1. Webディレクションやってますラジオ
  2. #70「角掛 健志」さんに「Web..

Web制作に関わる人向けポッドキャスト「Webディレクションやってますラジオ」の70回目(2022年1月7日)の放送。

今週はWebプロデューサー「角掛 健志」さんにお越しいただき、「Webプロデューサーの仕事とはどういったものか?」についてお聞きしてみました。

角掛さんの話がとても面白かったので全3回でご紹介しますが、今回はその1回目です。

年始一回目の放送でしたので、年賀のお便りもいただきました!


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00:00
無限のアイデアをサービスに、サービスをユーザーに、ユーザーをハッピーに。
不動産業界に特化したサービスを考え抜く会社。
サービシンク。
Webディレクションやってますラジオ。
この番組は、東京でWebディレクターをしている名村が、
Webディレクターとして思っていること、感じていることをお伝えしているインターネットラジオです。
みなさま、新年明けましておめでとうございます。名村晋治です。
2週間のご無沙汰が過ごしちゃったでしょうか。
あっという間に年も明けて、今日がもう7日目ということですけどね。
みなさんも初出社、初出勤みたいなもとは終わったんでしょうかね。
長いところはね、週明けぐらいまでお休みだったりとかっていうのもね、
お店によってはあるかもしれませんけど。
みなさんやってる仕事においては、もっともっと早く仕事してるとかね。
もしかしたらもう2日3日からね、残念ながら仕事してますというか。
残念かどうかわかんないけど、そういう方もいらっしゃるかもしれませんけどね。
名村の方は、今年は4日から仕事を始めさせていただいておりますね。
うちの会社では毎年ね、1月から始まる会社なので、1月に総会ということでね、
会社全体を今年の半年間とか去年の半年間がどうだったかっていう振り返りとか、
先の見通しとかっていうのをね、報告する会を全員でやってるんですけども。
初日はもうほぼそれで全部潰れてしまいます。
実際の業務としては5日から始めてるんですけども。
どうなんでしょうね。
今年ちょっといろいろな都合があって、ツイッターでも言ってたんですけども、
12月の30日までラジオCMの収録にちょっと携わっておりまして、
うちのね、冒頭でこの放送始まる前に流れてますけども、
うちの会社のCMの収録がギリギリまでやってましたんで、
実際31、1、2、3ぐらいしか休んでないんで、
あんまりたくさん休んだ気もなってないんですけども、
それでも年明けになりまして、
ちょっと新規一点頑張っていければなと思っておりますので、
今年も皆さんどうぞよろしくお願いいたします。
その中なんですけども、おはがきをいただいておりますので、
そちらのほうから早速いってみたいと思います。
ラジオネームラッシーさんからいただきました。ありがとうございます。
名村さん、新年明けましておめでとうございます。
昨年の夏ぐらいからラジオを聞き始め、
今では毎週金曜日の深夜にApple Podcastでの更新が来るのを
今か今かと楽しみにしています。
2021年分もまだ全部聞けてるわけではないのですが、
頭にジジネタはあるものの、
Podcastで名村さんが回答している内容は、
どれも今しか通じないのではなく、
仕事をしている上で気をつけておくべきことが多く、
毎回、そうかーとか、そうだよなーと唸っております。
これを書いているのは1月6日で、
この後東京では積雪になるという話ですが、
名村さんも風邪をひかないように気をつけてください。
今年もラジオを楽しみにしています。
03:01
大書をいただいております。ありがとうございます。
こういった念願葉書をいただいているのは、
本当にありがたいなと思っております。
今年もテクニカルなことはあまり話すわけではなく、
仕事ってこうしていきましょうね、みたいなことを
メインに話していければなと思っております。
今週は昨年末にご報告していた通り、
ゲストが来ておりますので、
ゲストをたくさん話していただいておりますので、
そちらの方を楽しみにしていただければと思います。
というわけで、今年も頑張っていきましょう。
今夜も60分名村についてこい。
この放送は不動産業界特化のウェブ制作、
システム開発がおなじみのサービスインクの提供で
お送りいたします。
はい、というわけで今週も始まりました。
この後ゲストが来ていただいているんですけど、
その前に皆さんに少しお願いがございまして、
こうやってポッドキャストを続けさせていただいているんですけども、
ポッドキャストのアワードというのが実はあります。
第3回ジャパンポッドキャストアワーズということで、
その中にリスナーズチョイスという投票枠があるんですよ。
要は聞いていただいているリスナーの方から、
このポッドキャスト聞いてるよとか、
このポッドキャスト面白いよみたいなのを
投票を受け付けているという内容なんですけども、
もしよろしければですね、
このWebディレクションやってますラジオに
皆さまの気沖一票をいただければなと思ってですね、
珍しくお願いのコメントをさせていただきました。
時間があればなんですけども、
2022年1月14日いっぱいまで受け付けておりますので、
それまでの時間でいいよという方がいらっしゃれば、
ぜひ一票投票いただければ嬉しいなと思っています。
ということなんですけどもね、
今週はそのさっきも言いました通りで
ゲストの方がもう今や今やと待っておりますので、
そちらの方に行ってみたいと思います。
それではゲストのコーナー行ってみましょう。
お待たせいたしました。
今週のゲスト、角掛けたけしさんです。どうも。
よろしくお願いします。
ということで今週ゲストに来ていただいたんですが、
改めてまず自己紹介をしていただければと思います。
よろしくお願いします。
東京でフリーランスのウェブプロデューサーをしている角掛けと言います。
よろしくお願いします。
どんな仕事とか会社とか。
仕事の内容ですね。ちょっとややこしいんですけど、
フリーランスでウェブプロデューサーをやっていて、
それはIAGOはインターネットストラテジーと言います。
ほんとに同業、ウェブ製作の会社で取締役を2つ。
あとこれは表に出してないとある協会の理事もやってます。
偉そうな仕事をしますよね。偉いんですけどね。
なんとなくですよ。
今日プロデューサーということですけど、
領域としてどんなところをやってらっしゃるんですか。
領域としては、
マーケティングとかコンサルティング、そこが専門ですね。
やってることは何って言ったら、
クライアントの売り上げとか利益を上げる。
06:01
そのための企画と分析。
あとは企画書を作成するのは完全に僕の仕事なんですけど、
誰が読んでも楽しくなっちゃう企画書を作る。
聞いてると楽しくなっちゃうプレゼンをする。
これが僕の仕事ですね。
楽しくなるって大事?
