1. 邦訳アメコミ雨あられ【毎週土曜深夜更新】
  2. #064 バットマン:ダークナイト
2021-09-18 1:01:11

#064 バットマン:ダークナイト

バットマンデイスペシャル
 番組への感想やリクエストなどがあれば「#邦訳雨あられ」をつけてTwitterに投稿するか、amecomiamearare@gmail.comまでお願いします。
00:03
邦訳アメコミ雨あられバットマンデースペシャル!
というわけでですね、本日9月の18日は、あと明日もかな、9月18、19は
バットマンの日。バットマンの日。バットマンデーですね。 なんかバットマンとゆっかりがあるんですか?
いや、特にはないです。 えっ?
特にはないんだけど、みんなでバットマンを盛り上げていこうぜと。 あーなるほど。いいじゃん。そういう日ですね。
あ、じゃあ作られた記念日ってこと? そういうことそういうこと。 人工的な、人工的だというか。
いや、それは人工的だろうよ。 あーそう、あらゆる記念日は確かに人工的だと。
自然発生的な、そんな旬分とか。 君が美味しいって言ったからサラダ記念日ができるみたいなあれだよね。
人為的じゃん。 あーなるほど。バットマン記念日か。
そうです。まあ別にこの日がバットマンの初登場の日とかそういうことではないんだが、
まあみんなでバットマンを盛り上げていこうぜという日ですね。 おーいいじゃん。
バットマンファンデっていうねサイトがあって、そこでバットマンの日を盛り上げていこうぜみたいなことを言ってて、我々のラジオもね宣伝していただいたり。
ありがたい話でした。 あと小学館終焉者プロダクションでもバットマン関連の本を買うとちょっとしたノベルティをくれたりとか、
あと試し読み、バットマン系の翻訳アメコミの試し読みを増量したりするので、ぜひぜひ。
じゃあこれを機会にバットマンファンになれると。いいじゃないですか。
あとアメトイ屋さんとかでも独自にバットマン商品を買うと缶バッチくれたりとか。
そういうのをやっているみたいなので。結構いろんなところで盛り上げるための活動があるんですね。
そうですそうです。何かしらの勢いがあるかと思いますので、我々もバットマンを盛り上げていきたいんですが、
やることは変わらない。いつも通り翻訳のアメコミを紹介していくということでですね。
今日のテーマはバットマンダークナイトですね。
リクエストでも結構何通も寄せられていた。
そうですね。今回やるこのバットマンダークナイトって、ダークナイトリターンズっていうのと、
ダークナイトストライクスアゲインという続編ですね。
この2冊が合本1冊になっているやつなんですけれども、以前リクエストもあり、番組で紹介したメールもあったかと思います。
そうですね。特に2本目の方かな。ダークナイトストライクスアゲインをぜひ紹介してほしいみたいな意見がありましたね。
そのメールを読んでから何ヶ月経ったのかって話ですが。
メールありがとうございました。私は忘れておりません。
伏線を回収。
ようやく。数ヶ月ぶりの伏線回収だね。
いつも番組の終わりにリクエストがあればって言ってるけどね。一向に答えないっていう。
本当にクソ野郎。
ありがとうございます。
まずこのダークナイトリターンズという作品なんですけど、もう温存してたわけですけどね。
03:02
ウォッチメンと並ぶ現代アメコミの2大巨頭ですね。
ウォッチメンも以前扱いましたが、それと並ぶアメコミの歴史を変えたとされている作品。
そうですね。名作でございます。
ライターはフランクミラー。
フランクミラーはこちらのラジオでも何度も紹介してきた。
そうですね。なんだっけ?シンシティ?
シンシティですとか。
あとは、目の見えない弁護士が出てくる。
ああ、そうでした。
デアデビル。
デアデビルも。
フランクミラーでしたね。
ちょっとハードボイルドな。
ちょっと暴力描写が多めな。
バイオレンスなライターだということで。
シンシティ、あと300も映画化してますし、本当に有名ライター。
シンシティも映画化して。
2回もされてますからね。
このダークナイトリターンズは1986年に発表された作品で、
当時アメコミはあまり暴力的な描写であるとか、犯罪の描写を描くことができないという状況がある中で、
コミックを売る場所を変えたりするということで、
少し自由にやれるような雰囲気が出てきたところで、
ウォッチメンとか、このダークナイトリターンズのような大人の読み物というか、
少し政治的なものであったり哲学的なものを加味することで、
コミックの質をググッと上げたと。
大人の鑑賞に耐えうるという言われるアレですね。
そういう歴史の転換点になった作品といえます。
突っ込まれないように一応言ってるけど、
それ以前から社会派のコミックとかあったりしたんだけど、
アイコンとしてね。
社会全体から大きく高く評価された作品として。
ウォッチメンとダークナイトリターンズというのが一つあると。
二大巨頭と呼ばれる有縁ということなんですね。
フランク・ミラー自身もこのダークナイトリターンズを発表した翌年に、
バットマンイヤー1というバットマンのオリジンを語り直した作品を発表していて、
本当に今まで続くバットマン像を打ち立てたライターと言ってもいいんじゃないかな。
前の映画版のバットマンとかも影響を受けてるわけですね。
ノーランバンですね。
ノーランバンはダークナイトの影響をすごく受けてると思います。タイトルはダークナイトですね。
ノーランバンのもう一個前の映画のバットマンシリーズもこの系譜の中に位置づけられるんですかね。
いや、位置づけられないでしょ。だって1986年?あれ?
ティム・バートン版ってことでしょ?
そうそう。あれってこの時期じゃなかったっけ?
