~「子犬の臓物が部屋中に散ってもお前は気にも留めぬ、そうだろう?」
~
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サマリー
このエピソードでは、映画『フォールガイ』やホラーに関する書籍『ネット怪談の民族学』が議論されています。特に、ネット上の怪談の特徴やその文化的背景に焦点を当て、多様なエンターテインメントを楽しむ様子が描かれています。また、ダーク・ウェブをテーマにしたスパイダーマンの新作や、ネット怪談の歴史とその社会的影響についても語られています。特に、廣田龍平の『ネット怪談の民俗学』に基づき、怪談の起源やその進化、最近の傾向について考察されています。ポッドキャストでは、スパイダーマンのキャラクターであるベン・ライリーに焦点が当てられ、彼のクローン・サーガと記憶の欠落について話されます。また、リンボという存在やニューヨークにおける奇妙なお化けたちの物語も描かれます。さらに、ダーク・ウェブにおけるスパイダーマンやエックスメンの登場、そしてミズ・マーベルとその仲間の冒険が展開されます。ユーモアと真剣な悩みが同時に描かれることで、作品の深みが増す様子が伝わります。今回のエピソードでは、ダーク・ウェブやフォールガイ、廣田龍平の『ネット怪談の民俗学』など、さまざまなトピックが議論されています。
00:05
こんばんは、邦訳アメコミ雨あられです。
今週何食べたの?コーナー。
この1週間で摂取したエンタメをお互いに報告し合うコーナーです。
最初はグー、じゃんけんぽい。
お願いします。
映画『フォールガイ』の紹介
映画『フォールガイ』を見ました。
おー、知ってる。
あのー、まあ映画なんだけど、アマゾンプライムに来てたんでね。
おー、見たことはないです。
あのー、CMも結構やってたしさ。
うんうん。
なんかまあ、ちょうどいいかなと思って。
ほうほうほうほう。なんか評判良かったよね。
うん、なんか真剣にあるじゃん。
こう、真剣な映画を見たい時と。
あーはーはーはーはー。
そうじゃない時と。
まあそうね、エンタメを楽しみたいなっていう時とね。
実はさ、あのー、ニコラス・ケイジのさ。
うんうん。
あ、タイトル忘れてた。
ドリームシラリオ。
ほうほうほう。
っていう、あのー、いろんな人の夢の中にニコラス・ケイジが出てくるっていう映画を。
へー。
まあ最初見てたんだけど。
ほうほうほう。
あ、この話ちょっと重いなーと思って。
あーはーはーはー。
うわー、なんか考えること多いしな。
アクション映画にしようと思って。
まあ見てるの途中でやめて、このフォールダイに変えたんだけど。
ほうほうほう。
これはまた、まあちょうどいい映画でしたね。
ほうほうほう。
なんかこう、めちゃくちゃ面白いとか、すごくこう感動するとか、ストーリーが凝ってるってこととかはないんだ。
うんうんうん。
えーと、スタントマンのライアン・ゴズリングがですね。
うんうんうん。
コルトっていう、まあコルトっていう役を演じてるんですけど。
うんうんうん。
ライアン・ゴズリングが。
えーと、スタントで、まあ高いところからフォール落ちちゃって。
うんうんうん。
大けがをしちゃって。
ほうほうほう。
でまあ、あのー、映画業界からまあ引っ込んでるんですけども。
うんうんうん。
あのー、大物俳優がですね、逃亡してしまったということで。
うん。
プロデューサーから声がかかり、その大物俳優を探しがてら映画に出て。
なんかすごいね、いろいろ要素がある映画なの。
はい。
まあでもなんか、正直ですね、いろいろこうなんていうんだろうな、お話を作るための設定みたいなの結構あったなと思うんですけど。
うんうんうん。
まあ例えば、えーと、トムライダーっていうのが、まあそのスタント元っていうの。
なんていうの?
スタント。
元の役者というか。
元の役者さんなんだけど。
元の役者さんなんだけど。
なんかものすごくまあ異常なほどメモをする。
うんうんうん。
家中にこうポストイットが貼ってあるんですよ。
おーすごい。
でそれを使って。
連続殺人鬼がやるやつが。
そうそう。
居場所とか、パスワードとか知れちゃうとかって。
うんうんうん。
まあなんかちょっとあれだなーとか思ったりもしたけど。
それはなんか特にその後触れられないの?
