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この番組は、毎回一冊の邦訳アメコミを取り上げて、その内容を紹介しています。
今回取り上げるのは、バットマン カース・オブ・ホワイトナイト
正気に戻ったジョーカーが大衆の指示を得て、バットマンを追い詰めていくホワイトナイトシリーズの続編です。
ジョーカーが再び京都を取り戻したゴッサムシティで、バットマンの前に新たな強敵が立ちはだかる。
その名は、アズラエル。
中世から続く聖デュマス騎士団の末裔であるアズラエルが暴くウェイン家代々の秘密とは。
といったストーリーですね。
あらすじ説明するのも、ちょっと難しい話ではありますね。
でも、敵はアズラエル。そして、ウェイン家とゴッサムの成立に関わる秘密がある。
こういう軸でいく感じかな。
今回は新刊ですね。先日出たばかりですので、ネタバレ気になる方は一度止めていただいて、また読んだ後。
今回も面白かったので、ぜひ読んでいただければと思います。
前作ホワイトナイトと同じく、DCブラックレーベルというレーベルから出ていますので、
このDCブラックレーベルというのは、普段のDCユニバースとは独立した世界観を構築して、作家性みたいなものを前面に押し出していこうという。
ライターが割と自由に書ける。
読み切りって言ったらちょっと変なんだけど、自由に世界観を作ってやっていいよっていうようなお話なので。
DCユニバースを理解しようとすると、ものすごく歴史とキャラクターがたくさんいますから。
膨大ですよね。
取っ掛かりとしてはかなり読みやすいんじゃないかなと思います、DCブラックレーベル。
スタートとしてここから。
前のお話っていうのがないわけだからね。だからホワイトナイトを読んで、このカースト・オブ・ホワイトナイトを読むっていうのはなかなかいいんじゃないでしょうか。
一方で、独立したオリジナルのお話でありながら、キャラクターは普段のDCユニバースから引っ張ってきているので、
いつものDCユニバースと今回のホワイトナイトの世界で、同じ名前のキャラクターが微妙に立ち位置を変えて出てきている。
こういうのを楽しむのもなかなか面白いんじゃないかな。
元のキャラを知ってても楽しめるし、ここから読み始めても楽しめると。
素晴らしいレーベルですね。
ぜひ皆さん読んでいただきたいなと思います。
今回の敵、アズラエルなんですけれども。
DCユニバースは、ナイトホールっていうバットマンのお話がありまして。
レイン。
体の大きめの方ですよね。
体の大きめの複面レスラーみたいな。
あいつに背骨を折られたバットマンが引退するということになった時に、その後を継ぐことになったのがアズラエルですね。
聖デュマーキシダンのシステム?よくわからないんだけど。
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戦いになると擦り込まれたパワーが使えるっていうか、戦闘術が使えるみたいなキャラで。
バットマンをやっているうちにだんだん凶器に陥っちゃって、最後復活したバットマンにやられてしまうという。
ちょっとかわいそうな位置づけのキャラなんだけど。
一時期はバットマンをしていた?
