1. 邦訳アメコミ雨あられ【毎週土曜深夜更新】
  2. #231 桃桃子『デーモン・ウォ..
2024-12-07 46:49

#231 桃桃子『デーモン・ウォーズ』/背筋『口に関するアンケート』/Crypt of the NecroDancer(クリプト・オブ・ネクロダンサー)

~ 兼好法師の随筆『徒然草』にも、山奥で人を食らう猫又の存在が記されている。 ~

~ 番組への感想やリクエストなどがあれば「#邦訳雨あられ」をつけてXに投稿するか、amecomiamearare@gmail.comまでお願いします。

~ これが、ほしい物リストです(小声)→https://www.amazon.co.jp/hz/wishlist/ls/1TJIISOS4BR3B?ref_=wl_share ~ Amazonギフトカードは15円から送れます。宛先をamecomiamearare@gmail.comにしてください。

サマリー

最近のエンタメのトレンドについて話し合い、特にホラー小説とその影響に触れています。また、節次の『口に関するアンケート』やゲーム『クリプト・オブ・ネクロダンサー』についても言及されています。このエピソードでは、ゲーム「Crypt of the NecroDancer」の魅力と、アメコミ「デーモン・ウォーズ」について語られています。特に、ゲームのリズムに基づく戦闘システムや、桃子による作品のアートスタイルが注目されています。今回のエピソードでは、桃子の『デーモン・ウォーズ』を中心に、主人公マリコの二つの世界の選択や、彼女が持つ鬼としての力について議論が展開されています。また、妖怪ファイルに関するユニークな解釈や、様々なキャラクターの設定も紹介されています。桃子の『デーモン・ウォーズ』では、マリコが自らの居場所を選択する苦悩を描いており、妖怪の力を巡る攻防戦も展開されています。また、背筋の『口に関するアンケート』やゲーム『Crypt of the NecroDancer』についても言及され、様々な視点からの情報が紹介されています。このエピソードでは、桃子の『デーモン・ウォーズ』、背筋の『口に関するアンケート』、およびゲーム『Crypt of the NecroDancer』について考察されています。

エンタメとホラー小説の話
こんばんは、邦訳アメコミ雨あられです。
こんばんは。
今週何食べたのコーナー。
よっ。
この1週間で面白かったエンタメをお互いに報告するコーナーです。
はーい。
最初はグー、じゃんけんぽい。
はい、これでしょ。
お、私からですね。
えーと、先週の回でですね、ちょっと私ホラー映画あまり見ないって話をしてて。
あー、そうだね。
まあ怖いってことかどういうことかよくわからんというか、怖い感情をエンタメにするっていうのはよくわからんっていう話をちょっとしたかと思うんですが。
よく考えると、私ホラー小説は結構読んでたんですよね。
あー、はいはいはいはい。
今、空前のホラー小説ブームと呼ばれているの知らないですか。
流行ってるね。
もうあそこそこまでもここでもホラー小説ばっかり。
流行ってる。
ネット発信の。
そうね、ネット発信でね。
Crypt of the NecroDancerの魅力
受け手さんのね、怖い絵、変な絵、変な絵シリーズもホラーの一種だと思うし。
あと、まあ今日この時から取り上げるのはですね、節次さんの。
あー、聞いたことある。
口に関するアンケートなんですけど、この人はあれが有名ですよね。
近畿地方のある出来事についてだっけ。
忘れちゃった。
これもネットから生まれて。
近畿地方のある場所について。
近畿地方のある場所についてか。
で、話題になって、それから続編ですね。
続編というか、その人の最新作かな。
これ以外にも呪われた聖地巡礼についてだっけな。
へー。
正式タイトル忘れちゃった。
とか、いろんなホラー小説書いてるんですが、とにかく何が言いたいかというと、
今の時代、ネット発信のホラー小説がめちゃくちゃ増えてると。
ということで、それ自体は私よりも読んでるなと思って。
そう言われてもそうでしたね。
結構読んでたなって思って。
で、今週読んだのがこの口に関するアンケート。
節次の新作
これご存知でした?
いや、知らない。
本当?
え、何この本のサイズ。
あ、そうそうそう。
まずはこの本のサイズ感ですごい話題になった本で、
ページ数多分60ページぐらいしかないんですけど、
短っ。
本当にスマホより小さいぐらいのサイズ感の本なんですね。
で、表紙に口に関するアンケートって書いてあって、
裏表紙には口は災いの元って書いてあるだけで、
その他の情報は一切ない。
で、本屋だと、多分ほとんどの本屋がフルパッケージというか、
ビニールで全面覆ってて、なんだこれはって思わせるような売り方をしている。
小説ですね。
ただもちろんそれだけだと売れないので、
隣に節次さんの他の小説、近畿地方のある場所についてとか、
汚れた聖地巡礼についてとかと並べて置いてあるので、
ホラー小説なんだなっていうのが、
外側から分かるようになっている本ですね。
で、内容としてはホラー小説ですね。
ある場所、呪われた場所を訪れた、
肝試しに訪れた大学生たちのうちの一人が死んでしまうと。
それをきっかけとして、
様々な恐怖が襲いかかってくるみたいな感じの本ですね。
面白かったですね。
短編なんで、人生観変えるような衝撃とか、
これまでのホラー小説観を覆すような作品とは言わないんですけど、
やっぱり60ページの短編としては十分楽しめる内容だったし、
この節次さんの小説の特徴だと思うんですけど、
近畿地方のある場所についてとかってご覧読みました?
