「保護者対応」園運営には欠かせないものですが、現場からは「時間を奪われている」という切実な声があがっています。
送迎時の会話や行事後の質問対応、エスカレートする情報要求。気づけば、子どもと向き合う時間が報告や苦情対応に置き換わっているのが現実です。
では、どうすれば保育士が保護者対応に追われすぎず、本来の保育に集中できるのか?今回のトークでは、現場のリアルな実態と、解決に向けた仕組みづくりのヒントを語り合います。
▼ホスト
近藤敏矢(社会福祉法人みなみ福祉会理事長)
安藤武司(こども環境アドバイザー)
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社会福祉法人みなみ福祉会
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サマリー
保育現場は、保護者との関係に多くの時間を取られ、その結果、保育自体が圧迫されています。特に、業務のデジタル化や効率化が求められる中で、AIやDXの活用が重要です。このエピソードでは、保護者対応が保育にどのような影響を与えているかについて考えられています。また、保育業界における組織マネジメントや利益性の重要性についても触れ、保育の質を向上させるための効率化の必要性が語られています。保育は税金で支えられている業務であり、保護者対応が保育の質に与える影響が複雑な問題として議論されています。今回のエピソードでは、保育園の現状や保護者の関わりについて考察され、意見の募集も行われています。
保育現場の現状
あなたは、保育園にどんなイメージを持っていますか?
笑顔の先生、元気な子供たち。でも、その裏側には、
球体自然とした経営と見えない苦労があります。
実は、多くの保育園は、30年前とほとんど変わっていません。
人手不足、紙と電話の業務、親の不安。
AIが保育園を変えるでは、元NTTエンジニアで25年の経営者である私、
近藤が、子ども環境アドバイザーの安藤さんと一緒に、
AIとDXで保育園をどう変えたかを語ります。
テクノロジーは、温かさを奪うのではなく支えるもの。
未来の保育に本当に必要なこととは、保育園を変える。
今こそ、その時です。
こんにちは。社会福祉法人南福祉会近藤です。
こんにちは。子ども環境アドバイザーの安藤です。よろしくお願いいたします。
今回もよろしくお願いします。
4週目のテーマとしては、保護者対応が保育を圧迫しているのか。
実際に保護者との関係というのは、園の運営の中でもとても大切なことなんですけど、
現場としてこういった業務ってどうなんだろうねっていうあたりを浮かぶりができるといいかなと思っています。
なかなか強烈な、というかインパクトのあるテーマだなという感じがしますね。
そうですね。
想像してしまうのが、やっぱりクレーマーと言われるような人たちが増えてるの?
というような印象を持ちますけど。
現場からの印象としては、当然お一人お一人、ご家庭での状況によって違うところはいっぱいあるんですけど、
全体的な傾向としては、10年20年くらい前、週刊誌を騒がせたモンスターペアレントといった言葉は、今ほとんど聞かれないんじゃないのかなと思うんです。
週刊誌だとか新聞報道でも聞かれなくなったっていうのは現場でも感じていて、合理性に欠けたクレームを出す人はいなくなって、とても合理的なオーダーを出される。
なので、例えばクレームを出された時には、それは正当な意見であるということが多くなってきて、かえってこっちは大変だぞっていうところもあるんですけど。
一方で非常に面白いなと思うのは、どなたかがネット記事だとか新聞なんかで報道されてたんですけど、幼稚園、保育園や小学校で言われてたモンスターペアレントがなくなって、何が今出てきてるかというと、カスタマーハラスメントが出てきてるんですよね。
そうすると、あの年代がいけなかったんじゃないのかみたいな話も指摘されてる方がいて、私じゃないですよ、私じゃないです。
社会学だったり統計をやられてる方は、あの辺がやたら自己主張をずっと不合理に繰り返してるんじゃないのかっていうことを言われてるのは、非常に興味深いなっていうふうには思ったりはしました。
私たちより一回りぐらい下ぐらいの世代ですか?
