラックレーベルとか読み切りっぽさがありましたね。
オチも確かにバットマンが希望の象徴になるって読み切り感あるよね。
読み切り感ある。
だってお前スーパーマンいるだろうって本誌だと思っちゃうもんね。
別に本誌でもね、バットマンをヒーローすることはもちろんあるんだけど、
なんかあそこまで、結構びっくりした。
ずっとさ、真っ暗な雨降るゴッサムの中で作業をしちゃダメか。
時系活動をね、行ってたから。
最後さ、公衆の面前に出てきて。
日の光の下でね。
いやーなんか、おーすげーこういうバットマンもありかって思いましたし、
ちょっとだけコスプレして清掃する現実のローカルヒーロー的なものを感じもしましたね。
あれも、現実の空いた人たちもヒーローの一つなんだということなんですかね。
あと、アクションもやっぱ良かったと思いますね。
めっちゃ殴るバットマン。
はい。
なんだろう、ハイパーアーマーかっていうくらい銃に怯まないですね。
格闘ゲームとかでね、殴られても止まらない。
ハイパーアーマーとか言うけどね。
あんな感じだよね。
あと、真っ暗闇の中、バットマンが停電させてね、銃の撃った時の光だけで見えるとか。
あったねー。
あと、ペンギンがね、カーチェイスの後、逆さまになった状態で、
爆炎の後ろからゆっくり歩いてくるバットマンとか、かっけーっていう映画がいっぱいありまして。
そうだね。
確かにアロエもコミックスっぽさかもね、かっこいい絵作りみたいなのあったよね。
あと、私が行った劇場がそういう設定だったのかな。
バットモービルのエンジン音がめちゃくちゃでかかったんですけど、あれみんなそうだね。
私が見た回もめっちゃでかかった。
あ、じゃあそういう調整なのか。
バットモービルの煽り運転ね。すごかったよね。煽りっぷり。
なかなかすごかったですね。
生まれて初めて乗り物がかっこいいって思った。
あんなにコミュ障なのに、バイクとか車とか好きなんだろうなとか、そういうあたりもちょっと。
確かに。ちょっとオタクっぽさ強めでしたね。
あと、今まで見てきた実写アルフレッドの中で、今回のアルフレッドが一番強そうでしたね。
戦闘力的な意味で。
なんか鍛えたみたいなことも言ってましたね。
そうなんだ。
まあ面白かったですね。
後で気づいたんですけど、監督、クローバーフィールドっていう、POVって言うんだっけ?
手持ちカメラで撮ったような怪獣映画を撮った人でしたね。
すごいな。バットマンとか怪獣とか、私の好きなものをね。
全て歩んできてる人なのか。
とにかくザ・バットマン面白かったんで。
見て、先週肩元掛かれればよかった。胸がバットランなのかよとかさ。
ああ、そうね。胸が刃物になってるってなったね。
09:00
あとリドラーの造形も、コミックスとは違って、それもまた読み切りというかブラックレベルっぽさがありましたね。
ああ、そうだね。
なかなかよかったね。あんだけ大規模なことやってて。
結構さ、バットマンの手玉にとってたじゃないですか。
そうだね。お前意外と賢くないなとか言ってたよね。
バットマンが床を剥がしてさ、その計画、爆弾を仕掛けたところを見たときに、そこまで行っておいて阻止できないとは思わなかった。
ああ、確かに。
だから計画完成したよね。
確かに彼の当初の目的はほぼ全部完了しましたよね。
なのに、あんまりカリスマ性がなくて。
ああ、ほうほうほう。
すごくない?
確かに。
なんかわかんないけど。
彼もまたコミュ障感非常に高めでしたよね。
そうね。闇のコミュ障と光のコミュ障が。
コミュ障同士のバトルだったのか。どちらも覆面被ってね。
いやでも、いいキャラクターというかいい造形、なんていうんだろうな。また一つね、リドラー像を打ち立てましたよね。
ああ、新しいリドラーを更新しましたかね。
殺す相手のさ、後ろにぬって出てくるのさ、めちゃくちゃ怖いし気持ち悪かったね。
あれ?コミュ障流の出方が使われるの?やっぱり。
逆にコミュ力がめちゃくちゃある殺人キャラなんだけど。
やっぱジョーカーとかだったら、たぶんちゃんとパフォーマンスしながら出てきてくるんじゃないですか。
そっかそっかそっかそっか。なんかでもやっぱ、グッてやって抵抗される感じとか、リアリティあって怖かったですね。
確かに殺人シーンやっぱ怖かったね。
怖かった怖かった。
あーごめん、ザ・バットマンの話、めっちゃできるな。
あの、バットムササビ。
バットムササビね。
バットムササビね。
あー素晴らしかったね、あれも。
あとセリーナも良かったですね。
アンハッサウェイ?あれ?ダークナイトってそうだったよね。
あ、そうだっけ。
でもなんか今回さ、ちょっと、あの、なんていうんだろう。
有色人種っていうか、あのコミックスっぽさ。
はいはいはいはい。原作準拠じゃないけどコミックスっぽいデザインというか、衣装とかもね。
あとあのホッカムリスタイル。
はいはいはい。
全然スタイリッシュじゃなかったよね。
ネズミ小僧スタイルで。
ネズミ小僧スタイルで。
目出し帽みたいなので活動してね。
まあ続編。続編楽しみだなー。やるんじゃなかったっけ?三部作構成とかじゃない?