あれってこの時期か。そうか。
ごめん、全然違うこと言ってたら申し訳ない。
06:01
ちょっと調べてみましょう。
ちょっと調べるわ。
でもあんまりこうなんていうか、フランク・ミラー的な暴力的なバットマンじゃない気がするけど。
あんまり不殺にこだわらないところとか。その話したらダークナイトのバットマンは不殺にこだわるよね。
ダークナイト・リターンズが1986年。今回も紹介するストライクス・アゲイン、2作目が2001年。
そして3作目、ダークナイト・マスター・レイスっていうのが2015年に発表されて、だいたい15年おきに新作が出る。
リブートかけられるわけですね。
ミラーのバットマンですね。
ちなみにティム・バートン版のバットマンは1989年ですね。
じゃあこの後か。そうかそうか。このダークな雰囲気に惹かれてやったのか。
そういうのもあるかもしれないね。
バートン版のバットマンも結構好きで。
面白いよね。
面白いし、ティム・バートンだなっていう感じのゴスタムがすごい好き。
ティム・バートンっぽさ確かにある。街並みとかね。
特にリターンズね。最高だよね。めっちゃ好きなんだけど。
というわけで映画から入った人も結構いいんじゃないかなって。
共感しやすい、理解しやすい内容かもしれないよね。
というわけでこの名作。ネタバレありでいきますので、ぜひ読んでもらいたいし。
本当に面白かったですね。本当に面白かった。
さっき言った試し読みで冒頭の部分何ページか50ページくらい読めたと思うので、その辺り読んでもらってもいいし。
あとアニメ化も最近してて、前後編でそれぞれ100円でAmazonビデオでメンタル購入できるので、3時間くらい見てもらってもいいかなと思います。
コミックス以外でも楽しみ方がいろいろできる作品。
だいたいコミックスと内容一緒なんで。
それ見ていただいてからこのラジオを聞いてもいいかもしれないし。
ぜひぜひみんなでバットマンの日ね盛り上げていきましょう。
さっきバートン版のバットマンがダークナイトリターンズの影響を受けてないでしょうって速攻で言っちゃったんだけど、冷静に考えれば今まで子供の読み物だったバットマンが
ああいう一般ラインの映画になるっていうこと自体がコミックの扱われ方の転換点を表してるわけだから。
影響あるよね。
ダークナイトリターンズがヒットしてそれきっかけで制作が決まったのかな。
今普通にアメコミ映画っていっぱいやっててさ、それ別に子供向けだとみんな思わず普通に見に行くじゃないですか。
そういう路線ってやっぱりダークナイトとかウォッチメンとかの成功が下敷きにあるのかもね。
09:02
歴史の流れの中であるのかもね。みんながMCU楽しめるのもダークナイトリターンズがあったから。
遠いところにはその理由としてね、あるって言えるかもしれないですね。
なるほど、面白い。
失礼いたしました。
とんでもございません。
まずはダークナイトリターンズの方からね、話していこうかと思うんですけど。
いやー、まあ名作でしたでしょ。
今回この番組撮るために初めて読んだんですけど、まあ面白かったね。
正直ね、ウォッチメンよりちょっと好きかもしれないって思ったわ。
歴史的に見て、これが急に出てきたっていうのの凄さを抜きにしても面白いよね。
よく古典って言われる作品ってさ、時間経ってから今見てちゃうと、今となっては当たり前のことが描かれているせいで、当時の衝撃がわからない。
スターウォーズ1の衝撃がわからないとか言っているじゃないですか。
そういうのももしかしたらあるかもなって心の隅っこで思ってたんだけど、読み始めたらもう全然大丈夫でした。
今読んでもうめちゃくちゃ面白かった。
そこがやっぱり凄いところですね。
色褪せない名作ですね。
エヴァーグリーンのマスターピースですね。
今回出てくるバットマンはもう既に引退をしている。55歳でしたね。
10年前に引退したって書いてあったんで。
早期退職。
早期退職、まあ45歳定年生ってね。
さっきちょっとニュースにもらったらしい。
年齢がぴったり重なる。
いろいろ考えさせられますが。
早期退職最近流行りだしね。
ファイヤー?
ファイヤーとかいいよね。
羨ましいわ。
めっちゃ羨ましいね。
たくさんお金稼いで。
我々は何十年間労働者を続けないといけない。
30年やんなくちゃいけないから。
やべー。
やべー。もう疲れたよ。
ということで、バットマンを引退していると。
一応理由のほのめかしとして、ロビンのスーツを眺めて。
鑑賞にふけているところがあるので。
ジェイソンの死がきっかけなのかなとは感じさせますよね。
そうですね。
なんだけど、結構ブルース・ウェインはブルース・ウェイン。
引退したとはいえって感じがしますよね。
すげー速い車に乗ってスリル楽しんだり。
そうだね。レースみたいなことをやってね。
あとゴードン本部長とは未だにちゃんと関係があったり。
このゴードン本部長はバットマンの人とは知っている風ですね。
知っている風ですね。
まあ、街はバットマンがいないからか、どんどん荒れていると。
人々の心は荒廃してきているような感じですね。
バットマン自身も絡まれますね。
絡まれます。場所は例のあの場所。
両親が殺された暗いマレー。
そこでチンピラたちに引退したバットマンが絡まれてしまうんですね。
バットマンが引退したとは言えば、かなり凄みというか迫力があるみたいで、
チンピラたちが引いちゃうんですよね。あまりにも怖すぎて。
12:01
ヤバいってこの親父。マジでヤバいって。
こんな奴に相手するよりゲーセンにしようって。
ゲーセンの方が絶対面白いって。
絡むのをやめて、チンピラたちが逃げていくという導入でしたね。
さすがバットマン。
笑っちゃいましたね。
確かに80年代後半だからゲームセンターが一気に広がっている時期でしょうし、
エンタメとしてはバットマンよりゲームセンター。
そういうメタ的な読みというか。
あるのかもしれないですね。
それからお話の流れとしてはバットマンが復活することになるんですが、
きっかけの一つとしてトゥーフェイス。
トゥーフェイスはダークナイトでも出てきたのでご存知だと思うんですけど、
顔の半分がただれていて、コインの裏表で人を殺すか殺さないか決めたりする。
かっこいいよね。
かっこいいかっこいいキャラクターなんですけど、
ウェイン財団が、ブルース・ウェインがお金を出してトゥーフェイスの整形手術。
顔を元に戻してあげようとやったらしいんじゃない?
そしたら内面の方も落ち着いて。
魔人間って言い方も怖いよね。
今しゃべったと思ったけど、確かに顔を治療して精神的な歪みも元に戻るみたいな発想結構怖いよね。
つまり、魔人間っていう言葉は魔人間じゃない人間を暗黙のうちに前提としてるわけだから。
見にくい人間、美しくない人間はっていう。
怖い。
でもそれで治療した結果、どうやらトゥーフェイス、ハーヴィーデント元の人格に戻ったらしいという。
そうそう、トゥーフェイスがハーヴィーデントに戻ったと。
治療は成功しましたというふうにテレビで大体的に発表してね、退院します。
おめでとうってことをしていたら、行方がわからなくなる。
やっちまったなってことですね。治療法が多分間違ってたと思います。
バットマンはそういう経験を通して、どんどん荒れていく街。
トゥーフェイスの治療の失敗。
こういうのを通して、自分の正義っていうものについて少し揺らぎがね。
そうね、引退したままでいいんだろうかっていうのもあったかもしれないですね。
というわけで、老退に鞭を打って、再びバットマンになるわけですね。
コスチュームに身を包んで、チンピラたちを殴り倒す55歳。
怖っ。
まあなんですけど、それはそれでね、結構骨太でかっこいいんですよね。
若い時とは違って、上手く体が使えないとか、すぐ筋肉が悲鳴を上げてしまうみたいなこと。
昔みたいに壁が登れないみたいなね。
マッサージされるシーンがあるんですけど、もう少し浅しく揉んでくれるみたいなことを言ってますしね。
置いたバットマン良かったね。
