1. イラストレーター原あいみの話
  2. 生活感ってなんで消すの?とい..
2025-12-06 10:37

生活感ってなんで消すの?という娘の素朴な疑問

先日テレビでお宅訪問的なものを見ていた時、頻繁に登場するワード「生活感を消す」というものに対して娘がポツリと言った言葉「生活感ってなんで消すの?」。私もちょうど最近、生活感を消すについて考えていたのでこのことについて話してみました。

⭐︎アナログ作品の制作の様子はインスタグラム作品専用アカウントでぜひ⭐︎
https://www.instagram.com/aimihara_002?igsh=MW5kejRiNTE2dmY4dg==

#イラストレーター #生活感 #インテリア
---
stand.fmでは、この放送にいいね・コメント・レター送信ができます。
https://stand.fm/channels/651cb17b0bc9d6e1d62d5e69

サマリー

娘の「生活感はなぜなくさなければならないのか?」という素朴な疑問をきっかけに、生活感のある家と美しさのバランスについて考えています。彼女の質問に対し、育った環境や夫との価値観の違いを踏まえ、生活感をほどほどに保つことの重要性を探っています。

制作動画の重要性
イラストレーターの原あいみです。絵本や書籍、キャラクターを作ったり、難しいことを分かりやすく、漫画やイラストで伝えるお仕事をしています。おはようございます。お疲れ様です。
今日も最初に雑談ですが、私は最近アナログのイラスト作品を制作しているところを、制作動画としてスマホで撮影することが増えたんですね。
それは、個展に向けてのなるべくPRというか、たくさんの人の目に触れるようにと思って、インスタグラムでアップするために撮影し始めたという、そういう感じです。
ありがたいことに、ただ完成の絵を上げていくよりも、なんとなく制作動画を上げている方が反応があったような気がしたんですよ。
なので、自分の記録の意味も込めて撮影していくということを、なるべくしていこうかなと思ってやっているんです。
最近また撮り始めたんですけど、個展の前も1回、容量がいっぱいになってしまって困ったことがありました。
私はiPhoneを使っているんですが、iCloudの容量をさらに広げて、いちいちバックアップを取って消したりとかしないで済むように拡張したんですけれども、それでもまたいっぱいになってしまったんですね。
めんどくさいなぁと思って、インフルエンサーさんとかインスタグラマーさんというんですか、自分の生活を動画でめちゃくちゃ撮影してリールとかに上げていらっしゃる皆さんいますよね、たくさん。
そういった皆さんはどういうふうに管理されているんだろうって、ちょっと知りたくなりました。
スマホは撮影用のスマホが別途あるんですかね、そういうもんですかね。
ちょっと私もあんまりSNSで上げるための動画っていうのを本格的にやっていくつもりが別にないのでなかったので、
適当に普通に使っているスマホ、普段の自分がプライベートで使っているスマホにどんどん取りためていってしまっているんですけど、困ったもんだなという感じになってきました。
そうするとせっかくなのでね、制作過程って線画を描いて着色してとか、絵の具を練っているところとかね、今日本画の画材に凝っているので絵の具を練っているサマーとかも一応撮っていったんですけど、
途中で最後撮れなくなっちゃったんですよね。絵の具はもう出来上がっているのに動画撮れないしとかやってたら、制作過程がなんかちょっと自分の予定と狂ってしまって、
なんかね、もう自由に描かせてくれって思ってしまいました。なので今回の作品は後半は動画が撮れていないという感じでもうやっちゃいました。
なかなかSNSとかでアピールしながら描いていくというのはめんどくさいものですね、本当に。楽しいんですけどね、後から見返していても。なのでちょっとね、これも来年の課題かなと思っております。
娘の素朴な疑問
最初の雑談はこの辺にしておきまして、今日の本題はですね、この前テレビを見ていて娘がポロリと言った言葉がちょっと面白かったので、それについて考えてみようかなと思います。
娘が何を言ったかと言いますと、ある情報番組だったかなを見ていて、オタク訪問みたいな建築家さんのとても素敵なお家を見ていくみたいな、そういうような感じのシーンで、
ここの銅線がどうのとか、ここのキッチンの生活感が出ないようにみたいなのがいろいろ紹介されていたんですよ。それを見ていた娘が、あまりにも生活感をなくすというワードがたくさん出てくるので、娘にこう聞かれたんです。