あ、そうなんだ。
分かんないや。でもやってほしいよね、ペンギン。あ、そうかペンギンのスピンオフをやるんだよね。
あ、なんかドラマでやるみたいな話だよね。
なんか最後さセリーナがさ、もうこの街を出て行く。ブルードヘイブンに行くって言うんだけど。
あーはいはい。
俺の、あれブルードヘイブンってさ、原作にもある地名だけどさ。
へー。
ほぼ隣町だと思うんだよね。
あ、そうなんだ。
だから全然まだ続編。
お隣さんくらいなんだ。
そう、全然出て来れるんじゃないかな。
まだまだ、そう、ザ・マットは面白かったし、確かにあの時言ってたように、幕の内弁当というかいろんなバッグを見せてくれたけど、でもやっぱまだロビンとかも出してないし。
そうね。希望の話が出たからまあロビンとかもありかなと思ったんだよね。
12:00
続編やるならやるで。楽しみだなー。
個人的にはもうちょっと続編であるとしたら、やっぱ親子関係の話出てきてほしいよね。
トーマスとの和解じゃないけど、トーマスが本当は何を思ってたのかっていう部分があんまり掘り下げられずに終わってたから、
あの部分もうちょっと、もしかしたら続編で。
なるほどなるほど。
袋の皇帝と共に立てたらいいのかなとか。
じゃあ、やっぱバットマンリップみたいな形で、父親を名乗るやつが出てくるっていう。
あーめっちゃ面白い。
展開とかもいいですね。
いや多分、誰か作ったスタッフの人たち、バットマンのコミックすごい好きなんだったと思うんだよね。
そんな気がした。
ファルコーネを引っ掻くセリーナのシーンとかあったし、ロングハロウィンとかああいうシーンあるから、
ファルコーネっていうキャラクター登場させること自体なんかこうちょっとさ、
普通だったらもっとポップにさ、ジョーカー、ペンギン、リドラーとかで回す。
あーはいはい、メジャーな人たちでね。
ギャングのファルコーネ使うってとこもまた良かったね。活動2年目のさ。
まだゴッサムが、ギャングたちがいる世界ってことだよね。
あとエンドロールでさ、スペシャルサンクスでめっちゃそのコミックスのクリエイターの名前出てたね。
たくさん出てたよ。スコットスナイダーとかも名前出てたし、追い切れないぐらい出てたから。
だからやっぱコミックスファンが結構ネットでも褒めてるのはなんとなくわかる気がしましたね。
なるほどね。
あ、ごめん、今日の扱うテーマね。全くバトの関係ない。
いやいや、今回扱う作品もそんな親子の話を中心とした。
ごめん、せっかく良いフリ聞かせてくれたのに余計な話してた。
親子のテーマにしたアメコミと言ってもいいでしょう。
今回扱うのは、アベンジャーズ&チャンピオンズワールドコライドですね。
新刊ですね。
この間出たばっかり。
1ヶ月前ぐらいかな。出たばっかりなんで、まだ読んでないよって人はぜひ読んでからまた戻ってきていただければなと思います。
こんだけDCの話をして今回扱うのはマーベルっていうね。
こちらも普遍的なテーマを扱った名作なので。
そうですね。チャンピオンズ、翻訳されたのはこれが3冊目かな。
1年前ぐらいに、我々のラジオでも1巻が出たすぐかな。扱ってましたね。
今回が90回目なんですけど、我々のラジオ。34とかそのぐらいの回でね、チャンピオンズ、チェンジザワールドってやつをやりましたね。
そんな前だったのか。
ちょっとおさらいということで確認しておくと、チャンピオンズっていうのはアベンジャーズにもともと所属していたキャプテンマーベルじゃなかった。
マーベルなんだっけ。ミズマーベル。
ミズマーベル。カマラカーンちゃんを中心にですね。
ちょっとアベンジャーズに不信感を抱いちゃった人たち。若いヒーローたちが集まって結成したチームですね。
15:04
例えばなんですけども、敵と戦う中で街を壊しちゃった。鉄道か。壊かれちゃったっていう時に、この鉄道をなんとかしなくちゃいけないんじゃないのってアベンジャーズに言ったら、組合がさ、エンジニアがいないしみたいなことを言って。
