- あー、今めっちゃ夢中で。
- ほうほうほう。
- それ以外のことを何もできなくなってる。
- 今もう順調にね、仕事にも支障出てきてるんで。
- 多分もう、私の姿を見ることは皆さんもないかもしれない。
- はー。
- ということで、今週は。
- 名作ですね。
- 今週はもう風来の試練6し、来週も。
- 風来の試練6を。
- 来週あたりにはじゃあもう99回入ってるから。
- あー、そうですね。
- もう新しいダンジョンに行ってるかと思いますので。
- 今週なんかありましたか?
- 今週はですね、アニメ映画を見まして。
- お!
- ディズニーのですね、ポカホンタスっていう映画を見ましたね。
- 今!?
- 今。
- ポカホンタス?
- ポカホンタス見ましたよ。
- あー、どうして?
- なんか、ポカホンタスって見たことねえなっていうのと、
- あとなんか割とこう、悪く言われてるなっていうイメージあってさ。
- あー、そうなの?
- ポカホンタスってちょっとあんまり良くない映画じゃないかっていう話を聞いたことが。
- なんかネイティブアメリカンを主人公に据えた95年のディズニー映画なんですけど、
- やっぱそのネイティブアメリカンの描き方がすごく差別的だとか、
- なるほど。
- すごく白人史上主義的なところがあって良くないって言われてたから、
- まあ言うてでも見たことなかったから。
- はいはいはい。
- 見てやろうかな。
- 見てやろうかな。一回まあ見てからね、どうなのかなっていう判断できたらなと思って見て。
- いや面白かったっすね。
- ああそう?
- ポカホンタス見たことありますか?
- あるよ。
- ああすごい。私も人生で一回もかすったこともなくて、
- ポカホンタスってなんかよくわからんそういう映画があるらしいなっていうぐらいしかなかったんですけど、
- 見てみたら本当に面白くて。
- えっとまあ異文化交流の話ですよね。
- ネイティブアメリカンの女の子ポカホンタスさんが、
- 自然豊かな森の中で好奇心旺盛な少女として生まれ育っていくと。
- 動物と自然を愛する。木々と語るポカホンタス。
- ああめっちゃプリンセスじゃんって思ったんですけど。
- そうですね。
- そんなある日に村の英雄からプロポーズされて、
- 自分の父親から、パパホンタスからも結婚しろと言われるようになって。
- でも彼女自身はまあ結婚ってちょっとやだな、
- 自分の自由を失うようなことだからあんまりやりたくないなって思っていた。
- そんなある日に遠くから大きな船がやってきて、
- その船の中には金を求めるイギリス人たちがたくさん乗っていたというストーリーで。
- これめっちゃタカラスカっぽいなって。
- ええ?あーまあそのつまりタカラスカというかロミジュリーというか。
- ロミジュリーというかその立場の違う恋愛とかさ。
- あと歌も美味しかったしね。ミュージカルだったしね。
- まあディズニーだからね。
- その中でポカホンタスと船乗りのジョン・スミスっていうのがお互い出会って、
- 文化とか言葉の壁を越えて恋に落ちていくんだけど、
- その二人の恋愛関係が大きな悲劇に見舞われて、
- このイギリス人の探検隊とネイビティブアメリカンの村が対立を深めていって、
- いよいよ争いが始まってしまうと。
- 二人が愛の力を使って戦いを止めるために奔走すると。
- あれ?この話ってさ、ヒレンで終わらなかったっけ?
- 落ちがすごくて。
- なんとか戦いを止めようとするんだけど、結局止められないんですよね。
- 戦争が始まってしまって。
- ジョン・スミスも捕らえられて、パパ・ホンタスの手によって処刑されそうになるんですよね。
- それをポカホンタスが止めて、それを見たパパ・ホンタスが、
- やっぱり争いはしちゃいけないと、二人の愛し合う姿を見てね。
- それを見たイギリス人たちも銃を下ろして、めでたしめでたしってなるところだったんですけど、
- ジョン・スミスが戦いの過程で怪我をしてしまっていて、
- このままでは死んでしまうと。本国に帰らなければいけない。
- ポカホンタスは一緒にイギリスに行くのか、それともアメリカ大陸に残るのか、
- という決断を迫られて、最終的に残ると。
- 一点は二人は別れて終わるストーリーなんですけど、
- これも宝塚っぽいなって私は勝手に思いましたね。
- 立場の違う恋愛、そして比練で終わる。
- なるほど。
- ありそうって思って。
- 確かにありそうだな。
- 宝塚・ポカホンタスで調べましたもんね。
- あった?