特定の年齢を指すつもりは全然ないんですけど、そういったことを言われてた方があったよっていう紹介までです。
一方で私の本、2冊出させてもらってるんですけど、ここが変だよ保育園、それから親が知らない保育園のこと、そこの中でも書かせていただいたんですが、象徴的なのは連絡帳なんですよね。
連絡帳の手書き文化、先生が手書きで一人一人の思いを書いてくれる心のこもったあったかいものっていう風な文化ってどこか残ってるところがあって、
ただお子さんの状況、それは保護者の方に伝えないといけないんですけど、伝えるべきものはインフォメーションなんですよね、情報なんです。
情報を伝えるための手段にはいくつかあるんですけど、一番早く伝えれるのは何かって言ったら口頭なんですよ。
口頭で、口で伝える、言葉で伝えるっていうのが一番早くて、その次が今ですとキーボード入力、ネット関係のものですね。
これはキーボードで入力するっていうのも早いですし、今のデバイスだと口頭で文字入力ってできちゃうんですよね。
そうするとかなり早い速度でやることができる。一番遅いのは何かというと手書きなんですよ。
それが例えばお子さん一人の今日の1日の状況をお伝えをするっていうと文章を考えて手におはもきちんと揃えて、
もう本当に数行書くだけで、例えば5分かかったりするじゃないですか。
それが30人、5分かける30は150分およそ3時間、3時間連絡帳に報告を書き続けるなんていうことを仮にやったとしたら、
一体その人は保育をやってるんですか、保護者との交換日記をやってるんですかっていうことになってしまいますよねっていうことは本の中で書かせてもらって、
だから私たち大人同士の情報のやり取りだったり、大人同士の業務に関しては大人の努力でできる限りタイムコストをゼロに近づけて、
そのリソースをなるべく子供の方に向けるようにした方がいいですよねっていうことは書かせてもらいます。
その言われた保護者対応が保育を圧迫しているっていうところにひょっとしたらそれがつながるのかもわかりませんけれど、
そこに対する対応を手を抜きましょうっていうわけではなくて、そこにかかる時間的な制約をもっと開放して子供たちにもっと向けましょうっていう。
第3話の時に話をさせてもらいました。もともと保育施設での職員のタイムリソースは足りてないんですよ。
保育時間はうんと長い。一週に72時間あるのに職員の一人の時間は40時間しかないですよね。
労働者としてって。そうするといかに保育以外のところ、大人のための大人の業務は大人の工夫でなるべくゼロにするっていうのは、
やっぱりこれからより重要になっていくのかなというふうに思うのです。
実際に保護者との対応ということだけではなくて、今私たちの現場を苦しめてる。もうあえて苦しめてるっていう言い方をするんですけど、苦しめてるのは何かというと、行政からの書類なんですよ。
すごい量で年々増加していってるんですね。行政の人たちに文句を言うつもりが全くないわけではなくて、きちんと文句を言ってるんですけど、文句として言ってるんですけど、
行政の人たちもそれをやらざるを得ない状況が彼ら彼女らにはあって、国から要請でいろんな制度が広がっていく。もしくは何か一つのことがあると、それが大丈夫であるかということの確認作業が次々出てくる。
例えば少し前になるんですけど、適切な写真を撮って教員半ばで写真交換をしていたっていう、何バカなことやってんだっていう名古屋の市長は本当に怒り浸透で怒られてましたけど、そういうことがあると役所からメールが一通くるんですよ。
あなたの施設に写真撮影の機会はどれだけあるかきちんと調査して報告をしろって。そんな一個一個のこと、とてもコンプラとして大事なんですけど、一個何かあるたんびにそういうことが出てくるんですよね。少し前ですともっと悲しい事故としてはバスの事故ですよね。
バスに置き去りにされたお子さんが亡くなってしまった。そうするとバスに置き去りにならないような対策をどのようにやっていますか。その記録はどのように作られていて。じゃあその記録出しなさい。対策を立てなさい。その前にバスを保有しているかどうかっていうところも含めてなんですけど。
もう世の中で大事なんですよ。何かあった時にそのリスクを二度と同じことが起きないようにするっていうことは大事なんですけど、大事なんですけど、年々業務量は増えていく。