敵をノックアウトするのは確かに大切なことなんですけど、何か見失っているものがあるんじゃないかっていうところからね。
活動の目的は、社会をより良くするっていうのが彼らの目的。
目的。
人を打ち倒すんじゃなくて、より良い社会、より良い未来を作るために活動しているチームとして、アベンジャーズと対立する存在。若手ヒーローチーム。
若手ヒーローチーム。一貫、そういう成り立ちだったんで、一貫の敵もすごかったですね。
すごかったね。
女性の教育を認めない武装の組織とか。
めちゃくちゃハイタ的な田舎町とか。
アメリカのめちゃくちゃハイタ的なユダヤ人とか、黒人とか、マイノリティの人たちにめちゃくちゃ差別的な村。
村が敵っていうのがすごかったね。
だからこいつはすげえなと思ってね。
新しいヒーローだって。
世界の危機とかとはまた別のものと戦うヒーローで、第一貫は描かれてましたが。
で、二貫はですね、フリーランサーっていう傭兵組織とチャンピオンズっていう商標を巡って戦うっていう話なんですけど。
面白い。
でもまあそうやってアベンジャーズとから出ていく形で結成されたヒーローたちなんで、いつかはアベンジャーズとね、向き合う日が来るだろうと。
いずれはね、いつまでもこのシリーズが永遠に続くわけでもないですし、どっかできっと和合友好関係を結ぶ瞬間があるんじゃないかと。
ということで今回ね、このアベンジャーズ&チャンピオンズ、ついに来たかと。
一旦ここで完結なのかな?
このお話、一貫から引き続いてライターがマークウェイド、キングダムカムを描いたベテランライターなんですけど、
このマークウェイドとそれからアーティストのハンベルトラモス、このタッグでやるチャンピオンズはこれが最後みたいですね。
なるほどなるほど。
ということで区切りの一冊になってます。
このお話、マジで結構オススメですね。
本当に面白かったですね。
正直言わせてもらうと、私は前半の展開は普通だなっていうか、期待してたのと違ったなって思った。
なるほど。
アベンジャーズとチャンピオンズがスタンスの違いをぶつけ合うか、なんかするかっていうちょっとそういうところを見たかったから、
やっぱり地球に危機が迫っていることで、どっちのチームも割とすんなり協力するんだよね。
そうだね。
でまぁ、強大な敵が出てきてそれを倒すっていう流れだったから、正直言って思ったんだけど、後半怒涛のね。
18:04
後半が本当に素晴らしかったですね。
ここまでいくつかマーベルの本を読んできた我々としては面白かったですよね。
本当に良かったですね。
あともう一つこの作品をお勧めしたいなって思うのは、ちょうどこの前、ディズニープラスの次のドラマ、6月からミズ・マーベルが始まるということで。
カマラ・カーンちゃん。
カマラ・カーンちゃん。
そういう意味でミズ・マーベルを知っておくのにもいいんじゃないかな。
どんなキャラクターかって。
確かにアベンジャーズチャンピオンズこのシリーズね、ぜひ読んでほしいですよね。
面白い面白い。
ミズ・マーベル自体も面白いしね。ミズ・マーベルの活躍を追うっていうのはちょっと今旬かもしれないですね。
確かに。
あとこの時期のアベンジャーズ、私もちょっとよくわかってないんですけど、いわゆるビッグスリー。
はいはいはい。
キャップもソウもアイアンマンもいないんだよね。
いませんね。
代わりにファルコンがもうこのお話の時点ではファルコンに戻ってますがキャプテンやってたり。
あとソウはレディ・ソウになってますね。
レディ・ソウ、ジェーン・フォスターがソウになってますね。
7月にやるであろうソウの新しい映画、ラブ&サンダーにはこの女性版のソウが出てくるっていうことがわかってますんで、そういう意味ではちょっと旬だなと思いました。
これから来るキャラクターが勢揃い。
新刊ですし、そういう意味でいいんじゃないでしょうか。
