2025-12-17 37:41

#20-1 これまでの振り返り

コミュニティに参加したい方は以下の規約を読んだ上で、アンケートフォームに記入してください

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Advanced Therapist Discordコミュニティ規約


目的

当コミュニティはポッドキャスト 「Advanced Therapist」 のリスナーおよび理学療法・リハ関連領域に関心のある方々が、

1) 知識共有  2) キャリア相談  3) 相互支援 を行う場所です。

本規約は、参加者が安心・安全に交流できる環境維持を目的とします。


基本ルール

・敬意と礼儀

相手を尊重し、差別的・攻撃的・ハラスメント行為をしないこと。

・守秘義務・プライバシー

患者情報、機密研究データ、勤務先内部資料などは投稿禁止。

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・著作権・引用

引用は出典を明示し、著作権を侵害するファイル共有は禁止。

・広告・勧誘

管理者の許可なく営利目的の宣伝・マルチ商法・宗教勧誘は禁止。

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・法令遵守

日本国法および各国の適用法規、Discord利用規約に反する行為を行わないこと。


堀 寛史

https://x.com/hiromumi

田代雄斗

https://x.com/yuto_therapist

サマリー

第20回のエピソードでは、理学療法の歴史や教育、社会的要請を振り返ります。また、理学療法概論の改訂、マルチモビリティの必要性、国際的な基準にも触れています。このエピソードでは、理学療法における学会や教育の重要性、特にマルチモビリティに関する研究の進展についても振り返ります。学際的な問題や医学療法業界の未来に関する視点も共有されます。理学療法士のキャリアや給与、職業としての問題思考型の重要性についても触れ、医師との関係性や社会問題に対するアプローチが焦点となり、今後の変化にどう対応するかが語られます。さらに、セラピーとケアの違い、過去のエピソードを振り返りつつ今後の展望についても議論されます。

