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  2. #2-6 AIは孤独を解消できるのか
2025-07-24 30:21

#2-6 AIは孤独を解消できるのか

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毎週木曜朝7時、AIメディアを運営する共同経営者の2人が生成AIのメガトレンドや論文を30分で解説。AIの未来を「ながら聞き」でキャッチできるPodcastです。

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サマリー

このエピソードでは、AIが孤独を解消する可能性について考察されています。孤独の医学的・心理学的側面やその影響が解説され、AI技術がどのように孤独感に寄与できるかが探求されています。AI技術は孤独感の軽減に役立つ可能性がある一方で、その効果の持続性や人間関係の代替としての限界についても触れられています。具体的には、バーチャルアシスタントや対話型AI療法の活用が提案され、孤独感を和らげる手段として注目されていますが、根本的な社会的障害の解決には至らないことが示唆されています。また、AIが孤独を解消できるかについての議論が進められ、AIロボットとセラピー犬の関係性も考察されています。孤独感の本質が主観にあることが強調され、AIの助けがあっても本人の努力が重要であると指摘されています。

孤独の影響と対策
AIメディア、MiraLab AIの平岡です。
同じくMiraLab AIの辰桂です。
この番組は、AIメディアを運営する2人が、
AIの未来を考察するポップキャスト番組です。
それでは本日のトークテーマお願いします。
AIは孤独を解消できるのか。
おー、AIで孤独、なるほど。
今回ね、身を削ったトークをしようかなと思っておりまして。
もう大丈夫ですか?
まあ、そこまで身を削ったトークはしないんですけど。
しないのかよ。
最近、孤独だなって思うことが多いんですよ。
なるほど。
ほんと。
でね、孤独ってめちゃめちゃ病の元だなって思ったんですよね。
うんうんうん。
例えば、孤独だなって思うと、お酒の量が増えたり。
あー、なるほどね、確かに。
孤独だなって思うと、誰かに連絡取って飲みに行ったり。
うん。
全部お酒だな。
まあ、お酒の量が増えたりね。
まあ、何かに依存したくなっちゃう。
あー、確かに。
孤独して依存するは確かにあるかもしれないね。
はい、っていう形で。
やっぱね、孤独だなって感じると良くないんじゃないかなって思ったんですよ。
うんうん。
で、その孤独に対してAIって今どういう感じで進めてるんだろうみたいな。
それこそ、前のあのポッドキャストの回で、
2025年、AIの利用がすごく変わったって話をしたと思うんですけど、
結構皆さんチャットボットで親密さを取ろうとしているという話をしたと思うんですよね。
そうだね。
でもこれって結構根源的なものって寂しいとか、
結構孤独を感じてたりとか、人に言えないようなことがあるとか、
なんかやっぱそういう孤独感を抱えてる人が多くて、
2025年、孤独者が増えている。
孤独者、なるほどね。
そしてAIでそれを紛らわせようとしている人がいるんじゃないかなと。
実際にAIの彼女を作って、チャットボットで依存している人もいるし、
それを元にね、自殺してしまったみたいな話も過去にしたと思うんですけども、
やっぱそれぐらいの孤独ってめちゃめちゃ危険なものなんじゃないかなと思うんで。
確かに。
これは孤独というものを医学的、心理学的にどういったものなのかっていうちょっと説明を、
僕がしたいなと思ったんで、調べましたいろいろ。
そしてその対処療法、従来の方法ですね。
それを抽象化したものを、じゃあAIでどうやって解決できるのかな。
今どういう進捗なんだろうなとかって話をできればなと思ってます。
あーなるほど、わかりやすい。
今日はね、孤独だなと思う人に救いの手を少しでも差し伸べられたらなと。
僕と同じように孤独を抱えている人に何か助けになれたらなという回でございます。
なるほど。
じゃあまずね、孤独について医学的心理学的な定義。
あーなるほどね、孤独にもちゃんとした定義があるのか。
あるんですけども、これは主観的な社会的孤立感だそうです。
じゃあ要は自分が、なんか孤立してるなって思ったらもうそれは孤独なのか。
そうなんですよね。
客観的状況じゃないと。