キャラを知るための導入として使い終わるわけですね。
今回どんな危機が訪れたのかということなんですが、隕石が。
そもそものきっかけは巨大隕石が地球にやってくると、アメリカに落ちるらしいんですが、これをどうにかして食い止めなきゃいけないということで、アベンジャーズとチャンピオンズが協力関係を打ち立てて、それを食い止めるというところから始まりますね。
今回のお話全体もそうですけど、このチーム戦っぽさは強めですよね。
そうですね。2つのチームがそれぞれやってますね。
お互いの個性を活かしながら、例えば飛べない奴は飛べる奴が肩を持ってあげて、例えばスパイダーマンを持って空を飛んで、今回スパイダーマンは2人出てくるんですが、モラレス君といわゆるスパイダーマンとピーターパーカーが、2人が空中で糸を絡め合わせて隕石を止めるクッションを作ったりとか、
あるいはハルクとハーキュリーが2人で落ちてくる隕石を殴ってみたりとか、パワーファイターが2人で殴るとか、そういう個性を持ちつつのチーム戦、チームバトルみたいなのが結構前半部分は多めに描かれているので、そういう意味では私楽しめたかなという感じがしますね。
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今回アベンジャーズの連載とチャンピオンズの連載にまたがってこのコラボの話があるので、アベンジャーズもチャンピオンズもこの時期両方ともライターはマーク・ウェイドだったのかな。ただアーティストが違ったので、1話ごとに絵柄がめっちゃ変わるっていう。
キャラの顔がなんか違うぞっていうのがありますね。
まあそのあたりもアメコミ読んでるなって感じしている。
ああ確かにアメコミらしさですよね。
いいんじゃないですか。
えーと、まあそうやって隕石を止めようとするんですが、というとこですね。
そうですね。無事隕石を地球への被害を最小限に食い止めることができたんですが、すると今度はまず隕石の中から巨大な牛の頭を持った化け物が現れる。
そして世界各地にある超高層ビルが振動を始める。
この辺が正直ちょっとSF的な話というか、話の抽象度が高まってきてあんまりよくわかんなくなるんですけど、まとめると地球の反対側に、太陽の向こう側にカウンターアースってあるじゃないですか。
皆さんご存知の通り。
あるじゃないですか。
そのカウンターアースっていうのが獣人たちの世界なんですよ。
そのカウンターアースの人たちがこの我々の地球に攻めてこようとしているっていう話になってくる。
そうですね。
という私の理解で合ってるのかな。
カウンターアースってもちろん元々ね、マーベルユニバースにある設定なんだけど。
アニメ版のアメイジングスパイダーマンで死にましたね。
やってた!あのあれだ。ベノムとカーネージが一緒に宇宙に行っちゃう。
あったね。
あれでスパイダーマンも一緒にカウンターアースに行ってましたね。
その時も確か獣人たちの国でしたが。
今回の話でもそうでしたね。
全然関係ない話していい?
ストレッチーズミュータントっていうおもちゃがあって、ディアゴスティーニが出してるおもちゃなんだけど。
なんて言えばいいのかな。
獣人のレスラーのフィギュアなんですよ。
タイガーマスク的な。
ゴム人形なの。
中にビーズ、余儀棒みたいなのが入ってて。
ギューって伸ばすと伸びる。
みんな獣人のレスラーなの。
ぜひ動画を後で見てください。
そういうおもちゃがあるってこと?
伸びきったミュータントたちを元の形に戻そうっていう動画が公式でアップされてるんですけど、
24:01
それぜひ見てほしいです。
ギューってビヨーンってなったフィギュアの頭を掴んで振ろうっていう。
振るとビョンビョンビョンビョンってなって元の形に戻っていくっていうやつね。
いろんなおもちゃがあるんですね。
売れてるらしいですよ。
すごい。
アニマンだっけ?
