1. イラストレーター原あいみの話
  2. 今日は絵描きのぼやき、です。
2025-11-11 09:43

今日は絵描きのぼやき、です。

新しい画材で新しい技法にチャレンジしています。個展で名前をつけてもらった立体作品「フラネ」ちゃんのイラスト原画作品が完成したのですが、初めての技法なのでこれで完成でよいのか、まだ納得がいっておらず、今日はぼやき放送です。

[関連]
制作過程はInstagramの作品専用アカウントにて公開中です。
(ぜひフォローお願いします!)
https://www.instagram.com/p/DQ4CSNjidOE/

[関連放送]
#435 この子に名前をつけてね企画の名前発表生放送アーカイブ(Voicyです)
https://r.voicy.jp/Yd9ek65wKk4

#イラストレーター #アナログ絵
#日本画画材 #水干絵具 #胡粉
---
stand.fmでは、この放送にいいね・コメント・レター送信ができます。
https://stand.fm/channels/651cb17b0bc9d6e1d62d5e69

サマリー

イラストレーターの原あいみは、フラネちゃんという立体作品のイラスト原画を描いて、新しい技法に挑戦しながら自身のスタイルを模索しています。彼女は作品に対する納得のいかない気持ちや、プレゼント用にどのように仕上げるかを悩みつつ、アナログイラストへの取り組みを続けています。