もう僕は孤独だなと思った時点であなたはもう孤独です。
あーなるほど深いね。
対して社会的孤立っていうのもあるんですけど、これは客観的に社会との繋がりが乏しい状態。
だからこの孤立と孤独っていうのは全然別なんですよ。
あーなるほど。
孤立してるからといって孤独であるは因果じゃないんですよね。
結構あの引きこもりで一人で孤立してます。孤独だねって言い出したと思うんですけど。
そうだね。
全然そんなことないですよ。
そうですね、ペットの犬がいてもうめちゃくちゃ幸せでこいつがいれば全然一人だなんて感じませんみたいなのもそれは孤独じゃないってことだもんね。
そうです。それが死んでしまってもう私は一人ぼっちだって思ったら孤独に切り替わる。
あーなるほど深いね。
そうなんです。
なので孤独っていうのは繋がりの欠如による痛みということが定義だそうですね。
で孤独がですね心身に及ぼす影響をお話ししていきたいんですけど、これ単なる気分そんなのはもう気合だと言う人がいると思うんですけど。
絶対いるね。メンタル的な話すると絶対気合だっているもんね。
大体昭和生まれ。
そんなことないだろ。
はいでもこれはね気分の問題ではなくてですね、心身の健康に大きな影響を与えることわかってます。
これですね多数の研究から明らかになっていて、いわゆるメタ分析と呼ばれるものですね。
メタ分析というのは1個の論文じゃなくて複数の論文を束ねて注釈がしたものという形なので非常に信頼性が高いものですね。
今回はそのメタ分析に基づいてお話ししていくんですけど、148の研究を統合した今回のメタ分析では死亡リスクの増加これ大幅に高めます。
そうなんだ。
死亡リスクどのくらい増えると思います?
大幅にでしょ?もう結構増える感じじゃない?
何パーセントぐらいかと思います?
5パー10パー増えたら結構大きいよね。
そうですよね。良い塩梅です。
良い塩梅。
50パー増えます。
絶対塩梅過ぎじゃないかよ。
50パー増えるの?すごいね。
正確に言うと社会的に良好な繋がりを持つ人は孤独な人に比べて約50パーセントも生存率が高いという結果が得られたと。
なるほどね。
生存率が高いので一概に孤独が50パー伸びるわけではないんですけど、2倍くらい生存率違うということですね。
米国のとある機関によると社会的な繋がりの欠如が与える死亡リスクの影響を他に例えると、
1日15本の喫煙に匹敵し、暇や運動不足よりも大きいと指摘されていると。
タバコ吸ってる人はなんか違うみたいにドキッとしたかもしれないよね。
あの死ぬで有名な人たちいるじゃないですか。
それよりもみたいな企画に立てて出されてるんでしょ今。
タバコと同じくらい、ヘビースモーカーと同じくらい匹敵すると。
イギリスの研究とかだと孤独は寿命の早期終了リスクを26パーセントも高めるという報告もあったりとか、
とにかく寿命が短くなる重要な要因だということですね。
さらにですね、身体的な影響で言うと、免疫機能が下がったりとか、心血管疾患であったりとか、
生活習慣病のリスクとも関連していると。
そうなんだね、不思議だね。
なんかわかんないけど、高血圧の発症率もね、上がるらしくて、
最悪なのは脳卒中のリスク、32パーも増加するらしいです。
脳卒中の32パー怖いね。
これもね、メタ分析なんで、結構ちゃんといろんな論文が示してるんで、事実っぽいです。
そういうことだね。
他にもね、ストレスホルモンの分泌がおかしくなったりとか、炎症反応がいろいろ増えたりとか、
生理的ストレス状態が身体の様々な部分に負担をかけたりとか、睡眠の質の低下だったりとか、
インスリン機能の乱れとか、ここに挙げられないぐらい、もうめちゃめちゃ悪影響があるんですよ。
孤独って感じただけで。
そう。
すごいね、それ。
ああ、私って一人ぼっちだ、はあってなっただけで、やばいぐらい悪影響が出ると。
僕も今、脳卒中のリスクが32パー増加してる状態なんですよ。
え、もうちょっと、僕いるよ。
そんな孤独に感じないで。
ありがとう。
そんな感じでね、うつ病のリスクとかもね、もちろん増えるし、ということで、もうめちゃめちゃ怖いですよ、本当に。
確かに。
で、こういった知見から、孤独への対策ってめちゃめちゃ重要じゃない?みたいな。
禁煙とか肥満対策と同じぐらいやった方が良くね?って世界はなってるんですよ。
なるほどね。
で、その孤独をじゃあ解消しようということで、いろんなプログラムがあります。
まずAIじゃなくて従来のやり方を4つお話ししていくと、