労働者が減っていく、労働者人口が減ってきて経済が小さくなっていくっていうことは要は国に納められる税金も少なくなっていくので、そうすると保育にかけるお金もより慎重に、より正当な理由があるっていうことの確認作業も必要になってくるので。
そうするとそこに対して、ほら計算をやってこの書類を作ってっていうのがどんどんどんどん増えていく。それは一人一人の保護者に対する対応として保育園が忙しくなっている、保育を圧迫しているということではなく、
一国民として世の中に対して、より業務の透明性、正確性、リスクマネジメントを正しくやっていこうねっていうことが、いろんな業務を増やし、その業務に対してのタイムコストがかかるので、結果として保育現場の時間が圧迫されていくっていう、そんな流れがあるんですよね。
デジタル化とAIの活用
結構根が深い話になっちゃいましたね、今の話でいくと。本当に予防策、先回りすることを非常に求められる時代になっちゃってるかなって気がしますね。
そうなんですよね。
今後私たち、他の業界も含めてなんですけど、じゃあその状況は避けられないよね。昔のようにいい加減でいいじゃんっていう時代に戻そうなんていうのはナンセンスな話だと思うんですよ。
そうするとそこに対して私たちがやらなきゃいけないことは何かっていうと、私の思うところとしては業務量は出てくる、どんどん増えていくんです。
大人による大人のための業務が増えていってる。それであれば大人の工夫でゼロにしていく努力はもう欠かせない。
そのための方法はやはりDXだったりICTツールだったりっていうところなんですよね。
最近ではもうAIの進歩がすごいので。
すごいですね。
すごいですよ。何らかの報告書っていうと、もう情報だけ伝えておけばレポートはすぐ作りますから、1000文字、3000文字、コマンドプロンプトだけで作ってくれますから。
そういったことをやっていかないと今後は生き残っていけれない。質の高い保育を守り続けれないんじゃないかなっていう気がするんですよね。
じゃあそんな世の中の状況になっているのに保育現場、特に各施設の事務方の方々の様子ってどうですかっていうとどんな印象をお持ちですか。
いやまだあれですよ。鉛筆なめなめっていうことのイメージじゃないですか。電卓があり鉛筆なめなめで後は消しゴムがこうやって動いてるっていうような。
そんなイメージありますよね。
ありますね。
私たちも保育園長先生の仲間たちと話することあるんですけど、報告書を出すのに郵送だとかFAXだとかっていうのをやめて、今まではメールが多かったんですけど、メールをやめてクラウドのデータベースシステムを使ってこちらで出せっていう子にどんどんどんどん電子化の方に進んでいって、ペーパーレス、印鑑レスになっていってるんですけど、他の園長先生たちからは紙がいいよねって言ってるんですよ。
言う声はよく聞くんですよね。
だからあれですよ、名古屋市の担当の方は一番今大変だと思いますよ。
大変ですよね。
一番その企業の中でもそうですけど、OSを全部揃えて、それを利用する作業員の知識、技術もやっぱりそこに合わせていくっていうのが一番生産的だと言われているわけですよね。
そうですよね。
その中で名古屋市としてこうやりたいって言ってるにも関わらず、そこにはまかう分子がいっぱいいるわけですよ。
そうなんですよ。
そうすると名古屋市の、仕組みとして機械はこういう制度なんだけど、それを動かすために人が一生懸命それを保管していかないといけないので、窓口の担当者はすごい大変なんですよ、今。
大変ですよね。
保護者対応の影響
本当に同じ仲間としてごめんなさいって、もう足向けて眠れないっていう思い、そう言いながら足向けて寝ないと北枕になっちゃうんで、足向けて寝てるんですけど私は。
延長先生によっては私、大陸において聞いたことがあるのは、そんな電子でやるなんてそんなことできるわけないだろうって、もう担当者を呼びつけてきちんと紙で持ってこさせるっていうことをゴーゴーしてる延長先生もいらっしゃって、やめたれやって思いましたけどね。
いやでも本当に前回の第3話になったりするんですけど、自分たちの使命は何なのかっていうところを、もっとそこに重心を置くとですね、もうここら辺は削ぎ落としていくしかないよねっていうのが本来は見えるはずなんですけど。