いや、ごめん。全然。
なんて言ったらいいんだろうな。
ホラー小説っていうのを、
メディアっていうのに注目して語ってる人なんですね。
恐怖っていうのはどういう風に伝達していくのかっていうところに注目していて、
近畿地方のある場所についてっていう小説だと、
例えば雑誌の記事だとか新聞記事だとか、
そういう色んなメディアの情報を繋ぎ合わせて連続して読んでいくにつれて、
なんとなく近畿地方のある場所に秘めている秘密とか恐ろしさみたいなものが明らかになってくる
っていうタイプの小説なんですね。
例えば何月何日の雑誌にはこんなこと書いてありましたとか、
ネットニュースの記事にこんなのが載ってましたみたいなのを載せていくと。
その恐怖をメディアによって恐怖をどう描くかっていうのに注目している作家だと思うんですが、
今回の口に関するアンケートは語りですね。
その一緒に肝ダメージに行った大学生たちの語りを中心に、
いったい何が起こったのか、いったいどんな恐ろしいものが恐ろしい体験をしたのか、
その結果どうなったのかっていうのを色んな人の視点で少しずつ語っていくタイプの小説。
その形式自体は昔からあるものかもしれないんですが、
そこにちょっと一工夫二工夫加えることによってちょっと違った読み味というか、
単なるやぶの中方式の話ではなくて、しっかり新しさというかメディアとしての新しさみたいなものを出している小説ですね。
口に関するアンケートというタイトルの上にしっかりアンケートがついていて、
これもまあ仕組みとして、恐怖の仕組みとしてちゃんと機能している。
これ面白かったですね。仕組みの面白さ、構造の面白さみたいなものがある小説家だと思います。
クリプト・オブ・ネクロダンサー
口に関するアンケート、面白いですよ。
あとは割とTikTokとかでも話題になっているらしい。
TikTokとかやってないでしょ。
全くやってない。
TikTokで話題になっているから何なんだよ。
だから若い人でも読んでいるんじゃない?
ああ、そういうことか。
若い人が読んでいるから何だって知らないですけどね。
本当だよね。TikTokとか別世界の話なんだから。
全く人生に関わりがない。
他のパラレルワールドでは流行っているらしい。
本当だよね。
ちょっと怖かったかな。
そうか。言われてみれば、私はそもそも本を読まないんだけど。
確かにね、ホラー小説って読まないわ。
ナシとかいう人とか流行っているよね。
ナシ?
あれ?流行ってない?
分かんない。知っている?分かんないかも。
ああ、そうか。なるほどね。
なのでホラー小説は私結構そういえば読んでいたなっていうのを、
昨日ラジオを撮った後にちょっと思い出して。
ということは別にホラー自体は摂取しているんだな。
そう。映像のホラーが私は見れないのかもしれないですね。
なんで?嘘だから?
本も嘘でも。
なんかね、ホラー映画は見れないんですよね。
前にオススメしてもらったホラーだとね、
来るを見たんですよね。
ああ、来る。面白いじゃん。
なんかあんまり面白さが分からない。
ああ、そっか。
えーと、帯湾が来るじゃなくて何だっけ?
え?ボギ湾?
ボギ湾だ。帯湾が来たら。
帯湾が来たら、まあそれはそれで怖いかもしれない。
ボギ湾が来るのは読んだんですけど、
なんか映画の方はあんまり乗り切れなかった。
あ、何?小説は読んだんだ。
小説の方は読んだ。
で、映画も見て、
まあなんか面白かったんだけど、
普通に怖くて嫌だったな。
まあ、あれは確かに普通に怖い。
ホラー小説はなんかそんな怖くない気がするんだよな、言うて。
いや、ホラー映画もそんな怖くないと思うけどな。
これあれか、我々が摂取してきたメディアの違いということだ。
慣れ?
慣れの問題か。
なるほどね。
ということで、まあ機会あったらぜひ500円ぐらいで買えるんじゃないかな。
安いね。
電子書籍でも売ってます。
ポプラ社、口に関するアンケートを説明さんでした。
なるほどね。最後のアンケートでネタバラシというか。
ネタバラシというか、もう一つ深い階層で怖さを見せてくれた。
おお、すごい。
なるほどね。
今週どうでしたか?
今週ですか?
ちょっと仕事が忙しくてね。
あら。
もうあれですよ、ここで話すためにゲームを買いましたよ。
すごい、ここのために出費までしてもらっちゃって。
たびたびこの、たびたびでもねえか。
このラジオでさ、ゲームやってますっていう話をしてさ。
風雷の試練。
たびたびじゃねえわ、風雷の試練の話しかしてないんだわ。
風雷の試練6、やっぱりすごく面白くて。
バージョンアップを重ねて操作感というかさ、やりやすさすごい増してったし。
ダンジョンのボリュームを少し足されてて。
それはそれぞれ面白くやってたんだけど。
やっぱり任天堂スイッチじゃないですか。
ちょっとやれる時間やれる場所みたいなのが限られちゃって。
へえ。
家で腰捨ててゲームする?
