今回も映像制作会社株式会社きらめき、代表取締役社長石井義樹さんをお招きしてお送りいたします。それではどうぞ。
まあ、そこで考える中で、今回このゲストの中でプロデューサーの方を迎えるのが初めてなんですよ。
これまで生っぽい話っていう制作とかね、そこのドッコって話も色々ありましたけど、
でもクリエイティブの人にコピーってなんすかとか、プランナーってなんすかとか、どういう仕事をするんですかっていうのをいっぱい質問させてもらったんですけど、
プロデューサーの方に話を聞くのはこれ初めてのことなので、これ石井さんが考えるプロデューサー論というか、石井さんが考えてきていたこの前の経験則として、
プロデューサーって何なのよっていうような話をちょっと聞きたいなと思ったんですけど、いかがでしょうか。
僕が考えるいわゆるプロデューサー像というか、プロデューサー論って大きく2つあって、
1つはプロデューサーってどういう人かなって考えた時に、特に広告業界では間に入る人なんですよね。
要するにインビツインの人というか、クライアントさん広告代理店さんがいて、プロデューサープロダクションがいるじゃないですか。
一方でこっちが雇う側の方々、例えば監督とかカメラマンとか美術の人とかヘアメイクスタイリストとか。
その人たちとどうやってうまく、例えばクライアント代理店が考えていることと、
じゃあ例えば企画でも何でもいいんですけど、つなげていくかっていうことが重要で、
一番昨今予算も少ないとか、スケジュールもタイトだってなった時に、そこを省くんじゃないけど、
セキュララに全部伝えた方が楽なんですよ、プロデューサーって。
要するにこんなことクライアントがやってる、お金はないんですよとか、スケジュールもなくて、
例えば人によっては僕らはしないですけど、クライアントとか代理店のせいにする方もいるでしょうし、
そういうふうにして全部伝えちゃう。
でもそれは伝えていいこともあるんですけど、伝える必要もないこととか、伝えてよくないこともあるんですよね。
なのでさっきも言った間に入ってってどういうことかっていうと、ここでお金をいただくわけじゃないですか。
ここでお金をいただくってことは、その間に入って円滑に、この関係値がうまくいくようにしなければ、
じゃあ代理店とかクライアントが直接監督に頼めばいいしってなってくる。
じゃあ何のためにこのプロデューサーいるの?って言ったら、よりその仕事をよくするためにいるわけですよ。
よくするっていうことは、例えば全然わからない人がクライアントさんにいて、
すごく失礼なことをそのまま伝えると失礼なようなこととかもなくはないわけですよ、監督にとっては。
監督が大御所だったりとかもしても。
でもそれをそのまま伝えるんじゃなくて、言ってる内容をうまく変えたりとか、
もしくはそれを言う前に一回クッションを置いて、これこのまま伝えると多分うまくいかないと思うんで、
こういう伝え方はありませんかとか、それをあえてまたお戻ししてみたりとか、
例えばクライアントとかであればいい。
なぜならそのまま伝えたら絶対に揉めたりとか、うまくいかないようなこととか当然あるので、
そのために間に入ってると思うんですよ。
その間に入ってる意味をちゃんと考えるというか。
それはお金も全部低めですよ。
例えばお金はない、でもお金がないけどここの企画が面白いから、
僕がちゃんと責任を持ってプロデュースするから一緒にやってくれないかっていう依頼もしたりしますし、
監督カメラマンに。もちろんお金はもっとなるべく押し払いはしたいですけど、
でもそれ以上に払えないものは払えないので、
じゃあこんなスケジュールでこんなことだけど、こんないい企画に僕ら一生懸命してるから、
一緒に仲間になってくれないかみたいな言い方をしたりとか、
逆に言うとクライアントさん、ダイレクトさんにはこれは当たり前じゃなくて、
本当にこんな金額で受けてくださるのは、この企画が良かったり、
このクライアントさんの商品が良かったり、この座組が面白いからやってくれたりしてるんだよっていうのを
