これご存知でした?
いや、知らない。
本当?
え、何この本のサイズ。
あ、そうそうそう。
まずはこの本のサイズ感ですごい話題になった本で、
ページ数多分60ページぐらいしかないんですけど、
短っ。
本当にスマホより小さいぐらいのサイズ感の本なんですね。
で、表紙に口に関するアンケートって書いてあって、
裏表紙には口は災いの元って書いてあるだけで、
その他の情報は一切ない。
で、本屋だと、多分ほとんどの本屋がフルパッケージというか、
ビニールで全面覆ってて、なんだこれはって思わせるような売り方をしている。
小説ですね。
ただもちろんそれだけだと売れないので、
隣に節次さんの他の小説、近畿地方のある場所についてとか、
汚れた聖地巡礼についてとかと並べて置いてあるので、
ホラー小説なんだなっていうのが、
外側から分かるようになっている本ですね。
で、内容としてはホラー小説ですね。
ある場所、呪われた場所を訪れた、
肝試しに訪れた大学生たちのうちの一人が死んでしまうと。
それをきっかけとして、
様々な恐怖が襲いかかってくるみたいな感じの本ですね。
面白かったですね。
短編なんで、人生観変えるような衝撃とか、
これまでのホラー小説観を覆すような作品とは言わないんですけど、
やっぱり60ページの短編としては十分楽しめる内容だったし、
この節次さんの小説の特徴だと思うんですけど、
近畿地方のある場所についてとかってご覧読みました?
いや、ごめん。全然。
なんて言ったらいいんだろうな。
ホラー小説っていうのを、
メディアっていうのに注目して語ってる人なんですね。
恐怖っていうのはどういう風に伝達していくのかっていうところに注目していて、
近畿地方のある場所についてっていう小説だと、
例えば雑誌の記事だとか新聞記事だとか、
そういう色んなメディアの情報を繋ぎ合わせて連続して読んでいくにつれて、
なんとなく近畿地方のある場所に秘めている秘密とか恐ろしさみたいなものが明らかになってくる
っていうタイプの小説なんですね。
例えば何月何日の雑誌にはこんなこと書いてありましたとか、
ネットニュースの記事にこんなのが載ってましたみたいなのを載せていくと。
その恐怖をメディアによって恐怖をどう描くかっていうのに注目している作家だと思うんですが、
今回の口に関するアンケートは語りですね。
その一緒に肝ダメージに行った大学生たちの語りを中心に、
いったい何が起こったのか、いったいどんな恐ろしいものが恐ろしい体験をしたのか、
その結果どうなったのかっていうのを色んな人の視点で少しずつ語っていくタイプの小説。
その形式自体は昔からあるものかもしれないんですが、
そこにちょっと一工夫二工夫加えることによってちょっと違った読み味というか、
単なるやぶの中方式の話ではなくて、しっかり新しさというかメディアとしての新しさみたいなものを出している小説ですね。
口に関するアンケートというタイトルの上にしっかりアンケートがついていて、
これもまあ仕組みとして、恐怖の仕組みとしてちゃんと機能している。
これ面白かったですね。仕組みの面白さ、構造の面白さみたいなものがある小説家だと思います。
口に関するアンケート、面白いですよ。
あとは割とTikTokとかでも話題になっているらしい。
TikTokとかやってないでしょ。
全くやってない。
TikTokで話題になっているから何なんだよ。
だから若い人でも読んでいるんじゃない?
ああ、そういうことか。
若い人が読んでいるから何だって知らないですけどね。
本当だよね。TikTokとか別世界の話なんだから。
全く人生に関わりがない。
他のパラレルワールドでは流行っているらしい。
本当だよね。
ちょっと怖かったかな。
そうか。言われてみれば、私はそもそも本を読まないんだけど。
確かにね、ホラー小説って読まないわ。
ナシとかいう人とか流行っているよね。
ナシ?
あれ?流行ってない?