これまでの振り返り
こんにちは、田代です。
こんにちは、堀です。
Advanced Therapistエピソード20本目ということで、一応、ちょっと霧の良い20回というところで、過去の放送もいろいろ溜まってきたところなので、
一旦、これまでの流れというか、どんなことを話してきたか、みたいなことをざっと前半で振り返っていって、後半また、
Advanced Therapistとして、こんなこともしていけたらいいねとか、未来の向けずの提言みたいなことを話していけたらなと思います。
はい、よろしくお願いいたします。このAdvanced Therapistって最初に出したのは3月ぐらいでしたか?
そうですね。投資番号0が3月5日で、1が3月12日なんで、3月ですね。
なので、1年ではなく、だいたい10ヶ月経過の段階ですよね。
はい、そのぐらいですね。
その10ヶ月の間にいろいろ話してきた内容と、後はお互いにいろいろなとこで情報を得たり、変化していくものというものをまとめていくということですね。
そうですね。ざっとどんな話をしてたかというと、最初のあたりは、国内外の理学療法にまつわる歴史とか、運動器神経系内部疾患とか、結構進化疾患に当てはめた話もありましたし、
後は結構教育関係として認定専門の仕組みとか、理学療法、理学療法、学の違いとか学会とかですね、結構教育に関する話が投資番号10ぐらいまでは多くて、
そこから以降だとまた結構対応になってきて、文字と言葉のところとか、戦争だったりとか国際情勢みたいな話とか、
あと奈良伊沢さんの烈伝的な話とかですね、広く広がっていったような感じがこれまでのところでしたね。
なので、理学療法概論ですよね、完全に。だから、その理学療法概論っていうのをどういうふうに捉えるかですけども、
概論っていうのをコンセプトとして捉えたときに、理学療法というのがコンセプチャルにどんなものなのかというような話を比較的いろいろな情報を持ってしゃべってきてると思うんですよね。
改めて理学療法って何なのかというのが、この回の最終的にこの話した部分での結論なんかに持っていけたらいいかなとちょっと思ってます。
まさに今、理学療法概論の新しい版を作成中みたいな感じでしたっけ?
理学療法概論の改訂
そうです。石役出版からの出ている理学療法概論の第8版という、要は習い竿が離れた段階でのものになります。
まだ中身はあんまりこんな流れとかは言えない感じですかね。
言えないことはないです。僕は把握してないんです。僕自身を知ってはいますけれども、結構ね、中身は変わってきたというか書き方が変わっちゃいましたね。
これまでの第7版までは基本文章と図という形だったのが、図と箇条書きという風な今の教科書流れのところに、どうしても石役の方がそっちで打っていきたいというところで変化してきてます。
極力文章を使わないということですね。
そっちの方がわかりやすいからって感じですか?
そうですね。要はそれって世間的な流れなのか、チャットGPTとかジェミニもこれって教えてくださったら箇条書きできますよね。
確かに。
文章を嫌う人たちがやっぱりいるというところで、僕はチャットGPTセットで箇条書きを使うなという指示を出しているので、全部文章でくるんですけれども、
自分にとって読みやすいものが、理解しやすいものが何なのかっていった時に、多くの人が箇条書き。
要はノートだとかブログだとかサイトの作り方も文章をうわーっと書いてる人、あるいはXのポストとかも文章が書いてる人ってやっぱり読まれないんですよね。
直感的にやっぱりつかみ取りぐらいだからキーワードだとか、書いてる内容も一文で説明してきてしまう。
まさにそれはコンセプチャルなものになってきてて、美学療法概論という本もそういう形に変化しようとしている時代になってきました。
60年経って、次のステップに行くときにはそういうところも受け入れていかなきゃいけないという感じですかね。
なるほどですね。こういう何か概論的な書籍って、今は国内のっていう感じだと思うんですけど、国外の中でも決定版的なというか、まとめたものって何かあったりするんですかね。
よくよく考えてみたら、あんまり知らないですね。要はWPTとかがそういうのを結構サイトでしっかり紹介してるんですよね。
各大学、海外の各大学書家では必ず説明されていると思いますので、おそらくやっぱり大書みたいのがどっかにあるんだと思います。
今の質問を通して、今度ちょっと探してみようと今思いました。
それもあるといいですよね。国際的なスタンダードなもので。
そうなってきたときに、理学療法の違いを比較する上ですごく面白いと思うんですね。
特に今の日本の理学療法の段階というのは、職域の深さではなくて所得域の広さなんだという話をどっかの回でしたと思います。