あえてちゃんとお伝えするようにしてたりとか、
何だったら監督のギャラが例えば半分以下になってるっていうことをあえて提示したりするんですよ。
僕は例えばお見積もりで、本当だったらこの監督はこんだけなんだけど、
こんだけねびいてくださってるみたいなことまでちゃんと提示しないと、
逆にまた同じ仕事でできると思われるのも、お互いに僕らも困るし、
彼らも困ると思うので、あえてそこをちゃんと提示させていただいた上で、
今回は特別にやっていただいてるんですっていうのをあえて伝えるようにしている。
特別にやっていただいてるから何でも飲んでくださいってお互いに伝えてるつもりもなくて、
最低限お伝えしないことはしなきゃいけないし、ここも省く人いるみたいで、
例えばクリエイティブディレクターの人が、これは監督に絶対撮影まで前に伝えといてくれ、
大事なことだからっていうのを言いにくいことだったりすると、
言わない若手のプロデューサーとかいるらしいんですよ。言えないから。
当日あれ伝えたって言った時に初めて伝える人とか。
それはもうプロデューサーじゃないんですよ。
プロデューサーっていうのは揉めそうなこともひっくるめて解決する人なので、
これが僕が思っているプロデューサーの一つ目。
もう一つは、これがプロデューサーの僕の醍醐味だと思うんですけど、
この人とこの人をつなげたら面白いよねっていうシナジーとか、
それって僕、今マネジメントにも繋がっているんですよ。
この人、うちの会社にいて、引き入れて、
いつも近くにいて仕事できればおもろいよねっていうのを思っている人たちを
マネジメントしているつもりで、なぜなら自分たちが売りたいから。
同じで、それはありとあらゆる場面にあると思うんですけど、
わかりやすく言うと、CM的に言うと、この監督とこの初めてのカメラマンをつなげたら面白いよね、
じゃあこの広告代理店のこの面白いクリエイティブディレクターの人に紹介したら、
もっと面白いシナジーが起きるんじゃないかとか、
強烈なエネルギーになって消化するんじゃないかとか、
そういうことを常に考えている、仮想でイメージしているのが楽しくてたまらなくて、
それを実際に形になって、実際そういうものができたら、
うわぁ面白いじゃん、やっぱりみたいなのが醍醐味だったりするので、
それはプロデューサーの醍醐味で、プロデューサー論の僕が持っている2つのうちの1つかなと思いますね。
なんかその2つって、今お話しかかって近いなと思ったのが、
やっぱり慣れてくると、同じスタッフの人たちとやっていくと言いやすくなってくるじゃないですか、
注文しやすかったりとか慣れだったりとか、やりやすくも当然なってくるんですけど、
それと新しい人たちをくっつけるのって、どんどんチャレンジしていかなきゃいけないこと、
より過酷な環境の中で自分を置いていくことにと思うんで、
結構土芯とか、土芯構えててほしいけど、
同じ人たちでずっと同じよく仲良くやっていこうねっていうのは、
ちょっと石井さんの中では違うかなっていう。
同じ人たちでやっていくっていう良さもめちゃくちゃあるんですけど、
僕はあえてその道は選んでこなかったですね。
そうですね。
30代40代の頃は特にチャレンジばっかりしてましたね。
だからこういう面白い人がいる、この人はやったことは実はありません。
だけど責任持って必ずちゃんとプロデューサーとしてやるのでって言います。
ここは多分誰も、僕が今まで思ってた上司の人も誰も言わなかったです。
それは怖いし、責任お前言ったじゃんってことになるので、
ほとんどの人は僕が尊敬してるようなプロデューサーのかつての上司の人とかも、
広告誰てんに選ばせるというか、監督のそういう人がいます。
で、どの人もやったことがあります。
良い人です。どうしますかってなった時に、
全然違う第4ぐらいの候補を言われて、
この人はやりたいんだよねみたいなことで選んだことがあるんですよ。