大事。だって仕事って楽しくないとパフォーマンス上がらないじゃない、絶対。
それはそうね。
楽しくなる企画書とプレゼンっていうのは初めて聞きましたね。
コンサルタントが作る企画書ってみんながイメージするのって厚い資料で、
なんかもうリズメのことがみっちり書いてあって、
偶の音も言わせないみたいな感じがするじゃない。
今何人かで気に回しましたけどね。
僕作るのはだいたいA4一枚。
そう?
A4一枚にまとまるまで思考を練り続ける。
A4二枚になったときはまだ思考が練り上げられてないんですよ。絶対に。
なるほど。
余計なノイズが入っちゃってる。
それを練り上げてA4一枚にして、
僕がめちゃくちゃ楽しい状態でミーティングに乗そうと。
それは僕とは違うね。
楽しいかっていうと、もちろんうちの会社ってプロデューサーっているわけじゃないから、
それに近いことやるけど、やっぱりディレクターが書くのって、
その後の設計図に近いものなので、
リズメで分厚くはっていうものではないけど、
なるほどこういうものができるんだっていうことが、
分かることの方が大事なので。
実装部分が入ってるもんね。
そこはね、マーケティングをやってる人間は、
実装っていうのは、後でディレクターが考えてくれる。
今ね、聞いてる子たちさ、すっごい嫌な目で見てるからね。
もちろんね、提出する前にディレクターに確認はとってる。
まあできるできる。
よし、何してくれるでしょう。
なるほど。
今考えるって話がありましたけど、
プロデューサーの仕事って考えること?
考えることもちろん大きな仕事なんだけど、
一番はインプットなんだよね。
いろんな情報をとにかく入れておく。
インターネットの仕事をしてると、
ネット上にある情報ばっかり拾っちゃうことって増えて、
それももちろん大事なんだけど、
あんまりリアルなものってそこにはなかったりして、
それを外に出て人と話して受け取ったものを増やすとか、
外を歩いてお店を見て、
あの陳列すげえなって思う。
09:01
あの看板なんであそこにあえて出したのか。
ここにこの看板出したら、それダメじゃない。
こっちに置いたらこうなるのに。
どんどんインプットする。
その時間を多く取れないと、この仕事は続けられないと思う。
インプットのほうがやっぱり大事?
大事。
いろんなインプットしたものを寄せ集めてアウトプットを作ってるわけだから、
ベースがないとなんともならない。
なるほどね。
そこが得意じゃないとできない?プロデューサーって仕事は。
できないと思う。
自分はそれはディレクター的な脳みそよりは、
プロデューサーとしての脳みそ的に、津野さんはそっちのほうが得意?
得意。
何かを知ることがすごく好きなの。
昔からそうで、国語辞典。
子供の頃あれ読むの好きだったの。
ずっとわかる気がする。
あと僕ら世代だとわかるんだけど、
意味出すってあったじゃん。
今の子たちはわかんないと思うけどね。
分厚いやつね。
知恵像とか。
ああいうのも読んでるのが大好きだったの。
なるほどね。
あれが今に繋がってるんじゃないかなとは思う。
なるほど。
あとはプロデューサーの具体的な活動とか、
ちょっと深掘っていきたいなと思うんですけど。
具体的にはというと、
僕はもうB2Cのサイトのみ。
B2Bではなく?
B2Bは全然やらないです。
なるほど。
企業間取引っていうのは、
あまり消費者の気持ちみたいなのを介在しないので、
僕の得意分野じゃなくなっちゃうんですよね。
なのでB2Bが来た時には、
基本的には、ごめんなさいあんまり得意じゃないんで、
他社さんで検討してください。
なるほどね。
それはやっぱりB2Cのサイトっていうのは、
B2Bと比べた時に、
さっき消費者の気持ちっていうのがあったけど、
お金とかそういったところ?
お金っていうよりは人の欲?
人の欲を知るとか、
そこにアプローチするっていうところに、
すごい僕は楽しみを感じる。
なるほど。
そこ?
そうなの。
欲求ってすごく原始的で面白いじゃない?
まあ確かにね。
日本人特にかもしれないけどさ、
あんまりそこに対して触れるのは良くないとかさ、
要は儲かりまっかって言ったらボチボチでんなみたいな、
なんとなくごまかしちゃおうみたいなとかあるけど、
12:01
でもやっぱり商売やってる以上はそこ大事だよねってことだよね。
大事だし、欲求のない人間なんかいないわけで。
まあ確かにね。
それを表に出すか出さないかは別だけど。
僕はそこを探ってる時に、
もうものすごく愉快な気持ちになってる。
そのお客様の2Cのサイトをやってる時に、
これを見てる人はとか売りたい人はとか。
そう。
あと僕のやり方として、
お客さんのところの扱ってる商品とかサービスとかを好きになるっていう
ファーストステップを必ず踏むようにしてて、
売りたいから教えてください。
本当にそのまま買ってっちゃうこととかあるの?好きになっちゃって。
それはマーケティングとかリサーチとかってわけではなく。
好きになっちゃって買っていきます。
なるほど。
本当にお客さんと箱持って帰ってきたりとか。
打ち合わせとか。
商談に行って、話聞いて好きになっちゃって買っちゃってる。
へー。
営業的な狙いとかじゃなくて、好きになって本当に買ってる。
僕が好きになった商品を実際に使ってみて、良かった。
人って良かったものは人に勧めたくなるものじゃん。
それもマーケティングに限らず。
その流れのまま仕事に入っていく。
僕の大好きなこれをみんな知ってほしい。
っていう風にすると売れやすいじゃない。
確かにね。
少なくとも自分はそれで人に熱量を持って伝えたいし、それ本心だし。
僕は幸せになったわけだし。
それを同じように誰かにも幸せになってほしい。
はぁー。
なるほどね。
今の聞いてるだけでも、ディレクターの方とは違うよね。
そう、やっぱり違うはずなんだよね。
違ってないと困るしね。
ディレクターは現場監督として力を振るってほしいもので、
ワクワクしてあれこれものを見てくるとか、
それはもうプロデューサーに任せちゃった方がいいと思う。
なるほどね。
はぁー。
でも、今ディレクターってあって、
これを聞いてる人たちの中でも、
プロデュースに今角垣さんが言ってくれたような領域をやってる人もいると思う。
ディレクターという肩書でもさ。
あえてプロデューサーという中で言った時って、
上流肯定の中で、角垣さんが一番得意としてやってるのって、
具体的に業務とかって言ったらどんなことをしてたりするんですか?