いや全くしない。
やっぱり結局スマホゲームとかが一番やるんだよね。
確かに。
でさ、風雷の試練ってローグライクゲームって呼ばれるジャンルのゲームなんだけど。
前にお勧めしてくれたさ、スレイザスパイアっていう。
ああ、はいはいはい。
これもまたローグライクゲームで。
デッキ構築型ローグライクゲーム的なカードゲームだよね。
カードゲームで、だけどローグライクっていうやつあったじゃないですか。
はいはいはい。
あれにめちゃくちゃドハマり、ドハマりというかもうなんか携帯、スマホ触ってる時ずっとやってるみたいな感じで。
結局700時間くらいやってたよ。
へえ、すご。
もうトロコン、全ての実績解除してさ。
もうさ、裏ボスの心臓っているじゃん。
はいはいはい。
あれも、もう本当に何回かやれば何回か倒せるっていうかさ。
おお、すごい。
運が悪くなければ倒せるみたいな感じになっちゃってさ。
うわあ、なんかもう何もないじゃん。
もうこれ以上やることないんですよ。
そうね、もう極め切ってるもんね。
トロコンも最後20分以内にクリアするっていうやつがちょっと大変だったけど、まあそれもできて。
またもうタイムアタックし続けるしかないよね。
そうそうそう。もうこうなると後はタイムアタックか、己自身で縛りを貸すしかないじゃないですか。
やることなくなっちゃったなと思って。
だから新しいスマホゲーやりたいなとは思ってたんだよ。
でもちょっと億劫だなあなんて思いながら過ごしたんだけど、
ああやべえ、今週話す円溜めねえやと思って。
ああじゃあスマホゲー買おうと思った。
新しいローグライブゲームを買いました。
クリプトオブネクロダンサー
ああネクロダンサーって昔やってたなあ私。
え嘘?
パソコンゲームであったよね。
ローグライクで。
あんまりハマらずに終わっちゃった。
ネクロダンサーのゲームシステム
なんかこう音ゲー的なやつじゃなかったっけ?
そうですそうです。ローグライクゲーム×音ゲーでずっと音楽が鳴ってるんでそのリズムに合わせて行動しなくちゃいけないですね。
あんまりこう私ゲームのルールが理解できなくてハマりきれなかったな。
ああそういうことか。確かにこれむずいなあと思いました。
風雷の試練ってこっちが一歩動くと相手も一歩動くというルールですよね。
でこのネクロダンサーも同じシステムなんですけど一歩動くっていうのが一リズムなんですね。
ジャンジャンジャンジャンに合わせて行動していかなくちゃいけない。
で敵もそれに合わせて行動するっていう形で。
面白いなと思ったのは操作に必要なのが十字キーだけなんですよね。
攻撃も移動もアイテム使うのにはタップとか必要なんだけど基本的には十字キーだけでプレイできる。
ローグライクゲームって何?って思いました。
何があればローグライクゲームなんだろう?
はーなるほど。なんだろう。
ローグライクゲームってそもそもローグっていうゲームがあってそれに似たゲームだよね。ローグライクなゲームなことだと思うんだけど。
ローグやったことないからさ。何がローグライクかわかんないわ。
ローグライクとは何かってよく定義の話出たりするよね。ジャンジャーの定義の話とか聞いたことあるけどね。
風雷の試練は無限に行動できないように満腹度っていうのがある。ある程度行動するとその満腹度が減っていってゼロになるとガシして死ぬシステム採用してるんだけど。
このネクロダンサーは曲が終わると強制的に次のステージに行かされるっていう形で無限の探索っていうのを制限してる。
あとネクロダンサーは敵の動きにある程度パターンがあるので、例えば自分と全く逆の動きをする敵とかがいるんですよ。
自分が上に行ったら敵は下に来て、自分が右に行ったら敵は左に来る。壁とかがあるんで、とは言っても無限に離れ続けるわけにはいかない。
そういうことをやって、相手に隣接してしまうと攻撃を受けてしまうので、自分が先手を取れるように相手に接近するっていうのをしていかなくちゃいけないんだけど、
それをリズムの中でやらなくちゃいけないから、めっちゃ瞬発力飛ばれてすごく苦戦になるね。
ボスとかも同じ列にいると火吹いてきてめっちゃダメージ食らうから、なるべく敵と同じX軸にいないように移動しながら近づいていってとか。
結構頭を使って攻略するタイプのゲームで、今のところ面白いですね。
ただやっぱりリズムゲーっていうか音ゲー的要素があって、私もしかしてリズム感ないかもしれない。すごいちょっときつくて。
なので、初心者向けのキャラクターでリズムに乗らなくていいキャラがいるんですよ。
そいつ使うと一旦に敵と自分が動くと敵も動くっていうルールでやれるキャラクターがいて、今とりあえずそれでステージをアンロックしている。
チューンソフトが出してるみたいなんで、元は多分インディーゲーなのかな。
インディーゲーの時代に私もどこかでやった記憶があるな。
なので、キャラクターの見た目を風雷の試練に変えられます。
なぜ今風雷の試練でひたすらダンジョンに潜り、うわーっていうのをずっと繰り返して。
なんだろうローグライクって。でもワンプレイの長さそんなに長くない。1時間もやれない。30分もないかも。
いろんな曲に合わせて移動しながら戦っていく。
ステージが4つくらいあるのかな。まだ全部クリアしてないんだけど。そんなに長くない。3フロアクリアしてボス倒してみたいな。
ちょっと面白いかもと思って今やってます。
ちょっと再開してみようかな。
スティームでもあるらしいし、スイッチではゼルダとのコラボしたやつがあるらしい。
ハイラルオブネクロダンサーのやつがあったりするらしい。
ちょっとやってみようかな。
ぜひやってよ。ネクロダンサーの話しようぜ。
わかりました。スティームで今セール中ですね。ウォータムセールかな。
いくらいくら。
32500円くらい。
ちなみに私iOS版でやってるんですけど。800円くらいでした。