そう、一時期はバットマンをしていた。
今もアズラエル、普通にヒーローとしてバットファミリーと近いところで頑張っていますけど、そういうキャラですね。
今回も前作ホワイトナイトと引き続き、ライターはショーン・マーフィー。
ライターっていうか、この人絵も描いているんでね。作者はショーン・マーフィー。
すごいですね。
一番後ろのページに著者金絵があるんですけど。
はい。
前回のホワイトナイトをやった時もいじったんですけど、なんかすごいベルトが。
ベルト多めの服ですね。
ベルトが腕に巻きついている感じで、めちゃくちゃ決まっていますね。
コミックのライターってこういう感じなんですね。
ファッション的なセンスもコミックによっていくんですかね。
出てきそうだよね、こういうキャラクター。
おしゃれなんだよね、このホワイトナイト世界のキャラクターたちが。
あーそうね。
結構いつもとは微妙に違ったコスチュームでね。
やっぱりライターのセンスが光っているのかもしれないですね。
前作ホワイトナイトがすごく面白かったじゃないですか。
面白かったですよね、あれ。
あれ面白かったですね。
しかも読み切りテイストの強いレベルだからさ、結構綺麗に終わったじゃないですか。
そうね、終わり方も美しい終わり方でしたよね。
だったからさ、続編やるってなった時にさ、これどうするんだろうって思ったけど。
やっぱほら、一作目が偉大だとさ、2がこけるって言うじゃないですか。
高速あるって言うよね。
大丈夫です、今回のこのカース・オブ・ホワイトナイトは、ターミネーター2、エイリアン2の方ですね。
なるほど、一作目をまた別の視点で捉え直して、越えていく面白さがある作品でしたね。
ジョーカーが薬を飲まされて、その素顔であるジャック・ネイピアっていう人格を取り戻すのが、前回ホワイトナイトの大きな特徴でしたね。
そして実はゴッサムシティというのは、スーパークリミナル、悪い奴らをわざと暴れさせることで、街の不動産価格を変動させて上流階級が儲けていたっていうね。
そのことをね、ジョーカーことネイピアが指摘することで、政治家を目指すっていうのが、前作ホワイトナイトの大きな読みどころというかね、面白ポイントでしたね。
面白ポイントですね。
ジョーカーが正攻法っていうかね、正しい意味でも政治的な力を使って、バットマンと戦うっていうのがね、面白さでした。
だからゴッサムシティではヒーローとビランの戦いが続く限り、上流階級と貧しい人々の間の格差が埋まらないんですね。
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ジョーカーはその格差をなくす、格差を是正するっていう公約を掲げて選挙運動をしていくんですよね。
結局、ネイピアはジョーカーに戻って、再び投獄されてしまうんですが、彼の掲げた格差是正運動、ネイピア抗争っていう名前で、その運動自体は残っている。
バットマンは自分が存在する限り、この格差は終わらない。自分とビランの戦いが続く限り、ゴッサムシティの貧しい状況というのは変わらないんだということに気づいて、前作ラストではゴードン本部長に自分の正体を明かす。
バットマンとしての活動を引退しようとするというのがラスト。美しい終わり方でした。
今回はその続戦としまして、どんな話が展開するかと言いますと、浮遊層としてはバットマンが引退されると困るわけですよね。
バットマンが存在し続けないと我々は儲けることができない。だから替え玉としてのバットマン。バットマンが引退した後も時系団活動を続けてくれる人として、アズライルを使うとする。
そして彼に2代目バットマンとしても活動を立てようというお話でしたね。
いいですね。さっきも話したけど、本来のDCユニバースでもバットマンの跡を継ぐキャラクターとしてアズライルが出てきて、形全然違いますけど、今回もアズライルがバットマンの跡を継ぐように言われるという展開がね。
これいいよね。
この世界観ではスーパークリーミーだと呼ばれている。
あいつらが大暴れすることで、破損した街とかを修理する基金はブルース・ウェインが出してたんだよね。
そう、みんなに謝ってね。自分でお金は出していた。
だからバットマン、ブルースは、自分が、自分の、もうだからなんて言うんだろうな。もう全部俺じゃんってなったね。
自分が街を破壊して、自分が街を復興させて。
それで富裕層がもう帰る。だからもうやめよって思ってるんだけど、それが富裕層の変なおばちゃんにバレてて、怖いな富裕層って。
富裕層すごいよね。資本のパワーかって思いましたね。
だからバットマンいなくなっちゃ困るから代理でアズライルを立てた。
とはいえね、アズライルはアズライルなりの実は意思があってのをこのスカートに乗っていて。
そうだね。実はジョーカーがこの街に眠る、この街の成立と上院権に対する秘密を持っていて。
それをアズライルにこっそり散らつかせることで、アズライルはその富裕層の思惑とは別にバットマンと戦っていくっていう。