その時に僕の上司のプロデューサー、当時の上司のプロデューサーが言われたのは、
CDが言ったから、もちろん俺たちは頑張って監督と一緒にものづくりするけど、
最終的にはCDが言ったからさみたいなのをおっしゃってて、
その裏側には最終的に何かあっても俺たち責任ないよねみたいなことを
おっしゃってんじゃないかなってちょっと思っちゃって、
で、僕は違うなと思ってて、
この人を嫌だったら、
すいませんこの人はやったことないから選びませんって言われて、
跳ねつけることもできるわけですよ、プロダクションとして。
それを選ばなくて、迎合するってことは、
その人に何か問題があっても責任を取らないといけないのがやっぱりプロダクションだと思うので、
向こうが出してきた提案かもしれないけど、選ぶのはこっちの問題でもあるというか。
だから僕は逆にそこはあんまり、そういう場合もあるんですけどなくはないんですけど、
こっちがなるべく選ぶようにしてて、
それは外国人の監督、日本人の監督、それぞれのリスクとかメリットっていうのを全部お伝えして、
で、金額とかスケジュールがちょっとずつ違えばそれも全部提示した上で、
どうなったりしますかっていうことを言ってるんですよ。
それを同じようにラリテンさんにもし提案する場合は、
クライアントさんにも提示していただいて構わないし、
必要だったら僕は説明しますっていう感じでやらせていただいているので、
それでも埋めたことは多分ないですよね。
結構怖いですよね。
知らない人の責任を取るわけじゃないですか。
言ってしまえば。
めちゃくちゃ変な人の場合もいっぱいあるし。
その人の言動が責任になってくるわけじゃないですか。
あります。
逆にそれを思ってて、こっちも思ってて、
例えばラリテンさんとかクライアントさんも同じことを思っているケースがあるとするじゃないですか。
そうすると、申し訳ないけどその監督が辞めてもらって、
僕が監督したこともあります。途中から。
それは何が目的かっていうと、その監督にお願いすることが目的ではなくて、
その仕事が誰が監督やってもいいわけじゃないですか。
いいものさえ作れれば。
クライアントにとってのいいものって何って考えたときに、
その監督がもはやいることが障害だと感じれば、
その障害は取り除く必要があるって考えるタッチですね。
そこはある意味臨機応変さ等ですよね。
そうですね。
一番最初プランニングしてたように、ディレクターでやろうとかっていうことが最初にあったけど、
状況を踏まえて変えていく。それは進行していく上で大事だから。
そうですね。
最後に石井さんが取るっていう。
あれもありますよ。
状況のカードもあるんですよね。
あります。やっぱり外国人の監督とやるっていうことは、
多分にあるというか、多分にあっちゃいけないんですけど、
もちろん最近は責任を持ってもらうようにとか確認して、
例えば日本で編集やり直しとかするときも、
必ずその編集を確認して、どう思うって確認はしてますし、
音楽変えたりとかもよくあるんですけど、
監督はこれがいいと思ってるけど、クライアントはこっちがいいとか
誰かがこっちがいいっていう場合に、申し訳ないけどこの音楽を作らせていただいて
変えるよというのは全部承認は得てますし、
オンラインとかもちゃんと細かくチェックしてもらうことは多いんですけど、
ただそうじゃない、アメリカがそういうね、どっちかというとオフラインで終わるとか
撮影で終わるっていうケースもある国なので、
そういうことを考えると人によるんですよね。最後までやりたいっていう人も。
やりたいって向こうが言ってる場合もあるし、
いやもう任したっていう人もいるし、
だからそういう人によるけど、その体制をこっちが取ってないとダメで、
その時に誰かまた違う監督を雇ったこともあるんですけど、
編集以降で、日本の監督とかあるんですけど、
それが100%正しいかどうかもプロジェクトによるんですよね。
結局一番近くで見てて、一番やり取りをしてて、
撮影まで行ってるのは僕だから、