そうしてしまうようになった理由とか。
あーそういうのは特になかった。
へー。
まあまあまあ。
でね、あのメタルストームっていうSFアクションラブストーリーみたいな映画を撮りながら、
えーと、だんだん大きな陰謀みたいなのに現実のリアルなオーディオに巻き込まれていくみたいな話なんだけど、
それをね、スタントパワーで解決していくっていうね。
あーなんか面白そうですね。
なんかね、ちょうどいいと思う。
お酒とか飲みながら見るにちょうどいいと思うな。
うんうんうん。
あの、すごく良かったし。
なんか、まあプロレス映画だなって思いましたね。
ほう。
やっぱプロレスもさ、こう、見せる部分っていうのが少なからず。
まあまあまあ。
見て楽しむもんだしね。
存在しててさ。
うんうんうん。
まあよく技の中でもさ、掛けてる側と掛けられてる側どっちが食らってんだっていうのがあったりとかさ。
ほうほうほう。
やっぱ体張る職業というか。
うん。
体を張って人を喜ばせるエンターテインメントですよね。
確かに。
プロレスもある意味では。
ある意味では。
そう、最近ね、ちょっとあの、高橋雅博選手っていうのが。
うん。
軽痛に損傷っていうすごい大きな経路になってしまってですね。
大変だ。
やっぱ、すごいなって思うよね。
なんかそう、スタントマンもすごいよね。
うん、スタントマンもすごいよね。
スタントマン映画なんだけど、スタントマン映画だからこそ、実際にスタントのシーンっていうのはたくさんあるわけ。
はいはいはいはい。
で、エンドクレジットで本当のそのスタントシーンとかをわーっと。
おーすごい。
流れたりして。
昔のカンフー映画だわ。
そうそうそう、昔のカンフー映画みたいな感じ。
ほうほうほう。
メイティングの映像がまあ流れて。
へー。
で、いや、だからまあなんつーんだろうな。
まあ本当にスタントで映画撮ってるよね。
うん。
CGとかだけじゃなくて、本当にスタントのシーンを見てる。
あのー、SFアクションラブストーリーを撮ってるわけなんだけど、
まあ宇宙戦とか実際にはないからCGで足したりするんだが、そうじゃない部分はちゃんとスタントでやったりとかね。
ふーん。
なんかそういう意外と二重性があったりとかして。
まあ主人公が追っかけている謎とかもね、謎ってほとんど謎じゃないんだが。
まあでもやっぱり問題の解決のためにちょっとした伏線なんかが回収されたりして。
で、なんかその撮影助手の女の人と恋中にいたんだけれども、怪我をして何も言わずそこを去ってしまった。
その彼女が夢を叶えて映画監督になって、そこにまあ戻ってくるっていう。
ふーん。
なんかそんなのもとってもよく出た。
ラブストーリーも絡めつつ。
撮ってる映画とその二人の関係がリンクしつつ。
あーなんかよくできてますね。
なんかそういうこう重層性。
スタント映画でスタントしてるとかさ。
劇中劇をやりつつ。
そうそう。
あーいいじゃない。
映画について語る映画でもあるわけだから。
まあなんかそういう感じで。
まあ筋はすごくわかりやすかったし、なんか意外と振り返ってみると結構楽しい。
映画好きな人なんかね。
なるほどね。
こういうのも面白いんじゃないかなって。
へー。
まあちょっとライトめにね。
そうね確かに。
いつもいつも重い映画ばっか見てるとね疲れちゃうしね。
まあなんかちょうどよくヒットするのもあかんなっていうかね。
ヒットしたんですかこれ。
結構話題になってましたよね。
なんか面白い映画だみたいな。
そう、なんか見事な組み合わせだったし。
あとライアンゴスリングいいよね。
あーそうね。
ララランド。
ララランドとかね。
バービーの剣ですね。
私はドライバーとか好きでしたね。
いやーイケてますよね。
そんな感じでとても魅力的な映画だったんじゃないかなと思います。
ドライバーってどんな映画だっけ。
ライアンゴスリングが、ドライブだ。
ドライバーでドライブ。
カースタントをこなす運転技術を持っているんですが。
あーはいはいはい。
その人が実は。
あの逃がし屋のやつだ。
そう、夜は強盗とか悪い人の運転手をしていてっていう話で。
これは超ハードボイルドというかかっこいい映画でしたね。
まあそんな感じで。
俳優さんの魅力もここに味わえるぞと。
ジェイソン・モモアもちょっとだけ出演しますので。
いい映画ですね。
今週なんかありました?
今週はですね、本読みまして。
ホラーに関する本を最近ちょっとハマって色々読んでたんで。
ネット怪談の民族学の紹介
そのうちの一冊なんですが、
ひろたりゅうへいさんのですね、
ネット会談の民族学っていう本を読みました。
あー面白そう。
これちょっと売れてるっていうか、なんか普通に売れてる本で。
話題だからもしかしたら見たことある?
いやー見たことない。
あ、でも新章?
あ、新章、新章。
えー。
えーと、どっか正解者だったかな?
全然違ったらすみません。
えーと、の新章です。
えー。
どんなお話、早川処方さん。
早川処方さん。
早川処方さんのネット会談の民族学っていう本を読みました。
どんな話かっていうと、ご存知の通り、
昔からネットの世界には会談があると。
例えば木更津駅。
はいはいはい。
どっかで電車で目覚めたら見知らぬ駅にいると。
駅名はどうやら木更津駅らしいとか。
あとスレンダーマンとかね。
あースレンダーマンね。
画像とか有名ですよね。
なんだかわからない化け物がいて子供を殺すと。
スレンダーマンを殺す、子供を殺すみたいな会談もありましたし、
あとは2chでいっぱいあったにもありましたよね。
巨島王とか、小鳥箱とか、リゾートバイトとか。
やばいちょっとわかんないの混ざってたけど。
まあまあまあまあ。
2chの2chでオカルトスレとかで結構流行ったというか。
話題になった会談とかもいっぱいあった。
うん。
いや私まあよく喋ってるんですけど、ホラー映画見れないんですよ。
あーまあ見れないですね。
怖くてやべえ。見れないんですけど。
怖くてやべえ。
怖い感じは嫌いなんですけど。
でもよく考えるとこのネット会談とかはめちゃくちゃ読んでたんですよね。
私ホラー小説も正直そんな読まないんですけど。
なんかたまに話してるけどね。
たまにまあなんかというか、いろんなジャンルの中ではあんま積極的に読みたいなとはならない感じなんですよね。
ただネット会談に関してはもう自分から調べに行って、
2chまとめサイトとかとか読んじゃうぐらい好きだったんですよ。
ああそうですか。
大学生の頃とかね。
そういったネット会談っていうのを一つ民族学っていう切り口からまとめた本なんですよ。
確かに言われてみればインターネットの怖い話って特定の作者がいないんですよね。
そうですね。
いろんな人間が語り継ぐことによっていろんな物語が付け加えられて、
共同体の中で形成されてくるものであると。
だから民族学の対象、民族学って人弁の民族学なんですけど、民族学の対象にできるんだっていう切り口の本です。
怪談の形成とコミュニティ
キサラギ駅とかね。キサラギ駅の初出、いつか。
この本で知ったんですけど、2004年1月8日午後11時。
2chオカルト版に初投稿。
あれそうだよね。実況で盛り上がった。
そうそうそう。実況型の会談で話題になって、今どこにいるの?近くに見えるものない?みたいなやり取りの中で会談が形成されてくる。
次にブームグになったのが、2011年6月30日。
キサラギ駅の投稿をまとめたブログ、まとめブログですよね。
そのコメント欄に、この時キサラギ駅に行ってしまったハスミさんという女性への書き込みが投稿されるんですね。
その後、2011年8月にツイッターで、キサラギ駅についてしまったという報告が写真付きで投稿されて、またちょっと話題になる。
ご存知の通り、2022年にも映画化して、また今度、続編やるとか。
リキサラギ駅って言って、一度キサラギ駅に行ったことのある人が、もう一回キサラギ駅に行くっていう、リアルタイムアタックものらしいですよ。キサラギ駅RTAらしい。
これはちょっと面白そうですよね。
絶対面白いよね。
これは面白いですよ。
そういうふうに、当然映画監督、映画作る人と最初にハスミさんの話を書いた人は別人なわけで。
でもそれが一つのユニバースというか、世界を形成している。
この面白かったのが、一つがいわゆるネット会談の起源っていうのを新しく示してくれるんですよ。
新しくっていうか、調査してくれるんですよね。
民族学でも昔話の調査とかよくあるじゃん。
あんな感じで、ネット会談のそもそもどこで生まれたのかっていうのをめちゃくちゃ調べてあるんですよ。
これが面白い。
さっきのキサラギ駅の話もそうだし、あと有名なところだと、人間って。
ああ、うん。
海の中に人型の巨大生物がいるみたいな。
人間もこれ元ネタも分かってて、これ2009年の6月10日、フォトショップで頂上画像を作ろうすれで作られたものなんですって。
ああ、そうなんだ。
だから元ネタもそういうふうに分かってる。
人間というエピソード自体は2002年の巨大ヨスレに文章の投稿があった。これが一番最初らしい。
巨大ヨスレ。
あとバックルーム。バックルームってご存知?