1つ目は対人スキルの向上ということで、例えば社交不安とかコミュニケーションが下手っていうので、孤独の一員になっている人に対して対人関係スキルの訓練をすると。
従来の孤独解消方法
シンプルだよね。
シンプルだね。
会話の練習とか表情とかボディランゲージとか、あとは対人不安を克服するワークショップだったりとか、そういったもので人間関係を円滑にするというものですね。
2つ目が社会的サポートの強化。これは家族とか友人とか支援団体から社会的サポートを増やしていくっていう勧誘だね。
シンプルに連絡を取り合って、訪問して、ボランティアの人とかが話し相手になったりとか、徐々にテストしていくみたいな。
それはやっぱ本人が孤独じゃないって感じるってことがやっぱ大事なのかな。
そうですね。私って一人じゃないんだって思えるようなこと。
なるほどね。
家族とか友達とか、もしくはそういう支援団体とかで繋がりをサポートしていくっていう感じですね。
3つ目が交流機会を増やしていくっていうところで、出会いの場を増やすっていう感じですね。
僕これ過去にちょっと相通になっちゃったことがあるんですけど、この交流機会を自分から増やしに行ったんですよ。
で、めちゃめちゃ改善したんですよ。
改善したんだ。
僕のきっかけは昔ツイッターで趣味オフ会みたいなのを勝手に発信しだしたんですけど、
そこからツイッターの友達ができて、でも元々僕は音楽関係やってたので、音楽の友人だったりとか、地元の友達だったりとか、いろんなコミュニティを増やしたんですよ。
ってなったらすごい元気になったんだよね。
僕元気じゃないときって、人間関係がすごい閉鎖的になってるとき、あんまり誰とも会わなくなったりとかするときに結構病みやすい。
なるほど。
固定化しちゃうとダメって感じかな。
なのでこの交流機会の拡大っていうのは個人的にもすごい大事だなと思ってるところ。人によって違うと思うけどね。
そうだね、不思議だね。
で、4つ目最後が認知の是正というところで、まあ心理療法的なアプローチだよね。
これは孤独感を強めてしまうって主観的っていうお話をしたと思うんですけど、これを否定的な考え方とか認知の偏りっていうのを修正すると。
まあよくあるのは認知行動療法、CBTですよね。
こういったものを使って、例えば自分なんて誰にも必要とされてないっていうそういう思考パターンを、いや一回捉え直してみようよと。
そんなことないって、いやいやよく考えてみてみたいな。
そういうのを、こんな簡単じゃないよ、めちゃくちゃ大変ですけどこれってね。
でもこれが従来最も効果が高い戦略としては注目されていると。
まあ本人の考え方を根本から変えるわけだから、それは良くなるよね。でもそれは大変だよねって感じだよね。
めちゃくちゃ大変ですね。
幼少期から遡っていろいろ振り返って解釈変えて、どんだけ大変かっていう感じですから。
ただやっぱこれが一番効果が高いとも言われているということですね。
なので多くの場合これらを組み合わせて実施されることが多いらしくてですね、孤独の解消の方法っていうのは未だにすごく重要視されているということです。
AI技術の介入
じゃあAI技術によって孤独はどのくらい介入できるのか、代替できるのか、もしくは補完できるのかっていうところね、お話ししたいんですけど。
AI技術、チャットボット、しかりロボット、バーチャルアシスタントとかいろいろあると思うんですけども、こういった部分が孤独へどのくらい介入できるのかと、最新の研究とか事例とかをお話ししていきます。
これもね4つお話ししていきたいと思うんですけども、まず1つ目が対話相手、話し相手としての役割。これは散々言ってるチャットボットですね。
人間同士のような会話の相手になることで疑似的な対人接触を提供できると。
スマホ上で対話AIアプリいっぱいありますよ。あとはですね、家庭用ロボット。特に犬のロボットとかあるじゃないですか。
犬のロボットね。 あれで孤独感を解消できるかもしれないと。
我々の世代だったら相棒とかですかね。 そうですね。
今もっといっぱい出てるもんね種類。 今いっぱいありますからね。
実際その対話の機能もすごく自然になってきてるし、なんかフィラーとかも入ってきてるし、すごい進化してるじゃないですか。
だから心理的にこれ誰かと一緒にいるっていう感覚を与えることが可能になっていると。
なるほど。
でシンガポールで行えた研究とかだと、ラボットっていうロボット、これを一人暮らしの高齢者が1週間自宅でお世話させたんだって。