分かんない。知っている?分かんないかも。
ああ、そうか。なるほどね。
なのでホラー小説は私結構そういえば読んでいたなっていうのを、
昨日ラジオを撮った後にちょっと思い出して。
ということは別にホラー自体は摂取しているんだな。
そう。映像のホラーが私は見れないのかもしれないですね。
なんで?嘘だから?
本も嘘でも。
なんかね、ホラー映画は見れないんですよね。
前にオススメしてもらったホラーだとね、
来るを見たんですよね。
ああ、来る。面白いじゃん。
なんかあんまり面白さが分からない。
ああ、そっか。
えーと、帯湾が来るじゃなくて何だっけ?
え?ボギ湾?
ボギ湾だ。帯湾が来たら。
帯湾が来たら、まあそれはそれで怖いかもしれない。
ボギ湾が来るのは読んだんですけど、
なんか映画の方はあんまり乗り切れなかった。
あ、何?小説は読んだんだ。
小説の方は読んだ。
で、映画も見て、
まあなんか面白かったんだけど、
普通に怖くて嫌だったな。
まあ、あれは確かに普通に怖い。
ホラー小説はなんかそんな怖くない気がするんだよな、言うて。
いや、ホラー映画もそんな怖くないと思うけどな。
これあれか、我々が摂取してきたメディアの違いということだ。
慣れ?
慣れの問題か。
なるほどね。
ということで、まあ機会あったらぜひ500円ぐらいで買えるんじゃないかな。
安いね。
電子書籍でも売ってます。
ポプラ社、口に関するアンケートを説明さんでした。
なるほどね。最後のアンケートでネタバラシというか。
ネタバラシというか、もう一つ深い階層で怖さを見せてくれた。
おお、すごい。
なるほどね。
今週どうでしたか?
今週ですか?
ちょっと仕事が忙しくてね。
あら。
もうあれですよ、ここで話すためにゲームを買いましたよ。
すごい、ここのために出費までしてもらっちゃって。
たびたびこの、たびたびでもねえか。
このラジオでさ、ゲームやってますっていう話をしてさ。
風雷の試練。
たびたびじゃねえわ、風雷の試練の話しかしてないんだわ。
風雷の試練6、やっぱりすごく面白くて。
バージョンアップを重ねて操作感というかさ、やりやすさすごい増してったし。
ダンジョンのボリュームを少し足されてて。
それはそれぞれ面白くやってたんだけど。
やっぱり任天堂スイッチじゃないですか。
ちょっとやれる時間やれる場所みたいなのが限られちゃって。
へえ。
家で腰捨ててゲームする?
いや全くしない。
やっぱり結局スマホゲームとかが一番やるんだよね。
確かに。
でさ、風雷の試練ってローグライクゲームって呼ばれるジャンルのゲームなんだけど。
前にお勧めしてくれたさ、スレイザスパイアっていう。
ああ、はいはいはい。
これもまたローグライクゲームで。
デッキ構築型ローグライクゲーム的なカードゲームだよね。
カードゲームで、だけどローグライクっていうやつあったじゃないですか。
はいはいはい。
あれにめちゃくちゃドハマり、ドハマりというかもうなんか携帯、スマホ触ってる時ずっとやってるみたいな感じで。
結局700時間くらいやってたよ。
へえ、すご。
もうトロコン、全ての実績解除してさ。
もうさ、裏ボスの心臓っているじゃん。
はいはいはい。
あれも、もう本当に何回かやれば何回か倒せるっていうかさ。
おお、すごい。
運が悪くなければ倒せるみたいな感じになっちゃってさ。
うわあ、なんかもう何もないじゃん。
もうこれ以上やることないんですよ。
そうね、もう極め切ってるもんね。
トロコンも最後20分以内にクリアするっていうやつがちょっと大変だったけど、まあそれもできて。
またもうタイムアタックし続けるしかないよね。
そうそうそう。もうこうなると後はタイムアタックか、己自身で縛りを貸すしかないじゃないですか。
やることなくなっちゃったなと思って。
だから新しいスマホゲーやりたいなとは思ってたんだよ。
でもちょっと億劫だなあなんて思いながら過ごしたんだけど、
ああやべえ、今週話す円溜めねえやと思って。
ああじゃあスマホゲー買おうと思った。
新しいローグライブゲームを買いました。
クリプトオブネクロダンサー
ああネクロダンサーって昔やってたなあ私。
え嘘?