分かんない。
バックルームっていうのは2018年に、違うな、これ元ネタの方だ。
去年、一昨年から2,3年前ぐらいに動画サイトで話題になった怪談ものなんですけど、現実世界の境目に入り込んでしまって、異世界に入っちゃうと。
異世界っていうのは黄色い壁とか黄色い部屋に取り囲まれていて、行っても行ってもそこから脱出できないっていうのを動画にして、
このカメラだけ発見されましたっていう体でYouTubeから投稿したのがめちゃくちゃバズったんですけど。
このバックルームっていうのも元ネタの画像っていうのが、実はヨンちゃんのヤバい画像セルにあったものなんだ。
これはそういういわだいの有名な怪談の謎が解かれる面白さみたいなのが1個ある。
よくそんな終えるね。
すごいよね。なんかでも終えない怪談とか無くなってしまう怪談とかもたくさんあるらしい。
これは有名だから今でも調べられるみたいな。
あとこの本の面白さだと、ネット怪談というか怪談というものの社会的な影響というか時代による変化みたいなのがあるらしくて。
例えば60年代とかオカルトブームの時代なんで心霊写真とかめっちゃ流行ったんですって。
怪談ももちろんあったんですけど、多いのは例えば自爆霊ですとか、このたたり、これはたたりだと誰々のたたりがあるんだみたいな。
特定の原因をこう示すのが当時流行っていたものが。
流行りとかやっぱあるんですね。
80年代は読者投稿の恐怖体験ブームっていうのがある。
90年代これはもう皆さんご存知の通り、学校の怪談。
いやーマジ毎夏やってたよね。
学校の怪談映画見たことあります?
もちろん。
我々世代でもあるんですけど、あれって民族学者がブームの日付役だったんですって。
ああそうなんだ。
全然知らなかったんですけど。
そういうところで怪談と民族学っていうのは関係があるらしいですけど。
地獄先生ヌーベルとかも流行ってたよね。
ああそうね、確かに。
そういうブーム、世紀末だったのもあるのかな。
そうだね。
そういうのあるよね。
トイレと花子さんとかもありましたよね。
ゼノ年代からはさっきの木更木駅みたいに実況型ですよね。
2chで実況しながら怪談を書いていく。
木更木駅とかフタとか。
フタって何かっていうと木更木駅と同じように街に行ったらちょっと謎のフタを見つけましたみたいな。
近い方に通じているらしいみたいな。
そういう怪談なんですけど。
あとは一人かくれんぼとかね。
こういうのは流行り。
一人かくれんぼね。
ありまして。
そういうのもあったんですね。
そういう歴史的な経緯をまとめているのも面白かったですし、最近の傾向はやっぱり隠州村。
隠州村ね。
田舎に行くと謎の風習が残っていて、
そこで次々と襲われる人間たちみたいなのがすごくウケる。
犬なき村、八尺様、クネクネ、この辺は隠州村者として分類されるみたいですね。
あと最近だと映画化した変な家とかミッドサマーとかゲゲイノキ太郎、ゲナゾなんかは隠州村者として話題になってるねっていうところ。
変な家、変な映画だったな。
私映画はちょっと知らないんですけど、民族画っぽかった。
あれはなんか左手狂の話ですかね。
それで結構いろんな実際に存在するというか有名な海難の起源を明らかにしたり、それが生まれた歴史的経緯とかを説明してて読み物として面白かったですね。
あと個人的な面白さとしては最近の傾向っていうのをまとめられてて、隠州村っていうのは政治的に良くないところがあるんですよね。
田舎を田舎っていうだけで何が起こっても許される場所として描くのは正直田舎ばかりしてんじゃないのかっていう批判があるらしくて。
最近の流行りはどっちかっていうとバックスペースみたいなすごく無機質な異世界に行ってしまいましたみたいな。
そういう田舎差別のないリベラルな怪談っていうのが広がってきてて、それが時代に合わせて変わっていくんだなって面白さが。
怪談にもそういう。
人が語り継ぐものなので時代意識が合わなければ語られなくなって消えてっちゃうんですよね。
コンプライアンスというか正しさ。
人間の無意識のうちに残るものと残らないものがある。
この辺もやっぱすごく民族画の昔話とかもそういうもんですよね。
語り入れがいなくなれば記憶から消えていくものもあるし、
一瞬有名だったんだけど今はもう起源をたどれない断絶しちゃった怪談とかもあったりして。
ネット怪談とかもあるし。
時代とともに変化する怪談
そういう時代による変化とか記録を残す大切さみたいなのもあって、
意外と読みごたえあって面白かった本でした。
皆さんお時間あればぜひ広田隆平のネット怪談の民族画。
ちょっと読みやすそうだし。
サッと読めます。
さてさて、この番組は毎週一冊の方訳アメコミを紹介しております。
今週のテーマはダークウェブ。
スパイダーマンの最新作ですか?
