ふんふんふん。
当節を読みまして、この前芥川賞を取った、安藤補瀬の『DTOPIA』っていうのを読みまして。
ご存知ですか?
読みました、私も。
読んだ?あ、じゃあもう一回。
でも、そんな真剣に読みきってないんで。なんとなく眠い目を擦りながら読んだだけなんで。
あの、バチェロレッテみたいなね。女性1対男性複数っていうリアリティ賞のDTOPIAっていうのが舞台になって。
各国のイケメンが、イケメンじゃねえか、各国の男の人が集められる中で、ミスター東京としてですね、連れてこられたのが主人公と言いますか、キリスですね。
で、ミス・ユニバースっていう女の人をみんなで取り合うんだけど、このミス・ユニバースが現地スタッフと仲良くなっちゃって。
あったね、確かに。
浮気というかなんとかした。浮気とは言わないかな。
企画の趣旨とは違ったのかな。
まあ、つまり番組外の部分で肉体関係を持ったということが発覚したために、番組中盤でギャルクルーズがしまいに来ることになるんですよね。
ギャルクルーズってすごいね。
で、その中の1人としてですね、トランスジェンダーのモモという人物がやってくるんですが。
彼女じゃないや、彼か。彼とか彼女とか言っちゃダメだな。
モモが、実はキースと幼馴染だったんですね。
このお話全編、このモモの語りだったんだよね。
最初はその恋愛リアリティショーが始まるんだけど、モモが合流したぐらいから、キースとモモのね、中学生時代の思い出の話になった。
知ってる人に説明するの面白くないな。
でも私、後半戦で読んでないんで、そこまでしか読んでないんで、続きを教えてください。
キースはさ、モモの口岸を、ヒンタマーを片方摘出したっていう経験が中国にあったんですね。
そこから、口岸を摘出する少年としてネット上で活動を始めるわけですね。
おーすごい。
一種の都市伝説的な。
会議だよね、ひとつの。
口岸を摘出する少年。
ということで、知らん男のキンタマを摘出して、オカルトショップに売ると。
ちなみに売ったキンタマは水晶の中に閉じ込められて、やっぱ金運が上がるとか。
あーなるほど、威厄ありそうだもんね。
なんかね、やっぱあんのかな、それ、呪術的な。
確かにヘビの抜け殻と口岸だったら口岸とかパワーありそうだよね。
あるよね、オーストラリアのお土産とかでカンガルーの玉袋。
あーなんか聞いたことあるね。お財布から買いすんだっけ?
やっぱ繁栄の象徴みたいな。
確かに、そういうお祭りとかあるもんね、有名なやつとか。
本編でもさ、金玉って言うしね、みたいなこと言われてたんで。
ポケモンでありましたよね、おじさんの金の玉って。
あーあったね。
下品だな。金がない。
まあそんな風に活動していくんだけれども、っていう話ですね。
つまり恋愛リアリティーショーに出てたやつが、過去口岸を摘出する少年として闇の世界で男の人の金玉をひたすら摘出して、麻酔なしで摘出していたっていうね、そういう小説でしたね。
面白いね、面白い。
まあ語り手の桃も、キースも、小人子のキースも、なんて言えばいいんですか、ハーフ?ミックス?ダブル?なんて読めるの?
なんか、何も。
はい。
それで、かつ桃はトランスジェンター、キースは本文の中ではアロマンティックって言うやつかな。性欲はあるんだけど恋愛感情はない。
っていうような感じで、定義しにくい属性を持っている人物が出てきて、それと編集されたリアリティーショー、順番入れ替わってたり、大幅なカットかましてたりとか、作られた部分があったりとかっていうのとか。
それから、この恋愛リアリティーショーは無編集版みたいなのも課金すると見れるんですよね。
それを自分好みに編集してネットに上げてみんなで楽しむっていう文化で説明があったりする。
だからそういうふうに何かについて、特に自分について語ることっていう、そういう小説だったんだよね、多分ね。
最後のところで、終わりの一文が、「やったことの意味だけが変動し続ける。私たち視聴者によって。」っていう言葉で締められてるんで。
だから過去、金玉敵しすぎたり、いろいろあった。それがどういう意味なのかっていうことは常に未来が定義していくんだと。
自分がどういう生まれだとか、自分がどういう属性を持っているかとかっていうのは、解釈する人によって常に絶えず語り直されていくっていうテーマの小説だったから。
ああ、なるほどね。そしてあの小説読んだ前半しか読めないんだけどさ、
その恋愛リアリティショー無編集版があって、みんなが好きに見ているっていうところがすごく面白く感じましたね。
見る順番とか、自分の推しみたいなのを見つけて、その人だけに注目する人もいれば、関係性に注目して編集をして、動画を作る人もいたりとかして。
切り取り方、好感じゃないけど、切り取り方によって物の見方というのが変わっていくと。
好感じゃないけどもね。
好感といえば切り取られるものですね。
切り取り方によって好感と同じようにいろんな意味が生まれてくるんだなってことなのかなって思いましたね。
そういうことですね。
まあそうね、結果知ってから見る人とかいるらしいもんね。ミス・ユニバースが誰を選んだのかっていうのを見てからまた見るとか。
あと、この時の表情はこういうことだったんじゃないかっていうのが振り返ってわかるみたいな。
そういう話もあったから、そういう小説だったのかなって感じですね。
今週これしか読んでないから、他に話すものもなくてこれだったんだけど、結局家族とか生とかそういう話かって思っちゃったな。
そうね、確かに。あるあるネタという意味では誰しもに共通する部分が大きいからね。どうしてもテーマになりがちではあるよね、小説では。
面白かったんだけど、モモが一人称ね、私とか俺とか、それから二人称?三人称?彼とか彼女とか使いにくいからわからないけど、自分のこともモモって呼ぶんだよね。
っていう形で語り進んでいくんだけど、それが上手だったかどうかって言うと微妙だなと思うし。
だって過去の話、キースに関する過去の話とか詳細に記述するんだけど、話してる人はモモっていう設定じゃん。
なんでそのモモがそんな細かいことまで語れるのかってノイズになっちゃうよね。
確かに。
まあいいや。とりあえず今週はね、デートピア読みました。公願を摘出する小説ということで。
デートピア読んでそこしか残らない人っているの?