そのじゃあ謎は何なのかっていうのがこの作品の一つの。
そうだね、物語を動かす原動力になってますね。
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ジョーカーがバットマンと戦おうとする話ではあるんですよね。
そうなんだよ。やっぱホワイトナイトってこの世界ではジョーカーのことを指してるわけだから。
カース・オブ・ホワイトナイト。
ホワイトナイトの呪いですね。
ジョーカーだから。倒獄されて、表に出る感じではないんだけどかなり活躍しますよね、今回のお話。
そうだね、出番自体はそれほどないんだけれども、その少ない出番で物語を動かしていきますよね。
黒幕だよね、今回。
街の秘密が何なのかというと、舞台は1600年代17世紀に戻るんだけど、当時のゴッサムはラフィ・アーカムさんですよ。
聞いたことありますね。
普段のゴッサムでは、悪魔精神病院、悪魔サイロムとして、ヴィランを収容しています。
今回もヴィランを収容する場所なんだけど、昔は要塞だったという設定なんだよね、ホワイトナイト世界では。
そうだったね。
このラフィ・アーカムは将軍だったかな、軍の人で、実験的にゴッサムを支配していたと。
ゴッサムの古い童謡の中で、ラフィ・アーカムというのは、吸血鬼というふうに歌われていたと。
ラフィ・アーカム、森に住んでいた子供をさらって食っていたという歌が残っているみたいな悪い奴なんだけど。
このアーカムの手からゴッサムを解放しようとしてくるのが、聖ディマス騎士団のバッカーさん。
そして、ブルース・ウェインの先祖、エドモンド・ウェインですね。
エドモンド・ウェインいいですよね。
いいよね、彼の武器。
彼の武器はコウモリの皮で作ったムチ。
なんだそれ。
特に何の説明もなく出して使っているんですけどね。
急にね、彼の武器はコウモリで作ったムチ。
エドモンドという名がついて、ムチで戦うキャラクターといえば、私としてはベルモンド。
悪魔城ドラキュラ。
シリーズで出てくる。今回も吸血鬼と戦っているしね。
吸血鬼ハンターには独特の武器を使ってほしいというのがあるよね。
ムチで吸血鬼と戦うって元ネタがある?
あるのかな。悪魔城ドラキュラでしか私は見たことがないかもな。
でもここでも一致しているね。
なんでコウモリの皮で作るんだよっていうね。
豆ですよね。何匹使ったんだって話ですからね。
ウェイン家の先祖が出てくるお話って、ホワイトナイトに限らずたまにあると思うけど、やっぱあれですよね。何かしらコウモリと関わりがあることが多いですよね。
そうなんだ。でもこれは遺伝なんですね。コウモリ好きは。
これあれですよ。バットマンメタルの時にやったけど、ブルースが昔すごい過去に行っちゃったときに、コウモリ神に目をつけられてるっていう設定があるから、そういうことなんです。
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じゃあもう呪いに近いわけですね。身の回りのものがコウモリを使ってしまうという。
グッズなんでもコウモリ型にするからね。
無事にこのエドモンドウェインとリマスキシダンのバッカーがゴスタムを奪還することに成功するんだけど、奪還した後、ゴスタムを半々にしようぜという話があった。
2人で分けて支配しましょうと。
それは嫌だなとお互い思っていて、その結果2人は争うことになり、なんとバッカーがエドモンドウェインを殺害してしまうと。
バッカーはウェイン家を語ってゴスタムの正当な領主として街に君臨していくことになるんですね。
エドモンドウェインの立場を奪い取ってしまったわけですよね。
なので、ブルース・ウェインは実はリマスキシダンのこのバッカーの子孫だということが。
ウェイン家の一族ではなかった。バッカーがウェイン家になっているから。
言い方難しいけど、本来のウェイン家の一族ではなかったというのが、この街に隠された秘密だということですね。
なんだと。
逆にアズラエルは、エドモンドウェインが娼婦に産ませた子供だった。子供の子孫だったということが分かり、だからアズラエルの方が正当なウェイン家の血統。
ブルース・ウェインの方はウェイン家からこの街を奪った悪人の子孫だったということが分かるんですね。
ウェイン家がゴスタムでデカい顔をする正当性が失われるということですかね。
そうそう。街のためにウェイン家は尽くしてきたという歴史があるんだけれども、ウェイン家じゃないじゃんっていうね。
スタートとしてはウェイン家ではなかった。
だからかなりブルース・バットマンも悩むわけなんですけれども。
これずっと隠されてるんですよ。ジョーカーがこの秘密を言ったらとんでもないジョークだ。街の歴史がひっくり返るぞみたいなことをすごい言うんで。
煽りまくりますよね。
ずっと何か秘密があるって言うんだけど、あんまりにも言いすぎるせいで途中で気づきましたよ。
マジですか?私ちょっと気づきませんでしたね。
本当に?