特にまたつい先日、診療報酬改定に関する最新の情報が出てきて、どうやら回復期の理学療法、リハビリテーションにおける傾きが相当悪くなりそうだというような対策がされてるんですよね。
マルチモビリティの必要性
だからそのリハビリテーション業界においての職域、仕事の役割っていうのが変わっていく。
そうなってくると、理学療法という概念も影響を受けるということなので、結構な理学療法ができて60年、60年のところでいろいろな影響を受けてくる段階に入ってきたなというような印象です。
その辺もこのラジオだと結構その変遷とか、今後どうなるかなみたいな話はしてきましたけど、やっぱり救世機みたいなところが特に着目されてるというか、そこに集中してくるという感じなんですかね。
よく言うとそういうことです。悪く言うと、最も今人数がいる回復機のところにお金が行き過ぎてるということで、政府はそこの締め付けに入ったわけですね。
なので通常通りやってきた回復機のところは、例えば来年10人募集してたところにそんなにいらないかも。就職が弱い行政校はそういったところに頼ってたところが就職が厳しくなる時代になりそうだということです。
単純に言うと医学療法士の就職が絞られます。ただそれは一方的な見方で救世機の方はたくさん欲しいと言ってるわけですね。あるいは在宅も欲しいと言ってるわけですよ。だから要は川の流れが最終的に3本の川で流れで大量に流れてたところにダムが作られてせき止められるので、他のところに行かないと洪水を起こしますよということです。
そうですよね。なのでその辺は結構教育にも大きく影響してくるところかなと思いますし。
そうですね。教育者がそれをいち早くキャッチしてやっとかないといけなかったって情報自体はずっと流れてきたわけだから、その情報の流れをちゃんと取っている教育機関なのかそうじゃないのかの差が出てくると思います。
要は教え入れる人の人々を含めてそういった人を雇い入れているかどうかというところになってくるので。
あとはどうなんですかね。地域包括支援のシステムとかの話もありましたけど、地域に出てくる人も増えていくだろうなという感じですかね。
それを増やしたいと国はずっと25年前の介護保険を作った段階から言っているんですけれども、ここも看護、リハビリテーション、介護のバランスがあまり良くないんですよね。
特にこれも要は中小企業、すごくちっちゃな企業がたくさん乱立してやっているわけですよね。
だから街の一人店主のラーメン屋さんと、例えば来来店みたいにプランチャイズで増やしていくところで言うと、街の小さなラーメン屋さんはやっぱり弱いんですよね。
特に何が弱いかというと、ラーメンを作っている人間が病気になったら店を潰さなきゃいけないと。
特に在宅のところでは言うと、看護師が辞めてしまったらダメなんですよね。
理学療法士が辞めても潰さなくてもいいけど、看護師がいなくなって人数設定が合わなくなると、そこは廃業になっちゃうんですよ。
実際に、ここ最近はちょっと違うかもしれませんけど、訪問看護をやり始めたときってリハビリテーションニーズが高いんですね。
リハビリテーションニーズが高いから理学療法士増やして看護師が少なくなってダメになってくるようなケースというのが、昔から散見されていて、さらにそれが強くなってきていると。
だから理学療法士がどんどん在宅の方に出ていったところで、看護師が出ていかなかったら継続できないという問題がやはり変わらないんです。
なるほどですね。その辺でどうなんですかね。訪問が看護師じゃなくて理学療法士が中心になって施設立ち上げるとか仕組みも出てきたりするんですかね。
2011年の東北の震災のときに暫定的に特区として訪問リハビリテーションという概念ができたんですね。
今訪問リハビリテーションと概念は正確にはなくて訪問看護の一部としてあるということですね。
じゃなくて訪問リハビリテーションという言葉自体はPTとかOTとかSTが所長になってリハビリテーションを提供するだけの施設というのがトップで一回やったんですよ。
だけども全然それが継続されずに闇に葬られた感じですね。
それはPT協会との圧力があるみたいな話もいろいろあったみたいですけど、結果的にできていません。
今回のアドバンステラピーの前半だと運動器とか神経系とか内部疾患みたいな話があったんですけど、これも各領域でっていうよりはマルチで全体を見れるような形にしていかないといけないよねっていうのがこれまでの話としてはそんな流れですかね。
そうですね。マルチモビリティに対する対応というのが望まれている。これは医学療法士の職域というよりも社会的要請としてあるわけですよね。
