1. イラストレーター原あいみの話
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2025-06-04 11:21

#176 布ものグッズ制作、発注するなら2ヶ月半前[個展への道]

8月の個展に向けての準備の様子をお届けするシリーズです。今日はグッズ作りについてお話しました。
こはらなっちゃん、ありがとう!!

6/4(水)12時からオノチャンのチャンネルにお邪魔して「血糖値」トーク生放送をします!
オノチャンのチャンネルはこちら💁‍♀️

なんもないラジオ - オノチャン
https://r.voicy.jp/5jpVE0N89J6

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[個展情報]
2025年8月21日(木)〜9月2日(火)[水曜定休]
東京・吉祥寺の「にじ画廊」2階にて
http://nijigaro.com

[関連放送]

[関連放送]
タイパ・コスバを大逆行するアナログ絵の世界
https://stand.fm/episodes/68356b7d3b9050e188ae382a

おかっぱ偏愛を創作に活かすための一人ブレスト。
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個展への道シリーズはじめます[コラボTシャツ決定!]
https://stand.fm/episodes/68319a1356baf2d96fa52dbb

プロセスエコノミー(制作の過程を見せること)って難しい!
https://stand.fm/episodes/681f1664330f8a16183681bf

#106イラスト作品を作る時の頭の中はこんな感じ。(ハマナスの作品作りの話 Voicyです)
https://voicy.jp/channel/4805/6004476

#179 個展への道!「ギャラリーからの審査結果…」
(Voicyです)
https://voicy.jp/channel/4805/6190447


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サマリー

このエピソードでは、イラストレーターの原あいみさんが個展に向けたグッズ制作についてお話しされています。特に、布製品の企画や発注プロセス、アナログ作品をデジタル化することの重要性について触れられています。