そうなんですよね。この組織マネジメントというところにも関わってくるんですけど、どうしても保育をやってて、いい保育、子どもたちの笑顔が見れたら、もうそれだけで自分の使命が果たされたかのような印象を持ちがちな業界な感じはするんですよね。
ただ、私はコンサルを受けまして、式学ってご存知ですか。意識構造学っていうのの省略で安藤社長が、別の安藤社長ですね。向こうの式学の安藤社長がリーダーの仮面ですとか、数値家の鬼ですとか、ビジネス書としてもうベストセラーを出されて、検索すると作家って書いてあったりしますよね。
あれで話を聞いて、なるほどなと思ったのは、人と人、人と組織、もしくは組織と社会、すべて有益性でつながっているという言い方をするんですね。有益性以外ではつながっていない。
あの言い方はちょっと卑怯な部分があって、つながっているもののことをトータルをすべてひっくるめて有益性という名称で定義しているだけの話なので、有益性以外でつながっていないというのは定義を逆さま使っただけの話なんですけど、関係性をより発展させるためには、自分がやれることは何かというと、自ら相手に対しての有益性を拡大するしかない。
もう一つは向こうからの有益性が、有益性のバランスが崩れると関係性が崩れてしまうというところで言うと、有益性がより高くなるためには、相手が低くて自分が与える有益性が高いその状態の時にやれることは、自らの有益性をより高く相手に与えることと、相手からの有益性が低いですよということを相手に伝えることでしかないということなんですよね。
それは間違いなくそうだな、それを相手の有益性を増やそうということを言おうとすると、すべてが他責になって、あいつが選んからいかんのだわさってみたいなことになるんですけど、すべて自責でやれることを考えていくというと、もうそういうことをやっていくしかないですよね。
そうすると、保育園の場合には配置基準も低いですよ。給与ももっともらえると、もっと私たちは嬉しいですよ。相手からもらえる有益性はもっと欲しいんですけど、世の中とのつながりをより豊かに、よりしっかりしたものにするためには、まず私たちは保育であれ、それ以外の障害児福祉であれ、子育て支援であれ、そういったもののサービス提供をどんどん増やしていかないと、
社会との関係性がより小さくなってしまうんだよな。これはマネジメントの神と言われたドラッガーって、当然ご存知だと思うんですけど、モシドラなんて漫画が流行りましたよね。
ドラッガーが言ってるのも、営利企業の目的はお金を儲けることではない。それは的外れだけでなく、有害な考え方であるということを言ってますよね。
そうですね。だからドラッガーで僕も共感したのは、企業のあり方、立ち位置っていうのは世界平和につながるっていうような側面を書かれている場所があって、
だからそこに向けて私たちは目の前のこととしてこういう行動を起こしているっていうところ、そこの立ち位置がないと利益のためにっていう話になると、
これは本来はお金を稼ぐっていうのは目的ではなくて手段であるはずなのに、そこが全部すり替わっていくとおかしなことになるよっていうことを書かれているのかなっていう気がしますね。
そんな感じしますよね。ドラッガーが書かれていた、言われていた企業の目的っていうのは、
to create a customer、顧客創造、新たな顧客を次々作り続けることだっていうことを言われていて、
それは資金学の会社が言う有益性の拡大っていうこととまさに言い換えであって全く同じことであり、
それの正当性を確認するための手段が資金、儲けなんだよ。
だからよく社会福祉法人の研修会なんかでもよくあるんですよ。一般企業は営利目的でお金を儲けることが目的ですよね。
私たちはそうでないからこうだよっていう言い方のストーリーでやるんですけど、私は今のところ知見の狭さのゆえかもしれませんけど、
企業理念として儲けることって書いてある企業を一回も見たことがないんですよね。
やっぱり人のため、豊かな世の中を作るためっていうことが企業理念、パーパスとして出されている企業ばっかりで、
自己が儲けてウハウハするためだぞっていう企業は私は一つたりとて見たことがない。
というところで言うと、保護者対応がいろんな保育を圧迫しているっていうのは、言い換えで言うと業務が増えて圧迫しているっていうところはあるんですけど、
有益性の拡大
そこに対して私たちがやらなきゃいけないのは、その圧迫をいかに効率化をして、いかに保育の有益性を高めるかっていうことをやらないと、