iOSもできるのか。
わかりました。ちょっと検討してみます。
ただね、リズムゲーなんで、私いつもラジオを聴きながらスレイドスパイがずっとカードを。
そっか、耳に使わなきゃいけないのか。
そのキャラクターを使っているときは別にリズムに乗る必要はないんだけど、
ゲームの仕様上、他のラジオとかを流しながらできないんですよ。
そこだけちょっと思っていたのと違ったなと思うけど。
あかんわ、面白いですね。
ごめん、今日ちょっと疲れてて。熱量は高く喋れなかったけど。
でもやってて、試練ではこういう風にゲーム性を出してるところを、
リズムゲージするとこういう風になるんだっていう実験とかあったりして、
結構面白かったんで。
メジャータイトル、割とメジャーなタイトルなんで、好きな人は手を出してると思うんだけど、
ローグライク好きで、それこそスレイドスパイとかフライの試練とかハマってて、
なんかもう一個って思ったらネクロダンサーやってみたらどうでしょうか。
なるほどね。私ちょっと途中で挫折しちゃってたんで、再開してみようかな。
ぜひぜひ。面白いと思いますよ。
なんかすごいね、そぎ落としたゲームですよね。
おー。
と思いますね。
なんかこう、武器とかさ、売り替えしたり育てたりとかそういうのない。
へー。自然的な育成。
ないな。取るか取らないかみたいな。
はー。
で、新しいの取ったら古いの捨てることになるしみたいな。
なんかストイックでいいゲームだと思いました。
ローグライクって選択の面白さみたいなのあるもんね。
そぎ落とすとそういうことになるのか。
かなりね。
すごいな。やってみたいと思います。
ぜひぜひ。
デーモン・ウォーズの魅力
さて、この番組では毎週一冊の公約アメコミを紹介してます。
はい。
今週のテーマはデーモンワーズです。
日本人アーティストピーチ桃子さんが手掛けた作品、デーモンシリーズの2作目ですかね。
デーモンデイズが1作目で、その続編デーモンワーズということで。
ピーチ桃子さん、アメコミでは通常絵を描く人とシナリオは別なんですが、両方一人で手掛けていると。
あ、そうなんだっけ。
そうそうそう。今回のデーモンワーズもピーチ桃子さんの作画ということで。
なるほど。
ピーチ桃子、武士というかね、デーモンデイズに続いて今回もまあ面白い作品でしたね。
そうですね。まあなんていうんだろうな、やっぱりこう電気物っぽい雰囲気、世界観の構築がすごいですよね。
作家性の強さみたいなのをやっぱり2作読むとすごく感じましたね。
そうですね。
1作目だけだと、なんか面白い漫画読んだって感じでしたけど、2作並べて読むと、このピーチ桃子さんという作者の作家性というかね、好きなものみたいなものがなんとなく見えてくる気もしますよね。
あとやっぱり絵が上手だよねっていうか、そんな言い方の絵だったらハッチョなんだけど、絵が上手ですよね。
やっぱり絵素晴らしいですよね。
絶妙にこう水彩画っぽいさ。
可愛らしさと怖さと両方両立しているのが素晴らしいですよね。
そしてこうオリエンタルというかさ、日本風のね。
そうね、日本風で。
キャラデザーもピーチ桃子先生がやってるんだよね。
最後ね、設定画集みたいのも載ってましたが。
これもある種の恐怖を描いた作品ですよね。
まあそうですね。
ホラーですよ、ホラー。
つまり、普通のいわゆる我々が生きている現実世界と違うことわりで動いている世界、それがホラーってこと?
じゃないかな。
よくさ、ミステリー小説とホラーって歴史の質字的には近いものがあるんですけど、
謎の解明がされるのがミステリーで、謎の解明がされないとホラーで終わるってよく言われますよね。
なるほどね。
シャーロック・ホームズの小説とかもさ、やっぱり序盤にどう見てもこれ不可能だろうっていう事件が起こって、それで終わったらもうホラーですよね。
でも途中でシャーロック・ホームズが現れて、いやこれは実は蛇が入って首絞めたんだみたいな。
オラウータンが犯人ですとかいうことによって、なんとなく人間の世界の理屈を取り戻して終わっていく。
あれはホラーじゃないよね、そうなると。
オラウータンで人間が殺されるってホラーではないか。
ホラーだな。怖いな、言われてみると。
部屋の隙間から蛇が入ってきて首を絞めるとかめっちゃ怖いな。
怖いね。
あれ?じゃあホラーとミステリー、あんまり差ないな。
タイトルど忘れしちゃったんだけど、呪いの人形の館みたいな映画があって、人形が勝手に動いたりするんだよ。
怖っ。
家の中で変なことが起こるんだけど。
実はその家は壁の間に移動できる空間があって、ずっとその家で隠れ住んでた男がいて、そいつが人形を動かしていろいろやってたんだっていうのが終盤明かされる映画があって。
だから序盤はホラー映画なつもりで見てたんだけど、終盤その謎の解き明かしがあってから、あれこれホラー映画じゃないなって思った。
確かに。そうなると怖くない。あれじゃないですか、人形の世話をさせられるんだよね。
そうそうそうそう。
なんで人形を子供みたいに世話するんだろうって思ってたら実は本物の人間がいたみたいな。
確かに。あれ私も知ってるなそれ。
なんつったっけなタイトル。ザ・ボーイだ。ザ・ボーイ人形少年の館。
怖そう。
でもなんか謎解きしちゃうとやっぱ怖さはなくなるよね。
そう。不思議だね。
不思議だね。
ホラーとミステリーの考察
やっぱね、人間って何?やっぱ生き物として分からないものを怖がるようにできてるの?
なんかよく言うよね。分かんないもの怖いって。知ることによって怖さはなくなるとか言うけど。
そういうこと?
そういう本能が生存に有利だった時代があったのかな。
じゃない?だってさ、うわなんか光ってるよ面白そうって近づいたら死ぬみたいな。
みんな死んでそうそれ。
結構あるじゃん。
確かに。
だからうわなんだあれわけわかんないって近寄らんとこうってなった方がいいんじゃない?