パソコンゲームであったよね。
ローグライクで。
あんまりハマらずに終わっちゃった。
なんかこう音ゲー的なやつじゃなかったっけ?
そうですそうです。ローグライクゲーム×音ゲーでずっと音楽が鳴ってるんでそのリズムに合わせて行動しなくちゃいけないですね。
あんまりこう私ゲームのルールが理解できなくてハマりきれなかったな。
ああそういうことか。確かにこれむずいなあと思いました。
風雷の試練ってこっちが一歩動くと相手も一歩動くというルールですよね。
でこのネクロダンサーも同じシステムなんですけど一歩動くっていうのが一リズムなんですね。
ジャンジャンジャンジャンに合わせて行動していかなくちゃいけない。
で敵もそれに合わせて行動するっていう形で。
面白いなと思ったのは操作に必要なのが十字キーだけなんですよね。
攻撃も移動もアイテム使うのにはタップとか必要なんだけど基本的には十字キーだけでプレイできる。
ローグライクゲームって何?って思いました。
何があればローグライクゲームなんだろう?
はーなるほど。なんだろう。
ローグライクゲームってそもそもローグっていうゲームがあってそれに似たゲームだよね。ローグライクなゲームなことだと思うんだけど。
ローグやったことないからさ。何がローグライクかわかんないわ。
ローグライクとは何かってよく定義の話出たりするよね。ジャンジャーの定義の話とか聞いたことあるけどね。
風雷の試練は無限に行動できないように満腹度っていうのがある。ある程度行動するとその満腹度が減っていってゼロになるとガシして死ぬシステム採用してるんだけど。
このネクロダンサーは曲が終わると強制的に次のステージに行かされるっていう形で無限の探索っていうのを制限してる。
あとネクロダンサーは敵の動きにある程度パターンがあるので、例えば自分と全く逆の動きをする敵とかがいるんですよ。
自分が上に行ったら敵は下に来て、自分が右に行ったら敵は左に来る。壁とかがあるんで、とは言っても無限に離れ続けるわけにはいかない。
そういうことをやって、相手に隣接してしまうと攻撃を受けてしまうので、自分が先手を取れるように相手に接近するっていうのをしていかなくちゃいけないんだけど、
それをリズムの中でやらなくちゃいけないから、めっちゃ瞬発力飛ばれてすごく苦戦になるね。
ボスとかも同じ列にいると火吹いてきてめっちゃダメージ食らうから、なるべく敵と同じX軸にいないように移動しながら近づいていってとか。
結構頭を使って攻略するタイプのゲームで、今のところ面白いですね。
ただやっぱりリズムゲーっていうか音ゲー的要素があって、私もしかしてリズム感ないかもしれない。すごいちょっときつくて。
なので、初心者向けのキャラクターでリズムに乗らなくていいキャラがいるんですよ。
そいつ使うと一旦に敵と自分が動くと敵も動くっていうルールでやれるキャラクターがいて、今とりあえずそれでステージをアンロックしている。
チューンソフトが出してるみたいなんで、元は多分インディーゲーなのかな。
インディーゲーの時代に私もどこかでやった記憶があるな。
なので、キャラクターの見た目を風雷の試練に変えられます。
なぜ今風雷の試練でひたすらダンジョンに潜り、うわーっていうのをずっと繰り返して。
なんだろうローグライクって。でもワンプレイの長さそんなに長くない。1時間もやれない。30分もないかも。
いろんな曲に合わせて移動しながら戦っていく。
ステージが4つくらいあるのかな。まだ全部クリアしてないんだけど。そんなに長くない。3フロアクリアしてボス倒してみたいな。
ちょっと面白いかもと思って今やってます。
ちょっと再開してみようかな。
スティームでもあるらしいし、スイッチではゼルダとのコラボしたやつがあるらしい。