そしたらロボットとの間に意味のある機能が生まれて心が満たされたっていうのを感じる人もいたと。
なるほどね。
めちゃめちゃこれサンプル少ないんで、本当に一例ですけど、ロボットによってちょっと会話とか触れ合いとかで繋がりを感じたっていうのがあったと。
可能性はあるよね今後のね。
そうですね。で2つ目が見守りによるサポートです。先ほどの社会的サポートの補完ですね。
なるほど。
例えばスマートスピーカーとかに代表されるようなバーチャルアシスタントってあるじゃないですか。
ああいう日常のちょっとした会話とか声かけを通じてユーザーを見守るっていうことをする。
それはAIが見守ってくれるってことか。
そうそうそう。
そういうバーチャルアシスタントのような形で。
なので間接的に社会的サポートを提供するみたいな。
例えば今日は調子いかがですかってAIが尋ねるだけでも一人暮らしの高齢者にとっては
なんか誰かが気にかけてくれているみたいな安心感につながるかもしれないと。
なるほどねそういうことか。
他にもそのAIってさスケジュール管理とか健康情報とかもさ逐一取れるじゃない。
それからなんか今心拍高いけど大丈夫ですかとか。
でも心配してくれてるって気持ちになるよね。
だから家族とか介護者に代わって実用的な支援が担うことができるんじゃないかって期待されてると。
さらにその情報を専門職の実際の人間に共有することによって
必要な支援につなぐ橋渡し役になるっていうことも考えられてると。
そうだよねそのコミュニケーション云々以外にもそもそもいろんなちゃんとしたデータとか取れるわけだから
タイムリーに通知してとかっていう実用的な意味もあるもんねやっぱり。
これは一つ孤独の解消につながるんじゃないかと。
3つ目がさっきのCBT心理療法ですねの応用っていうところで
最近ですね対話型AI療法チャットボットカウンセリングっていうものが注目されているそうです。
これは認知行動療法のような技法を組み込んだ対話プログラムによってユーザーの心理支援を行うと。
なるほどね。
例えば気分が落ち込んだ時にAIが傾聴してくれるとか
ポジティブな捉え方に転換してくれるっていうような対話をしてくれたりとか
どこかに伴うような否定的な思考を和らげてくれたりとか
認知の是正にAIを用いるっていうような例ですね。
実際あのメンタルヘルス分野でこういったのAIツールっていうのが実用され始めてるんですって。
あっそうなんだ。
そう言ってユーザーから落ち込んだ時に話を聞いてもらえて助かったとか
自分の考え方の癖に気づけたとかそういった声も上がっていると。
そういうもう専用のツールみたいなのが出てるってことね。
効果と限界
AIだったらね24時間相談も乗れるし
人間のカウンセリングじゃ手の届きにくいような深夜とか緊急時とかそういった時に支えになる可能性があると。
ただそういったとこはいいんだけど本当にこうきめ細やかな共感とか
人間のその専門職の代替にはやっぱり限界があるからあくまで補助的な位置付け。
まあでもハイブリッドとしてはいいかもしれないよね。
っていう感じですね。
基本人と人とやりつつも行けない時とか休みの時とか夜はこっちを使ってもらってみたいなそういうね補助としての扱い方はありだね。
そうですね。まあやっぱしゃべるとすっきりするじゃないですか。
僕もよくやりますけどまあやっぱすっきりはするんで
その対策にはならないかもしれないんだけど対処としてはいいかもしれないね。
4つ目が対人関係スキル、コミュニケーションスキルのトレーニング活用として使うと。
例えばその対人恐怖な方に関してはいきなり生身の人間と交流するってめちゃめちゃハードル高いじゃないですか。
そこでシミュレーターとしてのAIが練習相手になる可能性がある。
例えば自閉症の若者向けに仮想世界のAIキャラクターとの対話を通じて安全にソーシャルスキルを磨く試みが研究されていると。
なるほどね。
結構その現実で人間相手と実際会話して失敗ってめっちゃ怖いじゃないですか。
そうそうだね。しかもそれがねトラウマになってさ、よりねその社交不安が広がるとかってこともあるもんね。
そうそう、負のループに入ることもあるじゃないですか。
だからそういった対人スキルトレーニングを補助できるっていうところで
AIだったら評価押されないっていうところがやっぱ大きいので、どれだけミスっても大丈夫だよって。
本当に初期の導入としてはめちゃめちゃいいかもしれないと。
確かにね、ミスれるって大きいね。