先ほどのトラッカーですとか資金額の考え方でいくと、保育施設っていうのはこのままいくと先ポソリするんじゃないのかなっていう心配をするんですよね。
今聞かれている方どんなイメージされてますかね。私の頭の中にずっと一つの絵が出てきてですね。
やはりその、まず冒頭にあった圧迫っていうことに関していくと、私たちは大人同士の関係性の中で費やしてしまっている時間、
ここをちょっとこれが増えすぎてしまう。これをゼロにしろって言ってるわけじゃなくて、ここが増えすぎてしまっているから、
これをちょっともう少し他のところ、他のところっていうのは保育園の使命である子どもたちに向けての保育にきちっと時間を使おうねと。
ここの質を高めるっていうことが社会性の広がりっていうところにつながっていく。
そういうところになっていくかと思うんです。保護者との関係をゼロにするっていうことではなくて、
その関係を確かなものにするための裏方の時間作業はゼロに近づけた方がいいよねって、そういうところなんですよね。
例えば今いろんなツールがあるわけじゃないですか。
例えばですけど、ちょっと私も活動の中で入園説明会のあり方みたいなことをちょっとやってるんですけど、
そこでお伝えしたいことは何かというと、簡単に言うとですね、情報。
情報はホームページに載せといて、当然それを読んでから来てくださいにしていかないと、
入園説明会なり見学会でリアルで会う時間を、
そんな例えばうちは何でこの年間行事がどうだあーだこうだっていうようなことを言ってたらもったいないよねっていう話なんですよ。
そうですよね。
今はとてもすごい時代になっていて、ホームページに載ってるテキストって好きな言語に変えれるって知ってますよね。
好きな言語。
今日本にはかなり多くの外国の方が来られるようになりました。
で、住まわれる方もいらっしゃいます。
そうすると日本語を母語としない、日本語をベースとしない人たちも増えてるんですよね。
地域によっての差はものすごく大きくあるんですけど、そうするとじゃあそれぞれの言語ごとにホームページインフォメーションを用意するんですかっていうと、そんな手間かけてられないんですよ。
でもホームページに情報を載せておくと、ブラウザって便利で、例えばChromeですとか、私はFirefoxなんかを使ったりするんですけど、翻訳っていう機能があるんですよね。
そうすると相手の言語、例えば日本語っていうのを選択して、自分の言語、例えばポルトガル語ってやると、私がアップしたデータは全部ポルトガル語に変わって相手に伝わるんですよ。
なるほど。
そんな時代なんですよ。紙に印刷したら絶対にできないことが今できちゃうんですよね。
そうですね。ほんとそうですね。
もっとすごいのは何かっていうと、FAQなんかでよく私たちも体験するんですけど、まずはFAQを見て質問を確認をしてくださいっていうと、あそこの中で自分の疑問点を見つけるのってすごい大変だったりするんですよ。検索もなかなかヒットしない。
今何があるかっていうと、生成AIがあるんですよね。
ありますね。
生成AIに全部情報を伝えておいて、ここの情報以外からは答えちゃダメだよっていう制約を縛りをかけておいて、その生成AIを保護者に伝えるんですよ。
そうすると保護者は聞きたいことを聞きたいように聞くと、自然言語ですよ。日常の言語で聞くと自分に合った答えが出てくる。しかもそれが英語であれフランス語であれドイツ語であれタカログ語であれっていう、今はすごい時代になったよな。
それ一つをとって知っても、保護者とのやりとりっていうんですかね。そういったところのタイムコストっていうのはゼロになる。
なりますよね。
新技術の活用
できますよね。
だからそれを本当にこの間もお話ししましたけど、音声に変換することもできたりするじゃないですか。
今生成AIと音声で会話できますからね。
できますよね。
そういったアプリもあって、例えば高校生あたりはずっと生成AIと会話をするっていう人たちもいるみたいで、そうすると何時でもどんな時でも自分の話しかけにきちんと答えてくれる。
でいいのはそれが人間だと、話始め話終わりをどういうタイミングにしたらいいかっていうのを気を使ったりするんですけど、機械なので相手は感情がないのでバシャッと好きなタイミングで聞いても気を悪くしない。
根に持ったりしないっていうのはまたそういう文化ができちゃったらあまりそちらに行くとなんか悲しいなっていう気はするんですけどね。