いやー、分かんないな。なんかあんまり共感ピンとこなかったんだよね。
キースがモモの公願摘出した後、モモの父親がめっちゃキースを説教するシーンがあるじゃん。
その説教する根拠っていうのが、一つ国ってものが根拠になってるんだって。
家族っていうのは国から人を預かっているようなものなんだよ。
だから国が定義したことが、力が暴力とそうでないものを分けるとか、そういうような話だけどさ。
自分の倫理観の根拠に国とかって設定してることはないしさ。
まあ、あんまり多国籍な環境にいないからか、自分が何人かってことをそこまで意識せずに生きちゃってるところもあったりしてさ。
まあね、ぬるま湯で生きてる私のような人間には、ちょっとよくわからん人だったかもしれない。
恋愛リアリティションも知らねえし。
確かに。全然見たことないわ。
妹がこういうの好きで。
交換テキスト系?どうですか?
いやいや、リアリティション。
バチェロ・レッテそれこそ見ましたよ。
実家帰った時に、ずっと見てるから見て。
これ合ってるなーとか。
なんかその回は、バチェロ・レッテがモテない回で。
面白いじゃん。
普通は女の人を巡って男たちが争うってことです。
だんだん男と女が仲良くなっててさ。
よくできてるね。
なんか面白いなって。リアリティショーだからね。
全部一定のリアリティっていうかさ。
やっぱり筋書き通りに行きませんよっていうところも含めて。
人は熱中するのかなとか思いつつ。
じゃあプロレス見ればいいじゃんと思うしな。
ハードコアデスマッチを見れば大体満足できると思う。
なるほど。
まあまあ、でもアクターが足を取った。
もう一個の本もゲーテは書くか取り木じゃなくて。
なんだっけ、あったね。
もう一個読んでないんだよね。
そっちはゲーテが、あらゆる名言はゲーテが言ったっていう。
ゲーテが言ってないことはないだけなんだけど。
そっちはすごいね、めっちゃ賢そうな小説だった。
芥川賞はちゃんと読まないとな。
いや、小説って面白くないな。
全然。
物によるんじゃないですか。
芥川賞ってそもそもそういうエンタメ性を重視してるわけじゃない。
エンタメ曲ぶりって感じじゃないけどね。
全然。もちろん話題性とか。
だって芥川賞を取るって言ったらね、すごいキャッチーな。
売れるでしょうね、やっぱりね。
読もうかなって思うもんね。
でも、なんだっけ、ワインの解禁日が設定されてるやつ。
ボジョレー。
ボジョレーもさ、美味しいから皆で解禁とか言ってるんじゃなくてさ。
その年のワインを占うっていうので。
そういうことなんだ。
ボジョレーのルコってその年の新作ワインでしょ。
だからさ、ライト層が美味しさを求めて買うのに適してるかって言ったら、たぶんそんなことないわけだよ。
禅座の賞みたいなこと。
だから結構ワイン詳しい人が飲んで、あ、今年はこんな感じかって思う。
ああ、なるほどね。
芥川賞もさ、別に面白い小説選んでるわけじゃなくてさ。
いわゆる文学、文壇っていうか、今文壇っていう界隈がどのくらいあるのかわからないけど。
いわゆる小説好きの人たち、小説をずっと読んでる人たちから見て、良い小説を選ぶ賞じゃん。
ああ、なるほど。
その年の文学観を占うものなんてことか。
ピンチ賞だしね。
だからさ、だったら本屋大賞読んだほうが面白いし。
確かに。
アメコミ読んだほうがいいし、プロレス見たほうがいいと思うんですよ。
小説好きじゃないですもんね。
そんなに読んでないもんね。
一生懸命読んでないのに、読む小説だって怪獣が出てくるやつとか、人が死ぬやつとかしか読んでないんだから。
確かに。芥川賞だけ読んでも楽しみきれないってのは確かにあるね。
あれはそういうのが好きな人のためのもんだと言いつつ、やっぱ本屋での扱いとか見てると売れるんだろうなぁと思うね。
必ず平積みされるもんね。
そんな感じで背伸びしてレートピアを読んだがよくわからなかったという話ですね。
コメントなんかありましたか?