オールドマン・ローガンの時にも言ったけど、置いたヒーローってまたちょっといい渋みがね。
15:05
昔の姿を普段見てるだけにギャップの良さもあるし、とはいえそれなりの戦い方を身につけてるみたいなね。
めっちゃ魅力的でしたよ。
ハーヴィー、バットマンが追い詰めるわけなんですけど、このシーンもね。
痺れますね。めちゃくちゃかっこいいですね。
これもやっぱり言えるのでしょうかね。
トゥーフェイスの主張としては、顔を戻して顔が治ったらみんな俺のことをまとも扱いしたと。
いやいやそうじゃないと。
本質的な部分はっていうことなんですかね。まともって何なんだよっていうことを。
投げかけ的に狂っていたんだっていうことに近いのかもしれないけど、そもそも狂ってるって何なんだよって話ね。
そういう戦役の難しさをね、教えてくれますよね。
面白い、すごいね。いいシーンなんですよね。
笑えよバットマン、俺を見ろ。見てくれよってバットマンが見るんだけど。見えたよハーヴィー、君の素顔が。
まずはハーヴィーデント、その次のコマではトゥーフェイスの見にくい、ただれた顔が前面になっている顔。
で最後もうどっちともつかない無の顔が見えて。
逆にバットマンの方は獣のコウモリに見えるっていうね。
人間の本質がコウモリに見えるっていうことなんですかね。
これすごくかっこいいシーンなんでね、ぜひ読んでほしいところですよね。
やっぱバットマンの、フランク・ミラーが描くバットマンって結構、獣性、獣性というか、バイオレンスの野蛮なところがあって、
もちろん正義とか考えてるんだけど、それ以上に抑圧してくる者に対する反骨心であるとか、
単純に悪い奴を殴りたいっていう欲求も見え隠れするというか。
確かに、ダークナイトリターンズでも暴力そのものへの欲求みたいなの描かれますよね。
ラグールの楽しいというか、暴力のヒーローになれて嬉しいみたいなことあるよね。
フランク・ミラーはさっきも言ったけど、イヤー1っていうバットマンのオリジンの語り直しもやってたし、
そこから現代のバットマン像で積み上げられてくるんだけど、フランク・ミラーはフランク・ミラーで、
言ってみればフランク・ミラーバースみたいなDC世界を独自に形成してる感じがするんだよね。
翻訳されてるのも、ダークナイトリターンズの1・2・3とイヤー1と、その他にも、
オールスター・バットマン&ロビンっていうのがあって、それもやっぱめちゃくちゃ暴力的で、
ロビンのことをさらってきて、洞窟で自分でサバイバルして生き延びるみたいなことを言うみたいなヤバいバットマンとか、
18:04
あと最近翻訳されたんだけど、スーパーマンイヤー1っていうのも、
こういうダークナイトリターンズに続いてきそうなフランク・ミラーの描くバットマンって感じ。
なるほど。フランク・ミラー自身で自分の中である歴史じゃないけど、そのユニバースを作り上げてきてるんだ。
これまた後でストライク・サー・ゲインの時に話そうかなと思うけど、
多分フランク・ミラー的にはスーパーマンはワンダーウーマンとくっつくべきだって。
そういう解釈でしたね。
そういう独自のDC世界があると思うので、それはそれでまた。
これはこれで読み応えありましたね。
というわけで本作品のテーマとして。
善悪の揺らぎ、正気と狂気の狭間みたいなところがありますよね。
区別つけることはできないんだっていうテーマがこのトゥーフェイストの対決から第1話から描かれてるって感じがしますよね。
ちょうどこのトゥーフェイストの決着ぐらいまでが、小プロのサイトで試し読みができるところなんで。
めっちゃいい導入じゃん。
ここまででもいいからちょっとみんなに読んでほしいですね。
確かに全体の塩梅と言いますか。
だいたいこういうお話なのってよく分かるよね。
雰囲気伝わると思うしね。霧もいいしな。
20日までだったかな?この増量の期間も。
もうだいぶ迫ってますけど、まだ間に合いますね。
まだ間に合います。
ぜひ連休出してね。
連休使ってね。やる気ないからね今あんまり。
いいんじゃないかなと思います。
今回さ、結構バットマンが一騎打ちするっていうか、戦う相手っていうのがトゥーフェイストから始まり、
ミュータント団、ジョーカー、そしてスーパーマンと。
段階を踏んでる感じがある。
格が上がっていく感じですかね。
まずこのトゥーフェイストだけじゃないけど、きっかけでバットマンが復活する。
このバットマンが復活したことがテレビでね、是非がすごく討論されるというか。
テレビもね、すごく今回の作品で繰り返し出てくるものではありますけどね。
バットマンの時系活動が果たして正義か悪かっていうことをテレビのトークショーで繰り返し描かれていくんですよね。
確かに実際救われる人間はいるんだけれども、とはいえ法を犯してるからね。
こんなのを受け入れてしまっていいのかダメだろう。あるいはいやいいんだと。
それ自体がやっぱりさ、簡単に解決できるような問題じゃないからだけど、今でもコミックの中でよく問われる内容かななんて。
その正義の味方が暴力を振るうことを是非。
お前の判断で暴力を振るっていいのかよっていう問題ですよね。
ダークナイトとかも割とそういうところがあった。映画もそうだね。
やっぱりそういう意味でも、与えた影響はでかいでしょう。
後々まで続いてるよね。
今ちょっと話を出しましたけど、ミュータント団ですね。
逆にこのバットマンがメディアに取り上げられたりすることで、ミュータント団も声明を出すと。
21:08
ゴードンを殺す。
ギャング組織、同じユニフォームを着たギャング組織なんですよね。
そいつらがニックキー、ゴードン本部長を殺してやると。
バットマンも殺すと。
俺たちはゴッサムだと。
俺たちこそがゴッサムだっていうね。
バットマンと確かに似てるところもなくはないですよね。
確かにね。この街は俺のものだって感じはバットマンもそういうこと言う時あるよね。
バットマンを見て育ってきた子供たちなんですかね。
さっきおじいちゃんになったバットマンが絡まれるって。
55歳ってあんまおじいちゃんで感じしないな。
そうね。今考えるとね。
コミックの中ではかなりおじいちゃんとして描かれてますね。
ベテランとしてね。
さっき言ったバットマンに絡んだ人もミュータント団っぽいですね。
そうだね。ファッション特徴的なんですよね。
バイザー。Xメンのサイクロプスみたいなバイザーして。
結構に長いバイザー。
近未来チックなジャケットみたいなの着てるんですよね。
北斗の県のジード団みたいな。
雑魚っぽさは高めですよね。
やっぱあれかな。マットマックスの影響とかあるんですかね。
そういう影響もあるのかもしれない。
80年代ファッションなのかもしれないよね。
80年代あるあるじゃないけどさ。
女性がすげーでかい肩パッドを入れた服着てたじゃないですか。
80年代って思うよね。
やっぱファッションって時代を映す鏡みたいなところあるよね。
ドレスの形で年代がわかるとか言うもんね。
それと同じことはゴッサムでも怒ってるってことですね。
あとテレビ番組の中でさ、狂気に犯された人間とかについて
無意識が原因なんだとか。
あーすごい言うね。
性的抑圧によってこういう犯罪走ってしまうんだ。
トラウマが原因なんだ。
心理学用語がどんどん出てくるのも80年代っぽいなって。
あーなるほど。
ちょうどそれ流行ってた時期ですよね。
かもね。
80年代90年代くらいだよね。
当時コミックもこういうの読んでるとどうこうって心理学的にみたいな。
いつの時代もいるんだねそういう人は。
やゆの対象になって結構きついこともあったっていうから表現がね。
80年代って時代も知ることができるっていうことですね。
そうだね時代の空気感っていうのが結構出てるところなのかもしれない。
あれも面白かったですね。
でまあミュータント団なんですけど、結構犯罪っていうか大暴れしまくってるので
バットマンとりあえず潰しに行きます。
その過程の中でですねミュータント団から女の子13歳とかだったかな。
13歳ですね。