医学療法士の学問という形ではなく、これは医療全般において対象者が変わっていったものにどういうふうに適応していくかというところの問いを突きつけられているということです。
だから運動器の専門とか神経の専門が悪いって言ってるわけではないんですよね。
そこもやれないと対象者が変わってきているので上手に適応しなきゃいけませんよという。
なるほど。この辺なんでまだ海外で見ていくと高齢化まだ進みきってないような国とかであれば各疾患ごとの専門性が必要かもしれないけど、
より高齢化してくると日本のようなマルチモビリティ的に複数見れるような人が必要になってくるだろうなみたいなことは提言として言ったりするんですかね。
そうですね。海外の場合はダイレクトアクセスが達成されているところっていうのは逆に専門性を深めていかないと客が来ないんですよね。
だけど日本の理学療法っていうのはダイレクトアクセスができませんので、ジェネラリスト要請の方が強く動いているわけです。
実際に旧世紀になるとこれはもう疾患を見ているというよりも症状を落ち着けるというような、その後に専門的なところに行きましょうとして回復があるという役割として位置づけられているので、
旧世紀のキャパが今後理学療法として増えていくんだとすると徹底的にマルチモビリティだということですよね。
学会と教育の重要性
だけどそれは自分が生計技科でスポーツをやりたいとか、あるいはウィーメンズヘルスで予防をやりたいとかっていう、それはそれでちゃんとやらなきゃいけないんだけれども、単なるニーズとしてマルチモビリティだということです。
なるほどですね。
あと学会とか教育みたいなところの話もあったんですけど、そこだとさっきの高齢者のマルチモビリティだけじゃなくていろんな領域があるかなと思いますし、
そういう学術として深めていく意義はもちろんありますよね。
なかなか難しいところが最近あるなと思うのが、どういう難しさかというと、各学会領域で強い大学があるんですよ。
そうなってくると、その強い大学がやってる研究が主たる研究になってくる。これをすべての学術領域に理学療法のみならず言えるところなんですけど、
例えば、すごい離島でしっかりやってる理学療法士の人が、例えばウェブの大学院に通って学位を取って、そして離島の話をしていくっていう時に、当たり前ですけどそれはメインストリームにならないんですよね。
それがもちろん評価されるという学会もたくさんあるかもしれませんけども、メインストリーム自体というものを作っていくのは、一人の理学療法士というよりはやっぱり大学になってくるので、
その大学に近づいておくということがどうしても必要になってくると。
そういうところをどこまでみんながメタ認知して、小さなすごく面白い学問領域というか、発表とか論文というのを拾い上げれる能力を持ってるかですよね。
理事会にしろ運営会議、例えば学会を運営しますとなると、その運営の仲間っていうのは知り合い同士でやるわけですから、そうするとそれに偏ってきますよね。
学会の理事たちももちろん幅広くいるけれども、仲良し同士で話していくと考え方っていうのは凝り固まってくるわけですよね。
それが神経だったら神経、運動器だったら運動器、他の領域だったら他の領域という形になってきますので、そこ同士が今度文庫を開いて一緒に活動するという機会が少ないんですよ。
小さな学会に小さな学会が入って共同開催はするんですけども、運動器と神経が共同開催することはなかなかないわけですね。
だけど両方聞きたいんですよ、みんな。神経系の人の膝の痛みの話もしたいし、脳卒中の人のTKの話もしたいわけですよね。
だからそういった学問の横断的な問題というのが今の医学療法業界に確実にやらなきゃいけなく、やられてないからこそ闇を落としているというふうに僕は捉えています。
学問の横断的問題
なるほどですね。その辺の学会の歴史とかも見ていくと、最初は統一的なものがあったかもしれないですけど、だんだん細分化されて、どんどん新しいものが増えてという感じだと、
どこかでまたそれを統合していくというか、新しい組み合わせを作っていくみたいなところが必要になってくるかもしれないですね。
それを本来は学会連合が学問として統合しなければいけないんだけれども、あんまりそんな感じはない。ただ来年北海道で7月に全学会を集めた第1回の学術会議を行いますので、そこがチャンスかなと思います。
だけどそういった学会って、一般円台の発表がないんですね。一般円台の発表がないと、一般の理学療法士の方は出張で来れないくて、全部辞儀になるんですよ。
なるほど。
だから参加に関する問題が出てくるという、無理にでも一般円台を出して、ポスター全部ポスターにして、出張で来れるようにすればよかったのいいと個人的に思ってるんですけど。