最近出たばっかりですよね、これ確か。
そうですね、方訳自体は今月かな?出たばかりということで。
新刊ですね。
ダークウェブっていうタイトルなんで、スパイダーマン系のビッグイベントなのかなと思って。
表紙見たら思いっきしX面映ってますね。
かなり大型イベントでしたね。
そして表紙に映っているのはスパイダーマン、サイクロプス、ジングレー、そしてマジックですね。
マジックちゃんもいますね。
マジックはミュータントなんですけれども、幼い頃に悪魔に連れて行かれて。
リンボと言われる、地獄の隣みたいなところで育てられたというキャラクターで。
今回まさかのリンボっていうのがすごくメインの。
そうですね、マジックちゃん含めリンボっていう舞台がまさにほぼ中心になるというか、びっくりの物語でしたね。
リンボってこういうところなんだ。
リンボ意外と楽しそうとは思いますね。
寝ると精神的に良くないみたいなことは言われてた。
人間の負の感情を増大させるっていうようなことは言われてたんですけど。
シンプルに面白おかしいお化けの世界みたいな感じでしたね。
割と陽気な感じでね。
ピクサーとかに出てくる世界観ですよね。
今回本の帯には本物のスパイダーマンvsスパイダーマンの複製、オリジナルvsクローンって書いてあるんだけど。
まあ、お見にするほど珍しい伝言でもあります。
たびたび見てきたものでもありますし、これの前作にあたるものか、スパイダーマンクローンコンスピラシーも本物と偽物というのがテーマでしたしね。
そうですね、まあそういうわけでスパイダーマンといえばやっぱりクローンっていうのがね、一つ大きな軸としてありますから、そういった。
で、読んでみたらさ、これがまたいろんな雑誌を股にかけたクロスオーバーでしたね。
すごかったですね。スパイダーマンはもちろんなんですが、エクスメン、あとベノムですね。ベノム氏もありましたし、ミズマーベルもあって、話があっち行ったりこっち行ったりしてすごかったですね。
読むんだけど、結構なライター、結構なアーティストが書いてますよね。だから本当にバトンを渡すような、つないでいくような感じで、まあ一つの大きなイベントを形成しているということで。
なかなかこう一冊でさ、完全に完結するイベントってありそうであんまないとかあるじゃないですか。もちろんこれも全部入ってるわけじゃないんですけど、
なんかこれ一冊読むだけで、あ、アメコミの大型イベントってこんなんかっていうのは存分に味わえる。そうですね。こういうのは何て言うんでしたっけね。コラボレーションっていうかね。
イベントのために読み切りを作るんじゃなくて、本当に毎週連載している中で、お互いの話がクロスオーバーしていく形式で。
包訳の文字自体もめちゃくちゃ厚くて。何ページくらいました?
300ページ以上かな。
350ページくらいなのかな。結構な厚さがあるんで、結構存分にそういったクロスオーバーの魅力を味わえるのかな。
しかも最後ちゃんと綺麗に終わりますもんね。
落ち着きましたね。
なかなかこういう大型イベントって続きは時間というか、今後の匂わせで終わったりもすることが多いですが、
なんかもう本当これ一冊でしっかり落ちてまでついて、さらに次への期待も煽る終わり方になってるんで。
良かったですね。
良かったですね。本当にいろんな人に読んでもらいたいなって思うんですが、おすすめはしづらい気もしますね。
そうですね。正直やっぱ、それぞれのスパイダーマン、Xメン、ベノム、ニズマハベル、それぞれみんな日々頑張って、物語を紡いでるわけなんで。
繋がってるんで。
特にベノムしね。
ベノムのパートすごかったですね。
ベノムもちろんそんなに読んできてないっていうところもあるんですが、そうは言っても。
キングインブラックとかまで結構付き合って読んだじゃないですか。
だからそのぐらいまでわかるなと思ってたんですけど、エディの息子がまた全然違うというか。
息子世代が出てくるんですが。
すごい成長というか。
知らんやつが知らんやつになってたりとかね。そういう展開も多いんで。
アメコミってこんなもんだよなって思える練習としてはいいのかもしれないですね。
確かにね。そうね。アメコミって完全に理解しようとか全部が知りたいとかってなると、話変わってくるからな。
わかんないけどとりあえず読み進めたら面白くなってくるっていうアメコミの体験を味わうにはちょうどいい作品かもしれない。
逆に何も知らずに読んでも多分面白さ、私が感じた面白さとあんまり変わらないかもしれない。
意外とね。
私もあんまりよくわからず読んでたしね。
アメコミってやっぱね、体験だからね。
そうね。まさにそうですよね。
物語としての面白さももちろんあるんだけど、やっぱり実際に経験することによって味わえるものが大きいもんね。
飛び込んでってほしいですね。
というわけで、新刊ですが中身に触れたような話もしてしまうと思いますので、ぜひぜひ。
買って読んでいただいて。
この先聞いていただければと思います。
ベン・ライリーとクローン・サーガ
今なら電子もセールしてるんじゃなかったかな。
本当に?新刊は対象外じゃない?
ポイントがついたりとかそういうパターンなんで、ぜひみなさん買ってみましょう。
じゃあいいですね、チャンスです。
まずね、私このクローン、ベン・ライリー。
ベン・ライリー君。
結構好きなキャラクターなんですよ。
というのもクローン・サーガで出てきて、ピーター・パーカー、ベン・ライリー、2人とも同じ遺伝子を持ち、そして記憶まで一緒だと。
でもベンはピーターじゃないから、自分の慣れ親しんだ街を去って、2人の街をしていくって話なんだけど、あれ実はベンの方が本物だった?
