恋愛リアリティショーの楽しみ
イラストレーターの原あいみです。絵本や書籍、キャラクターを作ったり、難しいことを分かりやすく、漫画やイラストで伝えるお仕事をしています。
おはようございますではないですね。おそようございますです。ちょっと投稿が遅れました。すいません。
今週アマゾンプライムで恋愛リアリティショーラブトランジットが始まりましたね。私恋愛リアリティショーが大好きなんですよ。
そろそろまた新しいの見たいなーってちょうど思っていたので、やったーという感じで食いついて見始めております。
ラブトランジットっていうのは設定が面白くてですね。別れた元恋人たちが5組、計10人ですね。男性5名、女性5名の計10人がホテルで共同生活をしながら新しい恋を見つけていく。
もしくは別れた恋人を取り戻すみたいな。どっちに行くの?っていうような恋愛模様を眺めていくという恋愛リアリティショーです。今回がシーズン3なんですね。
シーズン1、シーズン2両方見ました。どっちもね面白かった記憶です。あんまり細かいこと覚えてないですけど、特に1の方が面白かったっていう思い出がありますね。
とにかく別れた人たち同士が集まってきているので、終始切ないんですよ。なんとなく。この切ない恋愛リアリティショーいいですね。めちゃくちゃ面白いです。
これからの楽しみができました。どうなっていくのか、今回シーズン史上一番大波乱だっていう風に言われているので、楽しみに見ていきたいと思います。
恋愛リアリティショーお好きな方、もしくは未練がある恋とかそういうのが好きな方、ぜひ見てみてください。
今日はですね、今取り掛かっている絵本の絵本制作のお話をしていこうかなと思います。
8月、9月に古典ひめまる家を終えまして、そこで出会いがありました出版社さん2社と、今絵本制作のお話を進めております。
一応テーマは、このひめまる家の私の世界観とか絵のタッチを生かして、これを絵本にしたらどうなるかなっていうところで頑張っているというものです。
1本目の方のお話をですね、叩き台ですけどまだ2方向考えました。1ヶ月以上かかっちゃいましたね。すごく難しかったです。苦しかったですね。
最初にどのような感じで提出するかも正直自由なんですけど、今回私は小さな小さなミニラフ、アニメで言ったら絵コンテみたいな感じですね。漫画で言ったらネームみたいなものなんです。
本当に雑な、なんとなくそのシーンの動きがわかる程度の小さな絵とともに、一応物語の文章、まだまだすごく荒いものですけど、文字量とかもね、まだそんなに細かく集めていないですし、ページネーションもまだざっくりですが、
それを1枚のA4ならA4くらいにギュギュギュッと全ページ入れたものっていうのを作りました。そして、大きく物語のコンテのテーマになるものをキーワードで書きながら、登場人物はこういう性格のこういう子ですみたいなのを書いたもの。
それをですね、2方向、やっとですね、やっと編集者さんに見ていただける状態で、2方向、自分の中で一旦お見せしようというものが出来上がりました。難しかった。さあ、どうかな。
まだね、多分ここから物語がフィックスするまで、何本も何本も書き直すかもしれないですし、もうありとあらゆるね、いろんな可能性があるし方向性もあるので、まだまだここから100本ノック、1000本ノックが始まるかなっていう予感がしています。
これ、編集者さんってめちゃくちゃ大事だなって、自分が提出してみて改めて感じました。
私が一応ね、まあ1ヶ月頭の中で、あだこーだあだこーだ考えながら、関連資料とかの本をたくさん読んだり、いろんなところにちょっと出かけたりしながら妄想を膨らませて、
あと自分の幼少期とかをね、振り返って振り返って、なんか子どもに戻る作業をいっぱいしながら、こういうシーン、自分が子どもの頃忘れられないこのシーンを入れたいなとか、
そういったところを詰め込んで書いてみたんですけど、これに対してどういうフィードバックをくださるのか、どういうふうにね、この作者をね、導いていくのかっていうのが、編集者さんのお仕事ですよね。
これ本当に編集者さん次第と言ったらあれですけど、なんかものすごく大事なお仕事だなーって出し終えて思っております。
もうちょっと煮詰まっちゃってですね、一旦誰かに見てもらって、これは分かりづらいとか、ここは何でしょうね、急展開すぎて子どもにはちょっと伝わらないんじゃないですかとかね、
なんかそういうお戻しをいただかないと、もうちょっとね、進めなくなってしまったので、ものすごい荒削りなんですけど、もう一回出しちゃえと思ってね、昨晩出し終えました。
最近では編集者さんご自身が有名な方っていうのがね、出てきましたよね。B1編集長とか、有名な編集者さんとか、漫画とかだと結構ね有名な方とかいらっしゃる印象です。
でもなんか作家よりやっぱり編集者さんってね、一歩も二歩も下がって自分は別にこう前に出ないっていう感じの方のが多いですよね、もちろん。
でもなんかこう、一緒にね、ここから一緒にキャッチボールしながら作っていくっていうのを考えると、編集者さんもっともっと名前出ていいはずなのにってなんかね、ちょっと思いますね。
なのでこの、私はね一応作家側、作る側なんですけど、いい編集者さんとね、要は相性が合うとか、なんか自分の中に持っているものを引き出してくださる方とか、そういう方にいかに出会えるかっていう運の強さ、なんかそういうのも大事なんじゃないかなってね、思っております。
いや、ドキドキです。なんかね、この方だったらと思って個展に足を運んでくださって、で、一本目ね、出したのを見て、うわぁ、なんか違ったなぁこの人。絵はまあまあ良かったけど、ちょっとこれは作はこの人難しいんじゃないかな、みたいな風に思われるかもしれないなとかね。
まあ、怖いですよ。最初の提出は怖いですけど、まあね、諦めずに付き合ってくださる方だったらいいなぁと思いながら、まあでもそれを信じてね、やっていこうという気持ちで、私の方はおりますが、編集者さんはね、私だけを見ているわけではありませんから、いろんな方をね、見ていらっしゃると思いますので、
その中でも目をかけてもらえるようにね、誠実に一生懸命頑張って作っていきたいなと思います。
時々この今、2本ね、絵本を、作も含めて向き合っているんですけど、どういう時間軸でどんな風に出していって、どういうフィードバックが来てね、作り直しをしているのかっていうのは、ちょっとね、せっかくなんでお話ししていけたらなぁと思います。
ここからもしかしたらね、5年くらいずっとずっとやってて、やっと出るっていう現象が起こるかもしれないです。それも含めて、まあリアルな記録だなぁと思って、絵本ってこんな風に作られていくんだなぁという裏側をね、少しだけお届けできたらと思います。
はい、ということで今日は絵本制作のお話をいたしました。イラストレーターの原江美でした。フォローやコメントいただけるととても嬉しいです。また話します。