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2025-04-08 10:11

#138 [モヤモヤほぐし]我が子の海外経験を数えてしまう時。

今日は本を制作していた時に、勝手に一人でモヤモヤして勝手に解消したお話をしました。
海外旅行が好きで様々な国に行く家庭の子と、うちの子と、何か差があるだろうか?

[関連放送]
#128 子育ても発信活動も「比べる」といいことない。
https://stand.fm/episodes/67e25428112286365a400122

【鼎談会】駆け抜けないわが家の小学生の学びの悩みを聞いてもらいました。
https://stand.fm/episodes/67e25428112286365a400122

#265 教育学者あっこ先生に聞く!子どもの世界にお邪魔する・紙芝居を演じる時のポイントとは。(Voicy放送です)
https://r.voicy.jp/qEm7RddqK40

#子育て
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#海外旅行
#アラフィフ
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サマリー

エピソードでは、親が子供の海外経験を気にする気持ちとその解消法について語られています。教育学者のあっこ先生の助言を通じて、子供にとって重要なのは新しい経験ではなく、小さな楽しみや発見であることに気づく様子が描かれています。

モヤモヤの始まり
今日はですね、仕事でとっても忙しかったこの期間に、子育てに関してモヤモヤしてしまったことがあるんです。
それを自分の中でいろいろとあれこれ考えて、勝手にモヤモヤを一人で解消したんですが、その過程というか流れをちょっとね、お話ししておこう、残しておこうかなと思うので、今回はそれをお話ししていきます。
何にモヤモヤしたかと言いますと、海外旅行によく行くお友達ファミリーがいるんですよ。
そのお友達からの話を聞いたり、あとSNSとかをやっていたりする子だと、その子の投稿を見てしまうと、我が子もね、もっといろんなところに連れて行ってあげたいなとか、自分の子供との経験に差があるような気がしてしまって、モヤモヤしちゃうんですよね。
そういうご経験ってないですか。
うちはですね、私と夫と、私は比較的若い頃は結構ね、海外旅行を好きだったと思うんですけど、年々ね、ちょっともう体力的にも落ちてきて、腰が重くなってしまってるんですよね。
娘がものすごく海外に行ってみたい、どこどこの国に絶対行ってみたい、なんとかちゃんがどこどこに行ったって私も行きたいみたいなね、そういう子だったら多分ね、パワーに変えて頑張ると思うんですけど、
こっちからね、どこどこ行ってみないとか言って誘っても、嫌だ、行きたくない、海外は嫌だとか言って、そういうタイプなんですよね。
だからそんなに嫌だって言っている子を無理やりね、こっちからすごいプレゼンをして、すごく慣れているわけでもないので、旅行の計画を立てるのもお金もね、時間もすごくかかるので、
パワーを割いて娘を連れて行くみたいなところまで、今ちょっと元気がないんですね。
娘を海外に連れて行ったのは、コロナ禍の前に一度きり、グアムに行ったのが最初で最後ですね。それしか行ったことはありません。
お友達たちがね、結構いろんな海外体験をしているのを見ると、これね、また比べちゃってるんですよ。比べちゃってるからモヤモヤしてるだけなんです。
あっこ先生の教え
分かってるんですけど、娘の世界が狭くなってるんじゃないかとかね、そんなふうに思っちゃったりしたことがありました。
この前対談もさせてもらった教育学者の親友のあっこちゃんにね、あっこ先生にこんな話をポロリと漏らしたら、
何言ってんの、まだ10歳でしょってね、笑われてしまいました。一層されました。全然気にすることないとね、そんなふうに言われまして、まあそうだなって思ったんですよね。
以前あっこ先生と対談した時に、子どもって同じ絵本を何度も何度も読んでくれって思ってくるでしょっていうふうに、そんなお話が出ました。
大人からしたらもう何回目ってなるよね、と。でも子どもたちにとっては1回1回がちゃんと新しい発見があるんだそうです。
1回目のこの驚き、そして先が分かっている2回目の驚き、なんかそんな感じで、すべてのもう何十回であったとしても1回1回にちゃんと感動、違った感動とか発見とか成長とかね、
なんかあるんだよっていうふうにね、しっかりと言われたんですよ。それを思うと、今の10歳の娘にとっても、うちはすごく同じ場所に何度も行くんですよ。
これは私が忙しいからっていうのもあるんですけど、娘がいつも行く遊園地、例えば実家に帰ったら必ずレゴランドに行くんですけど、
同じところに何回も何回も行くっていうのが好きなんですよね、子どもって。アトラクションもあんまりチャレンジしないで、同じのばっかり乗ったりするんですよ。
もう何回もいいじゃんって、もっと新しい体験しなよって親からすると思ってしまうんですけど、