どうなるどうなるってワクワクしながら読んでました。
なんかひっくり返る。もしやーみたいな感じでね。思っちゃったけど。
でも最後にですね、アズラエルとバットマンが一騎打ちするわけですね。
ウェインやバッカーの血統よりゴッサムを守ることの方が重要だってバットマンは言うわけですね。
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だから血統ではないと。
羊ではなくて。
羊ではなくて何を成すかっていうことが大事なんだぞという結論で。
結構よくあるパターンのお話かなと思うんですけど、スターウォーズの新しい3部作。
ああ、あれもそういう話なんだ。
私スターウォーズよく知らないんですよね。
本当に?ディズニープラス入ったんでしょ?
ディズニープラスは入った。
今までスターウォーズも通らずに生きてきたからもういいかなって。
スカイウォーカー家の。
ダースデイダーの人たちですね。
羊の話なんだけど、最後女の子の主人公はスカイウォーカーじゃない。
羊から離れて何を成すかが大事な。
とも言えるかなと思いますよ。
で、ほら今回さ、やっぱりこのゴッサムの社会状況は富裕層と貧困層が格差がものすごくて、
だから街の状況が一向に改善しないっていうお話だったじゃないですか。
富裕層ってのは貴徳権益だからさ。
地筋じゃないですか。
なるほどね。自分が生まれ育った環境とかそういうものによって決まってくるっていうもんね。
何として生まれるかっていう話になってくるじゃないですか。
だからそれをバットマンが最後アズライルと一騎打ちすることで、
地筋とかじゃないんだっていうお話にすることは、この作品のテーマを。
格差っていうテーマを一つ回収する戦いでもあるのか。
決着のつけ方なのかなってちょっと思ったような。
まあ現実そんな甘くないですけどね。
ラストね、バットマン。今回もまた引退をするんですよね。
今回は自分の正体をゴス様の市民に明らかにすることによって、
バットマンたちの活動を一旦終わらせて、
そして自分の財産というか持っているお金をすべて寄付して、
自分の会社も解散して、貧困層の人々が貧困から脱出するための基盤作りをして終わるんですよね。
だからその生まれに育った環境によって、
貧困層になったバットマンが明日共にバットマンを引退し、
財産も手放し。
そうだね。公益制っていうのをね、確保しようとするんですね。
今回のこのお話、最後に短編が載ってるんですけど、
それを除いて本編も200ページという大ボリュームなんで。
結構長編ですよね。
バットマンの魅力を堪能できるなって感じがしますね。
さっきの言った街の秘密を暴くために、結婚の跡を追ったりとか、
沈んだ松代村を探したりとか、探偵としてのバットマン。
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謎を暴いていく姿が描かれますよね。
ですし、後、ゴードン本部長を殺されて、
頭に来てバーバラが単独行動をするんですけど、
その時にディックから、どうせ発信機仕込んでるんだろって言われて、
ちゃんと発信機を仕込んでるっていう、人を信頼しないね。
仲間の車にも発信機を仕込むっていうね。
性格の悪いバットマンもいますし。
確かに。
あと、これは前作からなんですけど、
バットモービルが、今までの映像化作品のデザインのね。
これかっこよくていいよね。
しかも今回、そのバットモービルがボートに変形するっていう機能を備えてたりしてですね。
これはおもちゃ欲しいなー。
あー、わかる。おもちゃ欲しくなるわ。
変形・A合体は夢ですからね。
A対Gで変わるといいよね。
珍しいところで言えば、今回のバットマンは銃を使いますね。
びっくりしたわ。
両親を銃で打ち殺されているので、バットマンはあんまり銃を使わないわけなんですけれども、
今回は最後、アズライルを殺すという覚悟を決めて、銃をね。
マシンガンですか?