あー確かに。
生き物として生きるには。
確かに。でわけわかんない奴が近づいてっていやめっちゃ上がるかったわ。
うん。
なんかめっちゃ宇宙人とかいて世話してくれたよ。
じゃあ俺も行ってみよう。分かれば怖くないもんね。
うん。
なるほどね。
うん。だから一定数その辺の感覚がバグってる奴がいて、あれはね。
確かに。
切り開いてったじゃない。
分かんないものに挑戦する人がいるおかげで。
うん。
そういうことか。
確かに。
デーモン・ウォーズの物語
で今回の話でもね。
はいはい。
えーと今回は異界と呼ばれるんですが妖怪たちの世界と人間の世界の理が2つ存在していて。
うん。
えーそれぞれの理屈で世界が動いているんですが、この主人公が果たしてどっちの世界を選ぶのかなんていう風な話が進んでますね。
なるほど。
これ主人公のマリコさんの羊が1作目で明かされたんですが、実は鬼の娘であると。
はいはい。
親が鬼だったということで。
はいはい。
人間社会で人間として生活している学生やってるんですが、同時に鬼、妖怪の世界の一部でもあると。
うん。
というところで両方のちょうど境界に存在している。
そうですね。
境界に生きているマリコさん。
はいはい。
で、彼女はすごく鬼の強い力があるんで、もちろん人間界でも強い力を発揮できるし、妖怪の世界からも彼女の力が求められていると。
で、世界の危機が迫る中で彼女の決断、一体どっちの世界を選ぶのかというのが求められてくるみたいなストーリーでしたね。
はい。
キャラクターの解釈と設定
シビルウォーを下敷きにした作品だっていう話を聞いてたんですが、あんまりそうシビルウォー化はなかったというか。
本当マリコさんの決断というか、マリコさんの、彼女の自意識を中心としたお話だったんで、なんかこう読みやすかったですね。
そうですね。アイアンマンを下敷きにしたキャラクターとキャプテンアメリカを下敷きにしたキャラクターが向かい合う表紙とかあったり、確かにストーリー上もこの二人が対立するんだけど。
うんうん。
シビルウォーとはまた違ったな。
そうですね。なんというか妖怪の世界を二分した何か争いがあるとかそういう感じではなかったですね。
しかもまぁちょっとネタバレになっちゃうけど、キャプテンアメリカの方にね、取り付いてた奴がいたっていう話だったんで。
そうね。
そういう意味でもあんまりこうちょっといわゆる思想心情の違いで、二つの正義がぶつかるっていうあのシビルウォーとはまたちょっと違ったかな。
仲間同士の争いが不幸にも起こってしまったっていう感じのストーリーでしたね。
はい。
いや面白かったですね。
うん。
あとやっぱこうデーモンシリーズというか、デーモンシリーズって勝手に言っちゃってるんですけど。
うん。
これはそのキャラクターのイーチ・モーカさんの本案の仕方の良さがあるじゃないですか。
はいはい。
やっぱりアイアンマンを一体どう日本風に解釈していくのか、妖怪として解釈するのかですよね。
うん。
今回はアイアンマンは
化け鎧ですね。
化け鎧。
はい。
武士の無念が宿った鎧が勝手に動き出すと。
おー。
東京ランプステージでも出てきたやつですね。
あ、そうなんだ。
その化け鎧がアイアンマンとして描かれて。
うん。
逆にキャプテン・アメリカは、これは何ですかね。
ヤマトと呼ばれるでかい小手をした侍武士という風に描かれてましたね。
まあそうですね、アメリカのキャプテンなんでキャプテン・アメリカ。
場所が変わって日本になれば、それはヤマトだろうということ?
最初2人が何だか全然分かんなくてさ。
これ誰?
元ネタはいるんだろうなと思ったんですけど。
何アイアンマンだって、アイアンマンじゃねえや。
キャプテン・アメリカだって思わなかった?
全く思わなかったね。
だってめちゃくちゃ縦の模様の服着てますよ。
えー、気づかなかったな。
なんだろう、私がシビルを読んでないからかな。
いやー、こんな顔の下半分出してるやつ。
ライダーマンかキャプテン・アメリカくらいだろう?
バットマンっぽいなーと思いながら読んでたんですけど。
あー、ちょっと耳っぽいものはあるし。
キャプテン・アメリカ、まあ確かにそうか。
ライオ…あ、ヤマトか。
中盤くらいになるまで分かんなかったですね。
化け鎧も分かんなかったですか?
化け鎧も分かんなかったね。
化け鎧さ、前半で死んじゃうっていうか、負けてこう…
これどういう状態なの?
鎧としてバラバラになっちゃう。
バラバラになっちゃう。
その後復活するんだけどさ、
青いヒト玉みたいなやつが胸にあってさ、
それで復活するじゃないですか。
これあれですよね。
アークリアクターみたいな。
山の胸についている。
なるほどね。
ヒト玉でそれを再現ですよ。
おしゃれだな。
今さ、「えー気づかなかったの?」なんていう風に言ったけど、
最後のキャラ設定見て、
あ、そうだったんだって思うやつ結構いましたね。
いたね。
これ最後の設定が、
一作目でもめっちゃ面白かったんですけど、
今回も良かったですね。
これ見なきゃ分からんなって。
そうね。
マジックちゃんことイツキ。
イツキいいキャラしてましたね。
分からなかったですね。
誰だろうって思いながら読んでたけど、
マジックちゃんでしたね、マジック先生。
あとキャラの立ち位置的に、
ヤマトに使える早草。
これはファルコンだろう。
確かに。
あと気づかなかったのは、
アオサギですかね。
アオサギ分からなかったな。
ジングレイ。
ジングレイですね。
言われたらなるほどなんですよね。
確かに確かに。
緑と赤でフェニックス。
確かに。
全然分からなかったな。
スカーレットウィッチは後半ちょっと分かったかな。
スカーレットウィッチはポサーあるよね。
スカーレットウィッチのことはあんまりとにかく言っちゃいけない気もするけど、
ハンニャキャラというのが非常に圧迫しましたね。
あとカーネージはまんまでしたもんね。
確かに。カーネージは本編に出てきそうな感じがありましたね。
あと猫股ですかね。
猫股ね、ブラックパンサー。
猫股ブラックパンサーはちょっと面白かったですね。
ティチャラがやっている、
ブラックパンサーの首飾りがバガタマで表現されているとか、
やっぱりこの辺のデザインの上手さ。
面白いですよね。
フォーアンの上手さもあったね。
痺れるぜ。
あともうマジで寄せる気ないクモスケ。
スパイダーマンもね、シビルボーといえばスパイダーマン。
最後まで正体をわかさずに終わりましたね。
クモスケいいとこで来てくれるんですよね。
クモスケマジでクモの怪人だもんな。
いやーこれ良かったですね、ツチグモくん。
良かった?