今週はですね、私はもう本読みまして、私は逆にちょっと面白い本でしたね。
やっぱ小説って面白いって思いました。
真逆の?
最近小説あんまり読んでなかったんだけど、久々に読んで、こんな面白いんだって。
最近読んでなかった?先週も読んでなかった?
小説自体は、本は読んでたんだけど小説?お話は読んでなくてさ。
小説何読んだかっていうと、ジョン・ウィリアムズのストーナーっていう小説を読んだんですよ。
これ知ってます?
いや、知らない。
結構有名な本なのかな?
あれ、ジョン・ウィリアムズって誰だっけ?作曲家?
あ、そうなの?
1960年代がなんかに出された本なんだけど、その時全然売れなかったらしくて、
それが2000年代に入ってアメリカで再発見されて。
それが日本にめっちゃ売れて、日本にやってきたっていうタイプの小説なんですね。
どんな小説かっていうと、一言で言うと、ジョン・ストーナーだっけな?
あ、違う。ジョン・ウィリアムズだ。
作者がジョン・ウィリアムズで、ストーナーって男がいるんですよ。
このストーナーっていう男の一生を描く小説なんですよ。生まれたから死ぬまで。
こいつどんなやつかっていうと、何者にもなれなかった男なんですよ。
小さい貧しい農場に生まれて、勉強が多少できたから大学に進学できたんですよ。
そこで英文学で確か博士号か何か取って、死ぬまで大学で教え続けた人。
ただ教授にはなれなくて、女教授で定年退職したし、研究をまとめた本も生涯で一冊しか出せなかった。
成功した人ではないんですよ。
授業を受けた学生で、彼のことをすごく尊敬する学生とか、彼のことを覚えてる学生とかも全然いない。
誰にも相手にされないっていう誰なんですけど、評価されなかった。
結婚もしたんだけど、結婚生活は正直うまくいかなかったし、娘も生まれたんだけど、娘との関係も死ぬまで折り合いは悪かった。
友達も二人だけいたんだけど、一人は戦争で死んだし、一人とは疎遠になってしまった。
で、死んだ男。
そんな何者にもなれなかった男、ストーナーの一生を描いた小説なんですが、これがまあ面白い。
あらすじ聞いただけじゃめっちゃつまらそう。
めっちゃ好きなシーンがあって。
ストーナーは農村の出身なんで、大学行くときも農学部に行かされるんですよ。最新の技術を学んでこないと。
で、普通に農業を勉強してるんですけど、あるとき、いわゆる基礎教養科目で英文学の授業があったんですよ。
その授業では英文学科のスローン先生っていう人が、シェイクスピアのソネットの詩の授業をするんですよ。
で、詩を朗読した後に学生を一人ずつ会ってくる。
ウィルバー君、君はどう思うこの詩を。
当然答えられない。
次、シュミット君、君はどう思う。
どう思うって何だよって話なんだけど。
いや、わかんないです。答えられないですね。
次、ストーナー君。君はこのソネットをどう思う。何を意味すると思う。
ストーナーも当然答えられないですね。
そうすると、このスローン先生が、シェイクスピアが、300年の時を超えて君に語りかけているんだよ。
ストーナー君、この声が聞こえるかね。
ストーナーはわかんないんですよ。答えられないんですよ。
でも、なんというか、自分がすごくこの詩に感動しているっていうことはわかるんですよ。
一応、何か思っていることはあるんだよね。
思っていることはある。
こんな話になるんですね。
ウィリアム・ストーナーは、自分がしばしの間息を詰めていたことに気づいた。
ストーナーは、そーっと息を吐き、肺から空気が出ていくにつれて、腑が少しずつ皮膚の上で動くのを意識する。
机のヘリを固く握りしめていたストーナーの指から力が抜けていく。
手のひらを下に向け、改めて自分の両手に見入ったストーナーは、その肌の茶色さに、爪が無骨な指先に収まるその整備の在り方に、狂胆の念を覚えた。
ストーナーはゆっくりと大義相に目を上げた。
これが意味するものは、と言って、両手を小さく宙に浮かせる。
でも答えられなかったんですね。
この絵は結構長く続くシーンなんですけど、初めて文学作品を読んで感動する。
震えるような感動。
その作品を読む前と読んだ後では、世界の見え方が全然変わってしまうという瞬間を描いているシーン。
この小説、どんな特徴があるかというと、こういうシーンの連続なんですよ。
つまり、取るに至らない出来事なんだけど、それを細部まで細かく描くことによって、すごく感動的なものに変わっていくんですね。
ストーナーはその中でいろんなことを考えるんだけど、結局答えられなかったんですね。
で、授業は終わるんですよ。
でも、そのすぐ後にストーナー青年は文学部に転部することになって、文学の研究者になっていく。
このシーンが細かい、ディテールを描くことによって、ありきたりなことでもこれだけ感動が生まれるんだと。
つまり、平凡な人生なんてないんだってことなんですよね。
平凡な出来事であっても、本人にとってはすごく人生が変わるくらいの大きな意味を持っている。
結局、他の前に当たっていた学生と同じように、ストーナーは何も答えられなかった。
客観的に見れば、起こった出来事は学生が3人に答えられなかっただけなんですよ。
でも、ストーナー青年にとってはそれが人生が変わるような出来事だった。
そういう平凡な出来事を、こと細かくにディティールを細かく描いていくっていうのが小説なんですね。