- なかった。
- なんでないのかなって思ったんですけど、宝塚は大体全てこれだからだろうなって思いましたね。
- わざわざポカホンタスやらなくても。
- いや、なくても貴族と平民とかでいくらでもこれ作れるから、
- 戦争を止めようとしたけど失敗してしまって、
- 二人が別れ離れ、離れ離れになってしまうと。
- もう第二幕始まるかどうかって思いましたもんね。
- ダンス始まるんじゃねえかなって。
- 自分で決断するヒロインというかさ、
- いわゆるプリンセス的なデザインで作られてて、
- それも批判されてたんですけど、
- 衣装とか身体的特徴がネイティブアメリカンではないと。
- なるほど。
- 白人が演じてるネイティブアメリカンだったりとか、
- 黒人のモデルを使ってるんじゃないかっていう批判もされてて、
- あーそうなんだ。
- あんま良くないんじゃないのかっていうのもあったし、
- 厳しいね。
- そのポカホンタス自体が知らなかったんですけど、
- 実際になった話を元にしてるんですよね。
- あ、そうなの?
- 実際にディズニーで初めて歴史的な、
- 実在した人物を主人公にした映画っていう売り方をしてたせいで、
- なおさら批判は殺到しますよね。
- あーそうなんだ。
- 実際にポカホンタスのモデルになった人もいたんですけど、
- ジョン・スミス的な人もいたんですけど、
- やっぱりそれはかなり植民地主義的なというか、
- 当時の時代で考えてもあんまり良くない、
- ほぼ誘拐に近いような恋愛関係だったりもあって、
- それをこういうロマンチックな、
- こういう物語にしてしまうのは果たしてどうなのかっていう批判は確かにあるし、
- それはその通りだと思うんだけど、
- 構造というか物語っていう部分で見ると、
- 自分で決断して、男性から離れて自分の意思で生きていこうとする女性、
- っていう強い女性の姿を描いていて、
- 普通にちょっと面白かったですね。
- 95年にこれ作られるのすごいなって思ったし。
- 確かに。でもその構造、ありそうって思っちゃうな。
- でも95年か。
- 今はもう確かに普通じゃんと思うんだけど、
- 6やってる人は忙しくてメールを書く暇はないかもしれない。
- いやもう、風雷の試練に手を出したらメール打ってる暇なんかない。ないですよね。
- ぜひぜひみんなの感想を教えてください。
- さて、この番組では毎週一冊の方訳アメコミを紹介しております。
- 今週取り上げるのはX-Menインフェルノですね。
- インフェルノですね。
- 電子作品は出ていますし、先日発売されたばっかりの新刊でもあるので、
- ぜひそちらを買って読んでいただいてから続きを聞いていただければと思うんですが、
- これ一冊だとなかなかどうして…
- あ、そうですね。
- そういう感じはしますね。
- 登場するキャラクター云々っていうのもそうですし、
- お話全体の枠組みとしてですね、これ一冊だとちょっと厳しいと思います。
- 厳しいところが、基本的にどんなアメコミもその絵から読み始めればいいんだというのが我々のスタンスでもあるんですが、
- もちろんこれから読み始めてもいいけど、
- いいと思うんですが、なかなかフックが少ないかもしれない。
- ハウスオブX、パワーズオブ10っていうですね、500ページくらいの…
- ゼンジスタンにあたるX-Menのコミックスがこちらも電子書籍になっているんですが、
- それから読み始めればまあいいんじゃないですか。
- ほぼそれの直接的な続編っていう感じですね。
- そうですね。ジョナサン・ヒッグマンっていうライターが担当してきたシリーズ、X-Menのシリーズで、
- そのハウスオブX、パワーズオブXから引き続いてきている感じですね。
- このラジオでもハウスオブX、パワーズオブXやりましたし、その後ももちろん翻訳いろいろあるんですけど、
- このラジオで扱ったので言うと、10オブソーズ、そしてヘルファイア柄、そしてインフェルノという感じですね。
- いや、面白かったと思うんですが。
- そうですね。これがジョナサン・ヒッグマンの書いてきたX-Menの一つの区切りなんで、
- ちょっと面白かったし、今まで見てきた奴らが出てきたな。
- もう一回再結集してっていう感じもして、よかったんです。
- よかったんですが、個人的にはやっぱり難しかったですね。
- 激ムズでしたね。
- X-Men取り扱うためには毎回言ってる気がするんですけど、X-Menは難しいというのが私の印象でして、
- キャラが多いからかな。
- キャラが多くて、歴史が長くて、それぞれの関係性が膨大な量あるせいで、わからんっていう印象になっちゃうんですよね。
- これがX-Men、これがアメコミですよ。
- その奥深さというかね、後派ですよね。
- 後派!後派!