仲良くない?
大和に対するツチグモでしょ。
末延わぬ民がツチグモと呼ばれたんでしょ。
書いてありましたね。
妖怪ファイルの面白さ
デーモンデイズの2冊目なんですけど、
妖怪ファイルっていうのがね。
そうね、1作目にもありましたが、今作も後半の妖怪図鑑がありましたね。
これね、マジでなんだかよくわからないんですけど、
P.H.モモコ先生ではなく、アメリカ人なのかな?
誰か。
ザック・デイビソンさんが、
妖怪について書いてるんだけど、
妙にね。
絶妙に我々の知る妖怪と違う説明になってて。
しかもなんか詳しい感じと、
あと出典ちゃんとあるぞ感とかあって、
なんか独特の読み味で。
やっぱいいですよね。
読み物としてさ、好きなんですよ私この妖怪ファイル。
妖怪ファイルとかこういうのはハッタリが欲しいですからね。
そういう意味ではまさに、ちょうどいい読み物でしたね。
全く知らないけど、
1つ目小僧の説明のところに、
へずつとうさくの随筆、
かいだんろうの杖には、
典型的な手口が紹介されているとか言って、
全く知らない。
全く知らない人の書いた、
全く知らない1つ目小僧の驚かし方とか載ってますもんね。
そう、載ってたりとか。
あと絶妙に知ってる話が混ざってくるんで、
どこまでが本当なのか。
わかんない。
イボガミとか言いましたね。
イボガミって何?って感じなんですけど。
最初イボイノシシのイノシシの神様かなと思ったんですけど、
イボガミは本当に人間の肌にできるイボの神様である。
できものの神様というのは嫌われるものなので、
嫌われというのは反転すれば信仰にもつながっていくから、
神になったんだみたいな。
確かにありそう。
あと千葉県曹沙市に、
このイボガミを祀る小さな祠があるんだって話してるんですけど。
曹沙市。
南独市ですよね。
実在するんだこれ。
曹沙市は実在します。
無い市だと思ってたわ。
曹沙市は市役所の職員が曹沙マンというローカルヒーローをやってまして。
そんなところで?
私は曹沙マンのショーを一回だけ見たことがあるんですけど、
めちゃくちゃ尖ってて、
すごい印象に残ってます。
もう録音されてるんだ。
ヒーローショーの音源は。
だからお前らはこの音源の通りに動くしかないんだって。
敵の組織が音源をすり替えるんですよ。
敵の組織が用意した音源に従って、
曹沙マンが動くんですけど。
途中で敵がすごいセクシーなことを言うんですよ。
そうすると曹沙マン全身体質なんで、
よくない部分が目立ってしまう。
だから動けなくなってしまって。
これ市役所の職員がやっていいんだと思って。
操作師すごいね。
尖ってるなと思って。
おしべとめしべが会ってき始めて、
そうすると急に操作マンが動けなくなって。
おもろいね。
っていうことから、
千葉には操作師っていうのがあるってことはすごく。
すげー。
技能賞から学べるんだチリは。
今日ここで一つ目、操作マンっていうローカルヒーローがいる。
二つ目、いぼ髪を納めてる小さなオコラがある。
操作師についてだいぶ詳しくなりました。
十分だろう。
操作師ちょっと気になりましたね。
実在したのか。
絶対フィクションの世界だと思った。
あるんですよ。
妖怪図鑑なんだろうな、私気になったの。
猫股ですね、私気になったの。
猫股自体は有名ですよね。
長く生きると猫が変身するみたいな話なんですけど。
この妖怪図鑑によると、猫股というのは健康保障の随筆、
ツレズレグタにも山奥で人を喰らう猫股の存在が記されていると。
これ絶妙なとこでさ、
ツレズレグタに確かに猫股の話あるんですよね。
猫股というものがいて、人を喰うんだという文章があるんですけど、
その話が出てくるエピソードって、
実際街中で猫股に出会ったと思った男が、
本当に会ったのは自分の飼い犬だったっていう笑い話なんですよね。
それ有名な話じゃない?