感情的なフィーリングのところはあるんですけど、例えばそれがビジネスの業務のサポートなんて言ったら、そこは積極的に活用すべきだなと。
そうなんですよ。やはりまだやっぱりね、例えばですけどちょっと組織論という話まで大なだを振るう気はないですけれども、家族性を重視する組織があまりにも多すぎる。
そうですね。
課長がいて。
そうですね。
っていうところですね。だから第一番かなんじゃないですけど、公開することができないというか共有することができなかったりとか。
もうやめたらいいのに、ビジネスの世界なんだからビジネスじゃんって。
そうなんですよね。ファミリービジネスとして自分の親族の固有のもので誰にも話さないみたいなことをやるっていうのは本当にいけないよな。
保育の現状と問題提起
保育っていうのは税金で賄われている業務なんですよ。社会から信用されてやっているのに自分の親族だけが良くなるような運営の仕方をやっちゃいけないよなっていうのが私たち保育業界としてきちんと考えなきゃいけないところと思うんですけど。
今度は社会福祉法人のそもそもっていうところの話も出てきて、そこはそれぞれの親族の人が大きな資産を提供しちゃってる。
それをもとに今の社会福祉法人だとか、保育園の施設もそれをもとにできちゃってるところが多いっていうのは、なかなか根の深い難しい問題だったりしますよね。
そうですね。歴史的な背景がありますからね。
そうなんですよね。そんなところを踏まえた上で、保護者対応、保育を圧迫しているかというちょっといろんなところに幅を広げながら話を進めていきました。
この話を聞いていただいている方はどんな感想をお持ちなんですかね。
私たちは自分の立ち位置から思うところをいろいろお伝えはしているんですけど、この話がすべての分野にわたって、すべてのところの深いところまでカバーをしているとは当然思っていませんし、抜けているところもいっぱいあるかと思います。
いろんな意見あろうかと思います。
なるほどな、面白かったよっていう意見もあれば、お前らの話は全然違うぞっていうご意見も当然あろうかと思います。ぜひお聞かせいただけるとありがたいなと思っています。
ここまで保育園の現状から始まって、どういった関わりになっているのか、保護者不足の状況ですとか、いろんな業務が現場をどう圧迫しているのかというところまで話をさせていただきました。
次、第2章ですね。これで第1章が終わりになるというところですかね。第2章では私が理系の視点で見つめた保育の穴をテーマに、なぜ非効率的な状態で放置されてきたのか、そしてどう改善の糸口を見つけたのかを掘り下げていきます。
いろんなところで業務の改善が必要だ、ICTですとか、つい先ほどもAIの話も出たので、いくらか匂わせているところというんですかね。話は出ているかと思いますけど、もうちょっと詳しく話ができるといいかなと思っております。
次回は理系の目で見えた保育の非効率について話をしていきます。現場のリアルとそこから見えてくる改革のヒント、ぜひ次回もお聞きください。
この番組はAIとDXで保育がどのように変わっていくか、これからの保育、未来の保育について語っていく番組です。いろんな視点を踏まえながらお伝えできればいいかなと思っております。各ポッドキャストアプリで番組の評価、レビューをお待ちしております。
また番組へのご質問ご感想もお願いします。お前たちの話はとても勉強になったという意見が届くと嬉しいなと思うんですけど、もちろんご出席、こんな話は違うぞ、ここは事実と違うじゃないか、そういった指摘も含めてご意見をいただけると大変助かります。
番組公式X、AIが保育園を変えるにダイレクトメールを送っていただく、もしくはハッシュタグAI保育でご投稿ください。AI保育はアルファベットのAI、それから漢字の保育にしていただけると、私たちもそこを見ていこうかなと思っておりますのでどうぞよろしくお願いします。
リスナーさんとのコミュニケーションも大切にしていきたいと思っております。皆さまからの声もぜひお聞かせください。この番組は毎週火曜更新予定です。お相手は社会福祉法人南福祉会の近藤と子ども環境アドバイザーの安藤でした。ありがとうございました。ありがとうございました。
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