作るんだけどそれがまあこのダークナイトシリーズに
24:01
ダークナイトリターンズのこのシリーズを通して活躍するキャリー・ケリーっていう。
女の子のキャラクターですね。
まあこのバットマンに助けてもらったことでバットマンに憧れ
お手製のロビンのコスチュームを着て時系活動とかバットマンを助けるっていう
押し掛けロビンです。
押し掛けロビン。これもいいロビンしてるんですよね。
まあいいロビンしてますね。
いろんなロビン言われましたけどちゃんと他のロビンとのキャラ分けがなされてますよね。
そうか。
マシン使いのキャラクターですね。ロボ使いキャラとして。
なるほど。
ロボットを操作しながらバットマンを助けてあげるっていう。
今回バットマン戦車みたいなやべえバットモービル乗ってるんですけど
そういうのでねサポートしてあげる。
機械いじりが趣味みたいなキャラでしたね。
まあいいキャラしてましたね。
いいキャラしてた。
ミュータント団なんかボス的な存在がいるんですけど
ヒトキはガタイのヒーロー。
体がでかいやつが偉いっていう組織なんですよね。
こいつをバットモービルとかで倒しちゃうのは簡単かもしれないが
そうすると頭を失った集団が野放しになっちゃうと考えたかどうかは知らんが
バットマン一騎討ちを。
肉弾戦で働ければいけないと。
やっぱりこの辺が暴力を好む印象を与えますよね。
そうだね。
やっぱ素手頃が大事だみたいな感じ。
殴り合いに入って。
そうヤンキーマンガの世界観とかね。
対バンで勝負しようやっていう感じですね。
対バンもただバット55歳ですからね。
勝てないんですよね。
いやーそりゃそうだよ55歳でさめちゃくちゃムキムキのさ
若者と殴り合って勝つなんてこれとんでもないことですよね。
とんでもないことですよね。
まあ一回負けますしね。
負けます。ちゃんと負けます。これもいいよね。
それもまあそこでキャリーちゃんのねちょっと出番があり助けてあげて
2度目。
再戦。
再戦。
リベンジマッチ。
で勝つと勝つということですね。
体力では負けてしまうので泥まみれになって
泥レスをね。
泥レスリングをして相手を打ち勝つというね。
まあこの辺も置いたなりの勝ち方。
そうね。
技の出し方みたいな。
老快さが出てますね。
いいよね。ベテランのプロレスラーを見てるからね。
テクニックで勝つっていうね。
えーまあこの結果ミュータント団はバットマンが率いることに
ヤンキーマンガの世界観だな。
バットマンこそが秩序だったということで気づくんですね。
お前がヘッドだって。
俺たちはバットマンの息子たちだ。サンオブバットマンだ。
ということで。
こいつらも極端な奴らですよね。
本当だよね。
この間までゴードンとバットマンを殺すなんて言ってたんですが
顔にバットマンのメイクをしてコウモリの絵を描くんですよね。
バイザーしてたのがコウモリ型のアイマスクみたいな感じでコウモリを描くっていうキャラね。
そして勝手に時系団活動を始めるという。
サンオブバットマン。
コミックスの影響ということなんですかねこれも。
まあなんかちょっと偶意がありそうな気がしますけど。
ウォッチメンと似てるところも多いなと思って。
27:01
ミュータント団みたいなギャング組織さ、ウォッチメンでも出てきたじゃん。
ちょん化けしてる奴ら。
ああ、いたね。
あれも揃いの衣装を着て、みたいな髪型で人々を襲ってる奴らとか出てきて。
あとやっぱりこの冷戦が終わりかけてる時期だけど、その影響で核ミサイルみたいなのも一つのテーマとして。
ベース対立はかなりね。
違いとして逆に面白いなと思ったのが、テレビの描き方とかウォッチメンとダークナイトリーダーランスって結構違うなと思って。
ウォッチメンの場合もテレビってすごく印象的な道具として使われてたじゃないですか。
あるヒーローが世界中の出来事を見守るために、世界中でのテレビ番組を一斉に見る。
見てましたね、オジマンディアス。
全体の情報はわかんないんだけど、なんとなく眺めることによって人々の無意識が理解できる。
言ってた言ってた。世の中の大きな流れがわかるんだよね。
暴力と性の欲求があると。これはきっと戦争が近いんだなんて未来を予言するシーンが。
あったね。その辺も確かにちょっと心理分析っぽいし。
80年代っぽいよね。
なのか。
そういう風にテレビ描いてたじゃないですか。
世界の動きを知る、世界を予言するためにヒーローがテレビを見ている。
一方でダークナイトの場合は、ある特定のテレビ番組にフォーカスを当てて、その番組の中でのトークショーで、バットマンに対してみんなどう思いますか?みたいなトークを続けていく。
ちょっと討論番組の体で。
体でやっていて。
善悪、良し悪しっていうのを、そうだね。
普通の人間たち、一般の人たちが一体、正義タグについてどう思ってるのか?みたいなことに注目してて。
この辺結構差として大きいのかなと思ってて。
ウォッチメンってヒーロー主体の話じゃないですか。
はいはいはい。
基本はヒーローたちのリアリティを描いた物語って言ったじゃないですか。
小さい人間関係を結構描くところもあるしね。
ヒーローと政治の関係とか、ヒーローと戦争、ヒーローの悩み、ヒーローのセックス、ヒーローの精神的トラウマとかそういうのを描いて、ウォッチメンはリアリティを生み出してる。
一方、ダークナイトの場合は、ヒーローというよりはヒーローがいる世界の一般人が一体どういう生き方をするのかという。
一般市民にリアリティを持たせて、作品としての大人っぽさ、現実感みたいなのを押し上げてるような。
描き方の差があるな。
なるほどなるほど。
ヒーローのリアリティとヒーローがいる世界のリアリティと。
そうそうそうそう。
テレビの見方も、ヒーローがテレビを見て将来を占うウォッチメンと、一般人がテレビに出てきて、その人たちが何を思うかを語り合う。
ダークナイトの差があって。
なるほど面白い。
これ面白いなと思いながら、ウォッチメンとの比較で。
確かに。
ヒーローがいる世界の市民が何するかっていうのも繰り返し描かれるんですよね。
なるほどなるほど。
なんとかさんは、例えばバットマンの影響を受けてこんなことをしましたみたいな。
バキでよくあるあれ。
名前と年齢が出てきて、インタビューシーンみたいな。
急にインタビューシーン挟まるよね。
バットマンを見て正義を成す人もいれば、それをきっかけで悪事を働いてしまう人もいるし。
30:06
個人的に好きなエピソードがあって、バットマンをすげえ嫌いであるという人が助けを呼ぶ声を聞いて、思わず助けてしまった。正義を成してしまったというシーンがあった。
なんかこの辺厚みに繋がってるなと思いましたね。
なるほどね。いいね。
ヒーローを好きな人が正義を成す。ヒーローを嫌いな人が悪いことをする。ここまではあるじゃん。
そこをさらに一歩進めて、ヒーローを嫌いな人間でも正義を成していい。
そしてそれは決してニュースになることはないし、テレビで取り上げられることもないんだっていう話が。
なるほど。
すごい短いエピソードになってきて。
いいエピソードだね。
めっちゃ感動するって思うし、これラストのめちゃくちゃ感動的な展開にも繋がってくる伏線としても機能してて。
よくできてるストーリーだなって。
素晴らしい作品だね。
本当に素晴らしかったね。
メディアの影響を全面に押し出すっていう演出は結構フランク・ミラーの特徴なのかもね。
2作目の方のストライク・サー・ゲインでもヒーローチックスっていうヒーローたちの活動に影響されたユーチューバーみたいな。
ヒーローのコスチュームを着て自分の立場を明言しろみたいな感じになったりして。
そうやってヒーローのいる世界で一般の人たちがどういう風にしているかっていうのをテレビとかを使って演出するっていうのね。
フランク・ミラー的な演出なのかもしれないですね。
そんなメディアの影響を受けるのはもちろん一般市民だけではなく。
そうですね。どんどん活動の規模が大きくなっていったことで、ついにあの人にバットマンの活動が届きます。
誰誰?