なるほど。そうすると結構学会の上層部だけの交流になりがちっていう。
そうです。ほとんどの学会の議事だとか、有名どころの人の講演があって、だから飲み会も全部どっかの議事だけでやるっていう会議になる。それはそれで価値はあるかもしれませんけど、一般の人にどこまで参加するためのアクセシビリティを良くするかっていうところはあまりちょっと見えないですね。
なるほどですね。
なるほど。
そのセラピスト自身とか、学会とかそれぞれいろいろ歴史大変遷とか課題とかも話してきましたし、このアドバンスセラピストだと直接セラピストには関係なさそうな、かなり広い話もしていったところはあるんですけど、そこも学んでいったほうがいいんじゃないかなっていう意図っていうか、森先生考えてるところとかって何かありますかね。
これはかなり偏った考えになりますけど、自分自身が哲学を研究している、あるいは人文知がわの知識が好きだっていうところで、その人文知がわの話ができる人がおそらく少ないであろうと。
だから、手前味噌ですけどそういった話をして、聞いてもらいで何か変わるものがあるんだとすると嬉しいなっていう発想なわけですね。
それを奥ゆかしくずっと喋っててもしょうがないので、ちょっと人文知いいですよみたいな感じでずっと喋ってるというのが本音ではあるんです。
実際にその人文知がどこまでの価値を見出すかというのは正直わかりません。
だけどその理学療法というのはどうしても科学でありつつ、熱学というか人を対象にするものなので、人というものは科学で現状ではまだ割り切れないところがあるので、
人の部分というものにフォーカスを当てるっていう、あるいは人の部分に困っている人たち、セラピストたくさんいるんだと。
なのでそれを人文知の視点で幅広い解釈、あるいはメタ認知、あるいは概念として知らせることの価値はあるかなというところで、宗教だとか清掃だとかあるいは政治だとかそういったところも話してますということです。
リハビリテーションと社会情勢
なるほどですね。
あと何か話してて思ったのは逆にすごいミクロな遺伝子とか細胞とかその辺の話あんまりしてないかなとか思ったりして、その辺もそういう専門の方を呼んできて話すとかそういうのも言語は意義ありそうな感じですか。
そうですね。基礎研究、いわゆる宇宙の話ばっかりするんではなくて、量子力学の話をするというような物理学における潮流みたいなことはやるべきだと思うんですよね。
本当に専門的な人が僕らのところに降りてきて話してくれるというのは価値があるなと思う反面、そんな人って誰がいるかなと今思いつかない。
理学療法師じゃなかったらいるかもしれないですよね。理学療法師でそういう細胞だとかあるいは物理レベルの話をしてて、ここに来て喋ってくれる人って誰かいるかな。
すいません、全然今思いつかないですね。
リスナーの方でこの人面白いんじゃないですかっていう人がいれば是非ご意見いただきたいですね。
声隠れる可能性はあるんですよ。なのでこの人の話を聞いてみたいとかっていうような、是非ご意見をいただけるとすごく嬉しいです。
そうですね。あと奈良伊佐夫さんの話とかもあったんですけど、やっぱりレジェンド的な過去の偉人というかそういう系譜みたいなことを話してもいいかなと思うんですけど、こういう人を取り上げるといいかなみたいなのって何かありますかね。
そうですね。烈伝の話が本当にできる人たちってすごい少ないんですね。つまりそれは自分が本当に知っている人ではないので。
あともし確実にできるとすると、日本の都市療法の大家であるですね、砂川勲という人が今もう90枚85を越してるはずなんですけども、その人は相当破天荒なんですね。
その破天荒ストーリーを話せると思います。なぜどういうふうに日本の都市療法が発展していったかの中心って言ったら怒られるんですね。
つまり中心って言ってくると日本独自の例えばAKAとかSJFとかっていうのがあって、そこではなくむしろ海外からちゃんと日本に正しいコンセプトを持ってきた人なので、
それがどういうふうにそこを持ってきたかとかっていう話はできます。元上司なのでよくそういった話ができるところですね。
なるほどですね。
すごい面白いですよ。中卒で大学教育生になるって人なので。
それは楽しみですね。
砂川勲烈伝をやりましょう。
あとはどうなんですかね。自分たちが理学療法士なんで結構理学療法系の話が多かったですけど、OT、STとか大領域の話だったりっていうのも取り上げたり、それも誰か話せる方がいれば一緒に話すみたいなのもありですかね。
ぜひ特にOTと話をしたいんですよね。OT領域の中でちゃんとそのOTのことをある程度概念的に説明できて、そしてそこである種批判的にぶつけ合うってすごい重要なんですよ。