ミスれるって大きいですよね。こういったね、今手法4つお話ししたと思うんですけど
AIを用いたこの孤独の介入っていうのは最近になって始まってきているので、正直全然エビデンスないんですよね。
なのでこれからっていうことではあるので、現在ポジティブって言われている側面とネガティブな側面ですね。
両方話していきたいと思います。
まずポジティブな側面で言うと、孤独感の軽減効果はどうかというところで、中程度の効果量で優位に軽減したっていう研究があります。
中程度の効果。
今言ったようなAIを使った方法で実際に孤独感解消できたの?どうなの?ってなった時に、大きくはない。中程度。
なるほどね、そこそこ効果あるよっていう感じか。
っていう感じですね。これは高齢者施設を対象にしたメタ分析だとソーシャルロボットの導入によって
鬱とか孤独感の両方が改善されたっていう結果が得られていると。
意外と犬のロボットばかりできないんだと。
そういうことだね。
だから一定の有効性は認められ始めてはいるという感じです。
ネガティブな話で言うとちょっといろいろあるんですが、一つ目言うと擬似的な親密さなんじゃないかという指摘もあるんですよね。
擬似的な親密さ。
はい。これはAIとの交流は所詮シミュレーションであり、本物の人間関係に伴う深い共感や絆は違うと。
そんな指摘があってMITの社会学者シェリーさんという方が
AIチャットボットの関わりが中身の空っぽな擬似的な親密さに過ぎず、
人間同士の本当の繋がりをむしろ阻害しかねないと警鐘を鳴らしていると。
なるほどね。だから人間の導入としていいよねみたいな話があったけど、
導入にもならんよみたいな、全く別物だよと。
まあ確かになんか別物って言われればちょっとわかる気もしなくはないところはあるよね。
はい。2つ目が効果が一時的だよと。これはね研究が全然進んでないんで当たり前なんですけど、
その時はいいと。その時は改善した。ただすぐに元に戻るっていうところですね。
まあでもそうねこれは長期的な後追いのね検証してないからわかんないよねまだまだ。
そうですね。まあなんで最初はこうもの珍しいじゃないですか。例えばロボットが入ってきました。
なんかすごそうみたいな。もの珍しいなみたいな。で改善しましたっていうのはノベルティ効果っていうのがあるらしくて、
もの珍しさによる一時的向上みたいな、そういうバイアスがあるんですって。
ああなるほどね。
だからその瞬間だけは改善するんだけど、なかなか長期的にはエビデンスがないと。
確かにね。初めてロボットの犬に会ったらそりゃテンション上がってうわーってなるよね。
そうそうそう。
それはいろんな数値上がりそうだわっていう。
上がりそうですよね。あとはちょっと違う側面なんですけど、倫理プライバシー上の課題っていうところで、
AIに悩みを話すっていうのはこれサムアルドマン、サムちゃんも言ってましたけど、
ものすごく秘密のデータというか、個人情報じゃないですか。人に言えないようなことを喋ってるわけですから。
だからそのデータがどのように扱われるのかっていうプライバシー問題を払うよね、まず。
そうだね。
で、ユーザーのその孤独とか、うつに対したそういう感情につけ込んだ課金サービスとか、
そういう悪質なAIも多分登場するだろうし。
確かに。
対話内容が漏えいしたら、個人情報の流出になって、相当な弱みになる可能性もあるわけですね。
だから安易にそのAIで解決できるというよりかは、そのデータがどう扱われるのかっていうのはかなり重要な点なんですよね。
そうね、サムちゃんもだからAI特権を作ろうとかって今すごい言ってるもんね。
そうなんですよね。だから今それを開示しろっていうニューヨークタイムスの訴訟に対して、
社会的問題への無力さ
いやそれはダメだって戦ってるわけじゃないですか。
戦ってるね。
これってすごく重要な観点なんですよね。
だからサムちゃんと言うAI特権は要はその医療情報とか金融情報とか、
それと同じようにAIに対して入れたものも保護しようみたいなそういう話をしてるんだよね。
そうですね。
こういった話聞くと確かになって思うよね。
相当重要なこと喋ってるもんね。
相当重要なこと喋ってる可能性が高いですから、
本当にこの孤独を解消していく、AIでやっていくっていうところでいくなら、この倫理プライバシー問題っていうのはむちゃくちゃ重要というところですね。
で、最後のこれネガティブな話すると、これはもう本当確かになって感じなんだけど、
社会的孤立の構造的問題にはAIは無力と。
どういうこと?