生活感ってなんでなくすの?これすごくシンプルな質問だなと思いました。生活感をなくすってめちゃくちゃインテリアとか、シンプルライフとかそういうのを語るときに絶対出てくるワードですよね。
なんとなく私も生活感ってなくしたいっていう気持ちがベースにはあるはあるんですよ。一応元デザイナー、アートディレクターをやっていたという観点から言うと、やっぱり心地よい美しいものに囲まれて暮らしをするっていうのは絶対いいことだとは思います。
分かります。なんですけど、生活感なくす必要ある?っていう子どもの素直な疑問に対して、最近私もそこまで生活感なくす必要ある?って思ってるんですよ、実は。
そう思っていたので、すごい娘のストレートな質問に、なんかだよね、別に生活してるんだもんね。そんななくす必要ないよねって、そんな話になりました。
うちの家はですね、もともと夫はインテリアをすごく美しく整えて生活感をなくすっていう方向に、どちらかといえばむしろ反対くらいの人なんですよ。
もう別に見栄えなんていいからって言ったら変ですけど、とにかく使いやすく暮らしやすい方が大事で、そんな美しさは別にそんなどうでもいいって言ったら言い過ぎかもしれませんが、私がね、これは美感を損ねるから隠せとか言って引き出しとかにしまうと、
しまったら使いにくいでしょって反対されるんですよ。だからそこは美しさを何とか頑張って追求したい私と生活感は別にあってよし、使いやすさの方が重要、しまってしまうと忘れてしまうから出しといた方がいいっていうね、そういう考え方の夫とちょっと相対するときがあるんですね。
で、それを見ていた、テレビ見ていたときに夫はむしろ俺は生活感全然あっていいと思うからそうだよね、生活感なくす必要ないよねって夫は娘に答えていました。
皆さんはどう思われますか?私もなるべく美しくしたいってやっぱりついついSNSで素敵なオタクとか使いやすい、整ったシンプルライフみたいなのを見ると、うちだってもうちょっと整えられるんじゃないかって思ったりするんですけど、自分の可能な範囲ではまあまあやったんですよね。
友人のインテリアコーディネーターの子に1回来てもらって、導線とか片付けとか整理してもらったことがありまして、それをしたら確かにすごく快適になったはなったんですね。見栄えもまあまあいいと思うんです。
すごく良くはないです。どこ撮っても大丈夫みたいな家じゃないですし、人様にお見せできるような部屋では全然ないんですけど、でもごちゃごちゃしててもうストレスたまるみたいな家ではなくなったとは思うんですよ、自分としては。片付けられない自分としてはですね。
なのでまあ今もそこそこでいいかなくらいのところまでは来たなという気がするんですよね。それを思うとなんか別に生活感ほどほどあってよくないってすごいね今は思っています。
この生活感を隠したいっていうのは、人様を呼ぶときに見られるからっていう感じですよね、きっと一番は。なので、人様をお友達とか家族とかたくさん呼ばれるお家はそういうことを特に気にされるのかもしれないですね。
でも私はですね、人をお家に招くのをとても嫌いなタイプなので、極力人には来てほしくないんですよね。なので、ほどほどでいいんじゃないという気が今しております。
あと実家ですよね。自分がどこどういうところで育ったかっていうのも、もしかしたら関係しているかもしれないですよね。もし実家がものすごい整っていてすごくシンプルで動きやすくて生活感のないお家で育ったら、それが快適ってきっと思うのかな。
だからそこを目指したいっていうのはそんな感じなのかなという気はしますね。ボイシーでも人気の甲村香織さんは確かそんな感じだったって本に書かれていたような気がします。でも私はそこそこ生活感にあふれたいわゆる実家、昭和の実家って感じのところで育ったんですよね。
なので、ほどほどに生活感出ている感じは落ち着くっちゃ落ち着くんですよね。夫の実家も似ているんですよね、雰囲気が。なので多分落ち着く雰囲気度合いが似てたっていうのも、もしかしたら波長があったっていうところはあるかもしれませんね。
ほどほどの生活感
特に今日は結論みたいなのはないんですけど、ほどほど生活感をなくすってほどほどでよくないって思ったっていうことと、ほどほどで快適だと思えていると、変な話、許容範囲が増えるような気はします。
将来お相手を何か一緒に暮らす友達でもパートナーでも結婚するだったとしても、一緒に暮らす人の許容範囲が広がっていいんじゃないだろうかみたいなふうにもちょっと思いましたというそんなお話でした。
生活感なくす必要あるの?なんでなくすの?って子どもに聞かれたその質問が面白かったので、今日はこれについて考えてみました。イラストレーターの原江美でした。また話します。
10:37

コメント

スクロール