ジョーカーですね。
ついに。
どうやらバットマンが引退した時にジョーカーもつまんなくなって、引退しちゃったみたいな感じになって。
抜け殻みたいになってるんですよね。
で、病院でおとなしくしてたんだけど、バットマンのニュースを見て。
バットマン復活!
ダーリンって言って。
ニヤリと笑うジョーカー。
ジョーカー復活ですよ。
なんて畳若なバットマンだ。
で、ジョーカーはまたここでもまともになったフリをしてテレビショーに出してくれと。
これさ、映画のジョーカーの演出に似てますよね。あれもほらトークショーの番組に出演するっていう。
本当にジョーカーのジョーカーね。
そう、ジョーカーのジョーカー。似てるなとかちょっと思っちゃった。
確かに。で、もうそのショーの人皆殺しですからね。
皆殺しですよ。いいよね、ジョーカー。
で、子供人質にとって遊園地でまた大暴れ。
今回のフランク・ミラーバンのジョーカーはすごくがたいがよいですよね。
がたいがたい。
がたいがたい筋肉質だから出してて。
あのさ、作品が公開されて35周年記念ですか今年。
あ、そんな感じ。
86年だからね。
そうか。
あの、ん?違うか。
ん?25?
35周年。
35周年だね。
あの、マフェックスっていうところから今ダークナイトリターンズのフィギュア結構出てて。
33:08
ジョーカーも出ますね、フィギュア。
がたいの良いジョーカー。
参考画像を見るたびに逆三角形だなって。
すごい逆三角形なんだよね。
肩がすごい衣装なのか体型なのか。
肩パッドのせいなのかな。
肩パッドなのかな。
すげーがたいなんだよね。
で、またこのジョーカーがいいんだわ。
いい、ほんといい。素晴らしいジョーカーです。
とにかくこれもさ、どうなんだろう。これも結構現代に続くジョーカー像をさ、作ってるような気もするんだけど。
おー。
ね。
バトジョ的な。
バトジョ的な。
バットマンありきのジョーカーであるっていうところだね。
バットマンがいないと何もしないって。
バットマン出てきたから大暴れっていうね。また楽しそうでね。
動き動きですよね。
良かったね、バットマンが帰ってきてって思わず言いたくなるような。
ジョーカーの幸せそうな顔が見れるのもね。
私も嬉しいですよ、ジョーカーが幸せそうだと。
また最後がいいんだわ。
そう。
バットマン、ジョーカーと戦って勝つんだけど、とどめは刺さない。
いつものようにね。
いつものようにね。
殺しはしない。
殺しはしないって言うんだけど、なんと今回最後ジョーカーは自ら自らの首の骨を折って死にます。
結構衝撃的ですよね。
すごいよな。
バットマン、ジョーカーの対決のネタは今年に入っても何本かやりましたけど。
その衝撃度の中でもこれは結構上位にはランクインする。
ジョーカーのダストですよね。
自分で自分の首の骨を折る。
確かに。
そしてバットマンに殺人余儀を着せるっていう。
そうなんですよ。
すごいよね。
何が何でもバットマンの人生に自分の爪痕を残そうっていう。
ジョーカーの重い愛が。
重い愛情。
重い愛が満ちてくるわ。
そういうこともあってですね。
バットマンに殺人余儀がかかり、もう緩和できないと。
もうこのまま自警団活動を続けさせるわけにはいかんと。
ということでですね。
この世界、スーパーヒーローの活動が制限されてるんですけれども。
そんな中政府の公認ヒーローとしてですね。
活躍してるのがあの男。
胸にS文字。
スーパーマンですね。
おてつの男。
スーパーマン、バットマンにあんまり自警団活動派手にやんなと。
目つけられてるぞって忠告来てくれるんですけど。
いいやつだ。
バットマン全く聞かないので。
年取ってさらに頑固になってる感じがしますよね。
いやー偏屈ですね。
すげー嫌なジジイなんですよね。
というわけでスーパーマンが出動することになるんですが。
その前にですね。
ベースの対立。
アメリカとソ連の対決の中で核ミサイルが撃たれてしまったんで。
撃たれてしまって。
これもウォッチメンとの戦いでね。
ウォッチメン撃たなかったですね。
そうですね。
それを阻止しようって話だったのね。
こっちは撃っちゃうんだけど、スーパーマンが解決してくれると。
36:00
さすがスーパーマン。
戦うところすごいですよ。
ソ連対アメリカっていう感じじゃなくて、もう何?