業務?業務って言ったらなんだろうね。
15:02
強みで言ったら当然マーケティング。
これも一番の強みなので、
過去であったり現状であったり未来。
こういうの分析をして企画を立案する。
これが僕の仕事ですね。
ただね、
このウェブの業界でさ、企画やってます?
僕も言ってます。
よく言ったところで、ご飯食えない?
どういうこと?
フワッとしすぎじゃない?存在が。
クライアント側ってホームページを作る人を探してるんであって、
ウェブの企画をしてくれる人を探してはいないんだよね、もともと。
アウトプットが欲しいもんね。
なるほど。そうか。
そんなんだからいろんなことはやるのよね。
企画がマーケティングであったりとか、企画そのものを作っていくってことはあるけど、
実際にはディレクターがやってそうな領域であるとか、やらざるを得ない?
やらざるを得ない。
それだけでご飯食えないっていうのもあれば、
予算的な都合っていうのも当然あって。
ありますね。
プロデューサーを立てて、ディレクターを立ててやっていくと、
まあまあな金額になっちゃう。
なるよね。
わかりますよ。
そうすると、ある程度ディレクターの範疇まで入っていった方が、
予算間にも合わせやすかったりとか、
制作現場とのズレっていうのは減ると思うよね。
熱量を持って設計まである程度やっておくっていうのは。
その方が伝言ゲームになればなるだけ、ちょっとずつスポイルされて削れていったりとか、
別の形に伝わってしまったりとかっていうことでね。
お客さんといろいろ話をした時の熱量をできるだけ同じ形、同じ熱量のまま設計に落として、
クリエイティブのメンバーに渡してって言えた方が、まあいいはいいよね。
なるほどね。
なので、当然僕営業から入るし。
それが多分ね、世のディレクターの方はやっぱりできない人が多いよね。
ウェブの人たちって、これを聞いてる方々とかどうかちょっとわかんないけど、
営業っていうものに対してね、特に僕とかもディレクターじゃん。
僕も営業できない人間だからさ。
よく言うよ。
一応代表だからやってはいるけどさ。
でも、やっぱり営業って言われた瞬間に、よく世間で言う飛び込み営業をしなきゃいけないとか、
テレアポ一日300件とか、電話の受話器を手にガムテープで巻き付けられたことがあるとか、都市伝説とか。
みたいなものをきっと想像してしまうんだよね。
18:02
営業って、それってそんな簡単にとか、やりたいって言われても、
ネガティブなイメージがあったりする人が多いと思うんだよね。
あるよね、営業ってね。
角掛さんにとって営業ってどうなんですか?そういうイメージじゃないの?
仲良くなりに行ってる。
もちろん、うちは自ら、うちを使ってくださいって言いに行くことはないから、問い合わせをもらって行ってるから。
仲良くなりに行って、具体的にどんなこと困ってるか聞いて、一旦帰ってくるっていうだけだから。
よく言う社会で言う営業とは、ちょっと違うのかもしれない。
でもそこが、今の話を聞くと、
角掛さん、言いたいことがわかります。
お問い合わせをいただいたらその関係はできるよ。
お問い合わせがないんだよ。
だからこっちからちょっとうちを使っていただけませんか?みたいな話になるっていう会社さんが、きっとこれを聞いてる子たちも多いと思うんですけど。
それはそうしないようにやってきたんですか?お問い合わせをいただけるようにとか。
それはもう本当にそうで。
うちはもう20年、ホームページ制作の仕事をしてるわけじゃない。
ホームページで売り上げを上げる会社なわけよ。
自社のホームページで売り上げ立ってなかったら嘘じゃん。
大変耳が痛いございますね。おっしゃる通りですよね。
もちろん検索まで至らない人たちにアプローチするためにテレアポとか、そういうのが存在するっていうのは必要性としてあると思う。
別に否定はしないんだけど、うちはそこはターゲットとはしてないから。
多少ホームページをやってきて、成果を出さなきゃいけないなって思ったときに見つけてくれればいいという会社なので。
今の領域がやっぱり違う。プロデューサーという方を今日お呼びしたわけですけども。聞いてるだけでも随分違いがあるなというのは本当にしみじみ思うわけですけども。
他に自社でサービスをやったりしてるんですか?
自社でやってるサービスとしては、制作以外の部分だと、僕コンサルティングってすごい好きな仕事なんですよね。
お悩みを聞いて、それにできるだけ素早く回答する。
これなんか僕、結構好きな仕事なので。
顧問契約みたいな行業シーンまで行かなくても、30分5000円でいいからねっていう感じで、
悩みをポンと投げてもらって、それにパッと回答する。そんなサービスを提供してます。
21:02
でもそれって、まあまあ大変ですよね。
脳みそから煙が出るのが見える気がする。
よく冗談でも言う人いるじゃないですか。脳みそから汗が出るまで頑張って考えろとか。
頭の中に煙が出るとかってね。本当に?