実家に帰って、実は農学部から文学部に転部したんだってことを両親に伝えなきゃいけない。
これ、もう黙って転部してるんですね。
でも、当然、両親は農学部の勉強をしてほしいから大学に行かせたわけですよ。
それをどう言おうかって悩むシーンとか。
まあ、つまんないシーンですよ。
でも、それを彼の心情に注目すると、これだけドラマチックになるんだ。
ストーナー青年、結婚するんですね。
結婚相手っていうのは、アメリカの南部の保守的な家の女の子なんですよ。
偶然パーティーで知り合って、デートするようになるんですけど。
デートと言っても、相手の家に行ってお話しするだけなんですね。
すごく保守的な家の女の子なんで、保守的な家の女性なので、おしゃべりできないんですよ、基本的に。
全く盛り上がらないですね、話が。
でもある時、たった一度だけ、ストーナー青年が家から帰る時に玄関まで送ってくれて、
彼女が将来の奥さんになる人が、自分の思いを怒涛のように話をする瞬間があるんですよ。
めちゃくちゃ長くセリフを言うんですね。
でもそれはもう、その一回だけで、それ以降、結婚した後とかも全然そんな喋ることはなかったんですけど、
その瞬間だけは、いっぱい彼女は自分の思いをかぶったってくれたんですね。
そのことをストーナーはずっと覚えていて、それをディティール細かく書くんですね。
本当にありきたりな平凡なことなんだけど、本人にとってはこんなに劇的なんだ、ということが伝わってくる。
そういう何者にもなれなかったストーナーが死ぬまでは描いてくるんだけど、
平凡でうまくいかない人生だったとしても、その時々に起こった物事の細部とかディティール、心の動きに注目すると、こんなに人生って素晴らしいものなんだと思えてくる。
これ本当にすごい小説なんですよ。
正直評価されてた小説なんですよ。話題にもなってて。
言うてそんな平凡な男の日常を細かく書いたって面白がないだろうって思ったんですけど、これが痺れるほど感動しましたね。
娘との折り合いは死ぬまでは悪かったんですけど、例えば自分が書斎で研究している時に、幼い娘が同じ部屋で座って本を読んでいたという瞬間があった。
それをずっと覚えていたりするんですね。
自分の人生というのは、凡庸な人生だったかもしれないけど、周囲からの評価とは無関係に、やっぱり人間というのは生きているだけで、これだけいろんな思いを抱えているんだ。かけがえのない存在なんだ。思える話でしたね。
自分の人生とか、ただに対して敬意が生まれましたね。人が人間一人生きているってことは、それ自体がすごいことなんだなって。
なるほど。壮大だなぁ。
めっちゃ壮大な小説でしたね。
我々も多分アクター合唱を取ることはないわけで、群蔵新人賞を取ることも多分ない。
いや、分かんないよ。だってめちゃくちゃおばあちゃんでアクター合唱を取った人いたでしょ。
あるかもしれないか。ない可能性が高い。
でもそうだとしても、人生の豊かさとか面白さって全然別なんだなって思いましたね。
大企業の社長にはなれないかもしれないけど、でもっていうところが味わえる小説で。
自分の人生を振り返ったし、また年を取って読んだら印象が変わるだろうなと思いましたね。
また年を取って老人になった。老人って誰だけど、10年後20年後に読んだらきっとまた印象が変わるだろうし。
あとこれ翻訳小説なんですけど、翻訳した方がアガリエ・カズキさん。有名な人らしい。
その人が自分の人生最後の翻訳作品としてこの本を選んで。
へー、なるほど。
投票しながら翻訳を続けていって、最後の1ページを残して確か亡くなって。
ラストってストーラーが死ぬ瞬間まで描いてるから、彼も病気になって寝たきりじゃないけど自分の体が思うように動かなくなってっていうのをずっと描いていくんですけど。
これなんか当然翻訳家の気持ちとかわかんないけど、迫力やっぱありますよね。
もうちょっと体重が乗ってるというか。
体重乗ってるんじゃないかな。文体がめちゃくちゃ美しい小説なんですよね。
2010年とかかな。
小プロなんだけど電子になってないっていう。
2011年。
作品としてアメリカで出版されたのはさらに前。
1970年代かな。
舞台はストーナーと同じく60年代を。
そうなのよ。
しかもアメリカじゃん。
そうだよ。
ストーナーが人生で苦しんでいる時にこいつらはこういう旅をしてたってことですね。
ということで、今週はグリーンランタン、グリーンアローを紹介していきます。
まあ面白かったですよね。
面白かったですね。
名作名作と呼ばれているのは知っていて、解説書なんかでも結構言及されることをよくタイトル自体はメインにしてたんですが、読むのを初めて。
400ページないぐらいの厚さ。
そこそこアメコミの中では厚い方かなとは思うんですが。
デニス・オリールがこのグリーンランタン、グリーンアローをやってた時のいくつかのお話が入ってるんで。
一話完結が積み重なっている感じだよね。
これ全体を通してどうっていうよりはそういう感じなんだけど。
まあちょっと面白かったり、クオリティの。
ライブ感感じましたね。
めっちゃすごい作品もあれば、なんだっていうのがあって。
それも面白さでありましたね。
70年代に作られた作品なんだけど、ご存知の通りDCコミックスというかヒーローコミックスは1938年スーパーマンが出たところからスタートしてるんで。