ソ連対スーパーマンだもんね。
確かに。
アメリカ軍が何やってるかはあんまりわからないんですよね。
スーパーマンがいれば。
スーパーマンが大暴れっていう。
この辺もね、やっぱりちょっとスーパーマンみたいなやつが一刻のね。
軍事力として。
軍事力として働いたらどうなるっていう、まあ現代的な設定だよね。
あーなるほどね。
あー確かに。
ウォッチメンだとドクターマンハッターンが抑止力みたいになったって話だったもんね。
そうそうそうそう。
解決は避けられたっていう。
やっぱそういう意味で、そうだね。
ウォッチメンとダークナイトリターンズ比較してみようが面白いね。
ちょうど裏表じゃないけど、なんか似てるところ多いよね。
あるあるある。
政府の犬となったスーパーマン。
自由になったマンハッターンの差もありますよね。
それでですね、核ミサイルの影響で電子機器が使えなくなると。
電磁パルスが発生しちゃって、一体の電子機器が使えなくなるっていうシーンがちょっと間に挟まれるんですけど。
腕時計すら動かなくなるなんていう話がありますね。
この時にアメリカ全土の秩序がめちゃくちゃになっちゃうと。
カジマ泥棒的なものがたくさん出ちゃうっていうことだと思うんだけど。
その時にね、ゴッサムはなんと、ちゃんと秩序を取り戻せるんですよ。
これもね、素晴らしい。感動的な。
感動的でね。
ゴッサムなんかどうなることやらって感じですもんね。
そうだよ。普通の街々でね、そんな秩序を失うような大変な混乱が起こったのに、
ゴッサムなんかどうなるんだよって思ったら。
思いきや。
思いきやですよ。
なんと、あいつらですね、ミュータント団。
サンズ・オブ・バットマンになったミュータント団を引き連れて、
バットマンがですね、馬に乗ってゴッサムの治安を守るというシーン。
電化製品使えないでもバットモービルとかも使えないんですよね。
じゃあもう馬だろうと。
馬だろうと。
この時のことを予測して馬をいっぱい飼ってたんだなって。
本当かよっていう感じ。
さすが何にでも備えてる男。準備万端な男ですね。
馬と投げ縄で戦います。
いやー素晴らしいわ。
素晴らしい。
っていうようなこともありですね、ゴッサム。
これもまた一つのヒーローの在り方を見直す出来事になるわけなんですが、
スーパーマンが懲らしめに来るぞと。
戦いの場所に選んだのは当然、クライム・アレイですね。
二人で対決しようっていう理由のスーパーマンからはたし状が届くんですよね。
どうやって届くかっていうと。
宇宙からヒートビジョンでどこで戦うっていう。
地面に書かれる。
バットマンがクライム・アレイ。
対マンですね。ヤンキー漫画じゃん。
そうなんだよ。この漫画マジでバットマンの対マンめちゃくちゃ多いんで。
いいよね。
面白い面白い。言われてみればヤンキー漫画だわ。
一応バットマンは武装はしていきますね。
いいよねこの武装も。
39:01
映画バットマンvsスーパーマンでもオマージュされてましたけども、鎧身を包みですね。
あとグリーンアローの協力をもらっていくんですけど、グリーンアローもまたいいよね。
グリーンアローも何があったのかは書かれてないんですが、片腕を失っている。
スーパーマンにちょっと恨みがあるらしいっていう感じで出てくるんですよね。
多分政府に反逆してやられましたね。
グリーンアローはなんかそうしそうな気がしますよね。
グリーンアローって元々バットマンと同じような億万長者キャラだったんだけど、
キャラが被ると考えられたのか何なんだかわからないが、無一文になり、
逆に共産主義者になるっていう。
コミュニストだったのか。
コミュニストになるっていう変遷を遂げたキャラクターなんだよね。
結構やっぱり反骨心というかパンキッシュな反政府みたいなところがあると思いますね。
あらゆる権威に戦う余裕が。
脳を突きつけるタイプですね。
かわいそうに。
というわけでね、結局殴り合いになるっていうところがまた。
そうですね。
いろんな準備をしてアーマーを身につけたんですが、結局2人は殴り合い。
グリーンアローのアシストでクリプトナイトの破片を与えてですね。
弱ったところをもうメタルパンチですね。
メタルパンチ、メタルキックでバットマンが打ち倒すというやつですね。
バットマンがスーパーマンを勝ってくれるのは嬉しいよね。
今やっぱバットマンって結構DC世界で最強キャラだと思うんだけど、やっぱりこの作品があったからかなり格が上がっている。
戦闘力という意味でね。格が上がっている感じがしますね。
強くてもおかしくないだろうっていう風に。
あと今話してて思ったんですけど、直前にさっき言った核弾頭を止めるっていう任務をスーパーマンがやってたじゃん。
ここで多少スーパーマンのコンディションを落として、バットマンと張り合ってもおかしくないようにリアリティを調整している感じがあります。
核弾頭の爆発に巻き込まれて一回かなり弱ってからのバットマン戦なんですよね。
なるほど。スーパーマンの核も落とさずバットマンの核だけを上げる。
相手の核を落とさず試合をちゃんと盛り上げるっていう。
プロレスとかでもたまにあれです。今話してて思ったのは内藤哲也対地戦なんですけど。
内藤哲也選手の方が核がかなり上で、対地はヘビー級になったばっかりの選手なんですけど。
試合の開始前に入場の花道のところで一旦投げておくっていう。
風打ちで投げておくことで、入場の時のダメージがあるせいでっていう感じで試合自体めちゃくちゃ盛り上がるっていう。
なるほどね。どっちが勝つか分からなくなるんだ。それによって。
あの試合はめちゃくちゃ面白かった。それを思い出しましたね。
ヤンキーマンガであると同時にプロレスマンガでもある。
そうだね。ヤンキーマンガであると同時にプロレスでもありますね。
すごいな。核ミサイルが出てくる。
やっぱりそうでしょ。スーパーマン弱らせるためには核ミサイルぐらい打っとかないと。
42:02
核ミサイルとプロレスか。いいね。
とにかく面白い。いい感じ。落ちもまたいいんですよ。
これ本当に素晴らしい。クリプトナイトがあるということを示して、バットマンはいつでもスーパーマン殺せるぞというようなことをアピールしつつ、心臓発作で死ぬっていう。
バットマンも体ボロボロだったんですね。スーパーマンと勝って死ぬ。これも核を落とさないという意味ではいいイラストですよね。
バキでありましたよね。核海王がハムユージオと戦った時に、一回勝ち状態になることで、試合中に相手が死んだらノーコンテストだということで引き分けに持ち込むっていう。
引き分けにすれば勝ち負け決まらないからね。
その後の展開も一緒で、核海王も生き返るんですよね。
はい、生き返りました。
実はバットマンも自分で薬を飲んで調整して心臓を止めてた。
最後、心臓の鼓動が動き始める時、タイミングが思ったよりもちょっと早かった。
これが最高!バットマンがブルース・ウェインだってことがみんなの前で分かって、葬式が開かれるんだけど、スーパーマンのところには散列してると。
思ったよりもタイミングがちょっと早かった。
埋めたはずのブルース・ウェインの死体から心臓の鼓動が鳴ってることをスーパーマンに聞かれてしまう。
スーパーマンはロビンにウインクをして、何も言わずに帰ってくる。
かっこいい!最高のオチですね!
スーパーマンの核も確かにちょっとこれで上がってるもんね。
両二人とも核を上げてる試合だったかもしれませんね。
これは非常にいいバランス感覚だね。両キャラの核を上げるっていう。
さらに二人とも上乗せして、しかも戦いも面白い。
バットマンメタルでスーパーマンがブルースの心音を把握してるってシーンあったじゃん。
あったあった。これはつまりここからずっと聞き続ける可能性もあるのか。
時系別めちゃくちゃになるけど。
死を偽装したバットマンなんですが、地下に潜って元ミュータント団、サンズ・オブ・バットマンを鍛えて、
街を良くしようとするという。
指導者の立場に落ち着くというラストですね。
名作!