このね、あっこ先生のちっちゃい頃の何度も何度も絵本読んでと同じで、きっと10歳の娘にとっても小さい頃から初めて行ったあのアトラクション、
そしてちょっと大きくなってもう一度乗ったあのアトラクション、何度も何度ももう何回乗ってるの。
もう先もわかってるし、ネタだってバレてるし、なのに楽しいのかなって思うんですけど、
その1回1回にたぶん喜びと感動と発見と成長となんかね、いろいろあるんだろうなっていうふうに思ってみたら、
まあ可愛いなって思えるでしょってあっこ先生に言われたんですけど、その通りだなというふうに思いました。
お友達の話を聞いたり、SNSの投稿を見たりしてね、あの子はね、ものすごい海外の大自然を体験してるんだとかね、
ものすごいね美術館を見てるんだなぁとか思ってしまうと、
うちの娘がまた同じ遊園地で、また同じアトラクションで、また同じことやってるって思ってしまいがちですが、
これはね完全に、ただね比べてしまって勝手に親の私がモヤモヤしてるだけなんですよ。
日常の楽しみ
いつものやつです。そう、そんな時は娘の目を見ましょうね。子供の目を見よう。
ね、いつものとこです。もう勢いで間に合わせでね、やった旅行ですよ。
で、でもね、めちゃくちゃ楽しみにしてて、めちゃくちゃ目をキラキラさせて、もう大はしゃぎでウッキウキでしたよ。
本当に、もう楽しかったってね言ってました。
それで十分かな、ね、よかったなっていうふうに思います。
別にね、ものすごいとこに連れてってあげられなくても、待ち時間ね、遊園地の待ち時間、めちゃくちゃ夫と私と娘で、
久しぶりに3人でね、長い長い待ち時間、ずっとゲームしたりクイズしたり、ずっと喋ってました。
めちゃくちゃ楽しかったです。なんかね、3人でゆっくりね、じっくり暇をつぶすっていうの、
久しぶりだったなって、なんかね、本当に忙しくしてたなっていう、ちょっと反省もありましたが、楽しかったなと思って、私も帰ってくることができました。
だから、まあ、それはね、たまにはちゃんと時間とお金と使える時が来て、娘も行ってみたいってね、興味が、興味関心が持てて、
そんな時はね、大きな旅行に連れてってあげられたらいいななんて、もちろん思いますけど、そうじゃない時は別にね、
そんなすごい大金を使ったすごい旅行じゃないですけど、めちゃくちゃ楽しかったなというふうにね、思いました。
もやもやをね、自分で解消させました。
まあ、これも前回のあっこ先生とまきの先生との定談で出てきたお話なんですけど、
娘がね、ちょっと計算が苦手で、それを克服するために、私があの手この手を使ってね、なるべく楽しんで計算をね、やってもらうようにってやったことに対して、お二人からね、すごい褒めていただいたんですよ。
で、別にね、どんな本を買ってきて、どういうドリルをね、与えてとかって、正直何でもよくって、そんなことよりも、
例えばそのね、計算が苦手だ、何かが苦手だって壁にぶち当たった時に、お母さんがなんかいろいろ考えてくれて、なんか楽しく、二人でああだこうだ、克服するようにやったなっていう、その体験の方がもう何百倍と重要で、
それを、その思いでこそが、計算はね、それで得意にならないかもしれないけど、その一緒に克服するために、なんかやったなっていうことの方がずっと大事だっていうふうに言われたんですよね。
まあそれを思うと、例えばすごい海外旅行に連れてってやれたとしても、たぶんね、その、例えば飛行機待ってる間とか、待ち時間とか、たぶん娘はね、なんか海外のデザインってかっこいいなとか、なんかそんなこと、親が言ったとしても、あんまり興味持たずにぽーってしてるだろうし、
その間、たぶん地元のね、遊園地で待ってる待ち時間にやる、3人でやるクイズとか、ゲームとかね、そういうことを全く同じことをやるだろうなっていう気がするんですよね。だから、まあどこに連れてってやったとしても、どんな時間を過ごしたか、どれだけ会話したかとか、なんかそういうことの方がきっとずっとずっと大事なんだろうなーなんてね、思うことで、もやもやを解消させました。
皆さんはどんな春休みをお過ごしになられましたか?
以前の放送で、市城生徒逆産志向さんが、古典がね、終わったらスペインとかに行かれたらいいんじゃないですか?ってね、なんかコメント書いてくださったのが、すごい私、自分ではそんなこと思いもつかなかったんですけど、
確かに古典終わったら、ちょっとそういう大きな体験をね、ご褒美にするといいかなーなんて思いました。ありがとうございました。その計画もね、ちょっと頭に入れながら、古典に向かってね、頑張っていこうかなと思います。
ちなみに古典はですね、今年の夏開催予定となっております。8月の21日から9月の2日、東京の吉祥寺の虹がろうさんというところで開催する予定です。またね、近くなったらちょくちょくと宣伝させていただきますので、ご予定ね、入れておいていただけると嬉しいです。はい、イラストレーターの原江美でした。
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