本当に。人って一番悩んでるコアの部分を言葉にしない。
周りを話しちゃう。
弱点を隠したいって気持ちはきっとみんなある。
言わない癖がついてる。
そこを探す作業で、もう本当に煙が出そう。
こうやって言ってるけど、本当の悩みはこっちだよね。
探すのがめちゃめちゃ大変。
大変だろうね。
だけど楽しいの。
ちょっとわかる気がしますよ、それは。
僕もなんか自分でね、ディレクターという肩書きでずっとやってるけど、
僕も基本的に自分の仕事の主戦場ってどこですかって、会議室だと思ってるんですよね。
会議室でお客さんとカンカンカクカク膝つき合わせて、
ああでもない、こうでもない話をしてる時が一番楽しいし、
その代わり2時間くらいそんなことやってたら、
帰ってきたら、オフィスに帰ってきた人もしばらく頭動かないもんね。
それはそうだよね、絶対。
なんか僕覚えてるんだけど、
お客さんと打ち合わせ終わって帰ってきて、ただいまって帰ってきて、
しばらくね、1時間くらいね、ただぼーっとひたすらヤフーニュースを見てた時あるもんね。
もうそれはあれでしょ、読んでないやつでしょ。
そう、読んでない。
たぶんね、読んでないんだよね。
でもね、もう思考を定めることができなくなるんだよね。
何かを考えること自体が。
いや、すごいわかる。
やっぱでもそうなる。
でね、コロナが始まって、打ち合わせに移動時間がなくなったじゃない。
Zoomで打ち合わせをしましょうみたいになって、
これすげえ数こなせるわと思って、
わーって入れてみたの。
無理だよね、途中で。
なるほどね。
あの移動時間にあの湯気を冷ましてた。
分かったと。
思ったより負荷が高かったんだ、あの仕事。
何年目で気づいたのそれを。
19年目ぐらい。
俺まあまあ頭使ってたんだ的な。
意外と頑張ってたの、俺。
でもさ、ちょっとそこを聞きたいのが、
それじゃあ19年、20年というキャリアの中で、最初からできた?若い時から。
最初はできてなかったろうね。
やってたかもしれないけどね。今考えたらっていう話だけどさ。
24:03
できてないよね。
何を聞きたかったかっていうと、
そのお客さんから聞いた話を持ち帰りますっていうのは別に誰でもできるじゃん。
意外とね。
調べてきます。
その会話の中で変えそうとか、そこまで頭に決まりが出るとかっていうのって、
相当いろんなこと考えながらやらないといけないし、
相手からこう実際の困ってるところ引き出そうと思ったらさ、
自分の中の引き出しと情報量も相当なかったらさ、できないじゃん。
ウェブが好きです、ウェブ屋です、ITやってます。
だからその話ばっかりしてたら、お客さんの商売のこと分かんなかったらさ、
何が困ってるか全然分からないじゃん。
分からない。
それを考えたらキャリアがないとさ、キャリアっていうのはないんだけど、
経験とかさ、さっき言った興味とかさ、
それがないといよいよやっぱりこのコンサルで相手に打ち返しますとかって、
おいそれとかできねえなって気がしたんだけどさ。
そうなんだよね。
溜めたね。
だからどうやってなったらいいんだろうね。
もう身も蓋もないところだから、次の話題に入ってみよう。
だからもうちょっと深掘りができたらと思いますけど。
今日みんなおはがきも結構いただいてるんで、後でご紹介しますけどね。
じゃあ最近どんな仕事してるんですか?
最近?
最近で言うと、新規はあんまり多くは取ってなくて、
過去に作ったサイトの保守運営。
そのコンサルティング付きで、売り上げこのぐらいまで来ましたね、
じゃあ次このぐらい目指してやりましょうねって。
っていうのを含めて運用保守をやる。
っていうのがほぼほぼメイン。
なんかディレクター、世の中のディレクターに怒られそうだけど、
別に2年経ったからリニューアルしましょうっていうわけではなくて、
やっぱりその数字とか何かがある気なんだね。
リニューアルなんて別にわざわざしなくていいのよ。
リニューアルして数字が上がるんだったらこんな楽な生涯ないよね。
そうよ、ほんとに。
俺もずっと思ってるもん。
基本的には新規でご相談来た時も、
リニューアルしなくてもいいんじゃないかと思って入っていく。
本当に必要なのかな。
小さな改善とかね。
どこにボトルネックがあるかって別にサイトのデザインじゃない場合もあるもんね。
もしかしたら写真1枚変えるだけで直っちゃうのかもしれないし。
下手したらウェブじゃない時あるもんね。
あるあるある。
会社になった電話に出てないとか。
本当にあるよね。
問題を抱えてたりとかするとか。
あるよね。
俺も昔あったよ。
会社の本社が指定に対して業務命令というかこういう新しい商品出すぞってファックス送ってるのよ。
ファックス送ったタイミングでウェブに乗っけちゃってるのよ。
27:02
何が起こったかって言うとお客さんの方が支店のスタッフより早く知っててさ。
店に行ってこのサービス見たんだけどって言ったらスタッフの人がそんなサービスやるんですかって言って自分の言葉に対して答えたっていう。
冗談みたいな本当の話があって。
一回その支店8店舗ぐらい回ったことあるもんね。
まず社内に伝えましょうと。
そっちが先ですと。ウェブじゃないからみたいな。
なるほどね。
つのさんがやってらっしゃる中でできるところとかって数のことも多分終わりだと思うから。
今そういったコンサルというか数字も含めて改善をどうしていくかみたいなことがメインですね。
なるほど。
このポートキャストで今回つのさんをお呼びしたっていう理由の中で。
先日僕あるディレクターさんと一緒に2ヶ月に1回ディレクター談議というネットワークイベントをさせていただいてて。
以前本の中で話していたのが、ディレクターの仕事ってよく大きな中で言ったときに01にする、1を100にするとか1を10にするとかっていうのはどっちなんだろうって言ったら。
ディレクターはだいたい1を10にするとか。
もう一つその時に面白かったのが10を100にしていくみたいなところがやっぱりディレクターの領域だよねって。
やっぱ01はディレクターは苦手かというか得意じゃないよねみたいな話があって。
その時にそれ誰がやるんだっけって言ったらプロデューサーじゃねえかみたいな話その時にもなったんですけど。
やっぱりそこなんですか?
基本的にはそう。
なるほどね。
ただ、そういったところで伝わる話でもないし難しい話でもあるんですよね。
01って言いや、まあ分かりやすいっちゃ分かりやすいんだけど、お話聞いてみたらマイナス5000みたいな状態もあるわけだから。
0じゃないと?
そうそうそうそう。
なるほど。
マイナス5000を1にするっていう場合もあるし。
なるほどね。
マイナスから始まってる場合もあると。
そうそう。
ああ、そうか。
大量の問題を抱えすぎてる。
もう企画どころじゃないぞとりあえずみたいな。
そういうこともやっぱある?