似合ってますけどね。
確かに。あんまり見ない姿だけど似合ってますよね。
かっこいいかっこいい。
ただですね、ここはですね、ディックが説得をしてくれて、不殺に戻るわけですね。
殺してはいけないと。
このシーンいいですね。
君の人生を台無しにした。あんたに救われた。救おうとはしたが、私にはできなかった。
いい父親ではなかった。かもな、それでも父親だ。今もあんたを信じてる。
って言いながら泣くディック。
バットファミリーの関係性を事細かに描くのはホワイトナイトシリーズの特徴かもしれないですよね。
やっぱりブルース・ウェインは本来は孤独な人だから仲間の支えがあってこそっていうのをね、ちゃんと描いてくれますよね。
この最後もいいな、ナイトウィングが。分かった終わらせろ。アズライルじゃなく、バットマンのやり方で。
さっきも言ったようにね、このバットマンは本当はディマース騎士団の末裔だからさ、アズライルのやり方じゃなくてウェイン、バットマンのやり方で終わらせろと。
そうか、ルーツとしてはバットマンは殺人術を駆使する騎士団の末裔なわけだもんね。
いいよね。これで改心して、銃ではなくレイピアを使って最後ね。
いいよね。
レイピアもさ、やっぱバットマンといえば両親が鬼血ゾロを見に行った帰りに銃で打ち殺されるってキャラクターなんで、解決ゾロの武器ですよね。
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そうだよね、原点回帰ですわ。
いいな、このシーンかっこいい。
でも一番この作品の中で好きなシーンは、バットマンも引退を決意して、最後自らもろともアズライルを殺そうと覚悟してゴッサム市民に電波ジャックしてゴッサムシティに演説を打つんですね。
バット演説ですね。
アズライルと戦うと巻き添え食わせちゃうかもしれないから、外出自粛してくれと。
聞いたことありますね。
外出自粛要請ですね。かますあげですね。
お願いです。私を許してください。どうか私を信じてください。そして許可してください。最後に一度だけバットマンになることを言って戦いに赴くんですね。
これがさ、ゴッサムってニューヨークにいたから、最後この一人で戦いに赴くシーン、タイムズスクエアですよね。
そうそう、似てるなと思いましたね。あのでっかい液晶スクリーンというか、映像を流すところがあって、目の前が大きな道路であると。
いいシーンですよね。
あと普段のバットマンと違うところで、おおって思ったのは、ハーレーとくっつくってところですね。
そうそう、ハーレーね、ネイピアとの子供を妊娠してるんですが、出産を手伝ってあげるんですよね。そこからちょっといい感じの中になっていて。
なんか最後、手のひらにハートマーク描いて終わりますから。
二子の子供、ハーレーとジョーカー、ジョーカーというかネイピアの間に二子の子供が生まれて、そのハーレーといい感じになるから。
このまま行くと、バットマンがジョーカーの子供を育てるっていう熱い展開になってきますね。
熱いね、それは確かに。
だから普段のDCユニバースとどんどん違った魅力を放ってきている、ホワイトナイトユニバースですね。
ホワイトナイトシリーズ、みんなキャラクターがゴッサムシティをより良くするために頑張る話だと思うんですよ。
バットマンはバットマンの正義に基づいて活動してるし、ネイピアも彼なりの方法でゴッサムシティをより良くしようとするし。
そうだね。
ゴードンも、ゴードン本部長も、彼も警察という立場においてゴッサムシティをより良くしようとしている。
今回政治家転身もしようとするしね。