だから融和するっていうことは多分どっかでいろいろやってるんですよ。そうではなくてこれってどうでしょうってお互いに変化ではなく意見をぶつけ合って、PTとOTの目の前のフィルターっていうのはここにあるし、だけどこことこの部分で法律上もそうだけどほぼ一緒だよねとかっていうお互いにとってのその領域をちゃんと見ていくっていうのはすごく重要な機会だと思うんですよね。
そういう人ちょっと探してみましょう。
そうですね。なかなかそれも軽々な人っていうかきっちり話せるって言うと難しいかもしれないけどぜひ話していきたいですね。
多分いるはずなんですよね。むしろOTの人たちっていう方が自分たちの領域に対する問いを立ててやってる人たちっていうのが多いみたいなので、そういう方をちょっと、もしおられたらこの人どうですかっていう人も推薦ください。連絡してみようと思います。
あとはまたもうがっつり医療として医師の方とかも一緒に何か話していくとまたリハビリテーションと医療のつながりというか、またそこの違いみたいなところも話していけると良さそうですかね。
そうですね。知り合いのお医者さんいますけど彼臨床科じゃないしな。道のあたりで、でも臨床科の方と喋ったほうが良さそうなので。これもなんかね面白そうな話になり得るなとは思うんですけど。
これもね、むしろパッと出てこないですね。医者領域って広すぎてリハビリテーションを呼んで良かった良かったっていう話ではないと思うんですよね。
医者から見る医学療法士の極端に言うとどこをバカにしてるかとか、どこをリスペクトしてるかとか、そういった話を聞きたいのは聞きたいですよね。
そうですね。これも特定の科だけじゃなくて、全体的な構造としてというか、全体感を持って話せると良いかなと思うんで。ちょっと考えていけたら良いですかね。
そうですね。
あとはどうなんですかね。途中で働き方的なところで自分の事例もちょっと取り上げたりとかもありましたけど、やっぱりセラピストの領域とか医療とか制度の中だけじゃない他の幅広い社会情勢も含めた働き方の話みたいなこともできてもいいかもしれないんで、そういうのもありますかね。
そこは今後もっと深めていくことがリスターの人に望まれているような気もするんですよね。つまり、理学療法士として理学療法を持とうとするような人たちっていうのが、すごく状況的にネガティブに捉えられている時代に入ってきたわけですね。
キャリアの課題
それは一つは単純に給与の問題。あとはキャリアとして出世の問題となった時に、理学療法モデルっていうのが相当弱いコンテンツになってきていることは事実なんですよ。
もちろん、アリューというか、その人の能力が認められることによって、例えばこの前もお会いしたのは、病院の理事長直筆の事務局長の上みたいな形で、経営企画本部の理学療法士の人とかいるわけですね。
そういう人たちっていうのは、理学療法士とはもらえないような給与というのは必ずもらえますし、理学療法士だから入れたのか、その人だから入れたのかというのは正直わからないところはありますけど、その人がそういうキャリアを得るために大学院進学してMDへとってとかということをされているわけですよ。
そういうようないくつか違うパターンの人たちもいるわけですよね。それって病院に1人だけでいいわけです。100人いる理学療法士の1人の話をするのか、50人ぐらいがこういうふうになっていけるんじゃないかとかっていうような、誰に対してどういう話をしているのか。
これを聞いてくれる人は多分100人のうちの1人でいいと思うんですけども、将来的にもうちょっとその広げようとしたときに、100人のうちの50人に刺さるようなプランニングっていうのを出していかなきゃいけないかなと思ってます。
そうですね。それも以前どこかで構造的な課題として昇級する課長とか部長とかの国の人数とかっていう話もあったかなと思うんで、それは本当に全体的な構造が変わらないと難しいところでもあるかなと思いますし。
かつ構造が変わらない中でどうやって調整しているかですよね。
それが例えば理学療法の平均年収が例えば400万ちょっとだとするときに、500万稼ぐ人、600万稼ぐ人、そして1000万稼ぐ人の違いが何かっていうのをある程度明確にしていく。
実際にその1000万以上稼いでる人たちってまあまあいるので、そういうのがどういうことなのかということを一番話せるかなと思います。
なるほどですね。そうですね。あとは行政の方に関わっていったりとか、政治としての動きをするような人も出てきてるかなと思うんで、その辺もまだもうちょっと話していけるテーマかなと思いましたね。