僕以上に詳しい人はいないから、
結局自分でそこまであればできちゃうし、
もちろん僕が監督で今までCMとかミュージックビデオを何本もやってきてるんですよ、実は。
なのでそういう経験値もあるし、できなくはないんだけど、
ただその人に頼んでるってことは、僕が思いつかないような演出力があるから頼んでる。
自分が想像してるものを超えてきてもらわないと。
超えてきてもらうってことです。
だから超えてきてもらえるだろうと思う監督を頼んでるし、
実際超えてきてくださってるので、
それはそれでハッピーだし良かったなと思うんですけど、
そうじゃないケースの時には、ちゃんと納品しなきゃいけないっていうことになるんで。
ただそれも適当なものを納品したくないので、
ギリギリまで粘って、一番その時にベストと思うものを納品させていただいてるってことです。
でも最近石井さんは、いろんな方たちと交流。
CDも含めて、クレイティブの人も含めて、クライアントも含めて、いろんな交流をしてると思うんですけど、
若い人たちも。
若いプロデューサーたちも。
そうそうそうそう。
あります。
やっぱりそれって石井さんの今の業界というか、航空業界26年目選手として見て、
プロデューサーとしてのタレント性と、自分とは26年選手とはまた違う彼らの佇まい、
仕事のさばき方ってあると思うんですけど、
今語っていただいたようなプロデューサー論とは、また違う若いプロデューサーの気になるところっていうか、
自分とは違うところで器用なのかな?わかんないけど、そういうところって関係者にする部分ってあったりしますか?
なんかその、ちょっと手前の話をさせていただくと、プロデューサーになりたいっていう人が減ってるんですよね。
PMはいいけど、その後プロデューサーになりたいっていう、プロデューサー像っていうのが昔とちょっと変わってきてるっていうのもあるんですけど、
どっちかというと、特に大手とか見てるとプロデューサーって、仕事取ってくることが基本メインで、取ってきたら後は部下に任せるっていう人も多数多いし、
どっちかというと営業部長みたいな感じに近いというか、一緒にゴルフ行ったりご飯行ったりとか、それがどうしてもメインになってて、
仕事作りしてるトップのプロデュース、いわゆるさっきのね、お話してたプロデューサーとしての醍醐味とかを知ってる人が多いと思うんですけど、
そこよりも多分会社的にも数字作れってもちろん言われるので、まずそこにどうしても行ってしまう。
取ることに喜びを感じてしまうということになっているがゆえに、全員じゃないですよ、でもなっているがゆえに若い人が目指さない職業にちょっとなっちゃっているのかなっていうのがすごくある。
僕も経験あったので、思いますね。プロデュースしてるっていう人って本当に限られている。
制作からの見方ですけどね、広告代理店の人から見たらプロデュースしてくれてると思ってると思うんですけど、現場の人、そういった現場PMそうです、
ディレクターとかカメラマンも含めて、この人プロデュースしてるなって思える人って本当に数えるぐらいしかいらっしゃらない。
考えると魅力的ではないなと僕は思ってた時期はありましたね。
そうですよね。だからそこをまず本当は正していかなきゃいけないというか、もちろん取ることも醍醐味だし大事なんだけど、
その先にそれをどうやって、さっきの話じゃないですけど、誰と誰をつなげて、どういう新しい人なり入れてとか、なんでもいいんですけど、
そのプロジェクトに何が最適かって本気で考えて、全員が考えてないとは思ってないですけど、考えて真摯に取り組みながら、
一般の営業はリピーターを増やすことなので、そのリピートをちゃんと会社と会社の繋がりとか大手だからとかじゃなくて、
この人だからお仕事お願いしたいっていうのがやっぱりプロデューサーだと思うので、そういう方がもっともっと増えればいいのにな、
今はいないわけじゃないですよ、一定数いらっしゃると思うんですけど、そういう方が若手にも広がっていけば、