いや違ったかっていうね。
あらすじでいうとめっちゃしょうもない話なんですけどね。
それはもうすごい面白かったんですけどね。
クローン・サーガというね、スパイダーマンの有名なエピソードがあるんですけども。
またこのね、居場所のない男っていうね、夏の不幸を背負うヒーローの姿っていうのが結構活かしてたじゃないですか。
かっこよかったね、好きでしたよ私も。
最初はパーカーというかフードみたいな姿だったんだけど、その後上半身に赤多めのね、ちょっとシュッとしたスタイルになったりとかして。
ベン・ライリーかっこいいな。ピーターと違って、見分けをつけるために金髪に髪染めてるんですよね。
なんか同じ人、遺伝子的には同じ人なのに、ベンの方がかっこいい感じじゃない?
確かに。私服のイメージパーカーっていうの決まってるのもなんかおしゃれ感出ますよね。
あとやっぱそのクローン・サーガではジョン・ロミータ・ジューニアのアートでね、雨降る中でさ。
あーいつも雨降ってたね、あの時。めちゃくちゃニューヨーク雨降るなっていうぐらい雨降ってたけど。
人間のすごいついたさ、アートもめちゃくちゃかっこよくてさ、すごい好きなキャラなんだけど。
前に読んださ、クローン・コンスピラシーでさ、全てのクローン、死んだ人をね、みんなクローンで復活させて、ハッピーだっていうような悪役として出てきてね。
こいつこんな奴だったかっていうのは正直ちょっと思いましたよね。
死んだり蘇らせたりを繰り返させられたせいで悪くなってたらしいですね。
その後スパイダー・アゲドンで正気に戻るんですが、またしてもなんやかんやって記憶が混濁する。
なんか薬液に使った結果、精神と肉体と記憶がめちゃくちゃになってしまったということで、不幸な男ですね。
どこまでベン・ライリーをさ、おもちゃにすれば気が済むんだ、マーベル編集部の。
いやほんとね、よくないですね。かわいそうですよ。
いやほんとよ。ピーター・パーカーがね、いつも不幸に見舞われることを、パーカー・ラックなんでね、冗談で言ったりするんですけど。
全然ベン・ライリーの方がひどいのに合ってる気がしちゃいますよね。
そうね。今回かなり大暴れするんですが、まあしゃーないかなって思うところありますよね。
なんか幸せになってほしい。
そうね。えっとスパイダーマンライフストーリーでしたっけ?なんかベン・ライリーすごい幸せに終わる話もありましたよね。
まあやっぱ同じように思ってるライターの人も結構いるんだろう。
擦りやすいというか、いじりたくなるなっていうのはちょうど良さありますよね。
まあ確かにね。すごくいいキャラだよね。だって一時期は本当にスパイダーマン。
本物だった時期もあるわけで。
ということでね、そんなベン・ライリーが、まあ今ちょっとそういうわけで記憶がおかしくなっちゃってて、
えっと、俺の記憶を返せと。
ピーター・パーカーが俺の記憶を奪ったんだと。お前のせいで俺はこんな姿になってしまったと。
だからなんとか取り戻してやるっていうのが物語のスタートですよね。
そうですね。というわけで今回の敵はベン・ライリー。キャズムって名乗ってますね。
キャズム。亀裂とかそんな意味でしたっけ?
なんか欠落とか。
かっこいい。
まあ見た目は紫色のスパイダーマン。
見るからに悪いスパイダーマンだって言われてますもんね。
そしてもう一人のリランと言いますか。
なんと言いますか。
こっちはジーン・グレイの。
ジーン・グレイのクローンですかね。マデリーンでしたっけ?
そうですね。ジーン・グレイのクローン、マデリーン。ゴブリン・クイーンですね。
彼女は彼女でシンスターにクローンとして作られたキャラクターで、なんやかんやあって。
なんやかんやあって。彼女も記憶の欠落に悩んでるんですよね。
そして彼女はリンボの王座みたいなものをもらっていて、リンボを実質的に支配しているというようなキャラクターで。
この二つのXメン、スパイダーマンそれぞれのリランをクローン、そして記憶の欠落といった部分で結びつけた優秀なコラボレーションですよね。
リンボの可愛いお化けたち
そうですね。確かに同じような羊というかクローンでありつつ、かつ特定の記憶が抜け落ちてそれを取り戻したいと悩んでいる二人。
これが今回のヴィランの中心になって、リンボとニューヨークが大騒ぎというお話でした。
そうですね。ニューヨークにリンボが攻めてくるんですけど、そうするとどうなるかというと、ここがもう可愛いお化け。
武器物が意識を持って喋り始めるんですよね。しかもずいぶんご機嫌な喋り方というか、おしゃべりなんですよね。
楽しそうですね。本当に自動向けのお化け映画とかってこういうノリですね。
確かに。めっちゃピクサー感を感じましたね。
最初に出てくるお化けはポストのお化けだもんね。
ポストのお化け。自転車のお化けとかね。身近なものがお化けになります。
後半のネタバレになっちゃうけど、ムスリムが集うね、墓地のお化けの仮名。
モスクのお化け、めっちゃ良かったよね。
全然ね、こいつらね、話がわからないわけじゃないんですよね。
コミュニケーションできるんですよね。
モスクのお化けに関しては、話し合えば何とかなるだろうと中にいるムスリムの人たちが考えて、おしゃべりで解決しようとするんですよね。
これは素晴らしいですね。
ミズ・マーベルの死の話なんだよね。
ブラザーと話し合えばわかるじゃないか。
いや、俺はブラザーじゃないかもしれない。
シスターかもしれないだろう。
俺を性別のわかるような名前で読むんじゃない。
結構今風の価値観になってて、その辺もね、面白でしたよね。
でもムキブツに対しては。
性別決めつけるのは明らかに良くないことですからね。
性別のないJCMと呼んでくれ。
ミズ・マーベルパートは後で出てくるんですけど、普通にめっちゃ面白くて。
ミズ・マーベルこんなに今面白くなってんだって思いましたね。
やっぱりミズ・マーベルって、現代的な価値観、現代アメリカの若者が向き合っている問題みたいなことをストーリーに取り込んでるからさ。
そのらしさが出たなっていう感じが非常にありましたね。
