45分を過ぎるとソワソワする感覚がまだ抜けません。今この番組紹介を書いている一週間前、バックヤードウルトラのサテライト大会が群馬県上野村で開催されました。2年に一度行われる国別対抗戦であるこのサテライト大会。今年は日本代表15名の中に、僕ら九州のバックヤーダー・平田さんも選ばれました。19日土曜の夜9時、世界同時にスタートしたこの大会。丸一日が過ぎた今の時刻でも、平田さんはしっかりとした足取りで走り続けていました。僕らはラストサムライスタンディングのインスタグラムLIVEで、毎ラップ45分を過ぎるたびにアクセスし、彼がまだ走っているかを確認していました。
平田さんは何十時間も走り続けるロングディスタンスランニング競技を主戦場とし、これまではサポートなしで一人で戦ってきました。しかし昨年の「Big’s Backyard Ultra(ビッグス・バックヤード・ウルトラ)」では、一人で戦うスタイルの限界を痛感する結果となりました。その姿を見て、今回のサテライト大会には親交の深い友人・ノリパさんがサポート役を引き受けてくれました。
「何も心配することがない。足がもげても帰れる。走ることだけに集中できる」
サポートによって解放された平田さんが、果たしてどこまで走り続けられるのか。彼が見たもの、感じたものを、ラジオ練史上最長の3時間、前編・後編の二部構成でお届けします。ぜひお聴きください!
MC :
石川博己 @rolleinar
九州のランニングメディア「7trails」主宰。 @7trailsfun
福岡市で「F_d(エフ・ディ)」というデザイン会社を営む。天然パーマ。先々週からの風邪の後遺症で咳がいっこうに止まらない。大丈夫か、おれ。
友納理(トモノウさん) @s_tomono
7trailsメンバー。走ることをこよなく愛すアラフィフランナー。福岡市にて「Tomono coffee @tomono_coffee」という焙煎屋を営む。
ゲスト :
平田時正 @toki_zo
1972年生まれ、福岡県三井郡大刀洗町出身。2020年、熊本県菊池市の竜門ダムで行われたラストドラゴンウルトラ(19LAP)で「バックヤード・ウルトラ」の競技に魅了される。2021年には同大会で40LAPを達成し、2022年のバックヤードウルトラ・サテライト(国別世界選手権)で日本代表15名の一人に選ばれ、74LAPを記録して日本4位に貢献。2023年には「Big’s Backyard Ultra(ビッグス・バックヤード・ウルトラ)」に挑戦し、53LAPを達成する。2024年5月には橘湾岸スーパーマラニックL部門(173km)において16時間58分15秒の大会記録で優勝。2024年10月のBackyard Ultra World Team Championshipでも日本代表15人の1人として選出され、アシストとして91LAPを達成する。
西尾泰紀(ノリパさん) @noripa240
福岡市在住。平田さんとはバックヤーダーとして活躍する以前からの親交。かつて「Big’s Backyard Ultra(ビッグス・バックヤード・ウルトラ)」にサポートなしで挑んだ平田さんの苦闘を目の当たりにし、今回のサテライト大会ではサポート役として帯同。91LAP達成の大きな支えとなる。
▼平田さんの他のエピソード
epi78 「まだたったの○周しかしてないのに…これはマジでヤバイ!」平田トキマサ『Big’s Backyard Ultra 2023』報告会。
epi119 平田さんが挑んだ神戸24時間リレーマラソン、その先に見えた真理とは?
Backyard Ultra World Team Championship 2024
https://i-endured.com/world-team-championships
Backyard Ultra LAST SAMURAI STANDING
写真・バックヤードでの音源(movieから抜粋)/撮影者 : 野田倖史郎 @koshiro_noda
収録 : 2024年10月25日
#マラソン #トレイルランニング #平田時正 #BackyardUltra #LASTSAMURAISTANDING #7trailsラジオ練 #7trailsfun #7trails
このPodcastは、九州のランニングメディア「7trails(セブントレイルズ)」のメンバーが、日頃のランニングにまつわるローカルな話を配信しています。
Strava 7trailsクラブ
https://www.strava.com/clubs/7trails
https://www.instagram.com/7trailsfun/
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シーズン3 エピソード46(前編)・47(後編)
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サマリー
バックヤードウルトラの競技では、選手たちの精神的、肉体的限界が試されています。平田時正さんは競技を通じて、辞める選手や楽しんで走る選手を見て感情が揺さぶられながら、新たな挑戦を続ける決意を固めています。このエピソードでは、平田時正のバックヤードウルトラ・サテライトへの挑戦と彼の心の葛藤が語られています。競技中の苦しみや他者との競争、限界を超えた挑戦への思いが深く描かれています。彼はバックヤードウルトラ・サテライトの体験を通じて、自身の限界を超えることや競技の過酷さについて語ります。感情を交えながら、レース中の思い出や仲間との繋がりを振り返り、次の挑戦に向けた意欲を示しています。平田時正はバックヤードウルトラ・サテライトに挑戦する中で、サポートの重要性や自身の進化について言及しています。彼の記録を通じて、支え合うことで潜在能力が引き出されることが示されています。後編では、平田時正の挑戦と感動的な撤収の様子、そして過酷な競技への思いが語られています。競技を通じて自己の限界に挑む楽しさが強調されています。平田時正が挑んだバックヤードウルトラ・サテライトの体験を通じて、支援が人々の潜在能力をどのように引き出すかが語られています。彼の努力と仲間たちの支えが、自身の限界を超える瞬間を描いています。