ある。
大変ね。
さっき言ってたファックスと社内の通知がずれてるとか、ほぼ一緒みたいなそういう問題を抱えてる場合とかもあるわけで。
はいはいはい。
それ、0の状態にはないもんね。
僕らが、鶴掛さんがその状態を見たらね、0ですらないと。
そうそうそう。
じゃあ僕ら簡単にさ、01だよねみたいな話だけど、僕らは一応10にして膨らませるんですけど、お前ら数字プラスじゃねえかって話なのね。
うん。
プロデューサーにしたら。
で、ご相談が来るときっていうのは困ってるわけよね。
もう困りに困っちゃってる。
まあ、1であるパターンはあまりない。
そうね。で、0ですらないのか。
30:02
そう。
ああ、なるほどね。
ただ、中にはちゃんと位置がこうです。軸が立ってるさもいる。
その場合にはその位置が本当に正しいのかどうかっていう検証は外部からはしなきゃいけないよね。
うんうんうん。
と思うし。
なるほどね。
で、他にはその、うちはこの商品を誰に向けて売りたいですっていう位置があります。
うんうん。
こういう人にも売れるかもしれませんよ。
ああ、なるほどね。
っていう話もできるかもしれない。
そもそもあなたたちが思っているターゲットはこうかもしれないけど、
外から見たときに、いやいや違うんじゃないですかと。
もしくは、こっちにも売れる可能性がありますよみたいな。
そうそう。女性向けにこういう商品売ってますよ。
この売上をこのくらい伸ばしたいです。
さあ、それやりましょう。
でもね、これパッケージ変えたら男性にもいけるかもしれません。
別軸の位置を作る。
っていうのも僕らは負けたの、仕事を。
ああ、なるほどね。
なんかその、ターゲットを決めてって、
古き良き時代のマスメディアとかって、特に紙とかさ、雑誌とかって、
それこそ女性誌で晩餐館とかだったら40年だよねみたいなのがあってさ、
紙の世界ってこういったターゲットユーザーで、男性から女性で、年齢はF1なのかF2なのかM1なのかだって、
その人たちに対してなんですよっていうのが、CMもそうだけどさ、結構根強かったじゃん。
ウェブでやっぱり変わったなと思うのが、
ウェブってニーズがある人が、今まで女性誌だから女性誌でしかそれが載ってなかったんで、
男性は目に触れることもなかったけど、実は欲しかったっていうものが、
インターネットができる前ってあんまり触れようがなかったんだよね。
やっぱりインターネットになって、興味っていうものにものすごくフォーカスがされて、
Google先生がそれをうまくやってくれるから、
けどやっぱり作り手側とか売り手側、そっちに気づいてない人もいるってことだよね、それは。
たぶんそれですごい、実際にそうだったかわかんないけど、わかりやすい例で言うと脱毛。
脱毛って女性の中ではもう昔から標準的な話だったじゃない。
男性って知りもしなかった。
でも今、脱毛してる男性ってめちゃくちゃ多いじゃない。
増えたよね。
あれってウェブっていうメディアを使ってターゲットを変えた、いい例なんじゃないかなと思ってる。
ここ最近だよね。
最近って別に1年2年じゃないけどさ。
10年とかね。
それまで確かに男性で化粧をするとか眉毛どうこうしようとかっていうのはちょっとずつあったりとか。
それこそ髪にパーマ当てるとかぐらいはあったけど、脱毛する男性って聞かなかったよね。
33:00
首から下を脱毛する男性ってなかったもんね、文化として。
ないよね。
それこそヒゲソリンが性能がすごく良くなって深剃りをしてるから、1日経っても目立たないですよみたいな方では言ったけど、そもそも脱いでしまえみたいな話ってなかったもんね。
それが別に見えないところ。胸とか背中であるとかさ。
胸毛とかだったら、わりかしそれを悩みに持ってた男性って。
昔から言ってそれなりに自分なりの処理をしたりとかあったと思うんだけど。
VIOとか下半身的な部分まで脱毛っていうのは完璧にインターネットの勝利だなみたいな感じがする。
それがそういうふうに受け止めてるのね。
どこの賢い人がこんな仕掛けを考えたんだろう?
なるほどね。
微妙に視点が違うなって思うんだよね。
僕は良い商品だなって思ってしまうから、一応10にする視点なんだよね。
それをどうやれば広がるかと思うけど、そもそも考えたやつすげえなって思うのね。
クソをやられたみたいな感じ。
なるほどね。
外を歩いてるだけで神経がすり減っていく。
それは負けたとか悔しいとか?
クソをやられたってことばっかり。
でも逆も信頼でしょ?
俺がやったらこうしたらいいのになとかって思うのもあるんでしょ?
それもある。
ただお声がかからないんだからまだそのステージにはいないんだなと思う。
その人から?
クラブさんからね。
なるほどね。
今の話を聞いてると、プロデューサーという肩書きで角掛さんやってるんだけど、
ちょっと前にこの話をしてくるときに、ディレクターの部分の領域ももちろん商売的な意味も含めてやってるよって話があったんだけど、
肩書きとしてプロデューサーを名乗ってるっていうのって、
だってディレクター的なこともできるわけじゃん?
世の中でディレクターって、僕と角掛さんって2004年、5年くらいから知り合ってるから、
もう16年、7年くらいだと思うんだけど、
長いね。
長くなった。長いよね。
けどさ、未だにディレクター増えたと思うの?
すごい増えたよね。
少ないとは言う上ね。
すごい増えた。
増えたよね。
なんかツイッター見てると、ディレクターばっかりじゃないかみたいな気がしてくる。
そんなにいるかどうかわからないけどさ。
でもプロデューサーってあんまりいないと思うんだよね?
いない。
なんでプロデューサーを選んだの?
なんでかって言うと、そもそもインターネットの始まり自体は趣味で、
インターネットが出ましたよ、できるようになりました。
パソコンを買えばいいんです。買いました。
ホームページ作ってみたいな。作りました。
36:02
じゃあ自分の勤めてる会社のホームページ作ろう。作りました。
え、これ仕事にできるじゃない。
始めたわけで、そうすると全部やるのよ。
ここの世代みんなそうだよな。
最初からそう。
やるよね。
企画から作るところから納品のところから。サーバーの設定も全部含めて。
やったよね。
全部やって、一番面白いところはどこなんだろう?
プロジェクト一連の中で一番楽しいところはどこ?って思ったら、
企画をやっているとき、プレゼンをしているとき、調査をしているとき。
じゃあそれだけを仕事にしよう。
人ってやっぱり楽しいことをやっているときのほうがパフォーマンス高いじゃない?