ジャンルとして30周年ぐらいな感じ。
なるほどね。
やっぱり30年ぐらい経つとジャンルとして成熟してきますよね。
当時受け手だった人がクリエイターになっていくのに十分な時間が30年だと思うんですよ。
仮面ライダーも1971年に始まって、平成ライダー2000年。
30年で。
こういう傾向っていうのは結構いろんなところであるんじゃないかなと思う。
さらに当時はコミックス行動って言いますか、コミックが有害だって言われて自主規制を働かせたんですよね。
リアリティがありすぎる犯罪描写とか、暴力、性描写、こういうあたりはコミックスにはなかなか入れられなかった。
その中で売りになったグリーアローってのは現実の差別だったり、暴力犯罪っていうところをテーマにしてたんで、面白いというか、当時から見たらすごくセンセーショナルだったんじゃないかなと思いますね。
こういうのがあったおかげで、ダークナイトリターンズやウォッチメンといったグラフィックノベルが出ることになって、
今では社会問題とヒーローが戦うのはとても当たり前のことで。
描かないと物足りないと言われるような時代になっちゃいましたもんね。
ジョンくんの方のスーパーハーモニーとかミズマーベルとかさ、もろにそういう。
この作品がなければそういった今のコミックスもなかったんじゃないかと。
現代の作品を作るカムラヤ。
ライターのデニス・オニール。我々が今まで扱ってきた作品だと、バットマンパニッシャーのゴッサム編の方。
アズラエルがやらかしまくってずっと悩んでるやつ。
あれ面白かったけどね。
俺はバットマンにはなれないと言い、登壇の主人にも外れちゃって、俺何なんだろうみたいなことを言って。
めっちゃ悩んでたもんね。
出て戦ってちょっと負けて終わるっていう。
確かにそういう悩みを描くには一流の方なんですかね。
今回の序文で知ったんだけど、デニス・オニール元ジャーナリスト。海軍の新聞。
海軍に新聞あるんですね。それあるか。
このマンコミックっていうのも一つのジャーナリズムの一個なんだみたいな言い方をしてて、なるほどなと思いましたよね。
こういう本気で取り組んでる人がいるからクオリティってグッて上がるんだろうなって気がしたよね。
確かに。
あとすごい熱を感じましたね、序文からも。
警官は警官、ファシストの手先だもん。
そうですね、これ70年代に描かれたんですか?
60年代を描いてる。70年代に描かれた作品。
その後10年経って序文を描いてて、さらにその後20年経って序文を描くみたいな感じのことをやってるんですけど、
古い方の序文ですね、若い頃の文章はめちゃくちゃ尖りまくってる。
警官はファシストの手先なので、グリーンランターは宇宙警察の一員だから、彼もまたファシスト的な一面があるんだと。
一方でグリーンアローっていうのは財産を投げ打つというか、財産を失いながらもヒーローとして活躍する。
だからワナーキストなんだというふうに書かれてて、確かにそう言われてみれば相当言えるなっていう尖り方が出てましたね。
グリーンアローは元々はバットマンみたいな金持ち系のキャラだったんですが、これが始まるちょっとぐらい前に財産を失って、
結構これでね、この作品でキャラ付けがなされたみたいなのが書かれてましたね。
序文で言われてたんですけど、こんなゲーマーグリーンアローをいじってもよかったのは、誰もグリーンアローに興味なんかないからねって書かれてましたね。
こういうふうにね、やっぱり切り取り方によって勢いを吹き返すこともあるってことですよね。
これも序文の中で書かれてたんだけど、人気が落ち目になっててさ、単独士が維持できなくなったヒーローはジャスティン・リーガーみたいに入れられるって書かれてましたね。
ジャスティン・リーガーは落ち目のキャラクターの収容所かなって言われてて。
巻き合わせて売られるようになるんですね。
面白いな。まあでもそこからまたね。
人気が出れば復活して。
コミックスのキャラクターも大変だな。
大変だよ本当に。人生長いからね、コピスニックスのキャラクターも。人外現役だからね。落ち目もあるわ。
そうかそうか。やっぱりもう資本主義社会はな、競争を強いるよな。
良くも悪くもって感じましたね。
60年代ってのはすごく大きな変化があった時代なんだっていう風に言っててさ。
我々からしたら90年代、2000年代のインターネットが使えるようになって世界劇的に変わったなって思うけど。
60年代ってそんな大きな変化あったような年なんだってちょっと思ったんだけど。
でも冷静に考えると戦後すぐだよね。
戦後すぐだし、ベトナム戦争とかあった時期でもあるし。
アメリカにとってはかなり。
政治っていう意味ではやっぱり大きい変化が起こる時代だったんじゃないかな。
その変化みたいなのを描きつつやっていきたいっていうね、すごい高尚な。
一方で商業主義的なキャラクター人気っていうものもありつつ、でも政治的なメッセージというか、高い理想を掲げて書かれた本でもあるので。
その組み合わせの妙というか、面白さと独特の作品と生まれてますよね。
やっぱり出版社がいて、ライターがいて、アーティストがいてって、共同作業でユニバースっていうのを作ってるアメコミの面白さの一面があったかもね。
ちなみに打ち切りなんだよね。
そうでしたね。自分によると年終わっちゃったみたいな感じでしたね。