ということで、個人の孤独感を和らげる助けにはなっても、失業とか貧困とか差別とか、そもそも孤独を生み出す社会構造そのものって解決できないわけですよ。
だから孤立と孤独は別だけど、でもやっぱり孤立したら孤独になる可能性が高いじゃん。
そう、因果ではないけど相関関係もちろんあるわけじゃないですか。
そうだね。その根本の孤立しちゃうことを解決することはできないよねって思ったよね。
そうそうそう。
確かに。
例えば人と接する機会がない地域とか、そのコミュニティがないっていう問題に対しては、どう頑張っても人間がやらなきゃいけないわけじゃないですか。
で、本来人間がやらなければいけないことをAIに頼りすぎると、社会的課題から注意がそれてしまうっていう恐れもあるわけですよ。
ああ確かにね。
だから、もうめちゃめちゃ悪い言い方すると、
あ、孤独なんですよね、じゃあロボットあげまわすみたいな。
ああなるほどね。
ロボット与えておけば大丈夫っしょみたいなふうに思っちゃうと、
本来人間同士で支え合って社会を再建していきましょうねみたいな根本解決がもう全然進まなくなる可能性があると。
ああ確かに。あそこの地域AIみんな使ってるから大丈夫っしょみたいなね。
そうそうそう。
何かでないよね。
そうなんですよ。だからあくまで前回のタスケットの話もそうですけど、やっぱ補助なんですよね根本はね。
特に僕も今回調べた感じ、この孤独の解消っていうのはAI一本ではなかなか難しいなという印象でして、
やっぱり人間ありきのサポートありき、みんなの力が必要。
そこにAIが拡張して手助けしてくれて橋渡しになってくれるっていうのが僕の見解なんですよね。
そうだね。なんで研究的には一部有望な効果は見られるというとこなんですけど、過度な期待は禁物ですよというとこですね。
はいということでエンディングでございます。
今回はねAIは孤独を解消できるのかというテーマでしたけどいかがでしたか。
結論解消できないということですかね。
まあそうだね。でもなんか話聞いてて思ったのは、
例えばそのAIのさロボット犬とかもそうだけど、もうちょっと飛躍した、あえて飛躍した話するとさ、アニメとかでもあるじゃん。
AIの可能性と主観
そのもう人間のようなロボットがまるで人間のように生活してるみたいななった時に、そのロボットが人間と対等なものっていうふうにその世の中的に思考が統一された時にそのAIのセラピーみたいなのって本領発揮するというか、
今そのさロボットの犬がいたとしても可愛いなぐらいでさ、多少の癒しにはなるかもしれないけどさ、まあでも所詮ロボットだしってやっぱ思考が入るじゃん。
入るね。
そう、でもそれがさもう世の中的にもう、え、AIのロボットなんてもう本物のペットみたいなものじゃんみたいなそういう思考というか。
今ってセラピー犬とかってあるけどさ、もう全然時代が違えばさ、あの犬なんてその辺走り回ってるだろうみたいな。
でもそれがやっぱそのペットとして本当にその市民権を得たことによってさ、そのセラピー犬っていうのがさ、なんていうか人間と同じぐらい同等に扱われる命になってるからこそ価値があるというか。
だから、でわがそのAIロボットみたいなのが市民権を得るまでは言い過ぎだけど、もっとその大きなものになったときに、なんか本当にそのAIがセラピーとしてのなんか活躍をする未来は全然あるんじゃないかなと思ったというか。
当たり前になったらってことだよね。
そうそうそうそう、もっとね当たり前になったら。
きっとその本質ってあのCBTだと思うんですよね。認知を変えるための手段として当たり前にするっていうだけだから。