獣人たちそっくりなんで、ぜひチェックしてください。
余計なこと言った。
カウンターアース。
そもそもカウンターアースっていうのは黒幕がいてですね。
ハイエヴォリューショナリー。
ハイエヴォリューショナリーと呼ばれる人間の男ですね。
こいつが動物たちを無理矢理進化させて作り出した世界だったそうで。
ハイエヴォリューショナリーが地球とこのカウンターアースをくっつけてしまおうということなのかな。
これやっぱり抽象的であんまり動かしてないんですけど、この2つをくっつけることによって新しい世界を生み出そうんだということが彼の目的だったわけですね。
ハイエヴォリューショナリーはそういう実験ですよね。
こうするのが好きなキャラ、好きなキャラ。
マットサイエンティスト的な。
マットサイエンティスト的なキャラクターで、その実験の一つとして2つの地球をぶつけてみたらどうなるかなということですね。
ヤバ。
アベンジャーズとチャンピオンズはカウンターアースに乗り込んで、この陰謀というかイカれた実験を止めようとするんですが、その中でビブちゃんとファルコンが捕まってしまうんですよね。
ビブちゃんというのは人造人間ビジョンの娘。
当然人造人間。
ロボッコですね。
ファルコンは昔キャプテンアメリカだったこともある羽を背負った男性です。
ロボッコに比べてめちゃくちゃキャラが弱い気がします。
今回初めて知ったんですけど、彼は鳥とテレパシーで話せるんですね。
そんな能力があるらしい。
鳥の視点も共有できるみたいな。
MCUではそんなこと言ってなかったからね。
知らん設定でしたが。
2人が改造手術を受けちゃうんですね。
まずヤバい方からですね。
やっぱりこれイカれてるなって思ったんですけど、まずビブちゃん改造します。
お前を進化させてやろう。
改造手術を受けてどうなったか。
人間になります。
せっかくロボッコだったのに、単なるタンポクシスの退屈な集合体になってしまいました。
個性が完全に奪われましたね。
能力も奪われました。
そしてファルコンも改造手術を受ける。
私はてっきり鳥人間にされるんじゃないのかなって思った。
絶対にファルコンは鳥人間にされる。
しかもビブちゃんとファルコンが両方捕まるんだけど、先に手術台に送られるのがファルコンだから。
これ絶対鳥人間だって。
なんならここで本当の翼を手に入れましたっていうキャラ編が。
逆に強化イベントみたいなね。
27:01
でもいいぐらいのつもりで見てたけど、マジで捕まった間なんだったんだっていうぐらい何にもなかった。
ビブちゃんはシンセゾイドボディから人間のタンパクスボディになったのに。
この辺もファルコンはもうちょっとキャラが弱いかなって思っちゃう。
あとウエストコーストアベンジャーズでホークアイがホークになる展開あったんで。
どうしてもあれと比べちゃうだね。
あれもさ、なったはいいがすぐ戻るしさ。
だからここで獣神にされたとて、焦りが薄いよ。
そんなことがありました。
そんな改造手術を受けながら、その星を制御するような機械を止めるわけですね。
ところがその機械の前にはハイエボリューショナリーの息子が待ち構えていたわけですね。
親子関係っていうのがここでもってことですね。
そうだね。
どうやらこの娘は慈悲の心を持っていたせいで遊兵されていたらしい。
彼女もまた父親と同じ遺伝子を受け継いでいる。
ビブちゃんと似てますよね。
似てますね。
その慈悲の心を持っていたせいで遊兵されていた。
カマラちゃんがそれを説得して、なんとか協力してほしいと。
このままではカウンターアースも我々の地球も滅びてしまうと。
ビブちゃんね。
あ、ビブちゃんかそうだ。
人間になってるかちょっと困らしちゃった。
人間で踊る子の見分けが疲れてる。
見分けが疲れてる。
ビブちゃんが説得してあげて、それならわかったということで、どいてくれるんですね。
ビブちゃんは自分の命を犠牲にして、その機械を止めるスイッチを押しましたと。
めでたしめでたし。
これがこのお話の前半部分。
そうですね。
この今回のタイトル、ワールドコライド。
コライドが衝突みたいな意味だよね。
だから、実際ワールドコライド部分はこれで終わり。
そうだね。
アベンジャーズとジャンピオンズのお祭り騒ぎイベントは大体ここまでで終わりです。
ここまで読んで、価値観バトルが始まるかなと思ったら、意外と協力的にアベンジャーズ。
そうだよね、タイトルの時点で分かってたね。
アベンジャーズVSジャンピオンズじゃないもんね。
あー、なるほど。
アベンジャーズ&ジャンピオンズだから、オー&で来たかと思ったけど、ここからだよね。
ここからですよ、皆さん。ここからがすごいですよ、この作品。
結局、2つの地球の衝突を止める装置を命がけで止めたビブちゃんだったんだけど、よくわからない世界に転送されてたということですね。
ハイエヴォリューショナリーと一緒に謎の世界に閉じ込められてるんですが、戻りたいと。
一方で元の地球では、ビブちゃんのお父さんであるビジョンが娘を失った悲しみから、もう一体シンセゾイドを。
30:04
娘を復活させようとして新しいロボを作り始めるんですね。
もちろん、ワスプからは、そんなことをやっても娘は戻ってこない。そこにいるのは幽霊だと言われてるんだけどね。
ただ、この新しくビジョンが作ったシンセゾイドボディと、謎の空間に閉じ込められてるビブちゃんの精神がシンクロ。
情報世界みたいな場所なんですよね。その世界にいたんですが、ビジョンが器というか端末を作ったことによって、現世に呼び出されて戻ってくることができたんですね。
ビブちゃんってすごい良いキャラなのに、ここで使い捨てるかって思うもんね。
だからこうやって戻すんだなと思ったら、ひねり加えてきましたね。