- なんかその、何なのな。
- あの、SFの中でもさ、ハードSFとか。
- あ、そうね。
- 少し不思議からハードSFまである中で、これハードアメコミですね。
- ハードアメコミですね。
- だからそういう意味では多分、なんというか、アメコミ好きな人はめちゃくちゃハマるんだろうなっていう思いも、
- ハマる気もするし、実際ハマるんだと思うんだけど、
- 私みたいな庭科ぐらいだと、迫力にKOされてしまって。
- そうですね、圧倒されますね。
- すげえもの読んだなっていう印象の方が、面白さよりも高かったですね。
- あの、自分が理解できている気がしないというね。
- まるでわからんっていうのが正直なところでありまして。
- もちろんただ、要素要素でね、その知っているキャラ、
- 例えばTen of Swordsに出てきたキャラクターがもう一回登場しているとか、
- House of X、Power of Xで出てきたエピソードがもう一回繰り返されているところとかは、
- 発見があると、これそういうことかっていう驚きがあって、
- そちらももちろん面白さとしてあったんだけど、
- その読者の能動的な読みというか、前延びにならないと楽しみきれないんだろうなとも思いましたね。
- そうですね、そういう意味では、アメコミを読みたい。
- うん。
- だからこれも一ついいんじゃないですか。
- 確かに。まさにこれがアメコミだというのを読みたいと言えばいいと思いますね。
- 特に小学館終焉者プロダクションは、House of X、Power of XからずっとこのX面包訳してくれて、
- ここでジョナサン・ヒッグマンが担当していた時期は終わるんだけど、
- ここから先のX面も包訳の予定に入っているので、ほぼ月間X面状態なんで、
- すごい。
- だから、月1アメコミを置きたいという人は今はX面ですよ。
- ほー。
- か、バットマン。
- バットマンも毎月?
- バットマンも毎月ってことじゃないけど、ちゃんとオンゴーイングというか、読み切りじゃない連載みたいな形でやってくれてるから、
- すごいな。
- この辺りがいいんじゃないかなって。
- 毎月X面の新刊が出るって思うとすごい時代になったなって。
- アベンジャーズじゃないんだね。
- ね。
- X面なんですよ。
- すごいな。
- ってことはこれを毎月追っていけば、今わからないエピソードもだんだん理解できるようになっていって。
- どんどん輪郭が見えてくるんじゃないですかね。
- なるほどね。そういう意味では。
- そういう意味では。
- やっぱり一番新しいやつからね、読んでいくのが多分一番それは大事だと思うので、ここから読み始めるっていうのもありなのかもしれないですね。
- 今回はあんまり外の人は出てこない話でしたかね。
- X面を始めとするクラコ派の人々しかほぼ出てこないですね。
- 前回に当たるのはトライアルオブマグニートか、その前がヘルファイア柄なんだけど、ヘルファイア柄はね、いわゆる映画とかでもよく見るアベンジャーズの面々なんかもね、たくさん出てきてくれてましたので。
- 祭り騒ぎ、パーティーの話でしたもんね。
- やっぱりそうやって一本軸があるとな。読みやすいというか、把握しやすいというか。
- 確かに。
- そういうのがないと、ユニバースを見失っちゃうからね。
- 方訳では最新のマーベルユニバースに触れなかったら、今はX面だと思う。
- あーなるほど、確かに。
でもやっぱ真に団結が必要っていうことを考えると、これが必要な過程だったんですかね。
確かに。秘密を抱えているとろくなことにならないっていうのは、我々はアメコミを通じて学んできた。
これさ、前も似たような話ありましたよね。秘密を抱えているからうまくいかないんだみたいな。
あったねー。
なんだっけ?
バットマンじゃない?
バットマンか。
バットマンじゃなかったかな。
ジャスティスリーグだっけ?