ああなるほどね。結局はその思考の問題なのか。
だからこの犬は寂しくなくなるよねっていう認知を変えてるだけだから。
ああなるほどね。
だから結局あの認知なんだろうなって気がしてます。
結局認知なのか。なるほどなあ。だからまあそれをAIがサポートはできるかもしれないけど、
やっぱ認知変えるのってそんな簡単じゃないからAIが入ったからどうこうなる問題でもないよねっていう感じだよね。
思いますね。本人の努力がめちゃくちゃ重要だなって僕は残酷な現実に気づいてしまいました。
なるほど。
結局のとこは主観的な社会的孤立じゃん。だから主観的である以上本人が変わらなければ変わらないのよ。
確かにね。そうだね。もう主観的ってなった時点でもう結局本人次第だもんね。
そうなの。だからその主観を変えるために強い根拠として、
みんなこれ使ってるよねとかそういう当たり前だよねっていうのを並べるか並べないかっていうだけの話だから、
結局自分が寂しくない一人でも生きていけると思われたら孤独ではないんだよね。
なるほどね。
で考えるとめっちゃ残酷だなって僕はね、今回調べてより孤独になりました。
孤独感の本質
俺がいるよ。
そうだね。ありがとう。
とりあえずあの孤独には感じないでくれるから。
でもこれが不思議なもんでね、それとこれとはまた別で孤独は感じてるっていうのがやっぱり主観の問題っていうのがさ、難しいよね。
っていうかね、その仕事してる時とか一緒にいるときはもちろん孤独は感じないよ。
あーだからそれがなくなった時の喪失感みたいな感じか。
そう。だから例えばわかりやすく言うと、みんなでお見会いしてめちゃめちゃ楽しかった時の電車の帰り道とか。
あーにすっごい孤独感感じるのか。
喪失感ない。
あーまあちょっとわからんでもないな。
あー楽しかったな。
終わっちゃったみたいなね。
あれが毎晩やってくるみたいな。
あーなるほど。
例えばオフィスにいる時は元気ですよねみたいな人っていっぱいいると思うんですよ。
普段接してるからこそそういう側面で全く見えない。
なんだけど一人になった時に実はすごく抱え込んでいるパターンで。
めちゃめちゃあると思うんですよ。
確かに。
僕がそうだから。わかんないけどね。
どうだろうね、自分がそうだからバイアスかかってたこともあるけどね。
まあでも2025年のAIの使い方みんなそういう使い方してたから。
確かにね。ってことはそういうことだよね。
やっぱいっぱいいると思うんですよ。っていう人に対して今回少しでも救いになればって話したんですけど。
ならなかったね。
まあすいません。
残酷な結論で終わりましたね。
あの頑張るしかない。
まあでも孤独を解消しようっていうよりかはもっと自分の考え方改めてみようかなみたいなきっかけになったらいいなと思ってて。
実際僕もチャットGPTとかを使って自分で勝手にカウンセリングしてコーチングとかして自分の考え方の癖に気づくようにしたりとか。
客観的に見れるだけでも全然違うと思うんですよね。
そうだね。僕全然そういうことやらなかったけどやっぱりヒラに言われてチャットGPTでそういうことやるようになってやっぱり気づいたこととかいくつかあったもんね実際に。
だからそういうのやるきっかけに笑ってくれてもいいかもしれないね。
そうですね。なのでぜひ孤独だよっていう人は僕と一緒に飲みに行きましょうと。
どんなオチだよ。
お便り待ってます。
そうですね。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
30:21

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