中学校の教科書で読んだことがある気がする。
ちょっとユーモラスな話として、
猫股がいたという噂を聞いた男が、
街中を歩いていると何か毛むくじゃらのものがやってくると。
めちゃくちゃビビって走って家に帰ったら、
自分の家の飼い犬だったみたいな話ですね。
そこから猫股、その話を元に、
ツレズレグさんにも山奥で人を喰らう猫股の存在が記されているっていうのは、
ちょっとそうなんだけど、そうじゃねえだろっていう気は。
猫股いないっていう話ですから。
でも鎌倉時代にすでに猫股の噂はあったんだよ。
噂はあったってことですね。
なんでちょっとこれも面白さでしたね。
あとこうやってツレズレグさんがどうのとか、
なんとかという随筆がどうのとかっていうやつがある一方で、
全く出典なくなんとかという記録があるって言い切るときあるじゃん。
あるー。あるー。
巨大な猫が狩人を食い殺したという記録があるとかさ。
これなんか微妙だよな。どこまで本当だったかな。
本当のこと混ぜてるからタチ悪くて最高だよね。
いや、これは読み物として大差。
このリアリティラインやっぱり素晴らしいよね。
妖怪ファイルだけで一冊出ても買うかもしれない。
やっぱちょっと本当が混ざってるのが絶妙だよね。
全部嘘だったら面白いかもしれないけど、乗り切れないけど、
ちょっと本当だったりすると、
じゃあ他のところも本当なのかなって思わせてくれる。
クロレススーパースターレスレットと同じ質問。
そうだね、まさに。
やっぱ本当と嘘の間が一番面白い。
この絶妙にありそうな。
またこのアメリカ人が書いた、
こういうさ民族学っぽい書類っていうのがまたいい味出してますよね。
これ面白いんだよな。
妖怪ファイルのためだけに買ってもいいんじゃないかと思いますよ。
もちろん本編もね、面白いし可愛いらしいし怖い話なんですが、
妖怪ファイルをぜひ我々として推していきたいところでもありますね。
じゃあ横道逸れちゃったけど、本編の話ね。
デーモン・ウォーズのストーリー
マリコが異界を選ぶか人間界を選ぶかというか、
自分の居場所はどっちだろうって最初悩んでるんだよね。
今回異界に召喚されるんだけど、
そこでどういうことが起きてるかっていうと、
マリコのお父さんなのかな。
祈願童子。
っていうのが以前やられて、
首なしの状態で祀られてる。
妖怪の守護者として。
マリコが力に覚醒したことで、
この首なしの祈願童子が目覚めてしまった。
今は首がないので不完全な状態なんだけれども、
マリコの固みみたいなのを使えば首を取り戻せるんだと。
ただ完全体になると人間に対する恨みがあるので、
人間界を攻めてしまうかもしれない。
ただ妖怪にとっては妖怪の力が増すチャンス。
勢力を拡大するチャンス。
捉えてるわけですね。
だからアイアンマン陣営は、
どっちかっつったら祈願童子を復活させようとしてますね。
復活させたいんだよね。首が戻れば大人しくなるはずだ。
妖怪としての勢力も回復できるかもしれない。
いつまで我々は日陰者でいればよいのだ。
アイアンマンの考え方だよね。
アイアンマンって馬鹿野郎ですけど。
一方でヤマトがどう考えてるかっていうと、
もしそれで人間と対立するようになれば、
不要な争いが生まれてしまうんだ。
だから完全体じゃないままでいれば、
以前のようにまた沈めることができるだろう。
首がなければ祀ることができるなんて言ってましたね。
そういう思想というか、
祈願童子に対するスタンスの差で、
この二つの人類が戦うんだよね。
マリコはキーマンなので、
どっちを選ぶのかというふうになって、
ただやっぱり正しい道を見つけたい。
見極めたいということで、
異界の世界の人たちと交流を持っていくっていう、
そういうストーリーでしたね。
背筋のアンケート
なんてわかりやすい。
わかりやすいストーリーでしたよ。
面白かったですね。
やっぱりマリコの居場所探し。
そうだね。
一作目も居場所探しの物語ではあったけれども、
一作目では自分の羊が妖怪の世界にあるんだってことを知って、
そちらとの関係が強くなるなんてところで終わっていったけど、
今回は実際に人間の世界と妖怪の世界どっちを選ぶのかっていうところで、
選択を迫られるっていうところでしたね。
なかなか難しいよね。
自分の羊で彼女の羊を考えるとさ。
これ、妖怪の世界にいたとて結構気苦労多そうですよね。
そうかな。
大変そうじゃない?
割と妖怪の世界の人たちはさ、
マリコ様、マリコ様みたいな感じだったんですか?
めっちゃシェイホヤしてくれるけどさ、
これは既願同士ありきの千夜親なわけで。
パパ復活したらね、
マリコ様の扱いもまた変わっちゃいそうな気もするしね。
そうね。
やっぱ面白かったですね、ストーリー。
シビル王っぽくないっていう話さっきしたけど、
よく考えてみるとしっかり対立軸があったのか。
まあね。
てか、そもそも本当のシビル王みたいに呼んでないから。
あんまりわかんないんだよね、本当のシビル王が。
本当のシビル王は、
長人登録法に賛成するか反対するかってところがメインだったよな。
でも確かにそれぞれの正義があっていう意味では、
まあシビル王だったのか。
シビル王ではあったね。
どちらが正しい間違ってるじゃないですかね。
そういう意味では大人になったシビル王のストーリー面でも本案して描かれたということなんですかね。
なるほどね。
まあマジックちゃんことイツキ。
彼女が結構マリコの鏡写しでしたよね。
実はこのイツキも人間と妖怪のハーフ?
ああ、そうでしたね、確かに。
人間の娘なんて言われてましたしね。
でも彼女の場合は異界で生まれ育ったわけですね。
だから。
確かに。
確かに確かに。
人間と、執事に人間が関係ありつつ、妖怪の世界で育ったイツキと人間界で育ったマリコ。
確かに。
大義になってますね。
2人が協力して戦うことになっていくんですが、確かにいい相棒感ありましたね。
イツキが刀鍛えるシーン良かったですね。
そうですね。
なんか片身の担当みたいなやつをね、普通に刀に鍛え上げてきてましたね。
そんなことできる?