人気そんななかったみたいな感じでしたよね。
でもやっぱり評判はめちゃくちゃ良かったしっていうことでね。
なんかコミコンとか行ってもめっちゃ言われるみたいな感じが。
こうやってね、だいぶ時間が取った後、日本で日本語で読めるような作品になるっていうことですから。
確かにえらい話ですよ。
それだけで名作といっていいんじゃないかなっていうですね。
というわけで、今週はグリーンランタン、グリーンアローをやっていきます。
もう手に入りにくいかもしれないんですが、名作なんでね。
ぜひどこかで探して読んでいただければ幸いです。
じゃあこのグリーンランタン、グリーンアローのお話、どんな話かっていうのを大枠を説明すると。
グリーンランタンがね、まず気づくんだよね。
あれ?悪とは?俺がやっていたことは正義なのか?っていう。そこからですね。
これすごいですよね。
いやこれ最高でしたよ。
出だしの導入の良さったらないですよね。
ないですね。
70年代って多分コミックスの世界でも、ぼっか的な時代だったと聞いたことがありますが、
まあだいぶ能天気な時代だったんですよね。
基本的に七色に光るモンスターが出てきて、わーって。
何とかして倒そうみたいな話ばっかりだった時代の中で、
グリーンランタンがいつものように悪い奴らに暴力を振るわれている奴を助けるんですよね。
ところがこの暴力を振られてやった奴っていうのは実は金持ちの白人で、
黒人たちが住むアパートの公家だったんですが、
そのアパートを壊そうとしていたせいで黒人たちに殴られていたと。
こいつ助けてよかったの?
いやでも法律で考えればね、もちろん暴力を振る奴が悪いと。
とはいえ正しいことなのか?っていうところで悩むところから始まるんですよね。
すごいよね。
これが面白い。
当時の時代から考えてもかなり尖ってる気がしますね。
その真実を突きつけてくれるのがグリーン野郎だった。
ということでここで二人が合流するんですけど。
いやたまらんなーと思ったのはさ、
グリーンランタンって指輪にエネルギーをチャージするときにさ、
いつも誓いの言葉を言うんで。
我が瞳、悪を逃さじ。っていう風にあるんですね。
立派なことを言いますね。大事だ。
でも本当にそうなのか?今までずっとあそぶいてきたんだ。
自分自身をっていうシーンがあって。
おおーって思うよね。
信じていたものってのは実は間違ってたんじゃないかって気づいていく第一話なんですよね。
これは面白い。
黒人のおじいさんに言われるセリフとかすごい良いですよね。
あんたは青い肌の宇宙人に仕えてるって新聞で読んだよ。
オレンジの肌の宇宙人を助けたと思うね。
黒い肌の人間のことはどうだね。
これすごいよね。
すごいよね。第一話からガンとぶん殴ってくれるよね。
70年代ですかね。
というお話からスタートします。第一話面白かったね。
第一話は黒人とか、いわゆる白人じゃない貧しい立場にいる人たちの話なんですけれども。
第一話から面白かったですね。
ただこれ本文でも言われてるんだけど、本当に現実にある問題。
つながってる話ですもんね、現実と。
だから解決はないんですよね。
そうなんですよね。そうなんですよね。
今回収録されてるお話の前半部分のほとんどはそう。
今でも残っている問題。
もちろん目の前の脅威だったり、目の前のことは解決できるんだけど、その根深くある構造的な部分には、
いくらエメラルドの光が放ってたとて、
弓はうまく扱えたとて、
解決することはできない。
すごいよな。
やっぱりここでヒーローコミックがひとつ転換したんだなっていうのを感じるよな。
貧しい鉱山を舞台にした話があるじゃないですか。
これはレッドネックでしたっけ。
作詞されてる白人たちの話でもあるんですけど。
なんやかんやって悪い奴をぶん殴ることはできたんですが。
ラストシーンでグリーンアローが言うんですよね。
あいつらの表情を見てみろ。仲間を、家族を失った悲しみが溢れてるぜ。
この先に待つのは貧困と収入の無関心だけだ。
勝利に何の意味があるってんだ。
で、終わるっていう。
すごいね。
面白いけど、じゃあどうしろって言うんだよって。
いや本当。
俺やっぱその無力さっていうかさ。
もう書いてる方ももがいてる感すごいあるよね。
そうだね確かに。
もう終盤の話になっちゃうんだけどさ。
オリバー、グリーンアローがさ。
市長にならないかって言われる回あるじゃないですか。
いろんな問題を解決するには政治しかない。
必然ちゃ必然だよね確かに。
社会問題は殴るんじゃなくて、政治の世界で市長にならないかっていうところとかあったりしてさ。
やっぱり現実の問題、そしてそういうのを解決するためのヒーロー。
この食い合わせの悪さに苦しんでる様子っていうのが見えるよね。
確かに。
あと関係ないんだけど、市長選に出馬するかどうかを悩むオリバーがいろんなメンバーに電話するんだけど、みんなめっちゃ冷たくて笑ってる。
市長、政治に口出すことやしみんなかなり冷淡な感じしましたよね。
あのバットマン、当時上院議員だったことがあったんだよね。
バットマンそんなこともやってたんだね。
ブルース、アドバイスが欲しい。
お前上院議員だったろ?市長だって?無理だよ。今だって精一杯なのに伝わるわけがないだろ。
すげぇ冷たい。
スーパーマンでさえ冷たいもんね。
正気なのか?
