建築家のママ友との意気投合
ママ友が いらっしゃいますか。
私は そんなに たくさんは いませんが、
0歳の時から 同い年で 子供が ずっと 仲良くしている ママ友がいます。
ママ友ではなくて 友だと 思っています。
その中に 建築家をしている 友達が います。
0歳育児をしていた頃は 日本でも かなり有名な 建築家の先生のところで 働いていた 彼女なんですけれども、
生後5ヶ月くらいのところで 早々に 第1号で 復職していきました。
私は 当時 デザイン会社に 勤めていて イラストレーターと アートディレクターという 仕事をしていたので、
なんとなく 全く分野は 違うんですけれども、
建築家の彼女と 私は 少し似た感覚があって より仲良くなった という感じがありました。
年齢も 1個下で すごく近くて、
ママ友グループの中でも われわれは かなり最年長 という感じだったんですよね。
ずっと 仲良くさせてもらっていて、
先日 私の 最強の 八十字作文が 出来上がったので、
息子くんなんですけどね、同い年なので 息子くんに プレゼントしたくて 渡してきました。
この本を作っている時にも ちょっと いろいろなアイディアを もらったりしていたので、
お礼も兼ねて 本を プレゼントしたんです。
ランチをしながら 近況報告とかをしながら 喋っていたんですけど、
この本は うちの娘が 結構 色塗り 手伝ってくれたし、
中の作例の文も書いてくれたんだよ みたいな話をしていたら、
のちちゃん 本当 あれだね、 アユミちゃんの背中を追っかけて、
そういう方の仕事に行くんじゃないの? って いいじゃん っていう風に言ってくれたんですよ。
でも まあね どうかな?
でも おすすめできるかな? っていう話をしたんですよね。
そしたら 彼女が なんで? いいじゃん いいじゃん。
だって 好きなこと 仕事にできてね っていうような話になり、
でもさ だってさ 犠牲が多くない? っていう話をしたんですよ。
え? 犠牲って何? っていう風に言われて、
だってさ 遊んでなくない? なって、
エムちゃんってしますね。 エムちゃんだったら 分かるでしょ?
エムちゃんだって 同じじゃない? って その 建築家になるためにさ、
生きてきたでしょ? っていう話をしたら、
マソだね。 遊んでないね たぶんね。 っていう話になりました。
で まあ 絵を描くことが 私はとても好きなので、
イラストレーターになりたいと思って、 その 一生懸命頑張っている時も、
楽しかったし 幸せですし、 自分も選んだ道なので、
もちろんね 今も楽しいです。
あの 好きなことを 仕事にできて、
絵でね ご飯が食べれるっていうのは こんな幸せなことはないと思っています。
けれども やっぱりね あの
普通に 遊んでる時間の方が 楽しいっちゃ 楽しいんですよね。
うん もちろん。
だけど そういう時間を かなり犠牲にして、
絵を描いてきたなぁ っていうふうに 思うんですよ。
で 彼女も言ってました。
マソだよね って。
仕事しかしてないよね 若い頃。
もう それしかしてない気がする。
で 友達もどんどん いなくなるよね って。
うん 分かる。
付き合い悪いですから。
はい こういう職種の こういう人種の われわれはね、
遊びに行かないです。
飲み会とかもね 行かないですね。
はい 絵を描いてます。
仕事してます。
もう ひたすら仕事をしてますね。
はい そんな感じなので、
まあ そうだね わかるわー っていう話になりました。
なので 子供たちにね、
自分の子供たちに この生き方を 進められるかどうかというと、
相当な覚悟と、本当に好きじゃないと 進められないなというふうにね、
改めて思いましたね。
そんなところがね、なんかこう わかってもらえて、
すごい 意気投合できたんですよね。
職業選択の難しさ
ちょっと話は飛ぶんですけど、
あの この前ね、やっとすごい 遅ればせながらなんですけど、
あの ちゃんみなさんが プロデュースしていた オーディション番組、
ノーノーガールズを 見終えたんですよ。
はい で、当時ね、
みなさん 結構ね、面白いって言ってる人 たくさんいたのは知ってましたが、
全然当時は 見てなかったんですけど、
追っかけてね、わーって 流し見、流し見な感じではありましたが、
見ました。
そこでね、
あの アーティストを目指していく 女の子たち、
すごいなーと思って 見てたんですよね。
でも、あんなふうに スポットライトを浴びて、
大好きな歌とダンスで 仕事をしていく っていうのを目指していくのはね、
やっぱりもう、到底ね、
普通の好きでは もう立ち向かえない 世界なんですよ。
私の絵の世界なんかとは もう、もっともっと 比べ物にならないくらい、
自分の人生の時間をね、 注ぎ込んでいかないと、
あんなね、ほんの一握りの 世界には入れないんですよね。
それをね、見ていて、
やっぱり娘が何かね、
ゲイごと、
一応絵もゲイごとの 一つかなと思うんですけど、
そっちにね、向かいたいって 言った時には、
まあ、もちろん全力でね、応援します。
本当に好きだったらね、
でも、お前にその覚悟はあるか、
っていう話は結構しちゃうんじゃないかな、 っていう気はしますね。
だから、あの、逃げられるように 逃げ道は作っとけ、
っていう話をする気がしますね。
そう、ノーノーガールズ見ていてね、
あの、すごい面白かったのが、
いろんな女の子たちね、
みんな、どこかのタイミングで お母さんに電話するんですよ。
なんか、悩んだりした時、
昨日お母さんとめっちゃ長電話して、
バック泣きしたからもう大丈夫、 とか言ってる子が出てきたりとか、
あ、なんかお母さんって やっぱりすごいなって、
ね、その、ちゃんみんなのね、 番組を見て思いました。
ああいうね、才能の世界、
ゲイごとの世界で戦っていく子たち っていうのは、
絶対バックにね、
お母さんっていうのがいるんだろうな、 っていうのが垣間見えてね、
ちょっとそういう視点で見ても 面白かったです。
皆さんは、ご自身の職業に、
自分の娘、息子がなりたいと言った場合、
おすすめできますか?どうですか?
私の場合は、ちょっとだけ迷う感じはありますね。
そんなお話を今日はしてみました。
イラストレーターの原絵美でした。
フォローやコメントいただけると、 とても嬉しいです。
また話します。