フラネちゃんの制作経過
イラストレーターの原あいみです。絵本や書籍、キャラクターを作ったり、難しいことを分かりやすく、漫画やイラストで伝えるお仕事をしています。おはようございます。
今ですね、古典の時に名前を付けてもらった、フラネちゃんという立体作品のイラスト原画を描いているんです。
これは名付け親になってくださった方へのプレゼントというね、そういった趣旨で描いているんですけれども、
もともとお名前採用させていただいた方には、このフラネちゃんの名前を付けてくれたこの子のイラスト原画をプレゼントしますという、そういう企画だったんですね。
もう2ヶ月も経ってしまったんですけれども、丁寧にちょっと新しい技法をチャレンジしたくて、
新しい画材、新しい技法で描いたものをせっかくなんでお届けしようと思ってね、ちょっと時間がかかってしまっておりました。
今日完成したんですよ。完成して額に入れてみて、自分の事務所にちょっと飾ってみたんですけど、
どうもね、納得がいかないんですよ。
これ別に古典の展示作品じゃないし、販売作品でもないので、別にこれでね、いいじゃんっていう気もするんですよね、プレゼントなので。
だからこそ新しい技法でチャレンジしたんですけど、でもね、なんかね、しっくりきてないんですよ。
やっぱり新しい描き方にまだ自分の中で納得がいってないんでしょうね。
せっかく完成したんです。すごい時間かかっちゃって。やっと完成したんですけど、これでプレゼントするという気分になれませんでした。
描き直しです。待っててくださいね、マーヤさん。
マーヤさんという方にね、ボイシーの運営の方が実はこの名前を付けてくださったので、マーヤさんにお届けするんですけど、すいません。
ちょっと納得がいかないので、またもう一枚描きます。
なんか調子が悪いです。
なぜ調子が悪いかというと、このフラネちゃんというのは立体作品としてキャラクター、キャラクターって呼んでいいかわからないんですけど、人物がいるんですね。
その子の絵だって思ってもらえるように描かなきゃってちょっと思いすぎていて、ものすごく丁寧に下書きに下書きに下書きを重ね、忠実に描こうとしてしまったが故に縮こまってしまったっていうね、またそれに陥ってしまいました。
古典の時もそれで1回ね、やめたじゃないですか。
一発描きをするって決めてそこから調子が良くなったはずだったのに、フラネちゃんを描かなきゃと思って、下書きでやるっていう方法をね、やってしまったんですよね。
どうもうまくいかないです。
で、何枚くらい描いたかな?もうすごい描いたんですけど、もう下書きをやめようと、またね、一発描き大作戦に変えたんです。
フラネちゃんに見えなくてもいいじゃない。もうその時パパッと手が動いた、その線の方が絶対ずっと価値があるし、人物が生きてくるからそれでいい。
もういいと思って、ちょっとコピー用紙の裏にシャシャシャって書いたんですよ。
すごい良いのが描けて、うわーくそー、紙にちゃんとした紙に書けばよかったって思ったんですけど、それはね、多分緊張感が取れてるから、コピー用紙の裏だから描けるんですよ。
もうほんと悔しい。ほんとまだダメだなぁと思って。
描き方の挑戦
で、今のコピー用紙の裏に描いた感覚で、いくぞ本番!いくぞ!
で、本番の紙にもう一度ね、もう下書きなしです。真っ白な紙にいきなり描くんですよ。
緊張するな、私は緊張していない、全然緊張していない、今ノリに乗ってる、乗ってる乗ってる、もう手が勝手に動くぞ、そう思い込んで描きました。
そしたら、下書きを重ねて描いたやつよりやっぱりいいんですよ。
フラネちゃんに見えるかどうかはちょっと怪しい。ちょっと新しいキャラになっちゃってるかもしれない。
でも全然こっちの方がイラスト作品としては全然魅力的になりました。
そうか、私は一発描き屋になっちゃったのかな。計画的に描けなくなっちゃったのかな。
でもね、今日は何の回だって話ですけど、ちょっとね、この今作品に向き合ってて自分がうまく描けないのを整理したくて撮ってます。
ただ私はですね、この後アナログイラスト、アナログ原画で絵本にチャレンジしたいんですよ。
絵本っていうのは作品とは違って、やっぱりここに文章が入ってこういう見開きで、例えば喉を裂けてね、この場面のこういうシーンを描かなくちゃいけないってやっぱりある程度計画的に描けないとダメなんですよね。
計画的に描くためには絶対やっぱり下書きがいるんですよ。
下書きがあったとしても、この何でしょうね、ライブ間の一発描きみたいな線の良さが出てこないと、あの姫丸家は再現できない絵本の中でっていうところにね、挑戦していかなきゃいけないんですよね。
だからこそ今回は下書きもちゃんとして、キャラクターをちゃんと再現するっていうのにトライしながら、イラスト作品、フラネちゃんの作品を描くっていうのにね、チャレンジしたんですよね。
だって絵本の登場人物の顔がページをめくるごとに変わっちゃったらね、読んでいる子どもたち混乱しますよね。安定感をもって描けてないといけないので。
制作への気持ち
いやいいのかなぁ、髪の毛の色とかでちゃんと差が出ていれば子どもたちはわかるのかなぁ。
まあそんなこともね、だんだんわからなくなってきました。
まあとにかく下手くそってことです。
そういうことです。はい。
まあそんな感じでですね。
もうなんのこっちゃって放送ですね、今日はですね。
ただただ、まあそんな感じでですね、個展が終わってだらけて休んで、今は絵本に向けて一生懸命また新たに自分の線を磨こうと思って格闘しているんですという、そういうお話でした。
まあ私は長く絵を描いてきているんですけど、こういったね、アナログのアナログっていうのは、デジタルiPadとかで描いたり修正がパパッてすぐできるっていう描き方ではなく、
紙にペンで筆で絵の具でっていうそのね、昔からの描き方で描くというのにチャレンジし始めてまだ数年、3年目くらいなので、そんなね下手に決まってるんですよ。そんなすぐ習得できてたまるもんですか?ですよね。
なんか仕方がないんです。
まあそんな感じで、苦しみながら楽しみながら、まあとにかくね、苦しんでると多分うまく描けないってことがわかりましたね。やっぱりね、今回そのプレゼント用にちゃんと描かなきゃって描いてるときなんか緊張してたんですよね。
絶対失敗できないぞ、みたいななんかね、気負いがあって、そういうときはね、いいのは描けないんでしょうね。でもまあ、わかんないです。他の方から見たら色々好みがあると思うので、自分的にはのびやかに描けなかったけど、丁寧に綿密に計画して描けたぞっていうやつが好きって、個展でも言ってくださる方ね、やっぱりね、別れたんですよね。
だから、そうだ、この完成した計画的に綿密に下描きに下描きに下描きを重ねて描いた新しい技法のフラネちゃんの作品と、一発描きで勢いで描いたフラネちゃんの作品、両方を見てもらってプレゼントするね、マーヤさんに選んでもらおうかな。
まあね、そんな感じのことを考えながら作品を描いております。
まあ、こんな日もありますよ。不調な時もあります。でも不調な時は、ほら、魔女の宅急便の機器が飛べなくなって、ウルスラの家に行って、相談に乗ってもらうじゃないですか。
で、私も描けなくなることあるよって、ウルスラがね、画家のウルスラが言ってました。え、そんな時どうするのって。描いて、描いて、描いて、描きまくるって言ってました。それでも飛べなかったら、描くのをやめるって言ってましたね。
で、自然を見たり、なんかね、ぼーっとしたり、いろんなことをして、そうするとまた描きたくなるんだって、ウルスラは言ってました。17歳ですよ、確かウルスラね。
まあ、そんな感じで私も絵を描いたり遊んだりしながら、ちょっと頑張ってね、やっていこうと思います。
はい、今日はなんだか意味のないぼやき放送になってしまいましたが、ありがとうございます。最後まで聞いてくださって。また作品はね、どっかでインスタでお見せしますので、こういう差なんだな、みたいなのを見ていただけたらなと思います。
イラストレーターの原江美でした。また話します。
09:43

コメント

スクロール