本当に面白かった。
今、かなり駆け足で内容を紹介して語りきれなかった部分、ゴードンの話とかね。
そうだね。話を言いまくってますけど。
めちゃくちゃ面白い。
いいところ、いいシーンばっかり。キャラがまたいいね。
そう、キャラがいいんですよね。
たくさんキャラクター出てくるんだけど、全然煩雑にならないんですよね。
45:00
ジョーカーがまとめて一回殺してるってのもあるんですけど。
すごく読みやすくて、どんどん先の展開、先の展開になっていくし。
そうだね。話していくように、だんだん事件の規模が大きくなっていって、
クライマックスを迎えるっていうのもたまらんね。
たまらんね。
いいですね。ぜひ読んでください。
読んでください。
続きまして、このダークナイト・リターンズの続編。
ダークナイト・ストライクス・アギン。やっていきましょう。
やっていきましょう。
あらすじを説明しますと、あらすじも難しいな。
ちょっとこれ、私読んでてよくわからなかったですね。
わからなかったですね。
前に来たリクエストのメールも、ちょっとわからなかったんで。
読むのがすごく時間かかりにくいので、解説お願いしますなんてメールも来てましたね。
解説なんてもできないですけど、確かに今回絵がまずめちゃくちゃ荒れてる。
わざとだと思うんだけど。
独特のタッチの絵になってますよね。
いつものフランク・ミラー節をより過剰にしたような感じと、
あとカラーリングがかなりすごいことになってて、
そのせいで絵が読みにくいっていうところはあるかもしれないけど、
逆にこういうフォービズムというか荒々しいタッチっていうのも、
魅力っちゃ魅力かなっていう感じなんですね。
あと、1986年にダークナイト・リターンズがあって、そこから15年してこのストライクス・アギンが出たんだけど、
ダークナイト・リターンズもストライクス・アギンも翻訳1回されてて、ジャイブっていう会社から出されてたんだけど、
小プロが合本で出して、我々も今回ね、合わさったやつを読んでるんだけど、
だから15年、続編とは言えね。15年の隙間があるわけですよ。
なるほど。
あと、ダークナイト・リターンズは名作じゃないですか。
だから結構他はあんまり読んでこなかったけど、とりあえず読んでみようかなって。
最初に手を出す人って結構いたりするじゃないですか。
はいはいはい。バットマンは知ってるし、ちょうどいいかなみたいな。
私もね、ダークナイト・リターンズ結構、アメコミ読み始めた初期の頃に買ったんだけど、
そうすると、ダークナイト・リターンズはいいんだけど、
ストライク・サゲインは他のジャスティスリーグとか、ジャスティスリーグじゃないヒーローとか。
ヒーローいっぱい出てくる。ヒーロー悪役いっぱい出てくる。
いっぱい出てくるオールスター的なところがあって、そこはそこで楽しさではあるんだけど、
初期に手を出すと、誰っていうのが先行して、かなりチンプンカンプンになってしまうところはあるかもしれない。
だから、読みにくさがあるけれども、決してつまらない作品ではないなというふうに思います。
インターネット上で多く見かける意見が、ダークナイト・リターンズは名作だけど、2はクソっていうことを言ってる人いるんだけど、いや、そうでもないぞと。
48:07
15年の間も空いてるし。
ちょっと今回はそのことをね、言いたいなと思いますが。
グラップラー・バキとバキ堂みたいなもんか。
今日はバキの話たくさんするね。そうね、バキ堂もいろいろ言われてますからね。
そういう意味では。確かに同じ本に入ってたらびっくりする読者も多いよね。
確かにね。グラップラー・バキ見てからバキ堂に行ったら確かにびっくりしたかもしれない。
そういうところはね、なきにしもあらずかなと思います。
あらすじというかもう本当にストーリーで大まかに言っちゃうと、
実はこの世界の大統領はホログラムで実在しない人間だと。もうこの時点でやべえよな。
陰謀論チックですよね。
かなりね。それで実質レックス・ルーサーが操っているの。
で、ブレイニアックという宇宙の超生命体というかコンピューター生命体ですよね。
特に世の中を支配しているんだ、裏から支配しているんだというね、まさに陰謀論チックなものなんですけど、
これに対してバットマンがかつての仲間たちを集めて戦うということで、
つまりバットマンが戦う相手は今回犯罪者ではなくアメリカ制だと。
なるほど、確かに確かに。
当時はこの作品を発表している途中で9.11が起きて、
だいぶ作品の中身にも影響を与えたというふうに言われているんですが、
ブッシュ政権批判みたいなのがかなり込められている内容なのかなと。
9.11、テロがあったことでテロ対策法、愛国者法というんですね。
個人情報とかを収集できてしまうという法律ですよね。
ざっくり言うと愛国者法というのは政府の力を強めて監視だったり管理だったりというのを強化するような法律だよね。
それに対する怒りというのをコミックで表現しているのかなと。
バットマンも怒ってましたもんね。
めちゃくちゃ怒ってますね。
今回政府が悪役として描かれて、そういう圧勢に対してテロを起こして世の中を取り戻そうとする。
これも確かに一種のテロ行為ですもんね。バットマンによるテロか。
お話でしたね。
ヒーローたちもね、ダークナイトリターンズでも活動制限、政府によって制限されているって話があったんだけど、
今回実際どういうふうに扱われているのかって出てきて、
まあひでえもんでしたね。
ダークナイトでリターンズで出てこなかったヒーローたちが実はこんなことしてたんだっていうのがいろいろ説明されますね。
小さくなれるアトムはシャーレンみたいなところに入れられてるし、
生き物を培養するシャーレンの中で監禁されてたっていう。
やばいよね。
この発想ちょっと面白いよね。
51:00
あとフラッシュも。
フラッシュはハムスターの入る回し車みたいなのに入れられて、電気を発電させられてた。
やめてくれよ。
こういうヒーローの扱いの悪さももしかしたらあれかもね。
ちょっとなってなっちゃう人がいるのもムベになるかな。
あと私結構SF的で好きだったのはグリーンランタンですね。
グリーンランタンはリングと一体化したっていうか、
概念みたいになってるんだよね。
もう人でも神でもない何か。
エネルギーの集まりみたいな。
そういう存在になって宇宙で家族を持って暮らしてるってね。
確かにちょっといいよね。
でも地球のピンチというかバットマンの呼びかけに応じて帰ってきてくれるわけですけど。
まあそういうような感じですかね。
確かにいろいろ見るとオールスターそれぞれ活躍するシーンあるね。
あるある。
で、あと今回はあのラスト、ヴィランがですね。
この辺もなんかもしかしたら受けが悪い理由かもしれないですけど、
次々とヒーローを殺していくキャラクターがいるんですけど、
それがジョーカーなんですが、ジョーカー前作で死んだやーんっていうことなんですが、
これは正体はどうやらディック・グレイソンだと。
ディックだった。
初代ロビンですね。
初代ロビンがジョーカーをやっていたっていう。
あのさっきもチラッと話したオールスター・バットマン&ロビンで、
バットマンからひどい扱いを受けていたので。
虐待を受けていたわけですね。
虐待を受けていたので、おかしくなっちゃったのかな。
不老不死の肉体を備えておりですね。