ハイラルオブネクロダンサーのやつがあったりするらしい。
ちょっとやってみようかな。
ぜひやってよ。ネクロダンサーの話しようぜ。
わかりました。スティームで今セール中ですね。ウォータムセールかな。
いくらいくら。
32500円くらい。
ちなみに私iOS版でやってるんですけど。800円くらいでした。
iOSもできるのか。
わかりました。ちょっと検討してみます。
ただね、リズムゲーなんで、私いつもラジオを聴きながらスレイドスパイがずっとカードを。
そっか、耳に使わなきゃいけないのか。
そのキャラクターを使っているときは別にリズムに乗る必要はないんだけど、
ゲームの仕様上、他のラジオとかを流しながらできないんですよ。
そこだけちょっと思っていたのと違ったなと思うけど。
あかんわ、面白いですね。
ごめん、今日ちょっと疲れてて。熱量は高く喋れなかったけど。
でもやってて、試練ではこういう風にゲーム性を出してるところを、
リズムゲージするとこういう風になるんだっていう実験とかあったりして、
結構面白かったんで。
メジャータイトル、割とメジャーなタイトルなんで、好きな人は手を出してると思うんだけど、
ローグライク好きで、それこそスレイドスパイとかフライの試練とかハマってて、
なんかもう一個って思ったらネクロダンサーやってみたらどうでしょうか。
なるほどね。私ちょっと途中で挫折しちゃってたんで、再開してみようかな。
ぜひぜひ。面白いと思いますよ。
なんかすごいね、そぎ落としたゲームですよね。
おー。
と思いますね。
なんかこう、武器とかさ、売り替えしたり育てたりとかそういうのない。
へー。自然的な育成。
ないな。取るか取らないかみたいな。
はー。
で、新しいの取ったら古いの捨てることになるしみたいな。
なんかストイックでいいゲームだと思いました。
ローグライクって選択の面白さみたいなのあるもんね。
そぎ落とすとそういうことになるのか。
かなりね。
すごいな。やってみたいと思います。
ぜひぜひ。
さて、この番組では毎週一冊の公約アメコミを紹介してます。
はい。
今週のテーマはデーモンワーズです。
日本人アーティストピーチ桃子さんが手掛けた作品、デーモンシリーズの2作目ですかね。
デーモンデイズが1作目で、その続編デーモンワーズということで。
ピーチ桃子さん、アメコミでは通常絵を描く人とシナリオは別なんですが、両方一人で手掛けていると。
あ、そうなんだっけ。
そうそうそう。今回のデーモンワーズもピーチ桃子さんの作画ということで。
なるほど。
ピーチ桃子、武士というかね、デーモンデイズに続いて今回もまあ面白い作品でしたね。
そうですね。まあなんていうんだろうな、やっぱりこう電気物っぽい雰囲気、世界観の構築がすごいですよね。
作家性の強さみたいなのをやっぱり2作読むとすごく感じましたね。
そうですね。
1作目だけだと、なんか面白い漫画読んだって感じでしたけど、2作並べて読むと、このピーチ桃子さんという作者の作家性というかね、好きなものみたいなものがなんとなく見えてくる気もしますよね。
あとやっぱり絵が上手だよねっていうか、そんな言い方の絵だったらハッチョなんだけど、絵が上手ですよね。
やっぱり絵素晴らしいですよね。
絶妙にこう水彩画っぽいさ。
可愛らしさと怖さと両方両立しているのが素晴らしいですよね。
そしてこうオリエンタルというかさ、日本風のね。
そうね、日本風で。
キャラデザーもピーチ桃子先生がやってるんだよね。
最後ね、設定画集みたいのも載ってましたが。
これもある種の恐怖を描いた作品ですよね。
まあそうですね。
ホラーですよ、ホラー。
つまり、普通のいわゆる我々が生きている現実世界と違うことわりで動いている世界、それがホラーってこと?