それはね。
楽しいって言ってましたけど。
つまんないことをやっているとパフォーマンスってその人が持っているもの以下になるんだよね、絶対。
めちゃくちゃ落ちるじゃない、効率は。
わかる。
それに、お客さんに対しての金銭的な価値を出しちゃいけない。
僕がつまんなくてやる気が出なくて時間がかかりますからこれだけお金くださいって言えないじゃない?そんなこと。
これを聞いてるかわからない人は耳が痛い上に、もしかするとそれ言い方って言う人もいるかもしれないけども、事実だよね。
そうだと思うよ。
だからそこを僕はやっちゃいけない。
その中で残ったのがプロデューサー。
いつぐらいから名乗り始めたの?肩書きプロデューサーって。
本当にごく最初から2003年ぐらいからじゃないかな。
僕もディレクターって名乗ったのが98年ぐらいだったから誰もいなかったんだけどさ、いよいよいなかったでしょ?
それがね、読んでた本の中になんとかウェブプロデュースっていう本があったの。
当時?
プロフェッショナルウェブプロデュースだったから。
それがプロデュースをするということを紹介してたんだよね?
そうそう。そこに書いてあることは僕の好きなところ。
じゃあウェブプロデューサーって仕事なんじゃないの?って思っちゃったの。
間違ってはいないよね。でもあってるよね。
その中にウェブプロデューサーの仕事ですみたいなウェブプロデューサーっていう言葉はあったの?
あったかな。
でもやっぱりそういうことだよね。なかったよね、たぶんね。
まあ実際はあったのかもしれないけど、ただ昔も今もいないよね。ウェブプロデューサーを名刺に書いてる人って。
ほとんど見ないよね。
でも仕方ないよね。僕がその制作に携わると急にやる気をなくしちゃうから、そこをできますみたいに言うのは嘘じゃん。
正直だよね、こういうところで。
39:00
まあ気持ちはわかりますよ。僕も作り始めてくると飽きてくる人なので。
その人の好きなところって必ず決まってるじゃない。
決まってるね。脳の思考パターンなのか何なのか、育ちなのかわからないんだけど。
確かにね。僕は多分ね、角掛さんがやってるところはきついかな。それをメインですって言ってしまうと。
どの辺がきついって思う?
やっぱり01、いや楽しいし、実際立場的にやったりするんだけど。
どっちの方が楽しいですかっていう話で比べてしまうと、頭の中だけで画面のワイヤーと全体の画面のサイトの樹形図を書いて、それを最近だったらX3に落としていくじゃん。
ここをクリックしたらここになって、これはこういう風にしていってこうやって、多分これやってたらDBにこんな風に入って、それをやってたら絶対エンジンは楽で、
多分これやってるとER図的にこんな風になってくるからテーブルそんなに多くならずに変わって複雑にならずになるなっていうのを考えてる時が最高に楽しいよね。
もう嫌だ。
もうね、めちゃめちゃ楽しいよ俺。
聞いてるだけでもう嫌だ。
耐えられない。
仕事だからもちろん話としては聞くけれど、それをやりたいのかどうかって考えたらもう耐えられない。
マジで?僕なんかプロデューサーという自分かもしれないし、
鶴岳さんとは直接ね、本当の開発とか制作のアンケートはやったことなくてね、セミナーでご一緒させていただいたことあるんだけど、
それをどういう画面設計でやったらよくて、残りの開発工程とか制作工程やった時に、
うちのメンバーとか一緒にやってくれるパートナーさんがどうやったら一番楽で、
かつエンドユーザーにもやって、めちゃめちゃ面白くなるかなってことはもう白口中考えてる。
本当だからディレクターにもそういう仕事は任せたい。
なるほどね。
僕はお客さんと一緒にワクワクしてるから、あとよろしくと。
どうワクワクするべきかっていうのは言語化するから。
それができる人っていないよ、そんなに。
難しいのかね。
難しく考えてるのかもしれないけどね、プロデューサーとかプロデュースという仕事が。
自分の趣味のことを誰かに伝えるのとかとあんまり変わらない話ではあるのよね。
角垣さんにとってはでしょ?
多分そこが延長戦だと思える方が少ないんだと思うんだよね。
それはどういう?
仕事は仕事、趣味は趣味。
それって日本人的な方かもしれないんだけどさ、仕事はやっぱりしんどいものだとか嫌なものだとかさ、
仕事ってネットを見てると結構あるじゃん。
42:02
僕らの親世代とかからはそうやって習ったしね。
仕事ってのはつまらなくて普通、つらくて普通。
苦労してでも家族を養うために頑張るものだと。
そう、言われた。
飯暴行するものだみたいなね。
でもつまんないの嫌じゃん。
僕もそう。だからこうやって会社作っちゃったんだけどね。
そこでどの仕事としても根源的かなと思ってて。
ちょっと話ずれるんだけどさ、
ライフワークバランスって言葉あるじゃん。
あるね。あれ一時期すごい流行ったよね。
そうそうそうそう。
一時期流行ったっていうのがまさにその通りで、
最近って分けられるのかって話が議論として、
特にアメリカとか欧米で出てるんだらしいんだよね。欧米と同じだけど。
結局なんか自分の人生で、自分の人生のタイムラインって1本しかないじゃん。
そうね。
その中でプライベートと仕事って分けて考えて、
本当に分けられるのかと。
気分的なものでいろんなものも含めてね。
最近だから欧米で言ってるのはライフワークインテグレーションって言ってて、
両方を自分の人生として両方をちゃんと楽しんで、
自分の人生をハッピーにしましょうみたいな考え方になってるらしいのね。
それはすごく良さそうだね。
要は楽しく生きようぜって話でしょ?
そうそうそうそう。
それは仕事もよ。どうせだったら仕事も楽しんでやろうみたいな。
そりゃそうだよね。だってさ、起きてる時間ほとんど仕事してるわけじゃない?
そうそうそうそうね。
僕らは特に老朽化に守られてないからさ。
僕らはね。おっしゃる通りですよ。
もう起きてる時間ほとんど仕事してるじゃない?
うん。
これ楽しくなかったら死んじゃうよね。
やだね。やだね。
でもさ、これを聞いてる子たちはさ、
いやいやいやそれは角掛さん自分で独立してるからじゃないですかと。
名村さんだって会社作ってあなた代表でしょと。
誰かに何かやいのやいの言われるわけじゃないんですよと。
僕らはもうめんどくさい上司がいてですね、
そんな仕事を楽しむなんてことができるもんなら、
やりたいのはわかってますよって言う人たちが、
もうごまんと言いそうな気がするんだけど。
雇われの時はどうだと?