そのさらに若手のPMの子たちは、ああいうプロデューサーになりたいなって思うと思うので。
色が大事ですよね、プロデューサーこそ。
色が大事なんですよ。
めちゃくちゃ大事だと思います。
これから若手のプロデューサー方々っていうのは、もうちょっと色出してきてほしいなっていう思いを。
そうですね、それはうちの若手プロデューサーにも通じる話だと思うんですけど、どこがということだけじゃなくて、
仕事とプライベートって本当に境目ない仕事じゃないですか、これって。
おっしゃる通りです。
僕それが好きでやってるんですよ、どっちかで言うと。
でも今の働き方改革とかの話も含めて、仕事とプライベートを分けろって言われてるわけですよね。
もちろん経費とかも含めて分けないといけないですよ、分けないといけない。
でも、どこまで行っても仕事か仕事じゃないかっていうグレーゾーンが楽しい仕事なんですよ。
そのグレーがいきなり白になって黒になったりするわけですもんね。
そうなんですよ。
これが仕事に生きるとか、これがプライベートに生きるとかもそうですもんね、出会いが。
そうなんです。
だから、例えば営業するにしても、クレデンシャルさせてくださいって言って、
オンラインとかでクライアントに行くとか、打ち合わせさせていただくとか、
クライアントに会いに行くっていうのは全然できるんだけども、それだけじゃなくて、
やっぱり従来のそんな仕事にならなくても、ただ飲みに行くだけとか、
飲みに行くって言っても高級店連れて行くとか、そういう接待じゃなくて、
それこそ渋谷とか新宿ののんべい横丁とかでいいわけですよ。
何が言いたいかというと、そういうところで面白い人を集めて何かやるとか、
僕がやってるネタクラブとかもそうで、別にビジネスとかっていうことだけじゃなくて、
単純に飲みながら面白いことを語り合おうよ。
語るだけでもいいしとか、その先に何かシナジーが生まれたり仕事になったら、
それはそれで最高だし、でもそういうようなことって、別に飲みだけじゃなくて、
違う場でも生まれてくるじゃないですか。
もっともっと今の若い人とかもイベンターになれっていうことでもないんですけど、
人集めしてみるとか。
旗振る役やってみたりとか。
何でもいいんですけど、そういうことから始めてみたら、結局何でかっていうと、
人と人が合う仕事なんで、コミュニケーションその先につないでいく仕事じゃないですか。
なのでそういうところから、本当は先人たち、僕らの先輩とかもそうですけど、
仕事を生んできたと思うんですよ。
そういうのがもっとあってもいいのになっていう。
じゃああれですけど、ちょっとここの質問にはないかもしれないですけど、
ちょっと前段の話だと、あんまり魅力的ではなくなってきてしまっているから、
入れなくなってきてるかもしれないと思うかもしれないけど、
どういう人たちに入ってきてほしい?
この報告業界に、もしくは制作業界のすごくニッチなPMの世界に、プロデューサーの世界に。
だからどっちかというと、うちの会社もそういう人増えたんですけど、この10年。
広告とか映像とかあんま興味ない人ですよね。
そこに興味ある人はやっぱり来るんですよ。
今の新人、来年の新卒とかも面談してたんですけど、
例えばたまびですとかむさびですとか造形ですとか、そういう方はおのずと必ず来てくださるので、
そこは一定数相変わらずいるんですけど、
例えばうちの社員とかだって、今プロデューサーになってる人もいるんですけど、
もともと銀行に行くかきらめいに来るかという選択肢をしてた人がいたんですよ。
でももうそれって何年も前からあるんですよ。
他社は分かんないですけど、他社も増えてきたと思うんですけど、
要するに単純に一つの就職先として見てる。
その時に、飛び込んでほしいなと思ってて、
もちろん銀行には銀行の良さは言ったことないんで分かんないですけど、あると思うんですけど。
話したことはいっぱいあるんですけど。
あるんだけど、でもやっぱり製作業界には製作業界の良さはあるし、そこで飛び込んで、