じゃないかな。
よくさ、ミステリー小説とホラーって歴史の質字的には近いものがあるんですけど、
謎の解明がされるのがミステリーで、謎の解明がされないとホラーで終わるってよく言われますよね。
なるほどね。
シャーロック・ホームズの小説とかもさ、やっぱり序盤にどう見てもこれ不可能だろうっていう事件が起こって、それで終わったらもうホラーですよね。
でも途中でシャーロック・ホームズが現れて、いやこれは実は蛇が入って首絞めたんだみたいな。
オラウータンが犯人ですとかいうことによって、なんとなく人間の世界の理屈を取り戻して終わっていく。
あれはホラーじゃないよね、そうなると。
オラウータンで人間が殺されるってホラーではないか。
ホラーだな。怖いな、言われてみると。
部屋の隙間から蛇が入ってきて首を絞めるとかめっちゃ怖いな。
怖いね。
あれ?じゃあホラーとミステリー、あんまり差ないな。
タイトルど忘れしちゃったんだけど、呪いの人形の館みたいな映画があって、人形が勝手に動いたりするんだよ。
怖っ。
家の中で変なことが起こるんだけど。
実はその家は壁の間に移動できる空間があって、ずっとその家で隠れ住んでた男がいて、そいつが人形を動かしていろいろやってたんだっていうのが終盤明かされる映画があって。
だから序盤はホラー映画なつもりで見てたんだけど、終盤その謎の解き明かしがあってから、あれこれホラー映画じゃないなって思った。
確かに。そうなると怖くない。あれじゃないですか、人形の世話をさせられるんだよね。
そうそうそうそう。
なんで人形を子供みたいに世話するんだろうって思ってたら実は本物の人間がいたみたいな。
確かに。あれ私も知ってるなそれ。
なんつったっけなタイトル。ザ・ボーイだ。ザ・ボーイ人形少年の館。
怖そう。
でもなんか謎解きしちゃうとやっぱ怖さはなくなるよね。
そう。不思議だね。
不思議だね。
デーモンデイズの2冊目なんですけど、
妖怪ファイルっていうのがね。
そうね、1作目にもありましたが、今作も後半の妖怪図鑑がありましたね。
これね、マジでなんだかよくわからないんですけど、
P.H.モモコ先生ではなく、アメリカ人なのかな?
誰か。
ザック・デイビソンさんが、
妖怪について書いてるんだけど、
妙にね。
絶妙に我々の知る妖怪と違う説明になってて。
しかもなんか詳しい感じと、
あと出典ちゃんとあるぞ感とかあって、
なんか独特の読み味で。
やっぱいいですよね。
読み物としてさ、好きなんですよ私この妖怪ファイル。
妖怪ファイルとかこういうのはハッタリが欲しいですからね。
そういう意味ではまさに、ちょうどいい読み物でしたね。
全く知らないけど、
1つ目小僧の説明のところに、
へずつとうさくの随筆、
かいだんろうの杖には、
典型的な手口が紹介されているとか言って、
全く知らない。
全く知らない人の書いた、
全く知らない1つ目小僧の驚かし方とか載ってますもんね。
そう、載ってたりとか。
あと絶妙に知ってる話が混ざってくるんで、
どこまでが本当なのか。
わかんない。
イボガミとか言いましたね。
イボガミって何?って感じなんですけど。
最初イボイノシシのイノシシの神様かなと思ったんですけど、
イボガミは本当に人間の肌にできるイボの神様である。
できものの神様というのは嫌われるものなので、
嫌われというのは反転すれば信仰にもつながっていくから、
神になったんだみたいな。
確かにありそう。
あと千葉県曹沙市に、
このイボガミを祀る小さな祠があるんだって話してるんですけど。
曹沙市。
南独市ですよね。
実在するんだこれ。
曹沙市は実在します。
無い市だと思ってたわ。
曹沙市は市役所の職員が曹沙マンというローカルヒーローをやってまして。
そんなところで?