ムスリムから見たアメリカとかもあって、普通に読みごたえがあって、これはこれで独立した面白さがありましたね。
マーベル世界って懐が広いというかなんというか。
ニュータントはそれぞれ特殊な能力を持ってるんですけど、それはあくまで突然変異による特殊な能力ですね。
スパイダーマンはご存知、蜘蛛の力を使ってるんですけど、これも諸説あるけど、基本的には放射能で突然変異した蜘蛛に噛まれて、科学的な説明がなされている。
一方でリンボッツは非常に魔術、魔法的な能力であって。
表面的に見たら目からビームもさ。
目からビームも手首から糸も同じようなもんで。
同じようなものなんですけど、やっぱりそれぞれ違うものとして。
序盤でスパイダーマンがリンボに送られてしまうシーンがあるんだけど、自ら望まなければこの魔法が機能しないっていうのがあったりするじゃないですか。
確かに魔法のルールっぽいね。面白い。
あと、リンボは取引によってゴブリンクイン・マデリーンに受け渡されたから、オーザーを渡す時にですね、エックスメンの本拠地を攻撃しないっていう契約があるから、魔法でエックスメンの基地を攻撃できないんだ。
なんとなくやっぱり魔法って、わかんねーけどこういうルールあるよなっていうね。
なるほどね。契約とか交換とか契約とかって、魔法とか神話の世界のルールでよくありますよね。
Xメンとのコラボレーション
こういうのってまたミュータントの能力とはちょっと違うじゃん。
そうね、確かに。
そういう描き方もちょっと面白かったな。
で、行くこのリンボね。
リンボパート。リンボは愉快だなって思いますよね、やっぱりこれ見ると。
地獄ではあるんですが、ピーター・パーカーのためにニューヨークそっくりに作ったリンボになってるんですよ。
そこではピーター・パーカーは新聞社のカメラマンとして働いてるんですが、同僚が全員リンボの住人ということで治安がめちゃくちゃ悪い。
ただ単に怖い人達っていうよりは本当に可愛いキャラクターとして描かれてるのが良かったですよね。
ピーター・パーカーがいつものように人間の姿で言ってるんですが、スパイダーマンの頃と同じようにリンボで苦しんでる人を助けてあげたりすると、助けられた方はめっちゃピーター・パーカーの方が好きになったり。
その辺もリンボの人間らしさというか、面白さみたいなのになってましたね。
ピーター・パーカーをおびき寄せるためにジェイ・ジョナ・ジェームソンとかをさらってたんで、本当に住人はモンスターなんだけど、全然憎めない。
憎めない奴らばっかりの世界でしたよね。
リンボは面白かったですね。
ピーター・パーカーに助けられたリンボの住人もピーター・パーカーみたいになりたいということで、なんやかんやあって、ピーター・パーカーの逆読みですから、レックラップとしてまた新しいスパイダーマンが一人生まれてましたが。
パーカーを逆にしてね、R.E.K.L.A.P.
レックラップ。
こういうコミュニケーションをすればリンボの住民にあっても分かり合えるんだというところは面白かったですね。
ピーター・パーカーにより日常を感じてもらいたいということで、肉体改造というか、肉体改造というのはこの場合、魔合体みたいなことをですね。
魔術の力でシニスター6みたいな奴らを作り出してましたね。
シリアス6ですね。
キャラ的な面白さがありましたね、スパイダーマンのリンボパート。新キャラがどんどん出てくるし、みんな魅力的なキャラクターばっかりで。
リンボのキャラが、どこかしらコミカルさと、キュートさみたいなのが、可愛さみたいなのがあるおかげで、あんまり深刻にならなかったですね、今回。
別にこのままではうまくいくんじゃないかっていう感じがありましたね。
そんなもんだでね、まずリンボから脱出するぞっていうのがね、序盤の盛り上がりでしたね。
無事ね、リーターはニューヨークに帰ってこれるんですけれども、ニューヨークはニューヨークで大変なことになっている。
お化けパーティーが続いてますからね。
先ほども言ったようにね、今回の敵はベンライリーキャスとゴブリンクイン、マデリーンだということで、
マデリーン側にはやっぱりXメンが対処していく。
このXメンパートもまあ面白かったですね。
Xメンパート面白かったですね。
なんか絵もちょっと水彩画っぽいって言えばいいですかね。
淡い色づきで、全然絵の雰囲気も変わって。
シナリオもシュールギャグみたいなのが多めで。
めっちゃギャグでしたね、これはこれで。
めっちゃ面白かったよね。
ギャグの路線も変わって。
サイクロプスとジーン・グレイが捕まっちゃうんですけれども、
サイクロプスのお兄ちゃん?弟だっけ?
カボック、アレックスでしたっけね。
が捕まっていくんだけど、
ダーク・ウェブの冒険
サイクロプスってね、カプコンの格ゲーでもよく出てくるから知ってると思うけど、
目からビームが出てくる。
映画でも誰だってやる。
これもう目からは常時ビームが出っぱなしなんで、
それを抑えるためにバイザーをつけてやるという設定なんだけど、
目開くとビームが出ちゃうね。
どうやってサイクロプスを無力化するか。
コイルをサイクロプスの頭の周りに何匹か吊るしておく。
魔法の何かとかじゃないのすごいですね。
魔法の糸でコイルを吊るすっていう。
ちょっと分かんないで目開くと、
コイルの臓物がぶちまかれてしまうぞということで、
サイクロプスは目が開けない。
これネットとかで見たことある画像だったんですけど、
この話だったのかって思いましたね。
元ネタこれだったのか。
なんかこういうテンションのね。
めっちゃシリアスなギャグだったし。
この時、アレックスお兄ちゃんも一緒に捉えられてるんですけど、
昔付き合ってたんですよね。
マデリーンと。
マデリーンとお付き合いしていて、
80年代にもお付き合いしていたそうなんですが、
80年代風の衣装に着替えさせられていて、
当時は露出が激しかったので、
今見ると明らかに変態仮面みたいな服装になってて、
それをちょっとアレックス自身もなんだこの服装?