本当に例えば今、全体のまとめの中でそこを話さずにどっかで一個話した方がいいのかもしれませんけど、理学療法士っていうのはやはり問題思考型の仕事なんですよね。
これがこのまま薬剤師の人と喋ってて、薬剤師っていうのは問題思考型の能力はあるが職業として問題思考型ではないんですよ。
つまり評価をしないから。今の薬剤師の方っていうのは医者が処方する。
例えばロキソニンという痛みの止めを出したときに、なんでロキソニンを出しているんだろうという、定期的にそのデータを読んでいくんですよね。
これは正しかったっていう、ある種の諮問機関として仕事をしているの。
でも理学療法士っていうのは、全部自分でデータを読み直して取り直して、自分で問題点を作って、そして自分で処方していく役割なので、
この辺の能力って社会においての常にどんな会社でもどんな行政でも、この問題思考型の見栄えるPDNですね。
プログラムベースドラーニングをやっているから、それを汎用的に使える人たちは強いんですよ。
ということは行政もそうですし、社会会社でもそうですけど、そういったものを訴えかけていけるということは必ずあると思います。
それを我々は理学療法士論という形で体制しようとしているわけですけど、そのプロセスそのものは別に環境問題でもLGBTQの問題でも同じように扱えるはずなんですよ。
そこは強く、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士における絶対的な強みだと僕は考えています。
そうですね。やっぱり思考過程みたいなところとか臨床推論とか因果推論みたいなところかもしれないですけど、そこは今後の世の中に必ず重要になってくるところかなと思うので、
モノトセラピスト以外のところでも、もっと若い年代からでも学べるといいかもしれないですし、広げていきたいと思いますね。
そうですね。なので医師とセラピスト以外は基本的にその思考過程はしていないんですよ。
一部看護がフィジカルアセスメントでリスクマネジメントのところで入ってはきているんですけど、アウトカムが違うんですよ。
医師と理学療法士は退院して健康に過ごすことがアウトカムなんですよね。
だからアウトカムっていうものをすごく長い時間のスパンで見ている職業であるということは、いろいろな問題を幅広く複雑に考えていかないといけない職業なので、
しかも例えば、理学療法士の上位母官が医師ではなくなってきているわけですね。
昔はそうあったんだけども、医師はリハビリテーションの概念をほとんど気にしていないので、専門職としてその部分を世界的に見たらやっているわけですよ。
ということはすごく単独の、業務独占はもちろん取れないんでしょうけど、概念的には業務独占的に自分は問題思考型のことをやっているということが言える職業だと思っています。
その辺も、理学療法士だと医師の指示のもとでっていう言葉がすごく強く残っているというか、考えている人もいるかもしれないですけど、歴史的に見ていくと、
視覚障害の方もその領域で働くところからそういうふうな言葉になってきたとか、結構そこが自分たちの新しい考えを抑えてしまうところになっているかもしれないんで、
そういうところもうまく解釈し直しつつやっていけるといいかなと思いますね。
そうですね。なので、変わらないというふうに考えるのではなくて、変えるためにはどうしたらいいかっていうエッセンスとして、我々が情報提供しているということですね。
未来の展望
そんなこと言ったって無理だよっていうふうなスタート地点に立たない。それは患者さんはもう治らないっていうスタート地点と一緒なので、
そうではなくて、我々、医学療法士っていうのは多くの情報から推論して、そしてアプローチしていく職業なので、社会問題に対して、
自分たちが置かれている問題に対しても、やはり生産性を持って考えていくっていうことができるであろうと、
そしてしていかなければいけないっていうことが、このアドバンスのセラピストでずっと話していることだと思うんですよね。
そうですね。だいぶ幅広く話して、1回の回も長いので、なかなかみんなにお勧めするのは難しいかもしれないですけど、
そういうところ一通り学んでいくと、新しい考えっていうのはしやすくなると思うので、今回20本でまとめているところですけど、ぜひ過去回も聞いてほしいなと思いますね。
そうですね。ぜひ過去回を聞いてください。そして、聞いて、そうなんだではなく、それってどうなのっていうのはご意見を。
例えば、ディテールの年代が間違ってますよとか、名前が間違ってますよ、それはご自身の中で、あいつまた間違えてたと思っていただければいいと思うんですけど、
本本的な考え方の違いのところに議論をしたいわけですよ。