私は曹沙マンのショーを一回だけ見たことがあるんですけど、
めちゃくちゃ尖ってて、
すごい印象に残ってます。
もう録音されてるんだ。
ヒーローショーの音源は。
だからお前らはこの音源の通りに動くしかないんだって。
敵の組織が音源をすり替えるんですよ。
敵の組織が用意した音源に従って、
曹沙マンが動くんですけど。
途中で敵がすごいセクシーなことを言うんですよ。
そうすると曹沙マン全身体質なんで、
よくない部分が目立ってしまう。
だから動けなくなってしまって。
これ市役所の職員がやっていいんだと思って。
操作師すごいね。
尖ってるなと思って。
おしべとめしべが会ってき始めて、
そうすると急に操作マンが動けなくなって。
おもろいね。
っていうことから、
千葉には操作師っていうのがあるってことはすごく。
すげー。
技能賞から学べるんだチリは。
今日ここで一つ目、操作マンっていうローカルヒーローがいる。
二つ目、いぼ髪を納めてる小さなオコラがある。
操作師についてだいぶ詳しくなりました。
十分だろう。
操作師ちょっと気になりましたね。
実在したのか。
絶対フィクションの世界だと思った。
あるんですよ。
妖怪図鑑なんだろうな、私気になったの。
猫股ですね、私気になったの。
猫股自体は有名ですよね。
長く生きると猫が変身するみたいな話なんですけど。
この妖怪図鑑によると、猫股というのは健康保障の随筆、
ツレズレグタにも山奥で人を喰らう猫股の存在が記されていると。
これ絶妙なとこでさ、
ツレズレグタに確かに猫股の話あるんですよね。
猫股というものがいて、人を喰うんだという文章があるんですけど、
その話が出てくるエピソードって、
実際街中で猫股に出会ったと思った男が、
本当に会ったのは自分の飼い犬だったっていう笑い話なんですよね。
それ有名な話じゃない?
中学校の教科書で読んだことがある気がする。
ちょっとユーモラスな話として、
猫股がいたという噂を聞いた男が、
街中を歩いていると何か毛むくじゃらのものがやってくると。
めちゃくちゃビビって走って家に帰ったら、
自分の家の飼い犬だったみたいな話ですね。
そこから猫股、その話を元に、
ツレズレグさんにも山奥で人を喰らう猫股の存在が記されているっていうのは、
ちょっとそうなんだけど、そうじゃねえだろっていう気は。
猫股いないっていう話ですから。
でも鎌倉時代にすでに猫股の噂はあったんだよ。
噂はあったってことですね。
なんでちょっとこれも面白さでしたね。
あとこうやってツレズレグさんがどうのとか、
なんとかという随筆がどうのとかっていうやつがある一方で、
全く出典なくなんとかという記録があるって言い切るときあるじゃん。
あるー。あるー。
巨大な猫が狩人を食い殺したという記録があるとかさ。
これなんか微妙だよな。どこまで本当だったかな。
本当のこと混ぜてるからタチ悪くて最高だよね。
いや、これは読み物として大差。
このリアリティラインやっぱり素晴らしいよね。
妖怪ファイルだけで一冊出ても買うかもしれない。
やっぱちょっと本当が混ざってるのが絶妙だよね。
全部嘘だったら面白いかもしれないけど、乗り切れないけど、
ちょっと本当だったりすると、
じゃあ他のところも本当なのかなって思わせてくれる。
クロレススーパースターレスレットと同じ質問。
そうだね、まさに。
やっぱ本当と嘘の間が一番面白い。
この絶妙にありそうな。
またこのアメリカ人が書いた、
こういうさ民族学っぽい書類っていうのがまたいい味出してますよね。
これ面白いんだよな。
妖怪ファイルのためだけに買ってもいいんじゃないかと思いますよ。
もちろん本編もね、面白いし可愛いらしいし怖い話なんですが、
妖怪ファイルをぜひ我々として推していきたいところでもありますね。
じゃあ横道逸れちゃったけど、本編の話ね。