ここでやっぱり下積みじゃないですけど、何年も得て勉強したことが、
うちを育ってた人もすごく役に立ってるんですよね。
例えばそれでクライアントさんに行ったりとか事業会社に行ったりとか、
広告代理店に入ってる人もめちゃくちゃいるし、全然違う職業の人もいるんですけど、
やっぱり何年間この仕事を必死に頑張ったことで、今こういうことが続けられてますとか、
そういう人もいるし、もちろんそれは広告業界のためには若干なってないんですけど、
でも働く一緒の仲間として考えたときには、そういう人材を輩出してる業界なんじゃないかなと僕は思ってて広く。
なるほど。
それぐらい臨機応変に対応力とか求められるから、映像云々の話だけじゃなくて、
PMっていう仕事の幅広さっていう話なんですけど、プロデューサーもそうですけど。
そうですね。
それって他の仕事に役立つことはいっぱいあるんですよ、間違いなく。
なるほどね。
だからそういう人を輩出してると僕は思いたいし、もちろんそれは本当は同じ業種の中で、
違う職種になってもいいから続けてってほしいなと思うんですよね。
思うからこそさっきも言ってた魅力的なプロデューサー像を見せなきゃいけないし、
魅力的な制作業界っていうのを、それは広告誰でに行こうか、
事業会社に行こうか見せたいなと、もし見せていくべきだと思うし、
そこはすごく今こんだけ人材不足の中で課題だと思いますよ、広告業界全体の。
いやーたっぷり喋ってもらった。
これ20分遅まんすか。
いやこれ考えないです。
一回僕最後これだけ質問させていただきたいんですけど、
きらめきって石井さんの作られた会社なわけじゃないですか。
後任とかって考えてるんですか。
後任はいないですね、今のところ。
それはここから話す話は切れって言うかもしれないですけど。
いいですいいです。
切れって言うかもしれないですけど。
それも含めさっき言ってた広告業界の仕組みも変えたいなと思ってて、
今持ち株会社作ったんですよ。
これは別に自分の会社が大きくなりたいとか儲けしたいとかじゃなくて、
もちろんそれはありますよ。
でも今こそ変革の時期で、さっき言ってた会社が20年25年で潰れていく会社を見始めてるわけじゃないですか。
かつては有名だった会社。
そういうことが起きないように、
僕が持ってるとか、僕が過ごしてきた2008年とかもそうだし、
このリーマンとかもちろんコロナとかも乗り越えてきた、
だから自分が経営者として偉いとか素晴らしいって言ってるつもりじゃなくて、
その何かをエッセンスとして加えれば、一緒に仲間としてやっていけそうな会社っていくつもあって、
それは制作会社だけじゃなくてCGの会社とかね。
例えばPRの会社、例えばコンサル系の会社とかいくつもあるんですけど、
あとウェブの会社。
うちが一番欲しいのは大規模サイトとかできるようなウェブの会社も欲しいんですけど、
そういうところと組むことによって、子会社じゃなくて並列ですよ。
並列でやっていくことによって変えていけんじゃないかなと。
それは業界の話もそうだし、
今言ってた人材不足で僕が一番思ってることは、
うち女性社員が7割いるんですけど、
その女性社員が旦那さんと出会って結婚して子供を産んでも続けられるような業界にしたいし、
同じ仕事がどうか分かんないです。
同じ仕事が職種は変わるかもしれないですけど、やっていけるようなことと、
あとは60歳オーバーのシニア層、定年退職まで頑張って、
例えばプロデューサーやった人をその後どうにかまた、
例えば先生かもしれないし、何か役割が変わるかもしれないし、
続きプロデューサーかもしれないけど、再雇用していく。
その再雇用っていうのも時給何千円とかで働いてもらうような話じゃなくて、
有機雇用でもなくて、そのままもし元気で体力も続くんだったらやってもらうシステムって、
僕2つやりたくて。
それも会社をある程度、母体を大きくしないと20人程度のきらめきではできないんですよ。
なるほど。