そんな目立つヒゲを生やした人間は2人といない。すぐに正体がバレるぞ。
お前が言うんかいってところもありますけどね。
メガネかけてるだけですからね。
クラークケントとスーパーマンの違いは。
難しい問題ですよね。
どことなく読んでて居心地の悪い気持ちにはなりますね。
スカッと爽やかとはいかないもんね。
あと私印象に残ったのは何だろうな。デモの話とかも70年代っていう時代性みたいなのを感じましたよね。
黒人がデモをしてて子供が撃たれちゃうみたいな話がありましたよね。
解説書にもあったけどデモっていうのが政治的メッセージを伝える手段として話題になっていたというか盛り上がっていた時期でもあるから
当然それを反映してるんだけどデモの時って暴力というか
そういう亡くなったりとか怪我をしたりって必ずあるらしいじゃないですか。
そういう現実のある事件を反映してるんだなぁとか思ったりもしたし。
いやーこれねそのまま結局その子死んじゃうんだよね。
死んで終わりますもんね。
死んでグリーン野郎がめちゃくちゃ泣いて終わるっていう。寂しすぎるよ。
黒人の問題がかなりフューチャーされてましたよね。
ジョン・スキュワート。
黒人のグリーンランダー。建築家でしたっけ。
そうそう。が初めて登場する回もこれには収録されてますね。
知ってる奴出てきたーって思ったなぁ。
なんかさ全然キャラ違くなかった?
全然違った。
これもやっぱ70年代ということなんですかね。
クライシス前なんでね。宇宙が変わる前なのでっていうこともあるのかもしれないけど。
逆にガイ・ガードナーの方がすごく大人しくてこうせんねてくださる。
あーそうだね確かに確かに。
まっすぐな人で。で、ジョンの方がなんかちょっと荒っぽいっていう感じになってたけど。
なんか逆なような気がした。
イメージ逆だよね。
グリーンランタンリバースとか読んだ時さ、ジョンはあれだよね。俺は脱税をしてるって言ってましたけど。
どっちかっつったら知的で。
そうね知的キャラですよね。
キャラだったなぁと思ったけど。
今回はかなりご機嫌なキャラクターで。印象違ったなぁ。
すごく怒りをまとったキャラでしたよね。
めっちゃ怒ってたね。やっぱそういう時代がそうさせたのか。
不当な扱いを受けている自分たちのような人間に対する怒り。
それが出てましたよね。
面白かった。本当に名作ですね。
一方でちょっとムムム感というか、なんか完全なSFとかありましたよね。
序文でも打ち切りになっちゃったけど、これ以上続いてたらちょっときつかったとは言ってた。
わかる気がするよね。これ読んでて。
このノリ、ネタは無限にあるけどやるのきついだろうなっていうか。
どうしても似たような感じになっちゃうっていうのもあるかもしれないし、
現実にある問題もね、何から何まで物語に落とし込めるかっていうのはなかなか難しいかもしれない。
ファンタジーとかSFって当時の平均的なコミックスってこんな感じなんだろうなっていう。
70年代的な雰囲気を味わえるのは良かったですね。
話もありましたね。終盤ぐらいが特にそうかな。
プラスチック製品をめちゃくちゃ批判する話とかあって。
あったね。
プラスチック製のものはダメなんだと。本物じゃないんだっていう話とか、
おお、なんかすごい環境保護みたいな感じの話とかね。
意味わかんないのはさ、ここになぜかブラックハンドが出てくる。
ブラックハンドがプラスチックの申し子みたいに出てきてましたね。
そんなやつじゃなかったような気がするんだけど。
あとフェミニズム的な話を盛り取り込もうとしてうまくいかなかったって、
ユーロ文で書いてあった話とかもありましたよね。
なんだっけこれ。
ワンダーウーマンじゃなくて、セミシラじゃなくて、
ハーピーが出てくるやつね。
ハーピーが出てくる話とか。
戦う女性のイメージがあんまりわからなかったみたいな話が書いてありましたね。
結局アマゾン。
結局はそのアマゾンのイメージでっていう風な話してたし。
子供がいない女性が、
クローン人形を作りまくってしまう。
クローン人形を作りまくってしまう話とか。
たぶんこの辺は現代だったらもうちょっと面白いというか、
岸川切り口でいけそうな。
面白くかつ問題提起というか、
切り捨てだからなって感じだよね。
ちょっと変な感じになってる。
変な話になってるんですよね。