鬼の刀だって言ってましたけどね。
めっちゃ伸びたらしいですね。
はい、ということでデーモンウォーズでした。
Crypt of the NecroDancer
もともとのシビルウォーはさ、かなりたくさんの単位使って、その影響も後々までずっと引っ張ってマーベルユニバースに影響を与えるような大きなイベントだったけど。
今回は読み切りなんでね。
そういった意味で、割とシンプルと言いますか。
ヤマットと化け鎧、アイアンマンとキャプテン・アメリカの対立のきっかけの部分には、スカーレット・ウィッチによる洗脳じゃないですけど、世界に対する恨みっていうものがあったんだっていうところがあって。
ちょっとその辺はせっかく対立構造を作ったのに、分かりやすいボスというか悪みたいなのを設定しちゃったなっていう。
ああ、確かにね。
もったいなさはあったかなっていうのと。
スカーレット・ウィッチさえ倒せば良いんだっていう話になってきますので。
あと最後にね、祈願童子が復活するんですけれども、結局首戻してあげるんだよね。
ただそのまま、これはなんて呼ぶのかな、成仏と言いますか。去っていってしまうということで。
この辺もちょっとご都合主義じゃないけど、綺麗にまとめたなっていう感じはありますが。
確かに。
ただやっぱり世界観の構築の仕方、キャラクター本案の上手さっていうのが面白いんで。
唯一無二ですよね。
楽しめる作品でしたね。
面白かった。
電子も出てるんで。
今?
最初に言うの忘れちゃった。
そうですね。電子も出てますし、前作も電子出てるんで。
ぜひ皆さん買って読んでいただいて。
これお気に入りね。
やっぱ面白いよね。
面白いですね。この世界観ちょっと一回味わってほしいですね。
いわゆるマーベルユニバースの、マーベルのメインの世界の物語じゃないし、
知ってるキャラクターっぽいのはいっぱい出るけど、知ってるキャラクターは出てこないと思うので。
もしかしたら後回しにしてる人もね、中にはいるんじゃないかと思うんだけど。
番外編っていうことで。
でもこれはやっぱりこれで唯一無二の読み味なんで、ぜひ読んでもらいたいですし。
ピーチ桃子先生、X-Menとか、いわゆる本筋のユニバースに関わる物語も書いてるということなんでね。
まあいいじゃないですか。日本人アーティストが活躍するっていうのはね。
やっぱ応援したくなりますよね。
ということですので、ぜひぜひ皆さん買って読んでみてください。
読んでみましょう。
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はい。
来週は、
来週は、
はい。
えっと、来週は何でしたっけ?
えっとですね、来週は、
そうですね、
バットマンアースワン。
ほう。
やりましょうか。
そうか。
これはですね、
えっと、
なんつうんだろうな。
いわゆるバットマン、
我々のよく知るバットマンではなくて、
こう、
もうちょっとだけリアリティよりの世界で、
ほう。
っていうような作品なんで、
なんかこう、
バットマンアースワン、
うん。
スーパーマンアースワン、
うん。
ワンダーウーマンアースワンかな。
ほうほうほう。
が、翻訳されてたと思うんですが、
そのうちのバットマンをやってみたいと思います。
はい。
まあ、
いわゆるスーパーヒーローではない、
うん。
こう、人間バットマンってやつが、
人間バットマン。
まあ、バットマンはもともと人間だけどさ。
人間らしさのバットマン。
ちょっとその、
本気でバットマンやろうと思ったら、
人はどうなるのかっていうところをね、
ちょっと見れる作品だと思いますんで、
えー、
ジェフ・ジョーンじゃなかったかな。
ジェフ・ジョーンズだ。
本当だ。
なのでまあ、
ジャスティス・リーグで有名な。
はい。
面白さは、
まあ、期待できると思います。
お、電子版も出てますね。
少し古い作品なんですけどね。
はい。
まだ手に入りやすいというか、
まあ電子で読めますんで、
皆さんもぜひ読んでみてください。
はい。
あと来週はですね、
あの、映画。
ほう。
クレイブン・ザ・ハンターが。
あー、
もう公開か。
はい。
公開されますんで、
まあちょっとそれに合わせてね、
いずれスパイダーマンもやりたいかな。
やってやりたいですね。
ですけれども、
ぜひぜひじゃあ皆さん来週は、
アースワイ・バットマン読んで、
クレイブン見て、
えー、
ラジオ聴いていただければと思います。
はい。
それではまた来週。
さよなら。
バイバイ。
妖怪ファイルで有名な、
ザック・デイビソンさん。
はーい。
まあ有名ですから。
我々の中ではね。
よく知られている。
うん。
彼、本当に妖怪の専門家みたいですね。
妖怪の専門家ってのがあるんですか。
ザ・アルティメイト・ガイド・トゥ・ジャパニーズ・妖怪
とか書いている。
あ、ガチなんだ。
ガチの妖怪文書いてるし。
マーフェルの人じゃないんだ。
確かに。
漫画の翻訳結構してる。
日本の漫画の翻訳結構してて。
へー。
北野、水木しげるの作品の翻訳とか、
おーおーおー。
やってますね。
あーそう。
あと、
フツルフの呼び声の翻訳もやってますよ。
え、もともと英語じゃないの?
以前この番組でもあった。
あー。
田辺剛先生のあれも翻訳してます。
あ、なるほど。
日本で書かれたフツルフの呼び声漫画版の翻訳を
翻訳をやってるってことか。
妖怪に関することがもう全部言うのかもしれない。
なるほどね。
じゃあ、アメリカには我々みたいに
英訳された妖怪を毎週一発紹介している
人もいるのかも。
ポートキャストみたいなのがあり、
そこでは先生として
崇められてるってのも
かもしれないね。
間違いない。
ね。
46:49

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