それってそう言うけどなかなか難しいじゃんとか、それってだいぶ解釈が違ってますよとか、そういうのを投げかけてもらえる方が個人的にはすごく楽しいんですよね。
反論をするというよりも、反論論爆というよりも、新しい可能性をぶつけ合いたいということがありますので、それが人文知恵の強さなんですよね。
だから人文知恵を達成するためにはぜひ反論が欲しいと思ってます。
シュンとなってるかもしれませんけど、次の回の時にすげー反論が来てシュンとなってますかもしれませんけど、それはそれで受け入れてちゃんと喋りたいなと思ってます。
そうですね。以前も宗教の話もあったんですけど、自分たちがもうこれだって言って押し付けるわけでもないですし、ぜひ建設機に議論してより理解を深めていきたいなと思うので、
ひぼう中傷的な反論は嫌だなと思いますけど、ここは間違ってるんじゃないかっていう批判的な意見とかは全然ありかなと思うので、話していきたいですね。
ぜひぜひ。ひぼう中傷が来たらそれはそれでまた受け入れます。
どうですかね。一応投資番号20本くらいっていうところですけど、特にここの話は印象が残ってるなみたいなことはありますか。
それこそ本当に僕自身は自分が喋った内容というものを聞き直して理解しているタイプの人間なんですね。要は自分は熱心なリスナーなんですよ。
喋ってみて面白かったなぁということよりも、聞いてみて確かにそうだなぁとかっていうのは、自分がものすごく強く主張している時にこの人えらい強く言うな、
例えばインテージャーとか大学院とか結構強めの主張をしてたりだとか、第1回目の時に、第1回目確か対面でやってるんですよね。
その時の聞き方とZoomの聞き方が全然態度が違うんですよ。
で、その第1回目聞いた時に僕めちゃくちゃ田代さんに質問するんですよね。それがなんか今聞くと嫌なやつだなと思ったりとかしました。
だけどあれ対面でやってるから表情を見ながら、まあ第1回目ということもありますけれども、人っていうのはやっぱり対面って大切なんだなぁとか色々考えるきっかけになりました。
でもそれ以降はお互いが喋るタイミングっていうのを間を持ちながらやってるわけだから、本当に収録的なんですよね。
でも1回目の時ってあれ3本ぐらい撮ったんでしたっけ。
そんなぐらい撮ったかもしれないですね。
あの時は本当に普通に居酒屋で喋ってるような感じがあって、僕はあれはあれでもう1回やらないかなと思ったんです。
一旦、最近はオンラインで収録が多いんですけど、直接やったりとか、ニーズがあれば公開収録的に聴衆もいる中で話すとかもありかもしれないんで、やり方も色々検討していけたらいいですね。
本当それこそ推論学会とか時間があればね、公開収録を推論学会にしてもいいかもしれませんね。
まあだけどどんだけの人が来てどういうニーズがあるかちょっとわかりませんが。
それが例えばこのラジオが常時1万人聴いてて、そのうち500人集まってくれるとかだったら価値はあるでしょうけど、
なかなかそこまでのコンテンツには育たないので、相当ニッチェルとも言ってますからね。
今後のやり方は対応検討という感じですけど、一応今収録だけじゃなくてノートの記事として要約でまとめたものもありますし、
いずれ今回はちょっとまとめ的な収録ですけど、テキストだったりでまとめたものもあってもいいかなと思うんで、
まさに理学旅行の概論とかでまとめているものにはなるかもしれないですけど、そこでも触れてない内容とかもあるかもしれないんで、また整理していけたらいいかなと思いますね。
本当に新書としてそのライトな感じでどこか出してもらったりとかするような出版社があったらすごく助かりますけどね。
セラピーとケアの違い
教科書とかいうようなでっかいものにしてしまうとちょっと編集作業も大変ですし、だけど新書でなんかこんなのやりますみたいな感じでできたらいいなと今ちょっと聞いててというか、そもそもそういう話だったなということを思い出しました。
そうですね。言いながらやっぱりケアみたいな言葉が結構多いかなと思うんですけど、セラピストはケアっていうよりもやっぱりセラピーというか変化を促すような領域かなと思うんで、そういうところのなんか自流もあると思いますけど、そこには流れがそうなってきたら結構こういう話は面白がられるかなと思います。
本当にその通りだと思います。
今回はちょっと20本目ということなんで、全体を振り返っての話でしたけど、まだまだ引き続き今後もいろいろ話していけたらなと思いますし、ぜひ興味持ってもらった方は過去回も聞いてもらえたらと思います。
ありがとうございました。
ありがとうございます。
37:41

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