だいぶ昔雇われだったじゃん。僕もそうだったけどさ。
楽しかった。
あーなるほど。
楽しかった仕事。
もちろんその、やった触手によっては本当に面白くない仕事があったけど。
あるよ。
ただ独立する直前まで、僕中古車屋さんでセールスマンやってて、
もう本当に毎日楽しかった。
あーそう。
だって、買ってくれるかわかんないからドキドキとか、
自分の成績がとかさ。
でも僕、車が大好き。
はいはいはい。
もともとそうだから。
だから僕の好きなものを見に来てくれる人たちがいるわけじゃない。
45:04
なるほど、僕の好きなものを見に来てくれてるのね。
そうそうそうそう。
ここにある物体を売らないと俺の成績がつかないとかじゃなくて。
うん。
あー。
で、僕がいたお店はかなり大きいお店だったから、
展示車が百何十台ある。
おお、でかいね。
大きいとこで。
で、その中のどれかを雑誌、カーセンサーとかグーとか読んで見に来てくれた人たちなわけで、
話したいことなんかこっちもういくらでもある。
うんうんうん。
楽しい。
なるほどね。
で、どの車も好きなのよ。展示車のことは。
はぁー。
うちもいつも入ってきたときに、ちょっと試乗してみたり磨いたりとかしてから並べてるわけで。
うん。
全部好きだから。
もちろん中には、これはダメだみたいな車があるんだけど。
はいはいはい。
基本的には好きだから。
うんうんうん。
これに興味があるんですって言って、わざわざ来てくれてその話をしてくれてるんだったら、
楽しい話しかないじゃない。
なるほどね。
じゃあそういう風にやっぱり仕事を思えるか。
逆に言うとやっぱりこれを聞いてくれてる方々も、
ウェブの仕事が何かしらきっと楽しいだろうと思って、
この業界っていうのがどうかわかんないけどさ、
に来てくれてるんだったら、
やっぱりなんか自分でそれを楽しむようにしていってもらいたいっていうのはやっぱあるよね。
そうじゃなかったら辛いよね。
じゃなきゃ辛いでしょう。
だって最低でも1日8時間働くわけじゃない。
つまらないってそれは。
なるほどね。
どうよ。
そうですね。
それは別に僕も雇われだった時あるから、
でも楽しかったもんね。
やっぱそうでしょ。
やっぱ楽しかったよ。
あとは自分でどうやったら楽しめるかって、
僕はどちらかというとディレクターなので工程を考える方だから、
俺が自分がどうやれば楽しめるかなとかっていうのを、
考えてそっちにいかに持っていくかみたいな。
やっぱ考えたりはしてましたけどね。
すごいロジカル。
そうそうそう、タイプでしたけどね。
僕はなんだかんだロジカルシンキングとかクリティカルシンキングとか、
きちんとやるはやるんだけど、
かなり感情の方に振ってる感じですね。
この商品のいいところとか探してる時も結構感情で好きになってて、
好きになりました。
なぜ好きになったの?って後から考える。
好きになるために何を用意すべきかみたいなのを考えてないんですよね。
でもね、今の話って結構大事で、
ロジカルシンキングとかクリティカルシンキングをやり始めていくと、
理屈とかメリットとかみたいな、
そういったとこだけでぶった切っててしまって、
48:00
でも最後、人ってなんかよく分かんないけど好きみたいなとかさ。
ほとんどそうよ。
そうだよね。
社会人になって経験を積んでって、
これをちゃんとしたリズムでやって説明をしなきゃいけないってところにどんどん行くと、
なんでそれをじゃあお前いいと思うんだよってこと言われてしまうから、
コードがこうですよ、すぐ分析してしまうって。
で、お客さんの消費コードを見たときに、
なんで買っていただいたのか。
いや、なんかかわいいじゃんって。
それ?みたいなのを思ってしまって、
今まで俺が積み立てたロジックは何?みたいなのを学前とする人も結構いるんだよね。
なるほどね。
そこまで用意してるからね。
そう。
でも、そうやってやれってさ、大人が教えてきたんだもん。
そうね。
確かにね。
今のエモーショナルというか感情というかね、
上巻な部分っていうのはすごく大事だっていうのはわかる。
ものすごい今の話が表に落ちる感じがしますね。
それが楽しいところとか、プロデューサーやってて楽しいっていうところで、
逆にその難しいところとかってどこらへんなんですか?
難しいところ。難しいところは、
僕のアイディアが企画書になって、
お客さんがよしってその良さを出して、
実際に制作して納品をするわけじゃない。
結果が出なかったら全部プロデューサーの責任なわけよね。
そうですね。
だって僕の企画なんだから。
制作の子たちは頑張って作ってくれてるもん。
ずれてるのは企画なんだから。
どうしようもないよね、一応ね。
そこか。
だからその成果が出なかったとき、
でもお金はちゃんともらってるわけで、
めっちゃメンタルが削られる。
やっぱりそうなの?
やっぱりそういうことなんですか?
あー、なるほどね。
それはきついね。
そのメンタルが削られるところに耐えられて、
かつ最低案しに行けるのかどうか。
なるほど。最低案ね。
すいません、この間のは失敗しました。
次の案を考えてきました。
ただ当然、正規の金額では僕もお出しできないんで、
値引きは目一杯してます。
あー、なるほどね。
ただではできないですけど、もちろん値引きはするんで、
再チャレンジさせてください。
それが難しい?
これはきっとすごく難しいと思う。
失敗したお客さんのところに顔出したくないでしょ?
いやだね。だいぶ嫌だよね。
でも行く?
行く。
それを、あれうまくいかなかったんだよなって、
心の中に持っておくキャパが僕にはない。
成功で終わらないと嫌っていうこと?
もちろんなんとかして成功させたいじゃない?
51:02
もちろんね、それは仕事だしね。
ただ、本当に仮に失敗をしちゃったプロジェクトがあったときに、
まあ納品は済んでるからって言って、
そのまま流しちゃうことも当然可能なんだけど、
ただ自分の中にしこりはずっと残ってるじゃない?
そのしこりをなんとかして解消したい。
だったらもう行くしかないじゃない?
結果もきちんと報告して。
こういう結果になりました。
僕のアイディアがいまいちあれでした。
大案があります。
お見積もりです。
見積もり出すときってかなり怖くない?
でもしこりが残ってるよりマシ。
ああ、そういうことか。
攻めてるから。
なるほどね。
ディレクターの方々と話をしててもさ、
見積もり出すのが怖いって言う人多いんだよね。
なんかそれよくツイッターとか見てても見るんだけど、
それって僕あんまり持ってない感情で、
ここが怖いの?