確かんでみるとかなり変な話になっちゃってるのもあるんですが。
70年代の最先端の新しさと、
70年代のある種の限界みたいなものも読めて、
それも面白かった。
今読むからこその面白さってありましたね。
そうですね。
あと、超能力少女とか。
本当に何だろうって。
どれも面白い話ばっかりで、
70年代の空気感も味わえるし、
今から見た70年代の今との違いだよね。
今ならこうは描かないのになーっていう部分も楽しめるし、
同じ部分も違う部分も変わらない部分と変わった部分が味わえるアメコミだと思います。
バットマンとスーパーマンも一コマずつだけ出てきます。
確かに活躍とまではいかないが、印象的な役割を果たしてくれます。
最後の話でさ、環境テロリストのキリストが出てくる話あるじゃないですか。
いますね。
航空機の実験、環境を壊す航空機の実験に反対して、
自分を飛行機の翼に貼り付けにして。
ついでにグリーンランタンとグリアラムを貼り付けにされるって話なんですが、
もちろん環境問題ってすごく大事な問題なんですが、
ざっくりとした大胆なお話で面白かったですね。
今ならこういうのないだろうなっていう。
普通に死ぬしね。
特に問題も解決せずに、目の前の飛行機をぶっ壊して終わる。
グリーンランタンといえば飛行機ですから。
なるほど!そういうこと?
元パイロットだし、恋人は航空会社の。
社長かなんかだったからね、確かに。
最後ね、グリーンランタンが最新鋭の実験機をぶっ壊して終わるっていう。
ビターなね。
何も問題は解決せずに終わっていくという。
このお話全般にいることだけどね、特に問題は。
難しいね、ちゃんと一人一人が責任を持って考えて行動することが大切なんだなって。
社会派ですね。
我々一人一人の力が合わされば大きな力が生み出されるんだということですよね。
グリーンランタン、グリーンアロー、この二人だけじゃできなかったことも、
我々みんなが力を合わせればできるぞということでございますね。
この時代から良くなっている部分も絶対あるはずだもんね。
絶対この時代の方が治安悪いもんね。
さも当然のようにデモで棒棒にされるシーンが出てきて、やばーって思いましたね。
今の読まれてよかった。
じゃあいつものね。
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読んだ人の感想聞きたいですね。
我々隙あって喋ってますが、みんなは一体どう思ったのかというのは知りたいですよね。
来週は予告だけしておいて、結局飛ばしちゃった回があるじゃないですか。
確かに、なんやかんやで飛ばしてしまった。
バットウーマンエレジ。
ライターがゴッサムセントラル。
グレックルッカか。
グレックルッカですね。
これはおもろそうだなということで。
確かにゴッサムセントラルは完結しましたけど、
どれも素晴らしい面白さでした。
あれもビターな終わり方だったな。
そういう意味では、やっぱりリアルな問題を解決するためにはね、
私たち一人一人が自分の振る舞いや行いを振り返って、
よく考えることが大切なんじゃないかなって思いました。
キャプテンアメリカみたいな名演説ですね。
文化賞推薦キャプテンアメリカを目指して。
道徳的な番組としてね。
みんなもSDGsについてよく考えよう。
そういうこと言うからダメなんじゃない?
来週は我々がやろうって言ったけどサボってたバットウーマンエレジをやりましょう。
ライターはグレックルッカ。
ゴッサムセントラルの人ですね。
そうですね。
あれ面白かったんで。
今回も期待できるぞということですね。
電子書籍も出てます。
じゃあ読みやすい。
手に入りやすいと思うのでぜひ読んでいただいて。
また聞いていただければと思います。
それではまた来週さよなら。
バイバイ。
あのさ、最初の今週何食べたのコーナーって言った?
はいはい。
よって言ってたじゃん。
言ってた。
でもよとかいらねーよって言ってたじゃん。
言ってましたね。
そしたらさ、世の中にはいろんな人がいるもんで、
あのよファンがいたんですよ。
なるほど。
あのよがですね、始まった感があってよかった。
よ、いいじゃない。
もう何が受けるんだか、何が大切とされてるんだか、
どんなことでもわかんない。
一人一人が考えることが大切だってことだね。
何も言ってないこと一緒だからね。