なんと戻ったら、生身のタンパク質ボディ、人間の体を持ったビブちゃんと、お父さんが作ってたシンセゾイドボディのビブちゃんの2人が現世に存在することになってしまう。
娘が2人増えてしまう。それぞれ当然自我を持っている存在として、復活してしまうっていう展開なんですよね。
これ読んだ時、もう感動しましたね。震えましたね。めっちゃ面白いじゃん。
めっちゃ面白い。普通にすげー怖いと思うんですよ。
そう、怖い。怖い。作品の空気がこの瞬間にガラッと変わるんですよね。
これ、サイコロジカルファミリーホラーだって思いましたね。
ビジョンというタイトルのアメコミ、以前もやりましたが。
トムキングが書いたビジョンという作品は、大傑作でしたね。
ラジオでも以前扱いました。
ヒーローものではないよね。オビカなんかにもね、サイコロジカルファミリーホラーって書いてあったんで、ジャンル。
ジャンル、サイコロジカルファミリーホラー。サイコロジカルファミリーホラーってなんだよって思って読んでみたら、マジでサイコロジカルファミリーホラーだったっていう作品でしたね。
そしてその続きがまさかここで読めるとはっていう感じでしたね。
ぜひビジョン読んでからね。
これはビジョン読んでて好きだったら絶対読んでもらいたいし、ビジョン読んでほしいね。
だから過去の自分というか、体が違うだけの自分と暮らすことになるんですよね。
これ一応姉妹っていうことになって、タンパク質ボディの方が姉と呼ばれて、シンセドイドが妹ってことになってるんですが、やっぱ父親がさ、そもそもロボじゃないですか。
このコミュニケーションの難しさみたいのを描いていくのがめちゃくちゃサイコロジカルファミリーホラーっぽいなって思ったわ。
寝るときのシーン。シンセドイドボディの方のVIVには、右の米紙を3度押してスリープモードを起動したまえ。それで寝れるんだ。
33:01
で、一方でそのタンパク質の方には、VIVって呼ばれるんですよね。君の睡眠動員法は私には。
分からないってことなんでしょうが。父親もわざわざそんなこと言うなよ。
いやだからそのシンセドイドボディと人間の体。ここね。シンセドイドボディってマジで便利で、常時ネットワーク接続されてるんだよね。
で、体からWi-Fi出てるっていう表現がありましたもんね。すごい機能も持ってるんですが。
一方で人間の体は弱く脆い。その体の違いが2人の精神性の違いにもなっていったりして。
そうだね。確かに確かに。体によってお互いの考え方もどんどんどんどん変わっていくの面白いんですよね。
決定的になるのは、作品の中でワスプとビジョンの会話があるんですよね。
ビジョンも、まさか娘が2人いるとできるとは思わなかった。混乱してるんだと。
私は1人の娘しか想定してなかったと。2人の期待を裏切らないか不安しかないんだ。
っていう話をワスプとしてたんですが、それを偶然、ビビアン、シンセドイドボディの方が話を聞いてたんですね。
それで彼女は思ったんですよね。自分の姉はタンパク質になって能力を失って脆い体になってしまった。
そのことを彼女なりに苦悩していると。こけたら体が痛い。こんなことになるなんて。
父親もまた娘が2人いて混乱している。彼が欲しかったのは娘はただ1人だと。彼の願いを叶えなければ。
サイコロジカルファミリーフォークがじみてきましたね。
これ、ここから怖いですね。だんだん妹の方のビビアンがちょっとおかしくなっていく。
ちょっとずつおかしくなっていく。
この次のお話。死ぬほど怖かったんだけど。生身のビブが仲間に連絡を取って、
なんかちょっとお父さんが、妹もおかしいと。お父さんもちょっと聞いてくれないと。
っていうことを連絡するんだけれども、
いや、君が気にしすぎなんだよ。
気にしすぎだよ。家族の中ではよくあることだよ。妹とちょっと仲悪くなったりとか。よくあるよって。
これから馴染んでいくんだよとか言うんだけど、実はこの電話の相手は妹のシンセゾイドビビアンだったっていうシーン。
超怖い。
さっきも言ったようにWi-Fi飛ばせますし、その辺の機械の操り方。
電子機器は全て操れるっていう能力があるのでね。怖い。
あとシンセゾイドボディは体の密度を変えて物をすり抜けられるんですよね。
だからもうプライバシーもない状態で。
助けを求めることもできない。
逆にチャンピオンズからの連絡もビビアンの方が取ってたっていうことね。
36:00
家の中で家庭の中で起こる恐ろしいことが進行しているっていうホラーですよね。
ホラーですよ。地味に監禁されているようなもんですからね。
そんなようなことがありまして、やばいと仲間のところに行かなきゃってなったんだが、
もうビビアンがね、暴走しちゃって、ビブを殺しにかかってくる。
彼女なりに一応父親を幸せにしたいっていう思いもあるし、
昔彼女の母親というかビジョンの妻も人を殺してたことがあったので、
そういった記憶も彼女は持っているので、
そのお母さんのこともあって、あるいは父親も幸せにしたいしっていう思いで、
自分の姉ビブを殺そうとするんですよね。
普通にちょっと悲しくなりましたけどね。
めっちゃ悲しかった。
ビジョン一族って悲劇の一族じゃないですか。
辛いよね。
新しい家族が生まれてもこの悲劇の連鎖は止まらないのかって思いましたね。
もうこれ以上この家族を苦しめるのはやめてくれって。
時々ビジョンの階層が入るじゃん。
はいはいはい。
なんかああってなるよね。
ビブちゃんには幸せになってほしいなって思うよね。
襲われて殺されそうになって、
そこを正当防衛ですよね。
やってるところを、
なんかおかしいなって気づいたチャンピオンたちが入ってきて、
ビブがシンセゾイドのビビアンを殺す瞬間を目撃されてしまう。
何をしてるの?