そうそう、ゴードンが政治家になろうとするなんてちょっとびっくりのシーンでしたが。
街を良くしようっていう行動だよね。
もう一つの特徴はホワイトナイトってキャラクターが結構どんどん殺されていくシーンも多くて、やっぱり普通のDCユニバースとは違う展開をしていくじゃないですか。
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私これすごい面白いなと思うシーン、いいなって思うシーンがありまして、ゴードン本部長、先ほどもちょっと話が出ましたが、途中で殺されてしまうんですよね。
アズライによって殺されてしまうんですが、彼が死んだ後、一コマだけ出てくるんですが、ジェームズ・ゴードン記念高速道路が作られてるんですよね。
ゴードンというキャラクターは死んだんだけれども、彼の名前はゴッサムシティで、地名として生き残り続けていく。
確かに考えてみると、ゴッサムシティの初代漁師であるアーカムも殺されたんだけれども、彼の名前はアーカム要塞として、アーカムアサイラムとして現代まで残り続けるわけで。
今回、実はネイピアも物語の途中でいろいろあって死ぬことに、おそらく死んだのかな?
たぶん、撃たれてますね。
彼の名前もこのホワイトナイトの中では、ネイピア記念図書館かな。公立図書館として名前が残り続ける。
つまり、キャラクターとしては死んだのかもしれないが、彼らの生きてきた証みたいなものはその土地の地名として残っていく。
地名変更ってよくないって言われるじゃないですか。土地の名前というのはその土地の歴史を感じさせるエピソードかなって。
たぶんこれホワイトナイトシリーズ、さらに続編も決まってると思うんですが、ラストは犯罪通りにバットマンアレイという名前がついて終わるんじゃないですかね。
バットマンは引退したけれど、バットマンの存在した証は地名としてゴッサムの歴史に刻まれていく。
なるほど。
なるほど。
なるほどかな。
ちょっとピンとこられた。
今回ね、前作と違ってめちゃくちゃ引きを残して終わるので。
ラストシーンがね。
続編のビヨンドホワイトナイトっていうのが決まってるらしい。
最後、ジェイソントッド。
ジョーカーに殺されたはずの。
DCユニバースでは2代目ロビン。このホワイトナイトユニバースでは初代ロビンがブルースの前に現れて終わるというね。
ホワイトナイトシリーズだと、確かジョーカーにボコボコにされて行方不明になったんですね。
そう、行方不明になってて、で、実際生きて軍人になってるんですよね。
秘密部隊がなんかいるんすかね。
この2人が再会するシーンさ、影がバットマンとロビンになってるんですよね。
あら、いい演出ですね。
オッシャレー。
たださ、人が死んでっていう話さっきしてたけどさ、このホワイトナイトシリーズめちゃくちゃ名前のあるキャラっていうかさ、普通のDCユニバースでメインのキャラが死ぬ。
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ああ、そうだよね。
前作ではアルフレッドが死にましたし、今作ではゴードン大部長が死んで、で、あと、ヴィランがことごとく。
主要ヴィランがね。
ベインも死んだし、スケアクロー、キラークロック、ペンギン、トゥーフェイス、リドラー、で、ジョーカーもたぶん死んでるし、すごい。
思い切ってますよね。
思い切ってるね。
次どうするかっていうの難しいね。
展開どうするんでしょうね。
当てていい?
スーパーマン。
ああ、なるほど。ホワイトナイトシリーズ最終作ではスーパーマンが登場。
あるね。
もう一個当てていい?