個展に向けた準備
イラストレーターの原あいみです。皆さん、おはようございます。お疲れ様です。
今日はですね、お昼12時からポイシーチャンネルの方でコラボ生放送をいたします。
私のチャンネルではなく、ポイシーの大人気パーソナリティミニマリストの小野ちゃんのチャンネルにお邪魔しまして、
血統地トークというのをやる予定です。お時間空いていましたら、よろしければ遊びに来てください。
それでは本編やっていきます。
今日はですね、個展への道シリーズということで、個展準備のお話をしていきたいと思います。
今日のテーマはですね、グッズ制作です。
グッズ制作をやっております。
今回はですね、私十数年ぶりのリハビリのような個展だと自分では思っているので、
あんまりたくさんのグッズを用意するというところまで手が届かないなぁと正直思っております。
なんですが、私自身好きなイラストレーターさんとか作家さんの作品展とかを見に行くと、やっぱり何かお土産を買って帰りたいなって思うんですよね。
そんなにたくさんじゃなくていいんです。
この日ここで作品を見たなっていう何か思い出になるようなものを一つは買って帰りたいなって思うんですよね。
そう考えると、来ていただいた方に何かちょっと思い出になるようなものを買って帰っていただけるような感じにはした方がいいかなというふうに思いまして、
今準備を進めております。
何を作ろうとしているかと言いますと、前の放送でも言いましたが、
私はいつかテキスタイルデザイン的なことをやりたいという目標があるので、布物製品を作ろうかなと思っています。
今検討しているのが、ポーチ、ペンケースみたいな感じですかね、ペンケースかポーチになるもの、
あとミニトート、そしてハンカチ、大判のハンカチ、この3つを検討しています。
これはですね、以前対談をさせていただきましたボイシーパーソナリティで、
イラストレーターの小原奈っちゃんに、実はですね、グッズ製作のことちょっと相談していて、教えていただいたメーカーさんがあるんです。
縫製などをやってくださるメーカーさんなんですけど、そこにショールームにね、5月の後半に見に行ってきました。
そしたらですね、もうすごい数のグッズが並んでいて、ものすごいワクワクしたんですね。
うわぁ、こんな風に自分の絵でね、商品展開できたら夢のようだなぁと思いましたが、
一つ作るのにやっぱりそれなりのお金がかかるんですよね。点数もそこそこ作らないと意味がないので、結構なお金がかかるんですよ。
売れるかどうかもわからないので、怖いです。正直作るのはとても怖いですね。
はい、なんですが、今はね、ネット通販的なウェブショップだって自分で作れるので、
個展会場でたとえ完売しなかったとしても、いろいろと今後の活動を考えたら、
売る術はきっとあるだろうということで、いくつか作ろうというふうに決めました。
5月の後半に行ってきたんですけど、見積もりとスケジュールと担当者さんとお話直接させてもらって出していただいたら、結構ギリギリだったんですよ。
布物の製品はね、プリントをして、そして縫製をしてということが必要なんです。
しかも最初にね、サンプルを1点作ってもらって、全部確認をしてから量産の発注をするので、
2ヶ月半前くらいには入口しないとダメなんですよね、最初のサンプルを作るために。
ってなると、私は8月21からなのでギリギリなんですよ。
しかも8月はお盆がありますからね、ひえーっていう感じでした。
布物製品の企画
よくぞ5月後半にちゃんと動いたなという自分を褒めてやろうかなと思いますが、
そんな感じで、今はちょっと優先的にグッズに使う絵を進めております。
私もともとデザイン会社にいた頃は、最初グラフィックデザイナーをやっていたんですけど、文房具のキャラクターグッズを作っていたんです、実は。
スヌーピーを担当していたんですけどね、あるメーカーさんのスヌーピーグッズを3、4年くらい担当していました。
その時には筆箱を作ったりとか、ノートとかね、いろんなグッズ作りました。
そして色指定をしたり、ファスナーの色を選んだりとかね、色構成が出てきて布をチェックしたりとかいうことを実はやっていたんですよ。
なんかね、その時のことを思い出しました。
自分の絵でポーチを作るとしたら、サイズ感はどういうのが喜ばれるかなとか、
これならこの絵だったらファスナーはこの色だよなとか、
裏地付けると高いけど、絶対裏地が違う色で出てきたら可愛いよなとかね、
そういうことを考えながら作っております。
なんかね、すごいワクワクしますね。
自分が昔やっていた仕事に戻っていってる感じがするので、
またね、漫画の仕事とは違った面白さがありますし、
でもデザイナー時代の一応スキルも使いつつ、なんかね、お仕事できているような気がしますね。
でもすごく困っていることがありまして、今私アナログ作品を作っているので、
デジタルで絵を描いているのとはわけが違うんですよね。
大きな絵を描いたら、それをデジタルデータにしなくてはいけないんですよ。
やり方はいくつかありまして、
写真撮影をするという方法と、あとはスキャンをするという方法があるんですが、
大型の作品だと、アート用のスキャニングをやってくれる会社さんに頼むというのが、
本来は一番ベストなんですよね。
でもこれも高いんですよ。
1.0A1サイズを撮るとかなると、万を超えてしまったりとかするんですよね。
今後のことを考えて作っていった作品は、原画は一応販売をしようと思っているんですけど、
原画の販売というのは、私の著作権まで全部販売してしまうというものではなく、
あくまでも作品としての絵画的な原画を販売する、飾っていただくために販売するという考え方なので、
デジタルデータとして自分が保管、残しておけば、
例えば複製原画を販売することができたり、それをデザインとしてグッズ展開したりということが可能なんですね。
その辺もきちんと展覧会場で記載する必要があるかなとは思うんですけど、
そう考えると原画を販売してしまって、手元からなくなってしまう前に、
全ての作品をデジタルデータで残しておくという方がいいんじゃないかなというふうに考えているんです。
でも、何十点までいけるかわかりませんが、
全てのデータを、例えばプロのカメラマンさんに物撮りみたいな感じでちゃんとライティングしてもらって撮るか、
あとはスキャニングの会社さんに出すか、自分で三脚立てて撮るかみたいな感じなんですけどね、
デジタルデータの重要性
ここがお金も時間もめちゃくちゃかかるんですよね。
しかもデジタルデータにしたものをスキャニング会社さんに頼めばきっちりと本物に近い形で補正してもらえると思うんですけど、
自分で撮影したりスキャンしたものは多少補正をしないといけないんですよね。
この補正の技術、フォトショップっていうアプリを使ってやるんですけど、
私、グラフィックデザイナー時代からイラストレーターばっかり使ってきたデザイナーだったので、
フォトショップちょっと苦手なんですよ。あんまりスペシャリストじゃないんですよね。
だからここも今ね、すごい一年生になった気分でね、
YouTubeとかめっちゃ見てフォトショップの勉強をし直しているっていう感じです。
いやいやいやいや、アナログで作品作ると本当に工程が多いですね。
なかなかに大変だなと思ってやっております。
でも、やっぱりアナログで描いた原画作品っていうのは、デジタルで描いたものよりはやっぱり深みがあるなって気がするんですよね。
なのでちょっとここはね、踏ん張り時だと思って頑張って勉強、学びと成長です。
はい、しようかなと思います。
この前、コスパタイパーが悪すぎるアナログ作品の世界っていう話をしたんですけど、
水張りをやって作品一つ完成させたんですよ。
この水張りから剥がす作業っていうのを初めてやったんですけど、
これがまたね、まためちゃくちゃタイパーが悪いことが発覚しました。
板から水張りテープって、紙を貼っていたテープを剥がすのには、
普通に作り終わってペローって剥がせるわけじゃないんですよ。
水をまたたっぷりと含ませて、上からビニールを乗っけて15分とかたっぷり水を染み込ませた上で、
ふにゃふにゃになったテープをスクレーパーって、ヘラでね、ちょっと板目に沿って綺麗にね、
シュッシュッシュッシュッと剥がしていかなくちゃいけないっていうことが発覚したんです。
一体、一体全ての工程にどんだけ手間がかかるんだってね。
本当に驚いています。すごいですね。
本当にコスパタイパーが悪いのがアナログイラストの世界ですね。
その思いも組んで作品を見ていただけたらな、なんて思います。
1個だけ横山随法僧侶が言っていた、
修行中にはご飯食べた後、袖でペペペペって拭くって言ってたのが、
これ真似しようと思いまして、
私ペン先とか筆を綺麗に洗った後、何かタオルとかティッシュとかペーパーとかで拭いてたんですけど、
これもちょっとめんどくさいし、もったいないと思って、
今作業用のエプロンつけてるんですよ。
黒いエプロンなので、全部エプロンで拭けばいいんだと思って、
エプロンで拭くようにしました。
綺麗に洗った後のものを拭くなので、汚くないですよね。
1週間とか2週間とか、わかんないけど汚れてきたら洗えばいいかなっていう感じで、
ここは横山僧侶の最強のタイパ術を真似して、
私もエプロンでいろいろ拭いていこうと思います。
はい、ということで、
今日は古典への道、グッズ制作話をしてみました。
イラストレーターの原江でした。また話します。
11:21

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