このちょっとした誤解というかさ、
ボタンの掛け違いでどんどん状況が悲惨になっていくのもビジョンっぽさありますよね。
前扱ったの。
前のビジョンもね。
ビジョンのお話もこんな話でしたもんね。
状況を改善しようと思ってたら、
どんどん。
どんどん坂道を転がり落ちるように悲劇が起きていく。
今回もね、
チャンピオンズに殺人シーンを見られてしまったっていうのを見たときに、
あ、終わった。
2度目のビジョンが始まる。
ちょっとしちゃいましたね。
ところが今回はね、
一応記録が残っていた。
運よく。
ビビアンがちょっとおかしくなっていったってことをみんなに分かってもらえて、
生徒防衛だということをみんなに知ってもらえたっていう風にね。
一応いい方向にはなるんですが、
いやーもうハラハラしっぱなしでしたね。
いやーハラハラしっぱなしでしたねー。
ハラハラしっぱなしでしたし。
まあでも、落ちはこんなところかって感じですね。
それで、ただやっぱ妹を殺してしまったっていう事実はあるわけで、
その妹のことも責任を取って、
っていうことで最後はシンセゾイドボディに自分の意識を転送して、
ビビちゃんは再び一つになるということですね。
39:04
綺麗な終わり方ですよね。
綺麗な終わり方ですね。
私これを読んで思ったのが、
ビジョンの一族って、前に扱ったビジョンのお話のやり越しですね。
アメコインのビジョンの中で、家族を失ってしまっていて、
その記憶を感情抑制回路で無理矢理抑えてるっていう話が、
このチャンピオン図士で出てきたんですよね。
でも今回もう一回妹ができて、それも失ってしまう。
もう一度家族を失うっていう経験をしたんですけど、
今回はそれを受け入れて、文字通り自分の体の一部として、
その記憶とか感情を恐らく一部として生きていくことを決めるっていう意味。
感情を抑制するんじゃなくて、受け入れるっていう方向に話が行ってたんで、
そういう意味では以前のビジョンの話に比べると、
成長というか前向き?
エボリューショナリーの言葉を借りたら、進化することができたのかなと思ったかな。
ビジョンでもさ、お話の中でも、家族が死ぬ時にビブちゃんが祈りを捧げるっていうシーンもあったし、
あれめっちゃいいシーン。
めっちゃいいシーンだったよね。
寝る前のお祈りでしょ。
そうそう。
いいシーンだったね。
そういう人間らしさっていうか、単なるロボじゃなかったんですけど、
それがさらに人間に近づいてきているような印象のお話でしたね。
漫画ビジョンの中では、ビブちゃんは同級生にちょっとこういう心的なことを抱いたりとかだったのに、
チャンピオンズに出てきたら、急にめちゃくちゃロボになってて、
そうだそうだ。
私はその感情的なキスをしたことはありませんみたいなキャラになってて、
うわぁ、めっちゃロボになってるって思って、
ヒーローがいっぱいいるから、キャラの個性を出すためにロボっ子になったのかなと思ったら、
感情をね、家族を失って辛い経験をしてきたから感情を抑制してたんだっていうのが後で書かれて、
つら!って思ってたけど。
そういう意味ではこのチャンピオンズ4、3巻でまたね、一つビブちゃんを。
確かに、ビブちゃんが感情を取り戻すお話として読んでもいいのかもしれないね。
ビジョンもね、感情のデータが重すぎて感情を消去したりしたから。
やばいよね。やばい一族かもしれない。
でもそういう意味ですごく良かったね。
最後ビブちゃんも楽しそうに過ごしてたんで、良かった良かったって。
はい、というわけでアベンジャーズ&チャンピオンズワールドコライドでした。
最初にも言ったんだけど、前半のアベンジャーズとの絡みの部分が普通だったなって思った。
私結構アクションシーンが多かったからね。派手な絵面で楽しめましたね。賑やかな漫画でしたね。
ただ後半部分のビジョンの続きとなるサイコロジカルファミリーホラーの部分は、もうおほおほっていう感じで読めましたし。
あとその前半部分に対するちょっとした不満も、最後若サイクロプスがですね。
42:06
チャンピオンズの話は全然してない。ほとんどビジョン親が話しちゃったけど。