聞くとさ、
僕も怖くか怖くないかって実は怖いんですよ。
なんでなのかって分析してて、
僕の場合はしょうがないからっていうのは、
いろんなリズムで自分は納得してるからいいんですけど、
高いっていうのを言われるのがやっぱり怖いらしいんだよね。
値引き交渉をされるのが、
どう返していいかわからない。
っていうことを言われた時がやっぱり怖いから、
出す時にこれが見積もりなんですがって、
すぐ下の方からトーンと入っていって。
なるほどね。
でも分かんない感情なのね。
だって予算が合わないんだったら、
それはマッチングしなかったというだけの話でしょ?
そうやって割り切れる人が少ないわけですよ。
だって恋人を作る時だってそうじゃない?
あなたのことが好きですよって、
ごめんなさい私は無理ですってなったら、
それはマッチングが良くなかっただけの話なんだから。
また次の恋があればいいじゃない?
次々と。
なるほどね。
今みなさんすっごい大事なこと言ってると思うよ。
仕方ない。合わなかったんだから。
まあでもそうなんだよね。
どこまで考えたって、
振られた彼女がこっちを向くことは多分ないし、
見積もりが合わなかったら、
こっちは1000万って言ってて、
20円で作ってくれって言うと合わないわけだよね。価値観がね。
なるほどね。
それはじゃあここのお客様とは残念ながら合わなかったと。
もしくはその金額を出してでも、
俺の企画が欲しいと言ってもらえなかったんだと。
いうのこととか。
その中でも面白いやり取りであったりとか、
値引き交渉とか。
それはあるよ。商売上ね。
それはもう面白い話で。
54:00
なるほどね。
そうっすか。
じゃあ、僕削ります。
お前いなくなったらどうするんだみたいな話になっちゃうけどね。
あーなるほど。
サーバーなしになっちゃいますね。
うわ、きついなそれ。
なるほどね。
それでおいおいというようなやり取りも含めてね。
それも全部含めてだろうね、プロデューサーの。
でもやっぱりね、僕も自分がプロデューサーとディレクターって仕事がどこに違いがあるんですかって言ったら、
ディレクターは納品に責任を持つ。
うん。
プロデューサーは成功に責任を持つ。
うん。
って思ってるんですよね。
そうですね。
今の角垣さんが図らずも全くそのことをね、おっしゃってたんで。
自分はプロデューサーという仕事が全くできるとは思ってないんですけど、
やっぱりそういうとこなんだなっていうのはすごく思いましたね。
はい、ということでエンディングになりました。
まだまだお話を聞いていたいですし、実際に放送もしてるんですけども、
ちょっとね、かなりの放送の時間になってしまいましたので、
また来週に続きはご紹介させていただければなと思います。
というとこなんですけども、イベントの告知だけさせてください。
2021年1月22日土曜日21時からディレクター談義ボリューム12を開催させていただきます。
内容は今回はウェブディレクターのコミュ力、言語化力を鍛えるという内容でお話をさせていただこうと思っております。
このイベントなんですけどもね、愛媛のiMovicという会社の町田さんというディレクターさんと一緒にね、
名村がもう今回12ということで、毎月、あ、毎月じゃない。
毎月ね、トークイベントをさせていただいてるんですけども、12回ということでね、
本当に丸2年経つことになりました。
皆さん聞いていただいてるのでね、ありがたいなと思っておりますけども、
無料のトークイベントになっておりますので、ぜひともご参加いただければと思います。
イベント告知サイトコンパスで受付は開始しております。
無料のイベントですので、ぜひともディレクター談義を検索していて参加いただければなと思っております。
もう一つあります。
2022年2月19日の土曜日に、誰がどう見てもそうとしか受け取れない文書術の2022年版を開催させていただきます。
この2月19日の土曜日に、13時の開演と21時開演の2回で開演をさせていただこうと思っております。
仕事の終わりとか、フリーナースの方で家事をね、やったりとか育児をやったりとかということで、
できればちょっと遅い時間の開始がありがたいですというのをね、
去年の開催の時にお話をいただきまして、今回もその21時開始というのを行わせていただいております。
2019年からオンラインで開催をするようになりまして、毎回本当にありがたいことに多数の方が参加いただいているのですが、
また少しずつ失敗しがちな文書の事例とかを追加したバージョンとなっておりますので、ぜひともご参加いただければと思います。
こちらは参加費3000円お申し込みいただいた方には、後日録画をしていたですね、当日のセミナー内容についても視聴していただくことが可能になっております。
57:06
全部で3時間半の長時間のイベントになっておりますので、受付をいただければと思うんですけども、頑張って参加してくださいという感じですけども、
チャットとかメールの文書、書くことへの抵抗感とか、これどういう意味ですかって聞き返されるようなことをね、
できればどんどんどんどん減らしていきましょうというイベントにさせていただいておりますので、ぜひとも受講を検討いただければと思います。
ということで今年も始まりました。今年頑張っていれば、もしかすると100回目という形になるんじゃないかなと思っているんですけども、
毎回毎回一歩ずつ、皆さんとこういったやり取りをさせていただければなと思っております。
ということでこの番組は毎回毎回言ってますけども、皆様からのおはがきがあってこそでございますので、
ぜひとも今年もたくさんおはがきをいただければなと思っています。
ウェブ上のおはがき投稿フォーム、NAMURAのツイッターアカウントへのDMからラジオネームをつけておはがきをお送りください。
またツイッターのハッシュタグ、シャープウェブアンダーバーディレクションをつけたツイートをいただいても、
このラジオで採用させていただきますので、そちらの投稿もお待ちしております。
このラジオはあまり重たい内容ではなく、朝や昼や夜に何かをしながら聞いていただければ、
ウェブディレクションについてちょっとしたヒントになるような放送をしています。
面白かった、仕事のヒントがあったという方は、ぜひSNSでシェアをお願いいたします。
Apple Podcastでお聞きの方は評価もいただけるととても嬉しいです。
というところであっという間のお時間でした。
お相手、名村真理でした。来週も絶対チューニングしろよ。バイバイ。
アイディアに形を与え、サービスをユーザーに。
そしてユーザーをハッピーに。
あらゆるサービスを考え抜いて形にする会社。
サービスインク。
58:41

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