ってなりつつでも真面目な話をマデリーンとするっていう。
際どい衣装をずっと着たまま真剣な会話させられるという。
シュールギャグでしたね。
めっちゃ面白かったですね、この感じ。
おしゃれだよな。
そうね、確かに。
ちょっと肩の力も抜けてるというか。
すごく好きでしたね。
マデリーンには息子がいて、
デッドブールの映画にも出てきた。
ケーブル。
姉さんとか。
ミュータントの赤ん坊ですよね。
ここの記憶がないっていうのが彼女の欠落なんだよね。
子供を産んだとこまでは確か覚えてるはずなんですが、
それ以降の子育てとかの記憶が全くない。
これをジーン・グレイに奪われてしまったんだっていう風に考えているのが、
彼女の一番の悩みというか行動の動機になってるんですが。
そもそもケーブルの設定って私はあんまりよく知らなかったんですけど、
ミラインみたいに過去に行ったり来たりしてて、
若かったり年取ったりいろんなケーブルがいるんですが、
子育て期間も実はそんなに長くなかったんですよね。
なんだけど、そもそもその記憶自体がないので、
とにかくそれが欲しいと。
なんとかしてそれを取り戻したい。
そのためにマイックスメンとの対決にもなってしまうんですが。
記憶を取り戻すためにマジックちゃんと本物の方ですか、
ジーンを夢の世界に誘って記憶を取り戻そうとするんですが、
このパートも良くなかったですか?
良かった。
このジーンとマジックちゃんの鎮動中というか、
これもずっとギャグというか、ユーモアが常にあるんですよね。
ギャグでしたね。
マジックちゃんはロシア系なんですよね。
なので、いつもダーとか言ってますけど、
棒を持って大暴れしてますね。
夢の世界なんでね、強い。
たださ、とにかくサイクロプスの話もそうだし、
マジックちゃんの話もそうなんですけど、
ユーモアが常にあるんですけど、問題というかさ、
彼女の悩みとしてはすごく真剣なものなわけで。
しかも人生の悩みよね。
人間が生きる上での悩みというかさ。
本質的な悩みみたいなのが同時に描かれてるんで、
このギャップというか空気感みたいなのも、
すごく作品の雰囲気として良かったですね。
そうですね。
いやでもやっぱシュールギャグすごいな。
脱出したサイクロプスとさ、
僕がさ、子犬を散歩しながら、
ジーン、マリーって来る。
遅れてすまん。子犬たちを救っていたから。
もちろんハボックはキュアドイン。
もうへそだし太ももだしみたいな服で来るんですけど。
このギャップですよね。
めっちゃ名作だと思います。
この部分クソ面白い。
また最終的にマデリーンは仲間というかですね、
会心というか。
我々は対立する必要がないんだということで、
記憶を共有して仲間になってくれるんですね。
この解決の仕方もね、平和というかさ。
納得感のある終わり方ですよね。
クローンでどっちかの格下げちゃえばいけないもんね。
両方いい感じで終わらせないと。
やっぱり偽物と本物って形にはできない。
クソ物語の構造上。
すごく美しい終わり方をして、
ここからじゃあニューヨークに行くぞっていう風に、
ニューヨーク大集合って繋がっていくのが、
やっぱりよくできてる話だと思いますね。
そうですね。
なんか結構個々のパート、
しっかりそれぞれの面白さがあって、
最後はちゃんとニューヨーク大決戦で終わってくれる。
まとまっていくという。
やっぱ面白かったな。
面白かったですね。
続くミズマーベルのお話では、
全く知らなかったんだけど、
トーマス・エジソンの。
鳥人間みたいなビランがいるらしいですね。
異人の鳥人間が。
異人のクローン作ったら鳥の羽毛が混ざっちゃったらしい。
ザ・フライと一緒ですね。
鳥は安定するんだよね。
クローン技術、鳥のDNAっていうのはいいから、
いろんな異人鳥で復活させようと。
これなんか人気出そうですよね、どのキャラも。
ジ・インベンターズですか。
オカメンインコのトーマス・エジソン。
サラ・テスラ・オオハシ。
アフリカハゲコウ・レオナロド・ダ・ビンチ。
こういう異業頭キャラってめっちゃ好きな人いますよね。
人気出そうって思いました。
マリー・キュリー・フィキシン。
フィロ・ファンズ・ワースって誰ですか?
ファンズ・ワースって有名な人じゃなかったっけ。
あんまりよく知らないよね。
どういうチョイスなんだろうね。
確かに科学者中心ではあるけれどもね。
このオカメンインコのトーマス・エジソンは、
ミズ・マーベルの初期のビランなんでしょ。
初期のビランで死んでしまったんですが、
無機物の部分が蘇ることによって復活したと。復活超人。
だからちょっとサイボーグ地見てるんですね。
ゾンビっぽくサイボーグっぽくなってますね。
ミズ・マーベルの私は現状を知れてよかったですね。
いろんな仕事を点々として挙げていく。
今ではオズコープのインターンとして働いている。
ミズ・マーベルはやっぱり科学キャラなんだなっていうのは面白かったですね。
敵役が全部科学者っていうのもそうだし、
オズコープのラボで働きながら
ヒーロー活動もしているということで。
割と彼女もいろんな世界に入っていける
いいところにポジションがありますよね。
今回は同じ若手チームで
チャンピオンと活躍していた
マイルズ・モラレス君が助けに来るシーンもありました。
モラレス君も大活躍でまだ頑張ってますね。
さっき少し話したね。
モスクの怪物と戦って。
心通わせるシーンとかね。
やっぱりムスリムのコミュニティっていうのはね、
ひとつミズ・マーベルの大きなテーマだから。
モスクを中心としたコミュニティが
絆を作ることで地域社会とか
問題が解決されていくっていうのは
とてもミズ・マーベル的な作品のテーマに沿った
いい終わり方だったなって感じですね。
最終決戦はニューヨークで
Xメンもスパイダーマンも
ベノムもね。ベノムちょっと省略しちゃったけど
ミズ・マーベルの成長
ベノムもなんやかんやあってやってきて
大決戦ということで最後の盛り上がりになりますね。
これはもうぜひ読んでいただいて
っていう感じなんですが。
どうしてもベン・ライリーかわいそうだなって思いましたけど。