双子がバットマンとジョーカーになる。
それはバットマンとジョーカーの息子だよね、事実的に。
どう?
ああ、でもちょっと見たいかもね、それ。
未来世界の話。
次の世代の話になるのはちょっとあるかもね。
リーピアも死んだし、今回では過去の自分のルーツの話をしたから、次はもうその後の次世代の話っていうのはありそう。
ゴッサムの街の歴史の話だから、最後未来。
未来に向けて。
そう思うと見たくなってきますね。
楽しみですよね。
まだアメリカでも出てないのかな?
ここまで来たら最後も翻訳されそうな気もするけどね。
行ってほしいですね。
また出たらぜひやりましょう。
というわけでバットマンカースオブホワイトナイトでした。
ホワイトナイトに言えばすごくいいですね。
今回もジェイソンブラッド、エトリガンですね。
エトリガンわかります?
鏡に本当の姿が映っていたやつですよね。
そうそう。黄色い悪魔なんですけど、
ジェイソンブラッドは体の中に悪魔を飼っていてね。
かっこいい。
自分の人間のあれを入れ替わって。
悪魔になると陰を踏んで喋る。
すごいかっこいいじゃん。
ラッパーじゃん。
AKA悪魔。
ジェイソンブラッド、AKAエトリガンですよ。
だからあれですよね。翻訳家なかせですよね。
そうだね。翻訳するの大変だよね。
小文章で喋らせることが多いかな。
なるほどね。文語っぽく喋るって感じなんだ。
でもこのホワイトナイトの世界観で、他のヒーローたち見たいなっていう気持ちは結構あるね。
わかる。
さっきもふざけてスーパーマンが出てくるとか適当なこと言いましたけど、
いろんなショーマーフィンが描いた他のキャラクターを見てみたいですね。
ヒーローが抱える正義を、ヴィランによって解き明かされていく。
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相対化されていくっていうストーリーですよね。
全部ホワイトナイトと同じノリで進んでいくわけね。
一人一人ね。ネックスルーサーが正気を取り戻して。正気なのかいつか常に。
急に倫理観を取り戻して。
スーパーマンの存在意義に疑問を呈する。
普段からやってるっちゃやってるけどね。
見たことあるような気がしてきたな。
まあでも、下心なくね。
大衆の指示を獲得していく。ヴィランが政治家を目指していくっていう。
ネックスルーサー大統領になってた気がしますけど。
確かにこのホワイトナイトユニバースはゴッサムの外はあんまり描いてきてないから。
そうだね、外の世界がね。
いろんな街でやってみたら面白いかもしれないね。
エメラルドシティとか。
いいね。
ちょっと見たいかもそのシリーズ。
ヒーローとは一体何なのかいってね。
とりあえずこのホワイトナイトね、特典あるみたいなんで楽しみに待ちましょう。
楽しみですね。
番組へのご意見ご感想等あればメールで連絡いただくか、
Twitter、ハッシュタグ、ほうやくあめあらるで投稿していただければ見ます。
見ます。
これ何て言えばいいんだろうね、いつもね。
拝見しております。
ご意見頂戴します。
頑張ります。
そうなってくるとコールセンター的な感じになってくるけど。
前向きに検討させていただきます。
ハッシュタグ、ほうやくあめあらるだけひらがなつけていただけると。
ひらがなでお願いいたします。
じゃあまた次回。
また次回。
さよなら。
前回ホワイトナイトやった時さ、すぐ原初でこのカーソブホワイトナイト買ってませんでした?
面白かったんでね、続編気になって買いました。
買ってたよね。どう改めて翻訳と読み比べて。
と、あの全然当初予想していたストーリーと違いましたね。
読んだはずなんですけど。
私の考えたストーリーと違った。
難しいよね。
英語難しいわ。
原初で読める人ほんとすごいと思うね。
いつも翻訳してくれてありがとうございます。
ほんとありがとうございます。