チャンピオンズには若かりし頃のサイクロプスがいるんですよ。
これもすごいよね。過去から連れてきたんだよね。
過去から連れてきた。そのサイクロプスがXメンがヤバいからそっちに行くんだっていう話です。
過去に帰ると。
そこでカマラちゃんがアベンジャーズと協力して地球を救った。それは最高だよね。
でもそれはチャンピオンズの目的じゃない。チャンピオンズは悪党を殴るために結成したんじゃない。
最近はそればっかりだけど、前向きに世界を起こすために作ったんだっていうシーンがあって。
言ってるね。
ここが良かったですね。チャンピオンズはそういう経緯で誕生して、一環ではそういう社会問題的なものと戦ってたけど、
やっぱり色んな作品を描ける、それこそサイクロジカルファミリーフォーラーみたいなのから、
色々描けるアメコミっていう文脈だけど、やっぱり悪党を殴るっていうところから離れるのは難しいんだなと思って。
確かに今回の前半部分はまさに悪党を殴る話ではあったよね。
だからここのカマラちゃんのセリフは、カマラちゃんっていうキャラクターの叫びでもあると同時に、
ライターのマーク・ウェイドも話し作り苦労したんだろうなってちょっと思っちゃって。
なるほどね。
なんかでもそういうチャンピオンズっていうチームの本質とか原点みたいなものを、
このマーク・ウェイドが描いてきたチャンピオンズのラストのところで言ったのはすごく良かったなと思いますね。
なるほどね。面白い。ハルクも最後に言ってるね。
過去のことをいちいち気にやむなって。何を目指す?答えは君なら知ってるだろう。
明日の世界を変える。
素晴らしい。これまでは今は確かに悪党を殴る漫画ばっかりかもしれないが、
明日の世界を変える漫画が必ずできるという決意表明ですね。
ベテランがこれ描いてるって思うとなんか感慨深いね。
そうね。でもマーク・ウェイドはキングダムカムベテランですからね。
大ベテランがこれをね、決意表明じゃないけど熱いメッセージですよね。
アメコミ面白いなって思いますね。
確かに。
まあそういうわけで、いろんな意味でお勧めできる。
本当にお勧めです。
本当にちょっとビジョン親子の話ばっかりしちゃったけど、
一応若手ヒーローチームとしてのあれやこれやもあって。
ヒーローとしての悩みとか、お互いの人間関係とかね。
あるいはギャグシーンとかもね、結構多めに入ってるので。
ホラーばっかりではないので。
ただやっぱりビジョンを読んだ人にはここまで読んでほしいですね。
本当に。
なんか良かった。やっぱりビブちゃんの一つの幸せな結論とね。
45:02
ビジョン親子の辿り着いた場所っていうのをね、ぜひ見てもらいたいなと。
感情を取り戻せてよかった。
じゃあいつものお願いします。
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思ったらぜひ。
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はい。いつでもお待ちしております。
また、モービウスですかね。
映画モービウスありますし、
マーベルドラマのムーンライトも始まりますし、
またマーベル盛り上がっていきます。
映像作品どんどん出てきますね。
そんなのも一緒に読んでいけたらなと思ってます。
はい。
それではまた次回。さよなら。
さよなら。
今日職場でさ、同期にさ、DCU見てるって聞かれて。
DCU?
あの、俺勝手にDCエクステンドユニバース、
つまりDCの映画の話だと思って、
もちろんって言ったんだけど、
今、安倍博史主演でDCUってドラマやってるらしくて、
途中でその間違いに気づいたんだけど、
結構な勢いでもちろんって言っちゃったから、
ちょっと訂正できなくて、
その子がそのドラマ知ってる体で、
ちょっと話を乗り切ってしまった。
めっちゃ面白い。
こういう知った勝手なのはね、
良くないと思うんですけどね。
これをきっかけに本当に見れば、
新しい世界を開くきっかけになるかもしれない。
もうすぐ最終回らしいです。
ちょっと追っかけて、
追っかけて嘘を本当に変えたいと思います。
明日を変えよう。