ジャスティスリーグでありそうだね。
なんかありましたよね。
メンバーに秘密を抱えていたせいで、ジャスティスリーグじゃないかな。
ジャスティスリーグだ。パーペチュアとの戦いのやつ。
そうだそうだそうだ。
あったね。
やっぱアメリカっていうのはそういう感性があるのかな。
やっぱ組織の中で秘密を抱えていると、あんまり良くないことが起きるぞと。
どっちも多分秘密を持つという目的が私利私欲のためってわけじゃなくて、ちゃんと全体のためにだけど。
みんなのために秘密を持っていたんだけれども、それが結果より大きな悲劇につながってしまう。
思い出した思い出した。パラレルワールドっていうのがめっちゃあるっていうことを人々に黙って、ジャスティスリーグの中だけで共有して何とか対処しようと思ったけど、失敗したんだ。
思い出してきたわ。
思い出したわ。その結果あれだ。みんなもパラレルワールドのことを理解するようになって、いろんな世界のホップを使ったビールを売ってたわ。
ああそうだ。資生の人たちがマルチバースを当然のものとしてしゃべるようになってたんだ。
なってたなってた。
こんな世界にいたら頭おかしくなるよねって話をした記憶が出てきたな。
だからアメリカの理想ってのはやっぱりそういうことなんだろうね。
みんなで情報を公開して情報を共有して、より良い方法を考えようと。
民主主義を信じているよね。
ああ確かに。
だから一部の力を持っていたり、一部の状況を理解できる人だけがそれを知っていてやるんじゃないんだよっていう。
ああなるほどね。確かに。
民主主義だ。
民主主義だ。すごい。
でもそう考えると本当に民主主義が一番良い制度なのかっていうのは。
これ読むと民主主義の過酷さというか残酷さみたいなのを感じますよね。
民主主義って結構ストロングスタイルだよな。
強い市民じゃないと生きられないんですよ。
ねえ。
弱い市民だったらマルチバースのポップが入ったビールを見て発狂する気しますもんね。
俺もう正直無理だよ。
もう本当に税金を納めるのでさえ宿泊してるからマルチバースのアウターでも絶対についていけない。
いわゆる保険の仕組みすらあんまり理解してないのに。
マルチバースなんて増えた日にはもうわけわかりません。
それをちゃんと理解できる人じゃないと良き市民にはなれない。
大変な世の中だ。
本当ですね。
もう全部丸投げしたいけど、そういうヒーローに全て任せるのが良くないっていう話もあったもんね。
ウォーターゲート事件だっけ?
でもコラージュはもうミュータント能力を失った人間であると。
人間を殺すのは法律が許さないんだと。
クラコア法でね。
クラコア法で禁じられている。
って言ってこの2人に勝つっていうそのロジックの組み立ても、
理屈で勝つっていうところのサイファーの言語の強さが際立ってて。
サイファーファンになりましたね。
本当にサイファーがかっこいいの最後の最後の本当に終わりのところなんだけど、
それまでもサイファーちょろっと出てくるんだけど、
クラコアがどうやってできたかみたいな話だったから、
それが一気にバーって回収されて、
あ、これサイファーの話だったのかって思いましたね。
視点人物誰にすればいいかわからんっていう感じが最初あった分、
最後のサイファーにギュッとまとまっていく感じはカタルシスありますよね。
ジョナサン・ヒッグマンがクラコアっていう舞台を作って、
異世界で検討大会開いて、
サイファーとベイの結婚なんてギャグシーンだと思ったもん。
そう、完全にギャグでしたね。
まさかここでね、サイファーが一つ暴力を手に入れることが、
ちゃんとオチに向かってたんだ。
この結婚がなければクラコアの未来もなかったということで、
素晴らしいお話でしたね。
はい、ということでエックスメン・インフェルノでした。
さっきもちょっと話出ましたが、我慢が必要な作品なのは間違いないと思うんですが、
その最終的なカタルシスの気持ちよさはやっぱり群を抜いて高いですし、
私はマグニートーとチャールズが協力して機械生命体と戦うシーン、めっちゃ熱かったですね。
やっぱりスルメ的な。これまで読んで、またもう一回ハウスオブエックスから読み始めたって。
結構コマの描き方というか、似せてるシーン多かったですよね。
そうですね、セリフをリピートするシーンとかもあったりして。
立ち姿を重ねてたりとか結構あったんで、
多分2冊一緒に読めばまた新しい発見とかもあるんじゃないかな。
そしてやっぱりこのシリーズだと10オブソーズ読んでほしいですね。
そうですね、一応この第1部なんとなく読んできたけど、一番面白かった、一番おすすめは何かって言われたら、
10オブソーズですね。
10オブソーズもマイページ面白かったもんね。
なんですかもうギャグとシリアスというか。
シリアスとギャグがずっと続くから、なんか楽しみ。めちゃくちゃ長い話ではあるんだけど。
あと新キャラの魅力ね。ベイもそうだし、あとは不敗のイスカー。
不敗のイスカーね。負けないっていう能力者。
最高にギャグにもシリアスにも使えるキャラですからね。
面白いんですよ。ぜひぜひ。
10オブソーザーもあれ1冊で楽しめる作品もらってると思うんでね。読んでもらえたらと思います。