バットマンに対する執着を見せるという。
死なない体ね。ボコボコにされても生きてるっていう。
かつジョーカー化しているっていうような設定ですね。
この辺もまたちょっとね、最後のね、
あんたのためなら何でもしたって。
じゃあ一緒に死のうっていうシーンなんかはエモいんじゃないかと思うんだけどどうだろう。
バットマンがね。胸が張り裂けそうだな。一緒に死のうって。
陽光炉ですかね。
地下の火山みたいなところに飛び込んでいくというところがありますね。
ありますが。
語りにくいかな。
面白いところは、置いたヒーローたちの活躍は結構見られるのと、
いわゆる監視が強まった、かなり管理社会になった時に
ヒーローがどんな扱いされてしまうのかっていうところも
SF的な面白さとしてはあったかなっていう気がするな。
でも確かに政府っていうか、そういうものに対しての直接的な怒りが前面に押し出されすぎてて
読みにくいのかな。
怒りは強めだよね。
それが絵柄にも現れちゃっててね。
それがまた一つ読みにくさにはなってるかと思うんだけど。
いろいろキャラクターを知って冷静に整理しながら読んでいくと
案外お話の中身的には単純な善悪の対立っていうところに収まっていくのかなと。
54:00
つまり政府が悪で、ヒーローたちが善っていう感じになって
そういう圧勢に対する戦いというような感じでまとめることができるな。
今回スーパーマンが政府に完全に支配されてしまっているので
それをうまく解放しようとしていく展開とかも読みどころとして読みごたえあって面白いところですよね。
ブレイニアクによって、小さくされて保管されているクリプトンの町キャンダが
人質にされているのでスーパーマンは言うことを聞かざるを得ないんだけど
逆に言えばその人質さえうまく解放できればスーパーマンはヒーロー側に立ってくれると。
その辺もちょっと善悪の対立をわかりやすくしてくれてはいますよね。
あとさっきも話したようにスーパーマンはワンダーフーマンとくっついており
娘が出てくる。
娘もいました。
ラーラ。
このキャラクターも、このダークナイトリターンズの世界のユニバース
フランクミラーバッドマンのお話も出てて。
ラーラが活躍する。
ライターは多分フランクミラーじゃないと思うんだけど。
そういう意味でいろいろ想像力を掻き立てられるところではあると思うので
ちょっとよくわかんないなとか読みにくいと思ったら読まなくていいと思う。
一層読まず。
ある程度DCのヒーローたちとかわかってきてから読むと
少しずつなんとなく見えてくるかもなーみたいな。
私もやっぱ最初読んだ時は読みにくいって思ってたけど
今回このラジオのために読み直してみたら
意外とそんな難しい話じゃないし
キャラクターとか結構めちゃくちゃな奴らいるけど
これはこれでこんなみんな出てきて面白いなあとは。
豪華は豪華ですよね。
思いましたね。
ビッグイベントって感じはしますが。
ちょっと我々ももう一周ぐらいしたらまた帰ってきましょうかね。
そうですね。またちょっと知識が深められれば別の楽しみ方もできるかもしれません。
はい、というわけでバッドマンダークナイトでした。
やっぱこう、おじいちゃんのヒーローっていいよねって話途中でもしたけど
今回もダークナイトストライクサーゲインの方で
サンズオブバッドマンのリーダー格に成長したキャリー
結構やっぱできる女なんですけど
優秀なヒーローなんだけど
ロビンじゃなくなってね、キャットガールになって活躍してましたけど
なんかちょっと自信がいまいち持ちきれずにいるところを
置いたバッドマンが肯定してあげるっていう
おじいちゃんと若い女の子の組み合わせって鉄板でいいよなと思って
57:07
確かによく見るとこではありますよね。
例えばレオンとか映画のレオンとか映画のローガンとか
置いた男と
幼い女性という感じですかね。
今度MAFXのダークナイトのバッドマンのフィギュアが出るんだけど
バッドマンとキャリーのロビンのセットで1万2000円くらいなんだけど
買おうかな。
何がいいかってね、おじいちゃんヘッドついてくるんですよ。
ジジイヘッドついてくるの?
めっちゃいいじゃん。付け替えられるってこと?
顔。
今回読んで面白かったもん。
前にもダークナイトリターンズのバッドマンのフィギュア出たんだけど
戦った後のボロボロに破れた服のやつと
普通の黒いコスチュームのやつが1個ずつ出てたんだけど
おじいちゃんヘッドボロボロの方にしかついてなくて
しかもワンパン食らってる顔なんですよ。
シラフの顔じゃないんだ。
今度出るセット版のやつはおじいちゃんヘッドボロボロ。
綺麗なおじいちゃんヘッドだから。
楽しみがいがある。
ということで、せっかくリクエストいただいたけど
ストライクスアゲインについてもう少し座ってもよかったかなと思うんだが。
語れることはたくさんあるだろうからね。
またちょっとどっかでリベンジというか。
ストライクスアゲインリターンズを。
ストライクスアゲインアゲイン。
やらなきゃいけませんね。
やらなくちゃいけないかもしれないですね。
というわけで、ぜひまた皆さんもこの連休ですね。
バットマンの日。
いっぱい読んでいきましょう。
公約のバットマン読んで盛り上げていきましょう。
盛り上げていきましょう。
いつものお願いします。
番組へのご意見ご感想あれば
Twitterハッシュタグ
公約アメあられをつけてツイートしていただくか
メールをお待ちしております。
メールアドレスは
リクエストお待ちしております。
はい。
なるべく答えようとしておるので。
そうね。
なるべく全て答えたいと思っているので
連絡どしどしリクエストをお願いいたします。
やっぱあと人がアメコミの話してるのを聞くの嬉しいから
リクエストでも何でもね。
アメコミの感想とかも。
アメコミの感想とかね、送っていただけると。
ストライクサーゲインはこう読むんだよっていうやつね。
そういうのもいいかもしれないね。
普通に他人の感想は聞きたいかもしれないですね。
そうだね。
全然関係ないんだけど
ストライクサーゲインに出てくるバットマンの娘。
やっぱちょっと育ちが特殊だからか
めっちゃ上から目線だったよね。
ララちゃん。
スーパーマンの娘。
スーパーマンの娘。
ララちゃんね。
怖かったね。
1:00:00
続編3ですね。
ダークナイトマスターレイスっていう
その3作目の方も
2015年に発表されて
今翻訳もされてるんだけど
そっちはダークナイトストライクサーゲインに比べたら
全然読みやすいんで
ララちゃん出てくるんで
その辺の人間関係だけ
ストライクサーゲインから知識仕入れといて
読めばいいかなと。
かなりじゃあ高見者なタイプの
高見なタイプのララちゃんが。
ララちゃんの成長が描かれてますね。
面白い。
ストライクサーゲインじゃなかったごめん。
マスターレイスをやるときにまた
ストライクサーゲインの話できたらいいかもね。
いいですねやっていきましょう。
ということでまた次回
バッタワンの日盛り上げましょう。
バイバイ。
ダークナイトリターンズ版の
ジョーカーのフィギュアの
交換用頭部
ヘッドは
バッタワンが
右手に刺さってる状態。
読んでないと
読んでないと
読んでないと
読んでないと合わないからね。
01:01:11

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