みんなにボコボコにされちゃうんですよね。
確かによくないことしたんですが
薬液につけられて精神と肉体がボロボロになったことを考えると
そんなしてやるなよって思わなくもないですね。
ただ最後少し救いのある終わり方だったかな
最後はそうですね。
最後のオチまでリンボいじりで終わりましたが
ニューヨークどうなってしまうんだって。
いいねこれめっちゃ楽しみだよね。
あとこのモスク、化け物になったモスクって
多分化け物のままなんですよね。
確かに最後までおかげで
話し合いができてよかったよみたいな感じで終わった。
特に解決せずに終わってるのでこれら今後ミズ・マーベルで
モスクが変形して戦う。
大きい相手と戦うときに
力を貸してくれる日が来るかもしれないですね。
はい、というわけでダークウェブでした。
スパイダーマンのファン、エクスメンのファン、
ベノムムのファン、ミズ・マーベルのファンはもちろんなんですが
アメコミの大型イベント的ないろんな物語が一つに集約していく
体験を味わいたいという人にはぜひ
おすすめの一冊ですね。
ちょっと分厚くてビビるんですが
見返りは大きい作品だったと思います。
それぞれのキャラクターが好きだったらいいかと思いますし。
ここで知ったキャラをより掘り下げたい。
アレックスをもっと知りたいとかね。
ベノム氏のキャラが
私の中では初めまして感が強かったから。
マジで知らんってやつがご存知のって感じで出てくるのは
ちょっと面白かったですね。
スマイダーマンもね、今ハリー死んで
また死んだんですね。
死んでまた生き返ってまた死んで
ってのがあったみたいですね。
ブランドニューレインの時にね
歴史改変が起こって
ハリー生きてるよこの世界で
って言われて出てきた時とか
大々的な感じで出てきたけど
20年くらい経ってんのか。
もう一回殺したんだね。
そして生き返ってまた死んだんだね。
スパイダーマンのこと全然知らんなって思いましたね。
知ってるようでね。
昔の友達みたいな感じがしました。
あ、お前今そうなってんだ。
お酒飲んでんの?
MJ子供いんの?
面白かったです。
やっぱ真剣に追ってる人とはまたちょっと違った。
そうで時々つまみ食いしてるとこういう面白さもありますね。
久しぶり。
どうなんですかねみんなね。どのくらいの熱量で追ってるんですかね。
好きな人きっと全部読んでるんだろうねスパイダーマンなんできっと。
人気柄ですもんね。
まあでもそれはそれで絵がたい経験だったんで。
まあアメコミは面白いぞと。
いろんな楽しみ方がある。知らんくても面白い。
まあこれもオンゴーイングなんでね。
そういう面白さもぜひぜひやってみていただければと思います。
じゃあいつものお願いします。
番組へのご意見ご感想あればXNにハッシュタグ公約アメアラレをつけてツイートしていただくか
メールはいつでもお待ちしております。
メールアドレスは
アメコミアメアラレ
comiです。
アメコミの感想映画の感想などなど何でもお待ちしております。
何でもいいんで。
ダーク・ウェブの影響
面白かった心象とかは普通に知りたいかもしれない。
この心象面白かったです。
今週何食べたのコーナーは別に俺らがやらなくてもいいかな。
誰かの紹介しても全然いいので。
今週食べたこれが面白かったです。
音声データとかね。
来週いかがだったでしょうか。
来週は歴史的名作をやっておきたいなと。
グリーンランタン&グリーンアロー
あれ合ってる順番?
グリーンランタン&グリーンアロー
DCコミック
グリーンランタン&グリーンアローが協力していろいろやるという話ですね。
これのすごいところは1970年代の作品なんですよ。
そんな前なのあれ。
つまりダークナイトリターンズやウォッチングよりも前。
最初のクライシスティングよりも前。
当時犯罪とか
ドラッグとかこういうのを漫画で描くの
大変だったんですね。
ダークな世界が主流になるよりずっと前の話だったもんね。
だからすごく
子供向けに振り切ってたコミック
作られた時に結構リアルな
社会問題に
現実的な悪
犯罪というか
悪とか犯罪とかじゃなくても社会の歪さとか
そういうところに切り込んでいくっていう作品だったので
もしね
歴史の教科書みたいなアメコミ誌の教科書みたいなのが書かれたら
やっぱりウォッチメント
それからダークナイトリターンズというのは社会問題
大人向けのコミックの始め
っていう風に語られると思うんだけど
やっぱりこういう作品があってこその
突然生まれたわけじゃないんだ
ウォッチメントダークナイトも。なるほどね。
その一端を知るためにも。
楽しみだな。ちょっと厚めの本だし
これはビレッジだったっけ
かな
ちょっと今は多分電子とかじゃ
出ないかな。出ないかもしれない
ショープロだ。ショープロだけど
電子化はしてないのかな。少し手に入れるの
難しいかもしれないんですけど今言ったように
本当に
歴史的意義ある作品だし
古いっちゃ古いんだけどやっぱり面白い作品
なんでぜひぜひ手に取っていただきたいな
という風に思います。楽しみです。
それではまた来週。さよなら。バイバイ。
フォールガイの紹介
年度末っていろいろ忙しいじゃないですか
忙しい。いろいろ残せないこととか
4月から新生活ありますからね
またま使わない絵がないなっていうのは結構あってさ
今日はホールガイ紹介したんだけど
ビーキーパーっていうさ
ジェイソン・ステイさんが
元特殊になり出て
面白い。もう面白いじゃん
振り込め詐欺集団に隣人を食い物にされたんで
ブチ切れて
アジトを燃やしに行くっていう
現実的な悪との戦いだ
すごいやりすぎるんですよ
この節、建物はバカにさせるし
そういうことやってるから
FBIとか元CIAとかがどんどんどんどん
ジェイソン・ステイさんのコメを送るんだけど
そういう人たちはそんな悪くないんだよな
まあでも人材は寝てるっけ
頭使いたくなくてアクション映画見てるんだけど
この人たちにも家族とかいるんだろうかとか
思っちゃってちょっと気がついちゃった
52:10
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